JP2007295335A - カメラ装置および画像記録再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】広い範囲を撮影した画像を記録できるとともに、所定の情報に基づいて、狭い範囲の画像を拡大して表示することにより、必要な画像の内容を判別し易くすること。
【解決手段】このカメラ装置は、広角の撮影レンズ221および撮像手段230を有するカメラ部200と、被写体が発する音または/および被写体周辺の音を集めるマイク311,312,313と、画像処理された画像データおよびマイク311など集められた音を記録する処理制御手段240と、画像処理された画像データの映像を集音された音の再生とともに表示する表示画面を備える表示手段300と、表示画面を操作する操作手段400とを備える。そして、処理制御手段240は、撮像画像の全体を記録する処理と、表示手段300に映像を表示する際に、集音された音またはその他の情報に基づいて音がする方向のエリアまたは特定されたエリアを、撮影画像全体から切り出して表示する。
【選択図】図3
【解決手段】このカメラ装置は、広角の撮影レンズ221および撮像手段230を有するカメラ部200と、被写体が発する音または/および被写体周辺の音を集めるマイク311,312,313と、画像処理された画像データおよびマイク311など集められた音を記録する処理制御手段240と、画像処理された画像データの映像を集音された音の再生とともに表示する表示画面を備える表示手段300と、表示画面を操作する操作手段400とを備える。そして、処理制御手段240は、撮像画像の全体を記録する処理と、表示手段300に映像を表示する際に、集音された音またはその他の情報に基づいて音がする方向のエリアまたは特定されたエリアを、撮影画像全体から切り出して表示する。
【選択図】図3
Description
本発明は、広角の撮影レンズを用いるカメラ装置および画像記録再生方法に関するものである。
従来から、銀行あるいはコンビニエンスストアの店舗等では、強盗や盗難あるいは空き巣等の犯罪への対策として店舗内等を撮影するためのカメラ装置を有する監視システムが用いられている。また、近年の犯罪の増加に伴い、一般家庭にも監視システムが普及し始めている。このような監視システムに用いられるカメラ装置には、監視範囲を死角なく撮影できるように広い撮影画角で撮影できることが要求される。広い撮影画角を有するカメラ装置として全方位撮像レンズを用いたカメラ装置が、たとえば特許文献1に開示されている。
しかしながら、広い範囲を撮影した画像は、その画像の一部、たとえば音が出ている方向のエリアの画像のみを常に見ていたいと思っても、そのエリアは広い範囲の画像の一部に過ぎないため、見づらい上に解像度が落ち、画像の内容が判別し難いという問題がある。このような問題は、観察したいエリアが変化する場合に顕著となる。
そこで、本発明は、広い範囲を撮影した画像を記録できるとともに、所定の情報に基づいて、狭い範囲の画像を表示することにより、必要な画像の内容を判別し易くしたカメラ装置および画像記録再生方法を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するため、本発明のカメラ装置は、広角の撮影レンズおよび撮影レンズを透過した被写体の光が結像する撮像手段を有するカメラ部と、被写体が発する音または/および被写体周辺の音を集めるマイクと、撮像手段に結像した撮像画像の画像データの画像処理を行うとともにその画像処理された画像データおよびマイクで集められた音を記録する処理制御手段と、処理制御手段により画像処理された画像データの映像を集音された音の再生とともに表示する表示画面を備える表示手段と、表示画面を操作する操作手段とを備えるカメラ装置において、処理制御手段は、撮像画像の全体を記録する処理と、表示手段に映像を表示する際に、集音された音またはその他の情報に基づいて音がする方向のエリアまたは特定されたエリアを、撮影画像全体から切り出して表示する処理を行っている。
カメラ装置をこのような構成とすることにより、広い範囲を撮影した画像を記録できるとともに、所定の情報に基づいて、狭い範囲の画像を表示することにより、必要な画像の内容を判別し易くなる。
他の発明は、上述の発明に加え、処理制御手段は、撮像画像の全体が表示画面の一部の領域に表示され、かつ画像のデータ量が低減処理された縮小映像を生成する縮小映像生成処理と、撮像画像の1または複数の部分について撮影レンズによる歪みを補正するとともに縮小映像に比べて拡大された拡大映像であって切り出された映像を生成する拡大映像生成処理と、縮小映像および拡大映像を表示画面に表示する制御と、を行なうこととしている。この発明では、歪みが補正された拡大映像により撮影範囲の細部についての映像を観ることができるとともに、縮小映像により撮影範囲の全体の様子を観ることができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、縮小映像には、拡大映像に対応する範囲を示す表示が行われることとする。カメラ装置をこのような構成とすることにより、縮小映像に、拡大映像に対応する範囲を示す表示が行われるため、拡大映像の縮小映像内における位置関係を容易に確認することができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、切り出されるエリアは、音のする方向であって音の移動によってそのエリアが変化する変化エリアと、特定方向に固定された方向固定エリアとの少なくとも2つのエリアであって、そのエリアが表示画面に同時に表示されるものとしている。カメラ装置をこのような構成とすることにより、たとえば、会議の場合、黒板方向を固定エリアとし、発言者を変化エリアとすることで、会議の様子を適切に表示できると共に、全てのエリアを記録として保存できることとなる。
また、本発明の画像記録再生方法は、広角の撮影レンズによって撮影された撮像画像の全体を記録すると共にマイクで集音された音を記録する記録ステップと、撮影画像全体から集音された音に基づいてその音がする方向のエリアを切り出す切り出しステップと、切り出されたエリアの限定画像を歪み補正し、音の再生と共に表示する表示ステップと、を有している。
この画像記録再生方法では、広い範囲を撮影した画像を記録できるとともに、所定の音に基づいて、狭い範囲の画像を表示することにより、音の発生場所である画像の内容を判別し易くなると共に、音の発生状況を容易に確認できる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、撮影画像全体は360度全周を有する円形画像であり、限定画像は補間処理等によって拡大された拡大画像とすることとしている。このような方法を採用することにより、拡大映像用の画像データを、撮像画像の画像データのうち、拡大映像に対応する部分のみの画像データとすることができ、表示する画像データの転送時間を短くすることができる。このため、拡大映像の表示を円滑に行うことができる。また、全体の画像が記録されているので、後に、適宜、音がする方向のエリアを表示できる。
本発明のカメラ装置および画像記録再生方法によれば、広い範囲を撮影した画像を記録できるとともに、所定の情報に基づいて、狭い範囲の画像を表示することができる。このため、観ようと思えば、いつでも撮影範囲の全体を観ることができるとともに、必要となる部分を判別し易い画像として観ることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るカメラ装置100について、図1から図6を参照しながら説明する。なお、画像記録再生方法については、カメラ装置100の動作と併せて説明することとする。
本発明の第1の実施の形態に係るカメラ装置100について、図1から図6を参照しながら説明する。なお、画像記録再生方法については、カメラ装置100の動作と併せて説明することとする。
このカメラ装置100は、会議用のカメラまた家庭用や事務所用の監視カメラとして使用できる他、製品検査のための撮影を行うカメラ装置としても使用することができる。また、インターネット等の通信手段を介して使用することもできる。
図1にカメラ装置100の全体的な外観の構成を示す。このカメラ装置100は、カメラ部200、表示手段としてのモニタ300、指向性を有している3つのマイク311,312,313および操作手段としての操作装置400を有している。この実施の形態においては、操作装置400にモニタ300が一体に取り付けられている。モニタ300には、カメラ部200で撮影した画像が表示される。操作装置400は、カメラ装置100の電源スイッチやモニタ300に表示される表示内容を切り替える等、カメラ装置100を操作するための操作スイッチ410やスピーカ420等が備えられている。
次に、図2を参照しながらカメラ部200の構成を説明する。カメラ部200は、図面中、点線にて図示をする外装筐体210、光学系220、撮像手段としての撮像素子230および回路装置240を備えている。外装筐体210は、たとえば、3cm四方の略直方体を呈する小型の形態となっている。光学系220は、撮影レンズ221およびレンズ鏡筒222を有している。
光学系220は、レンズ鏡筒222が外装筐体210内に収容され、撮影レンズ221は外装筐体210の外部に露出させられている。撮影レンズ221は、180度以上(約200度)の広い画角の光学特性を有するいわゆる広角レンズである。この撮影レンズ221は、被写体光の入射側となる前面が通常の凸レンズ程度の膨らみとなっており、平面に近いものとなっている。しかし、レンズ内部のガラスの処理に工夫を施し、180度以上の画角を有し、かつ光軸周りの全周囲、すなわち360度の全周囲に亘って撮影可能となっている。
撮影レンズ221の結像位置には、撮像素子230が配設されている。撮像素子230としては、たとえば、CMOS(Complementary Metal OxideSemiconductor)を使用する。CMOSの代わりにCCD(Charge Coupled Device)やその他の光電変換素子を使用してもよい。
レンズ鏡筒222には、ピント調整ノブ223が設けられている。レンズ鏡筒222は、ピント調整ノブ223を手指で摘んで光軸の周りに回転させると、撮像素子230に対して、光軸方向に進退するように構成されている。したがって、ピント調整ノブ223により、撮影レンズ221の結像位置が撮像素子230の撮像面になるように、撮影レンズ221の光軸方向の位置を調整することができる。
この実施の形態においては、撮影レンズ221による結像画像は、撮像素子230の撮像面内に全て収まるように撮像素子230の撮像面の大きさ、および撮影レンズ221と撮像素子230との配置が構成されている。したがって、撮像素子230の撮像面には、撮影レンズ221の形状に対応して円形の画像が結像することになる。
また、カメラ部200は、マイク201、通信手段としてのUSB(Univereal Serial Bus)ケーブル202が接続するUSB接続部203、およびオーディオやビデオの信号を出力するAV信号出力部204とを有している。
マイク201やマイク311,312,313は、撮影を行う範囲の場所の音を取り込むものである。すなわち、マイク201やマイク311,312,313は、被写体から発する音や被写体周辺の音を収集するものである。カメラ部200と操作装置400とは、USB接続部203に接続されるUSBケーブル202により相互に通信可能に接続されている。AV信号出力部204は、カメラ部200側の画像データやマイク201やマイク311,312,313で集音した音声信号をモニタ300やスピーカ420に出力する場合に使用される。
図3は、処理制御手段となる回路装置240の構成およびカメラ装置100の全体的な構成をブロック図として示している。この図3を参照しながら、カメラ装置100の動作等について説明する。また、回路装置240は、画像処理装置としても構成され得る。
撮影レンズ221を透過した被写体の光は、撮像素子230の撮像面に結像し、この結像画像に基づく画像信号が撮像素子230から出力される。撮像素子230から出力された画像信号は、回路装置240に入力する。この回路装置240は、マイク201の他に、画像信号処理部241、画像圧縮処理部242、制御部243、この制御部243について備えられるメモリ244、座標変換部245、およびこの座標変換部245について備えられるメモリ246を備えている。
撮像素子230から出力された画像信号は、画像信号処理部241に入力する。この画像信号処理部241において、撮像素子230からの画像信号に対して、カラー処理等の所定の画像処理を施す。
画像圧縮処理部242においては、画像信号処理部241で画像処理を施された画像信号の画像データを圧縮処理し、画像データのデータ量が減らされた圧縮画像データを生成する。画像データの圧縮処理は、たとえば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)を用いて行う。
制御部243は、モニタ300に表示される撮影レンズ221の撮影映像の表示態様に応じた映像の生成処理や音声信号の再生を含めてカメラ装置100の動作の制御を司る。この実施の形態のカメラ装置100は、後述する図4、図5および図6に示すように、撮影レンズ221の撮影映像を、映像の内容が異なる複数の表示態様を選択してモニタ300に表示することができる。制御部243は、撮影画像の画像データから各表示態様において表示される映像を生成する画像処理や音声処理を行う。制御部243は、たとえばCPU(Central Processing Unit)により構成する。
メモリ244は、カメラ装置100の各部を動作させるためのプログラムの他、このプログラムを実行するためのワークメモリを備えている。たとえば、画像信号処理部241や画像圧縮処理部242における処理において、このメモリ244が活用されることになる。また、メモリ244は、マイク201やマイク311,312,313で集音した音信号を記録するとともに画像圧縮処理部242で圧縮処理された全体画像(円形の画像)を記録する。なお、この実施の形態では、3つのマイク311,312,313で集音した音に基づいて、後述する音の方向を判定しているが、マイク201が拾う音を含めて、音の方向を検出するようにしても良い。
座標変換部245は、制御部243とともに、画像圧縮処理部242からの画像データに基づいて、各表示態様に応じた映像を生成する画像処理を行う。この座標変換部245は、撮像素子230の撮像面上の撮像画像を、各表示態様において表示される映像になるように画像処理してモニタ300に表示する際に、撮像面における撮像画像の座標位置をモニタ300における映像の座標位置に変換する機能を有する。メモリ246は、座標変換部245を用いて画像処理を行う際のワークメモリとなっている。
モニタ300は、回路装置240から出力された画像信号に基づく映像を表示する。たとえば、液晶表示装置、CRT表示装置、あるいはプラズマディスプレ装置等から構成される。
操作装置400には、カメラ装置100の電源スイッチやモニタ300に表示される表示内容を切り替える等のカメラ装置100を操作するための操作スイッチ410やスピーカ420等(図1参照)が備えられる。この操作スイッチ410の操作内容に基づいて、制御部243を介してカメラ装置100が動作する。この操作スイッチ410の指示は、制御部243に送信され、所定の動作が実行される。なお、この操作スイッチ410は、後述する領域表示の位置の指定等を行う際に使用する。
操作スイッチ410には、モニタ300に表示される撮影レンズ221による映像の表示態様を切り替える主選択釦411と副選択釦412が備えられている。以下に、記録する際や再生する際に、これらの主選択釦411と副選択釦412の押下により切り替えられるモニタ300の映像の表示態様と表示される映像の内容について説明する。
カメラ装置100の電源をオフの状態からオンにされた後、撮影レンズ221の撮影映像が表示されるときの最初の表示態様は、図4(A)に示す全体映像310が表示される全体表示態様となる。この実施の形態では、カメラ部200は、たとえば、会議室の中央の机の上に設置されているものとし、図面に示されている全体映像310において、紙面の上下方向がそれぞれ会議室の前後方向に、また紙面の左右方向が、会議室の左右方向に対応しているものとして、以下の説明を行なう。また、以下に説明する映像の内容を示す図において、映像となっている被写体の前後左右方向をそれぞれ、(上)(下)(左)(右)として示す。(中)は、前後左右の真ん中、すなわち光軸および光軸の周辺の位置を示す。
この全体映像310は、撮像素子230の撮像面に結像した撮影レンズ221の結像がそのままの形で表示されたものとなっている。上述したように、撮影レンズ221の結像の大きさは、撮像素子230の撮像面内に収まるようになっている。そのため、撮像素子230の撮像面における撮影レンズ221の結像の輪郭は円形になり、結像部分以外の撮像面の部分は、光のあたる量が少ない暗い部分となる。この実施の形態では、撮像面の撮影レンズ221の結像部分以外の部分については、画素データを輝度0のデータとして扱うこととしている。そのため、全体映像310は、撮像レンズ221の結像の映像が円形に表示され、それ以外の部分については黒色に表示されたものとなっている。なお、この全体映像310は、撮影レンズ221により200度の画角で撮影した映像となっているため、中心から周囲に向かっていわゆる歪曲収差が強くなる映像になっている。
この全体映像310は、画像圧縮処理部242で圧縮され、その後、メモリ244に保存される。マイク311,312,313は、カメラ部200の周囲に120度間隔で配置される。3つのマイク311,312,313で収集された音は、制御部243で信号処理されデジタル信号としてメモリ244に保存される。これらの画像と音声は、会議が行われている間、全てメモリ244に保存される。なお、会議が終了した際、カメラ装置100の電源をオフとすることで記録動作、記録ステップが終了する。なお、記録開始と終了を電源のオンオフではなく、記録釦を設け、その記録釦の押下げによって記録開始と終了を行うようにしても良い。
記録終了後、会議の風景を再生する際、カメラ装置100の電源をオンまたは再生釦(図示省略)の押下によって、図4(A)に示す全体映像310がモニタ300に表示される。以下に、再生時の動作、すなわち、切り出しステップと、表示ステップとを説明する。
モニタ300の表示は、主選択釦411を押下することにより、図4(A)に示す全体映像310を表示する全体表示態様から図4(B)に示す拡大映像320を表示する拡大表示態様および図4(C)に示す併せ映像330を表示する併せ表示態様Iに切り替えることができる。表示態様の切り替えは、主選択釦411を押下する度に順に、全体表示態様(図4(A))→拡大表示態様(図4(B))→併せ表示態様I(図4(C))→全体表示態様(図4(A))…の順に切り替わる。すなわち、主選択釦411を押下することにより、全体表示態様(図4(A))、拡大表示態様(図4(B))および併せ表示態様I(図4(C))の3つの表示態様を選択することができる。
図4(B)に示す拡大表示態様における拡大映像320は、図4(A)に示す全体映像310の中央部に点線で示す略矩形の領域320Aが切り出され(切り出しステップ)、その切り出された領域の映像について、撮影レンズ221による歪曲収差が補正処理されるとともに、モニタ300の表示画面いっぱいに表示されるように拡大処理された拡大映像となっている。領域320Aは、撮影レンズ221の光軸を中心にして、たとえば、上下方向の画角が90度、左右方向の画角が120度の範囲にある被写体の映像を含むように設定されている。すなわち、拡大映像320の映像は、撮影レンズ221の光軸を中心にして、上下方向に90度の画角で、かつ、左右方向に120度の画角の左右方向に広がるパノラマ映像となっている。なお、以下の拡大処理を含めて、この拡大処理は、零次ホールド法、線形補間法、等による補間処理、デジタル・フィルタを用いた非整数倍や整数倍への拡大処理など、種々の拡大処理法を適宜採用することができる。
この拡大映像320は、領域320Aの部分に対応する撮像画像の画像データに基づいて生成される。すなわち、画像圧縮処理部242から出力される撮像素子230の画像データのうち、領域320Aに対応する部分の画像データに対して画素データの補完処理等の画像処理を行い生成される。このような画像処理により、拡大映像320は、領域320Aに対応する部分の撮像画像について、歪曲収差の補正処理と拡大処理が行われた映像として生成される。なお、拡大映像320は、撮像素子230の画像データの一部が切り出され、その切り出された画像データに基づいて生成されるので、全体映像310の映像データから拡大映像320を生成するのに比べて、表示処理が高速化されると共に、モニタ300に表示される映像の劣化は少ないものとなっている。
図4(C)に示す併せ表示態様Iにおける併せ映像330は、図4(B)に示す拡大映像320に加えてモニタ300の表示画面の左上に、全体映像310の縮小映像340を併せて表示した映像となっている。縮小映像340は、画像圧縮処理部242から出力される撮像素子230の画像データに対して、画素データの間引き処理等を行い生成する。縮小映像340は、画素データの間引き処理により生成されるので、画像データの量は、全体映像310のデータ量に比べて小さいものとなる。この結果、縮小映像340の画像データの転送等、縮小映像340について行う諸処理の処理速度が高速となる。なお、縮小映像340の画像データを減らす手段は、上述の画素データの間引き処理の他、色情報等の画像データを減らすことにより行ってもよい。また、縮小映像340について撮影を行う際、その撮影のフレームレートを下げることにより、画像データを減らすようにしてもよい。
拡大映像320と縮小映像340とを1つの画面上に併せて表示することにより、縮小映像340により、撮影レンズ221により撮影されている範囲の全体の様子を観ながら、撮影範囲の中央部については、拡大された映像により詳細な様子を観ることができる。また、縮小映像340には、領域320Aに対応する範囲を示す表示として領域表示341が重ねて表示される。この領域表示341が表示されることにより、拡大映像320の縮小映像340における位置関係を知ることができる。
全体表示態様(図4(A))、拡大表示態様(図4(B))あるいは併せ表示態様I(図4(C))の各表示態様において、副選択釦412を押下すると、以下に説明するように、各表示態様毎に、さらに複数の表示態様を選択することができる。
モニタ300の表示態様が全体表示態様(図4(A))のときに、副選択釦412を一度押下すると、モニタ300の表示態様を図5(A)に示す拡大映像320を表示する拡大表示態様に切り替えることができる。この図5(A)に示す拡大映像320は、図4(B)に示す拡大映像320と同一の映像である。すなわち、全体表示態様(図4(A))のときに、副選択釦412を一度押下したときには、主操作釦411を押下したときと同一の拡大映像320が表示される。
そして、もう一度、副選択釦412を押下すると、モニタ300の表示態様を、図5(B)に示すように、2分割映像350と2分割映像351の2つの映像が、モニタ300の表示画面の上下に表示される2分割表示態様に切り替えることができる。
2分割映像350,351は、図5(D)に示す全体映像310において、点線で示すアーチ状の略扇型を呈する領域350A,351Aにそれぞれ対応する映像である。2分割映像350は、領域350Aが切り出され(切り出しステップ)、その切り出された領域の映像に対応した映像であり、2分割映像351は、領域351Aが切り出され(切り出しステップ)、その切り出された領域の映像に対応した映像となっている。
領域350A,351Aは、全体映像310の中心に対して上下対称に設定される領域であって、各領域は、たとえば、撮影レンズ221の周縁側から光軸に対して60度の画角の範囲で、かつ、光軸の周りに110度の画角の範囲にある被写体の映像を含むように設定されている。すなわち、2分割映像350,351の映像は、撮影レンズ221の光軸に対して上下の位置において、撮影レンズ221の周縁から光軸側に60度の画角で、かつ、左右方向に110度の画角の左右方向に広がるパノラマ映像となっている。
2分割映像350,351は、領域350A,351Aの映像が切り出され(切り出しステップ)、その切り出された領域の映像について、撮影レンズ221による歪曲収差が補正処理されると共に、拡大処理され、モニタ300の上下のそれぞれの表示画面いっぱいに表示される(表示ステップ)。2分割映像350,351も、上述した拡大映像320と同様に、画像圧縮処理部242から出力される撮像素子230の画像データに対して、画素データの補完処理等を行うことにより、領域350A,351Aに対応する部分の撮像画像について、歪曲収差の補正処理と拡大処理が行われた映像として生成される。そのため、全体映像310の映像データから2分割映像350,351を生成するのに比べて、モニタ300に表示される映像の劣化は少ないものとなっている。
さらに、もう一度、副選択釦412を押下すると、モニタ300の表示態様を、図5(C)に示すように、4分割映像360、4分割映像361、4分割映像362および4分割映像363の4つの映像が、モニタ300の表示画面の上下左右に表示される4分割表示態様に切り替えることができる。4分割映像360,361,362,363は、図5(E)に示す全体映像310において、点線で示すアーチ状の略扇型を呈する領域360A,361A,362A,363Aのエリアがそれぞれ切り出され、拡大処理された映像である。
4分割映像360は領域360Aに、4分割映像361は領域361Aに、4分割映像362は領域362Aに、そして、4分割映像363は領域363Aにそれぞれ対応している。領域360A,361A,362A,363Aは、全体映像310の中心に対称に左右の斜め45度上方と斜め45度下方に設定される領域であって、各領域は、たとえば、撮影レンズ221の周縁側から光軸に対して50度の画角の範囲で、かつ、光軸の周りに90度の画角の範囲にある被写体の映像を含むように設定されている。
すなわち、4分割映像360,361,362,363の映像は、撮影レンズ221の左右の斜め45度上方と斜め45度下方の位置において、撮影レンズ221の周縁から光軸側に50度の画角で、かつ、左右方向に60度の画角のパノラマ映像となっている。
4分割映像360,361,362,363は、領域360A,361A,362A,363Aの映像について、撮影レンズ221の歪曲収差が補正処理されるとともに、モニタ300の上下のそれぞれの表示画面にいっぱいに表示されるように拡大処理された拡大映像となっている。4分割映像360,361,362,363も、上述した拡大映像320あるいは2分割映像350,351と同様に、画像圧縮処理部242から出力される撮像素子230の画像データに対して、画素データの補完処理等を行うことにより、領域360A,361A,362A,363Aに対応する部分の撮像画像について、歪曲収差の補正処理と拡大処理が行われた映像として生成される。そのため、全体映像310の映像データから4分割映像360,361,362,363を生成するのに比べて、モニタ300に表示される映像の劣化は少ないものとなっている。
この4分割表示態様の表示態様に続いて、副選択釦412をさらにもう一度押下すると、モニタ300の表示は、再び、拡大全体表示態様(図5(A))となる。以上のように、モニタ300の表示態様が全体表示態様(図4(A))のときに、副選択釦412を押下すると、押下する度に、拡大表示態様(図5(A))→2分割表示態様(図5(B))→4分割表示態様I(図5(C))→拡大表示態様(図5(A))…の順にモニタ300の表示態様が切り替わる。
モニタ300の表示態様が拡大表示態様(図4(B))のときに、副選択釦412を一度押下すると、モニタ300の表示態様を図5(B)に示す2分割表示態様に切り替えることができる。さらに、もう一度、副選択釦412を押下すると、モニタ300の表示態様を図5(C)に示す4分割表示態様に切り替えることができる。この表示態様に続いて、副選択釦412をさらにもう一度押下すると、モニタ300の表示態様は、図4(B)に示す拡大映像320と同一の映像が表示される図5(A)に示す拡大表示態様となる。
すなわち、モニタ300の表示態様が拡大表示態様(図4(B))のときに、副選択釦412を押下すると、押下する度に、2分割表示態様(図5(B))→4分割表示態様(図5(C))→拡大表示態様(図5(A))…の順にモニタ300の表示態様を切り替えることができる。
モニタ300の表示態様が、併せ映像330が表示されている併せ表示態様I(図4(C))のときに、副選択釦412を一度押下すると、モニタ300の表示態様を、図6(A)に示す併せ映像370が表示される併せ表示態様IIに切り替えることができる。併せ映像370は、縮小映像340と拡大映像371とが併せて表示される映像となっている。拡大映像371は、縮小映像340に重ねて表示されるアーチ状の略扇型を呈する領域表示342により指定する領域に対応する映像である。
領域表示342は、縮小映像340において、たとえば、撮影レンズ221の周縁側から光軸に対して50度の画角の範囲で、かつ、光軸の周りに90度の画角の範囲にある被写体の映像に含むように設定されている。すなわち、拡大映像371の映像は、撮影レンズ221の周縁から光軸側に50度の画角で、かつ、左右方向に90度の画角のパノラマ映像となっている。
この領域表示342は、ボール型スイッチ413を回転操作することにより、縮小映像340の周方向の任意の位置に移動できるようになっている。拡大映像371は、ボール型スイッチ413を操作して所望の位置に移動させられた領域表示342により指定された領域が切り出され(切り出しステップ)、その切り出された領域の映像について、撮影レンズ221の歪曲収差が補正処理されると共に、拡大処理され、モニタ300の表示画面にいっぱいに表示される(表示ステップ)。
また、この領域表示342は、ボール型スイッチ413を操作するのではなく、音追随スイッチ414を押すことによっても生成される。すなわち、音追随スイッチ414が押されると、制御部243は、保存されていた音声信号に基づいて最も大きな声の方向のエリア、すなわち領域表示342を縮小映像340中に、自動表示すると共に、対応する拡大映像371を自動表示する。拡大映像371の映像は、最も音が大きくなる方向を中心として左右方向に45度(縮小映像340で計90度)の範囲とされている。しかし、この角度範囲を90度ではなく60度、45度等にしても良い。なお、音の最も大きな方向の抽出は、3つのマイク311,312,313の配置位置とそれらが集音した音の大きさとから、制御部243によって算出される。
拡大映像371は、拡大映像320と同様に、画像圧縮処理部242から出力される撮像素子230の画像データに対して、画素データの補完処理等を行うことにより、領域表示342に対応する部分の撮像画像について、歪曲収差の補正処理と拡大処理が行われた映像として生成される。そのため、画素データが間引き処理されて生成された縮小映像340の映像データから拡大映像371を生成するのに比べて、モニタ300に表示される映像の劣化は少ないものとなっている。
縮小映像340は、モニタ300の表示画面の左上に表示されている。拡大映像371と縮小映像340とを1つの画面上に併せて表示することにより、縮小映像340により、撮影レンズ221により撮影されている範囲の全体の様子を観ながら、領域表示342の撮影範囲については、拡大された映像により詳細な様子を観ることができる。また、領域表示342を表示することにより、拡大映像371の縮小映像340における位置関係を知ることができる。この領域表示342と拡大映像371は、ボール型スイッチ413を操作することで、変化させることができる。
また、音追随スイッチ414を押下したときには、この領域表示342と拡大映像371は、音が最も大きくなる方向が変われば、その音の方向に合わせて共に変化する。この構成では、発言者が変わってもその発言者の方向を拡大して表示し続けるとともに全体風景を表示するので、会議の状況を適切に把握できる。
モニタ300の表示態様が、上述の併せ表示態様II(図6(A))のときに、副選択釦412を一度押下すると、モニタ300の表示態様を図6(B)に示す併せ映像380が表示される併せ表示態様IIIに切り替えることができる。この併せ映像380は、縮小映像340に併せて、2分割映像381Aと2分割映像381Bの2つの映像が表示される映像となっている。
2分割映像381A,381Bは、縮小映像340に重ねて表示されるアーチ状の略扇型を呈する2つの領域表示343A,343Bにより指定される領域に対応する映像である。2分割映像381Aは領域表示343Aに対応し、2分割映像381Bは領域表示343Bに対応している。
領域表示343A,343Bは、縮小映像340において、たとえば、撮影レンズ221の光軸の両側に対称に、撮影レンズ221の周縁側から光軸に対して60度の画角の範囲で、かつ、光軸の周りに110度の画角の範囲にある被写体の映像を含むように設定されている。すなわち、2分割映像381A,381Bの映像は、撮影レンズ221の光軸に対して対称の位置において、撮影レンズ221の周縁から光軸側に60度の画角で、かつ、左右方向に110度の画角の左右方向に広がるパノラマ映像となっている。この領域表示343A,343Bは、光軸に対し、対称ではなく、互いに隣接する位置のものとしても良い。
この領域表示343A,343Bは、ボール型スイッチ413を回転操作することにより、縮小映像340の周方向の任意の位置に移動できるようになっている。2分割映像381A,381Bは、ボール型スイッチ413を操作して所望の位置に移動させられた領域表示343A,343Bにより指定された領域の映像を切り出し(切り出しステップ)、その切り出した部分について、撮影レンズ221の歪曲収差が補正処理されると共に、拡大処理され、モニタ300の上下のそれぞれの表示画面いっぱいに表示される(表示ステップ)。
また、領域表示343A,343Bは、音追随スイッチ414が押下され、音追随機能が働いているときに、副選択釦412が再度押下されると、音が最も大きい方向と、次に音が大きい方向とが制御部243によって自動的に抽出され、縮小映像340中に表示される。拡大映像となる2分割映像381Aは、最も音が大きい方向のエリアの画像で、2分割映像381Bは、次に音が大きい方向のエリアの映像となる。なお、2分割映像381A,381Bは、それぞれ音の中心から左右55度(縮小映像340で計110度)の範囲とされているか、その角度を110度ではなく、90度、60度、45度等としても良い。
2分割映像381A,381Bは、上述した2分割映像350,351と同様に、画像圧縮処理部242から出力される撮像素子230の画像データに対して、画素データの補完処理等を行うことにより、領域表示343A,343Bに対応する部分の撮像画像について、歪曲収差の補正処理と拡大処理が行われた映像として生成される。そのため、画素データが間引き処理されて生成された縮小映像340の映像データから2分割映像381A,381Bを生成するのに比べて、モニタ300に表示される映像の劣化は少ないものとなっている。
縮小映像340は、モニタ300の表示画面の左上に表示されている。2分割映像381A,381Bと縮小映像340とを1つの画面上に併せて表示することにより、縮小映像340により、撮影レンズ221により撮影されている範囲の全体の様子を観ながら、領域表示343A,343Bの撮影範囲については、拡大された映像により詳細な様子を観ることができる。また、領域表示343A,343Bを表示することにより、2分割映像381A,381Bの縮小映像340における位置関係を知ることができる。
モニタ300の表示態様が、上述の併せ表示態様III(図6(B))のときに、副選択釦412を一度押下すると、モニタ300の表示態様を図6(C)に示す併せ映像390が表示される併せ表示態様IVに切り替えることができる。なお、音追随スイッチ414が押下され、音追随機能が働いているときの上述の副選択釦の412の押下は、音追随機能が解除されることを意味し、ボール型スイッチ413の操作のみが可能となる。
この併せ映像390は、縮小映像340に併せて、4分割映像391A、4分割映像391B、4分割映像391C、4分割映像391Dの4つの映像が表示される映像となっている。4分割映像391A,391B,391C,391Dは、縮小映像340に重ねて表示されるアーチ状の略扇型を呈する4つの領域表示344A,344B,344C,344Dにより指定される領域に対応する映像である。
4分割映像391Aは領域表示344Aに対応し、4分割映像391Bは領域表示344Bに対応し、4分割映像391Cは領域表示344Cに対応し、4分割映像391Dは領域表示344Dに対応している。領域表示344A,344B,344C,344Dは、縮小映像340において、撮影レンズ221の光軸の回りに対称に45度の間隔で、たとえば、撮影レンズ221の周縁側から光軸に対して50度の画角の範囲で、かつ、光軸の周りに90度の画角の範囲にある被写体の映像を含むように設定されている。
すなわち、4分割映像391A,391B,391C,391Dの映像は、撮影レンズ221の光軸の周りに対称に、撮影レンズ221の周縁から光軸側に50度の画角で、かつ、左右方向に90度の画角のパノラマ映像となっている。この領域表示344A,344B,344C,344Dは、ボール型スイッチ413を回転操作することにより、縮小映像340の周方向の任意の位置に移動できるようになっている。4分割映像391A,391B,391C,391Dは、ボール型スイッチ413を操作して所望の位置に移動させられた領域表示344A,344B,344C,344Dにより指定された領域の映像について、撮影レンズ221の歪曲収差が補正処理されるとともに、モニタ300の上下左右のそれぞれの表示画面にいっぱいに表示されるように拡大処理された拡大映像となっている。
4分割映像391A,391B,391C,391Dは、上述した4分割映像360,361,362,363と同様に、画像圧縮処理部242から出力される撮像素子230の画像データに対して、画素データの補完処理等を行うことにより、領域表示344A,344B,344C,344Dに対応する部分の撮像画像について、歪曲収差の補正処理と拡大処理が行われた映像として生成される。そのため、画素データが間引き処理されて生成された縮小映像340の映像データから4分割映像391A,391B,391C,391Dを生成するのに比べて、モニタ300に表示される映像の劣化は少ないものとなっている。
縮小映像340は、モニタ300の表示画面の左上に表示されている。4分割映像391A,391B,391C,391Dと縮小映像340とを1つの画面上に併せて表示することにより、縮小映像340により、撮影レンズ221により撮影されている範囲の全体の様子を観ながら、領域表示344A,344B,344C,344Dの撮影範囲については、拡大された映像により詳細な様子を観ることができる。また、領域表示344A,344B,344C,344Dを表示することにより、2分割映像381A,381Bの縮小映像340における位置関係を知ることができる。
このように、モニタ300の表示態様が併せ表示態様I(図4(C))が表示されているときに、副選択釦412を押下すると、押下する度に、併せ表示態様II(図6(A))→併せ表示態様III(図6(B))→併せ表示態様IV(図6(C))…の順にモニタ300の表示態様を切り替えることができる。
ところで、併せ映像330(図4(C))、併せ映像370(図6(A))、併せ映像380(図6(B))および併せ映像390(図6(C))をモニタ300に表示する際には、回路装置240からモニタ300への画像データの転送は、縮小映像340の画像データと他の映像(拡大映像320、拡大映像371、2分割映像381A,381B、4分割映像391A,391B,391C,391D。以下、これらの映像を総称して、他の映像と記載する。)の画像データとを異なるタイミングで転送する。このようにすることにより、縮小映像340の画像データと他の映像の画像データを同じタイミングで転送するのに比べて、画像データの転送時間を短くすることができる。
たとえば、上述の他の映像は、撮影範囲の全体を表示している縮小映像340の一部分の映像について注目しているものであるため、他の映像として撮影されている撮影範囲の変化をリアルタイムまたは短い時間間隔を空けて逐次的に観たい場合がある。このような場合には、他の映像の画像データをリアルタイムで全フレームを転送し、縮小映像の画像データについては、一定の間隔を空けて、たとえば、10フレーム毎に転送するようにする。
これに対し、撮影範囲の中の一部を映す他の映像に比べて、撮影範囲の全体の変化について注目した場合には、縮小映像340の画像データをリアルタイムで全フレームを転送し、他の映像の画像データについては、一定の間隔を空けて、たとえば、10フレーム毎に転送するようにしてもよい。
また、縮小映像340の画像データと他の映像の画像データを、所定の比率、たとえば、縮小映像340の画像データの転送時間1に対して他の映像の画像データの転送時間4の比率で、交互に転送してもよい。
操作装置400は、パソコンを用いてもよい。この場合には、モニタ300は、パソコンのモニタに相当し、また操作スイッチ410は、パソコンのキーボードあるいはマウスに相当することになる。この場合、主操作ボタン411と副操作ボタン412は、それぞれキーボードの所定のキーとなる。また、領域表示342、領域表示343A,343B、領域表示344A,344B,344C,344Dのボール型スイッチ413による移動は、マウスを利用して行うことになる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この実施の形態は、図7に示すようにカメラ部200を、USBケーブル202を介してサーバー500と接続し、このサーバー500に対して、複数の操作装置400(パソコン)を接続するものである。すなわち、この実施の形態におけるカメラ装置100は、カメラ部200に対して複数の複数の操作装置400(パソコン)が接続された構成となっている。このような構成とすることにより、メモリ244Aに記録された画像データと音声情報とを複数の操作装置400(パソコン)により再生することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この実施の形態は、図7に示すようにカメラ部200を、USBケーブル202を介してサーバー500と接続し、このサーバー500に対して、複数の操作装置400(パソコン)を接続するものである。すなわち、この実施の形態におけるカメラ装置100は、カメラ部200に対して複数の複数の操作装置400(パソコン)が接続された構成となっている。このような構成とすることにより、メモリ244Aに記録された画像データと音声情報とを複数の操作装置400(パソコン)により再生することができる。
なお、カメラ部200側にUSB接続部203(図2参照)を複数設け、サーバー500を介すことなく、直接、複数の操作装置400(パソコン)をカメラ部200に接続する構成としてもよい。また、カメラ部200とサーバー500との接続、あるいは、カメラ部200と操作装置400との接続は、USB接続に限らず、無線手段等、他の接続手段により接続するようにしてもよい。
このように複数の操作装置400(パソコン)を1つのカメラ部200に接続する場合には、回路装置240の構成を図8に示すように、カメラ部200側の回路装置240Aと操作装置400(パソコン)側の回路装置240Bに分割してもよい。つまり、カメラ部200側の回路装置240Aの構成を、画像信号処理部241、画像圧縮処理部242、制御部243A、メモリ部244A、マイク201およびセンサ247とする。そして、操作装置400(パソコン)側の回路装置240Bの構成を、制御部243B、メモリ244B、座標変換部245およびメモリ246を備える構成とする。
座標変換部245およびメモリ246については、上述の図3において説明したものと同様の機能を備える。センサ247は、動くものを検知する人感センサであり、赤外線センサとなっている。図8では、1つのセンサ247のみが示されているが、実際は、カメラ部200の4つの側面に1つずつ計4個のセンサ247が配置されている。また、制御部243A、メモリ244A、制御部243Bおよびメモリ244Bは全体として、図3において説明した制御部243およびメモリ244と同様の機能を備える。しかしながら、各表示態様に応じた映像の生成処理については、主として、操作装置400(パソコン)に備えられる制御部243B、メモリ244B、座標変換部245およびメモリ246により行う。
このような構成とすることにより、操作装置400(パソコン)において、画像圧縮処理部242から出力される撮像素子230の画像データから、拡大映像320等(2分割映像350,351、4分割映像360,361,362,363、2分割映像381A,381B、4分割映像391A,391B,391C,391D。以下、これらの映像を総称して、拡大映像320等と記載する。)の生成を行うことができる。
つまり、複数の操作装置400(パソコン)からの指示に基づき、カメラ部200が種々の拡大映像320等を生成することとした場合には、カメラ部200が種々の拡大映像320等を生成することになる。そのため、カメラ部200において膨大な処理作業を実行することになり、処理時間がかかり、操作装置400(パソコン)に映像が表示されるまでに要する時間が長くなる等の問題が生じる。これに対し、操作装置400(パソコン)側に、制御部243B、メモリ244B、座標変換部245およびメモリ246を備える構成とする場合には、各操作装置400(パソコン)において独立して異なる拡大映像320等を迅速に表示することができる。
ここで、先の第1の実施の形態では、音追随スイッチ414によって、音の方向のエリアを切り出すようにしたが、この第2の実施の形態では、4つのセンサ247によって、動くものが検知されたとき、その方向のエリアを切り出し拡大映像とする。この場合、1方向の場合は図6(A)の画像とし、2方向の場合は図6(B)の画像とし、3方向以上のときは図6(C)の画像とするように制御される。
カメラ部200から操作装置400(パソコン)に転送される画像データについては、撮像素子230の画像データのうち、操作スイッチ410によって指示された領域表示に対応する部分だけの画像データとすることが好ましい。このようにすることにより、カメラ部200から撮像素子230の撮像画像についての画像データを全て操作装置400に転送するのに比べて、画像データの転送時間を短くすることができる。そのため、各操作装置400(パソコン)のモニタ300において、拡大映像の表示を行う際に円滑に表示を行うことができる。なお、縮小映像340と指定された領域表示の画像データの転送を第1の実施の形態と同様に、異なるタイミングで転送するようにしてもよい。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない限り、種々変更実施できる。たとえば、上述の各実施の形態では、記録した後、再生するときの例を示したが、記録と同時に撮影画像を再生または表示する場合や、記録を行わず、撮影画像を単に表示する場合にも適用できる。
また、領域表示の画像データ(元画像)については、領域表示に正確に対応した部分だけの画像データとしてもよいが、拡大映像320等を生成する際に、領域表示に対応した部分の周囲の画素の画像データを必要とすることがある。このような場合には、適宜、領域表示の画像データと共に、その領域の周囲の画素の画像データについても転送してもよい。
なお、第1の実施の形態あるいは第2の実施の形態に示したカメラ装置100において、記録と同時に再生または表示をする場合、画像データの転送、すなわち、拡大用のエリアの画像の転送または/および縮小画像の転送を、音が生じたときまたは被写体が動いたときに行うようにしてもよい。
たとえば、会議の場合、通常は縮小画像340のみ表示し、発言者が出たら発言者のエリアの画像を切り取り、その部分を拡大処理し(第1の実施の形態)またはその処理をせず(第2の実施の形態)に、モニタ300側へ転送する。モニタ300では、発言者のエリアの拡大映像と縮小映像340を表示するようにする。また、記録後に再生する場合も再生用のデータのモニタ300側への転送を同様に行うことができる。また、センサ247を設けた場合、人物が撮影範囲内に入ったときに、センサ247の検出信号を受けて、同様に画像データの転送を行うようにしてもよい。
これらの際のモニタ300の表示内容は、縮小映像340と、音が出ている方向または動くもの(人物等)が含まれる他の映像(拡大映像320、拡大映像371、2分割映像381A,381B、4分割映像391A,391B,391C,391D。)を表示するようにするのが好ましい。
また、図5(B)に示す2分割表示態様や図6(B)に示す併せ映像の際、各上部画面に、黒板等の固定エリアの画像を拡大表示し、各下部画面に音のする方向のエリアまたは動いている人の方向のエリアの画像を拡大表示するようにしても良い。また、音追随機能や動く物感知機能などを利用して、特定エリアを切り出し、拡大表示する際、画面いっぱいにその特定エリアの拡大画像のみを表示させるようにしてもよい。
また、全体映像310から切り出すエリアを決定するものとして、音や動くもの以外に動きのないもの、予め、指定した特定の人や物、等、種々の情報が採用され得る。また、情報を検知する手段として、3つのマイク311,312,313や4つのセンサ247を例示したが、用途や状態によっては、1つのセンサや1つのマイクまたは2つ以上(複数)のセンサやマイクとしても良い。さらには、会議の場合、参加者各人にマイクを付けたり、各人の前にマイクを置くことで、発言者、すなわち、切り出すエリアを特定することができる。
また、第1の実施の形態あるいは第2の実施の形態においてはカメラ装置100を例にとって説明したが、カメラ等の撮像手段により撮像した画像データをハードディスクやDVD(Digital Versatile Disc)等の記録手段に記録し、この画像データを画像処理装置としての回路装置240により画像処理して、モニタ300に表示するようにしてもよい。この場合、画像処理装置(回路装置240)と画像データが記録されている記録手段とをネットワークを介して接続するようにしてもよい。
また、ハードディスクやDVD等のカメラ装置100とは別体または一体の記録手段に記録された画像データについて、上述の回路装置240によって、上述した画像処理方法による画像処理を行い、モニタ300への映像の表示を行うようにしてもよい。すなわち、上述の撮影レンズ221と同様な広角レンズにより撮像し、上記記録手段に記録された画像データに対して、回路装置240または回路装置240と同様な制御処理手段が、縮小映像340を生成する縮小映像生成処理と、撮像画像の1または複数の部分について撮影レンズ221による歪みを補正するとともに縮小映像340に比べて拡大された他の映像(拡大映像320、拡大映像371、2分割映像381A,381B、4分割映像391A,391B,391C,391D。)を生成する拡大映像生成処理とを行うとともに、縮小映像340および上記他の映像をモニタ300に表示する処理を行なってもよい。
100 … カメラ装置
201 … マイク
221 … 撮影レンズ
230 … 撮像素子(撮像手段)
240 … 回路装置(処理制御手段)
300 … モニタ(表示画面)
311,312,313 … マイク
320 … 拡大映像
340 … 縮小映像
341 … 領域表示
343A … 領域表示
343B … 領域表示
344A … 領域表示
344B … 領域表示
344C … 領域表示
344D … 領域表示
350 … 2分割映像(拡大映像)
351 … 2分割映像(拡大映像)
360 … 4分割映像(拡大映像)
361 … 4分割映像(拡大映像)
362 … 4分割映像(拡大映像)
363 … 4分割映像(拡大映像)
381A … 2分割映像(拡大映像)
381B … 2分割映像(拡大映像)
391A … 4分割映像(拡大映像)
391B … 4分割映像(拡大映像)
391C … 4分割映像(拡大映像)
391D … 4分割映像(拡大映像)
400 … 操作装置(操作手段)
420 … スピーカ
201 … マイク
221 … 撮影レンズ
230 … 撮像素子(撮像手段)
240 … 回路装置(処理制御手段)
300 … モニタ(表示画面)
311,312,313 … マイク
320 … 拡大映像
340 … 縮小映像
341 … 領域表示
343A … 領域表示
343B … 領域表示
344A … 領域表示
344B … 領域表示
344C … 領域表示
344D … 領域表示
350 … 2分割映像(拡大映像)
351 … 2分割映像(拡大映像)
360 … 4分割映像(拡大映像)
361 … 4分割映像(拡大映像)
362 … 4分割映像(拡大映像)
363 … 4分割映像(拡大映像)
381A … 2分割映像(拡大映像)
381B … 2分割映像(拡大映像)
391A … 4分割映像(拡大映像)
391B … 4分割映像(拡大映像)
391C … 4分割映像(拡大映像)
391D … 4分割映像(拡大映像)
400 … 操作装置(操作手段)
420 … スピーカ
Claims (6)
- 広角の撮影レンズおよび上記撮影レンズを透過した被写体の光が結像する撮像手段を有するカメラ部と、
上記被写体が発する音または/および上記被写体周辺の音を集めるマイクと、
上記撮像手段に結像した撮像画像の画像データの画像処理を行うとともに、その画像処理された画像データおよび上記マイクで集められた音を記録する処理制御手段と、
上記処理制御手段により画像処理された画像データの映像を上記集音された音の再生とともに表示する表示画面を備える表示手段と、上記表示画面を操作する操作手段とを備えるカメラ装置において、
上記処理制御手段は、上記撮像画像の全体を記録する処理と、上記表示手段に映像を表示する際に、上記集音された音またはその他の情報に基づいて音がする方向のエリアまたは特定されたエリアを、上記撮影画像全体から切り出して表示する処理を行うこと、
を特徴とするカメラ装置。 - 前記処理制御手段は、前記撮像画像の全体が前記表示画面の一部の領域に表示され、かつ画像のデータ量が低減処理された縮小映像を生成する縮小映像生成処理と、前記撮像画像の1または複数の部分について前記撮影レンズによる歪みを補正するとともに上記縮小映像に比べて拡大された拡大映像であって前記切り出された映像を生成する拡大映像生成処理と、上記縮小映像および上記拡大映像を前記表示画面に表示する制御と、を行なうことを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。
- 前記縮小映像には、前記拡大映像に対応する範囲を示す表示が行われることを特徴とする請求項2記載のカメラ装置。
- 前記切り出されるエリアは、音のする方向であって音の移動によってそのエリアが変化する変化エリアと、特定方向に固定された方向固定エリアとの少なくとも2つのエリアであって、そのエリアが前記表示画面に同時に表示されることを特徴とする請求項1、2または3記載のカメラ装置。
- 広角の撮影レンズによって撮影された撮像画像の全体を記録するとともにマイクで集音された音を記録する記録ステップと、上記撮影画像全体から上記集音された音に基づいてその音がする方向のエリアを切り出す切り出しステップと、上記切り出されたエリアの限定画像を歪み補正し、上記音の再生とともに表示する表示ステップと、を有することを特徴とする画像記録再生方法。
- 前記撮影画像全体は360度全周を有する円形画像であり、前記限定画像は補間処理等によって拡大された拡大画像とすることを特徴とする請求項5記載の画像記録再生方法。
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