JP2007300422A - 移動通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紛失された移動通信端末装置が圏外に位置する場合、及びオフラインモードにある場合、記憶された情報の保護ができる移動通信端末装置を提供する。
【解決手段】 情報保護部は、移動通信端末装置が圏外に位置する場合、情報保護モードが設定され(ステップS302の「圏外時設定オン」)、ロック設定がされていれば(ステップS304の「オン」)、内部記憶部をロックし、記憶された情報へのアクセスを不可能とするのみならず、外部記憶媒体をロックし、記憶された情報へのアクセスを不可能とし、かつ、取り外しを不可能にする(ステップS305)。移動通信端末装置がオフライン設定されている場合も同様である。
【選択図】 図16

Description

本発明は、移動通信端末装置に係り、特に、装置に記憶された情報の保護に関する。
移動通信端末装置内の記憶装置、及び、その端末装置に取り付けられた取り外し可能な外部記憶媒体に、アドレス帳、スケジュール、メモ帳、電子メールなどの情報が記憶される。装置が紛失された場合、これらの情報が正当な使用者以外の者によって閲覧、改変されることは望ましくない。そこで、暗証番号(以後、汎用暗証番号と称する。)による個人認証処理を行い、認証が正常に行われた場合、装置が動作する、即ち、認証が行われないと、これらの情報へのアクセスを不可能とする処理が知られている。
また、他の通信装置から紛失された移動通信端末装置に対して、記憶された情報の消去を指示する方法が知られている。しかし、紛失された移動通信端末装置が圏外に位置する、即ち、基地局との無線通信が不可能な場所に位置する場合、装置は、上記消去の指示を受信することができない。なお、その装置がオフラインモードにある、即ち、電波の送受信を行わないモードに設定されている場合、装置が圏外に位置する場合と同様に、上記消去の指示を受信することができない。
そこで、紛失された移動通信端末装置が所定時間に渡って圏外に位置した場合、装置をロックモードに設定し、記憶された情報の読み書きを抑制する処理が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−349902号公報(第2頁、図4)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている方法では、紛失された移動通信端末装置が圏外に位置する場合、及びオフラインモードにある場合、記憶された情報の保護が充分でない問題点があった。即ち、多数の予想された暗証情報によってロック解除が試みられ、正当でない使用者によってロックが解除される恐れがある。また、その装置に取り付けられた取り外し可能な外部記憶媒体が、紛失の後に直ちに正当な使用者以外の者によって取り外された場合、その記憶媒体に記憶された情報の保護は困難である。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、紛失された移動通信端末装置が圏外に位置する場合、及びオフラインモードにある場合、記憶された情報の保護ができる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の移動通信端末装置は、外部記憶媒体を取り外し可能な移動通信端末装置であって、暗証情報が記憶される暗証情報記憶手段と、所定の時間に渡って基地局との間の通信を行うことができない場合、前記外部記憶媒体に記憶された情報へのアクセスを禁止し、その後、前記暗証情報記憶手段に記憶された暗証情報と異なる暗証情報が所定の回数に渡って入力された場合、前記外部記憶媒体を初期化する情報保護手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の移動通信端末装置は、外部記憶媒体を取り外し可能な移動通信端末装置であって、内部記憶手段と、所定の時間に渡って基地局との間の通信を行うことができない場合、前記外部記憶媒体に記憶された情報を前記内部記憶手段に移動し、前記内部記憶手段に記憶された情報へのアクセスを禁止する情報保護手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の移動通信端末装置は、外部記憶媒体を取り外し可能な移動通信端末装置であって、内部記憶手段と、所定の時間に渡って基地局との間の通信を行うことができない場合、前記外部記憶媒体に記憶された情報を暗号化された情報に変換して、その暗号化された情報を前記外部記憶媒体または前記内部記憶手段に記憶させる情報保護手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、紛失された移動通信端末装置が圏外に位置する場合、及びオフラインモードにある場合、記憶された情報の保護ができる移動通信端末装置を提供することができる。
以下に、本発明による移動通信端末装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る移動通信端末装置MSの構成を示すブロック図である。この移動通信端末装置MSは、装置全体の制御を行う制御部11と、基地局(図示せず)との間で電波の送受信を行うアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、通話用のスピーカ14aと、通話用のマイクロフォン14bと、通話部14cと、表示部15と、入力装置16と、情報保護部17と、情報保護パラメータ記憶部18と、アドレス帳管理部19と、内部記憶部20と、取り外し可能な外部記憶媒体31との接続を行う接続部21とからなる。
情報保護パラメータ記憶部18には、情報保護パラメータ18aが記憶される。内部記憶部20には、内部アドレス帳20aが記憶される。外部記憶媒体31は、例えばSDカードであり、外部記憶媒体31には、外部アドレス帳31aが記憶される。
上記のように構成された、本発明の実施形態に係る移動通信端末装置MSの各部の動作を、図1を参照して説明する。
制御部11は、移動通信端末装置MSが待ち受け状態にある際は、間欠起床して、送受信部13及び通信部12bを制御して、基地局との間で通信をする。この通信は、受信された電波品質の測定及び着信信号の有無の判断を目的とした受信のみのこともあり、また、最も通信に適した基地局を待ち受け基地局として選択する場合等、送受信を行うこともある。また、いずれの基地局から送信された電波であっても受信品質が悪く、通信に適さないと判断される場合、移動通信端末装置MSは圏外に位置すると判断して、基地局との間の通話通信を行わない制御をする。
また、入力装置16の所定のキー操作によって、オフラインモードが設定された場合、制御部11は、アンテナ12aを介した電波の送受を行わない。即ち、送受信部13及び通信部12bを制御して、基地局との間の通信を行わせない。また、間欠起床しない。
更に、制御部11は、入力装置16の所定のキー操作によって、移動通信端末装置MSを動作制限モードに設定する。動作制限モードにあっては、移動通信端末装置MSの各部の動作に制限が加えられ、例えば、内部記憶部20に記憶された内部アドレス帳20a及び外部記憶媒体31に記憶された外部アドレス帳31aへのアクセスを禁止する制御をする。また、制御部11は、入力装置16のキー操作によって所定の汎用暗証番号が入力されると、動作制限モードの設定を解除する。
通信部12bは、アンテナ12aが受信した高周波信号を送受信部13へ出力し、また、送受信部13から出力される高周波信号をアンテナ12aより送信する。
送受信部13は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによって得られたディジタル音声信号を通話部14cへ、また、着信信号を含む制御信号を制御部11に送る。更には、通話部14cから出力されるディジタル音声信号、及び制御部11から出力される着呼信号及び発呼信号を含む制御信号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部12bに送る。
通話部14cは、送受信部13から出力されるディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅してスピーカ14aに送る。また、マイクロフォン14bから出力されるアナログ音声信号を増幅し、それをディジタル音声信号に変換して送受信部13に送信する。
表示部15は、制御部11に制御されることで、カーソルを含む文字・数字や画像データの表示動作を行い、表示されているデータは、入力装置16からの入力操作や着信信号に応答して制御部11からの指示を受けることで切換わる。
入力装置16は、通信相手の電話番号などを指定し、また、トグル式の入力方式によってひらがな文字、アルファベット文字及び記号文字を入力するための数字キーと、カーソル移動キーやスクロールキーを含む複数の機能キーとを含むキーからなる。そして、入力装置16のキーが押下されると、そのキーの識別子が制御部11に通知され、制御部11によって、表示部15に文字として表示され、各部に通知され、または、制御が行われる。
情報保護部17は、入力装置16の所定のキー操作に従って、情報保護パラメータ18aを情報保護パラメータ記憶部18に格納する。また、移動通信端末装置MSが所定の時間に渡って圏外に位置した場合等に、制御部11によって起動されて、記憶された情報保護パラメータ18aに従って、内部記憶部20に記憶された情報及び外部記憶媒体31に記憶された情報の保護を行う。即ち、それらの情報へのアクセスが不可能な設定とする等の処理をする。また、入力装置16の所定のキー操作によって、上記アクセスが不可能な設定から、アクセスが可能な設定とする。
アドレス帳管理部19は、入力装置16の所定のキー操作に従い制御部11によって起動され、内部記憶部20に記憶された内部アドレス帳20aと、外部記憶媒体31に記憶された外部アドレス帳31aとを管理する。ここで、内部アドレス帳20a、及び、外部アドレス帳31aは、氏名、電話番号、電子メールアドレス、住所が対応付けられた情報からなるが、これに限るものではない。上記以外の情報が含まれていても良い。
即ち、アドレス帳管理部19は、入力装置16の所定のキーが操作されると、内部アドレス帳20a、及び、外部アドレス帳31aに記憶され、対応付けられた情報を検索して表示部15に表示し、その表示された情報に対して、情報を修正し、または、情報を消去する。また、アドレス帳管理部19は、入力装置16の所定のキーが操作されると、新たな対応付けられた情報を内部アドレス帳20a、または、外部アドレス帳31aに追加記憶する。更に、アドレス帳管理部19は、入力装置16の所定のキーが操作されると、検索された情報の電話番号を制御部11に送信して、その番号に発呼させる。
接続部21は、移動通信端末装置MSの各部と外部記憶媒体31との間の電気信号の接続を行う。また、外部記憶媒体31が挿入された後、挿入口をふさぐスライド式の扉からなるが、これに限るものではない。回動式の扉であっても良い。そして、制御部11から外部記憶媒体31の取り外しの可の指示を受け、かつ、使用者の所定の操作を受けて、外部記憶媒体31を取り外す。接続部21は、例えば、取り外しの可の指示を受けることによって上記扉をスライド可能、または、回動可能とし、その指示を受けない場合、及び、移動通信端末装置MSの電源断の状態では、例えば、ばねの弾性力によって、扉のスライド、または、扉の回動を不可能とする。
以下、本実施形態に係る移動通信端末装置MSの情報保護に関する動作を説明する。
図2は、情報保護パラメータ記憶部18に記憶される情報保護パラメータ18aの一例を示す。この情報保護パラメータ18aは、情報保護モード種別18bと、情報保護設定18cと、ロック設定18dと、ロック暗証番号18eと、ロック解除暗証番号18fと、猶予時間18gと、初期化設定18hと、初期化パスワード18iと、暗証番号誤り回数18jと、外部記憶媒体初期化18kとが関連付けられた3組の情報からなる。
情報保護モード種別18bは、「捜索」と、「圏外」と、「オフライン」とのいずれかの値であり、それぞれの値を持つ情報の組は、移動通信端末装置MSが圏内にあって捜索の指示を受信した場合の情報保護の設定と、移動通信端末装置MSが圏外に位置する場合の情報保護の設定と、移動通信端末装置MSがオフラインに設定されている場合の情報保護の設定とをそれぞれ示すパラメータである。
情報保護設定18cは、「オン」と、「オフ」とのいずれかの値であり、「オン」であれば、情報保護の設定がされており、その値を持つ情報の組は、パラメータが記憶されていることを示し、「オフ」であれば、情報保護の設定がされておらず、その値を持つ情報の組の情報であって、情報保護モード種別18b及び情報保護設定18cを除く情報は意味を持たないことを示す。図2に例示した情報保護パラメータ18aでは、3組の情報の全てで情報保護設定18cが「オン」であり、上記の3通りの設定がされている例を示す。
ロック設定18dは、後に詳述するように、所定の場合に内部記憶部20に記憶された情報及び外部記憶媒体31に記憶された情報をロックする、即ち、それらの情報の読み書きをせず、かつ、外部記憶媒体31を取り外せないようにする動作を行うか否かを示し、ロック設定18dが「オン」であれば、その動作を行い、「オフ」であれば、その動作を行わないことを示す。
ロック暗証番号18eは、情報保護モード種別18bが「捜索」であり、かつ、ロック設定18dが「オン」である場合に意味を持ち、移動通信端末装置MSが圏内に位置して、暗証番号を伴ったロックの指示を受信し、受信された暗証番号が、情報保護モード種別18bが「捜索」である情報と対応したロック暗証番号18eと等しい場合、上記の情報をロックする動作を行うことを示す。ロック暗証番号18eは、情報保護モード種別18bが「圏外」である場合と「オフライン」である場合、意味を持たない。図2に示す情報保護パラメータ18aでは、意味を持たないことを「−」文字により示す。
ロック解除暗証番号18fは、情報保護モード種別18bが「圏外」または「オフライン」であり、かつ、ロック設定18dが「オン」である場合に意味を持ち、移動通信端末装置MSが圏外に位置し、またはオフラインに設定されている際に情報がロックされた場合、ロック解除暗証番号18fが入力装置16から入力された際にそのロックが解除されることを示す。
猶予時間18gは、情報保護モード種別18bが「圏外」または「オフライン」であり、かつ、ロック設定18dが「オン」である場合に意味を持ち、移動通信端末装置MSが圏外に位置してから、またはオフラインに設定されてから猶予時間18gが経過した際に、内部記憶部20に記憶された情報及び外部記憶媒体31に記憶された情報をロックする動作を行うことを示す。
初期化設定18hは、後に詳述するように、所定の場合に内部記憶部20を初期化する、即ち、内部記憶部20に記憶された情報を消去する動作を行うか否かを示し、初期化設定18hが「オン」であれば、その動作を行い、「オフ」であれば、その動作を行わないことを示す。
初期化パスワード18iは、情報保護モード種別18bが「捜索」であり、かつ、初期化設定18hが「オン」である場合に意味を持ち、移動通信端末装置MSが圏内に位置する場合に、パスワードを伴った初期化の指示を受信し、受信されたパスワードが情報保護パラメータ18aに含まれる初期化パスワード18iと等しい場合、上記内部記憶部20を初期化することを示す。
暗証番号誤り回数18jは、情報保護モード種別18bが「圏外」または「オフライン」であり、かつ、初期化設定18hが「オン」である場合に意味を持ち、移動通信端末装置MSが圏外に位置してから、またはオフラインに設定されてから、正しくないロック解除暗証番号、即ち、ロック解除暗証番号18fと異なるロック解除暗証番号が連続して暗証番号誤り回数18jに渡って入力された際、上記内部記憶部20を初期化することを示す。
外部記憶媒体初期化18kは、初期化設定18hが「オン」である場合に意味を持ち、上記内部記憶部20を初期化する際に、併せて外部記憶媒体31を初期化するか否かを示し、外部記憶媒体初期化18kが「オン」であれば、その初期化を行い、「オフ」であれば、その初期化を行わないことを示す。
以上説明したように、情報保護パラメータ18aは、情報保護モード種別18bが、「圏外」と、「オフライン」とで別の情報を記憶する。移動通信端末装置MSが圏外に位置する場合と、オフラインに設定されている場合とで、移動通信端末装置MSが基地局との間の通信をできない点は同じである。しかし、異なる情報を記憶させることによって、使用者の使い方に依存した、適切な情報保護が可能となる。
例えば、オフラインに設定することがない使用者は、オフラインに設定されると、極く短い時間で情報をロックし、少数回の誤ったロック解除暗証番号の入力によって初期化をするパラメータを記憶させることができる。これにより、正当でない使用者がオフラインに設定し、移動通信端末装置MSが圏内にあって捜索の指示を受信した場合の情報保護を避けて、情報の閲覧を試みることを防ぐことができる。
また、移動通信端末装置MSを携帯して圏外に移動することがない使用者や、圏外に位置する際には移動通信端末装置MSの電源を切断する習慣の使用者は、圏外に位置すると、極く短い時間で情報をロックし、少数回の誤ったロック解除暗証番号の入力によって初期化をするパラメータを記憶させることができる。これにより、正当でない使用者が移動通信端末装置MSを携帯した場合、偶然、その使用者が圏外に移動したことを利用して、情報の保護を図ることができる。
図3は、情報保護部17の情報保護モードを設定する動作、即ち、如何に情報を保護するかの設定を入力装置16から入力して、情報保護パラメータ18aに記憶させる動作のフローチャートを示す。移動通信端末装置MSの電源が投入されると(ステップS101)、その装置は、待ち受け状態におかれる(ステップS102)。待ち受け状態で、入力装置16の所定のキー操作によって、情報保護部17の情報保護モードを設定する動作が起動される(ステップS103)。
情報保護部17は、入力装置16の所定のキー操作によって、情報保護モードを設定するか否かを判断し(ステップS104)、設定しないと判断した場合、動作を終了し、ステップS102の移動通信端末装置MSを待ち受け状態におく動作に移る。設定すると判断した場合、捜索モードを設定するか否かを判断し(ステップS105)、設定すると判断した場合、その設定、即ち、情報保護モード種別18bが「捜索」である情報の組を情報保護パラメータ18aに記憶させる(ステップS106)。記憶させる情報には、少なくとも情報保護設定18cに「オン」を記憶させる他、初期化設定18hや、外部記憶媒体初期化18kを含む。
ステップS105で設定しないと判断した場合、及び、ステップS106の動作が終了した場合、情報保護部17は、入力装置16の所定のキー操作によって、圏外時の設定をするか否かを判断し(ステップS107)、設定すると判断した場合、その設定、即ち、情報保護モード種別18bが「圏外」である情報の組を情報保護パラメータ18aに記憶させる(ステップS108)。記憶させる情報には、少なくとも情報保護設定18cに「オン」を記憶させる他、猶予時間18g、初期化設定18h、暗証番号誤り回数18j、及び外部記憶媒体初期化18kを含む。
ステップS107で設定しないと判断した場合、及び、ステップS108の動作が終了した場合、情報保護部17は、入力装置16の所定のキー操作によって、オフライン時の設定をするか否かを判断し(ステップS109)、設定すると判断した場合、その設定、即ち、情報保護モード種別18bが「オフライン」である情報の組を情報保護パラメータ18aに記憶させる(ステップS110)。記憶させる情報には、少なくとも情報保護設定18cに「オン」を記憶させる他、猶予時間18g、初期化設定18h、暗証番号誤り回数18j、及び外部記憶媒体初期化18kを含む。
ステップS109で設定しないと判断した場合、及び、ステップS110の動作が終了した場合、情報保護部17は、情報保護モードを設定する動作を終了し、ステップS102の移動通信端末装置MSを待ち受け状態におく動作に移る(ステップS111)。
上記の情報保護部17の情報保護モードを設定する動作を、情報保護部17が表示部15に表示する情報を含め、図4〜図14を参照して詳述する。
図4は、情報保護部17が起動され、情報保護モード種別18bがいずれの値である情報を情報保護パラメータ18aに記憶されるかの判断をする際の表示部15の表示を示す。即ち、図4(a)は、ステップS102の待ち受け状態で、待ち受け画面15aが表示されている状態を示す。
図4(b)は、ステップS104の情報保護モードを設定するか否かを判断するための表示部15の表示を示し、表示部15の上端の実行機能表示欄15bには、「情報保護モード設定」なる文字が表示されている。そして、表示部15の略中央部には、「ON」及び「OFF」の2つのボタンからなる情報保護設定オンオフ選択ボタン15cが表示され、「ON」が選択されていることを、「ON」が矩形で囲まれていることにより示す。「ON」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、ステップS104で、情報保護部17によって、設定するとの判断がされる。一方、「OFF」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、設定しないとの判断がされる。
図4(c)は、図4(b)で「ON」が矩形で選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作された、即ち、ステップS104で、情報保護部17によって、設定するとの判断がされた際の表示部15の表示を示す。即ち、実行機能表示欄15bには、引き続き「情報保護モード設定」なる文字が表示され、表示部15の略中央部には、「捜索モード設定」、「圏外時設定」及び「オフライン時設定」の3つのボタンからなる情報保護設定種別選択ボタン15dが表示され、その中で「捜索モード設定」が選択されていることを、「捜索モード設定」が矩形で囲まれていることにより示す。
「捜索モード設定」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護部17によって、ステップS105で、設定するとの判断がされる。「圏外時設定」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、ステップS107で、設定するとの判断がされる。「オフライン時設定」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、ステップS109で、設定するとの判断がされる。
図5及び図6は、捜索モード設定の動作、即ち、ステップS106の動作の中で、ロック設定18dの設定に関する動作の際に表示部15に表示される情報を示す。
図5(a)は、捜索モード設定の動作、即ち、ステップS106の動作を開始した段階で、実行機能表示欄15bには、引き続き「情報保護モード設定」なる文字が表示され、表示部15の略中央部には、「捜索モード設定 暗証番号は?」なる文字と、この文字に誘導されて入力された暗証番号の秘密保持のため、入力された文字とは異なる文字に変更された「****」なる文字とからなる捜索モード暗証番号入力画面15eが表示されている。なお、入力された暗証番号は、「1234」であるとする。
この入力された暗証番号は、情報保護部17によって、情報保護モード種別18bが「捜索」である情報に対応するロック暗証番号18eとして、情報保護パラメータ18aに記憶される。
図5(b)は、捜索モード設定の動作を開始することの確認のための捜索モード設定画面であり、実行機能表示欄15bには、引き続き「情報保護モード設定」なる文字が表示され、表示部15の略中央部には、「捜索モード設定」なる文字と、「ON」及び「OFF」の2つのボタンからなる捜索モード設定オンオフ選択ボタン15fが表示され、「ON」が選択されていることを、「ON」が矩形で囲まれていることにより示す。「ON」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護部17は、情報保護パラメータ18aに記憶された情報で情報保護モード種別18bが「捜索」である組の情報保護設定18cに「オン」を格納し、捜索モード設定の動作を続ける。
一方、「OFF」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護部17は、情報保護パラメータ18aに記憶された情報で情報保護モード種別18bが「捜索」である組の情報保護設定18cに「オフ」を格納し、図4(c)に示す、情報保護設定種別選択ボタン15dの表示に移る。
図5(c)は、引き続き捜索モード設定の動作が行われる際の表示部15の表示であり、実行機能表示欄15bには、「捜索モード設定」なる文字が表示され、表示部15の略中央部には、「ロック設定」及び「初期化設定」の2つのボタンからなる捜索モード設定選択ボタン15gが表示され、「ロック設定」が選択されていることを、「ロック設定」が矩形で囲まれていることにより示す。「ロック設定」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護部17は、情報保護パラメータ18aに記憶された情報で情報保護モード種別18bが「捜索」である組のロック設定18dに「オン」を格納する。
図6は、「ロック設定」の動作が続いている際の表示部15の表示であり、実行機能表示欄15bには、引き続き「捜索モード」なる文字が表示され、表示部15の略中央部には、「[パスワード」」、「[連絡先」」及び「「待受メッセージ」」なる文字からなる捜索モードロック確認表示15hが表示されている。「[パスワード」」は、既に説明したように、ロック暗証番号18eとして情報保護パラメータ18aに記憶された文字を、「[連絡先」」及び「「待受メッセージ」」は、ロックがかけられた際に、待ち受け画面に表示されるメッセージを示す文字であって、確認のために表示されたものである。
「[連絡先」」及び「「待受メッセージ」」は、図5(a)に示した捜索モード暗証番号入力画面15eと同様の表示部15の画面(図示せず)を用いて入力され、また、情報保護パラメータ18aに記憶される(図示せず)。
図7及び図8は、捜索モード設定の動作、即ち、ステップS106の動作の中で、初期化に関する設定、即ち、初期化設定18h、初期化パスワード18i及び外部記憶媒体初期化18kの設定に関する動作の際に表示部15に表示される情報を示す。
図5(c)に示す捜索モード設定選択ボタン15gによって「初期化設定」が選択された場合、情報保護部17は、情報保護パラメータ18aに記憶された情報で情報保護モード種別18bが「捜索」である組の初期化設定18hに「オン」を格納する。そして、図7は、その際の表示部15の表示を示す。即ち、実行機能表示欄15bには、「捜索モード」なる文字が表示され、表示部15の略中央部には、「初期化設定 [パスワード]」なる文字と、その文字に促されて入力されたパスワード「ABCDEFG」とからなる捜索モード初期化パスワード入力画面15iが表示されている。
図8(a)は、パスワードの入力終了に続いて表示部15に表示される情報を示し、実行機能表示欄15bには、引き続き「捜索モード」なる文字が表示され、表示部15の略中央部には、「初期化設定 [ABCDEDG]」なる文字と、「確認」なる文字が表示されたボタンからなる捜索モード初期化パスワード確認表示15jが表示されている。ここで、「確認」なる文字が表示されたボタンが入力装置16の所定のキー操作によって選択されると、情報保護部17は、上記入力され、そして、表示されているパスワードを情報保護パラメータ18aに記憶された情報で情報保護モード種別18bが「捜索」である情報の対応する初期化パスワード18iに格納する。
図8(b)及び図8(c)は、引き続き、外部記憶媒体31に記憶された情報の初期化に関する設定を行うための表示部15に表示される情報を示す。即ち、図8(b)は、実行機能表示欄15bには、引き続き「捜索モード」なる文字が表示され、表示部15の略中央部には、「SDカードも 初期化しますか?」なる文字と、「する」及び「しない」の2つのボタンとからなる捜索モード外部記憶媒体初期化設定オンオフ選択ボタン15kが表示されている。ここで、「する」のボタンが矩形で囲まれることによって、そのボタンが選択されていることを示す。
「する」のボタンが選択されている際に、入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護部17は、情報保護パラメータ18aに記憶された情報で情報保護モード種別18bが「捜索」に対応する外部記憶媒体初期化18kに「オン」を格納する。そして、図8(c)に示すように、表示部15の実行機能表示欄15bには、引き続き「捜索モード」なる文字が表示され、表示部15の略中央部には、「初期化設定」なる文字と、「設定しました ※SDも初期化 されます」なる文字とからなる捜索モード外部記憶媒体初期化確認表示15mが表示される。
一方、「しない」のボタンが選択されている際に、入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護部17は、情報保護パラメータ18aに記憶された情報で情報保護モード種別18bが「捜索」に対応する外部記憶媒体初期化18kに「オフ」を格納する。
上記の情報保護部17の動作により、図2に例示した情報保護パラメータ18aで、情報保護モード種別18bが「捜索」に対応した情報には、「オン」なる情報保護設定18c、「オン」なるロック設定18d、「1234」なるロック暗証番号18e、「オン」なる初期化設定18h、「ABCDEFG」なる初期化パスワード18i、及び「オン」なる外部記憶媒体初期化18kが記憶される。なお、情報保護モード種別18bが「捜索」に対応したロック解除暗証番号18f、猶予時間18g及び暗証番号誤り回数18jは、既に説明した通り、意味を持たない。
図9乃至図11は、情報保護部17の圏外時設定の動作、即ち、ステップS108の動作の中で、ロックに関する設定及び初期化に関する設定に関する動作の際に表示部15に表示される情報を示す。
図9は、情報保護部17が圏外時設定の動作を開始する際の表示部15の表示を示す。図9(a)は、情報保護モード設定画面(その3)であり、ステップS104で、情報保護部17によって、情報保護モードを設定するとの判断がされた際の表示部15の表示で、情報保護設定種別選択ボタン15dの中から「圏外時設定」が選択された表示を示す。なお、この図9(a)に示す表示は、図4(c)に示す「捜索モード設定」が選択された表示と同じで、矩形で囲まれた、選択されたボタンのみが異なっている。
続いて、図9(b)は、圏外時のロック解除暗証番号入力画面であり、実行機能表示欄15bには、引き続き「情報保護モード設定」なる文字が表示され、「圏外時設定 暗証番号は?」なる文字列と、この文字列に誘導されて入力された暗証番号が秘密を保つために異なる文字に代えられた「****」なる文字列とからなる圏外時ロック解除暗証番号入力画面15nが略中央部に表示されている。なお、入力された暗証番号は、「1234」であるとする。情報保護部17は、ここで入力された暗証番号を情報保護モード種別18bが「圏外」に対応したロック解除暗証番号18fに記憶する。
図9(c)は、圏外時設定画面(その1)であり、ステップS107の圏外時設定を設定するか否かを判断するために、続いて表示部15に表示される内容を示し、表示部15の上部の「圏外時設定」なる文字列と、略中央部の「ON」及び「OFF」の2つのボタンからなる圏外時設定オンオフ選択ボタン15oが表示され、「ON」が選択されていることを、「ON」が矩形で囲まれていることにより示す。「ON」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、ステップS107で、情報保護部17によって、設定するとの判断がされる。また、情報保護部17は、情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した情報保護設定18cに「オン」を記憶する。
一方、「OFF」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護部17は、情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した情報保護設定18cに「オフ」を記憶し、図9(a)に示す、情報保護設定種別選択ボタン15dの表示に移る。
図10は、圏外時設定で、ロック設定を行う際に表示部15に表示される内容を示す。図10(a)は、圏外時設定画面(その2)であり、図9(c)で「ON」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作された際の表示部15の表示を示す。即ち、実行機能表示欄15bには、「圏外時設定」なる文字が表示され、略中央部には、「ロック設定」及び「初期化設定」の2つのボタンからなる圏外時設定選択ボタン15pが表示されている。そして、その中で「ロック設定」が選択されていることを、「ロック設定」が矩形で囲まれていることにより示す。
「ロック設定」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護部17は、情報保護モード種別18bが「圏外」に対応したロック設定18dに「オン」を記憶する。
図10(b)は、圏外時のロック猶予時間入力画面であり、「ロック設定」が選択された後、表示部15に表示される内容を示す。実行機能表示欄15bには「圏外時ロック設定」なる文字が表示され、略中央部には、「何分でロックしますか?(5〜60分)」なる文字と、この文字に誘導されて入力された「10分」なる文字からなる圏外時ロック猶予時間入力画面15qが表示されている。そして、情報保護部17は、この入力された圏外時のロック猶予時間を情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した猶予時間18gに記憶する。
図10(c)は、圏外時ロック設定確認表示であり、上記猶予時間18gが記憶されたことを示す表示部15の表示を示し、実行機能表示欄15bには引き続き「圏外時ロック設定」なる文字が表示され、略中央部には、「10分 設定しました」なる文字からなる圏外時ロック確認表示15rが表示されている。
図11は、圏外時の初期化設定の際に表示部15に表示される内容を示す。図11(a)は、圏外時初期化設定画面(その1)であり、図10(a)に示す圏外時設定画面(その2)で「初期化設定」が選択されている状態で入力装置16の所定のキーが操作されると表示される。
この表示は、実行機能表示欄15bには「圏外時初期化設定」なる文字と、表示部15の略中央部には「暗証番号何回失敗で初期化しますか?(3〜20回)」なる文字と、この文字に誘導されて入力された「10回」なる文字からなる圏外時暗証番号リトライ回数入力画面15sが表示されている。そして、情報保護部17は、この入力された圏外時の圏外時暗証番号リトライ回数である「10回」を情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した暗証番号誤り回数18jに記憶し、情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した初期化設定18hに「オン」を記憶する。
図11(b)は、続いて表示される圏外時初期化設定画面(その2)であり、実行機能表示欄15bには引き続き「圏外時初期化設定」なる文字と、表示部15の略中央部には「SDカードも初期化しますか?」なる文字と、「する」及び「しない」なる2つのボタンとからなる圏外時外部記憶媒体初期化選択ボタン15tが表示されている。そして、「する」が選択されていることを、「する」を矩形で囲むことにより示す。
「する」が選択されている状態で、入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護部17は、情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した外部記憶媒体初期化18kに「オン」を記憶する。一方、「しない」が選択されている状態で、入力装置16の所定のキーが操作されると、情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した外部記憶媒体初期化18kに「オフ」を記憶する。
図11(c)は、圏外時初期化設定確認表示であり、実行機能表示欄15bには引き続き「圏外時初期化設定」なる文字と、表示部15の略中央部には「10回設定しました※SDカードも初期化します」なる文字からなる圏外時初期化確認表示15uが表示されている。圏外時初期化確認表示15uの表示は、図11(a)に示す圏外時暗証番号リトライ回数入力画面15sを介して入力された情報と、図11(b)に示す圏外時外部記憶媒体初期化選択ボタン15tを介して入力された情報とから作成されたものである。
上記の情報保護部17の動作により、図2に例示した情報保護パラメータ18aで、情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した情報には、「オン」なる情報保護設定18c、「オン」なるロック設定18d、「1234」なるロック解除暗証番号18f、「10分」なる猶予時間18g、「オン」なる初期化設定18h、「10回」なる暗証番号誤り回数18j、及び「オン」なる外部記憶媒体初期化18kが記憶される。なお、既に説明した通り、情報保護モード種別18bが「圏外」に対応したロック暗証番号18e及び初期化パスワード18iは、意味を持たない。
図12乃至図14は、情報保護部17のオフライン時設定の動作、即ち、ステップS110の動作の中で、ロックに関する設定及び初期化に関する設定、即ち、情報保護設定18c、ロック設定18d、ロック解除暗証番号18f、猶予時間18g、初期化設定18h、暗証番号誤り回数18j及び外部記憶媒体初期化18kの設定に関する動作の際に表示部15に表示される情報を示す。
この情報保護部17のオフライン時設定の動作、及びその動作の際に表示部15に表示される情報は、図9乃至図11を参照して説明した情報保護部17の圏外時設定の動作、及びその動作の際に表示部15に表示される情報と類似しており、詳細な説明を省略し、相違点を説明する。
第1の相違点は、図12(a)に示す情報保護モード設定画面(その3)で、情報保護設定種別選択ボタン15dから「オフライン時設定」を選択することにより、情報保護部17のオフライン時設定の動作が開始されることである。図12(a)では、「オフライン時設定」が選択されていることを「オフライン時設定」を矩形で囲むことにより示す。
第2の相違点は、全ての表示で「圏外時」なる文字は、「オフライン時」に置き換えられることである。第3の相違点は、情報保護部17の情報保護パラメータ18aへの情報の記憶に関し、圏外時設定の動作にあっては情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した情報を記憶させたのに対し、オフライン時設定の動作にあっては、情報保護モード種別18bが「オフライン」に対応した情報を記憶させることである。
なお、図14(b)に示すオフライン時初期化設定画面(その2)では、図11(b)に示す圏外時初期化設定画面(その2)と異なり、オフライン時外部記憶媒体初期化選択ボタン15t2で、「しない」を選択した場合を例示した。これに伴い、図14(c)に示すオフライン時初期化確認表示15u2では、「10回設定しました」なる文字が表示されている。
また、これに対応して、図2に例示した情報保護パラメータ18aで、情報保護モード種別18bが「オフライン」に対応した情報と、情報保護モード種別18bが「圏外」に対応した情報とを比較すると、情報保護モード種別18bが「オフライン」に対応した情報の内で、外部記憶媒体初期化18kは、「オフ」なる情報が記憶されている点が、異なっており、その他の情報は同じである。
図15は、移動通信端末装置MSが圏内に位置し、捜索の指示を受信した際の、情報保護部17の捜索による情報保護の動作、即ち、情報のロックと、初期化の動作のフローチャートを示す。
情報保護部17は、捜索指示信号を受信した制御部11によって起動され、動作を開始する(ステップS201)。この際、捜索指示信号に伴って受信されたロック暗証番号と、初期化パスワードとが制御部11から情報保護部17に通知される。なお、上記情報保護を指示する信号と、ロック暗証番号と、初期化パスワードとは、任意の通信端末装置から直接に、または、通信事業者の装置によるその通信端末装置の使用者の認証を経た上で、移動通信端末装置MSに送信される。
ここで、移動通信端末装置MSは、その識別情報、例えば、その電話番号や、その電子メールアドレスによって指定される。この送信は、例えば、制御信号として送られるが、これに限るものではない。移動通信端末装置MSは、電子メール送受信部(図示せず)を有し、上記送信は、電子メールで送られるとしても良い。
情報保護部17は、情報保護モード種別18bが「捜索」に等しい情報を情報保護パラメータ18aから検索し、検索された情報に対応する情報保護設定18cによって情報保護の動作を行うか否かを判断する(ステップS202)。即ち、その情報保護設定18cが「オフ」であれば、情報保護部17は、情報保護の動作を終了する(ステップS203)。
一方、その情報保護設定18cが「オン」であれば、情報保護部17は、ステップS202で検索された情報に対応するロック設定18dによってロック設定を行うか否かを判断する(ステップS204)。即ち、そのロック設定18dが「オン」であれば、ステップS201で制御部11から通知されたロック暗証番号と、ステップS202で検索された情報に対応するロック暗証番号18eとを比較する(ステップS205)。
この比較の結果、両者が等しければ、情報保護部17は、内部記憶部20及び外部記憶媒体31をロックする(ステップS206)。即ち、内部記憶部20に記憶された内部アドレス帳20a及び外部記憶媒体31に記憶された外部アドレス帳31aの読み出し及び書き込み要求を実行しないことを制御部11に指示する。また、外部記憶媒体31が移動通信端末装置MSから取り外すことができない設定を接続部21に指示する。
上記ロックが終了した場合、ステップS205で比較した両者が異なる場合、及び、ステップS204で上記ロック設定18dが「オフ」である場合、情報保護部17は、ステップS202で検索された情報に対応する初期化設定18hによって、初期化設定をするか否かを判断する(ステップS207)。上記初期化設定18hが「オフ」であれば、情報保護部17は、情報保護の動作を終了する(ステップS203)。
一方、上記初期化設定18hが「オン」であれば、情報保護部17は、ステップS201で制御部11から通知された初期化パスワードと、ステップS202で検索された情報に対応する初期化パスワード18iとを比較する(ステップS208)。この比較の結果、両者が異なれば、情報保護部17は、情報保護の動作を終了する(ステップS203)。一方、両者が等しければ、情報保護部17は、内部記憶部20を初期化する(ステップS209)。即ち、内部記憶部20に記憶された内部アドレス帳20aの全ての情報を消去する。
そして、ステップS202で検索された情報に対応する外部記憶媒体初期化18kによって、外部記憶媒体31を初期化するか否かを調べる(ステップS210)。上記外部記憶媒体初期化18kが「オフ」であれば、情報保護部17は、情報保護の動作を終了する(ステップS203)。一方、上記外部記憶媒体初期化18kが「オン」であれば、情報保護部17は、外部記憶媒体31を初期化する(ステップS211)。即ち、外部記憶媒体31に記憶された外部アドレス帳31aの全ての情報を消去して、情報保護の動作を終了する(ステップS203)。
図16は、移動通信端末装置MSが所定時間に渡って連続して圏外に位置した際の、情報保護部17の情報保護の動作、即ち、情報のロックの動作のフローチャートを示す。制御部11は、移動通信端末装置MSが連続して圏外に位置した時間を計測する。そして、情報保護部17は、移動通信端末装置MSが猶予時間18g以上の間、圏外に位置し、かつ、その猶予時間18gと対応する情報保護モード種別18bが「圏外」であると、制御部11によって起動され、動作を開始する(ステップS301)。
そして、情報保護モード種別18bが「圏外」である情報を情報保護パラメータ18aから検索し、その情報に対応する情報保護設定18cによって、情報保護の動作を行うか否かを判断する(ステップS302)。即ち、その情報保護設定18cが「オフ」であれば、情報保護部17は、情報保護の動作を終了する(ステップS303)。
一方、その情報保護設定18cが「オン」であれば、情報保護部17は、ステップS302で検索された情報に対応するロック設定18dによってロック設定を行うか否かを判断する(ステップS304)。そして、そのロック設定18dが「オフ」であれば、情報保護の動作を終了する(ステップS303)。
一方、そのロック設定18dが「オン」であれば、情報保護部17は、内部記憶部20及び外部記憶媒体31をロックして(ステップS305)、情報保護の動作を終了する(ステップS303)。ステップS305のロックの動作は、図15を参照して説明した情報保護部17の捜索による情報保護の動作のステップS206のロックの動作と同一であり、詳細な説明を省略する。
なお、ステップS301で、情報保護部17は、移動通信端末装置MSが猶予時間18g以上の間、圏外に位置し、かつ、その猶予時間18gと対応する情報保護モード種別18bが「圏外」であると、制御部11によって起動されるとし、猶予時間18g以上の間圏外に位置するとの判断は、連続して猶予時間18g以上圏外に位置するとしたが、これに限るものではない。例えば、圏内に位置する短時間を挟み、圏外に位置する時間が猶予時間18g以上の場合を含むとしても良い。
図17は、移動通信端末装置MSが圏外に位置し、かつ、図16を参照して説明したように、情報がロックされ、そのロック解除暗証番号として所定回数連続して誤った番号が入力された際の、情報保護部17の情報保護の動作、即ち、情報の初期化の動作のフローチャートを示す。
制御部11は、移動通信端末装置MSが圏外に位置することを検出し、情報がロックされていると、入力装置16からロック解除暗証番号を入力し、情報保護モード種別18bが「圏外」である情報を情報保護パラメータ18aから検索する。そして、検索された情報と対応するロック解除暗証番号18fと異なるロック解除暗証番号が、検索された情報と対応する暗証番号誤り回数18jに渡り連続して入力されたか否かを検出する。
情報保護部17は、移動通信端末装置MSが圏外に位置し、かつ、上記ロック解除暗証番号18fと異なるロック解除暗証番号が、上記暗証番号誤り回数18jに渡り連続して入力されると、制御部11によって起動され、動作を開始する(ステップS401)。
情報保護部17は、情報保護モード種別18bが「圏外」である情報を情報保護パラメータ18aから検索し、その情報に対応する情報保護設定18cによって、情報保護の動作を行うか否かを判断する(ステップS402)。即ち、その情報保護設定18cが「オフ」であれば、情報保護部17は、情報保護の動作を終了する(ステップS403)。
一方、その情報保護設定18cが「オン」であれば、情報保護部17は、ステップS302で検索された情報に対応する初期化設定18hによって初期化を行うか否かを判断する(ステップS404)。そして、その初期化設定18hが「オフ」であれば、情報保護の動作を終了する(ステップS403)。
一方、その初期化設定18hが「オン」であれば、情報保護部17は、内部記憶部20を初期化する(ステップS405)。この内部記憶部20の初期化の動作は、図15を参照して説明した情報保護部17の捜索による情報保護の動作のステップS209の初期化の動作と同一であり、詳細な説明を省略する。
続いて、情報保護部17は、ステップS402で検索された情報に対応する外部記憶媒体初期化18kによって、外部記憶媒体31を初期化するか否かを調べる(ステップS406)。上記外部記憶媒体初期化18kが「オフ」であれば、情報保護部17は、情報保護の動作を終了する(ステップS403)。一方、上記外部記憶媒体初期化18kが「オン」であれば、情報保護部17は、外部記憶媒体31を初期化して(ステップS407)、情報保護の動作を終了する(ステップS403)。
このステップS207の外部記憶媒体31の初期化の動作は、図15を参照して説明した情報保護部17の捜索による情報保護の動作のステップS211の初期化の動作と同一であり、詳細な説明を省略する。
図18は、移動通信端末装置MSが所定時間に渡って連続してオフライン設定にあった際の、情報保護部17の情報保護の動作、即ち、情報のロックの動作のフローチャートを示す。このオフライン設定にあった際の情報保護部17の情報保護の動作は、図16を参照して説明した、移動通信端末装置MSが所定時間に渡って連続して圏外に位置した際の情報保護部17の情報保護の動作に類似している。そこで、同じ動作ステップには同じ符号を付して、説明を省略する。
制御部11は、移動通信端末装置MSが連続してオフライン設定にあった時間を計測する。そして、移動通信端末装置MSが猶予時間18g以上の間、オフライン設定にあり、かつ、その猶予時間18gと対応する情報保護モード種別18bが「オフライン」であると、情報保護部17は、制御部11によって起動され、動作を開始する(ステップS501)。
そして、情報保護モード種別18bが「オフライン」である情報を情報保護パラメータ18aから検索し、その情報に対応する情報保護設定18cによって、情報保護の動作を行うか否かを判断する(ステップS502)。即ち、その情報保護設定18cが「オフ」であれば、情報保護部17は、情報保護の動作を終了する(ステップS303)。
一方、その情報保護設定18cが「オン」であれば、情報保護部17は、既に説明した、移動通信端末装置MSが所定時間に渡って連続して圏外に位置した際の情報保護部17の情報保護の動作のステップS304以降を行う。なお、このオフライン設定にあった際の情報保護部17の情報保護の動作におけるステップS304では、ステップS502で検索された情報に対応する情報、即ち、情報保護モード種別18bが「オフライン」である情報と対応して記憶された情報を参照する。
なお、ステップS501で、情報保護部17は、移動通信端末装置MSが連続して猶予時間18g以上オフライン設定されていた際に起動されるとしたが、ステップS301の動作で説明した通り、これに限るものではない。例えば、オフライン設定が解除された短時間を挟み、オフライン設定がされていた時間が猶予時間18g以上の場合を含むとしても良い。この処理によれば、正当でない使用者によって、短時間のオフライン設定解除を挟みつつ、猶予時間18g以上に渡ってオフライン設定がされた場合の情報保護が可能となる。
図19は、移動通信端末装置MSがオフライン設定にあり、かつ、図18を参照して説明したように、情報がロックされ、そのロック解除暗証番号として所定回数連続して誤った番号が入力された際の、情報保護部17の情報保護の動作、即ち、情報の初期化の動作のフローチャートを示す。
このロック解除暗証番号として暗証番号誤り回数18jに渡って連続して誤った番号が入力された際の情報保護部17の動作は、図17を参照して説明した、移動通信端末装置MSが圏外に位置し、かつ、そのロック解除暗証番号として暗証番号誤り回数18jに渡って連続して誤った番号が入力された際の情報保護部17の情報保護の動作に類似している。そこで、同じ動作ステップには同じ符号を付して、説明を省略する。
制御部11は、移動通信端末装置MSがオフライン設定にあることを検出し、情報がロックされていると、入力装置16からロック解除暗証番号を入力し、情報保護モード種別18bが「オフライン」である情報を情報保護パラメータ18aから検索する。そして、検索された情報と対応するロック解除暗証番号18fと異なるロック解除暗証番号が、その情報と対応する暗証番号誤り回数18jに渡り連続して入力されたか否かを検出する。
情報保護部17は、移動通信端末装置MSがオフライン設定にあり、かつ、上記ロック解除暗証番号18fと異なるロック解除暗証番号が、上記暗証番号誤り回数18jに渡り連続して入力されると、制御部11によって起動され、動作を開始する(ステップS601)。
そして、情報保護モード種別18bが「オフライン」である情報を情報保護パラメータ18aから検索し、その情報に対応する情報保護設定18cによって、情報保護の動作を行うか否かを判断する(ステップS602)。即ち、その情報保護設定18cが「オフ」であれば、情報保護部17は、情報保護の動作を終了する(ステップS403)。
一方、その情報保護設定18cが「オン」であれば、情報保護部17は、既に説明した、移動通信端末装置MSが圏外に位置し、そのロック解除暗証番号として暗証番号誤り回数18jに渡って連続して誤った番号が入力された際の情報保護部17の情報保護の動作のステップS404以降を行う。なお、このオフライン設定にあった際の情報保護部17の情報保護の動作におけるステップS404、及びステップS406では、ステップS602で検索された情報に対応する情報、即ち、情報保護モード種別18bが「オフライン」である情報と対応して記憶された情報を参照する。
次に、情報保護部17によってロックされた情報のロックを解除する動作を説明する。制御部11が捜索指示信号を受信して起動された情報保護部17によって内部記憶部20及び外部記憶媒体31がロックされている際、制御部11は、図3の情報保護モード設定の動作のステップS106及び図6に示す表示部15の表示を参照して説明した、連作先及び待受メッセージを待ち受け画面に表示する。そして、制御部11は、汎用暗証番号の入力を誘導する。汎用暗証番号が入力された場合、制御部11は、内部記憶部20及び外部記憶媒体31のロックを解除する。
圏外に位置している際に制御部11によって起動された情報保護部17が内部記憶部20及び外部記憶媒体31をロックした場合、制御部11は、ロック解除暗証番号の入力を誘導する。ロック解除暗証番号が入力されると、制御部11は、情報保護モード種別18bが「圏外」である情報を情報保護パラメータ18aから検索し、その情報と対応するロック解除暗証番号18fを得る。そして、得られたロック解除暗証番号18fと、入力されたロック解除暗証番号が等しい場合、制御部11は、内部記憶部20及び外部記憶媒体31のロックを解除する。
オフライン設定であった際に制御部11によって起動された情報保護部17が内部記憶部20及び外部記憶媒体31をロックした場合、制御部11は、ロック解除暗証番号の入力を誘導する。ロック解除暗証番号が入力されると、制御部11は、情報保護モード種別18bが「オフライン」である情報を情報保護パラメータ18aから検索し、その情報と対応するロック解除暗証番号18fを得る。そして、得られたロック解除暗証番号18fと、入力されたロック解除暗証番号が等しい場合、制御部11は、内部記憶部20及び外部記憶媒体31のロックを解除する。
ここで、圏外に位置することにより、または、オフライン設定であったことにより施されたロックを解除する際、汎用暗証番号ではなく、ロック解除暗証番号18fを用いて正当な使用者であるか否かの判断を行う。汎用暗証番号と異なり、ロック解除暗証番号18fは頻繁に入力される可能性が低いため、正当な使用者以外の者によって視認される可能性が低く、正当な使用者であるか否かの判断をより確実に行うことができる。
以上の説明では、外部記憶媒体31のロックにあたり、接続部21は、外部記憶媒体31を取り外し不可能に設定するとしたが、これに限るものではない。例えば、外部記憶媒体31に記憶された外部アドレス帳31aを内部記憶部20に移動するとしても良い。内部記憶部20へ情報を移動することにより、外部記憶媒体31に記憶された情報はなくなるので、たとえ、外部記憶媒体31が取り出されたとしても、情報の流出の恐れはより少ない。
以上の説明では、情報の保護は、ロック及び初期化によって行われるとしたが、これに限るものではない。例えば、ロックまたは初期化に代えて、情報に暗号化を施して、暗号化を施す前の情報と置き換えても良い。その場合、暗号化のキーは、図3にフローチャートを示した情報保護部17の情報保護モード設定の入力に一環として入力され、情報保護パラメータ18aの一部として記憶される。そして、暗号化された情報は、上記キーの入力によって暗号が解かれる。
ロックによれば、正当な使用者がそのロックを解除して、情報へのアクセスを可能にすることが容易である。初期化によれば、確実に情報を保護することができる。暗号化によれば、正当な使用者が暗号を解いて情報へのアクセスを可能に復旧することが可能であり、また、正当な使用者以外の者によって情報へアクセスされる可能性は低い。
以上の説明では、接続部21は、外部記憶媒体31のロックにあたって、外部記憶媒体31を取り外し不可能に設定するとしたが、これに限るものではない。例えば、外部記憶媒体31を初期化する際や、外部記憶媒体31に記憶された情報を内部記憶部20に移動する際や、外部記憶媒体31に記憶された情報に暗号化を施す際にも外部記憶媒体31を取り外し不可能に設定するとしても良い。これによって、情報の流出の恐れを更に減らすことができる。
以上の説明では、内部記憶部20は内部アドレス帳20aを記憶し、外部記憶媒体31は外部アドレス帳31aを記憶するとしたが、これに限るものではない。内部記憶部20及び外部記憶媒体31は如何なる情報を如何なる形式で記憶するとしても良い。上記情報は、全て、本実施形態における情報保護の対象となる。
更に、以上の説明は、本発明を移動通信端末装置MSに適用した形態を例にとって行ったがこれに限るものではない。また、以上の説明では、情報保護は、捜索モード、圏外時モード、オフライン時モードの3種類に分けて行われるとしたが、これに限るものではない。2種類以下のモードに分けて行われるとしても良い。また、3種類の設定で説明した項目を任意の組合せで選択することが可能である。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る情報保護パラメータの一例を示す図。 本発明の実施形態に係る情報保護部の情報保護モードを設定する動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その1、情報保護モード種別の選択)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その2、捜索モード設定で、ロック設定)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その3、捜索モード設定で、ロック設定に付随する文字の入力)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その4、捜索モード設定で、初期化パスワードの入力)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その5、捜索モード設定で、初期化設定)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その6、圏外時モード設定)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その7、圏外時モード設定で、ロック設定)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その8、圏外時モード設定で、初期化設定)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その9、オフライン時モード設定)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その10、オフライン時モード設定で、ロック設定)。 本発明の実施形態に係る情報保護部によって表示部に表示される情報保護モード設定画面の一例を示す図(その11、オフライン時モード設定で、初期化設定)。 本発明の実施形態に係る情報保護部による捜索モードの情報保護の動作のフローチャート。 本発明の実施形態に係る情報保護部による所定時間圏外に位置した際の情報保護の動作のフローチャート。 本発明の実施形態に係る情報保護部による圏外に位置し、暗証番号誤りの場合の情報保護の動作のフローチャート。 本発明の実施形態に係る情報保護部による所定時間オフライン設定にあった際の情報保護の動作のフローチャート。 本発明の実施形態に係る情報保護部によるオフライン設定にあり、暗証番号誤りの場合の情報保護の動作のフローチャート。
符号の説明
15 表示部
16 入力装置
17 情報保護部
18 情報保護パラメータ記憶部
18a 情報保護パラメータ
18b 情報保護モード種別
18c 情報保護設定
18d ロック設定
18e ロック暗証番号
18f ロック解除暗証番号
18g 猶予時間
18h 初期化設定
18i 初期化パスワード
18j 暗証番号誤り回数
18k 外部記憶媒体初期化
20 内部記憶部
20a 内部アドレス帳
21 接続部
31 外部記憶媒体
31a 外部アドレス帳
MS 移動通信端末装置

Claims (5)

  1. 外部記憶媒体を取り外し可能な移動通信端末装置であって、
    暗証情報が記憶される暗証情報記憶手段と、
    所定の時間に渡って基地局との間の通信を行うことができない場合、前記外部記憶媒体に記憶された情報へのアクセスを禁止し、その後、前記暗証情報記憶手段に記憶された暗証情報と異なる暗証情報が所定の回数に渡って入力された場合、前記外部記憶媒体を初期化する情報保護手段と
    を有することを特徴とする移動通信端末装置。
  2. 前記情報保護手段は、前記所定の時間に渡って基地局との間の通信を行うことができない場合、前記外部記憶媒体を取り外し不可能にさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置。
  3. 外部記憶媒体を取り外し可能な移動通信端末装置であって、
    内部記憶手段と、
    所定の時間に渡って基地局との間の通信を行うことができない場合、前記外部記憶媒体に記憶された情報を前記内部記憶手段に移動し、前記内部記憶手段に記憶された情報へのアクセスを禁止する情報保護手段と
    を有することを特徴とする移動通信端末装置。
  4. 外部記憶媒体を取り外し可能な移動通信端末装置であって、
    内部記憶手段と、
    所定の時間に渡って基地局との間の通信を行うことができない場合、前記外部記憶媒体に記憶された情報を暗号化された情報に変換して、その暗号化された情報を前記外部記憶媒体または前記内部記憶手段に記憶させる情報保護手段と
    を有することを特徴とする移動通信端末装置。
  5. 前記移動通信端末装置は、前記基地局との間の通信を停止するオフラインモードの設定が可能であり、
    前記基地局との間の通信を行うことができない場合とは、オフラインモードに設定されている場合である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の移動通信端末装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159405A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Nec Corp 携帯端末のアクセス制御方法及びシステム、並びに該制御方法を実施するコンピュータプログラム
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