JP2002252875A - 携帯端末とこれを用いる無線通信システム - Google Patents

携帯端末とこれを用いる無線通信システム

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JP2002252875A
JP2002252875A JP2001048844A JP2001048844A JP2002252875A JP 2002252875 A JP2002252875 A JP 2002252875A JP 2001048844 A JP2001048844 A JP 2001048844A JP 2001048844 A JP2001048844 A JP 2001048844A JP 2002252875 A JP2002252875 A JP 2002252875A
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Tomoko Nakajima
知子 中島
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紛失した携帯電話機に登録されている所望情
報のセキュリティを確保するために必要な手続の負担を
軽減する。 【解決手段】 携帯電話機Pが紛失した場合、その真の
所有者は、別の電話機で、この携帯電話機Pに記憶され
ている重要な情報を全て消去するためのメモリリセット
要求をするが、この紛失した携帯電話機Pが圏外にある
ときには、この真の所有者がしたメモリリセット要求が
センタCTにメモリに登録される。その後、第三者が所
持することにより、この携帯電話機Pが移動して圏内に
入り、センタCTとの通信が可能となると、センタCT
はメモリに登録されているメモリリセット要求をこの携
帯電話機Pに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ機能を備え
た携帯電話機などの携帯端末とそれを用いる無線通信シ
ステムに係り、特に、メモリに格納されている情報の保
護に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機の電話システムは、図4に示
すように、複数の無線基地局(中継局)B1,B2,B
3,B4,B5,……(これらを総称する場合、無線基
地局Bという)とこれらを管理するセンタCTとで概略
構成されており、夫々の無線基地局Bのいずれかと携帯
電話機Pとの間で直接無線電話通信(通話)が可能であ
り、このようなシステムが地域毎に設置されていてそれ
らのセンタCT間が回線網で接続されている。これら無
線基地局Bには夫々、携帯電話機Pと無線通信が可能な
領域(セル)があり、例えば、携帯電話機Pが無線基地
局B1のセルCE1内にあって、他の無線基地局B2,
B3,B4,B5,……のセルCE2,CE3,CE
4,CE5,……(これらを総称する場合、セルCEと
いう)から外れているときには、この携帯電話機Pは無
線基地局B1とのみ無線通信が可能である。
【0003】このようにして、1乃至複数の無線基地局
でもってそれらのセルからなる携帯電話機Pの通話可能
領域(これを圏内という)が形成され、携帯電話機Pが
圏内にあるときには、この携帯電話機Pによる通話が可
能となるが、この携帯電話機Pがこの通話可能領域外
(圏外)にあるときには、この携帯電話機では通話がで
きない。従って、図4において、いま、携帯電話機P
が、破線で示すように、圏外にあると、当然この携帯電
話システムでは、この携帯電話機Pによって電話を掛け
ることができないし、また、携帯電話機や据付型電話機
などの他の電話機からの呼出しがあっても、これとの通
話ができないが、この携帯電話機Pが移動して、例え
ば、実線で示すように、セルCE1内に進み、圏内に入
ると、通話が可能となる。
【0004】かかる無線電話システムにおいて、各無線
基地局B毎に固有のコード(以下、基地局コードとい
う)が設定されており、夫々一定時間間隔で常時送信し
ている。圏内にある携帯電話機Pは、その電源がONし
ている状態にあるときには、それが存在するセルの無線
基地局からその基地局コードを常時受信し、また、その
応答をこの無線基地局に送信している。
【0005】即ち、いま、携帯電話機PがセルCE1内
にあるとすると、この携帯電話機Pは無線基地局B1の
基地局コードを受信し、これに応答してこの携帯電話機
Pに設定された電話番号などの固有のコード(以下、電
話機コードという)をこの無線基地局B1に送信する。
無線基地局B1は、この電話機コードを受信すると、こ
れにその基地局コードを付加してセンタCTに送る。セ
ンタCTでは、取り込んだかかる情報を登録し、各携帯
電話機Pがどのセル内に存在しているかを管理する。従
って、他の電話機からこの携帯電話機Pに対して通話の
要求があると、センタCTは、かかる登録情報をもと
に、この携帯電話機Pが圏内にあるか否か、圏内にあれ
ば、この携帯電話機Pと通信可能な無線基地局を探索
し、かかる無線基地局を介した通話を可能とする。
【0006】携帯電話機Pが圏内から圏外に移動し、あ
るいは圏内であっても、電源がOFFされて通信が不能
となると、これがこれまで通信可能であった無線基地局
Bによって検知され、センタCTでのこの携帯電話機P
に関する登録が削除されるし、また、携帯電話機Pが、
圏内であるが、他のセルCEに移動したときには、新た
な無線基地局Bからの情報に基づいて、センタCTでの
この携帯電話Pに関する登録内容が変更される。
【0007】図5は従来の携帯電話機Pの一例の概略構
成を示すブロツク図であつて、1はアンテナ、2は制御
部、3aはROM(リード・オンリ・メモリ)、3bは
書き替え可能なROM、4は表示装置、5はマイクロホ
ン、6はスピーカ、7は操作部、8はメール記憶装置、
9は送受信部である。
【0008】同図において、携帯電話機PはROM3
a,3bを備えており、このROM3には、制御部2の
プログラムや入力キー7の操作に伴うメニュー画面など
の各種画面情報などが記憶されており、また、ROM3
bには、操作部7の入力キーの操作などによって入力さ
れたこの携帯電話機Pの電話機コードや他の電話機の電
話番号などの情報,この携帯電話機Pの所有者が設定し
た暗証番号(パスワード)が登録されている。ROM3
bは書き替え可能であって、かかる情報を更新したり、
追加あるいは削除することが可能である。また、アンテ
ナ1から送受信部9を介して無線基準局の基準局コード
が受信されると、これもROM3bに登録される。携帯
電話機Pが移動して送受信可能な無線基準局Bが変わる
と、ROM3bに登録されている基準局コードも更新さ
れる。
【0009】操作部7の入力キーが操作されると、制御
部2がこの操作に応じた画面をROM3aから取り込
み、これを表示装置4で表示させる。使用者は、この表
示装置4で表示される画面に応じて操作することによ
り、送受信部9による他の電話機との通話モードや他の
電話機との間でのメールを行なうメールモードなどを設
定することができる。マイクロホン5やスピーカ6は通
話のために使用され、また、着呼や留守番電話メッセー
ジの通報などにも用いられる。
【0010】また、携帯電話機Pはメール記憶装置8を
備えており、受信された留守番電話メッセージは一旦こ
のメール記憶装置8に保管される。この留守番電話メッ
セージは、使用者が操作部7の入力キーで所定の操作を
行なうことにより、メール記憶装置8から読み取られ、
マイクロホン5や表示装置4で表示される。
【0011】ところで、このような携帯電話機Pを紛失
したり、盗難にあったりした場合、この携帯電話機に何
の措置も施されていないと、これを入手した第三者はR
OM3bに格納されている電話番号などを容易に知った
り、使用したりすることができるし、また、メール記憶
部8に格納されている電子メールの内容を容易に知るこ
とができる。
【0012】このようなことを防止するためには、通常
携帯電話機に設けられているロック機能を使用すること
が考えられる。このロック機能は、操作部7を操作して
ROM3bに登録されている暗証番号を入力することに
より、操作部7の入力キーをロックするものであり、こ
れにより、受信はなされるが、操作部7の操作ができな
いため、送信やROM3b内の情報を使用したり、メー
ル記憶部8内の情報を読み出したりすることができな
い。しかし、この方法では、ロック機能をし忘れて、紛
失や盗難があったときには、ロック機能が作動していな
い場合もあるし、また、例えロック機能が作動していて
も、この携帯電話機の暗証番号が第三者に知れれば、こ
のロック機能を解除することができる。第三者が他人の
暗証番号を簡単に解読する場合もあり、暗証番号が携帯
電話機に登録されている情報のセキュリティを保護する
確実の手段とはなり得ない場合もある。
【0013】また、特開平7ー193865号公報に
も、その図5について、セキュリティ保護の方法が記載
されている。これは、紛失した携帯電話機には、プロテ
クト装置を具備し、また、暗証番号が登録されており、
他の電話機を発信元として、この発信元の電話機から暗
証番号を含むリモート操作データをこの紛失した携帯電
話機に送信し、この携帯電話機では、このリモート操作
データを受信すると、上記のプロテクト装置が動作し
て、まず、その暗証番号とこの携帯電話機に登録してい
る暗証番号とを比較し、これらが一致すると、リモート
送信データの内容を解析し、その内容に応じた保護処理
モードが実行される。かかる保護処理モードとしては、
「通信機能プロテクト」,「記憶内容表示プロテク
ト」,「所有者連絡先表示」,「アラーム音発生」,
「パワーオン禁止」,「記憶内容送信」,「端末の所在
エリア送信」などがあり、その一例として、「記憶内容
表示プロテクト」の場合には、この携帯電話機の真の所
有者にとって重要な情報が記憶されているユーザ記憶エ
リアに第三者がアクセスできないようにしたり、掛かる
情報を消去してしまうようなことを行なわせるものであ
り、これにより、かかる情報が第三者によって公にされ
たり、悪用されたりするのを防止できるようにしてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
7ー193865号公報に開示される携帯電話機では、
複数の保護処理モードを選択する構成をなすものである
から、紛失した携帯電話機の真の所有者にとっては、必
要に応じて種々の保護処理モードを選択設定できるもの
であるが、その処理モードによっては、即ち、上記の
「記憶内容表示プロテクト」以外のものでは、この真の
所有者にとって重要な情報が第三者に漏れてしまうおそ
れがあり、情報のセキュリティを確保することができな
い。真の所有者からみると、これら保護処理モードは全
て情報のセキュリティを確保するものと勘違いする場合
もあり得ることになる。
【0015】また、携帯電話機は、移動すると携帯電話
システムの圏外に出てしまうこともあり、紛失した携帯
電話Pを取得した第三者がこれを持ち歩くと、あるい
は、紛失した場所が圏外である場合には、この携帯電話
Pの真の所有者が上記のような保護処理モードの要求を
しても、この携帯電話機Pでは、この要求に応答した保
護処理は行なわれない。真の所有者としては、一度保護
処理の要求の操作を行なうと、これによって携帯電話機
Pでこの要求に対する保護処理が行なわれたものとみて
しまう場合もあるし、また、その要求が携帯電話機Pに
送られていないと分かった場合には、この携帯電話機P
が通信可能となるまで待つことになり、いつ通信可能に
なるのか分からないのを待つことになって、真の所有者
の負担が増大化することになる。
【0016】本発明の目的は、かかる問題を解消し、紛
失や盗難にあった場合、真の所有者にとって重要な情報
が他人によって不正使用されるのを確実に防止すること
ができ、しかも、真の所有者の負担の増大化を回避でき
るようにした携帯端末とこれを用いる無線通信システム
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、セキュリティが要求される所望情報や暗
証番号を記憶する記憶手段を備えた携帯端末であって、
メモリリセット要求があって受信した暗証番号と記憶手
段に記憶されている暗証番号とを比較し、両者が一致し
たとき、記憶手段に記憶されている所望情報を消去する
構成とするものである。
【0018】また、本発明は、上記の携帯端末を用いる
無線通信システムであって、携帯端末との通信が可能で
あるか否かを監視するセンタを備え、センタは、携帯端
末に対する上記メモリリセット要求を受け付け、携帯端
末との通信が不能であるときには、受け付けたメモリリ
セット要求を登録し、携帯端末との通信が可能となると
ともに、登録したこのメモリリセット要求を携帯端末に
送る構成とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明による携帯端末の一実施
形態の概略構成を示すブロック図であって、10はメモ
リリセット機能部であって、図5に対応する部分には同
一符号を付けて重複する説明を省略する。以下では、携
帯電話機を例に説明するが、同様の機能を有するもので
あれば、他の携帯端末であってもよい。
【0020】同図において、この実施形態は、制御部2
にメモリリセット機能部10を設けたものであって、こ
れ以外の構成は、図5に示した従来の携帯電話機と同様
である。
【0021】このメモリリセット機能部10は、無線基
地局B(図4)からアンテナ1と送受信機9とを介して
メモリリセット要求がなさると、作動するものであっ
て、メモリリセット要求はリモート操作登録コマンドに
暗証番号が付加されてなるメモリリセットコマンドを送
ることによってなされるものであり、この暗証番号がR
OM3bに格納されている暗証番号(即ち、この携帯電
話機Pに対して設定された暗証番号)と一致すると、R
OM3bやメール記憶部8をリセットし、操作部7の操
作によってROM3b内に登録した電話番号などの情報
やメール記憶部8に格納されている電子メールなどが削
除される。
【0022】これにより、この携帯電話機Pを入手した
第三者がそれを不正に使用しようとしても、この携帯電
話機Pの所有者の情報は全て削除されているため、この
所有者の通話相手となっていた相手方に通話したり、こ
の所有者への電子メールを覗いたりするといった不正使
用ができず、セキュリティが確実に保たれることにな
る。
【0023】図2は図1に示した携帯電話機Pを用いる
無線通信システムの一実施形態を示す概略構成図であっ
て、Mはメモリであり、図4に対応する部分には同一符
号を付けて重複する説明を省略する。
【0024】同図において、センタCTは、メモリMを
備えており、図示しない電話機から紛失した携帯電話機
Pに対するメモリリセット要求があると、これを受け付
け、この携帯電話機Pが圏外にあったり、また、圏内に
あっても、電源OFFの状態にあったりしてこの携帯電
話機Pとの通信が不能である場合には、この受け付けた
メモリリセット要求をこのメモリに登録する。そして、
その後、この携帯電話機Pが通信可能状態となると、セ
ンタCTはメモリMに登録されているこのメモリリセッ
ト要求をこの携帯電話機Pに送信する。
【0025】図3は図2に示した本発明による無線通信
システムの一実施形態のメモリリセット要求動作を示す
フローチャートである。以下、図1及び図2を参考にし
て、かかる動作を説明する。なお、この実施形態の無線
通信システムは、基本的には、図4に示した構成をなす
ものであるが、センタCTが電話機からのメモリリセッ
ト要求を登録する機能も備えている。
【0026】図3において、いま、携帯電話機Pを紛失
した状況にあって、その所有者が自分の携帯電話Pに他
の電話機から電話をかけると(ステップ100)、この
携帯電話機Pが、図2に実線で示すように、圏内にあっ
て、その電源がONである場合には(ステップ10
1)、この携帯電話機Pの呼出し(コール)を開始す
る。そこで、この呼出し中に(携帯電話機Pの送受話機
が外される前に)所有者が暗証番号を入力し始めると
(ステップ102)、センタCT(図2)はこの携帯電
話機Pに対してメモリリセット要求がされたものと判定
し、この暗証番号の入力の終了を確認した後、リモート
操作登録コマンドにこの暗証番号を付加したメモリリセ
ットコマンドを無線基地局B1(図2)を介して携帯電
話機Pに送り、メモリリセットを要求する。
【0027】そこで、図1に示すこの携帯電話機Pは、
その送受話機が外されているか否かにかかわらず、この
を受け、メモリリセット要求コマンド制御部2に取り込
む。制御部2は、このメモリリセット要求のメモリリセ
ットコマンドを認識し、この認識に基づいてメモリリセ
ット機能部10を動作させる。メモリリセット機能部1
0は、動作を開始すると、まず、このメモリリセット要
求から暗証番号を抽出し、また、ROM3bに登録され
ている暗証番号を読み取ってメモリリセット要求から抽
出した暗証番号と比較する。これら暗証番号が一致する
と、メモリリセット機能部10はROM3bとメール記
憶部8とをメモリリセットし、ROM3bに操作部7の
操作によって登録された情報とロール記憶部8に記憶さ
れている電子メールとを消去する(以上、ステップ10
3)。
【0028】一方、所有者が自分の携帯電話機Pに電話
をかけても(ステップ100)、それが電源OFFにな
っていたり、あるいは圏外にあるなどして通じない場合
には、かかる状態で暗証番号を入力することにより、あ
るいはまた、所定時間通じないときにセンタから案内が
あるときには、その案内に従ってメモリリセット要求を
示す情報と、かけようとする自分の携帯電話機Pの電話
番号(自局番号)と、その暗証番号とを入力する(ステ
ップ104)。これに応じて、センタCTはこれら情報
を登録する。
【0029】その後、図2に示すように、携帯電話機P
が破線で示す圏外の状態から実線で示す圏内の状態に移
り、電源がONされると、あるいはまた、携帯電話機P
が圏内にあるが、電源OFFの状態にあり、その後、電
源がONされると、この携帯電話機Pと無線基地局B1
との間で情報のやり取りが行なわれて、センタCTがこ
の携帯電話機Pを確認できるから、これとともに、セン
タCTは、登録しているリモート操作登録コマンドと暗
証番号とでメモリリセットコマンドを作成し、登録され
ている自局番号に、即ち、携帯電話機Pに送信してメモ
リリセット要求をする。これにより、携帯電話機Pで
は、ステップ103と同様の動作が行なわれ、ROM3
bとメール記憶部とでメモリリセットが行なわれる(ス
テップ105)。
【0030】このようにして、紛失した携帯電話機Pが
圏内で電源ON状態にあれば、この携帯電話機Pに登録
されているセキュリティを保ちたい情報を遠隔地から消
去することができ、第三者の不正使用を確実に防止する
ことが可能となる。このようなリモート操作は、任意の
携帯情報端末から可能であるが、これが圏外にあること
もあり得るので、公衆電話や家庭内,勤め先の電話機の
ような据付型の電話機からの方が確実であることはいう
までもない。
【0031】なお、上記実施形態では、ROM3a,3
bを別個の記憶媒体として示しているが、同じ記憶媒体
の領域を区分して、ROM3a,3b夫々に相当する機
能をもたせるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯端末を紛失したり、盗難にあったりしても、そこに
登録されている情報をリモート操作によって確実に消去
することができるので、第三者が暗証番号を解読できる
か否かに関係なく、かかる情報の第三者による不正症を
防止することができて、そのセキュリティを確実に確保
することができる。
【0033】また、本発明によると、紛失した携帯端末
の真の所有者がしたメモリリセット要求は、この携帯端
末が圏外にあったり、電源OFFの状態にあったりした
場合には、センタに登録され、この携帯端末が圏内で通
信可能となったときには、センタからこの携帯端末にこ
の要求が送られるので、真の所有者しては、1回のメモ
リリセット要求操作で済み、負担が増大化することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯端末の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示した携帯端末を用いる本発明による無
線通信システムの一実施形態を示す構成図である。
【図3】図1に示した実施形態の不正使用を防止するた
めの無線電話システムの動作の一具体例を示すフローチ
ャートである。
【図4】無線電話システムの概略構成を示す図である。
【図5】従来の携帯電話機の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 制御部 3a,3b ROM 4 表示装置 5 マイクロホン 6 スピーカ 7 入力部 8 メール記憶部 9 アンテナ 10 メモリリセット機能部 M メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セキュリティが要求される所望情報や暗
    証番号を記憶する記憶手段を備えた携帯端末において、 メモリリセット要求に伴って受信する暗証番号と該記憶
    手段に記憶されている該暗証番号とを比較する手段と、 該制御部での比較の結果、受信した暗証番号と該記憶手
    段に記憶されている該暗証番号とが一致したとき、該記
    憶手段に記憶されている該所望情報を消去する手段とを
    備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯端末を用いる無線
    通信システムであって、 該携帯端末との通信が可能であるか否かを監視するセン
    タを備え、 該センタは、該携帯端末に対する前記メモリリセット要
    求を受け付け、該携帯端末との通信が不能であるときに
    は、受け付けた前記メモリリセット要求を登録し、該携
    帯端末との通信が可能となるとともに、該携帯端末に登
    録した前記メモリリセット要求を送ることを特徴とする
    無線通信システム。
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