JP2008153876A - 画像表示システム、カメラ装置、表示処理装置、および、表示倍率変更方法 - Google Patents

画像表示システム、カメラ装置、表示処理装置、および、表示倍率変更方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示倍率変化を行っても解像度の低下がなく、また、観たい周囲の状況まで観ることが可能な表示システムを提供する。
【解決手段】カメラ装置2は、操作部、光学ズーム機能を持つ光学撮影部、カメラ制御部を備える。カメラ制御部は、所望の光学ズーム倍率の代表画像と、所望の光学ズーム倍率と異なる倍率の少なくとも1枚の変倍画像とを含む複数枚の画像が連続撮影により取得する。表示倍率制御部5は、外部からの指示に基づいて、表示装置6の一定の画面領域61に対し映像内容の表示倍率を変更するための制御を行う。表示倍率制御部5は、指示がないときは、代表画像を選択して画面領域61に表示させ、指示があったときは、当該指示に対応する一の変倍画像を選択して画面領域61に表示している代表画像と置き換える制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、一定の大きさを有する画面領域に対する映像内容の表示倍率を外部からの指示に基づいて変更可能な画像表示システムと、当該画像表示システムに用いることが可能なカメラ装置および表示処理装置と、表示倍率変更方法とに関する。
近年の画像表示システムは、映像内容(映像コンテンツ)を見て楽しむという従来からある機能以外に、文字等の情報の付加、複数の映像の同時表示など様々な機能を持つ。かかる機能は、ディジタル画像表示システムの進展と、表示画面が大型化、高精細化したことにより以前にも増して多様化している。
ディジタル表示機能の多様化の一つに、表示画面の一部または全部の固定の画面領域内で、映像内容を拡大して表示するズーム表示機能が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に、リモートコントローラのカーソル操作により、表示画面の所定の等分割領域を単位として、その単位内に表示されている映像内容を、全画面に2倍、3倍にズームアップすることが可能なビデオ表示装置(たとえばDVDプレーヤーなどのビデオ機器)が開示されている。
この開示されている機能はテレビジョン受像機にも適用され、ズーム表示機能として知られている。
一方、ビデオ機器やテレビジョン受像機(あるいはビデオモニタ)が持つ上記ズーム表示機能は、DVD等のソフトウエアや放送番組を鑑賞しているとき以外に、他の用い方もできる。具体的には、これらの機器は、外部入力端子に接続されたコード、あるいは、専用スロットに挿入されたカード型メモリ等の記録メディアから入力され、外部機器(例えばディジタルカメラ)で取得されたディジタル画像データを動画または静止画として表示することが可能である。そして、外部機器又は記録メディアからの画像を表示する際、上記ズーム表示機能を用いると、多様な映像の楽しみ方ができて便利である。
特開平11−266437号公報
上記引用文献1に開示されているビデオ表示装置やテレビジョン受像機のズーム表示機能は、ある一定の画面領域の大きさはそのままで、その領域内の表示倍率をユーザ操作により変更するものである。この機能を用いると、たとえば多数のミュージシャンが参加しているコンサートの番組で、お気に入りのミュージシャンのみ拡大して見ることが可能である。また、放映映像(動画)内におけるOSD画面を、OSD画面の大きさはそのままで、OSD画面に映される細かな映像内容を拡大して観ることもできる。なお、OSD画面を全画面表示に切り替えることは、表示画面サイズの拡大であり、ここで言う「映像内容のズーム表示機能」とは異なる。
ところが、上記ズーム表示機能は、単に映像内容を拡大しただけでは観づらい、あるいは、観たい情報が得られないという不都合がある。
その原因の一つは、ズーム表示機能がディジタル処理によるディジタルズームであるために、表示画像の解像度が低下することである。補間処理等による解像度の向上技術も知られているが、この場合、処理負担が大きく、また、補間による解像度向上にも限界がある。
一般に、ズームアップしたい画像が動画の場合、解像度低下があっても視聴者にとっては余り気にならない。これに対し静止画の場合は、ズームアップすると、解像度の低下によって画面が非常に観づらくなる。さらに、番組や市販のソフトウエアで、あるズームさせたい場面(静止画)が映し出される最初の状態では、当該場面の映像内容全体が見える状態にしておき、そこからズームアップすることしかできないため、最初に映し出されている映像内容を越えた、その周囲の状況まで観ることはできない。
しかし、前述したように一般ユーザが任意に入力する映像ソースで上記ズーム表示機能が利用されることに鑑みれば、ズームアップの機能のみでは不十分である。つまり、ユーザが撮影した画像は、例えば「もっとアップがほしかった」「顔の一部が画面から外れている」といった不満が残る場合があり、ズームアップ時の画質さえ良ければ満足できるというものではない。
さらに、番組や市販のソフトウエアについては、通信環境の改善やメディアの容量増大が急速に進展している現在の状況を考慮するならば、最初に映し出される映像内容のみならず、通常は不要と考えられるが、さらに周囲の状況まで興味がある視聴者の多様な要求に答えるために、周囲の状況がわかる映像を含めて予め配信または市場提供することが望ましい。
本発明に係る画像表示システムは、カメラ装置と、表示装置と、前記表示装置に内蔵され、あるいは、前記表示装置に接続される他の電気機器内に設けられる表示倍率制御部とを有する。
前記カメラ装置は、シャッタ操作およびズーム操作が可能な操作部と、前記ズーム操作により撮影倍率を大きくすることが可能な光学ズーム機能を持つ光学撮影部と、前記シャッタ操作に基づいて前記光学撮影部を制御するカメラ制御部とを備える。この制御により、前記ズーム操作により決められた所望の光学ズーム倍率の代表画像と、前記所望の光学ズーム倍率と異なる倍率の少なくとも1枚の変倍画像とを含む複数枚の画像が連続撮影により取得される。
前記表示倍率制御部は、外部からの指示に基づいて、前記表示装置が持つ一定の大きさを有する画面領域に対し映像内容の表示倍率を変更するための制御を行う。具体的に、前記表示倍率制御部は、前記指示がないときは、前記カメラ装置から送られる前記複数枚の画像から前記代表画像を選択して前記表示装置の前記画面領域に表示させる制御を行う。一方、前記指示があったときは、前記表示倍率制御部は、当該指示に対応する一の前記変倍画像を前記複数枚の画像から選択して前記画面領域に表示している前記代表画像と置き換える制御を行う。
本発明に係るカメラ装置は、シャッタ操作およびズーム操作が可能な操作部と、前記ズーム操作により撮影倍率を大きくすることが可能な光学ズーム機能を持つ光学撮影部と、カメラ制御部とを有する。当該カメラ制御部は、前記シャッタ操作に基づいて前記光学撮影部を制御し、前記ズーム操作により決められた所望の光学ズーム倍率の代表画像と、前記所望の光学ズーム倍率と異なる倍率の少なくとも1枚の変倍画像とを含む複数枚の画像を連続撮影により取得し、前記複数枚の画像のデータ群を、前記変倍画像を含むことを示す識別子が添付された一のファイルデータに変換する。
本発明の一態様では、好適に、前記カメラ装置は、一次メモリ部と、二次メモリ部とをさらに有する。そして、前記カメラ制御部は、シャッタの半操作に応答して前記複数枚の画像を取得する連続撮影の実行を制御し、得られた複数の画像データを前記一次メモリ部に格納し、続いてシャッタのフル操作を検出したときは、前記得られた複数の画像データを前記一次メモリ部から読み出して、前記二次メモリ部に記録する制御を行う。
本発明の他の態様では、好適に、同一被写体に対する撮影中心が異なるように配置されて同時撮影が可能な複数の前記光学撮影部を有する。
この場合、さらに好適に、前記カメラ装置は、前記複数の光学撮影部の各々に対応する複数の前記撮影中心の位置が表示可能な撮影画像モニタ部を有する。
また、好適に、前記カメラ制御部は、前記複数の光学撮像部の同時撮影により取得される複数の画像データ群を、前記複数枚の画像全体の座標における、各画像の撮像中心の位置情報が添付された一のファイルデータに変換し、前記表示倍率制御部に送る制御を実行する。そして、前記表示倍率制御部は、送られてきた前記ファイルデータ内の各画像を前記表示装置の前記画像領域に表示する際に、前記複数の光学撮像部の各撮像中心位置を表す複数のマークを、各画像に重ねて表示する制御を行う。
この場合、好適に、前記複数のマークはユーザ操作により選択可能である。そして、前記表示倍率制御部は、前記複数のマークから一のマークが選択されたときは、選択されたマークに対応する一の前記光学撮影部で取得された一の画像データ群を前記複数の画像データ群から選択して、前記表示装置での画像表示に用いる。
さらに好適に、前記表示倍率制御部が設けられている前記表示部または前記電気機器は、ユーザ操作によるカーソル位置によって前記画像領域に対する映像内容の表示倍率変更を行う画面中心位置を任意に指定可能で、当該指定された画面中心位置を中心として、前記画像領域に対する映像のズーム表示倍率変更をディジタル処理により行う映像処理部を有する。そして、前記表示倍率制御部は、前記マーク以外の画面内位置が前記カーソルにより指定されたときは、前記映像処理部を制御して、前記ディジタル処理によるズーム表示を実行し、前記マークが前記カーソルにより指定されたときは、選択されたマークに対応する前記画像データ群を選択して、前記代表画像と前記変倍画像との切り替えによる前記映像内容の表示倍率変更の制御を行う。
本発明に係る表示処理装置は、内蔵または外付けの表示部における一定の大きさを有する画面領域に対する映像内容の表示倍率を変更可能である。そして、当該表示処理装置は、画像入力部、映像処理部および表示倍率制御部を有する。
前記画像入力部は、同一被写体に対して所望の光学ズーム倍率で取得された代表画像と光学ズーム倍率が異なる少なくとも1枚の変倍画像とが連続撮影されて得られた複数枚画像のデータ群に前記変倍画像を含むことを示す識別子を添付して作成されたファイルデータと、前記識別子を含まない画像データとを入力可能である。
前記映像処理部は、前記画像領域に対し、入力画像のズーム倍率変更をディジタル処理により行うことが可能である。
前記表示倍率制御部は、前記画像入力部に入力された画像データに対し前記識別子の有無検出を試み、前記識別子が検出された場合は前記ファイルデータであるとして、前記画像領域に対する映像内容の倍率変更を、前記代表画像と前記変倍画像との切り替えにより実行し、前記識別子が検出されない場合は前記映像処理部を制御して、ディジタル処理によるズーム倍率変更を行う。
本発明に係る表示倍率変更方法は、一定の大きさを有する画面領域に対する映像内容の表示倍率を、外部からの指示に基づいて変更する映像内容の表示倍率変更方法であって、同一被写体に対し所望の光学ズーム倍率で取得される代表画像に加え、前記所望の光学ズーム倍率から当該倍率を変えて取得された少なくとも1枚の変倍画像を含む複数の画像を連続撮影する撮影ステップと、前記指示がないときは、前記複数枚の画像から前記代表画像を選択して前記画面領域に表示させ、前記指示があったときは、当該指示に対応する一の前記変倍画像を前記複数枚の画像から選択して前記画面領域に表示している前記代表画像と置き換える表示制御ステップと、を含む。
本発明に係る他の表示倍率変更方法は、一定の大きさを有する画面領域に対する映像内容の表示倍率を、外部からの指示に基づいて変更する映像内容の表示倍率変更方法であって、同一被写体に対して所望の光学ズーム倍率で取得された代表画像と光学ズーム倍率が異なる少なくとも1枚の変倍画像とが連続撮影されて得られた複数枚画像のデータ群に前記変倍画像を含むことを示す識別子を添付して作成されたファイルデータと、前記識別子を含まない画像データとを入力可能な画像入力のステップと、入力された画像データに対し前記識別子の有無検出を試み、前記識別子が検出された場合は前記ファイルデータであるとして、前記画像領域に対する映像内容の倍率変更を、前記代表画像と前記変倍画像との切り替えにより実行し、前記識別子が検出されない場合は、前記画像領域に対し、入力画像のズーム倍率変更をディジタル処理により行うズーム倍率変更を実行する表示制御のステップと、を含む。
以上の構成によれば、例えばカメラ装置の操作者が所望の光学ズーム倍率で撮影し一の画像を取得すると、取得した所望の画像(代表画像)と異なる(大きいまたは小さい)光学ズーム倍率の変倍(拡大または縮小)画像が自動で取得される。これにより、ズーム表示時の拡大画面を変倍画面で置き換えて表示することが可能であるため解像度が低下しない。また、代表画像がズームの途中で撮像された場合は、よりズーム倍率が小さい変倍(縮小)画像が取得でき、その場合、所望の代表画像に映された被写体の周囲の情報まで表示する制御が可能である。
本発明によれば、表示倍率変化を行っても解像度の低下がなく、また、観たい周囲の状況まで観ることが可能で鑑賞者の満足度が高い画像表示システム、そのためのカメラ装置と表示処理装置、ならびに、表示倍率変更方法を提供することができる。
本実施形態に関わる画像表示システムは、カメラ装置と、表示装置と、表示倍率制御部を含む。表示倍率制御部は、例えばテレビジョン受像機や映像モニタ等の表示装置に内蔵される形態と、当該表示装置には内蔵されずに、表示装置に接続され当該表示装置の映像表示を制御可能な電気機器、例えばデータストレージ装置や(記録)再生装置等に内蔵される形態とがある。また、カメラ装置は、一般ユーザが使用するコンシューマ用途のみならず、番組や市販ソフトウエア等のために映像内容を作成する側で用いることが可能なカメラ装置のいずれでもよい。
《第1実施形態》
第1実施形態は、外付けされた表示装置に対して表示制御が可能なデータストレージ装置内に表示倍率制御部が内蔵されている場合に関する。以下、本実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に、第1実施形態に関わる画像表示システムの構成を示す。
図解する画像表示システム1は、例えばディジタルスチルカメラ等のカメラ装置2と、カメラ装置2で撮影された画像データが記録されて外部機器に持ち出し可能なカード型メモリ(MC)3と、カード型メモリ3内の画像データを読み取り可能なデータストレージ装置4と、データストレージ装置4に接続され、データストレージ装置4からの表示制御を受けることが可能な表示装置6とを有する。
図解する画像表示システム1は、カメラ装置2で撮った画像のデータを、例えばUSBケーブルまたはカード型メモリ3を介して、データストレージ装置4内のハードディスクに記録可能である。また、データストレージ装置4内のハードディスクに記録された画像は、HDMIケーブルを経由して表示装置6に送られる。データストレージ装置4は、表示装置6の所定の画像領域(例えば有効画面領域)61に映し出す映像内容の表示倍率を変更するときの制御を行う表示倍率制御部5を含む。表示倍率制御部5の詳細については後述する。
図2にカメラ装置2のブロック図、図3にデータストレージ装置4のブロック図、図5に表示装置6のブロック図を示す。
図2に図解するカメラ装置2は、大別すると、光学撮影部2A、信号処理部2B、カメラ制御部2C、操作部2D、メモリ部2E、および、映像および音声の入出力部を備える。これら各部の全ての構成は、内部バス2Fに接続されて、互いに信号のやり取りが可能になっている。
光学撮影部2Aは、被写体からの光を入力し複数のレンズの位置制御により入射光範囲(被写体の撮影範囲)を変えるズーム機能を有するズームレンズ(Zoom Lens)21と、ズームレンズ21で絞られた撮影光を撮像面で受光し光電変換して撮像信号(画像データ)を出力する撮像素子(例えばCCDまたはCMOSセンサ)22とを含む。
操作部2Dは、ズームアップ時のワイド(W)とズームダウン時のテレ(T)とのボタンが形成されているズーム操作部36、および、例えばボタン型のシャッタ操作部37を含む。
メモリ部2Eは、一次メモリとしての内蔵メモリ(Built-In Memory)31、二次メモリとしてのカード型メモリ3が挿入されるメモリスロット部32を含む。内蔵メモリ31は、例えば不揮発性メモリあるいはRAMであり、カード型メモリ3は、例えば不揮発性メモリをカード本体に内蔵する構成を有する。
映像および音声の入出力部は、撮影画像モニタとしての例えばLCDの表示パネル(LCD Display)38、マイクロフォン(MIC.)34、および、スピーカ(Speaker)35を含む。マイクロフォン34は、撮像素子22による撮影に同期して収音し、アナログの音声信号を出力する。
信号処理部2Bは、A/Dコンバータ(Audio A/D Converter)23、A/Vエンコーダ(A/V Encoder)24、A/Vデコーダ(A/V Decoder)25、D/Aコンバータ(Audio D/A Converter)26、および、LCD制御回路(LCD Controller)27を含む。
A/Dコンバータ23は、マイクロフォン34から出力されるアナログの音声信号をディジタルの音声データに変換する。
A/Vエンコーダ24は、撮像素子22からのディジタルの画像データと、A/Dコンバータ23からのディジタルの音声データとを入力し、メモリ記憶またはライン出力のために、それぞれ圧縮して互いに重畳する。
A/Vデコーダ25は、音声データと画像データが圧縮されて互いに重畳されたディジタルデータをモニタ表示パネル38およびスピーカ35により再生するために、当該ディジタルデータを解凍し、元の音声データおよび画像データを復元する。なお、A/Vデコーダ25に入力されるディジタルデータは、当該カメラ装置2で取得されて、例えば内蔵メモリ31またはカード型メモリ3に記憶される画像データおよび音声データと、ライン入力により当該カメラ装置2に送られてくる画像データおよび音声データの何れでもよい。
D/Aコンバータ26は、A/Vデコーダ25で復元されたディジタルの音声データをアナログに変換し、スピーカ35から再生するための回路である。
LCD制御回路27は、A/Vデコーダ25で復元されたディジタルの画像データに基づいてモニタ表示パネル38を制御し、モニタ表示パネル38に画像を表示する。なお、モニタ表示パネル38には、カメラ制御部2Cから送られる様々な表示データを画像に重ねて表示することができ、そのデータ重畳は、LCD制御回路27が行う。
カメラ制御部2Cは、例えばCPUやDSP等からなるメインプロセッサ(Main Processor)28、一次メモリ制御回路(1st Memory Controller)29、二次メモリ制御回路(2nd Memory Controller)30、および、USB制御回路(USB Controller)33を含む。
一次メモリ制御回路29は内蔵メモリ31に接続され、内蔵メモリ31へのデータの書き込みおよび読み出しを制御する。
二次メモリ制御回路30はメモリスロット部32を介してカード型メモリ3に接続され、カード型メモリ3へのデータの書き込みおよび読み出しを制御する。
USB制御回路33は、その出力に不図示のインターフェイスを介してUSBケーブルが接続され、当該カメラ装置2とUSBケーブル間で信号フォーマットの変換とデータ入出力を制御する。
メインプロセッサ28は、図示した他の構成、さらにはカメラ装置2全体の動作を制御する。この制御は予め内蔵されたプログラムをメインプロセッサ28が実行することによって行われる。当該プログラムはメインプロセッサ28内の記憶領域、または、内蔵メモリ31に格納され、メインプロセッサ28はプログラムを読み出して実行する。
図3に図解するデータストレージ装置4は、リモートコントローラ41を付属品として標準装備している。
リモートコントローラ41は、上下左右のカーソル移動を指示するための方向キー41Aと、倍率変更に利用可能なアップ/ダウンキー41Bとを備え、これらを含むキー操作の情報を赤外線信号IRに変換して送信することができる。
データストレージ装置4内に、赤外線信号IRを受光窓42Aから受光するIR受光部(IR DET.)42が設けられている。
データストレージ装置4は、図3に示すように2つのデータ記憶手段、すなわち内蔵メモリ(Memory)43とハードディスク装置46を内蔵する。さらにデータストレージ装置4は、着脱可能なデータ記憶媒体としてカード型メモリ3を挿入可能なメモリスロット部44と、DVDやブルーレイ(Bru-Ray)等のディスク(DISC)7を装着可能なディスクスロット部45とを有する。
データストレージ装置4は信号処理回路として、トランスコーダ(Trans-coder)47、A/Vデコーダ(A/V Decoder)48、および、HDMI送信回路(HDMI Transceiver)49を有する。
トランスコーダ47は、映像データおよび音声データをそれぞれ圧縮して重畳することによりディジタルデータに変換し、変換後のディジタルデータを、例えばデータ記憶手段に応じて異なったフォーマットにコード変換し、あるいは、異なったビットレートに変換する処理を行う。
A/Vデコーダ48は所定の圧縮データ、例えばMPEG2のディジタルデータを、表示装置6に適合したベースバンド信号に変換する。
HDMI送信回路49は、A/Vデコーダ48からのベースバンド信号を、HDMI規格に適合した信号に変換し、電力増幅等を行って、不図示のインターフェイスに接続されているHDMIケーブルに送出する。なお、HDMIケーブルに送出される信号は、カード型メモリ3、USBケーブル、内蔵メモリ43、ハードディスク装置46あるいはディスク7からの信号であってもよい。
データストレージ装置4内に、以上の構成等を制御するデータストレージ制御部が設けられている(図3に示す破線で囲まれた部分)。
データストレージ制御部は、例えばCPUやDSP等からなり、図1に示す表示倍率制御部5としてのメインプロセッサ(Main Processor)50、一次メモリ制御回路(1st Memory Controller)51、二次メモリ制御回路(2nd Memory Controller)52、ディスク制御回路(DISC Controller)53、ハードディスク制御回路(Hard Disc Controller)54、USB制御回路(USB Controller)55、バス調停回路(Arbiter)56、および、暗号化回路(Encrypt-Engine)57を含む。
データストレージ装置4内の全ての構成は、内部バス4Aに接続されて、互いに信号のやり取りが可能になっている。
一次メモリ制御回路51は内蔵メモリ43に接続され、内蔵メモリ43へのデータの書き込みおよび読み出しを制御する。
二次メモリ制御回路52はメモリスロット部44を介してカード型メモリ3に接続され、カード型メモリ3へのデータの書き込みおよび読み出しを制御する。
ディスク制御回路53はディスクスロット部45に接続され、ディスクスロット部45に装着されるディスク7へのデータの書き込みおよび読み出しを制御する。
ハードディスク制御回路54はハードディスク装置46に接続され、ハードディスク装置46へのデータの書き込みおよび読み出しを制御する。
USB制御回路55は、その入力に不図示のインターフェイスを介してUSBケーブルが接続され、当該データストレージ装置4とUSBケーブル間で信号フォーマットの変換とデータ入出力を制御する。
バス調停回路56は内部バス4Aを伝送されるデータや制御信号の調停を行う。
暗号化回路57は、データを例えばハードディスク装置46に保存する際に、暗号化する。
メインプロセッサ50は、図示した他の構成、さらにはデータストレージ装置4全体の動作を制御する。この制御は予め内蔵されたプログラムをメインプロセッサ50が実行することによって行われる。当該プログラムはメインプロセッサ50内の記憶領域、または、内蔵メモリ43に格納され、メインプロセッサ50はプログラムを読み出して実行する。
図4(A)にデータストレージ装置4の本体前面の、図4(B)に本体背面のスロット等の配置例を示す。
図解する配置例では、データストレージ装置4の前面に、2つのメモリスロット部44と、1つのディスクスロット部45と、2つのUSB端子4Bが設けられている。また、データストレージ装置4の背面に、ハードディスク装置46のディスクユニットの挿入口46Aが2つ設けられ、また、HDMI端子4CとAC電源のコード4Dが設けられている。
このため本実施形態のデータストレージ装置4は、メモリスティック(商標名)やSDメモリカード(商標名)などの異なる2種類のカード型メモリ3を挿入できる。また、DVDディスクやブルーレイ・ディスク(商標名)といった異なる種類のディスク7を挿入できる。さらに、USB端子4Bを介して、ディジタルカメラや携帯電話機などの画像データを入力することができる。
さらにデータストレージ装置4は、ディスクユニットの挿入口46Aを2つ有することから、メインで使用されるハードディスク装置46の他に、データバックアップ用にもう一つ同じ記録内容のハードディスク装置46を装着することができる。また、これら2つのハードディスクでRAID(Redundant Array of Independent Discs)を構成して、常に同期して記録内容が書き換わるバックアップ体制を構築し、これによりデータ記憶の安全性を高めることができる。
図5に図解する表示装置6は、画面領域61を有する表示パネル62、スピーカ64および内蔵メモリ63、ならびに、信号処理部6A、ディスプレイ制御部6Bを有する。これら各部の全ての構成は、内部バス6Cに接続されて、互いに信号のやり取りが可能になっている。
信号処理部6Aは、HDMI受信回路(HDMI Receiver)65、グラフィック制御回路(Graphics Controller)66、A/V制御回路(A/V Controller)67、パネル駆動回路(Panel Driver)68、および、オーディオアンプ(Audio Amp.)69を含む。
HDMI受信回路65は、不図示のインターフェイスに接続されるHDMIケーブルから、HDMI規格のベースバンド信号を受信し、フォーマット変換してA/V制御回路67に出力する。
グラフィック制御回路66は、HDMI受信回路65の受信信号または内蔵メモリ63内に予め格納されているOSD等のデータからグラフィック画像を発生し、A/V制御回路67に出力する。
A/V制御回路67は、HDMI受信回路65からのベースバンド信号の画像データに、グラフィック制御回路66からのグラフィック画像を合成する。なお、HDMI受信回路65が受信する信号内に動画等のグラフィック画像が含まれる場合は、グラフィック制御回路66でグラフィック画像が抽出された後、A/V制御回路67で背景の画像データに合成される。A/V制御回路67は映像と音声の分離と、画質調整、ホワイトバランス調整等のその他の映像処理も実行する。
パネル駆動回路68は、A/V制御回路67からの画像データを入力し、当該画像データに応じて表示パネル62を駆動し、画像表示を行う。
オーディオアンプ69は、A/V制御回路67からの音声データを内蔵のD/Aコンバータでアナログ変換後に増幅する。増幅後の音声データは、スピーカ64から音声出力される。
なお、当該表示装置6は、ディジタルズーム処理が可能で、その処理は、A/V制御回路67とパネル駆動回路68で実行される。よって、このA/V制御回路67とパネル駆動回路68が、本発明における「映像処理部」の一実施例に該当する。
以上のように構成された本実施形態の画像表示システム1は、カメラ装置2のユーザが所望のズーム倍率で撮影した画像(以下、代表画像という)のほかに、異なるズーム倍率の少なくとも1枚の画像(以下、変倍画像)を連続撮影する。
そして、データストレージ装置4のユーザが、リモートコントローラ41を用いてズームアップの指示を行ったときに、代表画面から参照画面への置き換えにより、表示装置6の画面領域61における映像内容の表示倍率変更をデータストレージ装置4側からの制御で実行する。
以下、この画像置き換えによる表示倍率変更の処理を、図6〜図8のフローチャートを用いて説明する。
図6は、本実施形態の処理の大まかな流れを示すフローチャートである。
本処理では、画像データ取得のステップST1、USBケーブルを介したデータ転送(またはカード型メモリ(二次メモリ)3によるデータ移動)のステップST2、および、本発明の表示倍率変更方法の実施形態を含む表示制御処理のステップST3を有する。
図7は、ステップST1の画像データ取得の詳細を示すフローチャート、図8は、ステップST3の詳細を示すフローチャートである。
図7に示すデータ取得は、図2に示すメインプロセッサ28が所定のプログラムを実行することにより制御する。
不図示の電源オン後に操作待ち状態となる。ステップST10にて、ユーザがズーム操作部36を、被写体がモニタ表示パネル38内に所望の構図で収まるように操作する。これによりズームレンズ21が動作する。
次いでユーザがシャッタ操作部37を操作して、その半操作状態にすると(ステップST11)、ズームレンズ21の自動ピント合わせ機構が動作する。この構図が決まり、自動ピント合わせが終了時の倍率が、「所望のズーム倍率」となる。
図9に、モニタ表示パネル38に表示されている代表画面P(0)の例を示す。
一般的なカメラ装置ではこの状態でシャッタは作動しない(撮像は行われない)が、本実施形態のカメラ装置2では、所望のズーム倍率で撮像素子22が撮像し代表画像を取得する(ステップST12)。
次いで取得枚数が所定の枚数であるかが判断される(ステップST13)。所定の枚数は、例えば2枚以上の数枚〜十数枚に予め設定されている。最初は、この判断が「No」となり、次のステップST14でズームレンズ21のズーム倍率が変更される。このときの変更幅と変更のルールは予め決められている。例えば、所定のズーム変更最小幅だけ、最初は拡大方向(W方向)にズーム倍率が変更される。
その後、処理がステップST12に戻り、再度撮像を行い、ステップST13の判断を行う。
このようにステップST12〜ST14が、ステップST13で必要枚数が撮像されたと判断されるまで繰り返される。
その際、必要枚数をN枚とすると、例えばW方向での変倍画像の撮像をi回、T方向での変倍画像の撮像をj(=N−i−1)回と予め決めることができる。あるいは、W方向を優先し、所定のズーム変更最小幅で可能な限りW側での変倍画像の取得を行い、必要枚数に対しT側での撮像が可能であれば、その枚数だけT側での変倍画像を取得するようにしてもよい。ただし、以上の画像の取得方法は一例であり、その他の方法も採用可能である。
図10に、代表画面P(0)と変倍画像との関係を示す。以下、変倍画像をP(+i,-j)で表記する。
ステップST15は、ステップST12で撮像が行われるたびに順次実行される。ステップST15では撮像素子22からの撮像信号をエンコードして圧縮データに変換する。また、全ての画像データが揃うと、その画像データを含めたファイルデータFへの変換を行う。なお、ファイルデータFには図10に示すN枚の画像データとその他の添付情報を含む。ファイルデータFのデータ構造の詳細な例は、後述の第2実施形態にて説明する。
ステップST16にて、一次メモリ制御回路29の制御により内蔵メモリ31内にファイルデータFを書き込む一次記憶を行う。
ステップST17にて、シャッタのフル操作の有無が監視されている。このステップは、シャッタの半操作があってから所定の時間経過までは続けられる。
フル操作(例えばシャッタボタンの完全な押し下げ)が検出されると、ステップST18にて、ファイルデータFを内蔵メモリ(一次メモリ)31から読み出して二次メモリであるカード型メモリ3に二次メモリ制御回路30を介して書き込む。一方、フル操作が所定の時間が経過しても検出されず、シャッタが戻されたことを検出した場合は、内蔵メモリ31に保存したファイルデータFを廃棄(消去)する。
つぎに、図6のステップST3に示す表示制御処理を、図8のフローチャートに沿って説明する。
図8に示す表示制御処理は、図3に示すメインプロセッサ50が所定のプログラムを実行することにより制御する。このときデータストレージ装置4にはHDMIケーブルを介して表示装置6が接続されている。
当該表示制御処理は、表示装置6の画面領域61(例えば表示パネル62の有効画面領域あるいはOSD画像)に表示する映像内容の、当該画面領域61内における表示倍率の制御を行うものである。したがって、データストレージ装置4側で表示倍率の遠隔制御を行えば、そのことが、図5に示すA/V制御回路67およびパネル駆動回路68によって即、画面領域61の表示倍率に反映されるように、表示装置6が構成されている。例えば、A/V制御回路67は、画面領域61の表示内容を常時保持する不図示のビデオメモリを制御し、そのビデオメモリの内容を書き換えれば、即、新たな記憶内容で画面領域61の表示内容が変更されるように構成されている。
図8に示すステップST8の処理(表示制御処理)が、データストレージ装置4にて開始される。
最初にステップST20にて、画像データが入力される。画像データ入力は、USBケーブル又はカード型メモリ3を介してカメラ装置2からファイルデータFとして入力されるものと、カメラ装置2からのファイルデータFでない、内蔵のハードディスク装置46やディスク7を再生し、あるいは、USBケーブルを介して外部の他の機器(例えば携帯電話等)から入力されるものがある。
この入力画像データがカメラ装置2からのファイルデータFであるかを、次のステップST21にて検出する。ファイルデータFであるか否かは、後述する第2実施形態で示すようにファイルデータF内の識別子(例えばフラグ)を参照することにより判別可能である。
ファイルデータFでない場合、処理フローがステップST22Aに進み、そこで画像表示の指示制御が行われる。最初に画像表示が行われて、映像コンテンツの再生の途中で任意のステップとしてズーム表示操作が鑑賞者によって行われることがある(ステップST23A)。具体的には、鑑賞者がリモートコントローラ41のメニューボタン(不図示)を操作してズームモードに切り替え、アップ/ダウンキー41Bをアップ側に段階的に押して画像内容の画面領域61での拡大を要求する。
ステップST24Aは、このズーム表示操作の有無を画像再生の最初から常時監視している。
ズーム表示操作があると、次のステップST25Aで、ディジタルズームの処理をデータストレージ装置4が表示装置6に指示し、表示装置6は、A/V制御回路67およびパネル駆動回路68の制御によってディジタルズーム処理を実行する。この処理は、映像内容を単純にズームアップするため解像度の低下が生じる。
ディジタルズーム処理の実行指示後、あるいは、ステップST24Aでズーム表示操作がないと判断した場合、画像再生の終了を判断する(ステップST26A)。この判断が「No」の場合は、ズーム表示操作の待機状態となる。ステップST26Aで終了と判断されると、当該表示制御処理が終了する。
一方、ステップST21でファイルデータFが検出されると、処理フローがステップST22Bに進む。
ステップST22Bでは、ファイルデータFから代表画面P(0)を抽出し、その画像データを送って表示装置6の画面領域61に表示させる制御を行う。最初に画像表示が行われて途中で任意のステップとしてズーム表示操作が鑑賞者によって行われることがある(ステップST23B)。具体的には、鑑賞者がリモートコントローラ41のメニューボタン(不図示)を操作してズームモードに切り替え、アップ/ダウンキー41Bをアップ側またはダウン側に段階的に押して画像内容の画面領域61での拡大または縮小を要求する。
ステップST24Bは、このズーム表示操作の有無を、代表画面P(0)を最初に表示してから常時監視している。
ズーム表示操作があると、次のステップST25Bで、画像置き換えによる表示倍率変更をデータストレージ装置4が表示装置6に指示し、表示装置6は、A/V制御回路67およびパネル駆動回路68の制御によって画像置き換えを実行する。具体的には、ズームアップが指示されたときは、図10に示す、W側の変倍画像P(+1),…P(+i)から、操作量に応じた一の変倍画像を選択し、これに代表画面P(0)を置き換える。一方、ズームダウンが指示されたときは、T側の変倍画像P(-1),…P(-j)から、操作量に応じた一の変倍画像を選択し、これに代表画面P(0)を置き換える。これら処理は、同一撮像素子22により撮影された画像間の置き換えであるため、ズームアップによる解像度低下は生じない。また、ズームダウンのときは、ユーザがカメラ装置2を用いて取得した所望の代表画面P(0)より、さらに周囲の状況まで写った画像の表示が可能となる。
表示倍率変更の実行指示後、あるいは、ステップST24Bでズーム表示操作がないと判断した場合、画像再生の終了を判断する(ステップST26B)。この判断が「No」の場合は、ズーム表示操作の待機状態となる。ステップST26Bで終了と判断されると、当該表示制御処理が終了する。
本実施形態の画像表示システム1によれば、解像度低下がないズームアップ、あるいは、所望の画像よりさらに周囲の状況まで確認できるため、ユーザの多様な要求に高品質で応えることが可能となる。
《第2実施形態》
図11に、本実施形態に関わるカメラ装置2の正面図(レンズ側面)を示す。
図解するカメラ装置2は、ズームレンズが複数、本例では5個設けられている。これは、後述するように撮影中心位置が異なる画像を取得するためである。中心のズームレンズ21_0は第1実施形態でも設けられているが、これに、4つのズームレンズ21_1〜21_4が追加されている。
図2に示すブロック図は本実施形態でも適用できるが、異なる点としては、5つのズームレンズ21_0〜21_4に対応して光学撮影部2Aが5つ設けられている。
図2の他の構成、図1における装置間の接続関係、図3〜図10も本実施形態に適用される。
ただし図6に示すステップST1では、5つの光学撮影部2Aは、同じ被写体を、撮影中心を異にして同時に撮影する。その際、5つの光学撮影部2Aは、それぞれ図12に示すN枚の画像を連続撮影し、それぞれN枚の画像データ、合計5N枚の画像データから1つのファイルデータFが作成される(図7のステップST15)。このとき撮影者の意識は、中心のズームレンズ21_0で1枚の画像を撮影したと認識されるが、カメラ装置2内部では自動連続撮影により多くの画像データが取得される。二次記憶するか廃棄するかの判断、制御は第1実施形態の図7に示す方法と同じである。
図12に、ファイルデータFのデータ構造を模式的に示す。なお、図では3段に分けてデータ配列を示すが、1列に並ぶ1つのデータ配列からファイルデータFが構成される。以下、データ配列の先頭から順に説明する。
ファイルデータFの先頭に「光学ズーム判別フラグ(fg)」を含む。これは画像置き換えによる光学ズーム対応データであることを示す識別子である。
次の「グループ名」は任意にユーザ設定可能であり、ファイリングされた画像群の名称を表す。
次の「ポジション数」は、5つのレンズで撮影した場合は「5」となり自動付与される。
次の「位置情報X0」から三段目の「写真34」までは画像データとその付帯情報の繰り返しである。最初の位置情報X0、Y0、変倍数V0、写真0が、例えばズームレンズ21_0で取得された代表画面P(0)に関するデータである。位置情報X0とY0により撮像中心の画面全体における座標を表し、変倍数V0が光学ズーム倍率に応じた変数を表し、それに続く画像データ(写真0)が、当該座標(X0,Y0)を中心として変倍数V0のズームで撮影された画像データである。この位置座標、変倍数情報および画像データを1単位としてデータ配列が繰り返されている。ここではN=7であり写真6の画像データまでがズームレンズ21_0により撮影された七枚分の画像データとその付帯情報である。続く位置座標X7から写真13の画像データまでが、ズームレンズ21_1により撮影された七枚分の画像データとその付帯情報である。続く位置座標X14から写真20の画像データまでが、ズームレンズ21_2により撮影された七枚分の画像データとその付帯情報である。続く位置座標X21から写真27の画像データまでが、ズームレンズ21_3により撮影された七枚分の画像データとその付帯情報である。続く位置座標X28から写真34の画像データまでが、ズームレンズ21_4により撮影された七枚分の画像データとその付帯情報である。
そして、最後尾にファイルデータ配列の終了を示すエンドフラグ(fe)が設けられている。
図6に示すステップST2の後、次のステップST3でも、基本的に図8に示す処理を実行する。
図8に示すステップST21では、図12に示す先頭の光学ズーム判別フラグ(fg)をメインプロセッサ50が検出することによりファイルデータFありを認識する。
その後に、ファイルデータFがある場合は、基本的に画像置き換えによる光学ズーム処理を行い、ファイルデータFが検出されない場合はディジタルズーム処理を行うこと自体は本実施形態でも同じである。
ただし、本実施形態ではステップST24Bの処理が、より細かな制御が可能である。
図8に示すステップST24Bは代表画面から変倍画面への単純な置き換えであるが、本実施形態では、画像置き換えする場合と、図8に(*)で示すように、画像置き換えを行わずにディジタルズームを行う場合のフローが存在する。
その前提として、ステップST23Bでは、ユーザによるズーム処理の場所(ズーム中心位置)の任意設定が可能である。
以下、このユーザ操作によるズーム中心位置の任意設定と、その位置に応じた処理内容の制御手順とを、図13〜図16を用いて説明する。
図13は、撮影者の所望の画像、つまり図11の中央のズームレンズ21_0で撮影された代表画面P(0)が表示装置6の画面領域61に表示されている様子を示す。図8のステップST22Bでは、この撮影者の所望の画像表示を行う。
図13に示す画像は、富士山と2機の航空機およびビル群が写し出されている。
また、この画像に重ねて撮影中心を示す5つのマーク(星マーク)M_0〜M_4が画面領域61上に表示されている。ここで中央のマークM_0は図11に示すズームレンズ21_0の撮影中心を表しており、同様に、他のマークM_1〜M_4は、それぞれ、ズームレンズ21_1〜21_4の各撮影中心を表している。
なお、この5つのマークM_0〜M_4は、当該所望の画像を得る撮影時にも図2に示すモニタ表示パネル38上に、所望の画像と重ねて表示される。よって撮影者は、後で高品質でズーム拡大したい被写体にマークが重なるように構図を決めることができる。この場合、撮影者が選んだ被写体は中央の富士山、その上空を飛ぶ飛行機およびビル群である。
このような所望の画面(ファイルデータF全体の代表画面)が表示装置6に表示されると、図8のステップST23Bにて、鑑賞者がリモートコントローラ41を操作し、ズームモードに設定した後、方向キー41Aを操作してカーソルを画面領域61上で任意に動かし、決定キーを押すことでズーム中心位置を選択できる。
図8に示す次のステップST24BとST25Bが、本実施形態では異なる。
図14に、図8に示す次のステップST24BとST25Bに代えて、本実施形態で実行される処理内容を示す。
最初のステップST30にて、鑑賞者のカーソル決定で選択された位置が、図13に示すマークM_0〜M_4に重なるか、または、各マーク端から水平、垂直それぞれ数〜数十画素の所定の範囲に入っているかを判定する。
入っていない場合は、次のステップST31に処理フローが進む。
図15(A)は、この場合の例として、マークから離れた位置にある航空機が選択された場合を示す。
このような場合、図14の次のステップST31で、選択された位置を中心に画像データの切り取りが実行指示され、次のステップST32で中央表示させる。そして、処理フローが、図8のステップST24Aの前に割り込み処理される。
その後、ズーム表示操作があると(ステップST24A)、ディジタルズーム処理により(ステップST25A)画面が画面領域61全体に拡大表示される。このときディジタズームであることから解像度が低下する。その後、ステップST26Aを経て当該処理が終了する。
一方、図14のステップST30で選択位置がマーク(星印)と重なるか、マーク付近であると判断されると、処理フローがステップST34に進む。
ステップST34では、マーク(星印)に対応する連続撮像された画像データ群(本例では7枚)がファイルデータFから抽出され(ステップST34)、最初の、その中の代表画面P(0)が画面領域61に中央表示される(ステップST35)。この状態でステップST36による拡大または縮小のズーム操作が検出されると、第1実施形態と同様に、拡大(ズームアップ)または縮小(ズームダウン)の倍率に適合して一の変倍画像が選択され、これに代表画面P(0)を置き換えて、画像置き換えによる光学ズーム処理を実行する(図16(A)および(B)参照)。
その後、図8の判断(ステップST26B)で終了と判断されると、当該処理が終了する。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、解像度低下がないズームアップ、あるいは、所望の画像よりさらに周囲の状況まで確認できるため、ユーザの多様な要求に高品質で応えることが可能となる。
さらに、ユーザが任意の位置を中心としたズームが可能である場合でも、複数の画像置き換えのためのデータ群を予め取得することで、高画質なズームが可能である。
ときにマークを撮像時のモニタ画面に表示させることで、高画質なズーム箇所を撮影時に意識して撮影が可能である。ズーム箇所は画面の中で数点であることが多いため、このような高画質でズーム可能な位置が限られている場合でも十分実用的である。また、各ズーム箇所で、所望の画像には写っていない周囲の状況をバックグラウンドで連続撮影しているため、1画面の中で様々な箇所での撮影時の周辺の状況を、後で探ることができるという今までにない新しい楽しみ方を鑑賞者に提供する画像表示システムが実現可能となる。
また、特に監視カメラと、その表示システムに第2実施形態のマルチレンズによる撮影方法を応用すると、高所から一望する監視であっても、観たい箇所のみ後から高品質で拡大したり、周囲の状況まで知りたいときに表示させたりできる便利な監視システムの構築が可能である。
第1実施形態に関わる画像表示システムの構成を示す図である。 カメラ装置のブロック図である。 データストレージ装置のブロック図である。 (A)はデータストレージ装置4の前面図、(B)は背面図である。 表示装置のブロック図である。 全体のフローチャートである。 画像データ取得の詳細なフローチャートである。 第1実施形態に関する表示制御処理の詳細なフローチャートである。 モニタ表示されている代表画面例を示すカメラ装置の背面図である。 連続撮影される複数画像の説明図である。 第2実施形態に関わるカメラ装置の正面図である。 ファイルデータのデータ構造を示す説明図である。 最初に表示装置に表示される代表画像の例を示す図である。 第2実施形態の処理の特徴的な手順を示すフローチャートである。 (A)および(B)は、第2実施形態においてディジタルズーム処理を行う場合の説明図である。 (A)および(B)は、第2実施形態において光学ズーム処理を行う場合の説明図である。
符号の説明
1…画像表示システム、2…カメラ装置、2C…カメラ制御部、3…カード型メモリ、4…データストレージ装置、5…表示倍率制御部、6…表示装置、21…ズームレンズ、22…撮像素子、31…内蔵メモリ、32…メモリスロット部、36…ズーム操作部、37…シャッタ操作部、38…モニタ表示パネル、41…リモートコントローラ、50…メインプロセッサ、61…画面領域、M…マーク、P(0)…代表画面、変倍画像…P(+i,-j)

Claims (14)

  1. カメラ装置と、
    表示装置と、
    前記表示装置に内蔵され、あるいは、前記表示装置に接続される他の電気機器内に設けられ、外部からの指示に基づいて、前記表示装置が持つ一定の大きさを有する画面領域に対し映像内容の表示倍率を変更するための制御を行う表示倍率制御部と、
    を有し、
    前記カメラ装置は、
    シャッタ操作およびズーム操作が可能な操作部と、
    前記ズーム操作により撮影倍率を大きくすることが可能な光学ズーム機能を持つ光学撮影部と、
    前記シャッタ操作に基づいて前記光学撮影部を制御し、前記ズーム操作により決められた所望の光学ズーム倍率の代表画像と、前記所望の光学ズーム倍率と異なる倍率の少なくとも1枚の変倍画像とを含む複数枚の画像を連続撮影により取得するカメラ制御部と、
    を備え、
    前記表示倍率制御部は、前記指示がないときは、前記カメラ装置から送られる前記複数枚の画像から前記代表画像を選択して前記表示装置の前記画面領域に表示させ、前記指示があったときは、当該指示に対応する一の前記変倍画像を前記複数枚の画像から選択して前記画面領域に表示している前記代表画像と置き換える制御を行う
    画像表示システム。
  2. 前記カメラ装置は、
    一次メモリ部と、
    二次メモリ部と、
    をさらに有し、
    前記カメラ制御部は、シャッタの半操作に応答して前記複数枚の画像を取得する連続撮影の実行を制御し、得られた複数の画像データを前記一次メモリ部に格納し、続いてシャッタのフル操作を検出したときは、前記得られた複数の画像データを前記一次メモリ部から読み出して、前記二次メモリ部に記録する制御を行う
    請求項1に記載の画像表示システム。
  3. 前記カメラ制御部は、前記シャッタの半操作を検出してから所定時間が経過しても前記フル操作がなされないときは、前記一次メモリ部内の前記複数枚の画像データを廃棄する
    請求項2に記載の画像表示システム。
  4. 前記カメラ制御部は、前記複数枚の画像のデータ群を、前記変倍画像を含むことを示す識別子が添付された一のファイルデータに変換し、前記表示倍率制御部に送る制御を実行し、
    前記表示倍率制御部が設けられている前記表示装置または前記電気機器は、前記カメラ装置以外から画像データを入力可能で、前記画像領域に対する映像のズーム表示の倍率変更をディジタル処理により行う映像処理部を有し、
    前記表示倍率制御部は、入力された画像データに対し前記識別子の有無検出を試み、前記識別子が検出された場合は前記カメラ装置からの前記ファイルデータであるとして、前記画像領域に対する映像内容の表示倍率変更を、前記代表画像と前記変倍画像との切り替えにより実行し、前記識別子が検出されない場合は前記映像処理部を制御して、ディジタル処理によるズーム倍率変更を行う
    請求項1に記載の映像表示システム。
  5. 前記カメラ装置は、同一被写体に対する撮影中心が異なるように配置されて同時撮影が可能な複数の前記光学撮影部を有する
    請求項1に記載の画像表示システム。
  6. 前記カメラ装置は、前記複数の光学撮影部の各々に対応する複数の前記撮影中心の位置が表示可能な撮影画像モニタ部を有する
    請求項5に記載の画像表示システム。
  7. 前記カメラ制御部は、前記複数の光学撮像部の同時撮影により取得される複数の画像データ群を、前記複数枚の画像全体の座標における、各画像の撮像中心の位置情報が添付された一のファイルデータに変換し、前記表示倍率制御部に送る制御を実行し、
    前記表示倍率制御部は、送られてきた前記ファイルデータ内の各画像を前記表示装置の前記画像領域に表示する際に、前記複数の光学撮像部の各撮像中心位置を表す複数のマークを、各画像に重ねて表示する制御を行う
    請求項5に記載の画像表示システム。
  8. 前記複数のマークはユーザ操作により選択可能であり、
    前記表示倍率制御部は、前記複数のマークから一のマークが選択されたときは、選択されたマークに対応する一の前記光学撮影部で取得された一の画像データ群を前記複数の画像データ群から選択して、前記表示装置での画像表示に用いる
    請求項7に記載の画像表示システム。
  9. 前記表示倍率制御部が設けられている前記表示部または前記電気機器は、ユーザ操作によるカーソル位置によって前記画像領域に対する映像内容の表示倍率変更を行う画面中心位置を任意に指定可能で、当該指定された画面中心位置を中心として、前記画像領域に対する映像のズーム表示倍率変更をディジタル処理により行う映像処理部を有し、
    前記表示倍率制御部は、前記マーク以外の画面内位置が前記カーソルにより指定されたときは、前記映像処理部を制御して、前記ディジタル処理によるズーム表示を実行し、前記マークが前記カーソルにより指定されたときは、選択されたマークに対応する前記画像データ群を選択して、前記代表画像と前記変倍画像との切り替えによる前記映像内容の表示倍率変更の制御を行う
    請求項8に記載の画像表示システム。
  10. シャッタ操作およびズーム操作が可能な操作部と、
    前記ズーム操作により撮影倍率を大きくすることが可能な光学ズーム機能を持つ光学撮影部と、
    前記シャッタ操作に基づいて前記光学撮影部を制御し、前記ズーム操作により決められた所望の光学ズーム倍率の代表画像と、前記所望の光学ズーム倍率と異なる倍率の少なくとも1枚の変倍画像とを含む複数枚の画像を連続撮影により取得し、前記複数枚の画像のデータ群を、前記変倍画像を含むことを示す識別子が添付された一のファイルデータに変換するカメラ制御部と、
    を有するカメラ装置。
  11. 前記カメラ装置は、同一被写体に対する撮影中心が異なるように配置されて同時撮影が可能な複数の前記光学撮影部を有する
    請求項10に記載のカメラ装置。
  12. 内蔵または外付けの表示部における一定の大きさを有する画面領域に対する映像内容の表示倍率を変更可能な表示処理装置であって、
    同一被写体に対して所望の光学ズーム倍率で取得された代表画像と光学ズーム倍率が異なる少なくとも1枚の変倍画像とが連続撮影されて得られた複数枚画像のデータ群に前記変倍画像を含むことを示す識別子を添付して作成されたファイルデータと、前記識別子を含まない画像データとを入力可能な画像入力部と、
    前記画像領域に対し、入力画像のズーム倍率変更をディジタル処理により行うことが可能な映像処理部と、
    前記画像入力部に入力された画像データに対し前記識別子の有無検出を試み、前記識別子が検出された場合は前記ファイルデータであるとして、前記画像領域に対する映像内容の倍率変更を、前記代表画像と前記変倍画像との切り替えにより実行し、前記識別子が検出されない場合は前記映像処理部を制御して、ディジタル処理によるズーム倍率変更を行う表示倍率制御部と、
    を有する表示処理装置。
  13. 一定の大きさを有する画面領域に対する映像内容の表示倍率を、外部からの指示に基づいて変更する映像内容の表示倍率変更方法であって、
    同一被写体に対し所望の光学ズーム倍率で取得される代表画像に加え、前記所望の光学ズーム倍率から当該倍率を変えて取得された少なくとも1枚の変倍画像を含む複数の画像を連続撮影する撮影ステップと、
    前記指示がないときは、前記複数枚の画像から前記代表画像を選択して前記画面領域に表示させ、前記指示があったときは、当該指示に対応する一の前記変倍画像を前記複数枚の画像から選択して前記画面領域に表示している前記代表画像と置き換える表示制御ステップと、
    を含む表示倍率変更方法。
  14. 一定の大きさを有する画面領域に対する映像内容の表示倍率を、外部からの指示に基づいて変更する映像内容の表示倍率変更方法であって、
    同一被写体に対して所望の光学ズーム倍率で取得された代表画像と光学ズーム倍率が異なる少なくとも1枚の変倍画像とが連続撮影されて得られた複数枚画像のデータ群に前記変倍画像を含むことを示す識別子を添付して作成されたファイルデータと、前記識別子を含まない画像データとを入力可能な画像入力のステップと、
    入力された画像データに対し前記識別子の有無検出を試み、前記識別子が検出された場合は前記ファイルデータであるとして、前記画像領域に対する映像内容の倍率変更を、前記代表画像と前記変倍画像との切り替えにより実行し、前記識別子が検出されない場合は、前記画像領域に対し、入力画像のズーム倍率変更をディジタル処理により行うズーム倍率変更を実行する表示制御のステップと、
    を含む表示倍率変更方法。
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