JP2007315932A - スイッチの取付確認システム及び取付確認方法 - Google Patents

スイッチの取付確認システム及び取付確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のコネクタ部とこれに各々取り付けられる複数のスイッチ部との取付状態を簡単な構成で容易に確認することができるスイッチ取付確認システムを提供すること。
【解決手段】一対の確認線12a、12bが設けられた複数のコネクタ部10と、各コネクタ部10にそれぞれ取り付けられると共に一対の確認線12a、12bに両端が各々対応する折返回路23とが設けられた複数のスイッチ部20と、コネクタ部10とスイッチ部20との取付状態を判定する判定回路30とを備え、一対の確認線12a、12bは、複数のコネクタ部10間において直列に接続されると共に、判定回路30に接続され、判定回路30は、所定の電圧を確認線12a、12bに出力すると共にこの確認線12a、12bに流れる電圧を測定し、この電圧変化に基づいてコネクタ部10とスイッチ部20との取付状態を判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のコネクタ部にそれぞれ取り付けられるスイッチ部の取付状態を確認するスイッチの取付確認システム及び取付確認方法に関するものである。
従来から、第一のコネクタに複数の信号線及びアース線を設けると共に、この第一のコネクタに接合される第二のコネクタに複数の信号線及びアース線を短絡させる短絡線を設けたコネクタ接合確認装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタ接合確認装置では、第一、第二のコネクタが接合していれば、複数の信号線とアース線と短絡線とによって閉回路が構成され、第一、第二のコネクタが接合していない場合では、閉回路が構成されない。
そして、閉回路が構成されるか否かを論理回路によって判定することで、コネクタの接合状態を確認するようになっている。
特開平5−17900号公報
ところで、上述のコネクタ接合確認装置では、一対のコネクタに対して一つの論理回路が必要となっており、多数のコネクタを有する場合には不経済になるという問題が生じていた。
また、複数のコネクタの接合状態を確認するにはコネクタごとに電流を流すので、確認作業が煩雑になり、時間もかかってしまうことが考えられる。
そこで、この発明は、複数のコネクタ部とこれに各々取り付けられる複数のスイッチ部との取付状態を簡単な構成で容易に確認することができるスイッチ取付確認システム及び取付確認方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、一対の信号線と一対の確認線とが設けられた複数のコネクタ部と、各コネクタ部にそれぞれ取り付けられると共に、前記一対の信号線に各々対応する一対の接続線と、この一対の接続線を適宜接続するスイッチ線と、前記一対の確認線に両端が各々対応する折返回路とが設けられた複数のスイッチ部と、前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定する判定回路とを備え、前記一対の確認線は、複数のコネクタ部間において直列に接続されると共に、前記判定回路に接続され、前記判定回路は、所定の電圧を前記確認線に出力すると共にこの確認線に流れる電圧を測定し、この電圧変化に基づいて前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定することを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチの取付確認システムにおいて、前記判定回路は、前記確認線に所定の電圧を出力する電圧出力部と、前記確認線に流れる電圧が入力される電圧比較部と、この電圧比較部への入力電圧と比較される判定閾値を設定する判定閾値設定部と、前記電圧比較部への入力電圧と比較されるノイズ閾値を設定するノイズ閾値設定部と、前記入力電圧と前記判定閾値及び前記ノイズ閾値との比較結果から前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定する判定部とを備えていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のスイッチの取付確認システムにおいて、前記判定回路は、車両のイグニッションスイッチのON/OFF信号が入力されると共に、このイグニッションスイッチがONされるごとに、前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、一対の信号線と一対の確認線とをそれぞれ複数のコネクタ部に設け、前記一対の信号線に各々対応する一対の接続線と、この一対の接続線を適宜接続するスイッチ線と、前記一対の確認線に両端が各々対応する折返回路とを設けた複数のスイッチ部を、前記複数のコネクタ部にそれぞれ取り付け、前記一対の確認線を、複数のコネクタ部間において、前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定する判定回路を介して直列に接続し、この判定回路から前記確認線に所定の電圧を出力すると共にこの確認線に流れる電圧を測定し、この電圧変化に基づいて前記複数のスイッチ部の取付状態を確認することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、確認線が複数のコネクタ部間において直列に接続されているので、コネクタ部の数に関わらず一つの判定回路によって確認作業を行うことができる。そのため、構成が単純になり、製造コストの低減を図ることができる。
また、判定回路から所定の電圧を出力すると共に確認線に流れた電圧を測定し、この電圧変化に基づいて取付状態を判定するので、全てのコネクタ部とスイッチ部との取付状態を一度で判定することができ、確認作業を短時間で行うことができる。
さらに、確認線が直列に接続されているので確認漏れがなくなり、容易且つ確実に取付状態を確認することが可能となる。
請求項2の発明によれば、判断回路が判定閾値設定部とノイズ閾値設定部と判定部とを備え、この判定部が確認線に流れる入力電圧と判定閾値及びノイズ閾値とを比較してコネクタ部とスイッチ部との取付状態を判定するようになっている。
これにより、コネクタ部の数や確認線の長さによる回路インピーダンス等に応じて最適な判定基準を設定し、この判定基準に基づいて取付状態を判定することができて、誤判断を防止することができる。
特に、ノイズ閾値設定部によってノイズ閾値を設定するので、外来ノイズの入力や半嵌合等による擬似取付等が生じても、確実に判定することができる。
請求項3の発明によれば、判定回路が車両のイグニッションスイッチのONごとに取付状態を判定するので、車両を使用している期間であってもコネクタ部とスイッチ部との取付状態の不具合を早期に検出することが可能となる。
請求項4の発明によれば、確認線を複数のコネクタ部間において直列に接続すると共に、判定回路から所定の電圧を出力してその電圧変化から取付状態を判定するので、全てのコネクタ部とスイッチ部との取付状態を一つの判定回路によって判定することができ、構成が単純になって製造コストの低減を図ることができる。
また、確認線が直列に接続されているので確認漏れがなくなり、容易且つ確実に確認することが可能となる。
次に、本発明に関わるスイッチの取付確認システム及び取付確認方法を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動車等の車室内に設けられているコクピットモジュール1には、複数のスイッチ装置S1〜S7(図2参照)を備えた操作パネル2や、液晶画面3、メータ装置4、グローブボックス5等が設けられている。
複数のスイッチ装置S1〜S7は、ここでは、ハザードON/OFF用スイッチ装置S1と、サイドミラー調節用スイッチ装置S2と、ハイビーム切替用スイッチ装置S3と、ドアロック操作用スイッチ装置S4と、スライドドア操作用スイッチ装置S5と、4WDモード切替用スイッチ装置S6と、パーキングブレーキ検知用スイッチ装置S7となっている。
そして、各スイッチ装置S1〜S7は、図2に示すように、それぞれコネクタ部10と、このコネクタ部10に取り付けられるスイッチ部20とを有している。
コネクタ部10は、一対の信号線11a、11bと、一対の確認線12a、12bとが内部に設けられている。
また、スイッチ部20は、一対の信号線11a、11bに各々対応する一対の接続線21a、21bと、この一対の接続線21a、21bを適宜接続するスイッチ線22と、一対の確認線12a、12bに両端が各々対応する折返回路23とが内部に設けられている。
そして、このコネクタ部10にスイッチ部20が確実に取り付けられると、一対の信号線11a、11bと一対の接続線21a、21bとが電気的に接続され、一対の確認線12a、12bと折返回路23とが電気的に接続される。
さらに、スイッチ線22をONすることによって一対の接続線21a、21bが互いに接続され、スイッチ装置S1〜S7からON信号が出力されるようになっている。
なお、ここで、ハザードON/OFF用スイッチ装置S1の一対の信号線11a、11bはコクピットモジュール1内に設けられたボディコントロールモジュール6aに接続され、サイドミラー調節用スイッチ装置S2の一対の信号線11a、11bは右側ミラーハーネス7a又は左側ミラーハーネス7bに接続され、ハイビーム切替用スイッチ装置S3の一対の信号線11a、11bはエンジンルーム用ハーネス8に接続され、ドアロック操作用スイッチ装置S4の一対の信号線11a、11bは一方がエンジンルーム用ハーネス8に接続されると共に他方が右側及び左側ボディハーネス9に接続され、スライドドア操作用スイッチ装置S5の一対の信号線11a、11bは一方がエンジンルーム用ハーネス8に接続されると共に他方が右側及び左側ボディハーネス9に接続され、4WDモード切替用スイッチ装置S6の一対の信号線11a、11bは4WD制御部6bに接続され、パーキングブレーキ検知用スイッチ装置S7の一対の信号線11a、11bはメータ制御部6cに接続されている。
また、ここでのサイドミラー調節用スイッチ装置S2は、一対の信号線11a、11bを二組有しており、一方が右側ミラーを調節するもので、他方が左側ミラーを調節するものとなっている。
一方、各スイッチ装置S1〜S7のそれぞれの一対の確認線12a、12bは、複数のコネクタ部10間において直列に接続されると共に、後述する判定回路30に接続されている。
すなわち、ハザードON/OFF用スイッチ装置S1の一方の確認線12aが判定回路30に接続され、他方の確認線12bがサイドミラー調節用スイッチ装置S2の一方の確認線12aに接続されている。
そして、サイドミラー調節用スイッチ装置S2の他方の確認線12bはハイビーム切替用スイッチ装置S3の一方の確認線12aに接続され、ハイビーム切替用スイッチ装置S3の他方の確認線12bはドアロック操作用スイッチ装置S4の一方の確認線12aに接続され、ドアロック操作用スイッチ装置S4の他方の確認線12bはスライドドア操作用スイッチ装置S5の一方の確認線12aに接続され、スライドドア操作用スイッチ装置S5の他方の確認線12bは4WDモード切替用スイッチ装置S6の一方の確認線12aに接続され、4WDモード切替用スイッチ装置S6の他方の確認線12bはパーキングブレーキ検知用スイッチ装置S7の一方の確認線12aに接続され、パーキングブレーキ検知用スイッチ装置S7の他方の確認線12bは判定回路30に接続されている。
判定回路30は、各スイッチ装置S1〜S7のコネクタ部10とスイッチ部20との取付状態を判定するものであり、ボディコントロールモジュール6aに設けられている。
この判定回路30は、図3に示すように、制御部31と、電圧出力部32と、電圧比較部33と、設定部34と、判定部35とを備えている。
制御部31は、電圧出力部32及び設定部34に所定の制御信号を出力するものであり、CPUによって構成されている。また、この制御部31にはイグニッションスイッチ39からのON/OFF信号が入力されるようになっている。
電圧出力部32は、判定回路30に接続された一方の確認線12aに接続されており、制御部31からの制御信号が入力されると、所定の電圧を確認線12aに出力するようになっている。なお、この電圧出力部32から出力される電圧は、以下出力電圧Vmという。
電圧比較部33は、判定回路30に接続された他方の確認線12bに接続されており、この確認線12bから電圧が入力されるようになっている。なお、この確認線12bから入力される電圧は、以下入力電圧Vという。
そして、この電圧比較部33は、確認線12bに流れた入力電圧Vと、設定部34によって設定される判定閾値x及びノイズ閾値yとをそれぞれ比較する。
設定部34は、判定閾値設定部36と、ノイズ閾値設定部37と、開始時間設定部38とを有している。
判定閾値設定部36は、接続されたスイッチ装置S1〜S7の数や回路インピーダンスの大きさ等に応じて最適な判定閾値xを設定するものであり、この設定された判定閾値xは電圧比較部33に入力される。
なお、この「判定閾値x」は、コネクタ部10にスイッチ部20が確実に取り付けられているかを判定する基準となる電圧である。
ノイズ閾値設定部37は、今までの入力電圧の傾向や外来ノイズの大きさの傾向等から最適なノイズ閾値yを設定するものであり、この設定されたノイズ閾値yは電圧比較部33に入力される。
なお、この「ノイズ閾値y」は、確認線12bからの入力電圧Vに対する外来ノイズ等の影響の有無を判定する基準となる電圧である。
開始時間設定部8は、イグニッションスイッチ39がONされてから車両に流れる電圧が安定するまでの所定時間tを設定するものであり、この所定時間t経過後に電圧比較部33によって電圧が比較される。
次に、この発明のスイッチ取付確認システム及び取付確認方法の作用について説明する。
イグニッションスイッチ39から判定回路30の制御部31にON信号が入力されることにより、この制御部31は、電圧出力部32及び設定部34に制御信号を出力する。
そして、制御信号が入力された電圧出力部32は、あらかじめ設定された所定の大きさの出力電圧Vmをスイッチ装置S1の一方の確認線12aに出力する。
このとき、一方の確認線12aと他方の確認線12bは、コネクタ部10にスイッチ部20が確実に取り付けられていれば、折返回路23を介して電気的に接続される。
そのため、一方の確認線12aに入力された電圧は折返回路23を介して他方の確認線12bへと流れることになる。
ここで、確認線12a、12bは、複数のスイッチ装置S1〜S7のコネクタ部10間において直列に接続されているので、スイッチ装置S1の他方の確認線12bへと流れた電圧は、複数のスイッチ装置S2〜S7の一方の確認線12aから折返回路23を介して他方の確認線12bへと順に流れていく。
そして、各スイッチ装置S1〜S7を順次流れた電圧Vは、スイッチ装置S7の他方の確認線12bから判定回路30の電圧比較部33へと入力される。
なお、この入力電圧Vは、全てのスイッチ装置S1〜S7のコネクタ部10とスイッチ部20とが確実に接続されていても、回路インピーダンス等の影響により、出力電圧Vmよりも降下する。
一方、制御信号が入力された判定部34は、判定閾値設定部36から所定の判定閾値xを設定する判定閾値設定信号を出力し、ノイズ閾値設定部37から所定のノイズ閾値yを設定するノイズ閾値設定信号を出力し、開始時間設定部38から所定時間tを設定する時間設定信号を出力する。これらの各設定信号は、電圧比較部33に入力される。
そして、電圧比較部33は、時間設定信号により設定された所定時間tになったら、入力電圧Vと、判定閾値x及びノイズ閾値yとを比較し、比較結果を判定部35に出力する。
最後に、判定部35は、入力された比較結果に基づいて、複数のスイッチ装置S1〜S7のコネクタ部10とスイッチ部20との取付状態を判定する。
ここで、図4(a)に示すように、入力電圧Vが出力電圧Vmより降下しているが、判定閾値x及びノイズ閾値yより高い状態で安定した場合には、全てのスイッチ装置S1〜S7においてコネクタ部10にスイッチ部20が正確に取り付けられていると判定する。
なお、微小の外来ノイズが入力された場合には、A部のように入力電圧Vに僅かなバラツキが生じるが、ノイズ閾値y以上であればコネクタ部10とスイッチ部20とが確実に取り付けられていると判定する。
また、図4(b)に示すように、入力電圧Vが判定閾値x及びノイズ閾値y以上となっても、B部のように入力電圧Vが出力電圧Vm以上になったり、ノイズ閾値y以下となったりする程度の大きなバラツキが生じた場合には、過大な外来ノイズの入力があると判断し、いずれかのスイッチ装置S1〜S7においてコネクタ部10にスイッチ部20が正確に取り付けられていないと判定する。
さらに、図4(c)に示すように、入力電圧Vが判定閾値x以上であるがノイズ閾値yを下回った場合には、半嵌合等の擬似取付が生じていると判断し、いずれかのスイッチ装置S1〜S7においてコネクタ部10にスイッチ部20が正確に取り付けられていないと判定する。
そして、図4(d)に示すように、入力電圧Vが判定閾値x及びノイズ閾値yのいずれも下回った場合には、複数のスイッチ装置S1〜S7のいずれかにおいて、コネクタ部10からスイッチ部20が外れていると判断し、いずれかのスイッチ装置S1〜S7においてコネクタ部10にスイッチ部20が正確に取り付けられていないと判定する。
このように、各スイッチ装置S1〜S7の一対の確認線12a、12bが、複数のコネクタ部10間において直列に接続されているので、コネクタ部10の数に関わらず一つの判定回路30によって取付状態の確認作業を行うことができる。そのため、構成が単純になり、製造コストの低減を図ることができる。
また、判定回路30から所定の電圧を出力すると共に、確認線12a、12bに流れた電圧を測定し、この電圧変化に基づいて全てのコネクタ部10とスイッチ部20との取付状態を一度で判定することができる。これにより、確認作業を短時間で行うことができる。
さらに、全てのコネクタ部10において確認線12a、12bが直列に接続されていることで、複数のスイッチ装置S1〜S7の取付状態の確認漏れがなくなり、容易且つ確実に確認することが可能となる。
そして、判定回路30は、入力電圧Vと判定閾値x及びノイズ閾値yとを比較して、複数のスイッチ装置S1〜S7のコネクタ部10とスイッチ部20との取付状態を確認するようになっている。
そのため、コネクタ部10の数や確認線12a、12bの長さによる回路インピーダンス等に応じて最適な判定基準を設定し、この最適な判定基準に基づいて取付状態を判定することができて、誤判断を防止することができる。
特に、ノイズ閾値設定部37によってノイズ閾値yを設定するので、外来ノイズの入力や半嵌合等による擬似取付等が生じても、確実に判定することができる。
また、上述の実施の形態では、開始時間設定部38により車両に流れる電圧が安定するまでの所定時間tを設定するので、入力電圧Vのバラツキが抑制され、さらに正確に判定することが可能となる。
さらに、判定回路30が車両のイグニッションスイッチ39からON信号が入力されると取付状態を判定するようになっているので、車両を使用している期間であってもコネクタ部10とスイッチ部20との不具合を早期に検出することが可能となる。
以上、この発明にかかる実施の形態の一つを図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
上述の実施の形態では、自動車等の車室内に設けられているコクピットモジュール1に設けられた複数のスイッチ装置S1〜S7(図2参照)におけるコネクタ部10とスイッチ部20との取付状態を確認しているが、図5に示す一般的なスイッチユニットUであってもよい。
このスイッチユニットUは、制御部Xと、複数のスイッチ装置SW1〜SW6と、第一内部ユニットY1、第二内部ユニットY2とを有している。
そして、複数のスイッチ装置SW1〜SW6は、それぞれコネクタ部10´とスイッチ部20´とを備えており、制御部Xには判定回路30´が設けられている。
さらに、スイッチ装置SW1の一対の信号線11a、11bは、第一外部ユニットZ1に接続され、スイッチ装置SW2の一対の信号線11a、11bは、第二外部ユニットZ2に接続され、スイッチ装置SW3の一対の信号線11a、11b及びスイッチ装置SW4の一対の信号線11a、11bは、第一内部ユニットY1に接続され、スイッチ装置SW5の一対の信号線11a、11b及びスイッチ装置SW6の一対の信号線11a、11bは、第二内部ユニットY2に接続されている。
この場合、任意のタイミングで確認開始信号を判定回路30´に入力することで、各コネクタ部10´と各スイッチ部20´との取付状態を確認することが可能となる。
この発明に係るスイッチの取付確認システムを備えた車両のコクピットモジュールを示す斜視図である。 車両のコクピットモジュールの構成を示すブロック図である。 判定回路の構成を示すブロック図である。 (a)〜(d)入力電圧と、出力電圧、判定閾値、ノイズ閾値との関係を示すグラフである。 この発明に係るスイッチ取付確認システムを備えた一般的なスイッチユニットの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 コネクタ部
12a、12b 確認線
20 スイッチ部
23 折返回路
30 判定回路

Claims (4)

  1. 一対の信号線と一対の確認線とが設けられた複数のコネクタ部と、
    各コネクタ部にそれぞれ取り付けられると共に、前記一対の信号線に各々対応する一対の接続線と、この一対の接続線を適宜接続するスイッチ線と、前記一対の確認線に両端が各々対応する折返回路とが設けられた複数のスイッチ部と、
    前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定する判定回路とを備え、
    前記一対の確認線は、複数のコネクタ部間において直列に接続されると共に、前記判定回路に接続され、
    前記判定回路は、所定の電圧を前記確認線に出力すると共にこの確認線に流れる電圧を測定し、この電圧変化に基づいて前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定することを特徴とするスイッチの取付確認システム。
  2. 前記判定回路は、前記確認線に所定の電圧を出力する電圧出力部と、前記確認線に流れる電圧が入力される電圧比較部と、この電圧比較部への入力電圧と比較される判定閾値を設定する判定閾値設定部と、前記電圧比較部への入力電圧と比較されるノイズ閾値を設定するノイズ閾値設定部と、前記入力電圧と前記判定閾値及び前記ノイズ閾値との比較結果から前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定する判定部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチの取付確認システム。
  3. 前記判定回路は、車両のイグニッションスイッチのON/OFF信号が入力されると共に、このイグニッションスイッチがONされるごとに、前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ取付確認システム。
  4. 一対の信号線と一対の確認線とをそれぞれ複数のコネクタ部に設け、
    前記一対の信号線に各々対応する一対の接続線と、この一対の接続線を適宜接続するスイッチ線と、前記一対の確認線に両端が各々対応する折返回路とを設けた複数のスイッチ部を、前記複数のコネクタ部にそれぞれ取り付け、
    前記一対の確認線を、複数のコネクタ部間において、前記コネクタ部と前記スイッチ部との取付状態を判定する判定回路を介して直列に接続し、
    この判定回路から前記確認線に所定の電圧を出力すると共にこの確認線に流れる電圧を測定し、この電圧変化に基づいて前記複数のスイッチ部の取付状態を確認することを特徴とするスイッチの取付確認方法。
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