JP2007329435A - ステージ装置、露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

ステージ装置、露光装置及びデバイス製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】粗動ステージに対する微動ステージの軸方向及び軸まわりの回転方向の可動量を制限できるステージ装置の実現。
【解決手段】互いに直交する第1軸及び第2軸により規定される水平面に対して移動可能な第1のステージ(天板120)と、前記第1のステージ上で少なくとも軸方向及び軸まわりの回転方向に移動可能な第2のステージ(天板101)とを有するステージ装置において、前記第2のステージの可動部が前記第1のステージに対して隙間を介して対向する部位に、前記第2のステージの可動範囲を制限する規制部材(1x、1y、1z)を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体露光装置や工作機械等に好適に用いられるステージ装置に関する。
従来、半導体デバイス製造に用いられる露光装置としては、ステッパと呼ばれる装置やスキャナと呼ばれる装置が知られている。ステッパは、ステージ装置上の半導体ウエハを投影レンズ下でステップ移動させながら、レチクル上に形成されているパターン像を露光光で投影レンズを通してウエハ上に縮小投影し、1枚のウエハ上の複数箇所に順次露光していくものである。一方、スキャナは、ウエハステージ上のウエハとレチクルステージ上のレチクルとを投影レンズに対して相対移動させ、走査移動中にスリット状の露光光を照射し、レチクルパターンをウエハに投影するものである。
現在では半導体デバイスの微細化及び高集積化に伴い、ステージ装置には高位置決め精度化及び生産性向上のための高加速化がますます要求されている。
図8は、従来のステージ装置の分解斜視図(a)及び組立図(b)である。
ウエハステージは、大別すると粗動スライダ93をX軸方向及びY軸方向に長ストロークで移動させるためのX粗動リニアモータ91及びY粗動リニアモータ92を備えた粗動ステージ90と、精密な位置決めのための微動ステージ100とからなる。微動ステージ100は粗動ステージ天板120を介して粗動スライダ93上に配置され、微動ステージ天板101は6軸方向について直接的にリニアモータで制御される。
図9は、図8の微動ステージ天板の分解斜視図(a)、微動ステージの分解斜視図(b)及び組立図(c)である。
微動ステージ天板101は矩形の板状の外形を有しており、中央にウエハを載置するためのウエハチャック102が設けられている。
微動ステージ天板101の下面で粗動ステージ天板120との間には7個のリニアモータ106〜112が取り付けられている。7個のリニアモータのうち微動ステージ天板101の辺端部に配置される3個のリニアモータ106〜108は図中のZ軸方向に推力を発生させるZリニアモータを形成する。残りの4個のリニアモータ109〜112は微動ステージ天板101のほぼ中央に配置される。そのうち2個のリニアモータ109,110は図中のX軸方向に推力を発生させるXリニアモータを形成し、残りの2個のリニアモータ111,112はY軸方向の推力を発生させるYリニアモータを形成する。
これらのリニアモータを組み合わせて駆動することで、X,Y,Z,θx,θy,θzの6軸方向に非接触で駆動力を発生することができる。
また、微動ステージ天板101の側面には干渉計のレーザーを反射するためのミラー103〜105が設けられウエハチャック102の位置が計測できるようになっている。詳細には微動ステージ天板101には不図示の合計6本の光ビームが照射され、微動ステージ天板101の6自由度の位置を計測している。X軸に平行でZ位置の異なる2本の干渉計ビームによりX軸方向の位置及びθy方向の回転量が計測される。また、Y軸に平行でX位置及びZ位置の異なる3本の干渉計ビームによりY軸方向の位置及びθx,θz方向の回転量が計測される。更にミラーのC面部(104)に照射されるビームによりZ軸方向の位置が計測される。実際にはこれらのビームの測定値は独立ではなく相互に干渉するが剛体としての座標変換により代表位置のX,Y,Z,θx,θy,θzが計測できる。
上記リニアモータと計測系によって微動ステージ100を6自由度の所望の姿勢に制御することが可能となっている。
また、微動ステージと粗動ステージとの間には、粗動ステージの加減速に応じて微動ステージに加速力を付与する電磁アクチュエータが設けられ、粗動ステージの加減速区間において、微動ステージに加速力を付与するようになっている。
電磁アクチュエータはIコア204とE形電磁石206(Eコア207とコイル208)からなる。Eコア207とIコア204の隙間は数十ミクロン程度であり、一般的にリニアモータに比べ非常に小さい電流で大きな力を発生できる。尚、電磁アクチュエータの推力発生方向はEコアのIコアとの対面の法線方向である。E形電磁石206は吸引力しか発生できないので、X,Y軸方向について夫々+側に吸引力を発生する電磁石と−側に吸引力を発生する電磁石を設けている。
また、Iコア204をZ軸まわりの円弧状とし、Eコア207のEの字の端面をZ軸まわりの円弧状にすることにより、4個のIコアと4個のEコアとがZ軸回りに互いに接触することなく自由に回転できるようになる。これにより、回転に対して隙間の変化がなく、同一電流に対して電磁石の発生する吸引力も変化しない。
また、Iコア204及びEコア207は、層間が電気的に絶縁された薄板を積層して形成されており、磁束変化にともなってヨーク内に渦電流が流れることを防止している。これにより、吸引力を高い周波数まで制御することができ、更に渦電流による発熱も小となる。
更には、電磁アクチュエータの発生する力の作用線は、微動ステージ可動部全体のZ軸方向及びXまたはY軸方向の重心位置と概ね一致するように配置することで、微動ステージに不要な回転力を与えないようにしている。これにより、リニアモータで不要な回転力を補償する必要が無くなり、リニアモータの発熱を抑制することができる。
以上のように、電磁アクチュエータが微動ステージの加速力を担い、高精度に加速力を発生することで、リニアモータの発熱を抑えることができ、発熱による干渉計のゆらぎ誤差や熱膨張等のステージ位置決め精度の劣化を抑制することができる。
また、微動ステージと粗動ステージの間にはコイルバネ121が設けられており、ウエハ天板101の自重を支持している。このため前述のZ微動リニアモータは、ウエハ天板101の自重を支持するための推力を発生する必要がなく、目標位置からのずれを補正するためのわずかな力のみを発生すればよい。
特開2003−022960号公報
ところで、ステージ装置には、装置として必要なストロークを確保すること、装置上の制約によって決まる量で過大な可動量を制限することが求められる。
例えば、露光装置における微動ステージに必要なストロークとしては、ウエハ面形状に対して正常なパターン像を転写するために、露光光とウエハとを直交にするためのX,Y軸回りの微小回転が有る。更に、ウエハをウエハチャックに固定したときの初期の回転位置ずれを補正するためのZ軸回りの微小回転等がある。
一方、可動量としては先ず過大な並進量がある。微動ステージと粗動ステージの隙間は図8及び図9の例では最もギャップの狭い電磁アクチュエータのEコア206とIコア204の隙間となり、数十ミクロン程度と非常に小さくなっている。これにより組み立て段階時や、デバッグ時等制御がなされる前段階や調整時において、Iコア204とEコア206との間のギャップが保てず接触してしまう可能性がある。このような接触が起こると、Iコア204とEコア206に打痕や摩耗が生じうる。これにより、Iコア204とEコア206とのギャップの局所的な変化が生じ、正確な加速力の発生が困難となる恐れがあり、位置決め精度が劣化する可能性がある。
また、ステージ装置に想定外の外乱が加わって制御不能となる場合や、緊急停止時のように高精度に制御された状態のステージ装置が一瞬でサーボオフ状態になる場合が考えられる。このとき、粗動ステージと微動ステージのギャップが最も小さい部分である電磁アクチュエータのIコア204とEコア206とが衝突し、電磁アクチュエータが破損に至る恐れがある。よって、ステージ装置を安定して駆動するために、アクチュエータの損傷または破損を防止することが必要となる。
また、露光装置に限らず、一般的にステージ装置は冷却用の冷媒配管や電気ケーブル、センサ等の多数の実装部品を備えており、その実装部品を損傷するような過大な並進及び回転量も問題となる。特にウエハステージでは、ウエハを交換するための不図示の3ピンを微動ステージに対して相対的にZ軸方向にストロークさせる必要があり、3ピンが固定されている場合には微動ステージを数ミリオーダーでZ軸方向にストロークされることが必要となる。このとき、Z軸方向のストロークを確保しつつ、他軸方向の過大な並進量及び回転量を抑制することが求められる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、粗動ステージに対する微動ステージの軸方向及び軸まわりの回転方向の可動量を制限できるステージ装置を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明のステージ装置は、互いに直交する第1軸及び第2軸により規定される水平面に対して移動可能な第1のステージと、前記第1のステージ上で少なくとも軸方向及び軸まわりの回転方向に移動可能な第2のステージとを有するステージ装置において、前記第2のステージの可動部が前記第1のステージに対して隙間を介して対向する部位に、前記第2のステージの可動範囲を制限する規制部材を設けた。
また、本発明の露光装置は、レチクルのパターン像を投影光学系を介して基板に露光する露光装置であって、前記レチクルを照明して前記パターン像を形成する照明部と、上記ステージ装置と、を有し、前記ステージ装置により前記基板及び/又は前記レチクルを相対的に移動して露光する。
また、本発明のデバイス製造方法は、上記露光装置を用いてレチクルを介して基板を露光するステップと、露光された前記基板を現像するステップと、現像された前記基板を加工してデバイスを製造するステップと、を備える。
本発明によれば、第1のステージとしての粗動ステージに対する第2のステージとしての微動ステージの軸方向及び軸まわりの回転方向の可動範囲を制限できる。よって、ステージ装置に必要なストロークを確保しながら過大な可動量を制限してステージ装置の損傷等を防止することができる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものである。
[ステージ装置の説明]
先ず、本発明に係る実施形態のステージ装置について説明する。
図1は、本実施形態のステージ装置であって微動ステージ天板を透視して示す平面図(a)及びZ−X平面の側断面図(b)である。
本実施形態のステージ装置は、特に半導体露光装置用のウエハステージとして有用である。
図1のように、不図示の粗動リニアモータ(例えば、図8参照)によってX−Y平面に対して長ストロークで移動可能な粗動ステージ天板120上に6自由度に微細なストロークで可動する微動ステージ天板101が搭載されている。
微動ステージ天板101の下面には粗動ステージ天板120との間に、7個のリニアモータ(図9の106〜112参照)が取り付けられている。これらのリニアモータのうち微動ステージ天板101の辺端部に配置される3個のリニアモータ106〜108は図中のZ軸方向に推力を発生させるZ微動リニアモータである。残り4個のリニアモータ109〜112は微動ステージ天板101の略中央に配置する。そのうち2個のリニアモータ109、110は図中のX軸方向に推力を発生させるX微動リニアモータを形成し、残りの2個のリニアモータ111,112は図中のY軸方向に推力を発生させるY微動リニアモータを形成する。これらのリニアモータを組み合わせて駆動することで、X軸方向、Y軸方向,Z軸方向,X軸まわりの回転方向θx,Y軸まわりの回転方向θy,Z軸まわりの回転方向θzの6軸方向に非接触で駆動力を発生する。
また、微動ステージ天板101と粗動ステージ天板120との間には、粗動ステージ天板120の加減速に応じて微動ステージ天板101に加減速力を付与する電磁アクチュエータ5が設けられている。電磁アクチュエータ5は粗動ステージ天板120の加減速区間において微動ステージ天板101に加減速力を付与する。
電磁アクチュエータ5はIコア4とEコア2とコイル3とからなり、Eコア2とIコア4の隙間が数十ミクロン程度になるように対向配置させ、Eコア2とIコア4の間に吸引力となる推力を発生する。Eコア2とコイル3とは支持部材6に取り付けられており、Iコア4は支持板7に取り付けられている。図1では電磁アクチュエータ5はX軸方向及びY軸方向にそれぞれ2個ずつ、つまりX+側、X−側、Y+側、Y−側に4個配置されている。これにより、X軸方向及びY軸方向の±側全てに吸引力を発生し、粗動ステージ天板120の全加減速方向に対して、微動ステージ天板101に推力が付与可能となっている。
[規制部材の説明]
次に、本実施形態の特徴である規制部材について説明する。
図2は図1の電磁アクチュエータ5の周辺部分を拡大して示す斜視図である。図5は、本実施形態の規制部材を模式的に示す平面図(a)及び側面図(b)である。図6は、本実施形態の規制部材の側面図であり、微動ステージがZ軸方向にストロークした場合にY軸まわりの回転を規制する様子を示す図である。図7は、本実施形態の規制部材の平面図であり、微動ステージのZ軸まわりの回転を規制する様子を示す図である。
先ず、図2において、規制部材1は粗動ステージ天板120のEコア支持部材6に取り付けられており、図2中のX+側、X−側、Y+側、Y−側に夫々配置されている。
規制部材1の先端部1aは、微動ステージ天板101にIコアを取り付けるための支持板7に所定の隙間を介して対向している。規制部材1の先端部1aと支持板7との隙間(図5に示す規制ギャップGs)の大きさは粗動ステージ天板120と微動ステージ天板101との隙間の最小値を規定するように設定される。
上記規制ギャップは、図1に示す規制部材1以外で粗動ステージと微動ステージとの間の隙間が最も小さくなるEコア2とIコア4との間の隙間よりも小さくなるように設定される。これにより、Eコア2及びIコア4のみならず、粗動ステージと微動ステージの全ての構成物に関して接触や衝突を防止することができる。
また、規制部材1を支持板7に対して規制ギャップを介して対向配置させているのは、微動ステージ天板101が軽量化や剛性の観点からセラミックス製等の場合に、規制部材1が微動ステージ天板101に直接接触して微動ステージ天板が破損するのを防止するためである。
規制部材1は、X規制部材1xと、Y規制部材1yと、Z規制部材1zとを有する。X規制部材1xは、粗動ステージ天板120と微動ステージ天板(可動部)101との間のX軸方向の規制ギャップの最小値を規定する。Y規制部材1yは、粗動ステージ天板120と微動ステージ天板101との間のY軸方向の規制ギャップの最小値を規定する。Z規制部材1zは、粗動ステージ天板120と微動ステージ天板101との間のZ軸方向の規制ギャップの最小値を規定する。Z規制部材1zは、粗動ステージ天板120の片端部であって微動ステージ天板101の側縁部に配置される。
X規制部材1x及びY規制部材1yは、微動ステージ天板101のX軸方向及びY軸方向の可動範囲と、X,Y,Z軸の各軸まわりに3つの回転方向θx,θy,θzの可動範囲とを規制する。
また、Z規制部材1zは、微動ステージ天板101のZ軸方向の可動範囲を規制する。
X規制部材1xは、X軸に平行であって微動ステージ天板101の可動部(微動ステージ天板101の下面から下方に突出し支持板7を支持する矩形立体部8)を挟むように対向配置されている。また、X規制部材1xはX軸方向の規制ギャップGsを保持したままZ軸方向に予め決められた距離(図5に示すZスパンZx)だけ延びる一対の梁状部材からなり、図6に示すように微動ステージ天板101のY軸まわりの回転方向θyの可動範囲を規制する。
Y規制部材1yも同様に、Y軸に平行であって微動ステージ天板101の可動部を挟むように対向配置されている。そして、Y規制部材1yは、Y軸方向の規制ギャップGsを保持したままZ軸方向に予め決められた距離(ZスパンZy)だけ延びる一対の梁状部材からなり、微動ステージ天板101のX軸まわりの回転方向θxの可動範囲を規制する。
Z規制部材1zは、粗動ステージ天板120の上面からZ軸に平行に突出する3本の棒状部材からなり、微動ステージ天板101のZ軸方向の可動範囲を規制する。
尚、微動ステージの可動部には微動ステージ天板101や微動ステージに付随するアクチュエータやその他の部品が含まれる。
また、上記X規制部材1x及びY規制部材1yで回転方向θx,θyの規制を行うことで以下のメリットが生じる。第1に、微動ステージを粗動ステージへ組み付ける時やメンテナンス時に、他の部品が接触して損傷することを防止する効果がある。これは微動ステージをZ軸方向に昇降させる場合に、X、Y規制部材が回転方向θx,θyへの回転を抑えるガイドの働きをするためである。
第2に、上述の規制ギャップが微小量ですむという効果がある。これは、微動ステージと粗動ステージがX,Y方向に同じ位置となるように制御されるためである。これに対して、回転方向θx,θyの規制をZ規制部材にXスパン又はYスパンを設けて行った場合には、微動ステージが粗動ステージに対してZ軸方向のストロークを有するため、Z規制部材はそのストローク分の大きな規制ギャップを確保しなければならない。Z規制部材でX,Y規制部材で行う回転方向θx,θyの回転量と同等な規制を実現するためには長大なスパンが必要となってしまう。
続いて、X規制部材1xの対向する一対の梁状部材の各々はX軸と平行で且つY軸方向に予め決められた距離(図7に示すXスパンRx)だけ離間して配置されている。つまり、規制部材1xの一対の梁状部材はX軸方向に平行で非同一直線上に配置されている。同様に、Y規制部材1yの対向する一対の梁状部材の各々はY軸と平行で且つX軸方向に予め決められた距離(図7に示すYスパンRy)だけ離間して配置されている。規制部材1yの一対の梁状部材はY軸方向に平行で非同一直線上に配置されている。そして、X規制部材1xとY規制部材1yとが協働して、微動ステージ天板101のZ軸まわりの回転方向θzの可動範囲を規制する。
上記規制部材のスパンとは、微動ステージ天板101の軸まわりの回転を規制する一対の規制部材の有効長を意味しており、例えば一対の規制部材1xの間のY軸方向に沿った距離を表している。また、一対の規制部材1xのX+側とX−側の各部材のZ軸方向の高さがZスパンに相当する。この規制部材1xのZスパンと規制ギャップとで微動ステージ天板101のY軸まわりの回転方向θyを規制する。同様に、この規制部材1yのZスパンと規制ギャップとで微動ステージ天板101のX軸まわりの回転方向θxを規制する。
上記のように、X軸方向及びY軸方向と、各軸まわりの回転方向θx,θyの可動範囲を規制する規制部材1x,1yの配置(スパン)を変えることで、規制部材の数を増やすことなくZ軸まわりの回転方向θzの可動範囲を規制できることになる。
上記規制部材による回転方向の可動量は、以下の如く算出できる。
尚、以下では説明の便宜上、一対のX規制部材1x及びY規制部材1yの各規制ギャップを同じGs、X規制部材1xのZスパンをZx、Y規制部材1yのZスパンをZy、X規制部材1xのYスパンとY規制部材1yのXスパンとを等しくRとする。
上記記号を用いると、X軸まわりの回転規制量はθx≒atan(2Gs/Zy)、Y軸まわりの回転規制量はθy≒atan(2Gs/Zx)、Z軸まわりの回転規制量はθz≒atan(2Gs/R)と夫々表すことができる。ただし、θx、θy、θzは微小量である。
このとき、ステージ装置として必要な並進X,Y,Z軸方向及びθx,θy,θz回転方向の各ストロークを満たし、所定の並進量及び回転量以下となるように、上記式における各パラメータGs,Zx,Zy,Rを決定すれば良い。尚、上記規制ギャップGsはEコア2及びIコア4の隙間(Ge)よりも小さいことが条件であるので、Gs<Geの制約がある。また、上記の説明では簡易的に多くのパラメータを同じ値としたが、夫々固有な値としても良いことは言うまでもない。
また、例えば図7では、微動ステージのZ軸まわりの正の回転可動量+θz、および負の回転可動量−θzはそれぞれ、+θz≒atan(2Gs/Ry)、−θz≒atan(2Gs/Rx)となる。ただし、θzは微小量である。回転方向でそれぞれ異なる規制回転量を設定する場合には、X規制部材のYスパンRy,Y規制部材のXスパンRyをそれぞれ別の値に設定しても良い。
尚、上記スパンは図5のZスパンのように規制部材そのものの長さでとっても良いし、一対の部材を離間させて配置するか、若しくは別部材で構成することもできる。また、ステージ装置の他の構成部品とのレイアウトの状況等に鑑みて、どのようにスパンを構成しても良い。
続いて、夫々の規制部材のパラメータの設定方法について以下に説明する。
ステージの可動量は、予め決められたストローク量を満たし且つ予め決められた規制量より小さくする必要がある。
例えば、露光装置における微動ステージの予め決められたストローク量としては、ウエハ面形状に対して正常なパターン像を転写するために、露光光とウエハとを直交にするためのX,Y軸回りの微小回転が有る。更に、ウエハをウエハチャックに固定したときの初期の回転位置ずれを補正するためのZ軸回りの微小回転等がある。
一方、予め決められた規制量としては先ず過大な並進量がある。微動ステージと粗動ステージの隙間は図8及び図9の例では最もギャップの狭い電磁アクチュエータのEコア206とIコア204の隙間となり、数十ミクロン程度と非常に小さくなっている。これにより組み立て段階時や、デバッグ時等制御がなされる前段階や調整時において、Iコア204とEコア206との間のギャップが保てず接触してしまう可能性がある。このような接触が起こると、Iコア204とEコア206に打痕や摩耗が生じうる。これにより、Iコア204とEコア206とのギャップの局所的な変化が生じ、正確な加速力の発生が困難となる恐れがあり、位置決め精度が劣化する可能性がある。
また、ステージ装置に想定外の外乱が加わって制御不能となる場合や、緊急停止時のように高精度に制御された状態のステージ装置が一瞬でサーボオフ状態になる場合が考えられる。このとき、粗動ステージと微動ステージのギャップが最も小さい部分である電磁アクチュエータのIコア204とEコア206とが衝突し、電磁アクチュエータが破損に至る恐れがある。よって、ステージ装置を安定して駆動するために、アクチュエータの損傷または破損を防止することが必要となる。
さらに、微動ステージの位置計測のためには上述したレーザー干渉計を用いている。この時、微動ステージ天板101が過大に回転するとレーザーを反射するためのミラー103〜105も傾けられ、レーザーが受光部まで戻らなくなり、計測および制御不能に陥ってしまう。
また、露光装置に限らず、一般的にステージ装置は冷却用の冷媒配管や電気ケーブル、センサ等の多数の実装部品を備えており、その実装部品を損傷するような過大な並進及び回転量も問題となる。特にウエハステージでは、ウエハを交換するための不図示の3ピンを微動ステージに対して相対的にZ軸方向にストロークさせる必要があり、3ピンが固定されている場合には微動ステージを数ミリオーダーでZ軸方向にストロークされることが必要となる。このとき、Z軸方向のストロークを確保しつつ、他軸方向の過大な並進量及び回転量を抑制することが求められる。
そこで、例えばある1軸の回転方向において、ステージ装置の予め決められた所望のストロークをθs、予め決められた規制ストロークをθrとすると、ステージの回転可動量θをθs≦θ≦θrとなるようにする。つまり、ステージの回転可動量θのパラメータである、規制ギャップや各スパンを上記関係が成立するように設定すれば良い。
以上の構成により、微動ステージのX,Y軸方向の2軸及びθx,θy,θz回転方向の3軸の可動範囲を規制できる。また、Z規制部材1zを設けることで微動ステージのZ軸方向の可動範囲も規制でき、合計6軸方向の可動範囲を規制することができる。よって、ステージ装置として所望のストローク量を満たし且つ過大な可動量を規制してステージ装置の損傷等を防止することができる。
[変形例]
本実施形態を変形した例として、図3に示す構成としてもよい。
図3は図1の構成に対して規制部材1x’,1y’を追加しており、規制部材がX+側、X−側、Y+側、Y−側に夫々2個ずつ構成されている。このような構成ではX,Y軸方向及び回転方向θx,θy,θzにおいて冗長な規制となるが、夫々の規制量で最も小さいものが、その方向での有効な規制部材として機能する。この構成によるメリットは、スペース等の都合で規制部材に制限が加わったとき、剛性を稼ぐ手段として効果を発揮する。その他の構成については、図1と同一の符号を付して説明を省略する。
また、図4のような形態でも本発明を適用できる。
図4は特に半導体露光装置用のレチクルステージとして有用な形態であり、電磁アクチュエータ5がY軸方向に2個ずつ、つまりY+側とY−側に配置されている。これにより、Y軸方向の±側全てに吸引力を発生し、粗動ステージの加減速度に対応して、微動ステージに推力を付与できる。このように電磁アクチュエータ5が1軸方向のみの場合であっても、図4に示すX規制部材1x及びY規制部材1yを設けてX,Y軸方向を規制し、且つZスパンを形成して回転方向θx,θyの規制が可能である。また、θzは1y,1y’に設けられたXスパンにより規制が可能である。更にZ規制部材1zを設けることで6軸方向の規制が可能になる。
特に液浸露光装置と呼ばれる投影レンズとウエハとの間に液体を満たして露光する装置においては、これまでの露光装置に比べて投影レンズとウエハとの隙間が小さくなるため、Z方向の規制部材が重要となってくる。この時は、ステージのZ方向のストロークのみならず、ステージがZ方向の最上部でθxやθy方向に回転したときにもステージ端部等が投影レンズに接触しないように、Z規制部材の規制ギャップを厳密に設定することが必要である。
また、図1及び図2のように規制部材1をEコア2を支持する支持部材6に支持し、Eコア2と相対的な寸法精度をユニットとして管理することで、高精度部品であるEコア2と規制部材1の粗動ステージ天板120上への位置決めが一括してできる。また、Iコア4と支持板6も同様にユニット化することで、Eコア2と規制部材1との関係を簡易に行うことができる。このようにユニット化して電磁アクチュエータ5と規制部材1を近接して配置する場合には、規制部材1を非磁性材とすることで、電磁アクチュエータの推力に影響を及ぼすことがなくなる。
[露光装置の説明]
図10は、本実施形態のステージ装置をウエハステージ及びレチクルステージとして適用した半導体露光装置の概略構成図である。
図10に示すように、本実施形態の露光装置は、露光光を照射する照明装置51、レチクルを保持・移動させるレチクルステージ52、投影光学系53、ウエハを保持・移動させるウエハステージ54を備える。露光装置は、レチクルに形成された回路パターンをウエハに投影露光するものであるが、投影露光方式は、ステップアンドリピート式やステップアンドスキャン式が適用できる。
照明装置51は、回路パターンが形成されたレチクルを照明し、光源部と照明光学系とを有する。光源部は、例えば、光源としてレーザを使用する。レーザは、波長約193nmのArFエキシマレーザ、波長約248nmのKrFエキシマレーザ、波長約153nmのF2エキシマレーザなどを使用することができるが、レーザの種類はエキシマレーザに限定されず、例えば、YAGレーザを使用してもよい。また、そのレーザの個数も限定されない。光源にレーザが使用される場合、レーザ光源からの平行光束を所望のビーム形状に整形する光束整形光学系、コヒーレントなレーザ光束をインコヒーレント化するインコヒーレント化光学系を使用することが好ましい。また、光源部に使用可能な光源はレーザに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプも使用可能である。照明光学系はレチクルを照明する光学系であり、レンズ、ミラー、ライトインテグレーター、絞り等を含む。
投影光学系53は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレンズ素子と少なくとも1枚の凹面鏡とを有する光学系(カタディオプトリック光学系)等を使用することができる。他に、複数のレンズ素子と少なくとも1枚のキノフォームなどの回折光学素子とを有する光学系、全ミラー型の光学系等を使用することができる。
このような露光装置は、半導体集積回路等の半導体デバイスや、マイクロマシン、薄膜磁気ヘッド等の微細なパターンが形成されたデバイスの製造に利用され得る。
[デバイス製造方法]
次に、上述した露光装置を利用したデバイス製造方法の実施形態を説明する。
図11は微小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。S1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。S2(レチクル製作)では設計した回路パターンに基づいてレチクルを作製する。一方、S3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。S4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記レチクルとウエハを用いて、上記の露光装置によりリソグラフィー技術を利用してウエハ上に実際の回路を形成する。次のS5(組み立て)は後工程と呼ばれ、S4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。S6(検査)ではS5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(S7)される。
図12は上記ウエハプロセスの詳細なフローを示す。S11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。S12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。S13(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。S14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。S15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。S16(露光)では上記説明した露光装置によって回路パターンをウエハに焼付露光する。S17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。S19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
本実施形態のステージ装置の平面図(a)及び側断面図(b)である。 図1の電磁アクチュエータの周辺部分を拡大して示す斜視図である。 本実施形態の変形例のステージ装置の平面図(a)及び側断面図(b)である。 本実施形態の他の変形例のステージ装置の平面図である。 本実施形態の規制部材を模式的に示す平面図(a)及び側面図(b)である。 本実施形態の規制部材の側面図であり、微動ステージがZ軸方向にストロークした場合にY軸まわりの回転を規制する様子を示す図である。 本実施形態の規制部材の平面図であり、微動ステージのZ軸まわりの回転を規制する様子を示す図である。 従来のステージ装置の分解斜視図(a)及び組立図(b)である。 図8の微動ステージ天板の分解斜視図(a)、微動ステージの分解斜視図(b)及び組立図(c)である。 本実施形態の露光装置の概略構成図である。 デバイス製造方法を示す図である。 ウエハプロセスを示す図である。
符号の説明
1x X規制部材
1y Y規制部材
1z Z規制部材
2 Eコア
3 コイル
4 Iコア
5 電磁アクチュエータ
6 支持部材
7 支持板
90 粗動ステージ
91 X粗動リニアモータ
92 Y粗動リニアモータ
93 粗動スライダ
100 微動ステージ
101 微動ステージ天板
106,107,108 Z微動リニアモータ
109,110 X微動リニアモータ
111,112 Y微動リニアモータ
120 粗動ステージ天板

Claims (8)

  1. 互いに直交する第1軸及び第2軸により規定される水平面に対して移動可能な第1のステージと、前記第1のステージ上で少なくとも軸方向及び軸まわりの回転方向に移動可能な第2のステージとを有するステージ装置において、
    前記第2のステージの可動部が前記第1のステージに対して隙間を介して対向する部位に、前記第2のステージの可動範囲を制限する規制部材を設けたことを特徴とするステージ装置。
  2. 前記規制部材は、前記第1のステージと前記第2のステージの可動部との間の第1軸方向の隙間の最小値を規定する第1の規制部材と、前記第1のステージと前記第2のステージの可動部との間の第2軸方向の隙間の最小値を規定する第2の規制部材と、を有し、
    前記第1及び第2の規制部材は、前記第2のステージの前記第1軸方向及び前記第2軸方向の可動範囲と、前記第1軸、前記第2軸、並びに当該第1軸及び第2軸に直交する第3軸の各軸まわりに回転する3方向の可動範囲とを規制することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記第1の規制部材は、前記第1軸に平行であって前記第2のステージの可動部を挟むように対向配置され、前記第1軸方向の隙間を持って前記第3軸方向に延びる一対の部材からなり、前記第2のステージの可動部の前記第2軸まわりに回転する方向の可動範囲を規制し、
    前記第2の規制部材は、前記第2軸に平行であって前記第2のステージの可動部を挟むように対向配置され、前記第2軸方向の隙間を持って前記第3軸方向に延びる一対の部材からなり、前記第2のステージの可動部の前記第1軸まわりに回転する方向の可動範囲を規制することを特徴とする請求項2に記載のステージ装置。
  4. 前記第1の規制部材の一対の部材の各々は前記第1軸と平行で且つ前記第2軸方向に予め決められた距離だけ離間して配置され、
    前記第2の規制部材の一対の部材の各々は前記第2軸と平行で且つ前記第1軸方向に予め決められた距離だけ離間して配置され、
    前記第1及び第2の規制部材は、前記第2のステージの前記第3軸まわりに回転する方向の可動範囲を規制することを特徴とする請求項3に記載のステージ装置。
  5. 前記規制部材は、前記第2のステージの前記第3軸方向の可動範囲を規制する第3の規制部材、を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のステージ装置。
  6. 前記第2のステージの可動範囲は、当該第2のステージの予め決められたストローク量を満たし且つ予め決められた規制量より小さくなるように設定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のステージ装置。
  7. レチクルのパターン像を投影光学系を介して基板に露光する露光装置であって、
    前記レチクルを照明して前記パターン像を形成する照明部と、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のステージ装置と、を有し、
    前記ステージ装置により前記基板及び/又は前記レチクルを相対的に移動して露光することを特徴とする露光装置。
  8. 請求項7に記載の露光装置を用いてレチクルを介して基板を露光するステップと、
    露光された前記基板を現像するステップと、
    現像された前記基板を加工してデバイスを製造するステップと、を備えることを特徴とするデバイス製造方法。
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