JP2007300767A - 自動車用交流発電電動機駆動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子に流れる電流を当該素子の許容値以下に抑制することができ、電圧利用効率の良い180度通電角制御方式のみでエンジン始動を行うことが可能な自動車用交流発電電動機駆動システムを提供する。
【解決手段】エンジン始動時にスイッチング素子5を電気角で略180度区間通電することにより交流発電電動機1を駆動する通電制御方式を採用するとともに、交流発電電動機1の周辺のシステム関連温度を検出する温度センサ6と、この温度センサ6で検出される温度が予め設定された基準温度以下の場合にはエンジン始動前にスイッチング素子5を最大電流が所定値を越えない範囲でスイッチングしてプレヒートするプレヒート制御手段4とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流交流変換用のインバータにより通電されてトルクを発生する自動車用交流発電電動機の駆動システムに関する。
従来、例えば自動車用の3相交流発電電動機の駆動システムにおいては、インバータから電動機の電機子コイルに流れる電流を検出し、当該コイルに所定電流以上流れないようにスイッチング素子をPWM制御し、始動動作中の極低回転時においても過電流によりスイッチング素子が過熱して破壊することから防止するようにしたものがある。しかしながら、このシステムでは、インバータの出力電流を検出するとともに、この検出した電流を一定値に制御する必要があるため、コストが高くなるという課題があった。
これに対し、従来技術では、インバータを構成するスイッチング素子を電気角で略180度区間通電駆動する180度通電角制御方式、および電気角で略120度区間通電駆動する120度通電角制御方式の2つの制御方式を併用するとともに、エンジン始動時には、スイッチング素子に流れる電流を推定する電流推定手段を設け、この電流推定手段により、エンジン始動中の3相発電電動機通電電流を推定し、その推定した電流値が所定値より大きく流れると判断したときには120度通電角制御方式を選択し、推定した電流値が所定値より小さく流れると判断したときには180度通電角制御方式を選択するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−320861号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載されている従来技術においては、120度通電角制御方式で駆動した場合、180度通電角制御方式に比べてトルクリプルが大きくなるという課題がある。
また、120度通電角制御方式と180度通電角制御方式との切り替えを、スイッチング素子に流れる電流の値に基づいて推定する場合には、エンジン始動時の回転速度変化とトルク変化が非常に大きいところ、つまり電流変化が非常に大きいところで電流を推定することになり、その検出精度に問題がある。
その際、検出誤差によって切り替えの判断を誤って所定の切り替えタイミングよりも早く180度通電角制御方式に切り替えた場合には、過電流によりスイッチング素子を破壊する恐れがある。また、切り替え時のトルク変動が大きくなるという課題も併せ持っている。
本発明は、上記の課題を解決し、エンジン始動時にPWM駆動による電流制御を行う高価な制御や、120度通電角制御方式を併用して始動途中の変動の大きい回転速度、電圧、電流値等に基づいて180度通電角制御方式への切り替えを判断するなどの不安定な制御を行わずとも、スイッチング素子に流れる電流をスイッチング素子の許容値以下に抑制することができて、電圧利用効率の良い180度通電角制御方式のみでエンジン始動を行うことのできる自動車用交流発電電動機駆動システムを提供することを目的とする。
ここでは課題を解決するための具体的手段について言及する前に、まず、エンジン始動時における180度通電角制御時の始動電流の大きさとその抑制の仕方について説明する。
180度通電角制御方式は、電圧利用率が高く、低電圧のバッテリ駆動である自動車用交流発電電動機の駆動システムとして優れた特性をもっている。この180度通電角制御方式においては、交流発電電動機が停止している状態において、いま、バッテリに負荷が接続されていない状態におけるバッテリ開放電圧をVbo、バッテリ内部抵抗をRb、DC配線抵抗をRwd/本、インバータユニットのスイッチング素子のオン抵抗をRi/個、インバータユニットと交流発電電動機とを結ぶ交流配線抵抗をRwa/相、交流発電電動機の相抵抗をRmとすると、スイッチング素子に流れる電流の最大値は、次式で示される。
I=Vbo/{Rb+2・Rwd+3/2・(Ri+Rwa+Rm)} (1)
交流発電電動機の始動時において、スイッチング素子はこの(1)式で示される電流を許容し得る電流容量を持つ必要がある。(1)式より明らかなように、スイッチング素子を流れる電流は、バッテリ開放電圧Vboと(1)式の分母として与えられるシステム抵抗により決まる。この内、バッテリ抵抗Rbは温度が上昇すると減少する傾向を持つが、他の抵抗Rwd,Ri,Rwa,Rmは温度上昇により増加し、温度上昇時には全体としてシステム抵抗が増加してスイッチング素子に流れる通電電流を抑制することができる。
したがって、自動車用交流発電電動機駆動システムにおいて、システム抵抗となる上記の各抵抗Rwd,Ri,Rwa,Rmの内の適切なものをプレヒートすることができれば、スイッチング素子に流れる電流を抑制することができる。そして、このプレヒートの要否判断、およびプレヒート電流とプレヒート時間の設定を始動前の交流発電電動機周辺のシステム関連温度に基づいて決定することができれば、外乱の影響を受けにくく安定した制御が可能となる。
すなわち、いま、このときバッテリの出力電圧をVb、インバータユニットへの入力電圧をVinv、バッテリからインバータユニットに供給される直流電流をIdcとすると、次式の関係がある。
Vb=Vbo−Idc・rb (2)
Vinv=Vbo−Idc・(rb+rwd) (3)
上記(2),(3)式より明らかなように、バッテリからインバータユニットに供給される電流Idcを抑制できれば、バッテリの出力電圧Vbおよびインバータユニットの入力電圧Vinvを高くとることができる。この結果、バッテリに接続された他の車載機器の電圧低下を抑制でき、安定した動作を可能とするとともに、インバータユニットへの入力電圧Vinvを高くとることができるため、交流発電電動機の出力向上を図ることができる効果を合わせ持っている。
プレヒートの仕方としては、例えば、エンジン始動前の交流発電電動機の停止中に、スイッチング素子をオンさせて所定の電機子コイルに電流を流すと、この電流によるジュール熱により各部の温度を上昇させることができる。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたもので、エンジンと動力を授受する交流発電電動機、および上記交流発電電動機とバッテリとの間の電流をスイッチング制御する複数のスイッチング素子を有するインバータユニットを備え、エンジン始動時に上記スイッチング素子を電気角で略180度区間通電することにより上記交流発電電動機を駆動する通電制御方式を採用したものであって、上記交流発電電動機周辺のシステム関連温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段で検出される温度が予め設定された基準温度よりも低い場合にはエンジン始動前に上記スイッチング素子を最大電流が所定値を越えない範囲でスイッチングしてプレヒートするプレヒート制御手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の自動車用発電電動機駆動システムによれば、システム関連温度が基準温度よりも低い場合に、エンジン始動前の通電によるプレヒートを行うので、システム関連温度が上昇して始動電流を抑制することができる。すなわち、エンジン始動時においてシステム温度が基準温度よりも低いときにはスイッチング素子のオン抵抗や電機子コイルの抵抗を含む回路抵抗が小さく大きな電流が流れるため、従来はスイッチング素子が過電流で破壊されるのを防止するために電流容量を大きくするなどの必要性があったが、本発明はエンジン始動前にプレヒートしてシステム関連温度を予め高めて始動電流を抑制することができるため、電圧利用効率の良い180度通電角制御方式の利点を生かしつつ、スイッチング素子の電流容量を大きくするなどの必要性がなくなる。
また、従来は、エンジン始動時に大電流が流れることにより、バッテリおよびDC側配線抵抗の電圧降下が大きくなってスイッチング素子の入力電圧の低下が著しくなり、交流発電電動機が、この低電圧でも所定の出力を発生できるように誘起電圧係数および巻線抵抗を低くなるよう設計する必要があったが、本発明では、エンジン始動前にプレヒートしてシステム関連温度を予め高めて始動電流を抑制することができるため、スイッチング素子の入力電圧の低下も抑制できる効果が得られる。さらにまた、低温始動時においてシステムをプレヒートすることにより、軸受グリースの潤滑が良くなるという副次的な効果も得られる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における自動車用発電電動機駆動システムの全体を示す構成図である。
この実施の形態1の自動車用発電電動機駆動システムは、エンジンと動力を授受する交流発電電動機1、この交流発電電動機1とバッテリ2との間の電流をスイッチング制御する複数のスイッチング素子5を有するインバータユニット3、およびインバータユニット3の各スイッチング素子5の動作を制御する制御回路4を備えている。本発明は、界磁電流制御有無にかかわらず成立する為、図1において界磁電流制御回路は省略している。
上記の交流発電電動機1は本例では3相のもので、固定子側に3つの電機子コイル13が配置され、また、回転子側は回転子鉄心15に界磁コイル16が巻装されている。そして、交流発電電動機1の電機子コイル13の近傍には、当該コイル温度をシステム関連温度として検出する温度検出手段としての温度センサ6が配設されており、この温度センサ6の検出出力が制御回路4に取り込まれるようになっている。また、制御回路4は制御基板7上に搭載されている。なお、8は回転子の位置を検出する回転位置検出センサである。
上記の制御回路4は、エンジン始動時に各スイッチング素子5を電気角で略180度区間通電することにより交流発電電動機1を駆動するとともに、温度センサ6で検出される温度が予め設定された所定の基準温度Tc1よりも低い場合にはエンジン始動前に所定のスイッチング素子5を最大電流が所定値を越えない範囲でスイッチングしてプレヒートするように構成されている。
すなわち、この制御回路4は、スイッチング素子5の許容電流を越えないように、バッテリ2、配線、インバータユニット3、および交流発電電動機1のシステム回路に応じて当該素子をスイッチングする通電パルス幅T0を予め設定し、この通電パルス幅T0でスイッチング素子5をスイッチングするように予めプログラムされている。したがって、この制御回路4が特許請求の範囲におけるプレヒート制御手段に対応している。
次に、上記構成の自動車用発電電動機駆動システムにおけるエンジン始動前のプレヒート動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。なお、以下において、符号Sは各処理ステップを意味する。
制御回路4は、温度センサ6がシステム関連温度として交流発電電動機1の電機子コイル13近傍の温度Tcを検出すると、その検出温度Tcが予め設定された基準温度Tc1よりも低いか否かを判断する(S11)。そして、検出温度Tcが基準温度Tc1よりも低い場合には、予めシステムの電気回路および使用スイッチング素子5の電流容量に応じて設定している通電パルス幅T0でもって、スイッチング素子5を一定時間、例えばt1に渡って順次スイッチング駆動する(S12)。
図3はU相の上部のスイッチング素子5とV相の下部のスイッチング素子5をオン、W相のスイッチング素子5をオフにした2相通電の状態を示している。このとき、電流は、プラス側端子からU相上部のスイッチング素子→U相配線→U相電機子コイル→V相電機子コイル→V相配線→V相下部のスイッチング素子→マイナス側端子へと流れる。これに続くタイミングでは、U相上部のスイッチング素子とW相下部のスイッチング素子をオン、V相のスイッチング素子をオフにする。このようにして、オン/オフするスイッチング素子5を順次切り替えていくと各相電流Iu,Iv,Iwは図4に示すようになる。
すなわち、2相通電において、電気回路の時定数より十分短い通電パルス幅T0だけ2つのスイッチング素子5がオンされたとし、その時に流れる電流が各スイッチング素子5の許容電流以下の電流Iに達し、続くスイッチング素子5のオフ時には通電電流が零となるように設定できたとすれば、各相電流Iu,Iv,Iwは図4に示すような三角波となる。そして、これらの各相電流Iu,Iv,Iwにより電機子コイル13、スイッチング素子5、ACおよびDC配線がジュール熱により発熱して各部抵抗が増加する。
したがって、次のエンジン始動時にスイッチング素子5を電気角で略180度区間通電する場合でも(S13)、各スイッチング素子5に流れる電流をプレヒートしない場合に比べて抑制することができるため、過電流によりスイッチング素子5が破壊するのを防ぐためにスイッチング素子5の電流容量を大きくするといった必要性が無くなる。
なお、S11において温度センサ6で検出される温度Tcが予め設定された基準温度Tc1よりも高い場合には、プレヒートは行わず、エンジン始動時にスイッチング素子5を電気角で略180度区間通電することにより交流発電電動機1を駆動する(S13)。
具体例として、各回路定数、通電時間等に数値を入れて説明する。例えば、t1時間の断続通電で各部温度が60K程度上がるように当該時間t1を設定する。いま、0℃での各部抵抗を、直流側配線抵抗rwd=1mΩ、交流側配線抵抗rwa=1mΩ、スイッチング素子5のオン抵抗2mΩ、交流発電電動機1の相抵抗6mΩと仮定し、また、0℃でのバッテリ2の開放電圧を11.5V、60℃でのバッテリ2の開放電圧を12Vと仮定し、さらに、バッテリ2の内部抵抗を10mΩとした場合、0℃および60℃で素子に流れる最大電流Ia,Ia60、およびそのときのバッテリ2の出力電圧Vb,Vba60、インバータユニット3への入力電圧Vinv,Vinv60は、前述の(1)〜(3)式により以下のようになる。
Ia=11.5/(10+2・1+1.5・(1+2+6))・1000=451(A)
Ia60=12/(10+(2・1+1.5・(1+2+6))・
295/235)・1000=407(A)
となり、スイッチング素子5の通電電流を10%程度下げることができる。
また、このときバッテリ2の出力電圧と、インバータユニット3への入力電圧は各々下記の値となる。
Vb=11.5−451・10/1000=7.0(V)
Vb60=12−407・10/1000=7.9(V)
Vinv=11.5−451・12/1000=6.1(V)
Vinv60=12−407・(10+2・295/235)/1000=6.9(V)
したがって、バッテリ2に接続される電気品への給電電圧、自動車用交流発電電動機システムへの給電電圧は共に約13%程度改善されている。
なお、上記の具体例では周囲温度が0℃の状態から、60K温度上昇させた場合を示したが、周囲温度の状態、バッテリ2、交流発電電動機1、および各種配線抵抗の組合せにより、それぞれ目標温度上昇を変え、通電パルス幅、通電時間を変えることにより、それぞれの組合せにおいて最適な選定ができることはいうまでもない。
また、上記の例では、スイッチング素子5をいわゆる2相通電によって順次オン/オフする場合について説明したが、これに限らず、例えばU相上部のスイッチング素子5をオンしたときに、下部側のV相およびW相のスイッチング素子5を共にオンするといったような3相通電を行ってもよい。そのときの各相の通電電流波形は図6に示すようになる。
さらにまた、図7に示すように、各スイッチング素子5を短時間の通電パルス幅T0’でオン/オフをn回(本例では3回)繰り返し、そのときの最大通電電流がスイッチング素子5の許容電流より低いある値Iとなるように各相のスイッチング素子5のオン/オフのタイミングを設定してもよい。
以上のように、この実施の形態1では、温度センサ6で検出されるシステム関連温度が予め設定された基準温度Tc1よりも低い場合には、エンジン始動前にプレヒートを行うので、システム関連温度が上昇し、始動電流を抑制することができる。その結果、電圧利用効率の良い180度通電角制御方式を生かしつつ、スイッチング素子5の電流容量を過剰に大きくする必要が無くなるとともに、スイッチング素子5の入力電圧の低下も抑制できる効果が得られる。
特にこの実施の形態1のように、スイッチング素子5をスイッチング制御する際に、当該素子5に流れ得る電流が許容電流以下となるように通電パルス幅T0を予め設定しておけば、始動前や始動中の制御上の判断が不要となるので、単純な制御で所要のプレヒートを行うことができる。また、低温始動時においてシステムをプレヒートすることにより、軸受グリースの潤滑が良くなるという副次的な効果も得られる。
実施の形態2.
この実施の形態2における自動車用発電電動機駆動システムの構成は、図1に示したものと基本的に同じであるが、制御回路4によるエンジン始動前のプレヒート制御が実施の形態1の場合と幾分相違している。
すなわち、この実施の形態2において、制御回路4にはスイッチング素子5の許容電流を越えないようにシステム関連温度に応じた複数の基準温度Tc1,Tc2(ただし、Tc1>Tc2)が予め設定されており、制御回路4は、これらの各基準温度Tc1,Tc2に対して温度センサ6で検出される温度Tcの高低に応じて通電パルス幅T1,T2(ただし、T1<T2)を変更するように構成されている。
以下、制御回路4によるエンジン始動前のプレヒート制御動作を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
システム関連温度の高低によって、プレヒート時のスイッチング素子5や交流発電電動機1の許容温度が変化する。特に熱容量の小さいスイッチング素子5によって短時間に通電し得る最大電流が制限される。
そこで、この実施の形態2においては、温度センサ6がシステム関連温度として交流発電電動機1の電機子コイル13近傍の温度Tcを検出すると、制御回路4は、その検出温度Tcを予め設定された基準温度Tc1、およびそれより低く設定された基準温度Tc2と比較する(S21,S22)。
そして、検出温度Tcが基準温度Tc2よりも低い場合には、スイッチング素子5を予めシステムの電気回路および使用するスイッチング素子5の電流容量に応じて予め設定されている通電パルス幅T2を決定し(S23)、この通電パルス幅T2でもって所定時間に渡って順次スイッチングしてプレヒートする(S25)。
また、検出温度Tcが両基準温度Tc1,Tc2の間にある場合には、上記通電パルス幅T2より狭い通電パルス幅T1を決定し(S24)、この通電パルス幅T1でもって各相スイッチング素子5を所定時間に渡って順次スイッチングしてプレヒートする(S25)。
S25のプレヒート後、あるいはS21で温度センサ6で検出される温度が基準温度Tc1よりも高い場合には、エンジン始動時にスイッチング素子5を電気角で略180度区間通電することにより交流発電電動機1を駆動する(S26)。
図9には通電パルス幅T1、T2(ただし、T1<T2)と通電最大電流I1、I2との関係を示している。システム関連温度が基準温度Tc2によりも低い場合には通電パルス幅をT2とすることにより、このときの通電電流の実効値をパルス幅T1の場合と比べ大きくすることができ、その結果、所定温度までプレヒートするために要する通電時間を短縮化することができる。
このように、この実施の形態2では、スイッチング素子5や交流発電電動機1が過熱することなく、かつ、検出したシステム関連温度Tcの高低に適応した通電パルス幅でもって各スイッチング素子5をスイッチングすることにより、システム関連温度が基準温度Tc2以下の低温においても短時間で所定温度までプレヒートすることができる。
実施の形態3.
この実施の形態3における自動車用発電電動機駆動システムの構成は、図1に示したものと基本的に同じであるが、制御回路4によるエンジン始動前のプレヒート制御が実施の形態1,2の場合と若干相違している。
すなわち、上記の実施の形態2では、各基準温度Tc1,Tc2(ただし、Tc1>Tc2)に対して温度センサ6で検出される温度Tcの高低に応じて通電パルス幅T1,T2を変更するようにしているが、この実施の形態3では、各基準温度Tc1,Tc2(ただし、Tc1>Tc2)に対して温度センサ6で検出される温度Tcの高低に応じてプレヒート時間t1,t2(ただし、t1<t2)を変更するようにしている。
以下、制御回路4によるエンジン始動前のプレヒート制御動作を、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
この実施の形態3においては、温度センサ6がシステム関連温度として交流発電電動機1の電機子コイル13近傍の温度Tcを検出すると、その検出温度Tcが予め設定された基準温度Tc1、およびそれより低く設定された基準温度Tc2と比較する(S31,S32)。
そして、検出温度Tcが基準温度Tc2よりも低い場合には、スイッチング素子5を予めシステムの電気回路および使用するスイッチング素子5の電流容量に応じて設定している一定の通電パルス幅T0と通電時間t2とを共に決定し(S33)、例えば、図4に示すように、この通電パルス幅T0でもって所定の通電時間t2に渡って順次スイッチングしてプレヒートする(S35)。
また、検出温度Tcが両基準温度Tc1,Tc2の間にある場合には、通電パルス幅T0は変わらないが、上記通電時間t2より短い通電時間t1(<t2)を決定し(S34)、この通電パルス幅T0でもって各相スイッチング素子5を所定時間t1に渡って順次スイッチングしてプレヒートする(S35)。
S35のプレヒート後、あるいはS31で温度センサ6で検出される温度が基準温度Tc1よりも高い場合には、エンジン始動時にスイッチング素子5を電気角で略180度区間通電することにより交流発電電動機1を駆動する(S36)。
このように、この実施の形態3では、検知したシステム関連温度Tcの高低に応じて、プレヒート時間t1,t2を変更するので、通電パルス幅T0を制御する必要はなく、システム関連温度を所定範囲に上昇させることができる。
実施の形態4.
上記の実施の形態1〜3では、交流発電電動機1の電機子コイル13の近傍に温度センサ6を設け、この温度センサ6の検出出力をシステム関連温度として制御回路4に取り込むようにしているが、この実施の形態4では、温度センサ6を省略し、その代わりに、界磁コイル16の端子電圧と界磁電流を制御回路4に取り込むように構成し、これらの両検出値に基づいて界磁コイル16の温度を推定し、この推定した界磁コイル16の温度をシステム関連温度として検出するようにしている。その他の構成は、実施の形態1と同様であるからこでは詳しい説明は省略する。
以下、制御回路4によるエンジン始動前のプレヒート制御動作を、図11に示すフローチャートを参照して説明する。
交流発電電動機1の始動性を高めるために、従来より起動準備モードにおいて界磁電流を通電する方式が知られている。そこで、この実施の形態4では、この起動準備モードにおける界磁コイル16の端子電圧Vfと界磁電流Ifを検出する(S41)。そして、その商(Vf/If)から抵抗値Rfが求まるので、この抵抗値Rfでもって界磁コイル16の温度を推定する(S42)。
そして、この推定した界磁コイル16の温度が予め設定した基準値Tf1未満の場合には、主回路のスイッチング素子5を順次所定の通電パルス幅でもってスイッチングすることによりプレヒーティングを行う(S44)。このとき、界磁電流を通電したままで主回路のスイッチング素子5のスイッチングを行えば、界磁コイル16の発熱によりシステム関連温度の上昇が速くなり、プレヒーティング時間の短縮化が図れる。
S44のプレヒート後、あるいはS43で推定した界磁コイル16の温度が基準値Tf1よりも大きい場合には、エンジン始動時にスイッチング素子5を電気角で略180度区間通電することにより交流発電電動機1を駆動する(S45)。
以上のように、この実施の形態4では、システムに温度センサ6を設けなくても、界磁コイル16の端子電圧と界磁電流とからシステム関連温度を検出してプレヒーティングの要否、プレヒーティング条件を設定することができるので、安価なシステムを構築することができる。また、駆動準備モード時にプレヒートの要否が判断でき、かつ、界磁コイル16への通電による発熱を利用するため、プレヒート時間の短縮化を図ることができる。
なお、上記の実施の形態4では、界磁コイル16の温度推定後も界磁電流を通電したままの状態にしてスイッチング素子5をスイッチング制御しているが、これに限らず、例えば、界磁コイル16の温度推定後は、界磁コイル16への通電を中止した上で、スイッチング素子5をスイッチング制御すれば、交流発電電動機1の脈動トルクを抑制することができ、トルク伝達系、例えばベルトの伸縮や寿命に対する影響を抑制することができる。
実施の形態5.
上記の実施の形態4では、界磁コイル16の端子電圧と界磁電流を制御回路4に取り込むように構成し、これらの両検出値に基づいて界磁コイル16温度を推定し、この推定した界磁コイル16温度をシステム関連温度として検出するようにしているが、この実施の形態5では、さらにプレヒート制御処理を簡素化するために、起動準備モードにおいて界磁コイル16に通電する際に、界磁コイル16の端子電圧を検出するのみでシステム関連温度が所定値以下かどうかの判定を行うようにしている。
以下、制御回路4によるエンジン始動前のプレヒート制御動作を、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
起動準備モードにおける界磁コイル16に通電して、そのときの端子電圧Vfを検出する(S51)。そして、この検出した端子電圧Vfが予め設定した基準値Vf1未満の場合には、主回路のスイッチング素子5を順次所定の通電パルス幅でもってスイッチングすることによりプレヒーティングを行う(S53)。このとき、界磁電流を通電したままで主回路のスイッチング素子5のスイッチングを行えば、界磁コイル16の発熱によりシステム関連温度の上昇が速くなり、プレヒーティング時間の短縮化が図れる。
S53のプレヒート後、あるいはS52で界磁コイル16の端子電圧Vf1が基準値Vf1よりも大きい場合には、エンジン始動時にスイッチング素子5を電気角で略180度区間通電することにより交流発電電動機1を駆動する(S54)。
以上のように、この実施の形態5では、起動準備モードにおいて界磁コイル16に通電する際に、界磁コイル16の端子電圧を検出するのみでシステム関連温度が所定値以下かどうかの判定を行うようにしているので、実施の形態4に比べてシステム関連温度の検出精度は幾分低下するものの、プレヒート制御処理を簡素化することができる。
なお、上記の実施の形態5では、界磁コイル16の温度推定後も界磁電流を通電したままの状態にしてスイッチング素子5をスイッチング制御しているが、これに限らず、例えば、界磁コイル16の温度推定後は、界磁コイル16への通電を中止した上で、スイッチング素子5をスイッチング制御すれば、交流発電電動機1の脈動トルクを抑制することができ、トルク伝達系、例えばベルトの伸縮や寿命に対する影響を抑制することができる。
実施の形態6.
図13は、本発明の実施の形態6において、交流発電電動機にインバータユニットおよび制御回路を装荷した駆動回路一体型の交流発電電動機の構成を示す断面図であり、図1に示した構成と対応する部分には同一の符号を付す。
この実施の形態6における自動車用発電電動機駆動システムの全体構成は、図1に示したものと基本的に同じであるが、この実施の形態6の特徴として、交流発電電動機1にインバータユニット3および制御回路4を搭載した制御基板7が共に装荷されている。そして、この制御基板7には、当該基板7の温度をシステム関連温度として検出する温度検出手段としての温度センサ6が配設されており、この温度センサ6の検出出力が制御回路4に取り込まれるようになっている。
交流発電電動機1に装荷した制御基板7は、交流発電電動機1やインバータユニット3と近接しており、この制御基板7の温度はシステム関連温度との相関が高く、プレヒート可否判断に適している。したがって、制御基板7に温度センサ6を取り付けてその温度を検出することによりシステム関連温度とすることができる。そして、制御回路4は、制御基板7の検出温度が所定値以下の場合にプレヒート制御処理を行う。また、このプレヒート制御処理時において、制御基板7に設けた温度センサ6と制御回路4とは互いに近接しているために外乱ノイズの影響を受けにくくなるという利点も得られる。
なお、図13において、1は交流発電電動機、11は固定子、12は固定子鉄心、13は電機子コイル、14は回転子、15は回転子鉄心、16は界磁コイル、17は主軸、18はプーリである。また、5はインバータユニット3を構成するスイッチング素子である。
以上のように、この実施の形態6では、エンジン始動前の通電によるプレヒートによりシステム関連温度が上昇して始動電流を抑制することが可能となり、その結果、スイッチング素子5を必要以上に大きくする必要が無いこと、また電流検出回路や電流制御回路が不要になることから、スイッチング素子5を含むインバータユニット3がコンパクトになり、交流発電電動機1と一体化し易くなる。さらに、一体化することでプレヒート時の発熱部の集中により各部温度上昇が速やかになり、短時間でプレヒート効果が得られるようになる。
なお、この実施の形態6では、制御基板7に温度センサ6を設けているが、その代わりに、前述の実施の形態4,5のように、界磁コイル16の端子電圧と界磁電流を検出することにより推定した界磁コイル16の温度、あるいは界磁コイル16の端子電圧を検出することにより、プレヒーティングの要否判断を行うようにすることも可能である。
実施の形態7.
この実施の形態7における自動車用発電電動機駆動システムの構成は、図1に示したものと基本的に同じであるが、この実施の形態7の特徴として、制御回路4によるエンジン始動前のプレヒートの要否判断の前提として、初期にキーオンされる場合にのみプレヒートの要否を判断するように構成されていることである。そして、プレヒートが必要と判断した場合には、実施の形態1〜5で示したいずれかの制御処理によってプレヒートを行う。
すなわち、アイドリングストップシステムにおいては、キーオンのままエンジン停止を行うが、この場合、各電気回路部品は十分に温まっており、したがって、再始動時にシステム関連温度を検出してプレヒートの要否を判断せずに180度通電制御方式による駆動を行ってもスイッチング素子5を流れる電流は許容値以下に抑制することができる。
そこで、図14のフローチャートに示すように、制御回路4は、まず、初期にキーオンされたか否かを判断し(S71)、初期にキーオンされた場合にのみ、エンジン始動前のプレヒートの要否を判断する(S73)。そして、プレヒートが必要と判断した場合には、実施の形態1〜5で示したいずれかの内容によってプレヒーティングを行う。
これに対して、S71でアイドリングストップ等によるキーオン状態の場合は、プレヒートの要否判断を行わずに直ちにスイッチング素子5を電気角で略180度区間通電することにより交流発電電動機1を駆動してエンジン始動を行う(S72)。これにより、速やかにアイドリングストップ後の始動を行うことができる。
本発明の実施の形態1における自動車用発電電動機駆動システムの全体を示す構成図である。 同システムにおいてエンジン始動前のプレヒート動作の説明に供するフローチャートである。 同システムにおいて2相通電によりプレヒートする場合の電流の流れの一例を示す回路図である。 同システムにおいて2相通電によりプレヒートする場合の2相通電電流の一例を示す波形図である。 同システムにおいて3相通電によりプレヒートを行う場合の電流の流れの一例を示す回路図である。 同システムにおいて3相通電によりプレヒートを行う場合の3相通電電流の一例を示す波形図である。 同システムにおいて2相通電によりプレヒートを行う場合のその他の2相通電電流の一例を示す波形図である。 本発明の実施の形態2におけるエンジン始動前のプレヒート動作の説明に供するフローチャートである。 図8に示すフローチャートに基づいて通電パルス幅を変更してプレヒートを行う場合の2相通電電流の一例を示す波形図である。 本発明の実施形態3におけるエンジン始動前のプレヒート動作の説明に供するフローチャートである。 本発明の実施形態4におけるエンジン始動前のプレヒート動作の説明に供するフローチャートである。 本発明の実施形態5におけるエンジン始動前のプレヒート動作の説明に供するフローチャートである。 本発明の実施形態6において、交流発電電動機にインバータユニットおよび制御回路を装荷した場合の駆動回路一体型交流発電電動機の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態7において制御回路の初期キーオンの有無による処理判断を示すフローチャートである。
符号の説明
1 交流発電電動機、2 バッテリ、3 インバータユニット、
4 制御回路(プレヒート制御手段)、5 スイッチング素子、
6 温度センサ(温度検出手段)、7 制御基板、13 電機子コイル、
16 界磁コイル。

Claims (11)

  1. エンジンと動力を授受する交流発電電動機と、上記交流発電電動機とバッテリとの間の電流をスイッチング制御する複数のスイッチング素子を有するインバータユニットを備え、エンジン始動時に上記スイッチング素子を電気角で略180度区間通電することにより上記交流発電電動機を駆動する通電制御方式を採用したシステムであって、上記交流発電電動機周辺のシステム関連温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段で検出される温度が予め設定された基準温度よりも低い場合にはエンジン始動前に上記スイッチング素子を最大電流が所定値を越えない範囲でスイッチングしてプレヒートするプレヒート制御手段と、を備えることを特徴とする自動車用交流発電電動機駆動システム。
  2. 上記プレヒート制御手段は、上記スイッチング素子の許容電流を越えないように、バッテリ、配線、インバータユニット、および交流発電電動機のシステム回路に応じて当該素子をスイッチングする通電パルス幅を予め設定し、この通電パルス幅でスイッチング素子をスイッチングするものであることを特徴とする請求項1記載の自動車用交流発電電動機駆動システム。
  3. 上記プレヒート制御手段は、上記スイッチング素子の許容電流を越えないように上記システム関連温度に応じた複数の基準温度が予め設定されており、これらの各基準温度に対して上記温度検出手段で検出される温度の高低に応じて通電パルス幅を変更するものであることを特徴とする請求項2記載の自動車用発電電動機駆動システム。
  4. 上記温度検出手段で検出される温度の高低に応じて通電パルス幅を変更する代わりに、検出温度の値によって上記プレヒート時間を変更するものであることを特徴とする請求項3記載の自動車用発電電動機駆動システム。
  5. 上記温度検出手段は、界磁コイルの端子電圧と界磁電流の両検出値に基づいて推定した界磁コイル温度をシステム関連温度として検出するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の自動車用発電電動機駆動システム。
  6. 上記温度検出手段は、界磁コイルの通電時の端子電圧に基づいて推定した界磁コイル温度をシステム関連温度として検出するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の自動車用発電電動機駆動システム。
  7. 上記プレヒート手段は、上記温度検出手段で検出される上記システム関連温度が予め設定された基準値よりも小さい場合には、上記界磁コイルへの通電を継続したまま、上記スイッチング素子をスイッチングしてプレヒートするものであることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の自動車用発電電動機駆動システム。
  8. 上記プレヒート手段は、上記温度検出手段で検出される上記システム関連温度が予め設定された基準値よりも小さい場合には、上記界磁コイルへの通電を停止した後、上記スイッチング素子をスイッチングしてプレヒートするものであることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の自動車用発電電動機駆動システム。
  9. 上記交流発電電動機には、上記インバータユニットおよびその制御回路が装荷されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の自動車用発電電動機駆動システム。
  10. 上記温度検出手段は、上記制御基板の温度をシステム関連温度として検出するものであることを特徴とする請求項9記載の自動車用発電電動機駆動システム。
  11. 上記プレヒート手段は、初期キーオンされる場合にのみ、エンジン始動前にプレヒートの要否を判断するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の自動車用交流発電電動機駆動システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2977412A1 (fr) * 2011-06-30 2013-01-04 Schneider Toshiba Inverter Procede de commande mis en oeuvre dans un variateur de vitesse pour le prechauffage d'un moteur electrique
KR101282682B1 (ko) 2007-12-03 2013-07-05 현대자동차주식회사 개방권선 전동기를 이용한 하이브리드 구동시스템
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