JP2007304126A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗い場所でも被写体側から撮影レンズの位置を視認できる撮影装置を提供することを目的とする。
【解決手段】レンズ鏡筒7の被写体側端部に組み込まれた複数個、例えば等間隔に配列された4個のLEDと、これらのLEDを被うように、前記レンズ鏡筒7の被写体側端部に取り付けられたドーナツ状をした発光板15とから発光部13が構成されている。発光板15は、光拡散性を有する色素を混入したアクリル樹脂から形成されている。モード切替ダイヤル18を夜景撮影モードにセットするとLEDが点灯し、発光部13が発光するので、暗い場所でも被写体側から撮影レンズ5の位置を視認できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮影装置に関するものである。
人物を被写体とする記念写真などでは、被写体の視線が撮影レンズを見ていることが好ましい。ところが、夜の屋外など暗い場所では、被写体が撮影レンズの位置を視認できず、被写体の視線が撮影レンズに向いていない写真となりやすい。また、集合撮影では、視線の向きがバラバラになりやすい。
暗い場所で、被写体が撮影レンズの位置を視認できるようにした撮影装置としては、撮影レンズを保持するレンズ鏡筒の被写体側の面に夜光塗料を塗布したカメラが知られている(特許文献1参照)。
特開平8−220619号公報
ところが、上記特許文献1記載のカメラでは、夜光塗料が蓄光されていなければ、夜光塗料が十分な明るさで発光しないため、暗い場所で撮影レンズの位置を被写体が視認するのは、困難である。また、夜光塗料からの光が撮影レンズに入るため、被写体輝度の測光や撮影に影響が出ることがある。
本発明は、以上を考慮してなされたもので、暗い場所においても被写体側から撮影レンズの位置を視認できる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するのにあたり、本発明の撮影装置は、撮影レンズを装置本体に備えた撮影装置において、前記撮影レンズのレンズ鏡筒又はレンズ鏡筒近傍の装置本体でかつ被写体側から視認される位置に設けられた発光部と、この発光部を発光させる際に操作される操作部材とを設けたことを特徴とする。
また、前記操作部材は、少なくとも夜景撮影モードと他のモードとの切替機能を有するモード切替部材であり、このモード切替部材を夜景撮影モードにセットすることにより、前記発光部が発光することを特徴とする。
また、被写体の輝度を測光する測光部と、半押し操作によって少なくとも測光部による測光が行なわれ、全押し操作によって撮影が実行されるシャッタボタンと、前記モード切替部材が夜景撮影モードにセットされた状態で、前記シャッタボタンの半押し操作により測光部による測光が行われている間は発光部の発光を停止し、前記測光が完了してからシャッタボタンを全押し操作するまでの間は発光部を発光させ、前記シャッタボタンを全押し操作した際には発光部の発光を停止するように発光部の発光を制御する制御部とを設けたことを特徴とする。
また、撮影レンズを装置本体に備えた撮影装置において、前記撮影レンズのレンズ鏡筒又はレンズ鏡筒近傍の装置本体でかつ被写体側から視認される位置に設けられた発光部と、被写体の輝度を測光する測光部と、この測光部による測光値が所定の閾値よりも低くなった際に前記発光部を発光させる制御部とを設けたことを特徴とする。
また、前記発光部は、前記レンズ鏡筒の被写体側端面に設けられていることを特徴とする。また、前記発光部は、前記レンズ鏡筒の被写体側外周面に設けられていることを特徴とする。また、前記発光部は、前記装置本体に設けられ、前記レンズ鏡筒を取り囲むリング形状をしていることを特徴とする。
本発明の撮影装置は、撮影レンズのレンズ鏡筒又はレンズ鏡筒近傍の装置本体でかつ被写体側から視認される位置に設けられた発光部と、この発光部を発光させる際に操作される操作部材とを設けたので、暗い場所でも被写体側から撮影レンズの位置を視認できるとともに、デザイン性を向上させることができる。
また、前記操作部材は、少なくとも夜景撮影モードと他のモードとの切替モードを有するモード切替部材であり、このモード切替部材を夜景撮影モードにセットすることにより、前記発光部が発光することが好ましい。
また、被写体輝度を測光する測光部と、半押し操作によって少なくとも測光部による測光が行われ、全押し操作によって撮影が実行されるシャッタボタンと、前記モード切替部材が夜景撮影モードにセットされた状態で、前記シャッタボタンの半押し操作を開始してから測光部による測光が完了するまでの間は、発光部の発光を停止し、前記測光が完了してからシャッタボタンを全押し操作するまでの間は発光部を発光させ、前記シャッタボタンを全押し操作した際には発光部の発光を停止するように発光部の発光を停止するように発光部の発光を制御する制御部とを設けることが好ましい。
また、前記撮影レンズのレンズ鏡筒又はレンズ鏡筒近傍の装置本体でかつ被写体側から視認される位置に設けられた発光部と、被写体の輝度を測光する測光部と、この測光部による測光値が所定の閾値よりも低くなった際に前記発光部を発光される制御部とを設けたので、暗い場所でも被写体側から撮影レンズの位置を視認できるとともに、デザイン性を向上させることができる。また、前記測光値が所定の閾値より高いときには発光部の発光を停止しているので消費電力を低減できる。
また、発光部は、レンズ鏡筒の被写体側端面、レンズ鏡筒の被写体外周面、レンズ鏡筒を取り囲むリング形状をして前記装置本体のいずれかに設けられているので、暗い場所でも被写体側から撮影レンズの位置をより正確に視認できるとともに、デザイン性をより向上させることができる。
本発明の第1実施形態を示す図1において、撮影装置であるデジタルカメラ2のカメラボディ3の前面には、撮影レンズ5、レンズ鏡筒7、ストロボ発光部9が設けられている。また、カメラボディ3の左手側面には、図示していないが、メモリカード11(図4参照)を装着するためのカードスロットが設けられている。
前記レンズ鏡筒7の被写体側端部には、暗い場所でも被写体から撮影レンズ5を視認できるようにドーナツ状に発光する発光部13が設けられている。この発光部13は、図2に示すように、前記レンズ鏡筒7の被写体側端部に組み込まれた複数個,例えば等間隔に配列された4個のLED14と、これらのLED14を被うように、前記レンズ鏡筒7の被写体側端部に取り付けられたドーナツ状をした発光板15とから構成される。
前記発光板15は、光拡散性を有する色素を混入したアクリル樹脂から形成され、外側の縁部がテーパー状にカットされるとともに、前記LED14からの光を受け入れる部分を除く背面側がマット状に加工されている。また、前記テーパー状の縁部を被うようにリング状の化粧部材16がレンズ鏡筒7の被写体側端部に取り付けられている。また、前記発光板15から放出された光がレンズ鏡筒7の内側に射し込まないように、発光板15の内側端面に接するように円環状の突条7aがレンズ鏡筒7の被写体側端部と一体に設けられている。
前記LED14から発光板15に入った光は、この内部を拡散しながら伝搬し、前記テーパー状の縁部で反射されるとともにマット状の背面で拡散され、前面15aのほぼ全面から放出される。この結果、前記発光板15の前面15aのほぼ全面が光る。
また、カメラボディ3の上面には、回転することによりデジタルカメラ2の動作モードが切り替えられるリング状のモード切替ダイヤル18,シャッタボタン19,及び電源スイッチ20が配設されている。モード切替ダイヤル18によって切り替えられる動作モードの中には、主に自然光下で選択される通常撮影モードや主に暗い場所での撮影で選択される夜景撮影モードなどがある。
シャッタボタン19は2段階式に構成され、軽く押したままの「半押し」ではAF及び自動露出制御(AE)が作動してAFとAEをロックし、「半押し」から更に押し込む「全押し」で撮影が実行される。
図3に示すように、カメラボディ3の背面には、液晶ディスプレイ(LCD)22,操作部23が設けられている。この操作部23は、ズームボタン24,多機能の十字ボタン25,メニュー実行ボタン26,液晶表示/戻るボタン27からなる。
前記ズームボタン24は、右端部24aを押圧することで望遠(TELE)方向にズーミングを行い、左端部24bを押圧することで広角(WIDE)方向にズーミングを行う。十字ボタン25は、上下左右のいずれかの縁部を押圧することによって、対応する4方向(上、下、左、右)の指示を入力でき、メニュー画面における各種設定項目の選択や設定内容の変更を指示する操作ボタンとして使用されるとともに、電子ズームの倍率調整や再生コマの送り/戻しを指示する手段として用いられる。
メニュー実行ボタン26は、各モードの通常画面からメニュー画面へ遷移させる時に使用されるとともに、選択内容の確定、処理の実行(確認)指示の時などに使用される。液晶表示/戻るボタン27は、撮影モードや再生モードで一定時間が経過すると省エネのためにLCD22のバックライトが消灯されるが、この消灯状態に押圧すると、LCD22のバックライトが点灯される。また、液晶表示/戻るボタン27は、メニューから選んだ項目の取消(キャンセル)や一つ前の操作状態に戻る時などに使用される。
デジタルカメラ2の電気的構成を示す図4において、CPU45は、シャッタボタン19や操作部23などから入力される操作信号に応じてデジタルカメラ2の本体各部を制御する。撮影レンズ5には、フォーカスレンズ46と絞り47が組み込まれている。フォーカスレンズ46は、モータを含むレンズ駆動機構48によって駆動されて撮影レンズ5のピント調節が行われる。絞り47は、モータを含む絞り駆動機構49によって駆動されて絞り径が切り換えられる。レンズ駆動機構48及び絞り駆動機構49は、CPU45に制御されるモータドライバ50,51によって駆動される。
撮影光学系の背後には、撮像素子としてCCD52が配置されている。CCD52は、周知のように、多数の受光素子がマトリックス状に配列された光電面を備えており、撮影レンズ5を通過し、この光電面に結像した被写体光を光電変換する。
また、CCD52を駆動するCCDドライバ53には、タイミングジェネレータ54からのタイミング信号が供給される。CCD52から取り込まれたアナログの撮像信号は、アナログ信号処理回路55に入力される。アナログ信号処理回路55は、周知のように相関2重サンプリング回路(CDS)と、オートゲインコントローラ(AGC)と、ADコンバータ(ADC)とからなる。
フレームメモリ58は、DSP56が画像データに対して各種信号処理を施す際に使用する作業用メモリである。フレームメモリ58に書き込まれた画像データは、DSP56によって各種の画像処理が施される。
DSP56は、AF回路60,AE/AWB回路62,画像入力コントローラ64,電子ズーム処理回路66,画像処理回路68,圧縮処理回路69,メディアコントローラ70,ビデオエンコーダ72、発光制御回路74からなるICチップであり、アナログ信号処理回路55から入力された画像データに対して、各種の信号処理を施すとともに、メモリカード11へアクセスして画像ファイルの読み書き等を行う。
画像入力コントローラ64は、アナログ信号処理回路55からCCD−RAWデータを取り込んで、これをフレームメモリ58に書き込む。AF回路60は、CCD52が撮像した画像に基づいて、焦点位置を検出し、フォーカシングを行う。AE回路は、被写体輝度を測定し、絞り値やシャッタ速度等を決定する。
電子ズーム処理回路66は、CCDによって撮像された画像の一部を電子ズーム倍率に基づいて電子的に拡大する電子ズーム処理を行う。なお、電子ズーム倍率は、ズーム操作ボタン24の操作量に応じてCPU45により決定される。
画像処理回路68は、画像データに対して、ガンマ補正,シャープネス補正,コントラスト補正などの画質補正処理、CCD−RAWデータを輝度信号であるYデータと、青色色差信号であるCbデータ及び赤色色差信号であるCrデータとからなるYCデータに変換するYC処理を施す。
圧縮処理回路69は、画像処理回路68によって各種の画像処理が施された画像のデータに対して、圧縮処理を施して、画像ファイルを生成する。メディアコントローラ70は、メモリカード11へアクセスして画像ファイルの書き込みと読み込みとを行う。再生モードにおいては、メモリカード11から圧縮された画像データが読み出されて、圧縮処理回路69によって伸張処理が施された後、LCD22に出力される。
ビデオエンコーダ72は、再生モード等において、デジタルデータをアナログのコンポジット信号に変換してLCD22に出力する。
発光制御回路74は、モード切替ダイヤル18を操作して夜景撮影モードにセットすると、CPU45からの指令信号に応じてLED14を点灯及び消灯させる。この発光制御回路74によりLED14は、夜景撮影モードにセットされると、点灯し、シャッタボタン19を半押し操作してからAE回路による被写体輝度の測光が完了するまでの間は消灯し、測光が完了してからシャッタボタン19を全押し操作するまでの間は点灯し、シャッタボタン19を全押し操作してからメモリカード11への書き込みが完了するまでの間は消灯し、メモリカード11への書き込みが完了すると点灯する。
このように構成されたデジタルカメラ2の作用について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。電源スイッチ20を押下操作してデジタルカメラ2の電源をオンにし(st1)、モード切替ダイヤル18を操作して夜景撮影モードにセットする(st2)。これにより、発光制御回路74によりLED14が点灯し、このLED14から放出された光が発光板15内を伝わって発光板15の前面15aから被写体側へ放出され、発光部13が発光する(st3)。
その後、撮影レンズ5を被写体に向け、LCD22に表示される画像を確認しながら、ズーム操作ボタン24などを操作してフレーミングする。このとき、被写体は、光っている発光部13に注意をひきつけられ、視線を向ける。シャッタボタン19を半押し操作すると(st4)、測光が開始されるとともに、LED14が消灯して発光部13の発光が停止する(st5)。ピント調整、露光値決定、ホワイトバランスなどの撮影準備が完了すると(st6)、LED14が点灯して発光部13が発光する(st7)。
次に、シャッタボタン19を全押し操作すると(st8)、LED14が消灯して発光部13の発光が停止されるとともに(st9)、所定の撮影シーケンスが実行され、撮像された画像データがメモリカード11に記録される(st10)。この後、電源をオフすることなく(st11)、引き続き、夜景撮影モードをセットしたままであれば(st2)、LED14が点灯して発光部13が発光する(st3)。
また、モード切替ダイヤル18を操作して別のモードをセットした場合には(st2)、そのセットされたモード、例えば通常撮影モードでのシーケンスが実行される(st12)。また、撮影を止める場合には、電源スイッチ20を押下操作し、デジタルカメラ2の電源をオフにする。(st11)
このように、本実施形態のデジタルカメラ2によれば、発光部13が発光することで、暗い場所であっても被写体側から撮影レンズ5の位置を視認でき、カメラ目線で撮影が行える。また、シャッタボタン19が半押し操作されてから被写体輝度の測光が完了するまでの間と、シャッタボタン19が全押し操作されてからメモリカード11への書き込みが完了するまでの間に発光部13の発光が停止するので、測光や撮影に発光部13から発光される光による影響が出ない。また、発光部13が発光することで見た目が華やかになり、デザイン性が向上する。
次に、図6のフローチャートを参照して本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態のデジタルカメラは、前記第1実施形態のデジタルカメラ2と機械的な構成は同じであり、夜景撮影モードにおける発光部の発光を制御するシーケンスのみが異なる。
電源スイッチ20を押下操作してデジタルカメラの電源をオンにし(st21)、シャッタボタン19を半押し操作すると(st22)、被写体輝度の測光が開始される(st23)。ピント調整、露光値決定、ホワイトバランスなどの撮影準備が完了する(st24)。
前記測光により検出される被写体輝度が所定の閾値よりも低い場合には(st25)、発光制御回路74によりLED14が点灯し、発光部13が発光する(st26)。これにより、被写体の注意が発光部13にひきつけられ、撮影レンズ5側に被写体の視線が向く。なお、前記閾値は、これ以上暗くなると被写体からデジタルカメラが見づらくなる程度の明るさ、例えば6LVを基準に決められる。
次に、シャッタボタン19を全押し操作すると(st27)、LED14が消灯して発光部13の発光が停止される(st28)とともに、所定の撮影シーケンスが実行され、撮像された画像データがメモリカード11に記録される(st29)。また、前記測光により検出される被写体輝度が前記閾値より高い場合には(st25)、LED14は消灯したまま発光部13は発光されず、シャッタボタン19を全押し操作すると(st30)、所定の撮影シーケンスが実行され、撮像された画像データがメモリカード11に記録される(st29)。撮影を止める場合には、電源スイッチ20を押下操作して、デジタルカメラの電源をオフにする(st31)。
このように、本実施形態のデジタルカメラによれば、被写体輝度が所定の閾値よりも低いときに発光部13が自動的に発光するので、夜景撮影モードにセットする手間が省け、簡単・確実にカメラ目線の撮影が行える。また、被写体輝度が所定の閾値より高いと、発光部13が発光しないので消費電力が低減される。
上記実施形態では、レンズ鏡筒7の被写体側端面に発光部を設けたが、図7に示すデジタルカメラ80のように、レンズ鏡筒7の被写体側外周部に発光部を設けるようにしてもよい。この発光部81は、リング状をした発光板82と、この背後に設けられた複数個のLED(図示せず)とから構成される。なお、本実施形態では、前記第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。
前記発光板82は、前記第1実施形態と同様に構成され、背後のLEDが点灯すると、この光を内部で拡散しながら伝搬し、前面82aのほぼ全面から放出する。
また、図8に示すように、デジタルカメラ85のカメラボディ86側に発光部87を設けてもよい。この発光部87は、レンズ鏡筒7の周囲を取り囲むようにして配設されたドーナツ状をした発光板88と、この背後に組み込まれた複数個のLED(図示せず)とからなる。前記発光板88は、第1実施形態の発光板15と同様な構成をしており、背後のLEDが点灯すると、この光を受け入れて内部で拡散しながら伝搬し、前面88aのほぼ全面から放出する。なお、前記発光部は、ドーナツ状に限らず、例えば円弧状や矩形状をした複数個の発光部をレンズ鏡筒の周囲を取り囲むように、あるいはレンズ鏡筒の近傍に配設するようにしてもよい。
また、発光部は、上記実施形態のような発光板を用いることなく、図9に示すデジタルカメラ95のように、レンズ鏡筒7の被写体側端部に複数のLED97を等間隔に組み込んで発光部98を構成してもよい。また、発光部に用いられるLEDなどの光源の数は、複数に限らず、一つでもよい。
以上説明した実施形態では、測光時や撮影時には、発光部の発光を停止したが、本発明はこれに限定されることなく、発光部からの光が完全に撮影レンズに射し込まないようにできれば、発光部を発光させたまま測光や撮影を行なってもよい。また、発光部の光源であるLEDは連続点灯している必要はなく、点灯と消灯とを一定周期で繰り返す点滅であってもよい。
また、上記実施形態では、発光部を発光させる際に操作する操作部をモード切替ダイヤルとしたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば他の操作ボタンと兼用させてもよく、また、専用の発光操作ボタンなどを設けてもよい。また、上記第2実施形態では、前記閾値の基準値を6LVとしたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば5LVとしてもよい。
上記実施形態では、発光部の光源にLEDを用いたが、ハロゲンランプなどを光源に用いても本発明を実施できる。また、背後に設けられた光源からの光を透過させる発光板は、アクリル樹脂から形成されていたが、本発明はこれに限定されず、ポリカーボネイト、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、エストラマー、メタクリル、シリコンゴム、ガラスなどから形成してもよい。上記実施形態の発光板には、光拡散性を高めるための色素が混入されていたが、暗い場所でも被写体側から撮影レンズの位置を視認できるように発光部が発光するのであれば、前記色素を混入しなくてもよい。
また、上記実施形態では、撮影装置にデジタルカメラを用いたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、銀塩カメラやデジタルビデオカメラなどでもよい。
デジタルカメラの斜視図である。 レンズ鏡筒の被写体側端面近傍の断面図である。 デジタルカメラの背面図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の主なシーケンスを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の主なシーケンスを示すフローチャートである。 発光部をレンズ鏡筒の被写体側外周部に設けたデジタルカメラを示す斜視図である。 発光部をレンズ鏡筒の外周を囲むようにカメラボディに設けたデジタルカメラを示す斜視図である。 複数個のLEDのみで発光部を構成したデジタルカメラを示す外観斜視図である。
符号の説明
2,80,85,95 デジタルカメラ
3,86 カメラボディ
5 撮影レンズ
7 レンズ鏡筒
13,81,87,98 発光部
14,97 LED
15,82,88 発光板
18 モード切替ダイヤル
19 シャッタボタン
45 CPU
52 CCD
56 DSP
62 AE/AWB回路
74 発光制御回路

Claims (7)

  1. 撮影レンズを装置本体に備えた撮影装置において、
    前記撮影レンズのレンズ鏡筒又はレンズ鏡筒近傍の装置本体でかつ被写体側から視認される位置に設けられた発光部と、
    この発光部を発光させる際に操作される操作部材と
    を設けたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記操作部材は、少なくとも夜景撮影モードと他のモードとの切替機能を有するモード切替部材であり、このモード切替部材を夜景撮影モードにセットすることにより、前記発光部が発光することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 被写体の輝度を測光する測光部と、
    半押し操作によって少なくとも測光部による測光が行なわれ、全押し操作によって撮影が実行されるシャッタボタンと、
    前記モード切替部材が夜景撮影モードにセットされた状態で、前記シャッタボタンの半押し操作により測光部による測光が行われている間は発光部の発光を停止し、前記測光が完了してからシャッタボタンを全押し操作するまでの間は発光部を発光させ、前記シャッタボタンを全押し操作した際には発光部の発光を停止するように発光部の発光を制御する制御部と
    を設けたことを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  4. 撮影レンズを装置本体に備えた撮影装置において、
    前記撮影レンズのレンズ鏡筒又はレンズ鏡筒近傍の装置本体でかつ被写体側から視認される位置に設けられた発光部と、
    被写体の輝度を測光する測光部と、
    この測光部による測光値が所定の閾値よりも低くなった際に前記発光部を発光させる制御部と
    を設けたことを特徴とする撮影装置。
  5. 前記発光部は、前記レンズ鏡筒の被写体側端面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の撮影装置。
  6. 前記発光部は、前記レンズ鏡筒の被写体側外周面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の撮影装置。
  7. 前記発光部は、前記装置本体に設けられ、前記レンズ鏡筒を取り囲むリング形状をしていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の撮影装置。
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