JP2007324929A - 手振れ補正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、手振れ補正装置の利用者が、パンまたはチルト操作時に、カメラを止めたにもかかわらず、パンまたはチルト操作とは逆方向に尾を引く不自然な振り戻し現象が発生することを防止する。
【解決手段】本発明は、振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号からパン又はチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、前記振動検出手段から出力される信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段、パン又はチルトの検出結果に応じて、前記振動検出手段から出力される信号を変更する手段を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号からパン又はチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、前記振動検出手段から出力される信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段、パン又はチルトの検出結果に応じて、前記振動検出手段から出力される信号を変更する手段を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ビデオカメラなどに用いられる角速度センサ等の振動検出センサを利用する手振れ補正装置に関する。
カメラに角速度センサ等の振動検出センサを設けると、このセンサの出力値により手振れの振れ角速度が検出される。このセンサの出力値を積分することで、振れ角速度を振れ角度に変換できる。この振れ角度を打ち消すように、1フィールド単位でCCDやフィールドメモリからの画像読み出し位置を制御する、あるいは撮影光学系に配置された補正レンズを制御する(特許文献1、特許文献2)。
特開2003−234948号公報
特許第3431508号
振動検出センサ利用の手振れ補正装置では、直流オフセット成分を含む不要な低周波成分を遮断するためにハイパスフィルタが設けられる。また、パンやチルトの際に発生する直流成分を除去するためにもハイパスフィルタが用いられる。パンやチルト時の直流成分は、ハイパスフィルタで時間をかけて徐々に取り除かれることになる。このようにして必要外の信号は除去し、有効とみなした角速度信号のみを積分して角度信号を得る。しかしながら、パンやチルト時は、ハイパスフィルタの演算により除去しきれていない直流成分が積分されてしまい角度信号が急激に増加する。また、パンやチルト操作の終了時には、ハイパスフィルタの出力信号が急激に減少する。このような角速度信号を積分するために、パンやチルトが停止した後もパンやチルト操作とは逆方向にゆっくりと動き続ける、不自然な振り戻し現象が発生する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、手振れ補正装置の利用者が、パンまたはチルト操作時に、カメラを止めたにもかかわらず、パンまたはチルト操作とは逆方向に尾を引く、不自然な振り戻し現象が発生することを防止し、適切に手振れ補正を行う手振れ補正装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る手振れ補正装置の第1の特徴は、振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号からパン又はチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、前記振動検出手段から出力される信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段、パン又はチルトの検出結果に応じて、前記振動検出手段から出力される信号を変更する手段とを備えたことを要旨とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る手振れ補正装置の第2の特徴は、振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号からパン又はチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、前記振動検出手段から出力される信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段、パン又はチルトの検出結果と積分結果の値に応じて積分手段の出力を変更する補正手段とを備えたことを要旨とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る手振れ補正装置の第3の特徴は、振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号からパン又はチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、前記振動検出手段から出力される信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段、パン又はチルトの検出結果に応じて、前記振動検出手段から出力される信号を変更する手段と、パン又はチルトの検出結果と積分結果の値に応じて、積分手段の出力を変更する補正手段とを備えたことを要旨とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る手振れ補正装置の第4の特徴は、撮影装置に加わる振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号を増幅するOPアンプと、これをデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器から出力された信号よりパンやチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、ハイパスフィルタ通過前と後の信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段と、パンやチルトの検出結果に応じてOPアンプの出力をほぼゼロに切り替えるリセット手段と、チルトの検出結果と積分結果の値に応じて積分手段の出力をゼロに置き換える積分補正手段とを備えたことを要旨とする。
本発明に係る手振れ補正装置によれば、パンまたはチルト操作時に、カメラを止めたにもかかわらず、パンまたはチルト操作とは逆方向に尾を引く、不自然な振り戻し現象が発生することを防止でき、良好な手振れ補正を提供することができる。
以下、本発明に係る手振れ補正装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明に係る手振れ補正装置の一実施形態を示したブロック図である。図1は光学系を駆動させることで手振れを補正する手振れ補正装置1のブロック図であり、図2は、ジェネレータを介してCCDからの読み出し位置と、信号処理されフィールドメモリに格納された画像の読み出し位置を制御することで手振れを補正する手振れ補正装置1のブロック図である。
角速度センサ部10は撮像装置の振動を検出するための手振れ検出手段として用いられる。この検出手段は角速度センサに限らず、速度センサ、加速度センサ等でもよい。角速度センサ部10から出力される角速度信号は帯域制限・アンプ部11にてノイズとみなされる高周波成分、直流オフセット成分が除去された後に増幅される。帯域制限・アンプ部11の構成を図3に記す。帯域制限・アンプ部11は抵抗、コンデンサ、OPアンプを備える。通常、OPアンプの+側の入力は角速度センサからの出力信号、−側の入力はリファレンス電圧による信号となる。角速度センサ部10からの信号はこのブロックにて低周波成分、高周波成分が除去され、かつ、増幅される。CPU2からの指令によりOPアンプの+側の入力をリファレンス電圧による信号に切り替えることが可能であり、この際のOPアンプからの出力信号はほぼゼロに等しくなる。つまり、これにて角速度センサのリセット機能を実現している。帯域制限・アンプ部11の出力信号はA/D変換部12でアナログからディジタルに変換される。その後、ディジタル信号はCPU2に入る。CPU2にはまずパン・チルト成分を除去するハイパスフィルタ14がある。帯域制限・アンプ部11のハイパスフィルタと、CPU2のハイパスフィルタ14を1つにまとめてもよいが、パン・チルト検出のためここでは意図的に分けてある。別の手法でパン・チルトを検出する場合にはあえて分ける必要はない。パン・チルト成分を除去する前と後の信号はパン・チルト検出手段13に入力される。パン・チルト検出手段13ではこれら信号よりパンあるいはチルトの判断を下し、パンあるいはチルトであると判断した場合には、後述するタイミングで帯域制限・アンプ部11、積分補正手段16にリセット命令を出す。パン・チルト成分が取り除かれた信号は積分手段15に入力され、ここで有効角速度信号が積分されて角度信号となる。この有効角度信号は積分補正手段16に入力され、パン・チルト検出手段13からのリセット命令に応じて、値が補正される。補正後の角度信号は補正制御手段17に入力され、図1の例ではここで駆動回路部18の駆動を制御し、結果として補正光学系19を駆動する。一方、図2では補正制御手段17で1フィールド毎にCCD21の読み出し位置とフィールドメモリ23の読み出し位置を制御する。このとき、CCD21の読み出し位置は固定とし、フィールドメモリ23の読み出し位置の制御のみで手振れ補正を実現してもよい。CCD21の読み出し位置の制御は、CPU2からタイミングジェネレータ20にフィールド単位で読み出し位置を指定することで実現する。また、フィールドメモリ23の読み出し位置はCPU2からフィールドメモリ23を制御する信号処理部22をフィールド単位に制御することで実現する。
以上が本発明の手振れ補正装置であるが、従来の手振れ補正装置との違いは、パン・チルトを検出し、この結果に応じて、帯域制限・アンプ部11のリセット制御や積分値の補正制御機能を追加したことにある。
図4は、置換処理部24を備えた手振れ補正装置の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施の形態に係る手振れ補正装置は、図1に示す構成に加え、角度信号をゼロに置き換える代わりに、パン・チルトを検出した区間では、角速度信号の振幅のゲインを小さくなるように変更して振幅を数分の1に減衰させる置換処理部24を備えることもできる。
以下、各種フィルタ出力について説明する。本発明ではハイパスフィルタを2種類用意している。1つ目は帯域制限・アンプ部11内に備え、直流オフセットを除去する用途に、2つ目はCPU2内に備えるハイパスフィルタ14であり、パン・チルト成分を除去するために用いている。
図5に、直流オフセット除去用ハイパスフィルタの周波数に対するゲイン値と、パン・チルト除去用ハイパスフィルタの周波数に対するゲイン値とを比較した図を示す。
この2つのハイパスフィルタを比較すると、図5に示すように、直流オフセット除去用HPF101よりパン・チルト除去用HPF102の方が周波数が高いことから、パン・チルト成分除去用のハイパスフィルタ14の方が遮断周波数が高くなる。パン・チルト操作が発生すると、角速度信号に手振れとは異なる大きな振れが含まれる。この信号の直流成分や低周波成分は各ハイパスフィルタで徐々に減じられる。したがって、2つのハイパスフィルタ通過後の有効角速度信号は、瞬間的に増大するものの徐々に0へと近づく。このような角速度信号が積分ブロックに入力されるため、パン・チルト発生時に有効角速度信号は急激に増加し、その後、ゆっくりと減少する。逆に、パン・チルト操作終了時には、角速度信号が急激に減少する。このため、2つのハイパスフィルタ通過後の有効角速度信号はパン・チルト最中時とは逆方向に一旦大きく流れ、パン・チルト発生時同様、徐々に0へと近づく。
図6に、本実施形態に係る手振れ補正装置の角速度の出力を説明した説明図を示す。
図6からわかるように、積分結果である有効角度信号は、パン・チルト操作開始時と終了時に大きく変移する。特に、パン・チルト操作終了時には、ユーザーの操作とは関係なく、じわじわと尾をひく振り戻し現象が発生するため、ユーザーに不快感を与える。
ここで、パン・チルト検出の例について説明する。図6のように、パン・チルト除去用HPF出力103は、直流オフセット除去用HPF出力104よりも遮断周波数帯域が高いため、パン・チルト最中は両者の出力信号レベルに差が発生する。よって、あらかじめ任意の閾値を定めておき、この両ハイパスフィルタの出力信号レベルの差が閾値以上となるとき、パン・チルトが発生したと検出できる。
次に、パン・チルト期間の帯域制限・アンプ部11のリセット動作や積分値の補正動作について説明する。図7は、積分値のリセット動作の説明図である。パン・チルトはユーザーの意識的な操作であるため、手振れとは異なり、補正する必要はない。このため、パン・チルト検出手段13にてパン・チルトを検出したならば、積分補正手段16にリセット命令を出す。積分補正手段16ではリセット命令が来たならば、積分値、つまり、有効角度信号を監視する。そしてこの値がゼロをクロスした後は、常に有効角度信号をゼロに置き換える(つまり該軸の手振れをオフすることに等しい)。ユーザーがパン・チルト操作を終了すると、パン・チルト検出手段13から積分補正手段16へのリセット命令を解除する。リセット命令が解除されると、積分補正手段16では再度置き換える前の有効角度信号を再度監視し、値がゼロをクロスした後は有効角度信号のゼロ置き換えを止めて、通常の手振れ補正処理に戻す。
図8は、ゲインダウンした場合における角速度の出力を説明した説明図を示す。
本実施の形態に係る手振れ補正装置は、図4に示したように、角度信号をゼロに置き換える代わりに、パン・チルトを検出した区間では、角速度信号の振幅のゲインを小さくなるように変更して振幅を数分の1に減衰させることができる。
これにより、図8のゲインダウン後積分出力106に示すように、積分出力を低く抑えることによって、不快な振り戻し現象を取り除くことができる。
上記の処理により、不快な振り戻し現象を取り除くことができるが、これだけではパン・チルト操作が終了しているにも関わらず、その後も長いこと手振れ補正オフの状態が続くことになる。この手振れ補正オフの状態を出来る限り短く抑えるために、帯域制限・アンプ部11のリセット処理を施す。
図9は、帯域制限・アンプ部11のリセット時のハイパスフィルタの出力値を示した説明図である。
パン・チルト検出手段13では、パン・チルト期間終了とみなすやいなや、帯域制限・アンプ部11にリセット信号を任意の時間だけ出力する。これにより、帯域制限・アンプ部11の出力信号はリファレンス電圧による信号(ほぼゼロ)に等しくなる。これにより、振り戻し動作中の信号が急激にゼロ付近に収束し、その結果、積分手段15の有効角度信号がゼロをクロスしやすくなり、図9のリセット利用時のHPF出力107に示すように、手振れ補正オフ時間が短縮される。ここで、積分手段15にて積分を実現するためにIIRフィルタを利用しているならば、帯域制限・アンプ部11をリセット中は、IIRフィルタのサンプル遅延データを全てゼロリセットして整合性をとる。
これまでのCPUにおける処理の流れを図10に記す。CPUに入力された信号は、パン・チルト除去用のHPFを通り、積分される(ステップS1、S2)。パン・チルトが検出された場合(ステップS3、S4)は、積分結果がゼロ付近にあるか否かを判定し(ステップS8)、ゼロ付近にある場合はゼロ出力フラグをONとする(ステップS9)。一方、パン・チルトが検出されない場合は、ゼロ出力フラグがONであるか否かを判定する(ステップS5)。ゼロ出力フラグがONならば、積分結果がゼロ付近にあるか否かを判定し(ステップS6)、ゼロ付近にある場合はゼロ出力フラグをOFFとする(ステップS7)。また、ゼロ出力フラグがONならば(ステップS10)、積分値をゼロに置き換え次に進む(ステップS11)。パン・チルト終了から任意の期間内にあるならば(ステップS12)、帯域制限・アンプ部11をリセットする(ステップS13)。これでCPUの処理が終了となる。
以上のように本実施形態に係る手振れ補正装置によれば、例えばカメラに搭載される手振れ補正装置において、パンまたはチルト操作が行なわれたときに、尾をひくような振り戻し現象によりユーザーに不快感を与える振れ補正操作を防止でき、良好な手振れ補正を提供できる。
1…手振れ補正装置
2…CPU
10…角速度センサ部
11…帯域制限・アンプ部
12…変換部
13…パン・チルト検出手段
14…ハイパスフィルタ
15…積分手段
16…積分補正手段
17…補正制御手段
18…駆動回路部
19…補正光学系
20…タイミングジェネレータ
21…CCD
22…信号処理部
23…フィールドメモリ
24…置換処理部
2…CPU
10…角速度センサ部
11…帯域制限・アンプ部
12…変換部
13…パン・チルト検出手段
14…ハイパスフィルタ
15…積分手段
16…積分補正手段
17…補正制御手段
18…駆動回路部
19…補正光学系
20…タイミングジェネレータ
21…CCD
22…信号処理部
23…フィールドメモリ
24…置換処理部
Claims (4)
- 振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号からパン又はチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、前記振動検出手段から出力される信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段、パン又はチルトの検出結果に応じて、前記振動検出手段から出力される信号を変更する手段を備えたことを特徴とする手振れ補正装置。
- 振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号からパン又はチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、前記振動検出手段から出力される信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段、パン又はチルトの検出結果と積分結果の値に応じて積分手段の出力を変更する補正手段を備えたことを特徴とする手振れ補正装置。
- 振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号からパン又はチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、前記振動検出手段から出力される信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段、パン又はチルトの検出結果に応じて、前記振動検出手段から出力される信号を変更する手段と、パン又はチルトの検出結果と積分結果の値に応じて、積分手段の出力を変更する補正手段とを備えたことを特徴とする手振れ補正装置。
- 撮影装置に加わる振動を検出する振動検出手段と、前記振動に伴う振れを補正する補正手段と、前記振動検出手段から出力される信号を増幅するOPアンプと、これをデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器から出力された信号よりパンやチルトの直流成分を除去するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタからの出力を積分する積分手段と、ハイパスフィルタ通過前と後の信号よりパンやチルトの検出を行うパン・チルト検出手段と、パンやチルトの検出結果に応じてOPアンプの出力をほぼゼロに切り替えるリセット手段と、チルトの検出結果と積分結果の値に応じて積分手段の出力をゼロに置き換える積分補正手段を備えたことを特徴とする手振れ補正装置。
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