JP2007312962A - Vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、吸込口体に、掃除機本体から電源が供給される吸込口モータと、吸込口モータあるいは動作部を制御する吸込口制御部を備えた電気掃除機に関する。 The present invention relates to a vacuum cleaner including a suction port motor to which power is supplied from a cleaner body and a suction port control unit that controls a suction port motor or an operation unit.
従来の電気掃除機として、例えば特許文献1に記載された電気掃除機が知られている。この電気掃除機は、吸込口体下面に形成された吸込開口に臨んで回転清掃体を設け、この回転清掃体をモータで回転させて被掃除面を清掃する構成となっている。回転清掃体を回転させるモータは、ホースや延長管に配設された電力線を介して掃除機本体から電源が供給される。そして、特許文献1の図3に示されるように、吸込口体には、掃除機本体から電源が供給されてごみ情報を表示する表示手段と、この表示手段を駆動する表示駆動手段と、この表示駆動手段を制御する位相情報検出手段とが設けられている。位相情報検出手段は、上記電力線とは別にホースや延長管に配設された信号線によって、掃除機本体に設けられたマイクロコンピュータと接続されている。このマイクロコンピュータにはごみセンサの出力が入力されている。
As a conventional vacuum cleaner, for example, a vacuum cleaner described in
このような電気掃除機において、ごみセンサからの出力が入力されるとマイクロコンピュータは、信号線を介して位相情報検出手段に信号を伝達する。位相情報検出手段は表示駆動手段を制御して表示手段でごみ情報を表示させる。
上記特許文献1に記載されたものによれば、掃除機本体に設けられたマイクロコンピュータから吸込口体の位相情報検出手段に制御信号を送ることができ、これに基づいて表示手段を制御できる。このように、吸込口体に制御部(位相情報検出手段、表示駆動手段)を設け、掃除機本体からこの制御部に制御信号を送るようにすれば、吸込口体に設けられた電気的に動作するもの(表示手段等)を、掃除機本体からの制御信号によって種々制御することができる。しかしながら、上記特許文献1に記載されたものでは、掃除機本体と吸込口体とを連結する延長管やホースに、表示手段に電源を供給するための電力線とは別に信号線を設ける必要がある。このため、これらの配線処理や絶縁対策が容易でないばかりか、延長管やホースの構成が複雑になるという問題があった。そこで、吸込口モータに電源を供給するための電力線を用いて、掃除機本体から吸込口体に制御信号を送ることが考えられるが、この場合、床面の変化や吸込口体の押付力によって回転清掃体を回転させるモータの電圧が変動し、この電圧の変動によって制御信号に大きな影響を及ぼすという問題が生じることを本発明の発明者は確認した。
According to what was described in the said
本発明は上記問題点を解決するもので、簡単な構成で吸込口モータの電圧の変動の影響を受けにくく信頼性の高い制御を吸込口制御部が行える電気掃除機を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention solves the above-described problems, and an object thereof is to provide a vacuum cleaner that can perform a highly reliable control with a suction port controller that is not easily affected by fluctuations in the voltage of the suction port motor with a simple configuration. To do.
上記目的を達成するために、本発明の電気掃除機は、掃除機本体に、この掃除機本体から吸込口体に設けられた電源部に供給する電圧の非通電区間を制御する本体制御部を設け、吸込口体に、電源部により動作する吸込口モータと、本体制御部から電源部に供給された電圧の非通電区間を測定し、この測定結果に基づいて吸込口モータあるいは動作部を制御する吸込口制御部とを設けたものである。 In order to achieve the above object, the vacuum cleaner of the present invention has a main body control unit for controlling a non-energized section of a voltage supplied from the main body of the vacuum cleaner to a power source unit provided in the suction port body. Measures the suction port motor operated by the power supply unit and the non-energized section of the voltage supplied from the main body control unit to the suction port body, and controls the suction motor or operation unit based on the measurement result A suction port control unit is provided.
本発明によれば、簡単な構成で吸込口モータの電圧の変動の影響を受けにくく信頼性の高い制御を吸込口制御部が行うことができる。 According to the present invention, the suction port control unit can perform highly reliable control with a simple configuration that is not easily affected by fluctuations in the voltage of the suction port motor.
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
はじめに、図1、図2および図3を用いて、電気掃除機の構成を説明する。電気掃除機は、掃除機本体1と、この掃除機本体1に形成された吸込口2に一端が着脱可能に接続されるホース3と、このホース3の他端に一端が着脱可能に接続される延長管4と、この延長管4の他端に着脱可能に接続される吸込口本体5とからなる。ホース3と延長管4とで連通管6が構成される。
First, the configuration of the electric vacuum cleaner will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 3. The vacuum cleaner has a
掃除機本体1は、電動送風機7、吸込口2を介してホース3と連通する集塵部としての集塵袋8を内部に設け、電動送風機7の吸気風が集塵袋8内を通過することでこの集塵袋8で塵埃を分離し集塵するようになっている。さらに、本体1の前側下面には旋回自在な旋回輪(図示せず)を、本体1の後側側面には大径の一対の従動後輪9(一方のみ図示)をそれぞれ設けている。
The vacuum cleaner
ホース3は、伸縮自在で湾曲可能な略円筒状からなるもので、ハンドル10および電動送風機7の入力等を設定する操作ボタン11を備えた手元操作管12(手元操作部)を有している。この操作ボタン11は、電動送風機7、吸込口体5に設けられた動作部としての吸込口モータ13の電源スイッチを兼ね、この電動送風機7、吸込口モータ13をそれぞれ異なる駆動状態にする複数種類の運転モードを選択することができるように構成されている。具体的には、図中に示すように、ホース3から延長管4の方向に向けて、電動送風機7の停止設定用の操作ボタン11a、電動送風機7の強入力/弱入力の運転設定用の操作ボタン11b、吸込口モータ13の正転/反転/停止の運転設定用の操作ボタン11cが一列に順次並んで配設されている。
The
また、ホース3には、電動送風機7の電源例えば交流電源と吸込口体5とを接続するための一対の電力線14が設けられている。さらに、ホース3には、掃除機本体1に設けられた後述する本体制御部と手元操作部12とを接続する一対の信号線15が設けられている。信号線15の1本は電力線14を共用している。そして、これら電力線14と信号線15とは、ホースの3の一端から他端にわたって配設されている。
Further, the
延長管4は大径管4aとこの大径管4a内に挿入される小径管4bからなり、小径管4bを大径管4aに対してスライドさせることで延長管4全体を伸縮可能にしている。これら大径管4aと小径管4bとには一対の電力線16が設けられ、この電力線16はホース3に設けられた電力線14と接続されている。
The
次に、吸込口体5の構成について詳述する。吸込口体5は、この延長管4の先端に着脱可能に取り付けられるもので、被掃除面上の塵埃を吸い込む吸込開口5aを設けている。図2は、吸込口体5の構成を掃除面(底面)側から見た様子を示す平面図である。図2に示すように、吸込口体5には吸込口モータ13が配設されており、この吸込口モータ13の回転は、動力伝達機構17により回転清掃体18に伝達されるようになっている。吸込口体5の掃除面(底面)側には、吸込口モータ13の安全スイッチとして機能する掃除面スイッチ19が配設されている。また、図1に示すように、吸込口体5の上面には集塵袋8の集塵量を報知する、動作部としての報知部20が設けられている。なお、吸込口体5内には、吸込口体制御装置60を実装した吸込口回路基板21が組み込まれている。
Next, the configuration of the
次に、掃除機本体1に内蔵された本体制御装置30、吸込口体5に内蔵された吸込口制御装置60を含む回路構成を図3に基づいて説明する。31は商用交流電源で、本体制御装置30において、制御信号で駆動されるスイッチング素子、例えば、双方向性サイリスタ32、電流ヒューズ33、および電動送風機7の一部を構成し交流電源で駆動される整流子モータ(以下、単にモータという)34が直列に接続されている。
Next, a circuit configuration including the main body control device 30 built in the
電動送風機7は、主にモータ34とこのモータ34で回転されるファン35とから構成されている。モータ34は、例えば、ブラシ(図示せず)と、このブラシに摺動する整流子を備えた電機子34aと界磁巻線34b,34cとから構成されるユニバーサルモータである。ファン35はモータ34の回転軸に接続された遠心型ファンであり、モータ34によりファン35が回転すると、塵埃を含んだ空気が吸込口体5から延長管4、ホース3を介して掃除機本体1に吸い込まれる。36はゼロクロス検出部で、モータ34に印加する交流電源電圧のゼロクロスポイントを検出する。
The electric blower 7 mainly includes a
また、37は本体制御部で、そのI/O部38には、手元操作管12に接続された信号線15が接続され、手元操作管12からは指示信号等がI/O部38に入力される。そして、本体制御部37は、商用交流電源31のゼロクロスタイミングの取込み、手元操作管からの指示信号等の取込みを行うとともに、双方向性サイリスタ32、および電力線14に接続された双方向性サイリスタ39の制御端子にトリガとなる制御信号を出力するようになっている。
また、手元操作管12の各操作ボタン11a〜11cとそれぞれ直列に設けられた抵抗部品12a〜12cは、それぞれ異なる抵抗値となっており、本体電源部40の出力電圧の分圧値を操作ボタン11の操作状態に応じて変化させるための回路構成(電圧可変回路)をなしている。そして、操作ボタン11の操作状態に応じて変動する分圧値を、本体制御部37が周期的に読み取る。
Further, the resistance components 12a to 12c provided in series with the
本体制御部37は、主に、中央処理部41、メモリ42、前述したI/O部38、およびタイマ43などから構成される。メモリ42は、中央処理部41が実行する制御プログラム、ならびに必要な定数などのデータが予め記憶しており、また、中央処理部41の演算データなどを一時記憶しておくデータ記憶領域ならびに作業領域として使用される。
The main
44は電動送風機7に流れる電流を検出する電流検出部で、この電流検出部44の出力は本体制御部37に入力される。本体制御部37は、電流検出部44の出力に応じて双方向性サイリスタ39を制御する。これにより、集塵袋8の集塵量に関する情報が吸込口体5に送られる。
次に、吸込口体5に設けられた吸込口制御装置60の構成を説明する。商用交流電源31に、制御信号で駆動されるスイッチング素子、例えば、双方向性サイリスタ39を介して、電源部としての吸込口電源部48が接続されている。この双方向性サイリスタ39のトリガ信号の出力タイミングは、前述したように本体制御部37が制御する。吸込口電源部48は、電力線16に接続される整流部48a、降圧部48b、定電圧部48cなどから構成されている。整流部48aは例えばダイオードから構成され、定電圧部48cは例えば電解コンデンサから構成されている。整流部48aには、トランジスタ等の4つのスイッチング素子49a〜49dから構成されるブリッジ回路49が接続され、さらに、このブリッジ回路49に吸込口モータ13が接続されている。また、吸込口電源部48は、吸込口制御部50の電源としても機能する。
Next, the structure of the suction
吸込口制御部50は、主に、メモリ51、中央処理部52、I/O部(図示せず)、およびタイマ53から構成され、例えばマイコンを使用する。メモリ51は吸込口モータ13の動作に係る制御プログラム、ならびに必要な定数などのデータが予め記憶されている。この吸込口制御部50には、電源検出部54、および報知部20が接続される。報知部20は、制御信号でオンオフするスイッチング素子20aおよびLEDなどの発光部20bで構成される。
The suction
吸込口制御部50には、電源検出部54から、吸込口電源部48に供給される電圧の波形情報が入力される。そして、この波形情報に含まれる非通電区間を吸込口制御部50が測定した測定結果に基づいて、吸込口制御部50は、スイッチング素子20aにLED制御信号を出力して、集塵量報知用のLED20bの点灯、点滅、消灯の切替えを制御し、さらに、ブリッジ回路49の各スイッチング素子49a〜49dへオン、オフの制御信号を出力して、吸込口モータ13の回転速度や回転方向を制御する。例えば、吸込口制御部50が、スイッチング素子49aと49dをオンさせた場合は、掃除面に対して吸込口体5が前方向に進むように回転(正転)し、逆に、スイッチング素子49bと49cをオンさせた場合は、掃除面に対して吸込口体5が後方向に進むように回転(反転)する。また、定電圧部48cを備えた吸込口電源部48と、電源検出部54とは並列に設けられている。
The suction
このような構成において、本体制御部37には、ゼロクロス検出手段36によって検出された商用交流電源31のゼロクロスタイミングが取り込まれ、さらに手元操作管12の操作ボタン11が操作されると、この操作に基づいた信号が入力される。電動送風機7を動作させる旨の信号である場合には、本体制御部37から双方向性サイリスタ32の制御端子に、例えば図4の(c)に示すタイミングで制御信号が供給される。双方向性サイリスタ32は電源電圧が反転するまで導通するので、電動送風機7の端子間には図4の(d)に示す電圧が発生して電動送風機7が駆動される。図4の(c)に示される位相を制御、すなわち制御信号出力タイミングtaを変化させる制御を行って電動送風機7の入力を可変できる。
In such a configuration, when the zero cross timing of the commercial
また、本体制御部37に、ゼロクロス検出手段36によって検出された商用交流電源31のゼロクロスタイミングが取り込まれ、さらに操作ボタン11が操作されて吸込口モータ13を動作させる旨の信号が入力されると、本体制御部37は双方向性サイリスタ39の制御端子に例えば図4の(e)に示すような位相制御、すなわち制御信号出力タイミングをtbとする制御を行い、信号を供給する。双方向性サイリスタ39は電源電圧が反転するまで導通するので、吸込口体端子の間すなわち電力線16には図4の(f)に示す電圧が発生する。このとき、電源検出部54は、図4の(f)に示す電圧波形を、図4の(g)に示す吸込口電源の検出信号に変換し、この検出信号を吸込口制御部50に出力する。吸込口制御部50は検出信号のハイレベル期間あるいはローレベル期間を測定して非通電区間tcを認識し、その測定結果に応じて吸込口モータ13を所定の状態に制御する。
Further, when the zero cross timing of the commercial
電流検出部44から本体制御部37に信号が入力された場合も、同様に、本体制御部37はサイリスタ39に制御信号を出力し、その結果、吸込口制御部50は報知部20を制御する。このように、本体制御部37は、手元操作管12の操作ボタン11の操作状態あるいは電流検出部44の出力に応じて図4(e)に示す位相を制御、すなわち制御信号出力タイミングtbを変化させる制御を行ない、吸込口制御部50は、この制御信号出力タイミングtbの変化に連動する、吸込口体5に供給する電圧の非通電区間tcをタイマ51で測定し、この測定結果に応じて吸込口モータ13や報知部20の動作状態を変えることができる。
Similarly, when a signal is input from the
次に、操作ボタン11の操作、電流検出部44の出力、およびそれらに関連する具体的動作について、図5、図6、図7、および図8を参照して説明する。
Next, the operation of the
操作ボタン11bは、前述した通り、電動送風機7の強入力/弱入力の運転設定用の操作ボタンであり、本体制御部37は、操作ボタン11bの操作を検出し、双方向性サイリスタ32の制御信号の出力タイミングを変化させることにより導通角φを設定する。具体的には、図5に示すように、操作ボタン11bが操作されるごとに電動送風機7は強運転と弱運転を切替える。これを図6のフローチャートに基づいて説明する。本体制御部37は、ステップS1にて操作ボタン11bの操作があったことを検出すると、ステップS2にて、操作ボタン11bが押された回数を判別する。すなわち、操作ボタン11bが押された回数が2N−1回目(N=1、2、3、‥)の時、ステップS3にて、本体制御部37は電動送風機7が強入力になるように双方向性サイリスタ32へ周期的に制御信号を出力し、導通角φを90%にする。逆に、操作ボタン11bが押された回数が2N−1回目(N=1、2、3、‥)ではない時、ステップS4にて、本体制御部37は電動送風機7が弱入力になるように双方向性サイリスタ32へ周期的に制御信号を出力し、導通角φを50%にする。また、ステップS1にて操作ボタン11bの操作があったことを検出しない場合には、ステップS5にて操作ボタン11aの操作を検出する。そして、操作ボタン11aの操作を検出しない場合はステップS1に戻り、操作を検出したときにはステップS6で双方向性サイリスタ32への制御信号の出力を止めて電動送風機7を停止させる。同時に双方向性サイリスタ39への制御信号も止めて吸込みモータ13および報知部20の動作も停止させる。
As described above, the
また、操作ボタン11cは、前述した通り、吸込口モータ13の正転/反転/停止の運転設定用の操作ボタンであり、本体制御部37は操作ボタン11cの操作を検出し、その操作に応じて双方向性サイリスタ39へ制御信号出力タイミングtbで制御信号を周期的に出力する。吸込口制御部50のタイマ53はこの非通電区間tcを測定し、ブリッジ回路49の各スイッチング素子49a〜49dへオンオフの制御信号を出力することによって、吸込口モータ13の動作状態を決定する。図5に示すように、操作ボタン11cが操作されるごとに、吸込口モータ13の動作は、正転、反転、停止と切替る。これを図7のフローチャートに基づいて説明する。本体制御部37は、ステップS11にて周期的に操作ボタン11cの操作を検出する。本体制御部37は、ステップS11にて操作ボタン11cの操作があったことを検出すると、ステップS12にて、操作ボタン11cが押された回数が3N−2回目(N=1、2、3、‥)かどうか判別する。押された回数が3N−2回目の時、ステップS13にて、本体制御部37は、非通電区間が0.5msになるように、双方向性サイリスタ39へ制御信号を周期的に出力する。引き続き、ステップS14にて、吸込口制御部50が非通電区間は0.5msであることを測定した後、吸込口制御部50がスイッチング素子49aと49dをオンさせて、吸込口モータ13を正転させる。
Further, as described above, the
または、ステップS12にて、操作ボタン11cが押された回数が3N−2回目ではない時、ステップS15へ進み、操作ボタン11cが押された回数が3N−1回目かどうか判別する。押された回数が3N−1回目の時、ステップS16にて、本体制御部37は、双方向性サイリスタ39へ非通電区間が1.0msになるように制御信号を周期的に出力する。引き続き、ステップS17にて、吸込口制御部50が非通電区間は1.0msであることを測定した後、吸込口制御部50がスイッチング素子49bと49cをオンさせて、吸込口モータ13を反転させる。なお、吸込口モータ13が正転している場合と反転している場合とでは、電力線16の電圧が異なるため吸込口モータ13の入力が若干異なる。しかしながら、正転時と反転時との電圧の差異はこの電力線16の電圧に比べて極めて小さいので、吸込口モータ13の入力の相違は実使用上何ら問題となるものではない。
Alternatively, in step S12, when the number of times the
または、ステップS15にて、操作ボタン11cが押された回数が3N−1回目ではない時、ステップS18にて、本体制御部37は、双方向性サイリスタ39へ非通電区間が1.5msになるように制御信号を周期的に出力する。引き続き、ステップS19にて、吸込口制御部50が非通電区間は1.5msであることを測定した後、吸込口制御部50がスイッチング素子49aから49dのすべてをオフさせて、吸込口モータ13を停止させる。
Alternatively, when the number of times the
図5に示す各操作ボタン11b〜11cに応じた非通電区間の値などの各動作状態を実現するための情報は、メモリ42およびメモリ51内にあらかじめ記憶しておく。
Information for realizing each operation state such as a value of a non-energized section corresponding to each
次に、電流検出部44の出力に応じて報知部20が制御される点について説明する。図5に示すように、報知部20の報知用LED20bは、電流検出部44が検出した電流値Iが予め設定された設定値I2以上のときには消灯状態となり、電流値Iが同様に予め設定されたI1(ただし、I1<I2)以上でI2より小さいときには点灯状態となり、電流値IがI1より小さいときには点滅状態となる。報知部20の動作を図8のフローチャートに基づいて説明する。
Next, the point that the
本体制御部37は、定期的に電流検出部44の出力を読み取り、ステップS31にて周期的に電流検出部44が検出した電流値Iと設定値I1とを比較しI<I2であると、ステップS32にて、電流値Iと設定値I1とを比較する。I≦I1のときには、ステップ33にて、本体制御部18は双方向性サイリスタ39へ非通電区間が2.0msになるように制御信号を周期的に出力する。そして、ステップS34にて、吸込口制御部50が非通電区間は2.0msであることを測定した後、吸込口制御部50によりスイッチング素子20aがスイッチングを繰り返し、報知用LED20bを点滅させる。これにより、使用者に集塵袋8の交換を促す。
The
または、ステップS32にて、I≦I1でない時、ステップS35にて、本体制御部37は、双方向性サイリスタ39へ非通電区間が2.5msになるように制御信号を周期的に出力する。引き続き、ステップS36にて、吸込口制御部50が非通電区間は2.5msであることを測定した後、吸込口制御部50によりスイッチング素子20aがオンして報知用LED20bを点灯させる。これにより、使用者に集塵量が増加してきたことを知らせる。
Alternatively, when I ≦ I1 is not satisfied in step S32, in step S35, the main
または、ステップS31にて、I<I2でない時、ステップS37にて、本体制御部37は、双方向性サイリスタ39へ非通電区間が3.0msになるように制御信号を周期的に出力する。引き続き、ステップS38にて、吸込口制御部50が非通電区間は3.0msであることを測定した後、吸込口制御部50によりスイッチング素子20aがオフして報知用LED20bを消灯させる。
Alternatively, when I <I2 is not satisfied in step S31, in step S37, the main
なお、吸込口制御部50は、非通電区間が2.0ms〜3.0msであることを測定した場合に報知部20を制御し、それ以外の非通電区間を測定した場合は報知部20を従前の状態に維持する。同様に、吸込口制御部50は、非通電区間が0.5ms〜1.5msであることを測定した場合に吸込口モータ13を制御し、それ以外の非通電区間を測定した場合は吸込口モータ13を従前の状態に維持する。したがって、吸込口モータ13の動作を設定する操作ボタン11cの操作が報知部20の動作に何ら影響を与えることがないばかりでなく、電流検出部44の検出結果が吸込口モータ13の動作に何ら影響を与えることもなく、吸込口モータと13と報知部20とは、互いに独立して制御可能である。
In addition, the suction
以上説明したように、本実施の形態の電気掃除機によれば、吸込口モータ13の電源とするための電圧の非通電区間を測定し、その測定結果に基づいて吸込口モータ13の動作を制御するため、電力線14、16とは別に信号線を設ける必要がなく、ホース3や延長管4の構成を複雑にする必要がない。さらに、吸込口モータ13への電力線14、16を用いて信号を送信しているにもかかわらず、床面の変化や吸込口体の押付力の変化によって吸込口モータに流れる電流が変動し、この変動により吸込口体に供給される電圧が変動しても、本実施の形態の電気掃除機であれば非通電区間を利用して本体から吸込口モータへの制御を行うので、吸込口モータに対して信頼性の高い制御が可能である。
As described above, according to the vacuum cleaner of the present embodiment, the non-energized section of the voltage to be used as the power source of the
また、吸込口モータ13および動作部としての報知部20の電源とするための電圧の非通電区間を測定し、その測定結果に基づいて報知部20の動作を制御するため、電力線14、16とは別に信号線を設ける必要がなく、ホース3や延長管4の構成を複雑にする必要がない。さらに、吸込口モータ13への電力線14、16を用いて信号を送信しているにもかかわらず、床面の変化や吸込口体の押付力の変化によって吸込口モータに流れる電流が変動し、この変動により吸込口体に供給される電圧が変動しても、本実施の形態の電気掃除機であれば非通電区間を利用して本体から動作部への制御を行うので、動作部に対して信頼性の高い制御が可能である。
Moreover, in order to measure the non-energization area of the voltage used as the power supply of the
しかも、吸込口体5に供給する電圧の非通電区間を、掃除機本体1に設けられた本体制御部37で制御しているので、構成を簡略化できるという利点がある。詳細には、本実施の形態においては、電動送風機7は位相制御されるものであるから、掃除機本体1には位相制御に必要な本体制御部37やゼロクロス検出部36等が設けられている。そして、これら本体制御部37やゼロクロス検出部36を用いて、吸込口体5に供給する電圧の位相を制御することで非通電区間を制御しているので、格別な構成を付加する必要がない。
Moreover, since the non-energized section of the voltage supplied to the
さらに、定電圧部48cを備えた吸込口電源部48と、電源検出部54とが並列に設けられているので、電源検出部54が吸込口電源部48の影響を受けずに電圧を検出できるとともに、定電圧部48cを有する吸込口電源部48は、供給される電圧に非通電区間があっても、吸込口制御部50が安定して動作するように機能する。
Furthermore, since the suction port
加えて、吸込口制御部50が備えるタイマ53が、吸込口体5に供給する電圧の非通電区間を測定することで掃除機本体1からの制御信号を検出しているため、本体制御装置30に設けているゼロクロス検出部等の構成を、吸込口体5側に必要としない。
In addition, since the
また、手元操作部12の操作による指示を吸込口体5の吸込口制御部50に伝達する方法として、操作ボタン11cの操作を本体制御部37が読み取って吸込口体5に制御信号を伝達しているので、手元操作部12にこの手元操作部12から吸込口体5に制御信号を送るための制御部を設ける必要がない。換言すれば、手元操作部12に設けられた操作ボタン11cの操作を掃除機本体1の本体制御部37で読み取り、この本体制御部37から電力線14、16を利用して吸込口体5に制御信号を送っているので、手元操作部12と吸込口体5とを接続する新たな信号線を設けることなく、かつ、手元操作部12にマイクロコンピュータなどの制御部を設けることなく、ホース3の手元操作部12で吸込口体5の吸込口モータ13を制御することができる。
Further, as a method of transmitting an instruction by the operation of the
さらに、報知部20は、吸込口電源部48の定電圧部48cから電源を供給されているので、本体制御部37によって制御される電圧波形に拘わらず安定して動作することができる。すなわち、例えば、電流検出部44の出力によって報知用LED20bを点灯させる場合と点滅させる場合とでは、吸込口電源部48に供給される電圧の波形は異なるが、報知用LED20bを同じ明るさで動作させることができる。
Furthermore, since the
また、操作ボタン11の操作により、吸込口モータ13によって駆動される回転清掃体18の正転と反転を自由に切替えることができるようにしているので、吸込口体5が前方へ進む場合の走行性を優先したい場合は正転の操作を行い、または、吸込口体5が前方へ進む場合のゴミ取り性能を優先したい場合は反転操作を行うといった使用方法が可能となり、使用者にとって選択幅の広い電気掃除機となる。さらに、例えば動作部を報知部20とし、電流検出部44からの出力により、使用中に使用者の視野に入る吸込口体5に設けられた報知部20の動作によって集塵袋8のごみ詰まり状態を報知しているので、使用者が掃除中に確実にごみ詰まり状態を認識することができる。
In addition, since the rotation of the
上記実施の形態において、吸込口制御部が測定する電圧の非通電区間tcは、必ずしも直接的に測定した非通電区間tcでなくてもよい。例えば図4に示すように、通電区間tdを測定することによって間接的に測定される非通電区間を含むものである。 In the said embodiment, the non-energization area tc of the voltage which a suction inlet control part measures does not necessarily need to be the non-energization area tc measured directly. For example, as shown in FIG. 4, it includes a non-energized section that is indirectly measured by measuring a conducting section td.
また、上記実施の形態においては、吸込口体5に吸込口モータ13あるいは動作部を設けた場合について説明したが、本発明は、掃除機本体1から吸込口モータ13あるいは動作部を制御する吸込口制御部50への制御信号の伝達方法に特徴を有するものであるので、吸込口体5にマイクロコンピュータなどの吸込口制御部50を設けたものであれば、吸込口モータ13および動作部の制御を行うものであってもよく、さらに動作部は複数であってもよい。なお、吸込口体5に吸込口制御部50を設ける場合としては、上記実施の形態に示したように、手元操作部12の操作で吸込口モータ13の正逆転制御を行ったり、吸込口体5に設けられた吸込口モータ13および動作部を独立して制御したりする場合のほか、例えば、吸込口体5に何らかのセンサが設けられこのセンサを使用するモードと使用しないモードとを掃除機本体1からの制御信号で切替える場合等が考えられる。さらに、上記実施の形態においては、掃除機本体1から吸込口体5に供給する電源の電圧波形が交流波形である場合について説明したが、直流波形としてもよいことはいうまでもない。また、動作部としては報知部20に限られるものではなく、掃除機本体1から電源を供給されて動作するものであれば適宜用いることができる。
Moreover, in the said embodiment, although the case where the
1 掃除機本体
5 吸込口体
6 連通管
7 電動送風機
13 吸込口モータ
14 電力線
16 電力線
20 報知部(動作部)
37 本体制御部
43 タイマ
48 吸込口電源部(電源部)
48c 定電圧部
50 吸込口制御部
54 電源検出部
DESCRIPTION OF
37 Main
48c
Claims (5)
5. The vacuum cleaner according to claim 1, wherein the suction port control unit includes a timer, and the timer measures a non-energized section of the voltage controlled by the main body control unit.
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