JP2007316340A - マスク、収差計測方法、調整方法及び露光方法 - Google Patents

マスク、収差計測方法、調整方法及び露光方法 Download PDF

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Abstract

【課題】投影光学系の収差計測に要する時間を短縮する。
【解決手段】二重露光により、ウエハ上に、ラインパターンの像LP1”とラインパターンの像とLP3’が交差した状態で形成するとともに、ラインパターンの像LP2”とラインパターンの像LP4’とが交差した状態で形成される。そして、ラインパターンの像LP1”とラインパターンの像とLP3’との重なり部分M1’と、ラインパターンの像LP2”とラインパターンの像LP4’との重なり部分M2’との位置関係が、ウエハの現像後に計測される。この場合、SEM等を用いなくても例えば通常のマーク検出系(大気圧環境下で使用可能なアライメントセンサなど)によって上記の位置関係の計測は可能である。
【選択図】図8

Description

本発明は、マスク、収差計測方法、調整方法及び露光方法に係り、更に詳しくは、感応物体上に収差計測用のパターンを形成するのに用いられるマスク、感応物体上に形成されたパターン像に基づいて投影光学系の収差を計測する収差計測方法、該収差計測方法による収差の計測結果に基づいて投影光学系を調整する調整方法、及び該調整方法により調整された投影光学系を用いてパターンを感応物体上に転写する露光方法に関する。
従来より半導体素子(集積回路等)、液晶表示素子等の電子デバイス(マイクロデバイス)を製造するリソグラフィ工程では、マスク(又はレチクル)のパターンの像を投影光学系を介して、レジスト(感応材)が塗布されたウエハ又はガラスプレート等の感応性の物体(以下、「ウエハ」と総称する)上の複数のショット領域の各々に転写するステップ・アンド・リピート方式の縮小投影露光装置(いわゆるステッパ)や、ステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置(いわゆるスキャニング・ステッパ(スキャナとも呼ばれる))などが、主として用いられている。
この種の露光装置では、露光(レチクルパターンのウエハ上への転写)の際に、投影光学系の収差、例えばコマ収差によってパターンの投影像の転写位置がずれてしまい、重ね合わせ精度が悪化するため、コマ収差が極力小さくなるように投影光学系を調整する必要がある。また、その調整の前提として投影光学系のコマ収差を精度良く計測する必要がある。従来では、例えば、テストレチクルに形成されたコマ収差計測用のパターン、例えばラインアンドスペースパターンを投影光学系を介してレジストが塗布されたウエハ上に転写し、そのウエハを現像し、その現像後のウエハ上に形成されたラインアンドスペースパターンの両端のラインパターンのレジスト像の線幅をそれぞれ計測し、その線幅に基づいてコマ収差の指標値である線幅異常値を求めることが、比較的多く行われていた(例えば、特許文献1参照)。しかるに、コマ収差計測用のパターンのレジスト像は非常に微細であるため、その線幅の計測には、高精度な計測装置、例えばSEM(走査型電子顕微鏡)等を用いる必要があり、計測に時間がかかり、特に投影光学系の視野内の複数の計測点において、線幅異常値(コマ収差)を求める場合などには、その計測に数時間から数十時間を要していた。
特開2004−79585号公報
本発明は、第1の観点からすると、第1方向に伸びる第1の線幅の第1ラインパターン要素と、前記第1方向に伸び、前記第1の線幅とは異なる第2の線幅の第2ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含む第1パターンと、前記第1方向と異なる第2方向に伸び、前記第1ラインパターン要素と組を成す前記第2の線幅の第3ラインパターン要素と、前記第2方向に伸び、前記第2ラインパターン要素と組を成す前記第1の線幅の第4ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含む第2パターンとが、前記第1ラインパターン要素と前記第2ラインパターン要素との位置関係と、前記第3ラインパターン要素と前記第4パターン要素との位置関係とが同一の位置関係となるように、かつ相互に重ならない状態でマスク基板上に形成されたマスクである。
これによれば、マスクに形成された第1パターンを投影光学系を介して感応物体上に転写し、その感応物体上に形成された第1パターンの像に、マスクに形成された第2パターンを投影光学系を介して重ね合わせて転写することで、感応物体上には、第1ラインパターン要素の像と第3ラインパターン要素の像とが交差した状態で形成されるとともに、第2ラインパターン要素の像と第4ラインパターン要素の像とが交差した状態で形成される。この場合、例えば相互に組を成す第1,第4ラインパターン要素と第2,第3ラインパターン要素との線幅が異なるので、投影光学系の収差により、第1,第4ラインパターン要素と第2,第3ラインパターン要素とのシフト量が異なり、このシフト量差がコマ収差に対応する。また、この場合、第1ラインパターン要素の像と第3ラインパターン要素の像との重なり部分と、第2ラインパターン要素の像と第4ラインパターン要素の像との重なり部分とに、上記シフト量差を組を成すラインパターン要素同士の交差角に応じて定まる倍率(N倍)で拡大した同一量の横ずれが、互いに反対向きに発生する。従って、両重なり部分の相対位置を計測することで、投影光学系の収差に対応するシフト量差を2N倍に拡大して計測することが可能となる。従って、SEM等を用いなくても例えば通常のマーク検出系(大気圧環境下で使用可能なアライメントセンサなど)によって上記の位置関係の計測は可能である。
本発明は、第2の観点からすると、本発明のマスクを用いて投影光学系の収差を計測する収差計測方法であって、前記第1パターンの像を、前記投影光学系を介して感応物体上に転写する工程と;前記第2パターンの像を、前記投影光学系を介して前記感応物体上に形成された前記第1パターンの像に重ね合わせて転写する工程と;前記第1ラインパターン要素の像と前記第2パターン要素の像との重なり部分と、前記第2パターン要素の像と前記第4パターン要素の像との重なり部分との位置関係を計測する工程と;前記位置関係に基づいて前記投影光学系の収差を算出する工程と;を含む第1の収差計測方法である。
これによれば、感応物体上に形成された、第1ラインパターン要素の像と第2パターン要素の像との重なり部分と、第2パターン要素の像と第4パターン要素の像との重なり部分との位置関係を計測し、その計測された位置関係に基づいて投影光学系の収差を算出する。この場合、SEM等を用いなくても例えば通常のマーク検出系(大気圧環境下で使用可能なアライメントセンサなど)によって上記の位置関係の計測は可能であるから、SEM等を用いてラインパターンの線幅計測を行う必要がなくなり、これにより投影光学系の収差の計測に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
本発明は、第3の観点からすると、第1方向に伸びる第1の線幅の第1ラインパターン要素と、前記第1方向に伸び、前記第1の線幅とは異なる第2の線幅の第2ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含む第1パターンを投影光学系を介して感応物体上に転写する第1転写工程と;前記第1方向と異なる第2方向に延び、前記第1ラインパターン要素と組を成す前記第2の線幅の第3ラインパターン要素と、前記第2方向に伸び、前記第2ラインパターン要素と組を成す前記第1の線幅の第4ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含む第2パターンを、前記投影光学系を介して前記感応物体上に形成された前記第1パターンの像に重ね合わせて転写する第2転写工程と;前記第1ラインパターン要素の像と前記第3ラインパターン要素の像との重なり部分と、前記第2ラインパターン要素の像と前記第4ラインパターン要素の像との重なり部分との位置関係を計測する工程と;前記位置関係に基づいて前記投影光学系の収差を算出する工程と;を含む第2の収差計測方法である。
これによれば、第1転写工程と第2転写工程との処理により、感応物体上に第1ラインパターン要素の像と第3ラインパターン要素の像とが交差した状態で形成されるとともに、第2ラインパターン要素の像と第4ラインパターン要素の像とが交差した状態で形成される。そして、計測する工程で、第1パターン要素の像と第2パターン要素の像との重なり部分と、第2パターン要素の像と第4パターン要素との重なり部分との位置関係が計測される。この場合、SEM等を用いなくても例えば通常のマーク検出系(大気圧環境下で使用可能なアライメントセンサなど)によって上記の位置関係の計測は可能である。そして、算出する工程で、計測された位置関係に基づいて投影光学系の収差が算出される。従って、SEM等を用いてラインパターンの線幅計測を行う必要がなくなり、これにより投影光学系の収差の計測に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
本発明は、第4の観点からすると、本発明の収差計測方法によって前記投影光学系の収差を計測する工程と;前記収差の計測結果に基づいて前記投影光学系を調整する工程と;を含む投影光学系の調整方法である。
これによれば、本発明の収差計測方法により投影光学系の収差が短時間で計測され、その収差の計測結果に基づいて投影光学系が調整される。従って、投影光学系の調整(上記の収差が極力小さくなるような調整)を短時間に行うことが可能となる。
本発明は、第5の観点からすると、パターンを投影光学系を介して感応物体上に転写する露光方法において、本発明の調整方法を用いて調整された投影光学系を用いて、前記パターンを前記感応物体上に転写することを特徴とする露光方法である。
これによれば、本発明の調整方法を用いて調整された投影光学系を用いて、パターンが感応物体上に転写される。従って、パターンを精度良く感応物体上に転写することが可能になる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図10(B)に基づいて説明する。
図1には、一実施形態に係る露光装置100の概略構成が示されている。この露光装置100は、ステップ・アンド・リピート方式の縮小投影露光装置(いわゆるステッパ)である。この露光装置100は、照明系10、レチクルRを保持するレチクルホルダRH、投影光学系PL、ウエハWが搭載されるウエハステージWST、及びこれらの制御系等を備えている。
前記照明系10は、例えば特開平2−50417号公報(対応する米国特許第4,931,830号明細書)などに開示されるように、光源、オプティカルインテグレータ等を含む照度均一化光学系、リレーレンズ、レチクルブラインド等(いずれも不図示)を含んで構成されている。この照明系10では、回路パターン等が描かれたレチクルR上のレチクルブラインドで規定された矩形、例えば正方形の照明領域を照明光ILによりほぼ均一な照度で照明する。
ここで、光源としては、超高圧水銀ランプが用いられ、該超高圧水銀ランプから出力される紫外域の輝線、具体的にはi線(波長365nm)が照明光ILとして用いられる。また、オプティカルインテグレータとしては、フライアイレンズ、ロッドインテグレータ(内面反射型インテグレータ)あるいは回折光学素子などを用いることができる。
なお、照明光ILとしては、超高圧水銀ランプからの紫外域のその他の輝線(g線など)は勿論、KrFエキシマレーザ光(波長248nm)などの遠紫外光、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)、あるいはF2レーザ光(波長157nm)などの真空紫外光を用いても良い。
前記レチクルホルダRH上には、レチクルRが、例えば真空吸着により固定されている。レチクルホルダRHは、例えば不図示のボイスコイルモータ等によって、照明系10の光軸(投影光学系PLの光軸AXに一致)に垂直なXY平面内で微少駆動可能である。
レチクルホルダRHのXY面内の位置(Z軸回りの回転(θz回転)を含む)は、レチクルレーザ干渉計(以下、「レチクル干渉計」という)16によって、移動鏡15を介して、例えば0.5〜1nm程度の分解能で常時検出される。なお、例えば、レチクルホルダRHの端面を鏡面加工して反射面(移動鏡15の反射面に相当)を形成しても良い。また、レチクル干渉計16に代えて、エンコーダなどでレチクルホルダRHのXY面内の位置を計測しても良い。
レチクル干渉計16からのレチクルホルダRHの位置情報はステージ制御装置19及びこれを介して主制御装置20に供給される。
前記投影光学系PLは、レチクルホルダRHの図1における下方に配置され、その光軸AXと平行な方向がZ軸方向とされている。投影光学系PLとしては、例えば複数枚、例えば10〜20枚程度の屈折光学素子(レンズ素子)13を有し、両側テレセントリックで所定の縮小倍率(例えば1/5又は1/4)を有する屈折光学系が使用されている。このため、照明系10からの照明光ILによってレチクルRのパターン領域が照明されると、このレチクルRを通過した照明光ILにより、投影光学系PLを介してレチクルRのパターン領域内の回路パターンの縮小像が表面にレジスト(感光剤)が塗布されたウエハW上に形成される。
前記投影光学系PLを構成する複数枚のレンズ素子13のうち、物体面側(レチクルR側)の複数枚のレンズ素子は、不図示の駆動素子、例えばピエゾ素子などによって、Z軸方向(投影光学系PLの光軸方向)にシフト駆動、及びXY面に対する傾斜方向(すなわちX軸回りの回転方向(θx方向)及びY軸回りの回転方向(θy方向))に駆動可能な可動レンズとなっている。各可動レンズが、主制御装置20からの指示に基づき、結像特性補正コントローラ48によって個別に駆動されることで、投影光学系PLの種々の結像特性(倍率、ディストーション、非点収差、コマ収差、像面湾曲など)が調整される。
前記ウエハステージWSTは、投影光学系PLの図1における下方(像面側)に配置され、その底面に設けられた気体静圧軸受、例えばエアベアリングによって、不図示のベース上に非接触で支持されている。このウエハステージWST上に搭載されたウエハホルダ25によりウエハWが真空吸着等によって保持されている。また、ウエハステージWSTの上面には、一対のレチクルアライメント用の基準マークを含む各種基準マークが形成された基準マーク板FMが固定されている。この基準マーク板FMの表面は、ホルダ25に保持されたウエハWの表面とほぼ同じ高さとなるように設定されている。
前記ウエハステージWSTは、リニアモータ及びボイスコイルモータなどを含むウエハステージ駆動系(不図示)によってX軸方向及びY軸方向に所定ストロークで駆動されるとともに、XY面に直交するZ軸方向及び回転方向(X軸回りの回転方向(θx方向)、Y軸回りの回転方向(θy方向)及びZ軸回りの回転方向(θz方向))に微小駆動される。
このように、本実施形態では、ウエハステージWSTが6自由度で駆動可能な単一のステージであるものとしたが、これに限らず、XY面内で自在に移動可能なXYステージと、該XYステージ上でZ,θx,θyの3自由度方向で駆動されるテーブルとによってウエハステージWSTを構成しても勿論良い。
ウエハステージWSTのXY平面内での位置(Z軸回りの回転(θz回転)を含む)は、ウエハステージWSTの上面に設けられた移動鏡17を介して、ウエハレーザ干渉計(以下、「ウエハ干渉計」という)18によって、例えば0.5〜1nm程度の分解能で常時検出されている。また、ウエハ干渉計18では、実際には、ウエハステージWSTのX、Y位置の他、回転(ヨーイング(Z軸回りの回転であるθz回転)、ピッチング(X軸回りの回転であるθx回転)、ローリング(Y軸回りの回転であるθy回転))も計測可能となっている。なお、例えば、ウエハステージWSTの端面を鏡面加工して反射面(移動鏡17X、17Yの反射面に相当)を形成しても良い。
ウエハステージWSTの位置情報(又は速度情報)はステージ制御装置19及びこれを介して主制御装置20に供給される。ステージ制御装置19では、主制御装置20の指示に応じ、ウエハステージWSTの上記位置情報(又は速度情報)に基づき、ウエハステージ駆動系を介してウエハステージWSTを制御する。
投影光学系PLの側面の近傍には、オフアクシス方式のアライメント系ASが設けられている。このアライメント検出系ASとしては、画像処理方式の結像式アライメントセンサであるいわゆるFIA(Filed Image Alignment)系のセンサが用いられている。このアライメント系は、基準マーク板FM上の基準マーク及びウエハ上のアライメントマークのその検出中心に対するX、Y2次元方向の位置計測が可能である。
前記制御系は、マイクロコンピュータ又はワークステーションなどから成る主制御装置20及びこの配下にあるステージ制御装置19などを中心として構成されている。
図2には、本実施形態において、投影光学系PLの収差、例えばコマ収差の計測に用いられるレチクルRTをパターン面側(図1における−Z側)から見た平面図が示されている。このレチクルRTは、図2に示されるように、例えば石英ガラスなどから成るほぼ正方形のマスク基板(レチクルブランクス)42を有し、このマスク基板42の図2における紙面手前側のパターン面(図1における下面)に、クロムなどの金属膜から成る遮光帯ESで区画された矩形、例えば正方形のパターン領域PAが形成されている。マスク基板42のパターン面のパターン領域PA内に、一例として5行5列のマトリクス状の配置で計測用パターン領域Pij(i=1,2,…,5、j=1,2,…,5)が配置されている。また、パターン面のパターン領域PAの中心、すなわちレチクルRTの中心(レチクルセンタ)を通るパターン領域PAのX軸方向の両外側には、一対のレチクルアライメントマークRM1,RM2が形成されている。
マスク基板42のパターン面の各計測用パターン領域Pijの内部には、図3に拡大して示されるように、それぞれ7つのラインアンドスペースパターン(以下、L/Sパターンと記述する)を含み、Y軸方向に並んで配置された第1パターン1Pと、第2パターン2Pとが配置されている。
前記第1パターン1Pは、パターン領域Pij内のX軸方向の中央部に配列された3つのL/SパターンLS2と、この3つのL/SパターンLS2を挟んで配置された2対のL/SパターンLS1とを含む。これらの合計7つのL/Sパターンは、X軸方向に例えば等間隔で配置されている。
前記L/SパターンLS1は、図4に拡大して示されるように、X軸に対し角度−θをなす方向に伸びる線幅W1のラインパターンLP1が、Y軸方向に所定ピッチで複数本、ここでは10本配列されたL/Sパターンである。また、L/SパターンLS2は、L/SパターンLS1を構成する各ラインパターンLP1と平行な方向に伸び、かつほぼ同一長さで線幅W2(<W1)の複数本、ここでは10本のラインパターンLP2が、L/SパターンLS1を構成する各ラインパターンLP1と同一ピッチでY軸方向に並んで配置されたL/Sパターンである。この場合、L/SパターンLS1を構成する各ラインパターンLP1とL/SパターンLS2を構成する各ラインパターンLP2とは、X軸方向に関しても並んでいる。
前記第2パターン2Pは、図3に示されるように、パターン領域Pij内の第1パターン1Pの−Y側に所定間隔隔てて配置されている。この第2パターン2Pは、前述した3つのL/SパターンLS2の−Y側に所定距離隔てて配置された、3つのL/SパターンLS2とそれぞれ組を成す3つのL/SパターンLS4と、この3つのL/SパターンLS4を挟んで、かつ2対のL/SパターンLS1のそれぞれの−Y側に所定距離隔てて配置された2対のL/SパターンLS3とを含む。各L/SパターンLS3は、その+Y側のL/SパターンLS1と組を成すパターンである。
前記L/SパターンLS3は、図4に拡大して示されるように、X軸に対し角度+θをなす方向に伸びる線幅W2のラインパターンLP3が、Y軸方向に上述のL/SパターンLS1と同一のピッチで複数本、ここでは10本配列されたL/Sパターンである。また、L/SパターンLS4は、L/SパターンLS3を構成する各ラインパターンLP3と平行な方向に伸び、かつほぼ同一長さで線幅W1のラインパターンLP4が複数本、ここでは10本、L/SパターンLS2を構成する各ラインパターンと同一ピッチでY軸方向に並んで配置されたL/Sパターンである。この場合、L/SパターンLS3を構成する各ラインパターンLP3とL/SパターンLS4を構成する各ラインパターンLP4とは、X軸方向に関しても並んでいる。
この場合、第1パターン1Pを構成する7つのL/Sパターン相互の位置関係と、第2パターン2Pを構成する7つのL/Sパターン相互の位置関係は、同じ位置関係になっている。換言すれば、第1パターン1Pと第2パターン2Pとは、第1パターン1Pを−Y方向に所定距離平行移動することで、相互に組を成すラインパターン同士(第1ラインパターンLP1と第3ラインパターンLP3、第2ラインパターンLP2と第4ラインパターンLP4)が重なるような位置関係になっている。
次に、露光装置100における投影光学系PLの収差計測動作について説明する。前提として、ウエハW、計測用レチクルRTが、ウエハステージWST、レチクルホルダRH上にそれぞれロードされているものとする。
まず、主制御装置20からの指示に基づき、ステージ制御装置19が干渉計18の計測値に基づいて不図示のステージ駆動系を駆動し、投影光学系PLを介したレチクルアライメントマークRM1,RM2の投影位置へ基準マーク板FMが位置する基準位置にウエハステージWSTを移動させる。
次に、主制御装置20は、例えば、不図示のレチクルアライメント系を用いて投影光学系PLを介してレチクルアライメントマークRM1,RM2とこれらの各マークに対応する一対の基準マークとの相対位置を検出し、相対位置の検出結果に基づいてRM1,RM2と対応する一対の基準マークとの相対位置誤差がともに最小となるようにレチクルホルダRHのXY面内の位置を調整する。これにより、レチクルRTの中心(レチクルセンタ)が投影光学系PLの光軸とほぼ一致する。これによって、レチクルアライメントが終了する。
次に、主制御装置20は、照明系10内の不図示のレチクルブラインドを調整して、照明光ILの照射領域がレチクルRTのパターン領域PAに一致するように、照明系10内の不図示のレチクルブラインドの開口の大きさ及び位置を調整する。これと同時に、主制御装置20は、ステージ制御装置19を介してウエハステージWSTを移動することにより、ウエハWを投影光学系PLの下方の位置に移動させる。
そして、この状態で露光を行い、ウエハW上のレジスト層にレチクルRTのパターン領域に形成されたパターンPijそれぞれを投影光学系PLを介して転写する。これにより、ウエハW上のレジスト層には図5に点線で示されるように、パターンPijの第1パターン1P及び第2パターン2Pの像(潜像)1P’,2P’が形成される。
次に、主制御装置20は、第1パターン1Pの潜像1P’に重ねて第2パターン2Pの像を投影できる位置までウエハステージWSTを+Y方向に所定距離(Lとする)だけ移動した後、前述と同様にして再度露光を行い、ウエハWにレチクルRTのパターンを投影光学系PLを介して転写する。これにより、ウエハW上のレジスト層には、計測用パターン領域Pij毎に、図5に実線で示される第1、第2パターンの像1P”、2P”が、先に形成されている第1、第2パターンの像(潜像)1P’,2P’から−Y方向に所定距離Lずれた位置に形成される。
この結果、図6(A)に示されるように、ウエハW上のレジスト層には、L/SパターンLS1の潜像LS1’とL/SパターンLS3の像(潜像)LS3”との重なった部分、すなわち各ラインパターンLP1の転写像LP1’と対応するラインパターンLP3の転写像LP3”との重なった部分に平行四辺形の像(潜像)M1’が形成され、L/SパターンLS2の潜像LS2’とL/SパターンLS4の像(潜像)LS4”との重なり部分、すなわち各ラインパターンLP2の転写像LP2’と対応するラインパターンLP4の転写像LP4”との重なり部分に平行四辺形の像(潜像)M2’が形成される。すなわち、図6(A)に示されるように、ウエハW上のレジスト層には、計測用パターン領域Pij毎に、10行3列のマトリクス状の配置の潜像M2’を挟んで、そのX軸方向の一側と他側に10行2列のマトリクス状の配置の潜像M1’がそれぞれ形成される。
次に、主制御装置20は、不図示のウエハアンローダを用いてウエハWをウエハステージWST上からアンロードし、不図示のウエハ搬送系により露光装置100にインラインにて接続されている不図示のコータ・デベロッパ(以下、「C/D」と略述する)に搬送する。
このC/D内でウエハWの現像が行われる。計測用レチクルRTは、5行5列のマトリクス状の配置の25個の計測用パターン領域Pijを有しているため、現像の終了により、ウエハW上には、各計測用パターン領域Pijに対応する5行5列のマトリクス状の配置で、図6(B)に示されるような、10行7列のレジスト像群MAijが形成される。各レジスト像群MAijには、図6(B)に示されるように、潜像M1’,M2’が顕在化された複数のレジスト像M1,M2が含まれる。
次に、主制御装置20は、その現像後のウエハWを不図示のウエハローダを用いてウエハステージWST上へ再度ロードする。
次に、主制御装置20は、ウエハステージWSTを駆動してウエハW上のレジスト像群MAijを、アライメント系ASの下方に順次位置決めし、その位置決めの都度、そのレジスト像群MAijをアライメント系ASを用いて順次撮像し、その撮像信号に基づいて、レジスト像M1とレジスト像M2との相対位置(位置関係)を後述するようにしてそれぞれ計測する。
図7(A)には、投影光学系PLのコマ収差がゼロである理想的な場合にウエハW上に形成されるレジスト像群MAijの一例が示され、図7(B)には、この図7(A)のレジスト像群MAijをアライメント系ASで撮像したときに得られる撮像信号Sが示されている。この信号Sは、レジスト像群MAijをアライメント系ASで撮像したときに得られる画像のX軸上の各位置における各画素の輝度値をY軸方向に加算したときの加算値を示すものである。この場合、レジスト像M1,M2の部分はその周囲に比べて反射率が低いので、信号Sの強度は、レジスト像M1,M2に対応する位置では小さくなる。
本実施形態では、主制御装置20は、図7(B)及び後述する図9(B)などに示されるレジスト像M1の列の信号波形部分A1〜A4と、レジスト像M2の列の信号波形部分B1〜B3との相対位置を算出する。例えば、信号波形部分A1,A2,A3,A4からそれぞれ得られるレジスト像位置を、XA1、XA2,XA3,XA4とし、信号波形部分B1,B2,B3から得られるレジスト像位置をBX1,BX2,BX3として、主制御装置20は、次式(1)の演算を行って、レジスト像M2の形成位置とレジスト像M1の形成位置との差、すなわちレジスト像M2とレジスト像M1との相対横ずれ量ΔDを算出する。
ΔD=(BX1+BX2+BX3)/3−(XA1+XA2+XA3+XA4)/4……(1)
但し、図7(B)の場合は、投影光学系PLのコマ収差がゼロであるから、L/SパターンLS1〜LS4のラインパターンLP1〜LP4の像に位置ずれ(像シフト)が生じず、結果的に各レジスト像M1,M2に位置ずれが生じないので、ΔD=0となる。
一方、投影光学系PLのコマ収差がゼロでない場合、そのコマ収差の影響により、L/SパターンLS1〜LS4のラインパターンLP1〜LP4の像は、それぞれの線幅に応じた距離だけ所定方向へずれる。この結果、ウエハWの現像後に形成されるレジスト像M1,M2に横ずれが発生する。
ここで、この横ずれの発生についてさらに詳述する。図8(A)には、投影光学系PLのコマ収差がゼロの場合に、ウエハW上に形成されたラインパターンLP1,LP2の像LP1’,LP2’と、ラインパターンLP3,LP4の像LP3”,LP4”との重なりが示されている。また、図8(B)には、投影光学系PLのコマ収差がゼロでない場合に、ウエハW上に形成されたラインパターンLP1,LP2の像LP1’,LP2’と、ラインパターンLP3,LP4の像LP3”,LP4”との重なりが示されている。
投影光学系PLのコマ収差がゼロの場合には、図8(A)に示されるように、像LP1’及び像LP3”、並びに像LP2’及び像LP4”はそれぞれの中心が一致した状態でウエハWに転写され、潜像M1’と潜像M2’は距離D1だけ離れた状態で形成される。従って、ウエハWの現像後にレジスト像M1,M2も距離D1だけ離れた状態で形成される。この図8(A)に示される位置を、各像、各レジスト像の基準位置とする。
一方、投影光学系PLのコマ収差がゼロでない場合には、像LP1’及び像LP3”、並びに像LP2’及び像LP4”は、それぞれその線幅に応じた距離だけ上記基準位置からY軸方向にシフトした位置に形成される。一般にラインパターンの像のシフト量はその線幅に依存し、線幅が小さいものほどシフト量が大きくなる。
従って、コマ収差がゼロでない投影光学系PLを介してウエハW上に転写されたラインパターンLP1,LP2の像LP1’,LP2’、及びラインパターンLP3,LP4の像LP3”,LP4”は、一例として図8(B)に示されるように、線幅がW1であるラインパターンLP1,LP4の像LP1’,LP4”は、基準位置から+Y方向へ距離αだけシフトした位置に形成され、線幅がW2であるラインパターンLP2,LP3の像LP2’,LP3”は、基準位置から+Y方向へ距離β(>α)だけシフトした位置に形成される。このため潜像M1’は基準位置から−X方向に距離Δdだけ横ずれし、潜像M2’は基準位置から+X方向に距離Δdだけ横ずれする。従って、ウエハWが現像されることによりウエハW上に形成されるレジスト像M1,M2もそれぞれ−X方向及び+X方向に距離Δdだけ横ずれした位置に形成される。
ここで、距離Δd、すなわち横ずれ量Δdと、シフト量α,βとの間には、次式の関係がある。
Δd:(β−α)=N:1 ……(2)
ここで、N>1であり、通常は、N≧10である。Nは、組を成すラインパターンの交差角2θによって定まる。
図9(A)には、各ラインパターンLP1〜LP4の像が投影光学系PLのコマ収差により図8(B)に示されるようにシフトしたときに、現像後にウエハW上に形成されるレジスト像群MAijの一例が示され、図9(B)には図9(A)のレジスト像群MAijをアライメント系ASにより撮像して得られる信号Sが示されている。図9(B)において、点線は、図7(B)に示したコマ収差ゼロの場合の信号波形を示す。この図9(B)に示されるように、信号波形部分A1,A2,A3,A4が−X側に例えばΔdシフトし、信号波形部分B1,B2,B3が+X側に例えばΔdシフトする。
すなわち、前述した式(1)で算出される相対横ずれ量ΔDと、上記横ずれ量Δdと、シフト量α,βとの間には、次式(3)の関係が成立する。
ΔD=2・Δd=2・N・(β−α) ……(3)
すなわち、投影光学系PLのコマ収差は、シフト量差(β−α)で代表的に表されるが、本実施形態によると、それをN倍に拡大し、さらに2倍に拡大して、計測することが可能になる。従って、本実施形態によると、投影光学系PLのコマ収差の指標値である相対横ずれ量ΔDを、SEMなどを用いることなく、アライメント系ASを用いて簡易にかつ精度良く計測することが可能になる。この場合、シフト量差(β−α)を直接計測する場合に比べて20倍以上の感度でコマ収差(の指標値)を計測することが可能になる。また、投影光学系PLの視野内の25点の計測点について、コマ収差の指標値である相対横ずれ量ΔDを計測する場合であっても、短時間に計測を行うことが可能となる。
次に、投影光学系PLの調整について説明する。
主制御装置20は、上述のようにして計測した投影光学系PLの視野内の各計測点における相対横ずれ量ΔD〔μm〕を、予め求めているツェルニケ感度(Zernike Sensitivity)表を用いて、投影光学系PLの波面収差を展開したフリンジツェルニケ多項式の第7項、第8項(低次コマ収差を表す項)の係数〔mλ〕に変換する。
次に、主制御装置20は、その変換された第7項、第8項の係数を、例えば国際公開第02/054036号パンフレットなどに開示されているような、可動レンズの調整量を演算するための所定の演算式に代入して、調整量を求め、その調整量の指令値を結像特性補正コントローラ48に与える。これにより、その指令値に基づいて、結像特性補正コントローラ48により少なくとも1枚の可動レンズ13が駆動され、投影光学系PLの低次コマ収差がほぼゼロになるように、投影光学系PLが調整される。
なお、主制御装置20は、線幅異常値のツェルニケ感度(Zernike Sensitivity)表を用いて、上で求めた第7項、第8項の係数〔mλ〕を、コマ収差の最も一般的な指標値である線幅異常値に変換しても良い。
本実施形態の露光装置100では、通常のステッパと同様の手順で、レチクルアライメント及びアライメント系ASのベースライン計測、及びウエハアライメント(例えばEGA)などの準備作業が行われた後、ステップ・アンド・リピート方式の露光が行われ、レチクルRのパターンがウエハW上の複数のショット領域に順次転写される。この露光に際して、露光に先立って前述のようにして調整された投影光学系PLが用いられる。
以上説明したように、本実施形態に係る計測用レチクルRT及びこれを用いた投影光学系PLの収差計測方法によると、計測用レチクルRTを用いて二重露光を行うことで、計測用レチクルRT形成された第1パターン(すなわちX軸に対して−θ傾斜した方向にそれぞれ伸びる、線幅W1のラインパターンLP1と線幅W2のランパターンLP2とを含むパターン)1Pを投影光学系PLを介してウエハW上に転写し、そのウエハW上に形成された第1パターン1Pの像に、計測用レチクルRTに形成された第2パターン2P(すなわち、X軸に対して+θ傾斜した方向にそれぞれ伸び、ラインパターンLP1と組を成す線幅W2のラインパターンLP3と、ラインパターンLP2と組を成す線幅W1のラインパターンLP4とを含むパターン)を投影光学系PLを介して重ね合わせて転写する。これにより、ウエハW上には、ラインパターンLP1の像とラインパターンLP3の像とが交差した状態で形成されるとともに、ラインパターンLP2の像とラインパターンLP4の像とが交差した状態で形成される。
この場合、例えば相互に組を成すラインパターンLP1とラインパターンLP3との線幅が異なるので、投影光学系PLのコマ収差により、それらの相互に組を成すラインパターンLP1,LP3の像同士に異なる量の像シフトが発生し、結果的にラインパターンLP1の像とラインパターンLP3の像との重なり部分に横ずれが発生する。同様に、ラインパターンLP2の像とラインパターンLP4との重なり部分にも横ずれが発生するが、ラインパターンLP1,LP4が線幅W1であり、ラインパターンLP2,LP3が線幅W2であるため、両重なり部分の横ずれは反対方向への同一量の横ずれとなる。従って、両重なり部分の相対位置を計測することで、投影光学系PLの収差に対応する重なり部分の横ずれ量を20倍に拡大して計測することが可能となる。また、大気圧環境下で使用可能なアライメントセンサの一種であるアライメント系ASによって上記の位置関係(相対位置)の計測が可能となり、SEM等を用いてラインパターンの線幅計測を行う必要がなくなる。これにより投影光学系PLの収差(主としてコマ収差)の計測に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
また、本実施形態に係る投影光学系PLの調整方法によると、上述の収差計測方法により投影光学系PLの収差が短時間で計測され、その収差の計測結果に基づいて投影光学系PLが調整される。従って、投影光学系PLの調整(上記の収差が極力小さくなるような調整)を短時間に行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る露光方法によると、上記の方法を用いて調整された投影光学系PLを用いて、レチクルRのパターンがウエハW上に転写される。従って、パターンを精度良くウエハW上に転写することが可能になる。
なお、上記実施形態で説明した計測用レチクルRTは、一例であって、本発明のマスクがこれに限定されないことは勿論である。例えば、前述の計測用パターン領域Pijの数は、5×5=25個に限らず、いくつでも良いが、投影光学系PLの視野(少なくとも照明領域)の全域に計測点が位置するように、計測用パターン領域がマスクのパターン領域の全体に分布して配置されることが望ましい。計測用パターン領域の数が多いほど、すなわち投影光学系PLの視野内の計測点の数が多いほど、投影光学系PLの収差の高精度な計測が可能となり、ひいては投影光学系PLの高精度な調整が可能となる。
また、上記実施形態では、各計測用パターン領域内の第1、第2パターンが、それぞれ前述の図3に示される7つのラインアンドスペースパターンで構成されるものとしたが、これに限らず、第1パターンは、第1方向に伸びる第1の線幅の第1ラインパターン要素と、前記第1方向に伸び、前記第1の線幅とは異なる第2の線幅の第2ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含み、第2パターンは、前記第1方向と異なる第2方向に伸び、前記第1ラインパターン要素と組を成す前記第2の線幅の第3ラインパターン要素と、前記第2方向に伸び、前記第2ラインパターン要素と組を成す前記第1の線幅の第4ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含んでおり、かつ第1ラインパターン要素と第2ラインパターン要素との位置関係と、第3ラインパターン要素と第4パターン要素との位置関係とが同一の位置関係となるように、かつ相互に重ならない状態でマスク基板上に形成されていれば良い。
なお、上記実施形態では、露光処理されたウエハWを現像して得られるレジスト像を計測対象とするものとしたが、これに限らず、例えば露光によってウエハのレジスト層に形成される潜像、あるいは現像されたウエハをエッチングして得られる像を計測対象とすることとしてもよい。
また、上記実施形態では露光装置のアライメントセンサASを用いて計測対象となる転写像(前述の潜像、レジスト像などを含む)の計測を行なうものとしたが、これに限らず、露光装置以外、例えば計測専用の装置(レジストレーション計測装置など)を用いることとしてもよい。さらに、上記実施形態では画像処理方式のセンサを用いて転写像の計測を行なうものとしたが、これに限らず、例えば計測対象となる像にコヒーレント光を照射し、その転写像から発生する回折光などを検出する方式のセンサを用いることとしてもよい。
また、上記実施形態では投影光学系PLの少なくとも1つの光学素子を移動してその結像特性(コマ収差など)を調整するものとしたが、これに限らず、例えばレチクルRとウエハWとの間の照明光ILの光路中に配置される光学素子を光学特性が異なる他の光学素子と交換する機構、複数の光学素子間の屈折率を変化させる機構及び照明光ILの波長特性(中心波長など)を変化させる機構の少なくとも1つを、光学素子の移動機構の代わりに、あるいはそれと組み合わせて用いることとしてもよい。さらに、結像特性の調整のために移動などが行なわれる光学素子はレンズなどの屈折光学素子に限られるものではなく、それ以外、例えばミラー、凹面鏡などの反射素子、あるいは平行平面板などでかまわない。
また、上記実施形態では計測用の第1及び第2パターン1P,2Pを、計測専用のレチクル、あるいはデバイス製造工程で回路パターンの形成に用いられるレチクルに設けてもよいし、レチクル以外、例えばレチクルホルダRH(またはレチクルステージ)に形成しておくこととしてもよい。さらに、計測用の第1及び第2パターン1P,2Pが設けられるレチクルは透過型に限られるものではなく反射型でもかまわない。
なお、上記実施形態ではウエハ干渉計18を用いてウエハステージWSTの位置情報を計測するものとしたが、これに限らず、例えばウエハステージWSTの上面に設けられるステージ(回折格子)を検出するエンコーダシステムを用いてもよい。この場合、干渉計システムとエンコーダシステムの両方を備えるハイブリッドシステムとし、干渉計システムの計測結果を用いてエンコーダシステムの計測結果の較正(キャリブレーション)を行なうことが好ましい。また、干渉計システムとエンコーダシステムとを切り替えて用いる、あるいはその両方を用いて、ウエハステージの位置制御を行なうようにしてもよい。
また、上記各実施形態の露光装置の光源は、超高圧水銀ランプ、ArFエキシマレーザに限らず、KrFエキシマレーザ(出力波長248nm)、F2レーザ(出力波長157nm)などに限らず、Ar2レーザ(出力波長126nm)、Kr2レーザ(出力波長146nm)などのパルスレーザ光源などを用いることも可能である。また、YAGレーザの高調波発生装置などを用いることもできる。この他、例えば国際公開第1999/46835号パンフレットに開示されているように、DFB半導体レーザ又はファイバーレーザから発振される赤外域、又は可視域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(又はエルビウムとイッテルビウムの両方)がドープされたファイバーアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調波を用いても良い。
また、投影光学系は縮小系のみならず等倍および拡大系のいずれでも良い。投影光学系は屈折系のみならず、反射系及び反射屈折系のいずれでも良いし、その投影像は倒立像及び正立像のいずれでも良い。
なお、上記各実施形態では、本発明がステップ・アンド・リピート方式の露光装置(いわゆるステッパ)に適用された場合について説明したが、これに限らず、本発明は、例えばステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置は勿論、ステップ・アンド・スティッチ方式の露光装置などにも好適に適用することができる。
この他、例えば国際公開第2004/053955号パンフレット、国際公開第2004/019128号パンフレットなどに開示される、投影光学系とウエハとの間に液体が満たされる液浸型露光装置などにも本発明を適用しても良い。
なお、上記各実施形態の露光装置は、例えば特開平10−214783号公報や国際公開第98/40791号パンフレットなどに開示されているように、2つのウエハステージを用いて露光動作と計測動作(例えば、アライメント系によるマーク検出など)とをほぼ並行して実行可能なツイン・ウエハステージタイプでも良い。さらに、上記実施形態の露光装置は、例えば国際公開第2005/074014号パンフレットなどに開示されているように、ウエハステージとは別に計測ステージを備えるものでも良い。
さらに、例えば国際公開第2001/035168号パンフレットに開示されているように、干渉縞をウエハ上に形成することによってウエハ上にライン・アンド・スペースパターンを露光する露光装置、例えば特表2004−519850号公報(対応米国特許6,611,316号)に開示されているように、2つのレチクルのパターンを、投影光学系を介してウエハ上で合成し、1回の走査露光によってウエハ上の1つのショット領域をほぼ同時に2重露光する露光装置、あるいは、ミラープロジェクション・アライナーなどにも本発明を適用することができる。
また、上記実施形態の露光装置を用いて半導体デバイスを製造する場合、この半導体デバイスは、デバイスの機能・性能設計を行うステップ、このステップに基づいてレチクルを製造するステップ、シリコン材料からウエハを形成するステップ、上記の実施形態の露光装置によりレチクルのパターンをウエハに転写するステップ、エッチング等の回路パターンを形成するステップ、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)、及び検査ステップ等を経て製造される。
また、本発明は、半導体デバイス製造用の露光装置への適用に限定されることなく、例えば、角型のガラスプレートに形成される液晶表示素子、若しくはプラズマディスプレイ等のディスプレイ装置用の露光装置や、撮像素子(CCD等)、マイクロマシン、薄膜磁気ヘッド、及びDNAチップ等の各種デバイスを製造するための露光装置にも広く適用できる。更に、本発明は、各種デバイスのマスクパターンが形成されたマスク(フォトマスク、レチクル等)をリソグフィ工程を用いて製造する露光装置にも適用することができる。以上のように、上記各実施形態でエネルギビームが照射される物体は、シリコンウエハやガラスプレート(感応物体)あるいはレチクル(マスク)に限定されるものではない。また、その物体は円形に限られるものではなく、矩形などの形状でもよい。
本発明のマスク、及び収差計測方法は、露光装置の光学系の収差を計測するのに適している。また、本発明の調整方法は投影光学系の光学特性の調整に適している。また、本発明の露光装置は、感応物体を露光するのに適している。
本発明の一実施形態に係る露光装置100を示す概略図である。 レチクルの一例を示す図である。 レチクルに形成されたパターンを示す図である。 図3のパターンの拡大を拡大して示す図である。 2重露光を行った際に、ウエハWのレジスト層に形成される転写像を示す図である。 図6(A)はウエハWのレジスト層の潜像を示す図であり、図6(B)はウエハWのレジスト層の転写像を示す図である。 図7(A)及び図7(B)はアライメント系ASからの信号波形を説明するための図(その1)である。 図8(A)及び図8(B)はコマ収差の計測方法を説明するための図である。 図9(A)及び図9(B)はアライメント系ASからの信号波形を説明するための図(その2)である。
符号の説明
20…主制御装置、48…結像特性補正コントローラ、100…露光装置、R…レチクル、Pij…パターン、1P…第1パターン、2P…第2パターン、PA…パターン領域、LS1〜LS4…ラインアンドスペースパターン、LP1〜LP4…ラインパターン、W…ウエハ、M1,M2…レジスト像、PL…投影光学系。

Claims (11)

  1. 第1方向に伸びる第1の線幅の第1ラインパターン要素と、前記第1方向に伸び、前記第1の線幅とは異なる第2の線幅の第2ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含む第1パターンと、
    前記第1方向と異なる第2方向に伸び、前記第1ラインパターン要素と組を成す前記第2の線幅の第3ラインパターン要素と、前記第2方向に伸び、前記第2ラインパターン要素と組を成す前記第1の線幅の第4ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含む第2パターンとが、
    前記第1ラインパターン要素と前記第2ラインパターン要素との位置関係と、前記第3ラインパターン要素と前記第4パターン要素との位置関係とが同一の位置関係となるように、かつ相互に重ならない状態でマスク基板上に形成されたマスク。
  2. 前記第1パターンは、周期的に配列された複数本の前記第1ラインパターン要素からなる第1ラインアンドスペースパターンを含み、前記第2パターンは、前記各第1ラインパターン要素とそれぞれ組を成す周期的に配列された複数本の前記第3ラインパターン要素からなる第2ラインアンドスペースパターンとを含むことを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  3. 前記第1パターンは、周期的に配列された複数本の前記第2ラインパターン要素からなる第3ラインアンドスペースパターンを含み、前記第2パターンは、前記各第2ラインパターン要素とそれぞれ組をなす周期的に配列された複数本の前記第4ラインパターン要素からなる第4ラインアンドスペースパターンとを含むことを特徴とする請求項2に記載のマスク
  4. 前記第1パターンは、前記マスク基板上に配置された前記第1ラインアンドスペースパターンと、前記マスク基板上で前記第1ラインアンドスペースパターンの周期方向に直交する方向の両側に前記第1ラインアンドスペースパターンを挟んで配置された少なくとも一対の第2ラインアンドスペースパターンとを含み、
    前記第2パターンは、前記第1ラインアンドスペースパターンと、前記少なくとも一対の第2ラインアンドスペースパターンとの位置関係と同一の位置関係で前記マスク基板上に配置された、前記第3ラインアンドスペースパターンと該第3ラインアンドスペースパターンの周期方向に直交する方向の両側の少なくとも一対の第4ラインアンドスペースパターンとを含むことを特徴とする請求項3に記載のマスク。
  5. 前記第1パターンは、前記マスク基板上に、その周期方向に直交する方向に並んで配置された複数の第1ラインアンドスペースパターンを含み、
    前記第2パターンは、前記マスク基板上に、前記複数の第1ラインアンドスペースパターンに対応する位置関係で配置された複数の第3ラインアンドスペースパターンを含むことを特徴とする請求項4に記載のマスク。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のマスクを用いて投影光学系の収差を計測する収差計測方法であって、
    前記第1パターンの像を、前記投影光学系を介して感応物体上に転写する工程と;
    前記第2パターンの像を、前記投影光学系を介して前記感応物体上に形成された前記第1パターンの像に重ね合わせて転写する工程と;
    前記第1ラインパターン要素の像と前記第2パターン要素の像との重なり部分と、前記第2パターン要素の像と前記第4パターン要素の像との重なり部分との位置関係を計測する工程と;
    前記位置関係に基づいて前記投影光学系の収差を算出する工程と;を含む収差計測方法。
  7. 第1方向に伸びる第1の線幅の第1ラインパターン要素と、前記第1方向に伸び、前記第1の線幅とは異なる第2の線幅の第2ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含む第1パターンを投影光学系を介して感応物体上に転写する第1転写工程と;
    前記第1方向と異なる第2方向に延び、前記第1ラインパターン要素と組を成す前記第2の線幅の第3ラインパターン要素と、前記第2方向に伸び、前記第2ラインパターン要素と組を成す前記第1の線幅の第4ラインパターン要素とを少なくとも各1つ含む第2パターンを、前記投影光学系を介して前記感応物体上に形成された前記第1パターンの像に重ね合わせて転写する第2転写工程と;
    前記第1ラインパターン要素の像と前記第3ラインパターン要素の像との重なり部分と、前記第2ラインパターン要素の像と前記第4ラインパターン要素の像との重なり部分との位置関係を計測する工程と;
    前記位置関係に基づいて前記投影光学系の収差を算出する工程と;を含む収差計測方法。
  8. 前記第1転写工程では、周期的に配列された複数本の前記第1ラインパターン要素からなる第1ラインアンドスペースパターンと、前記第1ラインアンドスペースパターンの周期方向に直交する方向の両側に前記第1ラインアンドスペースパターンを挟む、周期的に配列された複数本の前記第2ラインパターン要素からなる少なくとも一対の第2ラインアンドスペースパターンとを、前記投影光学系を介して前記感応物体上に転写し、
    前記第2転写工程では、前記各第1ラインパターン要素とそれぞれ組を成す周期的に配列された複数本の前記第3ラインパターン要素からなる第3ラインアンドスペースパターンと、前記各第2ラインパターン要素とそれぞれ組をなす周期的に配列された複数本の前記第4ラインパターン要素からなる少なくとも一対の第4ラインアンドスペースパターンとを、前記投影光学系を介して前記感応物体上に形成された前記第1ラインアンドスペースパターンの像と少なくとも一対の第2ラインアンドスペースパターンの像とに、それぞれ重ね合わせて転写することを特徴とする請求項7に記載の収差計測方法。
  9. 前記収差を算出する工程では、前記投影光学系の低次コマ収差を算出することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の収差計測方法。
  10. 請求項6〜9に記載の収差計測方法によって前記投影光学系の収差を計測する工程と;
    前記収差の計測結果に基づいて前記投影光学系を調整する工程と;を含む投影光学系の調整方法。
  11. パターンを投影光学系を介して感応物体上に転写する露光方法において、
    請求項10に記載の調整方法を用いて調整された投影光学系を用いて、前記パターンを前記感応物体上に転写することを特徴とする露光方法。
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