JP2009055094A - 映像システム - Google Patents

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治彦 川内
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Abstract

【課題】従来のテレビ会議システム等において撮像装置が1つである場合には、表示装置に表示される映像は1カ所から撮影したカメラアングルのものに限られるため、視聴者の立ち位置によっては違和感のある映像となってしまう。視聴者の立ち位置によって撮像装置の位置も能動的に変化させることも可能であるが、視聴者が複数の場合には対応できない。そこで、同時に複数のカメラアングルによる映像を表示することのできるシステムが求められる。
【解決手段】撮像空間を異なるカメラアングルで撮像するための複数の撮像装置と、前記各撮像装置から得られる映像を、その撮像装置のカメラアングルに応じて同時に異なる視認方向に表示するマルチビュー表示装置とからなる映像システムを提供する。
【選択図】図1

Description

複数の撮像装置で異なるカメラアングルにて撮像して得られた映像を、同時に異なる視認方向にて表示することを特徴とする映像システムに関する。
近年、テレビの大型化に伴い、実物大に近い表示が可能になってきている。また、ビデオカメラなどの撮像装置と表示装置とを組み合わせて使用することによって、遠隔地にいる人物とその場にいるかのようなコミュニケーションをとるための、いわゆるテレビ会議システムなども一般的になりつつある。
テレビ会議の形態も多様化し、1画面で行う場合もあるし、多画面を用いる場合もある。また、ビジネスシーンのみでなく、一般家庭でも遠方の親戚、家族とのコミュニケーションのためのテレビ会議の活用も増えている。
また、被写体の位置を限定することなく、画像を常に当該被写体の実際の大きさで表示する方法として、テレビ会議装置が、被写体であるユーザとカメラ部との距離(撮像距離)をカメラ部で測定することにより、当該撮像距離を常に把握し、ユーザが動いてカメラ部との距離が変化しても、測定した撮像距離をもとにユーザの実際の大きさを認識でき、撮像するユーザの位置に依らず、常にユーザの画像をテレビ会議装置のスクリーンに等身大で投影する発明がある。(特許文献1)
特開2005−303683号公報
しかしながら、このようなテレビ会議システム等において撮像装置が1つである場合には、表示装置に表示される映像は1カ所から撮影したカメラアングルのものに限られるため、視聴者の立ち位置によっては違和感のある映像となり、その場にいるかのような臨場感を出すことはできない。
また、撮影装置が複数の場合は、対応する複数の表示装置に表示することになり、個別の表示を最適化しても全体としては統一されたものとはならず、やはり臨場感を高めることはできない。
また、視聴者の立ち位置によって撮像装置の位置や方向を能動的に変化させるものであったとしても、一人の視聴者について最適化するにすぎず、複数の視聴者が異なる位置に移動した場合には、その両方の視聴者に最適な映像表示を行うことは不可能であり、違和感の少ない映像とすることができない。
そのため、複数の視聴者が異なる位置から視聴する場合であっても、複数のカメラアングルによる映像を表示することにより、その場にいるかのような臨場感のあるシステムが求められる。
上記の課題を解決するために、本明細書においては以下の第一の発明から第七の発明を提案する。
第一の発明は、撮像空間を異なるカメラアングルで撮像するための複数の撮像装置と、前記各撮像装置から得られる映像を、その撮像装置のカメラアングルに応じて同時に異なる視認方向に表示するマルチビュー表示装置とからなる映像システムである。
第二の発明は、第一の発明にかかり、前記撮像空間に対する撮像装置の相対的配置と、前記マルチビュー表示装置が予定する異なる視認方向に応じた視聴者予定配置とは、相対的に同等の並び順である映像システムである。
第三の発明は、第一又は第二の発明にかかり、前記撮像装置が撮像する撮像領域の面積と、マルチビュー表示装置のディスプレイ面積とが略同一である映像システムである。
第四の発明は、第一から第三の発明のいずれか一の発明にかかり、前記マルチビュー表示装置は、デュアルビュー表示が可能である映像システムである。
第五の発明は、第一から第三の発明のいずれか一の発明にかかり、前記マルチビュー表示装置は、トリプルビュー表示が可能である映像システムである。
図1は、本件発明に係る映像システムの概念図である。なお、図1は空間0105と空間0106を上方から見た図である。空間0105は撮像空間であり、複数の撮像装置(0101a、0101b、0101c)によって被写体(0103a、0103b)が撮像される空間である。一方、空間0106は表示側の空間であり、撮像空間0105において撮像された映像がマルチビュー表示装置0102に表示され、複数の視聴者(0104a、0104b、0104c)がその映像を視聴する。この映像システムにおける目的は、空間0106にいる複数の視聴者(0104a、0104b、0104c)が別の空間0105にいる被写体(0103a、0103b)を、あたかも同じ空間にいるかのように見ることができることである。そのために、まず、撮像装置0101aは被写体(0103a、0103b)の方に向くようなカメラアングルにて撮像し、その映像を、視聴者0104aが視認できるようにマルチビュー表示装置0102に表示する。同様に、撮像装置0101bにて撮像した映像は視聴者0104bが視認できるように、撮像装置0101cにて撮像した映像は視聴者0104cが視認できるように、マルチビュー表示装置0102に表示する。異なる複数の映像を一のマルチビュー表示装置に同時に表示するための技術については後述するが、このようにマルチビュー表示装置0102に異なるカメラアングルで撮像した映像を同時に表示することで、視聴者の立っている位置に応じてよりリアルに相手を感じることのできる映像を見せることが可能となる。
本件発明においては、テレビ会議において、複数の視聴者が一の表示装置の一の映像を見ているように感じるにもかかわらず、それぞれの視聴者に最も適切な視角の映像をそれぞれ同時に視聴することができるため、遠隔地にいる人物とその場にいるかのような臨場感のあるコミュニケーションをとることか可能となる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。実施形態1は、主に請求項1、2、4、5、6、7などについて説明する。実施形態2は、主に請求項3などについて説明する。
(実施形態1)
(実施形態1:概要)本実施形態は、撮像空間を異なるカメラアングルで撮像するための複数の撮像装置と、前記各撮像装置から得られる映像を、その撮像装置のカメラアングルに応じて同時に異なる視認方向に表示するマルチビュー表示装置とからなる映像システムについて説明する。
(実施形態1:構成)本実施形態に係る映像システムの構成図を図2に例示する。映像システム(0200)は、複数の撮像装置(0201a、0201b、0201c、・・・)と、マルチビュー表示装置(0202)とからなる。
なお、以下に詳述する本発明の構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両方のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、CPU、バス、メモリ、インタフェース、周辺装置などで構成されるハードウェアと、それらハードウェア上で実行可能なソフトウェアがある。ソフトウェアとしては、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インタフェースを介して入力されるデータの加工、保存、出力などにより各部の機能が実現される。(明細書の全体を通じて同様である。)
「撮像装置」(0201a等)は、撮像空間を異なるカメラアングルで撮像する。また、撮像装置は一の映像システム(0200)中に複数存在する。「撮像空間」とは、撮像装置にて撮像する空間であり、この空間に被写体が存在することになる。また、図3に「異なるカメラアングル」の具体例を示す。なお、前提として図1に例示するように撮像空間0105において二人の人物(被写体)(0103a、0103b)を3つの撮像装置(0101a、0101b、0101c)で撮像するとする。また、図3に示す被写体0303a、0303bは、それぞれ図1における被写体0103a、0103bである。ここで、図3(a)は撮像装置0101aでのカメラアングルを示す。撮像装置0101aの光軸が被写体(0303a、0303b)のほうへ向くと、撮像装置0101aが設置されている壁に対して垂直方向よりも右方向に向くことになるので、被写体0303aのほうが被写体0303bよりも近くにいるように撮像される。また、同様に図3(c)は撮像装置0101cでのカメラアングルを示すが、撮像装置0101cの光軸が被写体(0303a、0303b)のほうへ向くと、被写体0303bのほうが被写体0303aよりも近くにいるように撮像されることになる。また、図3(b)は撮像装置0101bでのカメラアングルを示すが、図1に示すように被写体(0103a、0103b)は撮像装置0101bから見てほぼ真正面に存在するため、図3(b)のように被写体0303aと被写体0303bはほぼ同じ距離感で撮像されることになる。
また、上述したように各撮像装置の光軸は被写体のほうに向くような方向に固定されるようになっていてもよい。被写体のほうに向くような方向に固定するとは、被写体の位置が決定されてからその方向に合わせるようになっていてもよいし、被写体が立つ予定である位置の方向に向けてあらかじめ固定しておいてもよい。また、図1に示す撮像装置0101a、0101b、0101cの光軸方向と、視聴者0104a、0104b、0104cが被写体0103a、0103bが同一空間に存在すると仮定した場合に被写体のほうを向く場合の視線方向とが合致する場合には、より臨場感が増すことが予想される。また、このような光軸方向を設定する場合には、例えば被写体の位置を位置検知センサ等を用いて検出し、検出した被写体の位置方向に撮像装置の光軸方向を変更するようになっていてもよい。なお、各撮像装置の光軸の設定方法は以上のような設定方法に限定するものではない。例えば全ての撮像装置の光軸は、設置されている壁に対して常に垂直方向に固定されていてもよく、このように固定された光軸にて撮像した映像を表示装置で表示する際に画像編集を行い、撮像装置の光軸を被写体のほうに向けて撮像した場合と同様の映像を生成してから表示するようになっていてもよい。このように画像編集を行うことのメリットは、撮像空間において被写体の位置が変更になる場合にそのつど撮像装置の光軸方向を変更するための機械的な仕組みが不要なく、撮像装置の光軸を変更する際のタイムラグなどを考慮する必要がないことである。また、このような画像編集を行う場合には、例えば被写体の位置を位置検知センサ等を用いて検出し、検出した被写体の位置と撮像装置の光軸方向の角度に応じて画像編集を行えばよい。
「マルチビュー表示装置」(0202)は、前記各撮像装置から得られる映像を、その撮像装置のカメラアングルに応じて同時に異なる視認方向に表示する。「前記各撮像装置」とは、撮像空間を撮像する複数の撮像装置(0201a等)を指す。「異なる視認方向」とは、マルチビュー表示装置に表示される映像を視聴者が視認可能な方向を意味する。例えば図4に示すように、空間0106において視聴者0104aがマルチビュー表示装置0102のディスプレイを視認する場合の視認方向は矢印0402で示される方向になる。また、例えば図1に示した例においては、視認方向は3人の視聴者0104a、0104b、0104cから見た3つの視認方向を想定しており、このような場合には一のマルチビュー表示装置0102に異なる3つの映像が同時に表示されることになる。なお、この視認方向の数は図1においては3つであるがこれに限るものではなく複数(2以上)であればよい。つまり、マルチビュー表示装置は、デュアルビュー表示が可能であってもよいし、トリプルビュー表示が可能であってもよい。
また、「その撮像装置のカメラアングルに応じて同時に異なる視認方向に表示する」とは、複数の撮像装置で撮像して得られたカメラアングルの異なる複数の映像を、異なる視認方向にて視認できるように同時に表示することである。例えば、図4に示すように、撮像空間0105において撮像装置0101aから被写体(0103a、0103b)の方向0401に光軸を固定して撮像した映像は、マルチビュー表示装置(0102)にて例えば視聴者0104aからの視認方向0402に表示されることになる。なお、「撮像装置のカメラアングルに応じて同時に異なる視認方向に表示する」方法はこのような場合に限らず、例えば撮像装置0101aから撮像した映像が、視聴者0104cからの視認方向に表示される等となっていてもよい。また、光軸方向0401と視認方向0402がほぼ同じ方向であればより臨場感が高まる。なお、撮像装置の数(カメラアングルの異なる映像の数)と、視認方向の数は、上述の例では同じ数の場合を説明したが、異なる数であってもよい。例えば、5つの撮像装置で撮像した異なる映像を3つの視認方向に同時に表示するようになっていてもよい。
また、図5を用いて異なる複数の映像を一のマルチビュー表示装置に同時に表示するための技術について説明する。図5においては、2つの視認方向にて各々異なる映像を表示する場合について説明する。マルチビュー表示装置の表示部0502は、カメラアングルの異なる2つの映像をそれぞれ表示するための表示部分0502dと0502eが存在する。つまり、一の撮像装置から撮像された映像は所定の幅で縦方向にスライスされ、それぞれスライスされた2つの映像が交互になるように並べられて一の表示映像となる。なお、表示部0502は物理的に部分0502dと0502eに分かれていてもよいし、物理的には一の表示パネルであって、その表示パネルに表示する映像が2つの映像を合成して得られる合成データからなる映像であってもよい。また、表示部0502と視聴者(0504d、0504e)との間には、スリットの入ったバリア0501が設置される。これにより視聴者0504dは表示部分0502dに表示される映像のみを、視聴者0504eは表示部分0502eに表示される映像のみを視聴することができる。
また、前記撮像空間に対する撮像装置の相対的配置と、前記マルチビュー表示装置が予定する異なる視認方向に応じた視聴者予定配置とは、相対的に同等の並び順であってもよい。「前記マルチビュー表示装置が予定する異なる視認方向に応じた視聴者予定配置」とは、図1の例であれば、視認方向が3つであり、その「視認方向に応じた視聴者予定配置」は、視聴者0104a、0104b、0104cで示した位置が該当する。また、「相対的に同等の並び順」とは、撮像装置0101aで撮像した映像は視聴者予定配置0104aからの視認方向に表示し、撮像装置0101bで撮像した映像は視聴者予定配置0104bからの視認方向に表示し、撮像装置0101cで撮像した映像は視聴者予定配置0104cからの視認方向に表示する、というように、対応する撮像装置と視聴者予定配置の並び順が相対的に同等であることを意味する。
また、撮像装置(0201等)とマルチビュー表示装置(0202)は物理的に一体的になっていてもよいし、別体となっていてもよい。別体となっている場合には、例えば双方が通信によって映像データを送受信するようになっていることが想定される。通信方法は特定のものに限られない。例えば、無線通信であってもよいし有線通信であってもよい。無線通信であれば、赤外線通信やBluetooth(登録商標)等が想定される。また、有線通信であれば、インターネット通信、LAN(Local Area Network)通信、ピア・ツゥー・ピア通信等が想定される。
(実施形態1:ハードウェア上における処理)図6、図7は、本実施形態に係る映像システムのハードウェア上における処理の具体例を示す。図6は、撮像装置のハードウェア上における処理の具体例を示す。撮像装置は、撮像部(0601)で撮像空間を撮像し、撮像して得られた映像データは一時記憶メモリ(0602)に格納された後、ハードディスクや半導体メモリ等の記憶装置(0603)に記憶される。また、映像データは通信インタフェース等の出力インタフェースによってマルチビュー表示装置に出力される。なお、撮像部(0601)は、より具体的には、例えば被写体からの光をレンズを通してCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)等の撮像素子で受光し、CDS(Correlatd Double Sampling)やAGC(Auto Gain Control)における処理を経た後、A/D変換器等により電気信号に変換することで映像データを得ることができる。
図7は、マルチビュー表示装置のハードウェア上における処理の具体例を示す。図6にて説明したように、複数の撮像装置の出力インタフェースを介して出力された映像データはマルチビュー表示装置の通信インタフェース等の入力インタフェースによって受信される。ここでは、3つの撮像装置から映像データA(0701a)、映像データB(0701b)、映像データC(0701c)の映像データが受信されたとする。これらの映像データは前述したようにカメラアングルの異なる映像を構成するデータである。各映像データは入力インタフェースを介して受信されると、一時記憶メモリに格納される。また、一時記憶メモリに格納された映像データに基づいて一のマルチビュー表示装置に表示するための一の合成データ(0702)が生成される。生成された合成データは、Video RAM(VRAM)(0703)に送られた後、ディスプレイ(0704)にて表示される。
なお、図6、図7を用いて説明したハードウェア上の処理はあくまで処理の概要を説明するものである。
(実施形態1:処理の流れ)図8は、本実施形態に係る映像システムにおける処理の流れを示すフロー図を例示する。(a)のフロー図は撮像装置における処理を示し、(b)のフロー図はマルチビュー表示装置における処理を示す。
まず、(a)撮像装置において、撮像空間の撮像を行う(S0801)。次に、撮像して得られた映像データをマルチビュー表示装置に対して出力する(S0802)。以上の一連の処理が複数の各撮像装置において実行される。
次に、(b)マルチビュー表示装置において、各撮像装置からの映像データを受信する(S0803)。すなわち、各撮像装置においてステップS0802で出力された各映像データを受信する。次に、受信した各映像データを合成する(S0804)。すなわち、各映像データを合成してディスプレイに表示するための表示データを生成する。次に生成した合成データ(表示データ)をディスプレイに表示する(S0805)。
なお、図8のフロー図は、計算機に実行させるプログラムの処理フロー図とみなすことも可能である。さらに、このようなプログラムをフレキシブルディスク等の媒体に記録することも可能である。(明細書の全体を通じて同様である。)
(実施形態1:効果)本実施形態に係る映像システムによれば、複数の視聴者がそれぞれ最も適切な視角の映像を視聴することができるため、遠隔地にいる人物と臨場感のあるコミュニケーションをとることか可能となる。
(実施形態2)
(実施形態2:概要)本実施形態は、前記撮像装置が撮像する撮像領域の面積と、マルチビュー表示装置のディスプレイ面積とが略同一であることを特徴とする映像システムについて説明する。
(実施形態2:構成)本実施形態に係る映像システムの構成は、図2にて説明した映像システムの構成と同様である。ただし、前記撮像装置が撮像する撮像領域の面積と、マルチビュー表示装置のディスプレイ面積とが略同一であることを特徴とする。「撮像領域の面積」とは、フォーカスが合わせられた深度における撮像空間の実際の面積を意味する。例えば図9に示すように、撮像する際のフォーカスを被写体0103cに合わせて撮像しているとすると、撮像装置0101cで捉えている撮像空間はA点からA’点の間であり、撮像装置0101bで捉えている撮像空間はB点からB’点の間である。つまり、撮像領域の面積とは撮像空間をA点からA’点、もしくはB点からB’点で切り取った場合の実際の面積が該当する。つまり、A点からA’点までの距離、もしくはB点からB’点までの距離が、マルチビュー表示装置のディスプレイ(0102s)の長さLとほぼ同一であり、その高さもほぼ同一となる。また、図10に示すように、撮像装置0101cがフォーカスを被写体0103dに合わせているとすると、C点からC’点までの距離がマルチビュー表示装置のディスプレイ(0102s)の長さLとほぼ同一となる。このように「前記撮像装置が撮像する撮像領域の面積」と、マルチビュー表示装置のディスプレイ(0102s)の面積とが略同一である場合には、被写体をほぼ実物大で表示することが可能であるので、より臨場感が増すという効果が期待できる。また、「略同一」とは、ほぼ同一であることを意味する。厳密にはこれらの面積が若干異なっていても特にマルチビュー表示装置が大型である場合には問題にならないと思われる。また、前述したA点からA’点までの面積とB点からB’点までの面積は多少異なるが、そのような差異も問わない意味である。
(実施形態2:ハードウェア上における処理)本実施形態に係る映像システムのハードウェア上における処理は前述した処理と同様である。
(実施形態2:処理の流れ)本実施形態に係る映像システムにおける処理の流れは、前述した処理の流れと同様である。
(実施形態2:効果)本実施形態に係る映像システムによれば、より臨場感のある映像を視聴者に見せることができる。
本件発明に係る映像システムの概念図 実施形態1に係る映像システムの機能ブロック図 カメラアングルの一例図 カメラアングルと視認方向について説明する図 マルチビュー表示装置における映像の表示方法の一例図 実施形態1に係る映像装置のハードウェア上における処理動作の一例図 実施形態1に係るマルチビュー表示装置のハードウェア上における処理動作の一例図 実施形態1に係る映像システムの処理の流れを示すフロー図 撮像領域の面積について説明する図 撮像領域の面積について説明する図
符号の説明
0101a 撮像装置
0101b 撮像装置
0101c 撮像装置
0102 マルチビュー表示装置
0103a 被写体
0103b 被写体
0104a 視聴者
0104b 視聴者
0104c 視聴者
0105 撮像空間
0106 表示側の空間

Claims (7)

  1. 撮像空間を異なるカメラアングルで撮像するための複数の撮像装置と、
    前記各撮像装置から得られる映像を、その撮像装置のカメラアングルに応じて同時に異なる視認方向に表示するマルチビュー表示装置と、
    からなる映像システム。
  2. 前記撮像空間に対する撮像装置の相対的配置と、前記マルチビュー表示装置が予定する異なる視認方向に応じた視聴者予定配置とは、相対的に同等の並び順である請求項1に記載の映像システム。
  3. 前記撮像装置が撮像する撮像領域の面積と、マルチビュー表示装置のディスプレイ面積とが略同一である請求項1又は2に記載の映像システム。
  4. 前記マルチビュー表示装置は、デュアルビュー表示が可能である請求項1から3のいずれか一に記載の映像システム。
  5. 前記マルチビュー表示装置は、トリプルビュー表示が可能である請求項1から3のいずれか一に記載の映像システム。
  6. 撮像空間を異なる複数のカメラアングルの撮像装置で撮像する撮像ステップと、
    前記各撮像装置から得られる映像を、その撮像装置のカメラアングルに応じて同時に異なる視認方向にマルチビュー表示する表示ステップと、
    からなる映像システムの表示方法。
  7. 前記表示ステップは、前記撮像空間に対する撮像装置の相対的配置と、前記マルチビュー表示が予定する異なる視認方向に応じた視聴者予定配置とが、相対的に同等の並び順となるように表示する並び順依存表示サブステップを有することを特徴とする請求項6に記載の映像システムの表示方法。
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