JP2007302364A - エレベータの制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末からの呼びでエレベータを利用することが確実と推定される場合のみ、呼び登録を可能とし、いたずら呼びの発生及びいたずら呼びによる運行効率の低下を防止したエレベータの制御システムを提供する。
【解決手段】ネットワーク500に接続され携帯端末400からネットワークを介して送信される呼び登録要求指令によってもエレベータの呼び登録を実施して運転制御を行うエレベータの制御システムであって、携帯端末からの呼び登録要求指令とエレベータが設置されている建物の玄関ドアの開信号とを検出すると、呼び登録手段に呼び登録を行わせる呼び登録予約制御手段(10)を備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯端末からインターネットを介して通信を行ってエレベータの制御を行うエレベータの制御システムに関する。
携帯端末とエレベータ制御装置をインターネットを介して接続し、エレベータの運転制御を遠隔操作するエレベータの制御システムとして、エレベータ制御装置に対して現在の運転状況を問い合わせて、取得した現在の運転状況情報を携帯端末へ送り、携帯端末に現在のエレベータの運転状況を表示させるものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2002−114456号公報
上記のような従来技術では、携帯端末からの遠隔操作により、携帯端末から入力された呼び登録データをエレベータ制御装置へ通信し呼び登録を行うことが可能であり、利用客には便利であるが、反面遠隔で操作可能であることから、エレベータを利用しない者によるいたずら呼び等により、エレベータの運行効率などを阻害するなどの問題があった。
この発明は上記の課題を解消するためになされたものであり、携帯端末からの呼びでエレベータを利用することが確実と推定される場合のみ、呼び登録を可能とし、いたずら呼びの発生及びいたずら呼びによる運行効率の低下を防止したエレベータの制御システムを提供することを目的とする。
また、セキュリティ機能付エレベータ(マンションなどの居住者と認証された場合に限りエレベータの呼び登録が可能となるようにしたエレベータ)との併設時は、認証者が携帯端末の誤操作や、携帯端末からのいたずら呼び等によりエレベータを利用しない場合に登録制限が一時的に解除されると、乗場付近にいる不審者がエレベータを利用できてしまうので、このようなセキュリティ機能の低下(登録制限が有効な階床が、エレベータを使用しないのに一時的に解除されてしまう)を防止する。そのために、エントランスなどに設けられている玄関ドアの開状態をエレベータ制御装置等に入力し、玄関ドアの開状態に応じて携帯端末からの呼び登録実施可否制御を行う。
この発明は、ネットワークに接続され、携帯端末からネットワークを介して送信される呼び登録要求指令によっても、エレベータの呼び登録を実施して運転制御を行うエレベータの制御システムであって、携帯端末からの呼び登録要求指令とエレベータが設置されている建物の玄関ドアの開信号とを検出すると、呼び登録手段に呼び登録を行わせる呼び登録予約制御手段を備えたことを特徴とするエレベータの制御システムにある。
この発明では、携帯端末からの呼びでエレベータを利用することが確実と推定される場合のみ、呼び登録を可能とし、いたずら呼びの発生及びいたずら呼びによる運行効率の低下を防止できる。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態によるエレベータの制御システムの構成を示す図であり、ここでは群管理を行うシステムが示されている。図1において、群管理盤100は群管理制御装置1、この発明において必要な玄関ドア開信号を入力するためのシリアル/パラレル変換装置12が実装されている。さらに群管理制御装置1は、群管理制御部10、伝送インターフェース11から構成されており、群管理制御装置1とシリアル/パラレル変換装置12は、伝送インターフェース11を介して第1の伝送路L1及び第2の伝送路L2と結合されている。
また各エレベータ制御盤200は、エレベータ制御装置2、群管理盤100内に実装されている群管理制御装置1及びシリアル/パラレル変換装置12とエレベータ制御装置2間の通信制御を中継する伝送インターフェース31が実装されている。さらにエレベータ制御装置2は、エレベータ制御部20、伝送インターフェース21から構成されており、かご機器(図示せず)とはかご伝送線L4を介して伝送インターフェース21と結合されている。伝送インターフェース31は、第1の伝送路L1及び第3の伝送路L3を介して群管理制御装置1及びシリアル/パラレル変換装置12と結合されている。伝送インターフェース31とエレベータ制御装置2は、伝送線L6を介して結合されており、乗場機器(図示せず)とは乗場伝送線L5を介して伝送インターフェース31と結合されている。
また、呼びを登録するための携帯端末400は、ネットワークである例えばインターネット500により、又はさらにインターネットサービスプロバイダサーバ(ISPサーバ)600を介してエレベータ用インターネットサーバ700に接続され、エレベータ用インターネットサーバ700が群管理制御装置1内の群管理制御部10と接続されている。
図2は、群管理制御部10の構成を示すブロック図である。群管理制御部10は、各種の演算処理を行う制御手段としての中央処理装置(以下、CPU)10aと、CPU10aの制御プログラムを格納するROM10dと、伝送インターフェース11とデータのやり取りをする2ポートRAM10cと、所定時間記憶する時限付き記憶手段等を演算処理することで構成するCPU10aの演算データ等を格納するRAM10bと、エレベータ用インターネットサーバ700と通信を行うシリアルインターフェース(1)10eを含む。
図3は、伝送インターフェース11の構成を示すブロック図である。伝送インターフェース11は、各種の演算処理を行う制御手段としての中央処理装置(CPU)11aと、CPU11aの制御プログラムを格納するROM11dと、群管理制御部10とデータのやり取りをする2ポートRAM11cと、CPU11aの演算データなどを格納するRAM11bと、第1の伝送路L1、第2の伝送路L2、第3の伝送路L3を介してそれぞれ通信を行うシリアルインターフェース(1)(2)(3)11e,11f,11gを含む。
図4は、伝送インターフェース31の構成を示すブロック図である。図3と対応する構成については同一のアルファベットを付している。伝送インターフェース31は、各種の演算処理を行う制御手段としての中央処理装置(CPU)31aと、CPU31aの制御プログラムを格納するROM31dと、CPU31aの演算データなどを格納するRAM31bと、第1の伝送路L1、伝送線L6、第3の伝送路L3、乗場伝送線L5を介してそれぞれ通信を行うシリアルインターフェース(1)(2)(3)(4)31e,31h,11g,11iを含む。
図5は、シリアル/パラレル変換装置12の構成を示すブロック図である。図3と対応する構成については同一のアルファベットを付している。シリアル/パラレル変換装置12は、各種の演算処理を行う制御手段としての中央処理装置(CPU)12aと、CPU12aの制御プログラムを格納するROM12dと、CPU12aの演算データなどを格納するRAM12bと、第1の伝送路L1、第2の伝送路L2を介してそれぞれ通信を行うシリアルインターフェース(1)(2)12e,12f、この発明ではエントランスなどの玄関ドアや他のドア1〜Nの開信号等でる外部機器(図示省略)との入出力を行う入力ポート12j、出力ポート12kを含む。
図6は群管理制御部10のこの発明に関する部分の概略的な機能ブロック図である。図6おいて、エレベータ用インターネットサーバ700からの携帯端末400からの呼び登録要求(指令)が、呼び登録予約制御手段80に通知される。呼び登録予約制御手段80は、所定時間検出手段81(第1の所定時間用)、呼び登録予約・解除手段82及び呼び登録可否判断手段83で構成されており、エレベータ用インターネットサーバ700からの携帯端末400からの呼び登録要求は、所定時間検出手段81と呼び登録予約・解除手段82に入力される。所定時間検出手段81は、当該入力を受けて所定時間をカウントし、カウント満了信号を呼び登録予約・解除手段82に出力する。
一方、呼び登録予約・解除手段82は、所定時間検出手段81からのカウント満了信号を入力するまで携帯端末からの呼び登録要求を呼び登録可否判断手段83に出力する。
次に、呼び登録可否判断手段83は、玄関ドア開検出手段85からの玄関ドア開信号と呼び登録予約・解除手段82からの携帯端末からの呼び登録要求に基づき、呼び登録可信号を呼び登録手段84に出力する。そして、呼び登録手段84は、呼び登録可信号に従い実際の呼び登録を行う。ここで、呼び登録予約制御手段80は、エレベータ用インターネットサーバ700内に実装されても実現できる。
なお、所定時間検出手段81と呼び登録予約・解除手段82が指令記憶手段を構成し、後述する呼び登録手段84の所定時間検出手段84aと呼び登録予約・解除手段82がドア開信号記憶手段を構成する。呼び登録要求指令及びドア開信号は呼び登録予約・解除手段82で保持される。
図7はこの発明の一実施の形態によるエレベータの制御システムの動作の一例を示す動作フローチャートである。図7は図6の構成を有する群管理制御部10を備えた場合のものである。尚、図7のプログラムは群管理制御部10のROM10d等に格納されている。
図7に従って動作を説明すると、ステップ51では、エレベータ用インターネットサーバ700からの携帯端末400からの呼び登録要求(指令)があるかどうか判定する。ステップ52では、携帯端末からの呼び登録要求の有効期間(第1の所定時間)を設定するためのタイマー1をカウント開始する。ステップ53では、エントランスなどに設置された玄関ドアが「開」であることを開信号から検出したかどうか判定し、ドア開を検出した場合はステップ54に進み、携帯端末からの呼び登録要求にしたがって、呼びを自動登録する。そして、呼び登録要求の有効期間を設定のためにカウント開始していたタイマー1をステップ55でリセットする。
ステップ53でドア開を検出していない場合は、ステップ56に進み、エレベータ用インターネットサーバ700からの携帯端末からの呼び登録要求の予約登録のみを行う。ステップ57では、ステップ52で携帯端末からの呼び登録要求の有効期間を設定するためにカウント開始したタイマー1が満了するまで、ステップ53を判定する。ステップ57でタイムアップ(満了)と判定された場合は、ステップ58に進み、ステップ56の携帯端末からの呼び登録要求の予約登録を解除する。そして、ステップ55で呼び登録要求の有効期間の設定のためにカウント開始していたタイマー1をリセットする。
またさらに、図6の呼び登録手段84に所定時間検出手段84aを設け、ステップS54で呼びを自動登録した後、ステップ501に進み、エレベータを玄関階に戸開きで待機させる有効期間(第2の所定時間)を設定するためのタイマー2をカウント開始する。そして、ステップ501と503によるタイマー2のカウントがタイムアップ(満了)するまでの間、制御盤200側から伝送インターフェース11を介して得られるエレベータの状態信号等に従って、ステップ502でかごが玄関階に到着したことを検出すると、ステップ504でエレベータにドアを開いて待機させる指令を発生させてかごを玄関階に戸開状態で待機させ、ステップ503でタイマー2のカウントがタイムアップ(満了)した場合は、ステップ505で戸閉して、タイマー2をステップ506でリセットしてドア開信号を解除する。
なお、ステップ51〜52,55〜58は呼び登録予約制御手段80で行われ、ステップ53は呼び登録予約制御手段80と玄関ドア開検出手段85で行われ、ステップ54、さらにはステップ501〜506は呼び登録手段84で行われる。
実施の形態2.
次に、マンションなどの居住者と認証された場合に限りエレベータの呼び登録が可能となるようにしたセキュリティ機能付エレベータエレベータとの併設時の実施の形態について説明する。
図8は、この発明によるセキュリティ機能付のエレベータの制御システムにおける図6の呼び登録手段84のこの発明に関する部分の概略的な機能ブロック図である。呼び登録手段84は、所定時間検出手段91、呼び登録制限の解除手段93、呼びの自動登録手段92、呼びの手動登録手段94から構成されている。
なお、呼びの自動登録とは、携帯端末400からの呼びを自動的に登録するもの、呼びの手動登録とは、例えば乗場伝送線L5やかご伝送線L4から伝送インターフェース31、第3の伝送路L3、伝送インターフェース11を介して群管理制御部10に送られてくる乗場呼釦やかご呼釦(図示省略)等による手動の乗場呼びやかご呼びに従って登録を行うものである。
呼び登録可否判断手段83からの呼び登録可信号は、所定時間検出手段91、呼び登録制限の解除手段93の双方に入力され、所定時間検出手段91は入力を受けてタイマーカウント(後述する図9ではタイマー2、図10ではタイマー3に相当)を開始する。呼び登録制限の解除手段93は、入力を受けて呼び登録制限の解除を行う。呼びの自動登録手段92、呼びの手動登録手段94には、所定時間検出手段91からのカウント満了信号及び呼び登録制限の解除手段93からの解除信号が入力される。呼びの自動登録手段92は、呼びの自動登録制御、呼びの手動登録手段94は呼びの手動登録制御を行う。
なお、所定時間検出手段81と呼び登録予約・解除手段82が指令記憶手段を構成し、呼び登録手段84の所定時間検出手段91と呼び登録予約・解除手段82がドア開信号記憶手段を構成する。呼び登録要求指令及びドア開信号は呼び登録予約・解除手段82で保持される。
図9はこの実施の形態によるエレベータの制御システムの動作の一例を示す動作フローチャートである。図9は図6の構成を有する群管理制御部10及び図8の構成を有する呼び登録可否判断手段83を備えた場合のものである。尚、図9のプログラムは群管理制御部10のROM10d等に格納されている。
図9において、ステップ61では、エレベータ用インターネットサーバ700からの携帯端末400からの呼び登録要求があるかどうか判定する。ステップ62では、携帯端末からの呼び登録要求の有効期間(第1の所定時間)を設定するためのタイマー1をカウント開始する。ステップ63では、エントランスなどに設置された玄関ドアの「開」を検出したかどうか判定し、ドア開を検出した場合はステップ64に進み、呼び登録制限階床の一次解除を行う。ステップ65では、呼びの自動登録か手動登録(どちらの登録パターンかは、例えばROM10dにパラメータとして予め設定されるものとする)か判定し、自動登録の場合はステップ76で呼びを自動登録する。
手動登録の場合は、ステップ66に進み、呼びの手動登録可能の有効期間(第2の所定時間)を設定するためのタイマー2をカウント開始する。そして、ステップ67、68でタイマー2カウント満了まで手動登録を可能とする。ステップ68でタイマー2のカウントがタイムアップ(満了)した場合は、ステップ69で携帯端末からの呼びの予約を解除し、ステップ66で呼びの手動登録可能の有効期間を設定のためにカウント開始していたタイマー2をステップ70でリセットする。ステップ71ではステップ64で行った呼び登録制限階床の一次解除を無効とし、呼び登録制限階床を有効とする。
ステップ63でドア開を検出していない場合は、ステップ73に進み、エレベータ用インターネットサーバ700からの携帯端末からの呼び登録要求の予約登録のみを行う。ステップ74では、ステップ62で携帯端末からの呼び登録要求の有効期間を設定するためにカウント開始したタイマー1がタイムアップ(満了)するまで、ステップ63を判定する。ステップ74で満了と判定された場合は、ステップ75に進み、ステップ73の携帯端末からの呼び登録要求の予約登録を解除する。そして、ステップ72で呼び登録要求の有効期間を設定のためにカウント開始していたタイマー1をリセットする。
なお、ステップ61〜62,72〜75は呼び登録予約制御手段80で行われ、ステップ63は呼び登録予約制御手段80と玄関ドア開検出手段85で行われ、ステップ64〜71,76は呼び登録手段84で行われる。
実施の形態3.
次に、マンションなどの居住者と認証された場合に限りエレベータの呼び登録が可能となるようにしたセキュリティ機能付エレベータエレベータとの併設時の別の実施の形態について説明する。図10はこの実施の形態によるエレベータの制御システムの動作の一例を示す動作フローチャートである。図10は図6,図8に示す上述の構成を有する群管理制御部10を備えた場合のものである。尚、図10のプログラムは群管理制御部10のROM10d等に格納されている。
図10において、ステップ710では、エントランスなどに設置された玄関ドアが「開」を検出したかどうか判定し、ドア開を検出した場合はステップ720に進み、呼び登録制限階床の一次解除を行う。ステップ730では、携帯端末からの呼びの登録可能(自動/手動)の有効期間を設定するためのタイマー3をカウント開始する。そして、ステップ740で携帯端末からの呼びの有無を判断し、呼びがあるとステップ745へ進み呼びを登録し、呼びがない場合はステップ750へ進む。
ステップ750でタイマー3のカウントがタイムアップ(満了)した場合は、ステップ760で携帯端末からの呼びの登録(自動/手動)を不可とする。ステップ770では、携帯端末からの呼びの登録可能(自動/手動)の有効期間を設定のためにカウント開始していたタイマー3をリセットする。そしてステップ780ではステップ720で行った呼び登録制限階床の一次解除を無効とし、呼び登録制限階床を有効とする。
ステップ710でドア開を検出していない場合は、ステップ790に進み、エレベータ用インターネットサーバ700からの携帯端末からの呼び登録要求の予約登録を禁止とする。すなわち玄関ドアからの開信号がない限り、呼び登録要求の予約登録を禁止している。
なお、ステップ710は呼び登録予約制御手段80と玄関ドア開検出手段85で行われ、790は呼び登録予約制御手段80で行われ、ステップ720〜780は呼び登録手段84で行われる。
また図10において、上述の実施の形態の図9のステップ64以降に示されるのと同様に、ステップ710でドア開を検出した場合に呼び登録制限階床の一次解除を行い、呼びの自動登録か手動登録(どちらの登録パターンかは、例えばROM10dにパラメータとして予め設定されるものとする)か判定し、自動登録の場合は呼びを自動登録し、手動登録の場合にはタイマー3で携帯端末からの呼びの登録可能の有効期間を設定し、タイマー3のカウントがタイムアップ(満了)するまでに手動登録があれば、これに基づく呼び登録を行うようにしてもよい。
さらに、図1において、玄関ドアの開信号は、通常、第1の伝送路L1を介してシリアル/パラレル変換装置12→第1の伝送路L1→伝送インターフェース11→群管理制御部10の経路で入力されるが、例えば伝送インターフェース11又は群管理制御部10の玄関ドア開検出手段85で第1の伝送路L1の通信が正常に行われていないと判断された場合は、玄関ドアの開信号の入力先を、第1の伝送路L1から第2の伝送路L2に切り換える。すなわち、シリアル/パラレル変換装置12→第2の伝送路L2→伝送インターフェース11→群管理制御部10の経路で入力される。
このように、玄関ドアの開信号を入力するための通信インフラを冗長化(複数系統とする)させ、玄関ドアの開信号の入力経路の高い信頼性を確保する。
なお、上記各実施の形態では、群管理盤100と複数の制御盤200を備えたシステムについて説明したが、この発明はこれに限定されることなく、例えば1つの制御盤200からなるシステムにおいても、エレベータ制御装置2のエレベータ制御部20と伝送インターフェース21を上述の群管理制御装置1の群管理制御部10と伝送インターフェース11に対応する構成とし、インターフェース21にシリアル/パラレル変換装置12から第1及び第2の伝送路L1,L2を介して玄関ドアの開信号等を送り、さらにエレベータ制御部20が伝送線L6を介して伝送インターフェース31から直接信号を受けるように構成することで、相当する機能を有するシステムか構築でき、同様な効果を奏する。
以上のように、この発明によれば、携帯端末からの呼びでエレベータを利用することが確実と推定される場合のみ、呼び登録を可能とし、エレベータを使用しないのに、携帯からのいたずら呼び発生及びいたずら呼びによる運行効率低下を防止できる。さらに、玄関ドアから入った利用者が、玄関階へ呼び寄せたエレベータかごに乗り遅れたり、他の人に利用されてしまわないように、玄関階にかごを所定時間待機させることにより、利用者の利便性を向上できる。
また、セキュリティ機能付エレベータとの併設時は、エレベータを使用しないのに、携帯端末からのいたずら呼び発生によるセキュリティ性低下(登録制限が有効な階床が、エレベータを使用しないのに一時的に登録制限が解除されてしまう)を防止する。さらに、利用者が玄関ドアから入った後、所定時間の間、登録制限を一時的に解除することで、自動呼び登録又は手動による呼び登録を可能とすることによって、利用者の利便性と建物のセキュリティ性を向上できる。
また、セキュリティ機能付エレベータとの併設時で、玄関ドアを入ってから所定時間内に限り携帯端末から呼び登録できるようにして、事前に呼び登録を忘れた利用者にも対応可能として利便性を向上することもできる。
さらに、玄関ドアの開信号を入力するための通信インフラに2系統に冗長化させたため、上述の玄関ドアの開信号の入力経路の高い信頼性を確保できる。
この発明の一実施の形態によるエレベータの制御システムの構成を示す図である。 図1の群管理制御部10の構成を示すブロック図である。 図1の伝送インターフェース11の構成を示すブロック図である。 図1の伝送インターフェース31の構成を示すブロック図である。 図1のシリアル/パラレル変換装置の構成を示すブロック図である。 図1の群管理制御部10のこの発明に関する部分の概略的な機能ブロック図である。 この発明の一実施の形態によるエレベータの制御システムの動作の一例を示す動作フローチャートである。 この発明によるセキュリティ機能付のエレベータの制御システムにおける図6の呼び登録手段のこの発明に関する部分の概略的な機能ブロック図である。 この発明の別の実施の形態によるセキュリティ機能付のエレベータの制御システムの動作の一例を示す動作フローチャートである。 この発明のさらに別の実施の形態によるセキュリティ機能付のエレベータの制御システムの動作の一例を示す動作フローチャートである。
符号の説明
1 群管理制御装置、2 エレベータ制御装置、10 群管理制御部、10a,11a,12a,31a CPU、10b,11b,12b,31b RAM、10c,11c 2ポートRAM、10d,11d,12d,31d ROM、10e,11e,11f,11g,12e,12f,31e,31g,31h,31i シリアルインターフェース、11,21,31 伝送インターフェース、12 シリアル/パラレル変換装置、12j 入力ポート、12k 出力ポート、20 エレベータ制御部、80 呼び登録予約制御手段、81 所定時間検出手段、82 呼び登録予約・解除手段、83 呼び登録可否判断手段、84 呼び登録手段、84a 所定時間検出手段、85 玄関ドア開検出手段、91 所定時間検出手段、92 呼びの自動登録手段、93 呼び登録制限の解除手段、94 呼びの手動登録手段、100 群管理盤、200 制御盤、400 携帯端末、500 インターネット(ネットワーク)、600 インターネットサービスプロバイダサーバ、700 エレベータ用インターネットサーバ、L2 第2の伝送路、L3 第3の伝送路、L4 かご伝送線、L5 乗場伝送線、L6 伝送線。

Claims (8)

  1. ネットワークに接続され、携帯端末からネットワークを介して送信される呼び登録要求指令によっても、エレベータの呼び登録を実施して運転制御を行うエレベータの制御システムであって、
    携帯端末からの呼び登録要求指令とエレベータが設置されている建物の玄関ドアの開信号とを検出すると、呼び登録手段に呼び登録を行わせる呼び登録予約制御手段を備えたことを特徴とするエレベータの制御システム。
  2. 前記呼び登録予約制御手段が、携帯端末からネットワークを介して送信される呼び登録要求指令を第1の所定時間の間記憶する指令記憶手段を含み、携帯端末からの呼び登録要求指令から前記第1の所定時間内に玄関ドアの開信号を検出すると、前記呼び登録手段に呼び登録をさせることを特微とする請求項1に記載のエレベータの制御システム。
  3. 前記呼び登録手段が、玄関ドアの開信号が検出されると第2の所定時間の間記憶するドア開信号記憶手段を含み、前記第2の所定時間内はエレベータが玄関階へ到着後も玄関階に待機させる指令を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの制御システム。
  4. ネットワークに接続され、携帯端末からネットワークを介して送信される呼び登録要求指令によっても、エレベータの呼び登録を実施して運転制御を可能に構成した、認証された利用者に制限されたエレベータの呼び登録を行うセキュリティ機能付のエレベータの制御システムであって、
    携帯端末からの呼び登録要求指令とエレベータが設置されている建物の玄関ドアの開信号とを検出すると、呼び登録手段にエレベータの呼び登録制限を一時解除して呼び登録を行わせる呼び登録予約制御手段を備えたことを特徴とするエレベータの制御システム。
  5. 前記呼び登録予約制御手段が、携帯端末からネットワークを介して送信される呼び登録要求指令を第1の所定時間の間記憶する指令記憶手段を含み、携帯端末からの呼び登録要求指令から前記第1の所定時間内に玄関ドアの開信号を検出すると、前記呼び登録手段にエレベータの呼び登録制限を一時解除させて呼び登録をさせることを特徴とする請求項4に記載のエレベータの制御システム。
  6. 前記呼び登録手段が、玄関ドアの開信号が検出されると第2の所定時間の間記憶するドア開信号記憶手段を含み、前記第2の所定時間内は呼び登録制限を解除し、呼び登録を可能にすることを特徴とする請求項4又は5に記載のエレベータの制御システム。
  7. ネットワークに接続され、携帯端末からネットワークを介して送信される呼び登録要求指令によっても、エレベータの呼び登録を実施して運転制御を可能に構成した、認証された利用者に制限されたエレベータの呼び登録を行うセキュリティ機能付のエレベータの制御システムであって、
    玄関ドアの開信号を検出すると第1の所定時間の間記憶するドア開信号記憶手段を含む呼び登録手段と、前記呼び登録手段に呼び登録をさせる呼び登録予約制御手段を備え、前記呼び登録手段は前記呼び登録予約制御手段で玄関ドアの開信号が検出されると前記第1の所定時間の間エレベータの呼び登録制限を解除しその間に前記呼び登録予約制御手段で携帯端末からの呼び登録要求指令を検出すると、エレベータの呼び登録を可能とすることを特徴とするエレベータの制御システム。
  8. 玄関ドアの開信号を前記呼び登録予約制御手段に伝送する第1の伝送路及び第2の伝送路を設けたことを特徴とする請求項1から7までのいずれかい1項に記載のエレベータの制御システム。
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