JP2007307590A - フランジ付カップ状部品及びその成形方法及びその製造装置 - Google Patents

フランジ付カップ状部品及びその成形方法及びその製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007307590A
JP2007307590A JP2006139674A JP2006139674A JP2007307590A JP 2007307590 A JP2007307590 A JP 2007307590A JP 2006139674 A JP2006139674 A JP 2006139674A JP 2006139674 A JP2006139674 A JP 2006139674A JP 2007307590 A JP2007307590 A JP 2007307590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
shaped part
cup
punch
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006139674A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4996879B2 (ja
Inventor
Masaru Kawai
勝 川井
Koji Harada
幸治 原田
Masami Abe
雅巳 阿部
Sadatoshi Nagata
禎敏 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006139674A priority Critical patent/JP4996879B2/ja
Publication of JP2007307590A publication Critical patent/JP2007307590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4996879B2 publication Critical patent/JP4996879B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forging (AREA)

Abstract

【課題】金型寿命が向上し、製品割れ発生が無い、材料歩留止まりが良好なフランジ付カップ部品成形方法を提供する。
【解決手段】完成品の内,外形状に近似した形状の中間ブランクと、フランジ外周形状を形成する第1のキャビティと、筒部外周を形成する第2のキャビティを有するダイスの第1キャビティに前記中間ブランクを嵌合して該ブランクの外周を保持すると共に、内周をカウンターピン外周にて保持し、前記底部をパンチとカウンターピン上面にて挟圧保持しながら、パンチの押圧によりパンチと中間ブランク底部とカウンターピンを同方向に移動させ、中間ブランクの筒部をダイスの第2のキャビティへ押出してフランジ付カップ状部品の筒部を成形する。
【選択図】図2

Description

本発明は、フランジ付カップ状部品及びその成形方法及びその製造装置に関する。
例えば、電磁弁のヨークを構成する部品等のフランジ付カップ状部品は、棒材を切削加工して成形することが一般的であったため、材料費,切削加工費が高く、これらの製造コストを抑えるべき鍛造素材の成形方法が望まれていた。特に、耐食性と磁気特性が求められる製品の場合は、電磁ステンレス鋼等の高価な素材が使われる為、切削代の少ない鍛造成形化が主となる。また、フランジ部が多角形状の場合、切削加工は複雑な工程を経ることになり、それに応じて設備負荷が大きくなるので、経済性の観点から多角形状フランジの鍛造素材化が望まれている。
例えば、フランジ付カップ状部品の冷間鍛造方法として、特許文献1に示すような、ダイスをフローティング状態とし、カップ部分とフランジ部を同時成形して、冷間鍛造工程を短縮するものが提案されている。
特開平8−52530号公報
しかしながら、特許文献1の冷間鍛造方法は、中実ブランクの材料をパンチにより、フランジ部が形成される第1キャビティ内と、カップ部分が形成される第2キャビティ内に押出しているが、フランジ部はパンチの移動方向に対して直角に延びていることから材料が流動しづらいため、第1キャビティ内の隅々まで材料が行き渡らせることが難しく、高精度に成形できないといった問題があった。また、直角に曲がっているところを材料が流動することから、キャビティの角部分に応力が集中しやすくキャビティを構成するダイスの寿命が短くなってしまうといった問題をも生じてしまう。
本発明の目的は、塑性加工によって成形したとしても高精度に成形することができると共に、ダイスの寿命を向上させることができるフランジ付カップ状部品及びその成形方法及びその製造装置を提供することにある。
本発明におけるフランジ付カップ状部品の成形方法は、中間ブランクがカウンター部材とパンチによって挟持されている状態を維持したまま、中間ブランクを第2キャビティの方向に移動させて、中間ブランクの材料を第2キャビティ内周とカウンター部材外周間に形成される空間へ押出すことを特徴としている。
また、本発明におけるフランジ付カップ状部品の製造装置は、パンチとカウンター部材間に中間ブランクを挟持した状態を維持する維持手段と、ダイスと、パンチ及びカウンター部材とを相対移動させる相対移動手段とを備えたことを特徴としている。
また、本発明におけるフランジ付カップ状部品は、フランジ付カップ状部品の底部を除く筒部とフランジ部の材料には、共にフランジ付カップ状部品の軸方向に塑性流動した流動痕跡が残されていることを特徴としている。
本発明によれば、フランジ付カップ状部品を塑性加工によって成形したとしても高精度に成形することができると共に、ダイスの寿命を向上させることができる。
本発明におけるフランジ付カップ部品が組み付けられた高圧燃料ポンプの例について図面に基づいて説明する。図1は、本発明のフランジ付カップ部品を電磁弁に用いられるヨークとして使用した高圧燃料ポンプの全体を示す縦断面図である。
高圧燃料ポンプ1は、カム2の回転に伴ってプランジャ3が往復運動を行い、加圧室4内の燃料が加圧される。この加圧された燃料は、吐出口6側への流れのみを許容する逆止弁としての吐出弁5を開弁して吐出口6から吐出される。
また、加圧室4は、電磁弁7を介して低圧部に連通しており、電磁弁7を制御することにより、吐出口6から吐出される燃料を制御することができる。この電磁弁7は、加圧室4と低圧部の連通部を開閉する吸入弁16と、吸入弁16を駆動するためのソレノイド8によって構成されており、更に、このソレノイド8は、コイル9と、このコイル9の周りに磁気回路を形成するコア10a,10b及びヨーク11と、可動鉄心12とで構成されている。尚、コア10a,10b,ヨーク11,可動鉄心12の材料としては電磁ステンレス鋼が用いられる。
ヨーク11は、コイル9を内周11fに収容すると共に、外周にはネジ部13が形成された筒部11aと、コア10bを嵌合する凹面14を有する底部11bと、筒部11aの底部11b側外周に設けられた六角形フランジ11cとからなる。この六角形フランジ
11cによりヨーク11に回転力を加えて、ネジ部13をハウジング15に形成された雌ネジ部15aにねじ込むことにより電磁弁7全体がハウジング15に固定されるようになっている。このように構成することで、電磁弁7を固定するナットや係止部品を省略でき、製品コスト上有利な構成となる。また、ヨーク11をコンパクトにするために六角フランジ11cは、筒部11aと底部11bの外周に跨って配設されているので、六角フランジ11cの端面11dよりも底部11bにおける底面11eの位置が深くなっている。本発明におけるフランジ付カップ状部品は、このヨーク11として使用される。
次に本発明における実施例1として、フランジ付カップ状部品としてのヨークの製造方法について、図2〜図4に基づいて説明する。図2は、ヨークの中間素材の斜視図である。また、図3は、成形工程毎のヨークを示す図である。また、図4は、中間ブランクからヨークの中間素材が押し出し成形されることを説明する図である。
まず、本発明のフランジ付カップ状部品としてのヨーク11の成形工程を図3に基づいて説明する。図3(a)は、中実ブランクを示す側面図及び側面図のT方向矢視図である。中実ブランク11−1は、外周がヨーク11における六角フランジ11cと略同一形状の六角形となっており、体積はヨーク11の中間素材11−3の体積とほぼ同一としてある。一般的には、このような中実ブランク11−1は、切断されたコイル線材を冷間鍛造によって六角形に成形するパーツフォーマを用いて成形されるが、ヨーク11の六角フランジ11cと略同形に引抜いた棒材を鋸切断して、中実ブランク11−1としても良い。また、中実ブランク11−1には、次工程の押出し成形において必要な変形能を与える為に焼鈍等の熱処理を行うことが望ましく、更に、焼付が発生しないように表面処理を行うことが望ましい。
このように成形された中実ブランク11−1は、六角フランジ11cと略同形状のキャビティを有するダイス内に収容され、先端面外周が六角フランジ11cと略同形状のパンチと、円筒形に形成されたヨーク11の内周11fと先端面が略同一径のカウンター部材とで軸方向に挟持した状態からパンチを前進させることにより、材料を塑性流動させて、図3(b)に示すような中間ブランク11−2が前方押出し成形される。図3(b)は、中間ブランクを示す側面図及び側面図のU方向矢視図である。尚、この押出し成形は、先端面外周が六角フランジ11cと略同形状のカウンター部材と、円筒形に形成されたヨーク11の内周11fと先端面が略同一径のパンチとを用いて後方に押出して成形しても良い。
このように成形された中間ブランク11−2は、外周における軸方向全範囲がヨーク
11の六角フランジ11cと略同一形状の六角形となっており、内周はヨーク11の内周11fと略同一形状の円柱形となっている。また、内周の軸方向一端側には底部が残されており、この底部の厚さは、ヨーク11の底部11bと略同一の厚さとなっている。尚、中間ブランク11−2の軸方向長は、ヨーク11の軸方向長よりも若干小さくなっている。
次に、中間ブランク11−2から図3(c)に示すようなヨーク11の中間素材11−3を成形する。この中間素材11−3は、図3(b)に示す中間ブランク11−2に対して、外周における軸方向所定範囲が円筒形状となっており、全体の軸方向長も長くなっている。尚、図3(c)は、成形されたヨークの中間素材を示す側面図及び側面図のV方向矢視図である。
この中間素材11−3の詳細形状を図2に基づいて説明する。図2(a)は、六角フランジ側が図中上方に向くように載置した斜視図である。また、図2(b)が中間素材11−3における開口部側が図中上方に向くように載置すると共に、周方向の一部を断面としたものの斜視図である。
中間素材11−3は、有底筒状のカップ状に形成されており、底部11b側にフランジ部が設けられたフランジ付カップ状部品である。図2(a)に示すようにフランジ部は、断面が略六角形の六角フランジ11cに形成されており、底部11bから軸方向に所定長さが略同形状となっている。また、中間素材11−3の外周側面における六角フランジ
11c以外の部分は、略円筒形状の筒部11aとなっており、六角フランジ11cと筒部11aとの境には、端面11dが設けられる。この端面11dは、図2(b)に示すように筒部11aから六角フランジ11cに向けて拡径するようにテーパ形状となっている。
また、中間素材11−3における底部11bの軸方向逆側端は、開口しており、この開口部11gから底部11bにかけて円柱形状の空間が形成されている。この空間の底面
11eの軸方向位置は、端面11dの軸方向位置より深くなっており、その距離Lは六角フランジ11cの軸方向長さの約1/2程度の深さまで達している。
尚、図1に示すヨーク11は、底面11eにコア10bを嵌合するための凹面14が形成され、底部11bの外端には、凸形状部17が形成されているが、これらは、図2及び図3(c)に示した中間素材11−3を更に切削加工することによって形成される。このように形成された凸形状部17には、端子を接続するための端子接続部18が樹脂をモールドすることによって設けられている。
次に中間ブランク11−2から中間素材11−3への成形について図4に基づいて説明する。図4(a)は、中間ブランク11−2を中間素材11−3に成形する直前の状態を表した断面図である。また、図4(b)は、中間ブランク11−2を中間素材11−3に成形した直後の状態を表した断面図である。
図4(a)に示すように中間ブランク11−2は、内周が中間ブランク11−2の外形と略同一の六角形状に形成された第1キャビティ19と、この第1キャビティ19より径方向の寸法が小さな円柱形状であって、第1キャビティ19の軸方向一端に連続して設けられた第2キャビティ20とを有するダイス21における第1キャビティ19内に底部
11bと開口部11gが第2キャビティ20と対向するように装着される。尚、第1キャビティ19と第2キャビティ20の境界面には、第2キャビティ20から第1キャビティ19に向かって拡径するテーパ面が形成されている。
また、第1キャビティ内に装着された中間ブランク11−2は、開口部11gから軸方向に沿って挿入されるカウンター部材としてのカウンターピン22と、中間ブランク11−2の軸方向逆側端に設けられたパンチ23とによって軸方向に挟持される。
カウンターピン22は、第2キャビティ20の内径よりも小径の円柱形状に形成されており、第2キャビティ20側からダイス21に対して移動自在に挿入されている。このため、第2キャビティ20との間には環状の円筒空間が形成される。
パンチ23の外周は、第1キャビティ19の内周形状に対応するように略同形状の六角形状に形成されており、第1キャビティ19側からカウンターピン22と同様にダイス
21に対して移動自在に挿入されている。尚、カウンターピン22とは異なり、第1キャビティ19内周とパンチ23外周との間には、なるべく隙間が形成されないようになっている。
次に図4(a)の状態から図4(b)に示すように、パンチ23の押圧力F2により押圧することにより、パンチ23と共に中間ブランク11−2とカウンターピン22を同方向・同速度で図中P分だけ移動させ、中間ブランク11−2の底部11bの厚さを変化させずに、中間ブランク11−2の外周をダイス21の第2キャビティ20とカウンターピン22間の環状空間内へ塑性流動させて押出し成形する。このため、押し出された中間ブランク11−2の外周は、第2キャビティ20の内周に沿った円筒形状となる。このようにして図2及び図3(c)に示したような中間素材11−3が成形される。
尚、図4(a)から図4(b)の成形過程において、底部11bは常に挟持しておく必要がある。カウンターピン22は、押圧力F2により押し出される際の応力と、それに付随する摩擦力により、材料流れと共に移動しようとするので、成形過程において、摩擦力に打ち勝つ程度の付勢力F1を常に維持しなければならない。仮に、カウンターピン22が底面11eから離れてしまうと、底面11eと内周11fの隅に駄肉が発生したり、底部11bが変形する可能性がある。
このようにして成形された中間素材11−3は、中実ブランク11−1から材料を軸方向に塑性流動させることで押し出して中間ブランク11−2を成形すると共に、中間ブランク11−2の外周を更に軸方向に押し出しているので、底部11bを除く筒部11aと六角フランジ11cの材料には、中間素材11−3の軸方向に沿って塑性流動した流動痕跡が残されるが、底部11bは、軸方向に押し出されることがないので中間素材11−3の軸方向に沿った流動痕跡は残されない。
次にフランジ付カップ状部品としてのヨークの製造装置を図5に基づいて説明する。図5(a)は、フランジ付カップ状部品の製造装置における成形直前の状態の断面図である。図5(b)は、フランジ付カップ状部品の製造装置における成形直後の状態の断面図である。図5(c)は、フランジ付カップ状部品の製造装置における成形品排出時の状態の断面図である。
図5(a)に示すようフランジ付カップ状部品の製造装置は、第1キャビティ19及び第2キャビティ20を有するダイス21と、第1キャビティ19の軸方向端側から挿入され、ダイス21に対して相対移動可能に設けられたパンチ23と、第2キャビティ20の内周面との間に環状の隙間が形成されるように第2キャビティ20の軸方向端側から挿入され、ダイス21に対して相対移動可能に設けられたカウンター部材としてのカウンターピン22と、パンチ23とカウンターピン22間に中間ブランク11−2を挟持した状態を維持する維持手段と、ダイス21に対してパンチ23及びカウンターピン22とを相対移動させる相対移動手段と、第2キャビティ20の内周とカウンターピン22の外周間に形成される環状の隙間における軸方向端部に任意に出没可能な複数のノックアウトピン
24とから構成されている。
維持手段は、カウンターピン22を中心として円周上に複数配置された付勢部材としてのガススプリング25と、全てのガススプリング25を一側面の外周側に当接させ、それらの付勢力F3をカウンターピン22に与えるべく他側面にカウンターピン22を当接させた連結板26とによって構成されている。このため、複数の付勢力F3をカウンターピン22の位置の一箇所に集中できるので、高荷重な付勢力F1が得られる。尚、カウンターピン22における連結板26側端部にはダイス21に対するカウンターピン22の移動を規制するフランジ状のストッパが設けられており、ガススプリング25から付勢力F3が作用してもカウンターピン22の所定以上のストロークが規制される。
相対移動手段は、図中に詳細を記載しないがパンチ23をカウンターピン22側に移動させる装置であり、例えば、油圧シリンダーによって構成される。
ノックアウトピン24は、ノックアウト力F4を伝えてキャビティから成形品を取り出すためのものであり、カウンターピン22の外周に複数設置し、連結板26内を貫通させる構造となっている。このため、複数のガススプリング25の荷重を一箇所に纏めて高荷重の付勢F1を得られ、成形品のノックアウトも可能となる。このノックアウトピン24の端面には押出ピン27が当接可能となっており、この押出ピン27には油圧や空気圧等が作用してダイス21側に移動させてノックアウト力F4をノックアウトピン24に生じさせることができる。尚、連結板26を切欠き形状とし、その切欠き部にノックアウトピン24を通しても構わない。
このように構成されたフランジ付カップ状部品の製造装置における第1キャビティ19に、図5(a)に示すようにパンチ23側から中間ブランク11−2を装着すると共に、パンチ23とカウンターピン22によって中間ブランク11−2を挟持する。このとき、カウンターピン22には、ガススプリング25による付勢力が作用して最もパンチ23側に突出した状態となっている。
次に図5(b)に示すようにパンチ23を油圧等によりカウンターピン22側に押圧力F2で押圧する。このとき、カウンターピン22には、押圧力F2に対向する方向にガススプリング25による付勢力F3が作用しているが押圧力F2の方が付勢力F3よりも大きいため、付勢力F3に打ち勝ってパンチ23と中間ブランク11−2とカウンターピン22とが当接した状態を維持したまま、ガススプリング25側に移動する。その際、中間ブランク11−2の開口部11g側の筒部11aは、第2キャビティ20側に塑性流動して、フランジ付カップ状部品としてのヨーク11の中間素材11−3が成形される。
更に図5(c)に示すようにパンチ23を上昇させると共に、押出ピン27に油圧、もしくは、空気圧を作用させてノックアウトピン24をノックアウト力F4で成形品側に上昇させて成形品をキャビティから取り除く。
次に本実施例の作用効果を以下に示す。
本実施例においては、外形が前記フランジ部と略同一に形成された中実ブランクを成形する工程と、前記中実ブランクの外形を変えずに内部に空間を形成して有底筒状の中間ブランクを成形する工程と、内周が前記フランジ部と略同一に形成された第1キャビティと、該第1キャビティより径方向の寸法が小さく、前記第1キャビティの軸方向一端に連続して設けられた第2キャビティとを有するダイスの前記第1キャビティ内に、底部と軸方向逆側端に設けられた開口部が前記第2キャビティと対向するように前記中間ブランクを載置すると共に、前記中間ブランクの開口部から挿入されるカウンター部材と、パンチとによって軸方向から前記中間ブランクを挟持する工程と、前記カウンター部材と前記パンチによって挟持されている状態を維持したまま、前記中間ブランクを前記第2キャビティの方向に移動させて、前記中間ブランクの材料を前記第2キャビティ内周と前記カウンター部材外周間に形成される空間へ押出す工程と、によってフランジ付カップ状部品を成形したので、材料の流動方向をダイスに対する中間ブランクの移動方向に合わせることができる。このため、無理のないように材料を流動させることができるので高精度のフランジ付カップ状部品を成形することができる。このため、内周と底面及びフランジ部外周を鍛造素材面のまま高圧燃料供給ポンプへ適用することができる。また、中間ブランクと中間素材を別々の工程で成形したのでダイスの寿命を向上させることができる。
また、前記中間ブランクは、前記中実ブランクから押出し成形により成形されるので、材料の歩留まりをよくすることができる。
また、前記中実ブランクは、前記中間ブランクに成形する前に熱処理が施されているので次工程の押出し成形において必要な変形能を与えることができる。
また、前記中実ブランクは、前記中間ブランクに成形する前に表面処理が施されているので次工程の押出し成形において焼付が発生しない。
また、前記ダイスに対して、前記パンチ及び前記カウンター部材を移動させることにより、前記第2キャビティ内周と前記カウンター部材外周間に形成される空間へ前記中間ブランクの材料を押出しているので、重量の重いダイスを移動させるよりも簡単に中間ブランクの材料を押出すことができる。このため、押出しするための力を発生する装置を安価で簡略なものとすることができる。
また、フランジ付カップ状部品の製造装置は、内周が前記フランジ部と略同一に形成された第1キャビティと、該第1キャビティより径方向の寸法が小さく、前記第1キャビティの軸方向一端に連続して設けられた第2キャビティとを有するダイスと、前記第1キャビティの軸方向端側から挿入され、前記ダイスに対して相対移動可能に設けられたパンチと、前記第2キャビティの内周面との間に環状の隙間が形成されるように前記第2キャビティの軸方向端側から挿入され、前記ダイスに対して相対移動可能に設けられたカウンター部材と、前記パンチと前記カウンター部材間に中間ブランクを挟持した状態を維持する維持手段と、前記ダイスと、前記パンチ及び前記カウンター部材とを相対移動させる相対移動手段と、を備えている。この製造装置によって、無理のないように材料を流動させることができるので高精度のフランジ付カップ状部品を成形することができる。
また、前記維持手段は、前記パンチもしくは前記カウンター部材に作用する付勢手段で構成した。このため、油圧シリンダー等を用いるよりは簡単な構造で維持手段を構成することができる。
また、前記維持手段は、複数の付勢部材と、該複数の付勢部材が作用する連結板とから構成され、該連結板によって前記パンチもしくは前記カウンター部材が付勢されている。このように構成することにより、複数の付勢力をカウンター部材の位置の一箇所に集中できるので、高荷重な付勢力が得られる。
また、前記相対移動手段は、前記ダイスに対して前記パンチ及び前記カウンター部材を移動させている。このため、重量の重いダイスを移動させるよりも簡単に中間ブランクの材料を押出すことができる。このため、押出しするための力を発生する装置を安価で簡略なものとすることができる。
また、前記第2キャビティ内周と前記カウンター部材外周間に形成される環状の隙間における軸方向端部に任意に出没可能なノックアウトピンを設けた。このため、成形品を容易にキャビティから取り除くことが可能となる。
このように成形されたフランジ付カップ状部品には、底部を除く筒部と前記フランジ部の材料には、共にフランジ付カップ状部品の軸方向に塑性流動した流動痕跡が残される。
前記フランジ部の外形は、多角形状に成形しているが、このような複雑なフランジ形状を有している部品においては、本実施例の製造方法が特に有効となる。
尚、本実施例においては、中間ブランクを冷間鍛造にて成形したが、切削加工によって成形することも可能である。この場合、フランジ付カップ状部品の底部を除く筒部の材料には、軸方向に塑性流動した流動痕跡が残されており、前記フランジ部の材料には、流動痕跡が残されていないものとなる。
また、本実施例においては、ダイスを固定し、ダイスに対してパンチとカウンターピンを移動させたが、パンチとカウンターピンを固定し、ダイスを移動させることも可能である。
また、本実施例の製造装置においては、維持手段をガススプリングと連結板で構成したがガススプリングの代わりにコイルスプリングや油圧駆動シリンダー等を使用することも可能である。ガススプリングを使用すれば、ストローク初期から高荷重が得られ、省スペース化が図れる。また、油圧駆動のシリンダーを使用すれば、更に大きな荷重を得ることができる。
次に本発明における実施例2を図6及び図7に基づいて説明する。図6は、実施例2のヨークにおける中間素材の斜視図である。図7は、中間ブランクからヨークの中間素材が押し出し成形されることを説明する図である。
まず、実施例2と実施例1の相違点を図6に基づいて説明する。図6(a)は、六角フランジ側が図中上方に向くように載置した斜視図である。また、図6(b)が中間素材における開口部側が図中上方に向くように載置すると共に、周方向の一部を断面としたものの斜視図である。尚、実施例1と共通する部位については、同一称呼,同一の符号で表す。
実施例1の中間素材11−3は、底部11bの端面が平面であったのに対して、実施例2の中間素材11−3は、底部11bの端面に凸形状部17が形成されている点が異なる。また、実施例1の中間素材11−3では、底面14が平面であったのに対して、実施例2の中間素材11−3は、底面11eに凹面14が形成されている。尚、実施例1においても、図1に示すヨーク11の最終形状では、凸形状部17及び凹面14が形成されているが、実施例1は、切削加工にて凸形状部17及び凹面14を形成しているのに対して、実施例2は、冷間鍛造によって凸形状部17及び凹面14を形成している点が異なる。
この凸形状部17と凹面14は、中間素材11−3の略軸中心位置に設けられ、凸形状部17の外周と凹面14の内周は、略同一径の円柱形状に形成されている。この凹面14は、図1に示す高圧燃料ポンプ1において、コア10bと嵌合し、コア10bの受け皿となっている。
次に中間ブランク11−2から中間素材11−3への成形について図7に基づいて説明する。図7(a)は、中間ブランク11−2を中間素材11−3に成形する直前の状態を表した断面図である。また、図7(b)は、中間ブランク11−2を中間素材11−3に成形した直後の状態を表した断面図である。尚、実施例1と共通する部位については、同一称呼,同一の符号で表す。
実施例2の製造装置と実施例1の製造装置は、パンチ23とカウンター部材としてのカウンターピン22以外は、全て同じである。実施例1におけるパンチ23の先端は、平面であったのに対して、実施例2におけるパンチの先端の軸中心位置には、所定深さの穴
23aが形成されている。この穴23aは、ドリル等によって加工されているので底面は円錐形状に凹んでいる。また、実施例1におけるカウンターピン22は、単なる円柱形状であったのに対して、実施例2におけるカウンターピン22には、軸中心位置に軸方向に沿って挿通穴22aが形成されており、この挿通穴22a内には、円柱形状のカウンターパンチ28がカウンターピン22に対して軸方向に相対移動可能に設けられている。このカウンターパンチ28は、ダイス21に対して固定状態で設けられており、カウンターピン22だけがカウンターパンチ28に対して軸方向に移動できるように構成されている。
このように構成された製造装置は、図7(a)に示すように、第1キャビティ19内に実施例1と同様に中間ブランク11−2を載置して、パンチ23とカウンターピン22にて挟持する。尚、カウンターピン22は、実施例1と同様にガススプリング等の付勢部材で付勢されてパンチ23側に移動した状態となるが、カウンターパンチ28は、ダイス
21に対して移動しないのでカウンターピン22に形成された挿通穴22a内に退避した状態となる。
次に図7(b)に示すように、パンチ23の押圧力F5により押圧することにより、パンチ23と共に中間ブランク11−2とカウンターピン22を同方向・同速度で図中P分だけ移動させ、中間ブランク11−2の底部11bの厚さを変化させずに、中間ブランク11−2の外周をダイス21の第2キャビティ20とカウンターピン22間の環状空間内へ塑性流動させて押出し成形する。このとき、カウンターパンチ28は、ダイス21に対して固定状態となっているため、カウンターピン22が所定以上ストロークするとカウンターピン22の先端から突出する。このため、カウンターパンチ28によって押し出された中間ブランク11−2の底部11bの材料は、せん断τが発生してパンチ23に設けられた穴23a内に流動する。このように中間素材11−3が成形されると同時に凸形状部17及び凹面14が成形される。
以上、実施例2によれば、別工程にて凸形状部17と凹面14を形成するものに比べ、加工時間が短縮でき、それに伴いコスト低減を図ることができる。また、コア10bを嵌合するために凹面14の精度を向上させるには、切削代0.2〜0.3程度の径方向のみを切削加工すればよいため、平面から凹面14を切削加工するものに比べて容易に凹面14を成形することができる。
また、カウンターパンチ28がパンチ23に設けられた穴23aまで到達するように構成すれば、穴抜き加工を行うことも可能である。
本発明のフランジ付カップ部品を電磁弁に用いられるヨークとして使用した高圧燃料ポンプの全体を示す縦断面図である。 実施例1におけるヨークの中間素材の斜視図である。 成形工程毎の実施例1におけるヨークを示す図である。 中間ブランクから実施例1におけるヨークの中間素材が押し出し成形されることを説明する図である。 実施例1におけるヨークの製造装置を示す図である。 実施例2におけるヨークの中間素材の斜視図である。 中間ブランクから実施例2におけるヨークの中間素材が押し出し成形されることを説明する図である。
符号の説明
フランジ付カップ状部品(11…ヨーク、11−3…中間素材)、11a…筒部、11b…底部、フランジ部(11c…六角フランジ)、11g…開口部、11−1…中実ブランク、11−2…中間ブランク、19…第1キャビティ、20…第2キャビティ、21…ダイス、カウンター部材(22…カウンターピン)、24…ノックアウトピン、28…カウンターパンチ、維持手段(25…ガススプリング、26…連結板)、付勢手段(25…ガススプリング)。

Claims (15)

  1. 有底筒状のカップ状部品の底部側にフランジ部を有するフランジ付カップ状部品の成形方法であって、
    該フランジ付カップ状部品は、
    外形が前記フランジ部と略同一に形成された中実ブランクを成形する工程と、
    前記中実ブランクの外形を変えずに内部に空間を形成して有底筒状の中間ブランクを成形する工程と、
    内周が前記フランジ部と略同一に形成された第1キャビティと、該第1キャビティより径方向の寸法が小さく、前記第1キャビティの軸方向一端に連続して設けられた第2キャビティとを有するダイスの前記第1キャビティ内に、底部と軸方向逆側端に設けられた開口部が前記第2キャビティと対向するように前記中間ブランクを載置すると共に、前記中間ブランクの開口部から挿入されるカウンター部材と、パンチとによって軸方向から前記中間ブランクを挟持する工程と、
    前記カウンター部材と前記パンチによって挟持されている状態を維持したまま、前記中間ブランクを前記第2キャビティの方向に移動させて、前記中間ブランクの材料を前記第2キャビティ内周と前記カウンター部材外周間に形成される空間へ押出す工程と、
    によって成形されることを特徴とするフランジ付カップ状部品の成形方法。
  2. 有底筒状のカップ状部品の底部側に設けられるフランジ部と前記カップ状部品の底部に設けられる突起を有するフランジ付カップ状部品の成形方法であって、
    該フランジ付カップ状部品は、
    外形が前記フランジ部と略同一に形成された中実ブランクを成形する工程と、
    前記中実ブランクの外形を変えずに内部に空間を形成して有底筒状の中間ブランクを成形する工程と、
    内周が前記フランジ部と略同一に形成された第1キャビティと、該第1キャビティより径方向の寸法が小さく、前記第1キャビティの軸方向一端に連続して設けられた第2キャビティとを有するダイスの前記第1キャビティ内に、底部と軸方向逆側端に設けられた開口部が前記第2キャビティと対向するように前記中間ブランクを載置すると共に、前記中間ブランクの開口部から挿入されるカウンター部材と、軸方向先端部に凹部を有するパンチとによって軸方向から前記中間ブランクを挟持する工程と、
    前記カウンター部材と前記パンチによって挟持されている状態を維持したまま、前記中間ブランクを前記第2キャビティの方向に移動させて、前記中間ブランクの材料を前記第2キャビティ内周と前記カウンター部材外周間に形成される空間へ押出すと同時に、前記カウンター部材内に相対移動可能に設けられたカウンターパンチによって前記中間ブランクの底部の一部を前記パンチの前記凹部内に押し出す工程と、
    によって成形されることを特徴とするフランジ付カップ状部品の成形方法。
  3. 前記中間ブランクは、前記中実ブランクから押出し成形により成形されることを特徴とする請求項1乃至2に記載のフランジ付カップ状部品の成形方法。
  4. 前記中実ブランクは、前記中間ブランクに成形する前に熱処理が施されることを特徴とする請求項3に記載のフランジ付カップ状部品の成形方法。
  5. 前記中実ブランクは、前記中間ブランクに成形する前に表面処理が施されることを特徴とする請求項3乃至4に記載のフランジ付カップ状部品の成形方法。
  6. 前記ダイスに対して、前記パンチ及び前記カウンター部材を移動させることにより、前記第2キャビティ内周と前記カウンター部材外周間に形成される空間へ前記中間ブランクの材料を押出すことを特徴とする請求項1乃至2フランジ付カップ状部品の成形方法。
  7. 有底筒状のカップ状部品の底部側にフランジ部を成形するフランジ付カップ状部品の製造装置であって、
    この製造装置は、
    内周が前記フランジ部と略同一に形成された第1キャビティと、該第1キャビティより径方向の寸法が小さく、前記第1キャビティの軸方向一端に連続して設けられた第2キャビティとを有するダイスと、
    前記第1キャビティの軸方向端側から挿入され、前記ダイスに対して相対移動可能に設けられたパンチと、
    前記第2キャビティの内周面との間に環状の隙間が形成されるように前記第2キャビティの軸方向端側から挿入され、前記ダイスに対して相対移動可能に設けられたカウンター部材と、
    前記パンチと前記カウンター部材間に中間ブランクを挟持した状態を維持する維持手段と、
    前記ダイスと、前記パンチ及び前記カウンター部材とを相対移動させる相対移動手段と、
    を備えていることを特徴とするフランジ付カップ状部品の製造装置。
  8. 有底筒状のカップ状部品の底部側にフランジ部を成形すると共に、前記カップ状部品の底部に突起を成形するフランジ付カップ状部品の製造装置であって、
    この製造装置は、
    内周が前記フランジ部と略同一に形成された第1キャビティと、該第1キャビティより径方向の寸法が小さく、前記第1キャビティの軸方向一端に連続して設けられた第2キャビティとを有するダイスと、
    軸方向先端部に凹部を有すると共に、前記第1キャビティの軸方向端側から挿入され、前記ダイスに対して相対移動可能に設けられたパンチと、
    前記第2キャビティの内周面との間に環状の隙間が形成されるように前記第2キャビティの軸方向端側から挿入され、前記ダイスに対して相対移動可能に設けられたカウンター部材と、
    該カウンター部材内に相対移動可能に設けられたカウンターパンチと、
    前記パンチと前記カウンター部材間に中間ブランクを挟持した状態を維持する維持手段と、
    前記カウンターパンチ及び前記ダイスと、前記パンチ及び前記カウンター部材とを相対移動させる相対移動手段と、
    を備えていることを特徴とするフランジ付カップ状部品の製造装置。
  9. 前記維持手段は、前記パンチもしくは前記カウンター部材に作用する付勢手段で構成されていることを特徴とする請求項7乃至8に記載のフランジ付カップ状部品の製造装置。
  10. 前記維持手段は、複数の付勢部材と、該複数の付勢部材が作用する連結板とから構成され、該連結板によって前記パンチもしくは前記カウンター部材が付勢されていることを特徴とする請求項9に記載のフランジ付カップ状部品の製造装置。
  11. 前記相対移動手段は、前記ダイスに対して前記パンチ及び前記カウンター部材を移動させることを特徴とする請求項7乃至8に記載のフランジ付カップ状部品の製造装置。
  12. 前記第2キャビティ内周と前記カウンター部材外周間に形成される環状の隙間における軸方向端部に任意に出没可能なノックアウトピンを設けたことを特徴とする請求項7乃至8に記載のフランジ付カップ状部品の製造装置。
  13. 有底筒状のカップ状部品の底部側にフランジ部を有するフランジ付カップ状部品であって、
    フランジ付カップ状部品の底部を除く筒部と前記フランジ部の材料には、共にフランジ付カップ状部品の軸方向に塑性流動した流動痕跡が残されていることを特徴とするフランジ付カップ状部品。
  14. 有底筒状のカップ状部品の底部側にフランジ部を有するフランジ付カップ状部品であって、
    フランジ付カップ状部品の底部を除く筒部の材料には、軸方向に塑性流動した流動痕跡が残されており、前記フランジ部の材料には、流動痕跡が残されていないことを特徴とするフランジ付カップ状部品。
  15. 前記フランジ部の外形は、多角形状に成形されていることを特徴とする請求項13乃至14に記載のフランジ付カップ状部品。
JP2006139674A 2006-05-19 2006-05-19 フランジ付カップ状部品及びその成形方法及びその製造装置 Expired - Fee Related JP4996879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006139674A JP4996879B2 (ja) 2006-05-19 2006-05-19 フランジ付カップ状部品及びその成形方法及びその製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006139674A JP4996879B2 (ja) 2006-05-19 2006-05-19 フランジ付カップ状部品及びその成形方法及びその製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007307590A true JP2007307590A (ja) 2007-11-29
JP4996879B2 JP4996879B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=38840906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006139674A Expired - Fee Related JP4996879B2 (ja) 2006-05-19 2006-05-19 フランジ付カップ状部品及びその成形方法及びその製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4996879B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024842A (ja) * 2010-06-25 2012-02-09 Nsk Ltd 段付円柱状部材の製造方法
JP2016133212A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 株式会社ショーワ フランジヨーク及びフランジヨークの製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61269949A (ja) * 1985-05-23 1986-11-29 Honda Motor Co Ltd カツプ状素材の押出し成形装置
JPH0852530A (ja) * 1994-08-09 1996-02-27 Nippondenso Co Ltd フランジ付中空部品の冷間鍛造方法
JP2002086238A (ja) * 2000-09-14 2002-03-26 Toto Ltd 金属部品成形金型、成形装置及び製造方法
JP2003103340A (ja) * 2001-09-27 2003-04-08 Toto Ltd 金属部品の製造方法
JP2007090381A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Tanaka Seimitsu Kogyo Kk チタン材からなる有底円筒状の鍛造成形品

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61269949A (ja) * 1985-05-23 1986-11-29 Honda Motor Co Ltd カツプ状素材の押出し成形装置
JPH0852530A (ja) * 1994-08-09 1996-02-27 Nippondenso Co Ltd フランジ付中空部品の冷間鍛造方法
JP2002086238A (ja) * 2000-09-14 2002-03-26 Toto Ltd 金属部品成形金型、成形装置及び製造方法
JP2003103340A (ja) * 2001-09-27 2003-04-08 Toto Ltd 金属部品の製造方法
JP2007090381A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Tanaka Seimitsu Kogyo Kk チタン材からなる有底円筒状の鍛造成形品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024842A (ja) * 2010-06-25 2012-02-09 Nsk Ltd 段付円柱状部材の製造方法
JP2016133212A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 株式会社ショーワ フランジヨーク及びフランジヨークの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4996879B2 (ja) 2012-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101808998B1 (ko) 금속 단부 단면 외주의 가공 방법 및 그 가공 방법에 의해서 얻어지는 금속 부품과 타부재의 접합 방법
US7131311B1 (en) Method of and apparatus for forming forging blank
JP6673760B2 (ja) 突起部成形装置、突起部成形方法
KR102177398B1 (ko) 단조성형장치
JP4996879B2 (ja) フランジ付カップ状部品及びその成形方法及びその製造装置
US6266878B1 (en) Process for producing variable displacement compressor pistons having hollow piston bodies and integral actuator rods
US7204113B1 (en) Punch for hydroforming die
JP2008036656A (ja) フランジ成形装置及びフランジ成形方法
US8387494B2 (en) Punching method using punch and punch for punching
US7191633B1 (en) Forging apparatus
JP5099877B2 (ja) 鍛造製品の成形方法
KR101788480B1 (ko) 파이프 절단장치의 받침코어 고정장치
JP2010042440A (ja) 溝付きボルトの製造方法
JP2012024796A (ja) ホース用口金具の製造方法
WO2016013405A1 (ja) 長円かしめカラーの製造方法
RU48287U1 (ru) Штамп для изготовления полых деталей с отводами
JP2005007426A (ja) 軸状部品の成形ユニット
JP2007136502A (ja) 据え込み加工方法及び据え込み加工装置
CN110625050B (zh) 一种新型法兰件加工成型工艺
JP2006043729A (ja) 組立構造体およびその製造方法
KR20110096428A (ko) 각종 전자제품에 사용되는 110v 내지 220v용 플러그핀 제조방법 및 그 제조방법에 의해 제조된 플러그핀
RU80370U1 (ru) Устройство для вытяжки деталей с переменной толщиной
JP4828989B2 (ja) 据え込み加工方法
CN111618167A (zh) 一种防带料冲模
JP2007051920A (ja) 潤滑剤評価方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081106

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120514

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4996879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees