JP2007308298A - 圧縮梱包装置 - Google Patents

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勇治 榊原
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Abstract

【課題】容易に移動させることができ、点在したゴミ発生場所やゴミ箱から収集したゴミを圧縮して梱包する用途に好適に用いることができる上、圧縮されたゴミを復元させることなく容易に結束することができ、ゴミの圧縮効率が良好で大容量のゴミを一度に梱包することが可能な圧縮梱包装置を提供する。
【解決手段】圧縮梱包装置1は、ゴミを収納するための縦長な直方体状の収納部2と、収納部2に収納されたゴミを圧縮するための圧縮手段であるXリンク式圧縮機構3と、移動機構である車輪4,4・・と、Xリンク式圧縮機構3に電源を供給するためのバッテリ等によって構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙屑、ペットボトル、布屑、スポンジ屑、金属薄板等の軽量廃棄物を、後処理が容易となるように圧縮して荷造り紐等によって結束する圧縮梱包装置に関するものである。
公共施設やファーストフード店舗等に設置されたゴミ箱は、容積と同程度のゴミしか収納できず、ゴミが満杯になって外にはみ出ると美観を損なうため、定期的に見回って満杯になっていないか確認する必要がある。また、いつ満杯になるか予測し難いため、頻繁に見回って確認する必要がある。そのような不具合を解消すべく、ゴミを収納する直方体状のフレームの内部の上方に、X型のリンク機構によりゴミ抑え手段を上下させるゴミ圧縮手段を設けたゴミ圧縮機能付きゴミ箱が考案されている(特許文献1)。かかるゴミ圧縮機能付きゴミ箱によれば、適宜のタイミングで収納されたゴミを圧縮することができるため、従来より多くのゴミを収納することができ、ゴミの回収回数およびゴミ袋の交換回数を減少させることが可能となる。
特許第3667873号公報
しかしながら、上記従来のゴミ圧縮機能付きゴミ箱は、移動させることができないため、点在したゴミ箱から収集したゴミを圧縮して梱包する用途には不向きである。また、上記従来のゴミ圧縮機能付きゴミ箱は、ゴミ抑え手段を上昇させた後に、圧縮されたゴミの入ったゴミ容器をフレームから引き出し、そのゴミ容器内からゴミを取り出して結束する構造であるため、ゴミ抑え手段が上昇した時点で圧縮されたゴミが復元してしまうので、ゴミの圧縮効率が悪く、大容量のゴミを一度に梱包することはできなかった。
本発明の目的は、上記従来のゴミ圧縮機能付きゴミ箱の有する問題点を解消し、容易に移動させることができ、点在したゴミ箱から収集したゴミを圧縮して梱包する用途に好適に用いることができる上、圧縮されたゴミを復元させることなく容易に結束することができ、ゴミの圧縮効率が良好で大容量のゴミを一度に梱包することが可能な圧縮梱包装置を提供することにある。
かかる本発明の内、請求項1に記載された発明の構成は、被処理物を収納するための収納部と、収納部に収納された被処理物を圧縮するための圧縮手段と、圧縮された被処理物の外周に結束紐を掛け渡すための梱包手段とを有する圧縮梱包装置であって、前記収納部の底面に移動用の車輪が設けられているとともに、前記圧縮手段に電源を供給するためのバッテリーが設置されていることにある。
請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載された発明において、前記収納部が、背面板の左右両端縁に沿って側面板を垂直に設けた水平断面コ字状のフレームに、前面板の下端に沿って底板を垂直に設けた鉛直断面L字状の排出扉を、前記前面板の下端に沿った軸を中心として片開き自在に取り付けたものであるとともに、前記排出扉の前面板に、結束紐を挿通させるスリットが上下を縦断するように設けられており、かつ、そのスリットの上側に、矩形の扉本体の下端の左右からヒンジ体を突出させた投入扉が、左右のヒンジ体を、前記排出扉の前面板の左右両側面に枢着させた状態で、下端に沿った軸を中心として片開き自在に取り付けられていることにある。
請求項3に記載された発明の構成は、請求項1、または請求項2に記載された発明において、圧縮された被処理物の復元を抑える復元防止部材が、排出扉の開閉と連動してフレーム内に出没するように取り付けられていることにある。
請求項1に記載された圧縮梱包装置は、移動用の車輪が設けられているとともに、圧縮手段に電源を供給するためのバッテリーが設置されているため、点在するゴミ(被処理物)の発生場所に容易に移動させることができ、それらのゴミの発生場所から収集したゴミを圧縮して梱包する用途に好適に用いることができる。また、移動しながら同時にゴミを圧縮することもできるので、短時間の内により多くのゴミを圧縮梱包することが可能となる。したがって、請求項1に記載された圧縮梱包装置によれば、効率の良いゴミ処理システムを構築することができる。
請求項2に記載された圧縮梱包装置によれば、排出扉を全開した状態で、ゴミ投入前の結束紐のセット作業を容易に行うことができる。その上、ゴミを投入した後に投入扉を開いて後方から結束紐を引き出し、その結束紐をスリットに導き入れることにより、圧縮した状態のゴミ(ベール)を容易に結束することができる。したがって、ベールの嵩密度が高くなり、圧縮による減容率がきわめて高くなるので、非常に大容量のゴミを一度に圧縮梱包することが可能となる。また、請求項2に記載された圧縮梱包装置は、圧縮板を上限位置まで上昇させて結束紐を結束してから内圧のない状態で排出扉を開く構造になっているので、作業者は、圧縮されたゴミの飛散等を危惧することなく、安心してベールを取り出すことができる。
請求項3に記載された圧縮梱包装置は、圧縮されたゴミの復元を復元防止部材によって効果的に抑えることができるため、非常に大容量のゴミを一度に圧縮梱包することができる。また、復元防止部材が排出扉と連動してフレーム内に出没するため、復元防止部材のセットを忘れることにより圧縮されたゴミが復元する事態や、復元防止部材のリセットを忘れることによりベールの取り出し時にベールが復元防止部材に引っ掛かってスムーズに取り出せなくなる事態が生じない。
以下、本発明の圧縮梱包装置の一例を、図面に基いて詳細に説明する。図1〜図3は、それぞれ、圧縮梱包装置の正面、右側面、平面を示したものであり、図4は、図1におけるA−A線切断面の様子を一部省略して示したものである。圧縮梱包装置1は、ゴミを収納するための縦長な直方体状の収納部2と、収納部2に収納されたゴミを圧縮するための圧縮手段であるXリンク式圧縮機構3と、移動機構である車輪4,4・・と、Xリンク式圧縮機構3に電源を供給するためのバッテリ5等によって構成されている。
収納部2は、前面を開放した直方体状のフレーム6の前方に、排出扉7を、下端縁に沿った軸を中心として前方へ片開き可能に設けたものである。図4の如く、フレーム6は、背面板42の左右両端縁に沿って側面板43,43を垂直に設けたものであり、水平断面がコ字状になっている。
また、図5は、排出扉7を前方へ片開きした状態を示したものである。排出扉7は、縦長の長方形状の前面板7の下端縁に沿って、幅広な長方形状の底板9を垂直に接合したものであり、鉛直断面が略L字状になっている。図1の如く、前面板8の上部の左右両端縁際には、排出扉7を開閉させる際に利用するハンドル12,12が設けられている。そして、右側のハンドル12の内側には、前面板8をフレーム6に係止させる鉤状部材40を上下動させて排出扉7のロックを解除するためのリリースレバー13が設けられている。加えて、前面板8の下部(投入扉10の設置部分より下側)には、結束紐を挿通させるための2本のスリット14,14が設けられており、前面板8の下部を上下に縦断した状態になっている。また、前面板8の略中央には、棒状の補強部材32が水平に設置されており、その補強部材32の前面で各スリットの14,14の前方に相当する位置には、結束紐を一時的にクランプするための紐クランプ41,41が設置されている。
また、排出扉7の前面板8の上部には、矩形の扉本体44の下端の左右からヒンジ体45,45を突出させた投入扉10が、左右のヒンジ体45,45を排出扉7の前面板8の左右両側面に枢着させた状態で、下端縁に沿った軸を中心として前方へ片開き可能に設けられている(図4等参照)。なお、かかる投入扉10の取付構造によって、投入扉10を開放した場合に、排出扉7の前面板8に設けられたスリット14,14の位置を上方から確認することができる。また、投入扉10の略中央には、開閉用のハンドル11が突設されている。加えて、排出扉7の前面板8の内側(投入扉10の設置部分の下側)には、圧縮されたゴミの復元を抑制するための三角形状の復元防止体15が、下端縁を水平に配置させた状態で固定されている。さらに、排出扉7の底板9の後端際には、結束紐を一時的に係止させておくための紐クランプ23が設置されている。
一方、フレーム6の底板39の四隅のコーナー際には、それぞれ、自在キャスタを介して車輪4,4・・が回転自在に取り付けられている。また、後方の車輪4,4の内側には、それぞれ、支持板16,16が設けられている。そして、排出扉7を全開する際に排出扉7およびベールとの重力によるモーメントを緩和するための釣り合いバネ17,17が、両端を、それぞれ、支持板16と排出扉7の底板9とに係止させた状態で取り付けられている。さらに、フレーム6の底板39の前端面には、結束紐を一時的に係止させておくための紐フック38が設置されている。
また、フレーム6の内部の上方には、圧縮手段であるXリンク式圧縮機構3が取り付けられている(図1参照)。駆動Xリンク式圧縮機構3は、電動ネジシリンダ18、X型アーム19、圧縮板20によって構成されており、電動ネジシリンダ18への電源供給により、電動ネジシリンダ18の軸を退入位置から突出させて、X型アーム19を構成する2本のアーム19a,19bと圧縮板20とのなす角を次第に増大させることによって、圧縮板20を水平に保持しつつ下方へ押し下げることができるようになっている。
一方、フレーム6の背面には、結束紐を挿通させるための鉛直な2本のガイド溝22,22が、外側へ突出するように設けられている(図4、図5参照)。また、各ガイド溝22,22の略中央(排出扉7の前面板8の内側に設置された復元防止体15と対峙する位置)には、圧縮されたゴミの復元を抑制するための三角形状の復元防止部材24が、上端際を中心として回動自在に取り付けられている。図6の如く、復元防止部材24には、くの字状に折れ曲がった案内溝25が設けられている。また、2本のガイド溝22,22の内部には、長尺な作動棹26が設置されている。作動棹26の上端際には、支持ピン27が水平方向へ突設されており、作動棹26の下端際には、切欠28が設けられている。かかる作動棹26は、支持ピン27を復元防止部材24の案内溝25に嵌め込み、上端をバネ29を介してガイド溝22内に固定し、切欠28を排出扉7の底板9の紐クランプ23と係合させた状態で、上下にスライド自在に設置されている。
また、フレーム6の下端際の後方には、平板状のバッテリーベース30が水平に突出するように取り付けられており、そのバッテリーベース30の上側には、開閉式のカバーを有する収納ボックス31が取り付けられている。そして、その収納ボックス31内には、バッテリー5が設置されている。バッテリー5は、フレーム6の背面に配設されたリード線(図示略)によって、Xリンク式圧縮機構3の電動ネジシリンダ18と接続された状態になっている。また、収納ボックス31の右側には充電器33が設置されており、バッテリー5と接続された状態になっている。
一方、フレーム6の上方は、カバー34で覆われており、そのカバー34の前端際には、Xリンク式圧縮機構3を作動させるためのプッシュボタン35等を配置した操作パネル(図示略)が設置されている。また、カバー34の後端際には、紐収納ボックス36が設置されており、その紐収納ボックス36の内部には、結束紐21を捲回した2本の紐リール37,37が収納されている。
以下、本発明の圧縮梱包装置1を用いた被処理物(ゴミ等)の圧縮・梱包作業について説明する。
圧縮梱包装置1を作動させる場合には、作業者は、まず、図5の如く排出扉7を開いた状態で、紐リール37から垂れ下がっている結束紐21を下前方へ引き出す。そして、引き出した結束紐21の中間部分を排出扉7の底板9の紐クランプ23にクランプし、結束紐21の先端を排出扉7のスリット14から排出扉7(前面板8)の下端まで導く。そして、その状態で排出扉7を閉じる(下端縁を中心として後方へ倒す)。そのように排出扉7を閉じると、前面板8の内側に設けられた鉤状部材40がフレーム6と係合することによって排出扉7がロックされる。排出扉7を閉じた後には、排出扉7の前方に垂れ下がっている結束紐21の先端を、フレーム6の底板39の前端面に設けられた紐フック38に係止させる。なお、上記した結束紐21の引き出し、および、紐クランプ23、紐フック38への係止を、左右の各紐リール37,37に捲回された各結束紐21,21について行う。
上記の如く、排出扉7の底板9を縦断するように各結束紐21,21を配置させた後には、収納部2内へのゴミの投入が可能となる。ゴミの投入は、図7の如く、投入扉10を開いた状態(下端縁を中心として前方へ片開きした状態)で行う。ゴミを投入した後に、投入扉10を閉じてプッシュボタン35を押すと、Xリンク式圧縮機構3が作動して、電動ネジシリンダ18によってX型アーム19のアーム19a,19bが次第に起立状態となり、圧縮板20が下方へ押し下げられることによって、フレーム6内に収納されたゴミが圧縮される。かかる圧縮動作を完了すると、圧縮板20は上限位置まで上昇して停止する。なお、圧縮板20が上昇すると、圧縮されたゴミは、元の形状に復元しようとするが、圧縮されたゴミの前後位置において、復元防止体15および復元防止部材24がゴミの復元を抑制するので、ゴミは圧縮された状態で保持される。それゆえ、一旦圧縮させた後も多くのゴミを投入することができる。
なお、Xリンク式圧縮機構3は、圧縮板20によるゴミの圧縮動作中には、圧縮板20が下限まで下降して下限リミットスイッチ(図示略)を検知し、圧縮板20を上限位置まで上昇させるようになっている。上記の如き圧縮板20によるゴミの圧縮およびゴミの投入を数回に亘って繰り返すと、電動ネジシリンダ18を流れる電流の値が閾値を超えるため、圧縮板20は上限位置まで上昇して停止する。なお、その際には、カバー34の操作パネルに設けられた梱包ランプ(図示略)が点灯する。
上記したように圧縮されたゴミでフレーム6内が満杯になった後には、投入扉10を開けてフレーム6の背面のガイド溝22の内部に位置した結束紐21の中間部分を、手で掴んで手前側に引き出し、カッター等の工具を用いてカットする。しかる後、カットした結束紐21の先端を、排出扉7のスリット14(補強部材23の下側の部分)に差し込む。そして、投入扉10を閉じて、排出扉7のスリット14に差し込んだ結束紐21を、補強部材23に設けられた紐クランプ41にクランプする。その状態でプッシュボタン35を押すと圧縮板20が再度下降して下限位置にて停止し、ゴミが圧縮された状態で保持される。そのように圧縮板20が下限位置で停止した後には、カット後の結束紐21の端部を紐クランプ41から取り外すとともに、先にフレーム6の底板39の前端面の紐フック38に係止されていた結束紐21の他端を紐フック38から取り外し、それらの結束紐21の端部同士を結束する。なお、上記した結束紐21の引き出し、カット、および、結束を、左右の各紐リール37,37に捲回された各結束紐21,21について行う。かかる結束紐21,21の結束によって、圧縮されたゴミ(ベール)の結束作業を完了する。
そのようにベールの結束作業を終了した後には、再度プッシュボタン35を押すことによって圧縮板20を上昇させる。そして、圧縮板20を上限位置まで上昇させた後には、ハンドル12を握りリリースレバー13を押し込むことによって、排出扉7のロックを解除し、ハンドル12を手前側に引き出すようにして排出扉7を全開する(図5参照)。
排出扉を全開する際には、図6の如く、排出扉7の底板9の回転(前端縁を中心とした回転)に伴い、底板9の先端に設けられた紐クランプ23が、作動棹26の下端際に設けられた切欠28を上側に押し上げ、作動棹26がガイド溝22に沿って上昇し、支持ピン27を押し上げるため、その支持ピン27の上昇に案内されるようにして復元防止部材24が回転してフレーム6の外部へ突出し(図6(b)の状態)、ベールと復元防止部材24との係合状態が解除される。したがって、結束されたベールをフレーム6外にスムーズに導き出すことができる。
また、排出扉7を全開する際には、排出扉7とフレーム6の底板39との間に取り付けられた釣り合いバネ17によって、排出扉7およびベールの重量による回転モーメントがきわめて小さく抑えられる。したがって、作業者は、僅かな力で排出扉7を全開して、ベールを取り出すことができる。
さらに、圧縮梱包装置1は、自在キャスターを介してフレーム6の底板39に固定された4個の車輪4,4・・を利用して、任意の場所に容易に移動させることができる。また、外部電源を充電したバッテリー5により、移動中においてもXリンク式圧縮機構3を作動させて圧縮板30を昇降させることができる。
圧縮梱包装置1は、上記の如く、移動用の車輪4,4・・が設けられているとともに、圧縮手段に電源を供給するためのバッテリーが設置されているため、点在するゴミ(被処理物)の発生場所に容易に移動させることができ、それらのゴミの発生場所から収集したゴミを圧縮して梱包する用途に好適に用いることができる。加えて、移動しながら同時にゴミを圧縮することもできるので、短時間の内により多くのゴミを圧縮梱包することができる。
また、圧縮梱包装置1は、水平断面コ字状のフレーム6に鉛直断面L字状の排出扉7が下端縁に沿って片開き自在に取り付けられているとともに、排出扉7の前面板8にスリット14,14が設けられており、ゴミ投入用の投入扉10が左右のヒンジ体45,45を前面板8の左右両側面に枢着させた状態で片開き自在に取り付けられている。それゆえ、圧縮梱包装置1によれば、排出扉7を全開した状態で、ゴミ投入前の結束紐21,21のセット作業を容易に行うことができる。その上、投入扉10を開放すると、排出扉7の前面板8に設けられたスリット14,14の位置を上方から確認することができるので、ゴミを投入した後に投入扉10を開いて後方から結束紐21,21を引き出し、それらの結束紐21,21を容易にスリット14,14に導き入れることができ、圧縮した状態のゴミを容易に結束することができる。したがって、圧縮梱包装置1によれば、ベールの嵩密度が高くなり、圧縮による減容率がきわめて高くなるので、非常に大容量のゴミを一度に圧縮梱包することが可能となる。また、圧縮梱包装置1は、圧縮板20を上限位置まで上昇させて結束紐21,21を結束してから内圧のない状態で排出扉7を開く構造になっているので、作業者は、圧縮されたゴミの飛散等を危惧することなく、安心してベールを取り出すことができる。
さらに、圧縮梱包装置1は、圧縮されたゴミの復元を復元防止体15および復元防止部材24によって効果的に抑えることができるため、非常に大容量のゴミを一度に圧縮梱包することができる。また、復元防止部材24が排出扉7と連動してフレーム6内に出没するため、復元防止部材24のセットを忘れることにより圧縮されたゴミが復元する事態や、復元防止部材24のリセットを忘れることによりベールの取り出し時にベールが復元防止部材24に引っ掛かってスムーズに取り出せなくなる事態が生じない。
なお、本発明の圧縮梱包装置の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、収納部、圧縮手段、バッテリー、フレーム、排出扉、投入扉、復元防止部材等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
たとえば、圧縮手段は、2つのアームを単純にX型に組み付けたX型アームを利用したものに限定されず、2つのX型アームを上下に連結した伸縮機構を利用したものに変更することも可能である。また、本発明の圧縮梱包装置は、上記実施形態の如く、左右2箇所においてベールを結束するものに限定されず、1箇所のみでベールを結束するものや、3箇所以上においてベールを結束するものに変更することも可能である。さらに、上記実施形態の如く、1つのみの収納部を設けたものに限定されず、2つ以上の収納部を併設したものに変更することも可能である。
また、バッテリーの設置位置は、フレームの後方に限定されず、カバーの上方等の別の位置に変更することも可能である。加えて、本発明の圧縮梱包装置は、手動によって移動させるものに限定されず、車輪に駆動機構が設けられたものに変更することも可能である。かかる構成を採用する場合には、駆動装置へ電源を供給するバッテリーを圧縮手段へ電源を供給するバッテリーと兼用させることも可能である。
本発明の圧縮梱包装置は、上記の如く優れた効果を奏するものであるので、公共施設やファーストフード店舗等において発生するゴミの圧縮梱包装置として好適に用いることができる。
圧縮梱包装置の正面図(部分透視図)である。 圧縮梱包装置の右側面図である。 圧縮梱包装置の平面図である。 図1におけるA−A線断面を示す説明図(投入扉を開放した状態)である。 排出扉を開いた状態の圧縮梱包装置の右側面図である。 復元防止部材の設置部分を示す説明図である。 投入扉を開いた状態の圧縮梱包装置の右側面図である。
符号の説明
1・・圧縮梱包装置、2・・収納部、3・・Xリンク式圧縮機構(圧縮手段)、5・・バッテリー、7・・排出扉、8・・前面板、9・・底板、10・・投入扉、14・・スリット、21・・結束紐、24・・復元防止部材、42・・背面板、43・・側面板、44・・扉本体、45・・ヒンジ体。

Claims (3)

  1. 被処理物を収納するための収納部と、収納部に収納された被処理物を圧縮するための圧縮手段と、圧縮された被処理物の外周に結束紐を掛け渡すための梱包手段とを有する圧縮梱包装置であって、
    前記収納部の底面に移動用の車輪が設けられているとともに、
    前記圧縮手段に電源を供給するためのバッテリーが設置されていることを特徴とする圧縮梱包装置。
  2. 前記収納部が、背面板の左右両端縁に沿って側面板を垂直に設けた水平断面コ字状のフレームに、前面板の下端に沿って底板を垂直に設けた鉛直断面L字状の排出扉を、前記前面板の下端に沿った軸を中心として片開き自在に取り付けたものであるとともに、
    前記排出扉の前面板に、結束紐を挿通させるスリットが上下を縦断するように設けられており、かつ、そのスリットの上側に、矩形の扉本体の下端の左右からヒンジ体を突出させた投入扉が、左右のヒンジ体を、前記排出扉の前面板の左右両側面に枢着させた状態で、下端に沿った軸を中心として片開き自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧縮梱包装置。
  3. 圧縮された被処理物の復元を抑える復元防止部材が、排出扉の開閉と連動してフレーム内に出没するように取り付けられていることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の圧縮梱包装置。
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