JP2007321036A - 塗装用マスキングテープ、マスキング材及び塗装方法 - Google Patents

塗装用マスキングテープ、マスキング材及び塗装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ポリプロピレンに代表されるポリオレフィンなどの樹脂製の被着体に対して、剥離時に糊残りが生ぜす、塗装見切りが優れている粘着剤を有するマスキングテープを提供する。
【解決手段】アクリル重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体とのブレンド、又は、アクリル重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体とが共重合されたものを含む粘着剤からなる層を基材上に有する塗装用マスキングテープ。
【選択図】なし

Description

本発明は、塗装用マスキングテープ、マスキング材及び塗装方法に関する。
自動車メーカーなどの塗装ラインにおいて使用されるマスキングテープ又はマスキング材は、一般に、プラスティックフィルムなどに粘着剤を塗布した形態である。マスキングテープ又はマスキング材に要求される特性は、塗装対象となる被着体に対して追従性がよいこと、塗装後のマスキングテープの剥離時に糊残りやテープ切れが生じないこと、塗装見切りが優れていること(すなわち、マスキングテープで画定された塗装範囲の縁が明瞭で、塗装範囲のはみ出しがないこと)、被着体に対して汚染性がないこと、また、塗料の硬化後にフレーキングを生じないこと(すなわち、硬化後の塗料がマスキングテープ表面から剥がれ落ちないこと)である。一般に、マスキングテープに使用される粘着剤はゴム系、アクリル系の粘着剤であり、粘着剤が塗布される基材は、オレフィン系フィルム、軟質ポリ塩化ビニル系フィルムなどである。
従来のマスキングテープに用いられるゴム系、アクリル系粘着剤の問題点は以下のとおりである。自動車塗装の対象となる被着体は、従来は主に鋼板であったが、鋼板上での重ね塗り塗装を行う場合には、下塗り層の表面は塗膜を構成する樹脂材料となり、上塗り塗装を行う際の被着体は樹脂である。また、最近は、バンパーなどの取り付け部品がポリプロピレンなどの樹脂からなることも多くなっている。しかしながら、ポリプロピレンを含むポリオレフィン系材料などの樹脂は表面エネルギーが低く、従来のマスキングテープでは被着体に対する十分な接着力が発揮できなくなってきている。
マスキングテープの粘着剤としてゴム系粘着剤を用いる場合には、樹脂製の被着体に対する接着性がよく、このため、塗装見切りが優れている。しかし、塗装の際には、乾燥もしくは硬化工程があり、マスキングテープは、被着体に接着した状態で、一般に、80〜150℃程度の温度で処理される。この加熱工程の間に、ゴム系粘着剤は劣化し、凝集力が低下してしまう。その結果、マスキングテープを被着体から剥離する際に、糊残りを生じ、被着体に貼り跡を残してしまう。この貼り跡を拭き取る作業は生産性を低下させ、あるいは、貼り跡は拭き取ることができない場合もあって外観上好ましくない。糊残りを防止するために、反応性フェノールを架橋剤として使用する例(特許文献1(特開平5−86341号公報))、チラウム系化合物を架橋剤として使用する例(特許文献2及び3(特開平5−140516号公報及び特開平6−87978号公報))、過酸化物を架橋剤として使用する例(特許文献4(特開2002−338924号公報))などが提案されているが、塗料の種類、塗料の乾燥温度によっては糊残りを生じることがある。
一般に、アクリル系粘着剤は、ゴム系粘着剤と比較して糊残りが少ないことが知られている。しかし、アクリル系粘着剤は表面エネルギーが高く(極性が高く)、表面エネルギーの低い(極性の低い)ポリオレフィンなどの樹脂の表面には付着しにくく、テープ浮きが生じてしまう。テープ浮きが生じた場合には、塗料が浮き部分に浸入し、きれいな見切りとならず、外観不良を引き起こす。これを改善するために、メタクリル酸エステルを共重合する例(特許文献5(特開平5−9450号公報))が提案されているが、ゴム系に比べて接着力が十分良いとはいえない。
一方、マスキングテープに関するものではないが、エチレン酢酸ビニル共重合体の存在下にアクリル酸エステルを反応性乳化剤を用いて乳化重合した生成物を粘着剤として被着体に貼り付けた後に、加熱や長時間放置後に、粘着力を一定にできる例(特許文献6(特開2003−238926号公報))が提案されているが、基材としては紙のみが記載されており、紙基材上に粘着剤を塗布した粘着テープのステンレス板に対する接着力が評価されているのみである。
また、マスキングテープに使用するバッキング、すなわち、粘着剤層を支持する基材としては、大きく、塩化ビニル系基材とポリプロピレンなどのポリオレフィンを含有するオレフィン系基材がある。塩化ビニル系基材は、通常、単独では硬質であるため、可塑剤が添加されて、被着体の形状への追従性が発揮されるようになっている。しかし、可塑剤は、一般に、低分子量でかつゴム系粘着剤との相溶性が低いので、塗装の際の加熱工程で被着体側に容易に移行して、被着体を汚染することがある。また、アクリル系粘着剤の場合には可塑剤がアクリル系粘着剤を劣化させて、凝集力を失わせることがある。さらに、塩化ビニル系基材は燃焼時にダイオキシンを発生するなどの環境上の問題もある。このため、上述の要件を満たす粘着剤に対して使用可能な、塩化ビニル系基材に代わる基材を見出すことも望まれる。
特開平5−86341号公報 特開平5−140516号公報 特開平6−87978号公報 特開2002−338924号公報 特開平5−9450号公報 特開2003−238926号公報
そこで、本発明の1つの目的は、ポリプロピレンに代表されるポリオレフィンなどの樹脂製の被着体に対して、剥離時に糊残りが生ぜす、塗装見切りが優れている粘着剤を有するマスキングテープを提供することである。また、本発明のさらなる目的は、かかる粘着剤に適合する基材を用いたマスキングテープを提供することである。
本発明は、以下のとおりの塗装用マスキングテープ、マスキング材、及びそれを用いた塗装方法を提供する。
(1)アクリル重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体とのブレンド、又は、アクリル重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体とが共重合されたものを含む粘着剤からなる層を基材上に有する塗装用マスキングテープを提供する。
(2)前記基材はポリオレフィン系基材である、上記(1)記載の塗装用マスキングテープ。
(3)前記ポリオレフィン基材はポリプロピレンを含有する、上記(2)記載の塗装用マスキングテープ。
(4)少なくとも80%のシンジオタクチック及び/又はアイソタクチックを含む硬質の第一のポリプロピレンポリマーと、少なくとも20%のアタクチックを含み、場合により、α−オレフィンもしくはジエンのコモノマー単位を含む軟質の第二のポリプロピレンポリマーとのブレンドである、上記(3)記載の塗装用マスキングテープ。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1項記載の塗装用マスキングテープを端部に有し、該テープに隣接した保護カバーを有する、マスキング材。
(6)樹脂表面を有する塗装塗装対象物の該樹脂表面に対して上記(1)〜(4)のいずれか1項記載の塗装用マスキングテープ又は上記(5)記載のマスキング材のマスキングテープ部分を貼り付けること、
塗装対象物に塗料を塗布し、そして加熱することで硬化もしくは乾燥すること、及び、
前記塗装対象物から前記塗装用マスキングテープを剥離すること、
を含む、塗装対象物の塗装方法。
(7)前記樹脂表面はポリオレフィン系樹脂である、上記(6)記載の塗装方法。
本発明のマスキングテープは、自動車製造ラインなどの塗装工程において、塗装しない部分を隠蔽し、塗装終了後に剥がしたときに、見切り線に優れ、貼り跡を残さない。たとえば、塗装対象物(被着体)がポリオレフィン系樹脂などの表面エネルギーの低い樹脂に対しても良好な接着性を示すので、テープの浮き生ぜず、優れた見切り線をもって塗装が行える。また、粘着剤層の凝集性が高いので、糊残りを生ぜず、貼り跡を残さない。
さらに、ポリオレフィン系基材に対して接着力が高いので、基材として、従来の塩化ビニル系基材を用いる必要がなく、塩化ビニル系基材中の可塑剤による粘着剤層の劣化や被着体への汚染による貼り跡や、塩化ビニル系基材の廃棄時の環境問題もない。
以下において、本発明をその好ましい態様に基づいて説明するが、本発明は記載される具体的な態様に限定されるべきでない。
本発明のマスキングテープは、粘着剤層がアクリル重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体とのブレンド、又は、アクリル重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体とが共重合されたものを含む。アクリル重合体部分は粘着剤層の粘着性に寄与し、そしてエチレン−酢酸ビニル共重合体部分は粘着剤層の凝集力に寄与し、さらに、低表面エネルギーの被着体に対する接着性を改良する。アクリル重合体部分とエチレン−酢酸ビニル共重合体部分とはブレンドの形態であっても、又は、それらの部分が共重合されたものであってもよい。
アクリル重合体は、マスキングテープの用途に通常に使用されるアクリル粘着剤であってよい。アクリル重合体は、粘着性を発揮するアクリル主モノマーを含む原料モノマーの重合体である。原料モノマーは主モノマー以外に、凝集力成分となるコモノマー、接着力の向上及び架橋剤に反応し得る官能基含有モノマーを含んでよい。また、重合体は架橋剤等を用いて架橋させることもできる。
主モノマーとしては、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸シクロヘキシル等のアルキル基の炭素数が2〜14のアクリル酸アルキルエステル等や、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸シクロヘキシル等のアルキル基の炭素数が4〜14のメタクリル酸アルキルエステルが挙げられ、これらのうち1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
コモノマーとしては、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル等のアルキル基の炭素数が1〜8の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、酢酸ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、スチレン等が挙げられ、必要に応じて、これらのうち1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
官能基含有モノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等のモノカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、グルタミン酸、イタコン酸の多価カルボン酸及びこれらの無水物、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル等のヒドロキシル基を有するカルボン酸誘導体、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、アクリルアミド、メチロールアクリルアミド、メタクリル酸グリシジル等が挙げられ、必要に応じて、これらのうち1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
架橋剤としては、一般に、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリイソシアネート、酸無水物、アミン化合物、フェノール化合物、アミノ化合物、アジリジン化合物、金属酸化物(有機金属塩、金属アルコキシド、有機金属酸化物)等が用いられるが、使用する官能基含有モノマーの種類に適応するよう適宜選択することができる。
原料モノマーの重合は重合開始剤の存在下に行われてよい。重合開始剤としては、過酸化物系開始剤、アゾ系開始剤や過硫酸塩系開始剤があげられる。過酸化物系開始剤としては、例えば、ベンゾイルペルオキシド、ラウロイルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、ジクミルペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、過酸化水素等があげられる。
上記アゾ系開始剤としては、例えばアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシアノバレリアン酸、アゾビスシアノペンタン酸、アゾビス−2−アミジノプロパン塩酸塩等があげられる。上記過硫酸塩系開始剤としては、例えば過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等があげられる。
原料モノマーの重合には、分子量を調節するための重合調整剤を用いることができる。重合調整剤(分子量調整剤)としては、例えばチオグリコール酸、ブチルメルカプタン、オクチルメルカプタン、ドデシルメルカプタン、ラウリルメルカプタン、2−エチルヘキシルチオグリコレート、2−メルカプトエタノール等があげられる。
原料モノマーの重合は乳化重合にて行うことができ、乳化重合は、好適には、乳化剤水溶液に重合開始剤の存在下で、各モノマー成分、乳化剤及び水からなるモノマーエマルジョンを加えることによって行なわれる。より好ましくは、上記乳化剤水溶液に重合開始剤を加え、これにモノマーエマルジョンを滴下することによって行なわれる。この際、重合温度は40〜90℃であることが好ましく、60〜80℃であることがより好ましい。また、モノマーエマルジョンの添加終了後、熟成反応を行なわせることが好ましい。その際の反応温度は好ましくは60〜90℃、より好ましくは60〜80℃であり、反応時間は好ましくは2〜5時間、より好ましくは3〜4時間である。
エチレン−酢酸ビニル共重合体部分は、乳化重合法により製造される。具体的には、限定するわけではないが、乳化重合の方法としては、耐圧反応容器に、水、乳化剤、酢酸ビニルモノマー、必要に応じて共重合可能な単量体、遷移金属化合物等を添加し、昇温した後、反応系をエチレンまたは窒素で置換した上で、エチレンで所定の圧力に加圧しつつ、レドックス系触媒、必要に応じて酢酸ビニルモノマー及び共重合可能な単量体等を逐次添加して、所定の重合温度を保ちながら重合する方法等が例示される。
第1工程の乳化重合は、反応系の未反応酢酸ビニルモノマー濃度が10重量%未満、好ましくは1〜5重量%となった時点で終了とする。未反応酢酸ビニルモノマー濃度が10重量%以上では、エマルジョン状態の安定性が不安定であったり、目標とするポリマー組成が得られない等の問題が生じる場合があり好ましくない。また、未反応酢酸ビニルモノマー濃度が1重量%未満となるまで重合を継続すると重合時間が長くなって生産性が低下したり、添加する触媒量が多くなってエマルジョンが希釈され、目的とする不揮発分が確保できない場合があり好ましくない。
使用するレドックス系触媒は特に制限はないが、酸化剤として水溶性の過酸化水素、過硫酸塩類、例えば過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等や油溶性のt−ブチルハイドロパーオキサイド等をあげることができる。
還元剤としては、ナトリウムホルムアルデハイドスルホキシレート(ロンガリット)、グリオキザール重亜硫酸ナトリウム(GSB)、酒石酸および/またはその金属塩、エリソルビン酸および/またはその金属塩、アスコルビン酸および/またはその金属塩等をあげることができる。
遷移金属化合物としては、例えば、鉄、銅、コバルト、チタン、ニッケル、クロム、亜鉛、マンガン、バナジウム、モリブデン、セリウム等の塩化物、硫酸塩等が挙げられる。なかでも塩化第一鉄、硫酸第一鉄、硫酸銅等が好ましく使用される。
第2工程は、未反応のエチレンを極力除去する工程である。未反応のエチレンを常圧までパージし、更に30〜70℃において4〜26KPaまで減圧脱エチレンする。減圧脱エチレンは、上記のごとく4〜26KPaまで充分に行うことが好ましい。減圧脱エチレンが充分でないと、次の第3工程において未反応酢酸ビニルモノマー濃度を低下させる効果が充分に得られない場合がある。
この第2工程は、乳化重合を行った耐圧反応容器で行うこともできるが、別の容器に移送しながらエチレンをパージし、移送完了後に減圧脱エチレンする方法により耐圧反応容器による乳化重合の生産性を向上させることができる。減圧脱エチレンの方法としては、スチームエジェクターや真空ポンプが使用され得る。また、減圧脱エチレンに際して発泡量が多い場合は消泡剤を添加してもよい。消泡剤としては、ポリエーテル系、金属石鹸系、シリコーン系、ワックス系、疎水シリカ系等が例示される。
第3工程のレドックス系触媒成分である酸化剤および/または還元剤の添加方法は特に制限されず、通常の乳化重合で行われる方法、例えば、一括でスポット添加する方法や連続的に添加する方法等を用いることができるが、酸化剤と還元剤を連続的に同時に添加する方法や、水溶性の過酸化水素または過硫酸塩類と油溶性のt−ブチルハイドロパーオキサイドを併用する方法等を用いることにより、一層効果的に未反応酢酸ビニルモノマー濃度を低減することができる。
重合に供する単量体としては、エチレン、酢酸ビニルの他に、これらと共重合可能な単量体を使用しても良い。具体的には、非塩化ビニル材料であって、例えば、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、イソノナン酸ビニル、バーサチック酸ビニル等のビニルエステル類;スチレン、α―メチルスチレン等の芳香族ビニル;2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル類;マレイン酸エステル、クロトン酸エステル、イタコン酸エステル、これらの混合物等が例示される。
また官能基を有する共重合可能な単量体、たとえば、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート、グリシジルメタアクリレート、スルホン酸アリル、スルホン酸ビニル、トリアリルイソシアヌレート、ジアリルフタレート及びこれらの塩等も使用し得る。
乳化分散剤は、例えば、部分または完全ケン化されたポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、デンプン、変性デンプン、酸化デンプン、アルギン酸ソーダ等の保護コロイド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のノニオン系界面活性剤、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル等のアニオン系界面活性剤等が例示される。
また、粘着剤層に含まれるアクリル重合体部分とエチレン−酢酸ビニル共重合体部分とは共重合されていてもよい。たとえば、エチレン−酢酸ビニル共重合体の存在下に、上述のとおりのアクリル重合体のための原料モノマーを乳化重合するシード重合を行うことで得ることができる。乳化重合には乳化剤を用いるが、該乳化剤は好ましくは乳化剤分子の分子内にエチレン系不飽和二重結合を有する反応性乳化剤を用いると、被着体への移行が抑制されてよい。具体的には、これら反応性乳化剤としては、アデカリアソープSE−10N(旭電化工業(株)製)、ラテムルS−180(花王(株)製)、エレミノールJS−2(三洋化成工業(株)製)、アクアロンHS−10(第一工業製薬(株)製)、アントックスMS−60(日本乳化剤(株)製)などがあげられる。
アクリル重合体部分((A)成分)とエチレン−酢酸ビニル共重合体部分((B)成分)との割合は、それらがブレンドであっても、共重合体を形成するものであっても以下のとおりであることが好ましい。上記(A)成分と(B)成分の混合比は、(A)成分100質量部に対して、(B)成分0.5〜10質量部がよい。0.5質量部より小さいと、主原料のアクリルの表面張力が大きいという特性に起因して接着時にテープの浮きを生じる場合があり、10質量部より大きいと、粘着剤としてのタック性がなくなり、粘着剤に十分な接着力が得られない場合がある。
粘着剤層は、また、マスキングテープとして使用する際に悪影響を及ぼすことがないかぎり、必要に応じて、粘着付与樹脂、充填剤、老化防止剤等を添加することができる。
粘着剤層の厚さは、限定するわけではないが、適切な接着力を確保するために、たとえば、10〜50μmであり、より好ましくは15〜40μmである。
本発明のマスキングテープは、粘着剤層を支持する基材として、好ましくは、ポリオレフィン系基材を用いる。本発明のマスキングテープ用粘着剤層は、ポリプロピレンなどの表面エネルギーの低い基材に対する付着性が良好であるため、従来の塩化ビニル系基材でなく、ポリオレフィン系基材に対しても良好な付着性を示す。従来の塩化ビニル系基材は、通常、単独では硬質であるため、可塑剤が添加されて、被着体の形状への追従性が発揮されるようになっている。しかし、可塑剤は、一般に、低分子量でかつゴム系粘着剤との相溶性が低いので、塗装の際の加熱工程で被着体側に容易に移行して、被着体を汚染することがある。また、アクリル系粘着剤の場合には可塑剤がアクリル系粘着剤を劣化させて、凝集力を失わせることがある。さらに、塩化ビニル系基材は燃焼時にダイオキシンを発生するなどの環境上の問題もある。本発明のマスキングテープでは、ポリオレフィン系基材を用いることで上述の問題を解消できる。
ポリオレフィン系基材は、好ましくは、硬質成分のポリオレフィンと、軟質成分のポリオレフィンとのブレンドを含む。硬質成分のポリオレフィンとしては、第一のポリプロピレンポリマーが挙げられ、また、軟質成分のポリオレフィンとしては、第二のポリプロピレンポリマーが挙げられる。たとえば、硬質の第一のポリプロピレンポリマーとしては、シンジオタクチックポリプロピレン、アイソタクチックポリプロピレンが挙げられ、特に、少なくとも80%がシンジオタクチック及び/又はアイソタクチックであるプロピレンポリマーである。また、軟質の第二のポリプロピレンポリマーとしては、アイソタクチックポリプロピレンが挙げられ、特に、少なくとも20%がアタクチックであり、好ましくは少なくとも25%〜50%がアタクチックであるポリプロピレンである。軟質の第二のポリプロピレンポリマーは、通常、比較的多量のアタクチックを含むプロピレンポリマーであり、また、場合により、1−オクテン、1−ブテン、1−ペンテン、4−ヘキセン、スチレンなどα−オレフィン、或いは、ブタジエン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、エチリデン、ノルボルネンジエンなどのジエンといったコモノマー単位を含んでよいプロピレン共重合体であることができる。
硬質成分のポリオレフィンと、軟質成分のポリオレフィンとのブレンドの配合比は、基材の強度や被着体への形状追従性などの要求を満たすように決定され、通常、20:80〜80:20の配合比であるが、これに限定されない。硬質成分が多すぎると、追従性が不足し、また、軟質成分が多すぎると、基材の強度が低くなり、塗装後のマスキングテープの剥離時に基材切れが生じてしまう。
基材は移行により塗装対象物への貼り跡を残す原因となる可塑剤を実質的に含まないことが望ましい。上述のポリオレイン系基材は、可塑剤を含むとしても3質量%以下の量で含み、好ましくは、可塑剤を全く含まない。
マスキングテープの基材の厚さは特に限定しないが、通常、60〜200μm程度である。基材が厚すぎると、被着体の形状に対する追従性が十分でなく、見切りが良好でなくなることがあり、基材が薄すぎると、基材の強度が不十分で、剥離時に基材が切断されて被着体上に残ってしまうことがあるからである。
本発明のマスキングテープは、塗装対象物の非塗装対象部分への不慮の塗料塗布を防止するための保護カバーを有するマスキング材として使用されうる。マスキング材は、マスキング材の端部に粘着剤層を有し、それに隣接した保護カバーの部分を有する。保護カバーは、マスキングテープの粘着剤層を支持している基材と一体であってよい。或いは、保護カバーはマスキングテープの縁部分に連結した別のシートであってもよい。プラスティックシートは、塗装を防止するためのカバーとして作用するいかなるシートであってもよく、たとえば、ポリオレフィンシート又は紙シートである。
本発明のマスキングテープは、被着体が樹脂表面を有する場合に特に有効にマスキングを行うことができる。本発明は、さらなる態様において、樹脂表面を有する塗装塗装対象物の該樹脂表面に対して本発明の塗装用マスキングテープを貼り付けること、塗装対象物に塗料を塗布し、そして加熱することで硬化もしくは乾燥すること、及び、前記塗装対象物から前記塗装用マスキングテープを剥離することを含む、塗装対象物の塗装方法である。樹脂表面を有する塗装対象物は、たとえば、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系材料の成形体、たとえば、バンパーなどの自動車部品、鋼板上に下塗り塗装が施された樹脂塗装表面を有する塗装対象物などが挙げられる。硬化もしくは乾燥のための加熱操作は、通常の塗装に用いられる条件でよく、たとえば、80〜150℃程度である。
本発明のマスキングテープもしくはマスキング材は、自動車もしくは自動車部品の塗装に好適に使用されるが、屋外グラフィックディスプレイなどの加熱操作が必要な他の塗装用途に使用されてよい。
本発明は、以下において、実施例を用いて説明するが、これに限定されない。特に指示がないかぎり、百分率、割合及び比は質量基準である。
実施例1
2−エチルヘキシルアクリレート75質量%、アクリロニトリル2質量%及びアクリル酸1質量%をモノマー単位として含むアクリル重合体のエマルジョン(55%固形分)100gに対して、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(エチレン含有分:酢酸ビニル含有分=1:1質量基準)(スミカセン410HQ、55%固形分)0.5g添加したものを、80μm厚さのポリプロピレンフィルム上に塗布し、乾燥後に塗布量が30g/m2(粘着剤層の厚さ:28μm)となるようにした。ポリプロピレンフィルムは、結晶性ポリプロピレン(アイソタクチックポリプロピレン)80質量%と、非晶性ポリプロピレン(アタクチックポリプロピレン)20質量%のブレンドからなるものであった。また、ポリプロピレンフィルムは、片面が塗料のはじきを防止するための易接着性処理がアクリル系樹脂によってなされたものであり、粘着剤層はこの易接着性処理がなされた面とは反対側の未処理の面に対して塗布された。得られたフィルムを12mm幅で短冊状にスリットしてマスキングテープとした。
実施例2
実施例1と同様に、マスキングテープを製造したが、アクリル重合体のエマルジョン(55%固形分)100gに対して、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(スミカセン410HQ、55%固形分)5g添加した。
実施例3
実施例1と同様に、マスキングテープを製造したが、アクリル重合体のエマルジョン(55%固形分)100gに対して、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(スミカセン410HQ、55%固形分)10g添加した。
実施例4
エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(スミカセン410HQ、55%固形分)の存在下に、2−エチルヘキシルアクリレート75質量%、アクリロニトリル2質量%及びアクリル酸1質量%のモノマー混合物を、エチレン−酢酸ビニル共重合体5gに対して重合されるアクリル重合体100gとなるような量で添加し、さらに重合開始剤としてベンゾイルペルオキサイドを0.1g添加して、65℃で4時間、重合することで、エチレン−酢酸ビニル共重合体に共重合したアクリル重合体のエマルジョンを得た。以下、実施例1に記載されるとおりのポリプロピレンフィルムに実施例1と同様に塗布して、マスキングテープを製造した。
比較例1
2−エチルヘキシルアクリレート75質量%、アクリロニトリル2質量%及びアクリル酸1質量%をモノマー単位として含むアクリル重合体のエマルジョン(55%固形分)を、実施例1に記載されるとおりのポリプロピレンフィルムに実施例1と同様に塗布して、マスキングテープを製造した。
比較例2
ヘプタン溶剤中で天然ゴム(ペールクレープ)100gに対してタッキファイヤーとして荒川化学製アルコンP115を80g溶解し、それに、有機過酸化物の日本油脂製パーヘキサ3Mを0.1g添加し、密閉容器内で加熱して、架橋させた天然ゴム系粘着剤を製造した。これを実施例1に記載されるとおりのポリプロピレンフィルムに実施例1と同様に塗布して、マスキングテープを製造した。
比較例3
実施例2と同様にマスキングテープを製造したが、80μm厚さのポリプロピレンフィルムの代わりに、80μm厚さの軟質塩化ビニルフィルム(三菱化学MKV(株)製アルトロン#330)を用いた。
1.マスキングテープの評価試験
1.1.浮き特性評価(見切り線評価)
マスキングテープをポリプロピレン板(日本ポリプロピレン(株)社製ノバテックPPの射出成形板(サイズ5cm×10cm×厚さ5mm))に2kgローラーで圧着した直後に、100g錘を剥離角度90°となるように鉛直方向に吊り下げた。10分後に剥がれた距離を計測した。この方法は、定加重保持力と言われ、一般に高速で剥離したときの粘着力とは異なり、粘着剤の浮き剥がれと相関がある。
1.2.貼り跡評価
室温雰囲気(25℃)で、マスキングテープをポリプロピレン板(日本ポリプロピレン(株)社製ノバテックPPの射出成形板)にスキージーを用いてよく圧着した後に、150℃恒温槽に1時間放置した。その後、恒温槽からポリプロピレン板を取り出し、室温で1時間放置した後に、テープを剥離した。テープを剥離した後のポリプロピレン板の様子を観察した。
2.結果
実施例及び比較例の評価結果を下記の表1に示す。
Figure 2007321036

Claims (7)

  1. アクリル重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体とのブレンド、又は、アクリル重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体とが共重合されたものを含む粘着剤からなる層を基材上に有する塗装用マスキングテープ。
  2. 前記基材はポリオレフィン系基材である、請求項1記載の塗装用マスキングテープ。
  3. 前記ポリオレフィン基材はポリプロピレンを含有する、請求項2記載の塗装用マスキングテープ。
  4. 少なくとも80%のシンジオタクチック及び/又はアイソタクチックを含む硬質の第一のポリプロピレンポリマーと、少なくとも20%のアタクチックを含み、場合により、α−オレフィンもしくはジエンのコモノマー単位を含む軟質の第二のポリプロピレンポリマーとのブレンドである、請求項3記載の塗装用マスキングテープ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の塗装用マスキングテープを端部に有し、該テープに隣接した保護カバーを有する、マスキング材。
  6. 樹脂表面を有する塗装塗装対象物の該樹脂表面に対して請求項1〜4のいずれか1項記載の塗装用マスキングテープ又は請求項5記載のマスキング材のマスキングテープ部分を貼り付けること、
    塗装対象物に塗料を塗布し、そして加熱することで硬化もしくは乾燥すること、及び、
    前記塗装対象物から前記塗装用マスキングテープを剥離すること、
    を含む、塗装対象物の塗装方法。
  7. 前記樹脂表面はポリオレフィン系樹脂である、請求項6記載の塗装方法。
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