JP2007320527A - 車両用冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行中の空気抵抗を低減すると共に、車両に搭載された熱交換器の冷却性能の低下を抑制することを目的とする。
【解決手段】フロントバンパの車幅方向中央部にラジエータグリル22を配設し、ラジエータグリル22の車両上側にラジエータグリル16を配設する。また、ラジエータグリル16とラジエータ・コンデンサ24の前面上部との間に、ラジエータグリル16を開閉するシャッタ板30を配設し、ラジエータグリル22とラジエータ・コンデンサ24の前面下部との間に、導風板38を配設する。車両の走行中に、ラジエータグリル16をシャッタ板30によって閉塞し、導風板38によりラジエータグリル22からシャッタ板30の車両後方へ外気Wを導入する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用冷却装置に関する。
エンジンルーム内の温度に応じて外気導入部の開口面積を調整し、外気導入部からエンジンルーム内への外気の導入量を調整する方法が考案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法によると、車両の走行中の空気抵抗を減少させることができる。
しかしながら、外気導入部の一部を閉塞した際、外気導入部の閉塞された範囲の車両後方へ外気が導入されないので、外気導入部の車両後側に配設された熱交換器に外気が導入されずに冷却されない部位ができてしまい、熱交換器の冷却性能が低下するという問題がある。
実開昭64−16422号公報
本発明は上記事実を考慮し、車両の走行中の空気抵抗を低減すると共に、車両に搭載された熱交換器の冷却性能の低下を抑制することを目的とする。
請求項1に記載の車両用冷却装置は、車両に搭載され、外気により冷却される熱交換器と、前記熱交換器の車両前方に配設され、前記熱交換器へ外気を導入する外気導入部と、前記外気導入部の少なくとも一部を開閉する第1空気流制御部材と、前記外気導入部の開口した範囲から前記第1空気流制御部材の車両後方へ外気を導く第2空気流制御部材と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の車両用冷却装置では、熱交換器が車両に搭載され、この熱交換器の車両前方に外気導入部が配設されており、外気導入部から熱交換器へ外気が導入されて熱交換器が冷却される。また、外気導入部の少なくとも一部が第1空気流制御部材によって開閉される。
ここで、第1空気流制御部材によって外気導入部の一部が閉塞された際、第2空気流制御部材によって、外気導入部の開口した範囲から第1空気流制御部材の車両後方へ外気が導かれ、熱交換器の外気導入部の開口した範囲と車両前後方向に重なった範囲のみならず、熱交換器の第1空気流制御部材と車両前後方向に重なった範囲も冷却される。従って、第1空気流制御部材によって外気導入部の一部が閉塞された際の、熱交換器の部位毎の冷却量のバラツキを抑制できるので、車両の走行中の空気抵抗を低減すると共に、車両に搭載された熱交換器の冷却性能の低下を抑制することが可能となる。
請求項2に記載の車両用冷却装置は、請求項1に記載の車両用冷却装置であって、前記第2空気流制御部材は、前記外気導入部の開口面積が減少するにつれて、前記外気導入部の開口した範囲から前記熱交換器へ導入される外気の流れの前記第1空気流制御部材側への傾きを増加させていくことを特徴とする。
請求項2に記載の車両用冷却装置では、第2空気流制御部材が、外気導入部の開口面積が減少するにつれて、外気導入部の開口した範囲から熱交換器へ導入される外気の流れの第1空気流制御部材側への傾きを増加させていく。これによって、第1空気流制御部材によって外気導入部の開口面積が調整される場合に、熱交換器の第1空気流制御部材と車両前後方向に重なった範囲へ、該範囲の面積に応じた必要量の外気を導入できる。
請求項3に記載の車両用冷却装置は、請求項2に記載の車両用冷却装置であって、前記第2空気流制御部材は、前記外気導入部の開口面積が減少するにつれて、前記外気導入部の開口した範囲から前記熱交換器へ導入される外気の流れの前記第1空気流制御部材側への傾きを、前記第1空気流制御部材側から順に増加させていくことを特徴とする。
請求項3に記載の車両用冷却装置では、第2空気流制御部材が、外気導入部の開口面積が減少するにつれて、外気導入部の開口した範囲から熱交換器へ導入される外気の流れの第1空気流制御部材側への傾きを、第1空気流制御部材側から順に増加させていく。これによって、熱交換器の第1空気流制御部材と車両前後方向に重なる範囲と、熱交換器の外気導入部の開口した範囲と車両前後方向に重なる範囲とにバランス良く外気を導入できる。
請求項4に記載の車両用冷却装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用冷却装置であって、前記第1空気流制御部材及び前記第2空気流制御部材は、外気温、前記熱交換器の冷却負荷、車速の少なくとも1つに基づいて制御されることを特徴とする。
請求項4に記載の車両用冷却装置では、外気温、熱交換器の冷却負荷、車速の少なくとも1つに基づいて、第1空気流制御部材及び第2空気流制御部材が制御される。これによって、外気導入部が開口する時間を必要最小限に抑制し、車両の走行中の空気抵抗を最小限に抑制することが可能となる。
以上説明したように、車両の走行中の空気抵抗を低減すると共に、車両に搭載された熱交換器の冷却性能の低下を抑制することが可能となる。
次に、本発明の車両用冷却装置の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
図1には、第1実施形態に係る車両用冷却装置10を備える車両12を示している。この図に示すように、車両12の前端部では、フロントバンパ14が車幅方向に延在している。このフロントバンバ14の車幅中央の車両上側にはラジエータグリル(外気導入部)16が配設されている。また、ラジエータグリル16の車幅外側にはヘッドランプ20が配設され、ラジエータグリル16の車両後側にはエンジンフード18が配設され、さらに、ラジエータグリル16とフロントバンパ14との間では、ボディ一般面19が車幅方向に延在している。
図1、図2に示すように、車両用冷却装置10は、上述のラジエータグリル16と、フロントバンパ14の車幅中央に配設されたラジエータグリル(外気導入部)22と、ラジエータグリル16、22の車両後側且つエンジンルームの車両前端部に配設されたラジエータ・コンデンサ(熱交換器)24と、ラジエータグリル16の車両後方且つラジエータ・コンデンサ24の車両前方に配設されたグリルシャッタ26と、ラジエータグリル22の車両後方且つラジエータ・コンデンサ24の車両前方に配設されたバンパシャッタ28とを備えている。
ラジエータグリル16とラジエータ・コンデンサ24の前面上部とが車両前後方向に対向し、ラジエータグリル22とラジエータ・コンデンサ24の前面下部とが車両前後方向に対向している。ラジエータグリル16、22は、車両前方から後方へ外気Wを導入可能であり、ラジエータグリル16、22から導入された外気Wによって、ラジエータ・コンデンサ24が冷却される。
また、グリルシャッタ26は、複数枚(例えば、図2に示すように3枚)のシャッタ板30(第1空気流制御部材)と、シャッタ駆動機構31とを備えている。各シャッタ板30は、矩形状の平板であり、ラジエータグリル16の車両後方の範囲32及びボディ一般面19の車両後方の範囲33において、図示しないレール部材によって車両上下方向へスライド可能に支持されている。また、複数枚のシャッタ板30は、車幅方向に延在し、且つ、車両前後方向に重なるように配設されている。
また、各シャッタ板30の幅方向端部(車両上下方向端部)には図示しないフック部が形成されており、或るシャッタ板30が車両上方方向へスライドすると、該シャッタ板30の下部と該シャッタ板30の車両前側に重ねられたシャッタ板30の上部とが係合し、該シャッタ板30の車両前側に重ねられたシャッタ板30が車両上方方向へスライドする。また、或るシャッタ板30が車両下方方向へスライドすると、該シャッタ板30の車両前側に重ねられたシャッタ板30が自重で車両下方方向へスライドする。
また、シャッタ駆動機構31は、モータ27と、モータ27によって回転される駆動ギヤ34と、駆動ギヤ34と噛合う歯型が長手方向へ連続して形成された伝導ベルト36とを備えている。駆動ギヤ34は、上述の範囲32の車両上側に、回転軸が車幅方向と平行となるように配設されている。また、ベルト36の長手方向一端部が、複数枚のシャッタ板30の中で最も車両後側に位置する(最後尾の)シャッタ板30に固定されている。このため、駆動ギヤ34が回転すると、上述の範囲32、33において、ベルト34の長手方向一端部及び複数枚のシャッタ板30が車両上下方向へ移動する。
ここで、駆動ギヤ34が一方向(図2に示す反時計回り方向)Aへ回転し、ベルト36の長手方向一端部及び複数枚のシャッタ板30が車両下方方向へ移動すると、図2(A)に示すように、最終的には、複数枚のシャッタ板30が、上述の範囲33内に格納される。これによって、ラジエータグリル16の全範囲が開口し、ラジエータグリル16の全範囲からラジエータ・コンデンサ24の前面上部へ外気Wが導入される。
また、駆動ギヤ34が他方向(図2に示す時計回り方向)Bへ回転し、ベルト36の長手方向一端部及び複数枚のシャッタ板30が車両上方方向へ移動すると、図2(B)に示すように、まず、最後尾のシャッタ板30によってラジエータグリル16の車両下側端部が閉塞され、図2(C)に示すように、最終的には、複数枚のシャッタ板30によってラジエータグリル16の全範囲が閉塞される。これによって、ラジエータグリル16からラジエータ・コンデンサ24の前面上部への外気Wの導入が遮断される。
ここで、グリルシャッタ26は、板材であるシャッタ板30が車両上下方向へスライドする構成となっていることによって、板材を回転するタイプのグリルシャッタと比較して、車両前後方向の幅が減少されている。これによって、板材を回転するタイプのグリルシャッタを用いる場合と比較して、ラジエータグリル16とラジエータ・コンデンサ24との間隔を狭くすることが可能となる。
また、バンパシャッタ28は、複数枚(例えば、図に示すように3枚)の導風板38(第2空気流制御部材)と、シャッタ駆動機構40とを備えている。各導風板38は、長手方向の断面が羽形状(次第に肉厚を減少させつつ湾曲した形状)の矩形状の板材であり、ラジエータグリル22の車両後方の範囲35において、回転軸42によって回動可能に支持されて車幅方向に延在している。また、複数の回転軸42は、車幅方向に延在し、且つ、車両上下方向に重なるように配設されており、各導風板38の幅方向の一端部(基端部)に挿通されている。また、複数枚の導風板38は、車両上下方向に重ねられ、且つ、幅方向の他端部(先端部)が車両後方方向を向くように配設されている。
また、シャッタ駆動機構40は、各回転軸42が挿通された複数(例えば、図2に示すように3個)のギヤ44と、上下に並んだ一対のギヤ44と噛合する複数(例えば、図2に示すように2個)のアイドルギヤ46と、モータ29と、モータ29によって回転される駆動ギヤ44とを備えている。この駆動ギヤ44は、各ギヤ44の中で最も車両下側に配設された(最下位の)ギヤ44と噛合している。
複数のギヤ44は、回転半径、歯数が異なっており。車両上方方向へいくにつれて、ギヤ44の回転半径、歯数が減少するようになっている。このため、駆動ギヤ48の回転は、最下位のギヤ44から最上位のギヤ44へ増速されながら伝達される。
ここで、図2(A)に示すように、複数枚の導風板38が略平行となるように、複数枚の導風板38の初期位置が設定されている。複数枚の導風板38が初期位置に位置する状態で、各導風板38の先端側が車両上方方向に湾曲するが、その湾曲量は小さく、ラジエータグリル22を通過した外気Wは、各導風板38の間をそのまま直線的に通過して、ラジエータ・コンデンサ24の前面下部に当たる。
そして、図2(B)に示すように、駆動ギヤ48が一方向(図2に示す時計回り方向)Cに回転すると、複数のギヤ44が他方向(図2に示す反時計回り方向)Dに回転し、複数の導風板38が他方向Dに回動する。
ここで、駆動ギヤ44の回転は、最下位のギヤ44から最上位のギヤ44へ増速されながら伝達されるので、導風板38の回動量は、車両上側へかけて大きくなっていく。このため、駆動ギヤ44の一方向Cへの回転が開始された後、初めは、最上位の導風板38のみが外気Wを整流し、その後、図2(C)に示すように、上から2段目の導風板38による外気Wの整流が始まる。
即ち、駆動ギヤ44の一方向Cへの回転が開始された後、初めは、図2(B)に示すように、最上位の導風板38の車両上側を通過する外気Wのみがシャッタ板30側へ傾斜し、最上位の導風板38の車両下側を通過する外気Wは、そのまま直線的に各導風板38の間を通過する。その後、図2(C)に示すように、上から2段目の導風板38の車両上側を通過した外気Wがシャッタ板30側へ傾斜し、上から2段目の導風板38の車両下側を通過した外気Wはそのまま直線的に各導風板38の間を通過する。また、最上位の同封版38の車両上側を通過する外気Wの流れのシャッタ板30側への傾きが増加する。
ここで、駆動ギヤ34、48が同期して図2(A)に示す初期位置から回転されるように、モータ27、29が制御部25によって制御されており、シャッタ板30の車両上方方向へのスライドが開始されると、導風板38の他方向Dへの回動が開始されるようになっている。
図2(B)に示すように、駆動ギヤ34の他方向Bの回転により最後尾のシャッタ板30が車両上方方向へスライドし、ラジエータグリル16の車両下側端部からラジエータ・コンデンサ24の前面上部への外気Wの導入が遮断されるが、これと同時に、駆動ギヤ48の一方向Cの回転により最上位の導風板38が他方向へ回動することにより、ボディ一般面19と最上位の導風板38との間からラジエータ・コンデンサ24の前面へ導入される外気Wの流れのシャッタ板30側への傾きが増加される。これによって、ラジエータ・コンデンサ24の前面のシャッタ板30と車両前後方向に重なった範囲へ外気Wが導入される。
また、図2(C)に示すように、駆動ギヤ34の他方向Bの回転により全てのシャッタ板30が車両上方方向へスライドし、ラジエータグリル16からラジエータ・コンデンサ24の前面上部への外気Wの導入が完全に遮断された際には、最上位の導風板38が図2(B)に示す状態からさらに他方向Dに回転することにより、ボディ一般面19と最上位の導風板38との間からラジエータ・コンデンサ24の前面へ導入される外気Wの流れのシャッタ板30側への傾きが、図2(B)に示す状態からさらに増加される。これによって、ラジエータ・コンデンサ24の前面の車両上側端部まで外気Wが導入される。
ところで、制御部25には、ラジエータ・コンデンサ24の水温の閾値Ta1、車両12の速度に応じた外気温の閾値Tb1、HV(High Voltage)バッテリ(図示省略)の水温の閾値Tc1、インバータ(図示省略)の温度の閾値Td1、HV(Hybrid Vehicle)用モータ(図示省略)の温度の閾値Te1を定めたパラメータテーブルが記憶されている。また、制御部25には、ラジエータ・コンデンサ24の水温を検出する温度センサ(図示省略)、車両12の速度を検出する速度センサ(図示省略)、外気温を検出する温度センサ(図示省略)、HVバッテリの水温を検出する温度センサ(図示省略)、インバータの温度を検出する温度センサ(図示省略)、HV用モータの温度を検出する温度センサ(図示省略)の検出信号が入力されるようになっており、制御部25は、各センサから入力された検出信号とパラメータテーブルに記憶された各パラメータの閾値に応じて、モータ27、29を制御する。
以下、制御部25よるモータ27、29の制御方法について図3のフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、ハイブリッドエンジンを搭載した車両を例に取って説明する。
ハイブリッドエンジンがオンになると処理ルーチンが開始されてステップ1へ移行する。なお、処理ルーチンが開始される段階で、ラジエータグリル16はグリルシャッタ26によって開口されている。ステップ1では、ラジエータ・コンデンサ24の水温を検出する温度センサの検出値がパラメータテーブルに記憶された閾値Ta1以下であるか否か、即ち、ラジエータ・コンデンサ24の水温が許容範囲内であるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ2へ移行し、判定が否定されるとステップ8へ移行する。
ステップ2では、車両12の速度を検出する速度センサの検出値に対応する外気温の閾値Tb1がパラメータテーブルから読み出され、外気温を検出する温度センサの検出値がパラメータテーブルから読み出された外気温の閾値Tb1以下であるか否か、即ち、外気温が車両12の速度に応じて定められた許容範囲内であるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ3へ移行し、判定が否定されるとステップ8へ移行する。
ステップ3では、エアコン(図示省略)が作動されていないか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ4へ移行し、判定が否定されるとステップ8へ移行する。
ステップ4では、HVバッテリの水温を検出する温度センサの検出値がパラメータテーブルに記憶された閾値Tc1以下であるか、即ち、HVバッテリの水温が許容範囲内であるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ5へ移行し、判定が否定されるとステップ8へ移行する。
ステップ5では、インバータの温度を検出する温度センサの検出値がパラメータテーブルに記憶された閾値Td1以下であるか、即ち、インバータの温度が許容範囲内であるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ6へ移行し、判定が否定されるとステップ8へ移行する。
ステップ6では、HV用モータの温度を検出する温度センサの検出値がパラメータテーブルに記憶された閾値Te1以下であるか、即ち、HV用モータの温度が許容範囲内であるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ7へ移行し、判定が否定されるとステップ8へ移行する。
ステップ7では、モータ27、29が同期して駆動され、ラジエータグリル16がシャッタ板30によって閉塞されると共に、ラジエータグリル22からラジエータ・コンデンサ24の前面へ導入される外気Wが、導風板38によって、ラジエータ・コンデンサ24の前面のラジエータグリル22の車両後方の範囲のみならず、ラジエータ・コンデンサ24の前面のシャッタ板30の車両後方の範囲まで拡散される。
これによって、ラジエータグリル16を閉塞する際に、ラジエータ・コンデンサ24の前面のシャッタ板30の車両後方の範囲も冷却される。従って、車両12の走行中の空気抵抗を低減するためにシャッタ板30によってラジエータグリル16を閉塞した際の、ラジエータ・コンデンサ24の部位毎の冷却量のバラツキを抑制できるので、燃費の向上、CO排出量の低減と、ラジエータ・コンデンサ24の冷却性能の確保とを両立できる。
一方、ステップ8では、モータ27、29が駆動されることなく、ラジエータグリル16がシャッタ板30によって開放された状態が維持され、ラジエータグリル16、22からラジエータ・コンデンサ24の前面の全範囲へ外気Wが導入される。これによって、ラジエータ・コンデンサ24を十分に冷却できるので、ラジエータ・コンデンサ24の水温、HVバッテリの水温、インバータの温度、HV用モータの温度を許容範囲内に維持でき、また、エアコンの性能を確保できる。
ここで、外気温、ラジエータ・コンデンサ24の冷却負荷、車速等が許容範囲を超える時のみ、ラジエータグリル16が開口するようにし、ラジエータグリル16が開口する時間を必要最小限に抑制しているので、車両12の走行中の空気抵抗を最小限に抑制できる。
なお、本実施形態では、外気導入部としてのラジエータグリル16のみを第1空気流制御部材としてのグリルシャッタ26によって開閉し、外気導入部としてのラジエータグリル22を常時開放としたが、ラジエータグリル22もグリルシャッタ26によって閉塞されるように構成しても良い。即ち、外気導入部の全体が第1空気流制御部材によって開閉されるように構成しても良い。
また、本実施形態では、車両12の走行中、車両上側のラジエータグリル16を閉塞し、車両下側のラジエータグリル22からラジエータ・コンデンサ24の車両上側へ外気Wを導く構成としたが、車両下側のラジエータグリル22を閉塞し、車両上側のラジエータグリル16からラジエータ・コンデンサ24の車両下側へ外気Wを導く構成としても良い。
次に、制御部25によるモータ27、29の制御方法の変形例について図4のフローチャートを参照して説明する。なお、制御部25には、ラジエータ・コンデンサ24の水温の閾値Ta1、Ta2(<Ta1)、車両12の速度に応じた外気温の閾値Tb1、Tb2(<Tb1)、HVバッテリの水温の閾値Tc1、Tc2(<Tc1)、インバータの温度の閾値Td1、Td2(<Td1)、HV用モータの温度の閾値Te1、Te2(<Te1)を定めたパラメータテーブルが記憶されている。
ハイブリッドエンジンがオンになると処理ルーチンが開始されてステップ101へ移行する。なお、処理ルーチンが開始される段階で、ラジエータグリル16はシャッタ板30によって開放されている。ステップ101では、ラジエータ・コンデンサ24の水温を検出する温度センサの検出値Ta0がTa0≦Ta2であるか、Ta2<Ta0≦Ta1であるか、Ta0>Ta1であるかが判定され、Ta0≦Ta2であればステップ102へ移行し、Ta2<Ta0≦Ta1であればステップ110へ移行し、Ta0>Ta1であればステップ120へ移行する。
ステップ102では、車両12の速度を検出する速度センサの検出値に対応する外気温の閾値Tb1、Tb2がパラメータテーブルから読み出され、外気温を検出する温度センサの検出値Tb0がTb0≦Tb2であるか、Tb2<Tb0≦Tb1であるか、Tb0>Tb1であるかが判定され、Tb0≦Tb2であればステップ103へ移行し、Tb2<Tb0≦Tb1であればステップ110へ移行し、Tb0>Tb1であればステップ120へ移行する。
ステップ103では、エアコンが作動していないか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ104へ移行し、判定が否定されるとステップ120へ移行する。
ステップ104では、HVバッテリの水温を検出する温度センサの検出値Tc0がTc0≦Tc2であるか、Tc2<Tc0≦Tc1であるか、Tc0>Tc1であるかが判定され、Tc0≦Tc2であればステップ105へ移行し、Tc2<Tc0≦Tc1であればステップ110へ移行し、Tc0>Tc1であればステップ120へ移行する。
ステップ105では、インバータの温度を検出する温度センサの検出値Td0がTd0≦Td2であるか、Td2<Td0≦Td1であるか、Td0>Td1であるかが判定され、Td0≦Td2であればステップ106へ移行し、Td2<Td0≦Td1であればステップ110へ移行し、Td0>Td1であればステップ120へ移行する。
ステップ106では、HV用モータの温度を検出する温度センサの検出値Te0がTe0≦Te2であるか、Te2<Te0≦Te1であるか、Te0>Te1であるかが判定され、Te0≦Te2であればステップ107へ移行し、Te2<Te0≦Te1であればステップ110へ移行し、Te0>Te1であればステップ120へ移行する。
ステップ107では、モータ27、29が同期して駆動され、図2(C)に示すように、ラジエータグリル16がシャッタ板30によって完全に閉塞されると共に、ラジエータグリル22からラジエータ・コンデンサ24の前面へ導入される外気Wが、導風板38によって、ラジエータ・コンデンサ24のラジエータグリル22の車両後方の範囲のみならず、ラジエータ・コンデンサ24のシャッタ板30の車両後方の範囲まで拡散される。
一方、ステップ110では、モータ27、29が駆動されて、図2(B)に示すように、ラジエータグリル16の開口面積が減少され、ラジエータグリル16の車両下側端部がシャッタ板30によって閉塞され、最上位の導風板38により、ボディ一般面19と最上位の導風板38との間からシャッタ板30の車両後方へ外気Wが導かれる。
ここで、ラジエータグリル16の開口面積が減少するにつれて、導風板38のシャッタ板30側への傾きが増加していき、ラジエータグリル22からラジエータ・コンデンサ24へ導入される外気Wの流れのシャッタ板30側への傾きが増加する。これによって、シャッタ板30によってラジエータグリル16の開口面積が調整された際に、ラジエータ・コンデンサ24のシャッタ板30と車両前後方向に重なった範囲の面積に応じた必要量の外気Wを、シャッタ板30の車両後方へ導入できる。
また、ラジエータグリル16の開口面積が減少するにつれて、導風板38のシャッタ板30側への傾きが、シャッタ板30側の導風板38から順に増加していき、ラジエータグリル22からラジエータ・コンデンサ24へ導入される外気Wの流れのシャッタ板30側への傾きが、シャッタ板30側から順に増加していく。これによって、ラジエータ・コンデンサ24のシャッタ板30の車両後方の範囲と、ラジエータ・コンデンサ24のラジエータグリル22の車両後方の範囲とにバランス良く外気Wを導入できる。
また、ステップ120では、モータ27、29が駆動されることなく、ラジエータグリル16がグリルシャッタ26によって開放された状態が維持され、ラジエータグリル16、22からラジエータ・コンデンサ24の前面の全範囲へ外気Wが導入される。
次に、バンパシャッタ28の変形例であるバンパシャッタ50について図5を参照して説明する。なお、バンパシャッタ28と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
バンパシャッタ50は、複数枚(例えば、図5に示すように3枚)の導風板38と、シャッタ駆動機構52とを備えている。シャッタ駆動機構52は、回転軸42が挿通された複数(例えば、図5に示すように3個)の同一形状のギヤ54と、複数のギヤ54に噛合する伝導ベルト56と、伝導ベルト56を駆動する駆動ギヤ58と、駆動ギヤ58を回転させるモータ29とを備えている。
伝導ベルト56は、車両上下方向にスライド可能に支持されており、一方の面に歯部56Aが断続的に形成されている。ここで、複数の導風板38が初期位置に位置する状態で、最上位のギヤ54と駆動ギヤ58にのみ歯部56Aが噛合し、その他のギヤ54には歯部56Aが噛合せず、駆動ギヤ58の初期位置から一方向(図5に示す反時計回り方向)Aへの回転により伝導ベルト56が初期位置から車両下方へスライドすると、車両上側のギヤ54から順に歯部56Aに噛合っていくようになっている。
このため、駆動ギヤ58が初期位置から一方向Aへ回転し、伝導ベルト56が初期位置から車両下方へスライドすると、車両上側のギヤ54から順に一方向Aへの回転を開始し、車両上側の導風板38から順に一方向Aへの回動を開始する。
これによって、上述のバンパシャッタ28と同様、ラジエータグリル16の開口面積が減少するにつれて、導風板38のシャッタ30側への傾きが増加していき、ラジエータグリル22からラジエータ・コンデンサ24へ導入される外気Wの流れのシャッタ板30側への傾きが増加する。
また、ラジエータグリル16の開口面積が減少するにつれて、導風板38のシャッタ板30側への傾きが、シャッタ板30側の導風板38から順に増加していき、ラジエータグリル22からラジエータ・コンデンサ24へ導入される外気Wの流れのシャッタ板30側への傾きが、シャッタ板30側から順に増加していく。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態の車両用冷却装置100は、ラジエータシャッタ60と、バンパシャッタ28(図2参照)と、バンパシャッタ62とを備えている。ラジエータシャッタ60は整流部材64(第1空気流制御部材)を備え、バンパシャッタ62は整流部材66を備えている。
図6(A)に示すように、整流部材64は、フロントバンパ14の車両前側に配設されたシャッタ格納部68に支持され、シャッタ格納部68の車両上側で車幅方向に延在した三角柱状の部材で、車両前側から後側へかけて昇り勾配のテーパ面64Aを有する。このテーパ面64Aは、車両12の高速走行時に、ラジエータグリル16に向う風を、エンジンフード18の車両上側へ導く。これによって、ラジエータグリル16からエンジンルーム内へ風が流入し難くなる。また、図6(B)に示すように、テーパ面64Aは、車両12の停車時及び低速走行時には、ラジエータグリル16からエンジンルーム内への風の流入を妨げない。
また、整流部材66は、シャッタ格納部68に支持され、シャッタ格納部68の車両下側で車幅方向に延在した三角柱状の部材で、車両前側から後側へかけて下り勾配のテーパ面66Aを有する。図6(A)に示すように、テーパ面66Aは、車両12の高速走行時には、ラジエータグリル22に向う風Wを、フロントバンパ14の車両下側へ導く。これによって、ラジエータグリル22からエンジンルーム内へ風Wが流入し難くなる。また、図6(B)に示すように、テーパ面66Aは、車両12の停車時及び低速走行時には、ラジエータグリル22からエンジンルーム内への風Wの流入を妨げない。
ここで、図6(C)に示すように、整流部材64、66は、シャッタ格納部68内に格納可能となっている。このため、車両12の高速走行時にも、整流部材64、66をシャッタ格納部68に格納することで、ラジエータグリル16、22からエンジンルーム内へ風Wを導入させることが可能となる。
次に、本発明の第3実施形態の車両用冷却装置について説明する。なお、第1、第2実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図7に示すように、車両用冷却装置200は、車両前部に配設されたラジエータグリル(外気導入部)102と、ラジエータグリル102の車両後側且つエンジンルームの車両前側端部に配設されたラジエータ・コンデンサ(熱交換器)104と、ラジエータグリル102とラジエータ・コンデンサ104との間の車幅中央に配設されたグリルシャッタ106と、ラジエータグリル102とラジエータ・コンデンサ104との間の車幅両端部に配設された一対のグリルシャッタ108とを備えている。
グリルシャッタ106は、2枚のシャッタ板110(第1空気流制御部材)と、シャッタ駆動機構111とを備えている。各シャッタ板110は、可撓性を有する矩形状の平板である。また、シャッタ駆動機構111は、ラジエータグリル102とラジエータ・コンデンサ104との間の車幅中央に回転可能に立設され、シャッタ板110を巻取った2本の巻取りロール112と、各巻取りロール112に挿通された一対のギヤ114と、一対のギヤ114に噛合したアイドルギヤ118と、一対のギヤ114の一方に噛合した駆動ギヤ120と、駆動ギヤ120を回転させるモータ27を備えている。
一対の巻取りロール112は、車幅方向に配列されている。また、シャッタ板110は、図示しないレール部材によって車幅方向にスライド可能に支持されている。このため、図7(B)、(C)に示すように、駆動ギヤ120が一方向(図7に示す時計回り方向)Aへ回転すると、駆動ギヤ120と噛合したギヤ114に挿通された(図7中下側の)一方の巻取りロール112が他方向(図7に示す反時計回り方向)Bへ回転し、他方の(図7中上側の)巻取りロール112が一方向Aへ回転して、一対のシャッタ板110が、車幅外方へ巻き出される。
また、グリルシャッタ108は、複数枚(例えば、図7に示すように3枚)の導風板38と、シャッタ駆動機構40とを備えている。各導風板38は、ラジエータグリル102の車幅方向端部の車両後方の範囲において、車両上下方向に沿って延びる回転軸42によって回動可能に支持されている。また、複数の回転軸42は、車量上下方向に延在し、且つ、車幅方向に重なるように配設されており、各導風板38の幅方向の一端部(基端部)に挿通されている。また、複数枚の導風板38は、車幅方向に重ねられ、且つ、幅方向の他端部(先端部)が車両後方方向を向くように配設されている。
また、シャッタ駆動機構40は、各回転軸42が挿通された複数(例えば、図7に示すように3個)のギヤ44と、車幅方向に並んだ一対のギヤ44と噛合する複数(例えば、図7に示すように2個)のアイドルギヤ46と、各ギヤ44の中で最も車幅外側に配設されたギヤ44と噛合する駆動ギヤ48と、駆動ギヤ48を回転させるモータ29とを備えている。
複数のギヤ44は、回転半径、歯数が異なっており、ギヤ44の回転半径、歯数が、車幅内方方向へいくにつれて減少するようになっている。このため、駆動ギヤ48の回転は、最も車幅外側のギヤ44から最も車幅内側のギヤ44へ増速されながら伝達される。
ここで、図7(A)に示すように、複数枚の導風板38が略平行となるように、複数枚の導風板38の初期位置が設定されている。複数枚の導風板38が初期位置に位置する状態で、各導風板38の先端側が車幅内側に湾曲するが、その湾曲量は小さく、ラジエータグリル102の車幅方向両端部を通過した外気Wは、各導風板38の間をそのまま直線的に通過して、ラジエータ・コンデンサ104の前面に当たる。
そして、図7(B)に示すように、駆動ギヤ48が一方向(図7に示す時計回り方向)Cに回転すると、複数のギヤ44が他方向(図7に示す反時計回り方向)Dに回転し、複数の導風板38が他方向Dに回動する。
ここで、駆動ギヤ48の回転は、最も車幅外側のギヤ44から最も車幅内側のギヤ44へ増速されながら伝達されるので、導風板38の回動量は、車幅外側から車幅内側へかけて大きくなる。このため、駆動ギヤ48の一方向Cへの回転が開始された後、初めは、最も車幅内側の導風板38のみが外気Wを整流し、その後、図7(C)に示すように、車幅内側から2列目の導風板38による外気Wの整流が始まる。
即ち、駆動ギヤ44の一方向Cへの回転が開始された後、初めは、図7(B)に示すように、最も車幅内側の導風板38の車幅内側を通過する外気Wのみがシャッタ板110側へ傾き、最も車幅内側の導風板38の車幅外側を通過する外気Wはそのまま直線的に各導風板38の間を通過する。その後、図7(C)に示すように、車幅内側から2列目の導風板38の車幅内側を通過した外気Wがシャッタ板110側へ傾斜し、車幅内側から2列目の導風板38の車幅外側を通過した外気Wはそのまま直線的に各導風板38の間を通過する。また、最も車幅内側の導風板38の車幅内側を通過した外気Wの流れのシャッタ板110への傾きが増加する。
ここで、駆動ギヤ120、48が同期して図7(A)に示す初期位置から回転されるように、モータ27、29が制御部(図示省略)によって制御されており、シャッタ板110の車幅外方へのスライドが開始されると、導風板38の他方向Dへの回動が開始されるようになっている。
図7(B)に示すように、駆動ギヤ120の一方向Aへの回転によりシャッタ板110が車幅外方へスライドし、ラジエータグリル102の車幅中央からラジエータ・コンデンサ104への外気Wの導入が遮断されるが、これと同時に、駆動ギヤ48の一方向Cへの回転により最も車幅内側の導風板38が他方向Dへ回動することにより、シャッタ板110の車幅外側からラジエータ・コンデンサ104の前面へ導入される外気Wの流れのシャッタ板30側への傾きが増加される。これによって、ラジエータ・コンデンサ104の前面のシャッタ板110の車両後方の範囲へ外気Wが導入される。
また、図7(C)に示すように、駆動ギヤ120の一方向Aの回転によりシャッタ板110の車幅外方への巻き出し量が増加し、ラジエータ・コンデンサ104の車幅中央への外気Wの導入が完全に遮断された際には、最も車幅内側の導風板38が図7(B)に示す状態からさらに他方向Dに回転することにより、シャッタ板110の車幅外側からラジエータ・コンデンサ104の前面へ導入される外気Wの流れのシャッタ板110側への傾きが、図7(B)に示す状態からさらに増加される。これによって、シャッタ板110の車両後方に位置するラジエータ・コンデンサ104の車幅方向中央部まで外気Wが導入される。
即ち、ラジエータグリル102の車幅中央がグリルシャッタ106によって閉塞されると共に、シャッタ板110の車幅外側からラジエータ・コンデンサ104の前面へ導入される外気Wが、導風板38によって、ラジエータ・コンデンサ104の車幅端部のみならず、ラジエータ・コンデンサ104の車幅中央まで拡散される。
これによって、ラジエータグリル102の車幅中央を閉塞する際に、ラジエータ・コンデンサ104の前面のシャッタ板110の車両後方の範囲も冷却される。従って、車両の走行中の空気抵抗を低減するためにシャッタ板110によってラジエータグリル102の車幅中央が閉塞された際の、ラジエータ・コンデンサ102の部位毎の冷却量のバラツキを抑制できるので、燃費の向上、CO排出量の低減と、ラジエータ・コンデンサ102の冷却性能の確保とを両立できる。
なお、本実施形態では、車両の走行中、ラジエータグリル102の車幅中央を閉塞し、ラジエータグリル102の車幅外側からラジエータ・コンデンサ104の車幅中央へ外気Wを導く構成としたが、ラジエータグリル102の車幅外側を閉じ、ラジエータグリル102の車幅中央からラジエータ・コンデンサ104の車幅外側へ外気Wを導く構成としても良い。
本発明の第1実施形態に係る車両用冷却装置を備える車両を示す斜視図である。 (A)〜(C)は、本発明の第1実施形態に係る車両用冷却装置を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用冷却装置の制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る車両用冷却装置の制御方法の変形例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る車両用冷却装置に備えられたバンパシャッタの変形例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用冷却装置に備えられたグリルシャッタとバンパシャッタの変形例を示す側面図である。 (A)〜(C)は、本発明の第3実施形態に係る車両用冷却装置を示す断面図である。
符号の説明
10 車両用冷却装置
12 車両
16 ラジエータグリル(外気導入部)
22 ラジエータグリル(外気導入部)
24 ラジエータ・コンデンサ(熱交換器)
30 シャッタ板(第1空気流制御部材)
38 導風板(第2空気流制御部材)
64 整流部材(第1空気流制御部材)
100 車両用冷却装置
102 ラジエータグリル(外気導入部)
104 ラジエータ・コンデンサ(熱交換器)
110 シャッタ板(第1空気流制御部材)
200 車両用冷却装置

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、外気により冷却される熱交換器と、
    前記熱交換器の車両前方に配設され、前記熱交換器へ外気を導入する外気導入部と、
    前記外気導入部の少なくとも一部を開閉する第1空気流制御部材と、
    前記外気導入部の開口した範囲から前記第1空気流制御部材の車両後方へ外気を導く第2空気流制御部材と、
    を有することを特徴とする車両用冷却装置。
  2. 前記第2空気流制御部材は、前記外気導入部の開口面積が減少するにつれて、前記外気導入部の開口した範囲から前記熱交換器へ導入される外気の流れの前記第1空気流制御部材側への傾きを増加させていくことを特徴とする請求項1に記載の車両用冷却装置。
  3. 前記第2空気流制御部材は、前記外気導入部の開口面積が減少するにつれて、前記外気導入部の開口した範囲から前記熱交換器へ導入される外気の流れの前記第1空気流制御部材側への傾きを、前記第1空気流制御部材側から順に増加させていくことを特徴とする請求項2に記載の車両用冷却装置。
  4. 前記第1空気流制御部材及び前記第2空気流制御部材は、外気温、前記熱交換器の冷却負荷、車速の少なくとも1つに基づいて制御されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用冷却装置。
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