JP2007327266A - 多重ビット - Google Patents

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Abstract

【課題】外側ビットが所定量摩耗したとき、アクチュエータを用いることなく外側ビットが外れ、内側ビットが露出する多重ビットを提供する。
【解決手段】トンネル掘進機のカッタヘッド20に取り付けられた内側ビット30と、内側ビット30を覆うように形成された外側ビット40と、カッタヘッド20に取り付けられ、外側ビット40を内側ビット30との間に挟みつけて支持する固定金具54、55とを備え、外側ビット40の、固定金具54(55)に対する挟持面41a(41b)と内側ビット30に対する挟持面42a(42b)とを、外広がりに形成した。外側ビット40が摩耗して破損し複数のピース48、49に分割されると、各ピース48、49は、挟持面41a(41b)、42a(42b)が外広がりとなっているため、アクチュエータを用いることなくカッタヘッド20から脱落し、内側ビット30が露出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トンネル掘進機のカッタヘッドに取り付けられて切羽を切削するカッタビットに係り、特に、長距離施工に対応すべく長寿命化を図った多重ビットに関する。
トンネル掘削機は、一般に、掘進方向に沿った軸廻りに回転駆動されるカッタヘッドを備えており、そのカッタヘッドには、切羽を切削するためのカッタビットが取り付けられている。かかるカッタビットは、切羽を切削することで摩耗するため、長距離施工においてはビット交換等の対策が必要となる。長距離施工に対応すべく長寿命化を図ったカッタビットとして、図6、図7に示す二重ビットが知られている(特許文献1)。
図6に示す二重ビット11は、カッタヘッド20に取り付けられた内側ビット30と、内側ビット30に熱溶融性接着剤を介して接着され、内側ビット30を保護しつつ切羽を切削する外側ビット40と、熱溶融性接着剤を加熱するために内側ビット30の内部に設けられたヒータ80とを備えている。この二重ビット11によれば、外側ビット40が摩耗した後、ヒータ80をオンすることで熱溶融性接着剤を溶かし、外側ビット40を切羽からの切削反力によって内側ビット30から外し、内側ビット30を露出させることができる。
図7に示す二重ビット12は、カッタヘッド20に取り付けられた内側ビット30と、内側ビット30を覆うように形成された外側ビット40と、外側ビット40を内側ビット30に強固に接着すると共に各ビット30、40よりも破断し易い金属材料からなる接着剤と、外側ビット40を内側ビット30から押し剥がすためにカッタヘッド20の内部に設けられたシリンダ90とを備えている。この二重ビット12によれば、外側ビット40が摩耗した後、シリンダ90を伸長させることで接着剤の層を破断して外側ビット40を内側ビット30から押し剥し、内側ビット30を露出させることができる。
特開2003−3788号公報
図6、図7に示す二重ビット11、12によれば、外側ビット40が摩耗した後に、ヒータ80やシリンダ90を作動させてその外側ビット40を取り外すことで、それまで外側ビット40によって防護されていて全く摩耗していない内側ビット30によって切羽を切削でき、全体として寿命が伸び、長距離施工に対応できる。
しかし乍ら、摩耗した外側ビット40を取り外すために、ヒータ80やシリンダ90等のアクチュエータを用いているため、ヒータ80を作動させるための電線やシリンダ90を作動させるための油圧ラインをカッタヘッド20の内部に配設する必要が生じ、また、回転するカッタヘッド20内に配設された電線や油圧ラインに、坑内から電流や油圧を供給するためのロータリージョイントが必要となる。よって、構造が複雑となってコストアップとなる。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、外側ビットが所定量摩耗したとき、アクチュエータを用いることなく外側ビットが外れ、内側ビットが露出する多重ビットを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る多重ビットは、トンネル掘進機のカッタヘッドに取り付けられた内側ビットと、該内側ビットを覆うように形成された外側ビットと、上記カッタヘッドに取り付けられ、上記外側ビットを上記内側ビットとの間に挟みつけて支持する固定金具とを備え、上記外側ビットの、上記固定金具に対する挟持面と上記内側ビットに対する挟持面とが、外広がりに形成されたものである。
上記外側ビットは、所定量摩耗したとき破損することで該外側ビットを複数のピースに分割する破損部と、これらピースにおける上記固定金具に対する挟持面と上記内側ビットに対する挟持面との間に形成された挟持部とを有し、上記内側ビットは、上記挟持部が当接される係合部を有し、上記固定金具は、上記挟持部を上記係合部に押し付けるように上記カッタヘッドに取り付けられ、上記挟持部の、上記固定金具に対する挟持面と上記係合部に対する挟持面とが、外広がりに形成されてもよい。
上記外側ビットは、所定量摩耗したとき破損することで該外側ビットを切削方向の前後に複数のピースに分割する破損部と、該破損部よりも切削方向前方の上記ピースに形成された挟持部と、上記破損部よりも切削方向後方の上記ピースに形成され上記カッタヘッドに固定された固着部とを有し、上記内側ビットは、上記挟持部が当接される係合部を有し、上記固定金具は、上記挟持部を上記係合部に押し付けるように上記カッタヘッドに取り付けられ、上記挟持部の、上記固定金具に対する挟持面と上記係合部に対する挟持面とが、外広がりに形成されてもよい。
本発明に係る多重ビットによれば、外側ビットが所定量摩耗したとき、アクチュエータを用いることなく外側ビットが外れ、内側ビットが露出する。アクチュエータが不要なので、それを作動するための電線、油圧ライン、ロータリージョイント等が不要となり、カッタヘッド周りの構造が簡単となってコストダウンを推進できる。
本発明の好適実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る二重ビット10は、トンネル掘進機のカッタヘッド20に取り付けられた内側ビット30と、内側ビット30を覆うように形成された外側ビット40と、カッタヘッド20に取り付けられ、外側ビット40を内側ビット30との間に挟みつけて支持する固定金具50(54、55)とを備えている。そして、外側ビット40の、固定金具54に対する挟持面41aと内側ビット30に対する挟持面42aとを、外広がりに形成し、外側ビット40の、固定金具55に対する挟持面41bと内側ビット30に対する挟持面42bとを、外広がりに形成したものである。
上記カッタヘッド20は、トンネル掘削機の掘進方向に沿った軸廻りに回転駆動され、スポーク状のものや面板状のもの等、種々のタイプが用いられる。図1中の矢印Aはカッタヘッド20の回転方向(切削方向)を示す。なお、カッタヘッド20は矢印Aとは反対方向にも回転駆動される。
上記内側ビット30は、カッタヘッド20に溶接された台金としてのシャンク31(SS材等からなる)と、シャンク31にロー付けされた切削刃としての超硬チップ32(タングステンカーバイト等の超硬合金からなる)とから構成される。図1中33は、シャンク31をカッタヘッド20に溶接したときの溶接ビードである。また、内側ビット30には、切削方向Aの前部と後部とに位置させて、前側係合部34と後側係合部35とが夫々形成されている。これら前側係合部34と後側係合部35とには、上記外側ビット40に後述のように形成された前側挟持部44と後側挟持部45とが夫々当接される。
上記外側ビット40は、内側ビット30を覆うように形成されたシャンク46(SS材等)と、シャンク46にロー付けされた超硬チップ47(タングステンカーバイト等)とから構成される。また、外側ビット40は、切羽Kと接触して摩耗し所定量摩耗したとき破損することで外側ビット40を切削方向Aの前側のピース48(図2参照)と後側のピース49とに分割する破損部43と、前側のピース48に形成された前側挟持部44と、後側のピース49に形成された後側挟持部45とを有する。前側挟持部44と後側挟持部45とは、夫々内側ビット30の側に爪状に延出されており、内側ビット30に形成された前側係合部34と後側係合部35とに夫々当接される。
上記固定金具50(SS材等)は、外側ビット40の挟持部44、45を内側ビット30の係合部34、35に押し付けて挟み込むようにしてカッタヘッド20に溶接される角材であり、前側挟持部44を前側係合部34に押し付けるようにしてカッタヘッド20に溶接された前側固定金具54と、後側挟持部45を後側係合部35に押し付けるようにしてカッタヘッド20に溶接された後側固定金具55とからなる。図1中53は、固定金具54、55をカッタヘッド20に溶接したときの溶接ビードである。
こうして、外側ビット40は、その前側・後側挟持部44、45が前側・後側固定金具54、55によって内側ビット30の前側・後側係合部34、35に挟み込まれ、カッタヘッド20に装着される。なお、外側ビット40は、その前側・後側挟持部44、45が内側ビット30の前側・後側係合部34、35に押し付けられるように僅かに弾性変形した状態で内側ビット30に被嵌されて内側ビット30と一体的なアッセンブリ品となっていてもよく、当初は内側ビット30から外れており現場で内側ビット30に図1の裏表方向からスライドさせて被嵌されるものでもよい。
外側ビット40の前側挟持部44の、前側固定金具54に対する挟持面41aと前側係合部34に対する挟持面42aとは、外広がりに形成されており、同様に、外側ビット40の後側挟持部45の、後側固定金具55に対する挟持面41bと後側係合部35に対する挟持面42bとは、外広がりに形成されている。すなわち、挟持面41a、42aの挟角をθ1とし、挟持面41b、42bの挟角をθ2とすると、0度<θ1<90度、0度<θ2<90度である。本実施形態ではθ1=θ2=15度となっているが、この角度に限定されず、θ1とθ2とが異なっていてもよい。
また、本実施形態では、挟持面41bの切削方向A(図1の左右方向)に対する角度が45度、挟持面42bの切削方向Aと直交する方向(図1の上下方向)に対する角度が30度、挟持面41aの図1の上下方向に対する角度が45度、挟持面42aの図1の左右方向に対する角度が30度となっているが、これらの角度に限定されない。なお、各挟持面41a、42a、41b、42bは、本実施形態では平面状となっているが、対となる面41a、42a(41b、42b)が外広がりであれば円筒面等の曲面状でも構わない。ここで、各挟持面41a、42a(41b、42b)が外広がりであるとは、内側ビット30から離間する方向に各面41a、42a(41b、42b)の間隔が広がることをいう。
外側ビット40が切羽Kを切削するとき応力的に最も苦しい部分は、外側ビット40のシャンク46に超硬チップ47を取り付けるために形成された凹部の隅部46aと、内側ビット30の超硬チップ32の先端が対向する外側ビット40のコーナー部46bとの間の部分であるが、この部分の板厚は、外側ビット40が切羽Kを切削するとき、許容応力以下となるようにシミュレーション等によって設定されている。
また、本実施形態では、外側ビット40と内側ビット30との間には隙間60が設けられているが、これは各ビット30、40のシャンク31、46が鍛造品であり隙間60なく密着させる精度を確保することが困難なことによる。よって、外側ビット40は、その前側・後側挟持部44、45が前側・後側固定金具54、55と前側・後側係合部34、35との間に挟持されることによってのみ支持され、強度計算が容易となる。但し、上記隙間60を部分的に又は全面的に略零として接触させてもよい。
本実施形態の作用を述べる。
図1に示すように、外側ビット40は、カッタヘッド20の回転及びトンネル掘削機の前進によって切羽Kを切削する。かかる外側ビット40は、その前側挟持部44が前側係合部34と前側固定金具54との間に挟持され、後側挟持部45が後側係合部35と後側固定金具55との間に挟持されていて、切削反力を支持できる取付剛性を有する。また、挟持面41a、42aが切削方向Aの前方に対して外広がりとなっているので、挟持部44が切削反力によって挟持面41a、42aの間にクサビの如く嵌り込み、外側ビット40の取付剛性が高まる。
外側ビット40は、切羽Kを切削することで、超硬チップ47及びその近傍のシャンク46が次第に摩耗していく。摩耗が進行するに伴い、超硬チップ47をシャンク46に固定するロー付け部の面積が減少していくため、摩耗がある程度進行すると、超硬チップ47に加わる切削反力をロー付け部が支持できなくなり、超硬チップ47がシャンク46から外れる。すると、図2に示すように、超硬チップ47より遙かに軟らかいSS材等からなるシャンク46が速やかに摩耗し、破損部43が破損し、外側ビット40が切削方向Aの前側のピース48と後側のピース49とに分割される。すなわち、これらのピース48、49は、これまで破損部43によって一体化されていたところ、破損部43が破損することで別部材となる。
分割された前側ピース48は、挟持部44の係合部34に対する挟持面42aと固定金具54に対する挟持面41aとが外広がりになっているため、カッタヘッド20の回転に伴って生じる細かな振動や横力(図2の裏表方向の力)或いはカッタヘッド20を逆回転させること等によって、挟持部44が矢印Xの方向に外れ、カッタヘッド20から脱落する。また、後側ピース49は、挟持部45の係合部35に対する挟持面42bと固定金具55に対する挟持面41bとが外広がりになっているため、カッタヘッド20の回転に伴って切羽Kから受ける摩擦力や振動や横力等によって、挟持部45が矢印Yの方向に外れ、カッタヘッド20から脱落する。
すると、図3に示すように、これまで外側ビット40に覆われていて全く摩耗していない内側ビット30が露出し、この新品状態の内側ビット30によって切羽Kを切削できる。このように、本実施形態によれば、摩耗限界となった外側ビット40が自動的にカッタヘッド20から脱落し、それまで外側ビット40によって摩耗から防護されていた内側ビット30によって切削を継続できるので、ビット全体としての寿命が伸び、長距離施工に対応できる。
また、本実施形態によれば、外側ビット40が所定量(摩耗限界)まで摩耗したとき、破損部43が摩耗によって破損することで、アクチュエータ(文献1のヒータやシリンダ等)を用いることなく自動的に外側ビット40が外れ、内側ビット30が露出する。アクチュエータが不要なので、それを作動するためにカッタヘッド20に配設される電線や油圧ラインが不要となり、更にそれら電線や油圧ラインに電流や油圧を供給するためのロータリージョイントが不要となるため、カッタヘッド20周りの構造が簡単となってコストダウンを推進できる。
なお、図2に示す破損部43の摩耗破損時に、超硬チップ47(図1)がシャンク46(図1)から外れていなくても構わない。この場合、外側ビット40の超硬チップ47による切削に続けて直ちに内側ビット30の超硬チップ32による切削を開始できる。
また、図1において、外側ビット40を覆うように形成された別の外側ビット
(図示せず)を更に備え、別の外側ビットの一端を前側固定金具54との間に挟み込んで支持する別の前側固定金具(図示せず)をカッタヘッド20に溶接し、別の外側ビットの他端を後側固定金具55との間に挟み込んで支持する別の後側固定金具(図示せず)をカッタヘッド20に溶接してもよい(三重ビット)。
この三重ビットにおける別の外側ビットは、図1の外側ビット40と同様に、破損部(43相当)と前側挟持部(44相当)と後側挟持部(45相当)を有する。また、前側挟持部の前側固定金具54に対する挟持面と別の前側固定金具に対する挟持面とが外広がりとなっており、後側挟持部の後側固定金具55に対する挟持面と別の後側固定金具に対する挟持面とが外広がりとなっている。
この三重ビットによれば、別の外側ビットの破損部が所定量摩耗すると、別の外側ビットが前後に分割されて外側ビット40から脱落し、以降図1の状態となって切削を続行できる。なお、同様にして四重ビット以上も可能である。
本発明の別の実施形態を図4及び図5を用いて説明する。
図4に示すように、この実施形態は、外側ビット40の後側ピース49となる部分の形状及びその部分のカッタヘッド20への装着構造が図1に示す前実施形態と異なっており、その他は同様の構成となっているので、前実施形態と同一の部品には同一の符号を付して説明を省略し、相違点を主に説明する。
図4に示すように、外側ビット40は、切羽Kと接触して摩耗し所定量摩耗したとき破損することで外側ビット40を切削方向Aの前後に前側ピース48と後側ピース49とに分割する破損部43と、前側ピース48に形成された挟持部44とを有する点では前実施形態と同様であるが、後側ピース49にカッタヘッド20に溶接された固着部70を備えている点が前実施形態と異なる。図4中71は溶接ビードである。
この実施形態においても、外側ビット40が摩耗して破損部43が破損すると、外側ビット40が前側ピース48と後側ピース49とに分割される。分割された前側ピース48は、図5に示すように、前実施形態と同様に、挟持部44が外広がりに形成された挟持面41a、42aの間から外れ、カッタヘッド20から脱落する。後側ピース49は、固着部70がカッタヘッド20に溶接されているため、脱落することなく保持されるところ、超硬チップ32に比べて軟らかいSS材等からなるため、切羽Kによって速やかに背面摩耗する。
この実施形態においても、摩耗限界となった外側ビット40の一部(切削方向Aの前側のピース48)が自動的にカッタヘッド20から脱落し、それまで外側ビット40によって摩耗から防護されていた内側ビット30の超硬チップ32によって切削を継続できるので、ビット全体としての寿命が伸び、長距離施工に対応できる。その他、作用・効果は前実施形態と同様であり、外側ビット40の一部48を取り外すためのアクチュエータが不要となるため、カッタヘッド20周りの構造が簡単となってコストダウンを推進できる。
本発明の一実施形態に係る多重ビット(二重ビット)の断面図である。 図1の外側ビットの破損部が摩耗によって破損したときの断面図である。 図2の外側ビット(前側ピース、後側ピース)が脱落し、内側ビットが露出した断面図である。 二重ビットの別の実施形態を示す断面図である。 図4の外側ビットの破損部が摩耗によって破損し、図4の外側ビットの一部(前側ピース)が脱落し、内側ビットの超硬チップが露出した断面図である。 二重ビットの従来例を示す断面図である。 二重ビットの別の従来例を示す断面図である。
符号の説明
10 二重ビット
20 カッタヘッド
30 内側ビット
34 係合部
35 係合部
40 外側ビット
41a 挟持面
41b 挟持面
42a 挟持面
42b 挟持面
43 破損部
44 挟持部
45 挟持部
48 ピース
49 ピース
50 固定金具
54 前側固定金具
55 後側固定金具
70 固着部
A 切削方向
K 切羽

Claims (3)

  1. トンネル掘進機のカッタヘッドに取り付けられた内側ビットと、
    該内側ビットを覆うように形成された外側ビットと、
    上記カッタヘッドに取り付けられ、上記外側ビットを上記内側ビットとの間に挟みつけて支持する固定金具とを備え、
    上記外側ビットの、上記固定金具に対する挟持面と上記内側ビットに対する挟持面とが、外広がりに形成されたことを特徴とする多重ビット。
  2. 上記外側ビットは、所定量摩耗したとき破損することで該外側ビットを複数のピースに分割する破損部と、これらピースにおける上記固定金具に対する挟持面と上記内側ビットに対する挟持面との間に形成された挟持部とを有し、
    上記内側ビットは、上記挟持部が当接される係合部を有し、
    上記固定金具は、上記挟持部を上記係合部に押し付けるように上記カッタヘッドに取り付けられ、
    上記挟持部の、上記固定金具に対する挟持面と上記係合部に対する挟持面とが、外広がりに形成された請求項1に記載の多重ビット。
  3. 上記外側ビットは、所定量摩耗したとき破損することで該外側ビットを切削方向の前後に複数のピースに分割する破損部と、該破損部よりも切削方向前方の上記ピースに形成された挟持部と、上記破損部よりも切削方向後方の上記ピースに形成され上記カッタヘッドに固定された固着部とを有し、
    上記内側ビットは、上記挟持部が当接される係合部を有し、
    上記固定金具は、上記挟持部を上記係合部に押し付けるように上記カッタヘッドに取り付けられ、
    上記挟持部の、上記固定金具に対する挟持面と上記係合部に対する挟持面とが、外広がりに形成された請求項1に記載の多重ビット。
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