JP2007315543A - 遊星減速機における遊星車の潤滑構造 - Google Patents

遊星減速機における遊星車の潤滑構造 Download PDF

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Abstract

【課題】遊星歯車減速機1において、遊星歯車5の潤滑を良好に維持できる潤滑構造を提供することを目的とする。
【解決手段】回動体7には、遊星歯車5を収納する開口部7bが備えられて、遊星歯車の軸方向の端部に対向し、連結ピン8の端部を支持する支持壁7c、7dが備えられ構成、遊星歯車5には、貫通孔に連結ピン8が回動自在に挿通され、支持壁7dには、遊星歯車5との対向面に、潤滑剤が流入する環状の凹溝7hが備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽車に噛合して太陽車の周囲を公転すると共に自転する遊星車を備えた遊星減速機における、遊星車の潤滑構造に関する。
従来、ケース内に、駆動源の駆動力を受けて回動する入力軸、入力軸と一体に回動する太陽歯車、太陽歯車に空隙を介して同軸状に配設された内歯車、この空隙に配設され太陽歯車及び内歯車に噛合する複数の遊星歯車(所謂、本発明における遊星車である)、遊星歯車を回動自在に支持すると共に太陽歯車と同軸状に回動するキャリア(所謂、所謂、本発明における回動体である)等、を備え、遊星歯車を介し太陽歯車の回転速度を減速してキャリアに伝達する遊星歯車減速機(所謂、本発明における遊星減速機である)が知られている。
また、遊星歯車減速機において、キャリアには、遊星歯車を収納する開口部と、遊星歯車の軸方向の端部に対向するように支持壁とが備えられ、遊星歯車の中心に形成された貫通孔の内壁に環状のベアリングを係合し、ベアリングの内周に支軸を挿通して支軸の端部を支持壁に固定し、支軸を介して、遊星歯車を回動自在に支持しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、遊星歯車減速機は、一般に、各歯車の回転や噛合を潤滑するための潤滑剤がケース内に充填されている。
特開2005−291426号公報
特許文献1に記載の遊星歯車減速機の構成によれば、遊星歯車の端部に対向して支持壁が構成されているので、遊星歯車の貫通孔内に潤滑剤が廻りにくく、遊星歯車と支軸との間の潤滑を、更に改善すべきが余地があった。
そこで、本発明は、遊星車の軸方向の端部に対向して配設されて遊星車を回動自在に支持する支持壁と、この支持壁に固定されて遊星車を回動自在に支持する支軸とを備えた遊星減速機において、遊星車と支軸との潤滑を良好に維持できる遊星車の潤滑構造を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、ケース内に、回動体に支軸を介して回動自在に支持され、太陽車に噛合して太陽車の周囲を公転すると共に前記支軸を軸に自転する遊星車を備えた遊星減速機における遊星車の潤滑構造であって前記回動体には、前記遊星車の軸方向の端部に対向し、前記支軸の端部を支持する支持壁が構成され、前記遊星車には、その中心に貫通孔が形成されて、該貫通孔に前記支軸が回動自在に挿通され、前記支持壁には、前記遊星車との対向面に、潤滑剤が流入する凹溝が備えられている、ことを特徴とする。
請求項1に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造によれば、回動体には、遊星車の軸方向の端部に対向し、支軸の端部を支持する支持壁が構成され、遊星車には、その中心に貫通孔が形成されて、この貫通孔に支軸が回動自在に挿通され、支持壁には、遊星車との対向面に、潤滑剤が流入する凹溝が備えられているので、ケース内に充填された潤滑剤を凹溝に滞留させて遊星車の貫通孔内に導き、遊星車と支軸との潤滑を良好にできる。
また、請求項1に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造は、請求項2に記載の発明のように、前記凹溝が、前記遊星車の貫通孔に対して軸方向に重なる位置に形成されていることが好ましい。これにより、遊星車の貫通孔に、凹溝に滞留した潤滑剤を容易に導くことができる。
また、請求項1又は請求項2に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造は、請求項3に記載の発明のように、前記凹溝が、前記太陽車と同軸状に、環状に形成されていることにより、太陽車の回転に伴い、潤滑剤が環状の凹溝に沿って流動し、その流動の軌跡上に貫通孔が配置されているので、潤滑剤を遊星車の貫通孔内へ導くことができる。
また、請求項3に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造は、請求項4に記載の発明のように、前記環状の凹溝が、同軸状に複数形成されていることにより、さらに一層、遊星車の周囲に沿って潤滑剤の流動を促進でき、遊星車と支軸との潤滑を良好にできる。
次に、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造において、前記凹溝が、前記遊星車と同軸状に、環状に形成されていることにより、潤滑剤を遊星車の周囲に沿って滞留させて遊星車の貫通孔内へ導き、遊星車と支軸との潤滑を良好にできる。
また、請求項5に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造は、請求項6に記載の発明のように、前記環状の凹溝が、同軸状に複数形成されていることにより、さらに一層、
遊星車の周囲に沿って潤滑剤の流動を促進でき、遊星車と支軸との潤滑を良好にできる。
次に、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造において、前記凹溝が、前記太陽車の同軸状に形成された第一の環状溝と、前記遊星車の同軸状に形成された第二の環状溝によって構成され、前記第一の環状溝と前記第二の環状溝とが互いに連結されていることを特徴とする。
請求項7に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造によれば、遊星車の軸方向の端部に対向する支持壁に、太陽車の同軸状に形成された第一の環状溝と、遊星車の同軸状に形成された第二の環状溝とが形成され、第一の環状溝と第二の環状溝とが互いに連結されているので、第一の環状溝と第二の環状溝に潤滑剤を滞留させて太陽車及び遊星車の回動に伴って、遊星車の貫通孔に対して潤滑剤の流入を促進でき、遊星車と支軸との潤滑を良好にできる。
本発明の遊星減速機における遊星車の潤滑構造は、回動体には、遊星車の軸方向の端部に対向し、支軸の端部を支持する支持壁が構成され、遊星車には、その中心に貫通孔が形成されて、この貫通孔に支軸が回動自在に挿通され、支持壁には、遊星車との対向面に、潤滑剤が流入する凹溝が備えられているので、ケース内に充填された潤滑剤を凹溝に沿って滞留させて遊星車の貫通孔内に導き、遊星車と支軸との潤滑を良好にできる。
また、本発明の遊星減速機における遊星車の潤滑構造は、凹溝が、遊星車の貫通孔に対して、軸方向に重なる位置に形成されていることにより、凹溝に流入した潤滑剤を遊星車の貫通孔内に導くことができて遊星車と支軸との潤滑を良好にでき、さらには、この凹溝が、遊星車に対して、軸方向に重なる位置に形成されていることにより、一層、その効果を促進できる。
また、本発明の遊星減速機における遊星車の潤滑構造は、凹溝が、太陽車と同軸状に、環状に形成されていることにより、太陽車の回転に伴い、潤滑剤を環状の凹溝に沿って流動させて遊星車の貫通孔内へ導くことができ、さらには、環状の凹溝が、同軸状に複数形成されていることにより、一層、その効果を促進できる。
また、本発明の遊星減速機における遊星車の潤滑構造は、凹溝が、遊星車と同軸状に、環状に形成されていることにより、潤滑剤を遊星車の周囲に沿って滞留させ、この潤滑剤を遊星車の貫通孔内へ導くことができ、さらには、前記環状の凹溝が、同軸状に複数形成されていることにより、一層、その効果を促進できる。
また、本発明の遊星減速機における遊星車の潤滑構造は、遊星車の軸方向の端部に対向する支持壁に、太陽車の同軸状に形成された第一の環状溝と、遊星車の同軸状に形成された第二の環状溝とが形成され、第一の環状溝と第二の環状溝とが互いに連結されているので、太陽車及び遊星車の回動に伴って、遊星車の貫通孔に対して潤滑剤の流入を促進でき、遊星車と支軸との潤滑を良好にできる。
次に、本発明の一実施例の遊星減速機における遊星車の潤滑構造を、図面にもとづいて説明する。
図1は本発明が適用された遊星歯車減速機(所謂、本発明における遊星減速機である。)の構造を表す断面図である。図2は、同実施例における、回動体(キャリアともいう。)の構成を表す図であって、図2(a)が正面図、図2(b)が図(a)における矢印R方向から表した外観図、図2(c)が図2(b)におけるB−C−D断面図、図2(d)が図2(a)における矢印Y−Yから表した外観図である。また、図2(a)は、一部を図2(b)のA−D断面で表している。また、図3は、本発明が適用された第一の変形例の回動体の構成を表す図、図4は、本発明が適用された第二の変形例の回動体の構成を表す図である。

図1に表したように、遊星歯車減速機1は、駆動モータ4の駆動力を受けて回動する入力軸2、入力軸2に接続され入力軸2と共に回動する太陽歯車(本発明における太陽車である。)3、ケース6に固定され、太陽歯車3に空隙を介して同軸状に配設された内歯車11、前記空隙に配設されて太陽歯車3及び内歯車11に噛合する遊星歯車(本発明における遊星車である。)5、連結ピン(本発明における支軸である。)8を介して遊星歯車5を回転自在に支持すると共に太陽歯車3と同軸状に回転自在に支持された回動体7、フランジ9、ケース10、ケース6、シール部材12、25等を備えている。
駆動モータ4は、ブラケット15及び回転軸4aを備え、ボルト16を介して、ブラケット15がフランジ9に固定され、キー13及びネジ孔2dを介して、回転軸4aが入力軸2に固定されている。
フランジ9、ケース10、ケース6は、ボルト14、19を介して、一体に固定されている。
入力軸2は、フランジ9、ケース10の内方に挿入され、軸方向に並べて配設された一対のベアリング17、18を介して、フランジ9及びケース10に回動自在に支持されている。
また、入力軸2には、一端側には太陽歯車3の軸部が圧入されて固定され、端端側には駆動モータ4の回転軸4aを挿入して固定するための取付け穴2cとネジ孔2dとが備えられている。
遊星歯車5は、ニードルベアリング20を介して連結ピン8(本発明における支軸である。)が回動自在に挿通され、連結ピン8を介して回動体7に回動自在に支持されている。また、連結ピン8は、両端が回動体7に圧入されて支持されている。
回動体7は、太陽歯車3及び遊星歯車5を収納する開口部7bが備えられ、軸方向に離間して相対向する一対のベアリング21、22を介して、ケース6及びケース10に回動自在に支持されている。
シール部材12、25は、耐久性及び弾性の優れたフッソゴムやシリコーンゴムで形成され、シール部材12が入力軸2とケース10との間隙をシールし、シール部材25が回動体7とケース6との間隙をシールするように構成されている。
そして、前述のように構成された遊星歯車減速機1は、入力軸2を介して駆動モータ4の回転駆動力が伝達されると、入力軸2と一体に太陽歯車3が回動し、遊星歯車5が太陽歯車3及び内歯車11と噛合して太陽歯車3の周囲に沿って公転すると共に連結ピン8を軸にして自転し、遊星歯車5の公転に伴って回動体7が回動する。
次に、遊星歯車減速機1は、各歯車及び回動体7の回動を円滑にするために、開口部7b内に潤滑剤が充填され、遊星歯車5と連結ピン8との潤滑を良好に維持するための潤滑構造を備えている(所謂、本発明の遊星減速機における遊星車の潤滑構造である。)。図1、図2、図3に基づいて、遊星歯車5と連結ピン8との潤滑構造を説明する。
図1に表したように、遊星歯車5と連結ピン8との潤滑構造は、遊星歯車5の軸方向の端部に対向して連結ピン8の両端部を支持する一対の支持壁7c、7dが回動体7に形成されている。また、遊星車5の中心には貫通孔が形成されて、該貫通孔に挿入されたニードルベアリングを介して連結ピン8が回動自在に挿通され、支持壁7dには、遊星歯車5との対向面に、潤滑剤が流入する凹溝7hが形成されている。
次に、図2に表したように、一対の支持壁7c、7dには、連結ピン8の端部が挿通される支持孔7f、7mが形成されている。
凹溝7hは、遊星歯車5の貫通孔の中心に対して、軸方向に重なる位置に形成され、且つ、太陽歯車3と同軸状に、支持孔7mを介して環状に形成されている。
また、支持壁7c及び支持壁7dは、互いに分割されて形成され、支持壁7dに環状の凹溝7hを形成した後に、軸方向に突き合わせられて一体に固定されている。
以下に、前記実施例の遊星歯車減速機1における遊星歯車5の潤滑構造の作用効果を記載する。
本実施例の遊星歯車減速機1における遊星歯車5の潤滑構造は、回動体7には、遊星歯車5の軸方向の端部に対向し、連結ピン8の端部を支持する支持壁7dが構成され、支持壁7dには、遊星歯車5との対向面に、潤滑剤が流入する凹溝7hが備えられているので、ケース6及びケース10内に充填された潤滑剤を凹溝7hに沿って滞留させて遊星歯車5の貫通孔内に導き、遊星歯車5と連結ピン8との潤滑を良好に維持できる。
また、本発明の遊星歯車減速機1における遊星歯車5の潤滑構造は、環状の凹溝7hが、遊星歯車5の貫通孔に対して軸方向に重なるように支持壁7dに形成されていることにより、凹溝7hに流入した潤滑剤を遊星歯車5の貫通孔内に容易に導くことができて、遊星歯車5と連結ピン8との潤滑を良好にでき、さらには、この凹溝7hが、遊星歯車5に対して、軸方向に重なる位置に形成されていることにより、一層、その効果を促進できる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。
例えば、本実施例は、図2に表したように、環状の凹溝7hを支持壁7dに備えたが、支持壁7dの代わりに、凹溝7hを支持壁7cに備えてもよく、凹溝7hを支持壁7dと支持壁7cの両者に備えてもよい。
また、図3に表したように、回動体7の支持壁7dに、太陽歯車3の同軸状の複数の環状の凹溝7h、7qを形成することにより、遊星歯車5と連結ピン8との潤滑を、一層、良好にできる。
また、図4に表したように、キャリア7の支持壁7dに、太陽歯車3と同軸状の環状の凹溝(本発明における第一の環状溝である。)7hと、遊星歯車5と同軸状の凹溝7r(本発明における第二の環状溝である。)を形成し、且つ、凹溝7hと凹溝7rとを互いに連結することにより、凹溝7h及び凹溝7rに潤滑剤を滞留させ、太陽歯車3及び遊星歯車5の回動に伴って、遊星歯車5の貫通孔に潤滑剤を導き、遊星歯車5と連結ピン8との潤滑を良好に維持できる。さらに、凹溝7h及び凹溝7rを支持壁7cに備えたり、支持壁7dと支持壁7cの両者に備えたりしてもよい。また、凹溝7rを、遊星歯車5と同軸状に複数備えてもよい。
本発明が適用された一実施例の、遊星歯車減速機の構造を表す断面図である。 同実施例における、回動体の構成を表す図であって、図2(a)が正面図、図2(b)が図(a)における矢印R方向から表した外観図、図2(c)が図2(b)におけるB−C−D断面図、図2(d)が図2(a)における矢印Y−Yから表した外観図である。 本発明が適用された第一の変形例の、回動体の構成を表す図である。 本発明が適用された第二の変形例の、回動体の構成を表す図である。
1…遊星歯車減速機、2…入力軸、2c…取付け穴、2d…ネジ孔、3…太陽歯車、4…駆動モータ、4a…回転軸、5…遊星歯車、6,10…ケース、7…回動体、7b…開口部、7c,7d…支持壁、7h,7q,7r…凹溝、7f,7m…支持孔、8…連結ピン、9…フランジ、11…内歯車、12,25…シール部材、13…キー、14,16,19…ボルト、15…ブラケット、17,18,21,22…ベアリング、20…ニードルベアリング。

Claims (7)

  1. ケース内に、回動体に支軸を介して回動自在に支持され、太陽車に噛合して太陽車の周囲を公転すると共に前記支軸を軸に自転する遊星車を備えた遊星車の潤滑構造であって、
    前記回動体には、前記遊星車の軸方向の端部に対向し、前記支軸の端部を支持する支持壁が構成され、
    前記遊星車には、その中心に貫通孔が形成されて、該貫通孔に前記支軸が回動自在に挿通され、
    前記支持壁には、前記遊星車との対向面に、潤滑剤が流入する凹溝が備えられている、
    ことを特徴とする遊星減速機における遊星車の潤滑構造。
  2. 前記凹溝が、前記遊星車の貫通孔に対して軸方向に重なる位置に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造。
  3. 前記凹溝が、前記太陽車と同軸状に、環状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造。
  4. 前記環状の凹溝が、前記太陽車の同軸状に複数形成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造。
  5. 前記凹溝が、前記遊星車と同軸状に、環状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造。
  6. 前記環状の凹溝が、前記遊星車の同軸状に複数形成されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造。
  7. 前記凹溝が、前記太陽車の同軸状に環状に形成された第一の環状溝と、前記遊星車の同軸状に環状に形成された第二の環状溝とによって構成され、前記第一の環状溝と前記第二の環状溝とが互いに連結されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊星減速機における遊星車の潤滑構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015064064A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 株式会社ニッセイ 遊星減速機及び遊星減速機におけるインターナルギヤの固定方法
CN106382362A (zh) * 2016-12-15 2017-02-08 沃德传动(天津)股份有限公司 立式减速机及其润滑油油路结构

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