JP2007294592A - 記憶装置の駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変抵抗素子を高抵抗状態に変化させる消去動作後の抵抗値のばらつきを低減し、かつ、安定して充分に消去動作を行うことを可能にする、記憶装置の駆動方法を提供する。
【解決手段】2つの電極1,2の間に、異なる極性の電圧を印加することにより、抵抗値が高抵抗状態と低抵抗状態との間を可逆的に変化する可変抵抗素子5を備え、この可変抵抗素子5から成るメモリセルを複数有する記憶装置に対して、可変抵抗素子5を低抵抗状態から高抵抗状態に変化させる際に、メモリセルに複数回の電圧の印加を組み合わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、不揮発性の可変抵抗素子によりメモリセルを構成した記憶装置(メモリ)において、可変抵抗素子を低抵抗状態から高抵抗状態に変化させる動作(消去動作)を行う際の駆動方法に係わる。
従来の記憶装置、特にフラッシュメモリを用いた記憶装置は、記憶データを保持するための電力が不要であることから、近年、盛んに用いられるようになっている。
特に、携帯電話装置を含む、携帯用の端末装置には、メモリとしてフラッシュメモリが多く用いられている。
このようなフラッシュメモリを用いた記憶装置においては、データの書き込み速度が遅いという問題がある(例えば、非特許文献1参照。)。
日経エレクトロニクス,2002.11.18号,p.130
ところで、本出願人は、先に、上述したフラッシュメモリよりも優れた特性を持ちうる、不揮発性の可変抵抗素子を提案している。
この可変抵抗素子の膜構成は、例えば、図9Aの断面図に示すように、2つの電極101,102の間に導体膜103と絶縁体膜104を持つ膜構成になっている。導体膜103から絶縁体膜104に向かって電流Iが流れるように電圧をかけると、可変抵抗素子105が低抵抗に変化してデータが書き込まれ、絶縁体膜104から導体膜103に向かって電流が流れるように電圧をかけると、可変抵抗素子105が高抵抗に変化してデータが消去される。
この可変抵抗素子105の回路シンボルを図9Bに示す。図9Bに示す回路シンボルにおいて、矢印の向きが上向きであることが、図9Aの電流Iの向きが上向きであることに対応している。
この構成の可変抵抗素子105は、フラッシュメモリ等と比較して、単純な構造でメモリセルを構成することができるため、素子のサイズ依存性がなく、大きい信号を得ることができるため、スケーリングに強いという特長を有する。
また、抵抗変化によるデータ書き込み速度を例えば5ナノ秒程度と速くすることができ、また低電圧(例えば1V程度)かつ低電流(例えば20μA程度)で動作させることができるという利点を有する。
この可変抵抗素子105では、絶縁体膜104や導体膜103の構成や製法によっては、消去後の高抵抗状態の抵抗値のばらつきが大きい場合がある。
また、エラーを生じることなく、充分に消去を行うためには、可変抵抗素子105へ、高い電圧の印加、或いは、長時間の電圧印加を行う必要がある。
しかし、可変抵抗素子105に電圧を印加し過ぎると、絶縁体膜104が絶縁破壊を起こして、可変抵抗素子105が破壊される場合もありうる。
上述した問題の解決のために、本発明においては、可変抵抗素子を高抵抗状態に変化させる消去動作後の抵抗値のばらつきを低減し、かつ、安定して充分に消去動作を行うことを可能にする、記憶装置の駆動方法を提供するものである。
本発明の記憶装置の駆動方法は、2つの電極の間に、異なる極性の電圧を印加することにより、抵抗値が高抵抗状態と低抵抗状態との間を可逆的に変化する可変抵抗素子を備え、この可変抵抗素子から成るメモリセルを複数有する記憶装置に対して、可変抵抗素子を低抵抗状態から高抵抗状態に変化させる際に、メモリセルに複数回の電圧の印加を組み合わせるものである。
上述の本発明の記憶装置の駆動方法によれば、可変抵抗素子を低抵抗状態から高抵抗状態に変化させる際に、即ち所謂消去動作を行う際に、メモリセルに複数回の電圧の印加を組み合わせることにより、絶縁破壊を起こさないで、かつ消去残りを生じないように充分に消去を行うことが可能になる。
上述の本発明によれば、絶縁破壊を起こさないで、充分に消去を行うことが可能となるため、消去動作を安定して行うことができる。
これにより、消去後の高抵抗状態の抵抗値のばらつきを、低減することが可能になる。
従って、本発明により、記憶装置の信頼性を向上することが可能になる。
本発明に係る可変抵抗素子の一形態の概略断面図を、図1Aに示す。
この可変抵抗素子5は、2つの電極1,2の間に導体膜3と絶縁体膜4を持つ膜構成になっている。即ち、図9Aに示した可変抵抗素子105と同様の膜構成である。
また、この可変抵抗素子5の回路シンボルを図1Bに示す。図1Bに示す回路シンボルにおいて、矢印の向きが上向きであることが、図1Aの電流Iの向きが上向きであることに対応している。
導体膜3の材料としては、例えば、Cu,Ag,Znから選ばれる1つ以上の金属元素を含有する金属膜、合金膜(例えばCuTe合金膜)、金属化合物膜等が挙げられる。
また、絶縁体膜4の材料としては、例えば、アモルファスGdや、SiO等の絶縁体が挙げられる。
このような材料を用いた場合、導体膜3に含まれるCu,Ag,Znが、イオン化して陰極側に引き寄せられる性質を有する。なお、同様にイオン化しやすい性質を有する、Cu,Ag,Zn以外の金属元素を用いてもよい。
従って、電極1,2間に、絶縁体膜4側の電極2が低電位になるように電圧を加えると、金属元素のイオンが電極2に引き寄せられて、絶縁体膜4内に入っていく。そして、イオンが電極2まで到達すると、上下の電極1,2間が導通して抵抗値が下がることになる。このようにして、可変抵抗素子5へのデータ(情報)の書き込みが行われる。
一方、電極1,2間に、導体膜3側の電極1が低電位になるように電圧を加えると、金属元素がイオン化して電極1に引き寄せられて、絶縁体膜4から抜けていくため、上下の電極1,2間の絶縁性が増して、抵抗値が上がることになる。このようにして、可変抵抗素子5に対してデータ(情報)の消去が行われる。
上述した変化を繰り返すことにより、可変抵抗素子5の抵抗値を、高抵抗状態と低抵抗状態との間で可逆的に変化させることができる。
実際には、絶縁体膜4中の金属元素のイオンの量によって、絶縁体膜4の抵抗値が変化しているので、絶縁体膜4を情報が記憶・保持される記憶層とみなすことができる。
可変抵抗素子5の具体的な膜構成としては、例えば、導体膜3としてCuTe膜を膜厚20nmで形成し、その上に絶縁体膜4としてアモルファスGd膜を膜厚5nmで形成する。
この可変抵抗素子5を用いてメモリセルを構成し、メモリセルを多数設けることにより、メモリ(記憶装置)を構成することができる。
ところで、図1Aに示した構成の可変抵抗素子5について、書き込み及び消去を繰り返す、即ち書き換えを繰り返した場合の特性の一例を、図2及び図3にそれぞれ示す。
図2及び図3において、横軸を書き換え回数、縦軸を抵抗値として、書き込み後の抵抗値(書き込み抵抗)Rw及び消去後の抵抗値(消去抵抗)Reをそれぞれプロットしている。
図2に示す例は、書き込み電圧パルスとして、2.4Vの電圧を1μs(マイクロ秒)印加し、消去電圧パルスとして、1Vの電圧を1μs(マイクロ秒)印加した場合の繰り返し特性である。
図2より、書き込み後の抵抗値Rwは比較的安定しているが、消去後の抵抗値Reは書き換え毎に大きく変動している。
この消去後の抵抗値Reの変動の理由は、以下のように推定される。
消去動作は、実際には、第一段階及び第二段階の2つの段階により構成される。
第一段階では、低抵抗状態の可変抵抗素子5に消去のための電圧が印加されることに伴い、比較的大きい電流が流れて、可変抵抗素子5の電極1,2間の導通経路が断線する。
第二段階では、第一段階後にイオン化した金属元素が電界の作用によって移動し、絶縁体膜4から抜けて導体膜3に戻る。
第一段階では、可変抵抗素子5が低抵抗状態であるため、比較的大きい電流が流れることから、配線抵抗や選択トランジスタで発生する電位降下によって、可変抵抗素子5に実効的に印加される電圧が分圧される。
一方、第二段階では、導通経路パスが断線して電流が流れにくくなるため、可変抵抗素子5に実効的に印加される電圧は分圧されず、第一段階よりも大きな電圧が消去電圧として可変抵抗素子5に印加される。
ここで、第二段階における消去電圧の印加が不十分であると、絶縁体膜4からイオン化した金属元素が導体膜3に戻りきらず、所謂、消去残りとなる。
この消去残りが生じることにより、消去後の高抵抗状態の抵抗値が不安定になると共に、消去状態(高抵抗状態)の保持特性も悪化する。
この問題点を改善するためには、高電圧を印加して消去するか、長時間電圧を印加して消去することが考えられるが、単純にこのような消去動作を行うと、弊害が発生する。
図3に示す例は、書き込み電圧パルスとして、2.5V(図2の例より0.1V高い)の電圧を1μs(マイクロ秒)印加し、消去電圧パルスとして図2の例よりも高い電圧、即ち、1.35Vの電圧を10ns(ナノ秒)印加した場合である。電圧を高くした分、時間(パルス幅)は短くしている。
図3より、繰り返し約500回以後は、消去後の抵抗値Reが数kΩとなり、低抵抗状態のままとなっている。これは、1.35Vの電圧印加で絶縁体膜4が絶縁破壊を起こしているからである。
300回〜500回では高抵抗状態に変化しているものの、300回未満でも高抵抗状態に戻り切れていないことから、少ない回数の段階で絶縁体膜4が絶縁破壊を起こしていると考えられる。
従って、図2の例のように長時間(1μs)電圧を印加したり、図3の例のように高い電圧(1.35V)を印加したりして消去動作を行うと、弊害が発生することがわかる。
そこで、この弊害が発生しないように、消去動作を行うことが求められる。
続いて、本発明の一実施の形態として、図1A及び図1Bに示した可変抵抗素子5を用いてメモリセルを構成した記憶装置に対して、可変抵抗素子5を低抵抗状態から高抵抗状態へ変化させる、消去動作を行うための駆動方法を説明する。
本実施の形態では、消去動作として、図1A及び図1Bに示した可変抵抗素子5に2回の電圧印加を行う。
そして、1回目の電圧印加では比較的長時間低い電圧を印加し、2回目の電圧印加では比較的短時間高い電圧を印加する。
これにより、消去の第一段階において低い電圧が長時間印加され、消去の第二段階において高い電圧が短時間印加されることになる。
消去の第一段階において低い電圧が長時間印加されることによって、絶縁体膜4が絶縁破壊を起こさないようにすることが可能になる。
消去の第二段階において高い電圧が短時間印加されることによって、絶縁体膜4からイオン化した金属元素が導体膜3に戻り易くなるため、消去残りを減少させることが可能になる。
ここで、本実施の形態において、具体的に印加する消去電圧パルスの例として、1回目の電圧印加は1Vを1μs印加し、2回目の電圧印加は1.35Vを10ns印加した場合の特性を、図2及び図3と同様にして測定した。なお、書き込み電圧パルスは、2.5Vの電圧を1μs(マイクロ秒)印加した。この例は、図2の例の消去電圧パルスと図3の例の消去電圧パルスとを組み合わせたものである。
この測定結果を、図4に示す。
図4より、書き換え回数を重ねても、充分に高抵抗状態に戻っており、消去残りも減少し、図2の例と比較して遥かに安定している。
図3の例では、一回のみの単発の電圧印加であるため、消去の第一段階においても、1.35Vの高い電圧が印加され、可変抵抗素子5に多くの電流が流れてしまうために、ジュール熱の発生によって、図2の例よりも可変抵抗素子5が高温になる。
そして、高温状態で第二段階に至り、さらに1.35Vの高い電圧が印加されるため、絶縁体膜4の絶縁破壊が温度加速されてしまっていると推定される。
これに対して、図4の例では、2段の電圧印加であるため、消去の第一段階は1Vの電圧印加であり、ジュール熱の発生による可変抵抗素子の温度上昇は図2の例と大差ない。そして、温度上昇が少ない状態で、導電パスが断線した第二段階に移ってから、1.35Vの高い電圧が印加されるため、絶縁体膜4が絶縁破壊に至らず、高い電圧の印加によって絶縁体膜4からイオン化した金属元素が導体膜3に戻り易くなり、消去後の抵抗値が安定していると推定される。
上述の本実施の形態によれば、消去動作として2回の電圧印加を行い、1回目の電圧印加では比較的長時間で低い電圧を印加し、2回目の電圧印加では比較的短時間で高い電圧を印加することにより、絶縁体膜4の絶縁破壊を防ぐと共に、消去残りを減らすことができるため、消去後の抵抗値を安定させることが可能になる。
従って、可変抵抗素子5によりメモリセルが構成された記憶装置において、信頼性を向上することが可能になる。
なお、本実施の形態において、1回目の電圧印加の電圧があまり低過ぎると、充分に消去が行えないことがありうる。
2回目の電圧印加の電圧に対して、1回目の電圧印加の電圧を相対的にある程度低くすれば、絶縁体膜4の絶縁破壊を防ぐ効果が得られるので、絶縁破壊を防ぐと共に充分に消去が行えるように1回目に印加する電圧を設定する。
次に、図1Aに示した構成の可変抵抗素子5について、書き換えを繰り返した場合の特性の他の例を、図5に示す。
図5に示す例は、書き込み電圧パルスとして、2.5Vの電圧を100ns(ナノ秒)印加し、消去電圧パルスとして、0.8Vの電圧を100ms(ミリ秒)印加した場合の繰り返し特性である。即ち、絶縁体膜4の絶縁破壊を防ぐため、印加する消去電圧を下げて、長時間印加をしている。
図5より、図2の例と同様に、消去後の抵抗値が不安定となっている。
これは、消去の第一段階において、急激な温度上昇は問題を生じるが、ある程度の適度な温度上昇が必要であり、印加電圧が低いと温度上昇が小さいからであると考えられる。
そこで、この図5の例の問題を改善する方法を、以下に示す。
続いて、本発明の他の実施の形態として、図1A及び図1Bに示した可変抵抗素子5を用いてメモリセルを構成した記憶装置に対して、消去動作を行うための駆動方法を説明する。
本実施の形態では、消去動作として、図1A及び図1Bに示した可変抵抗素子5に2回の電圧印加を行い、1回目の電圧印加では比較的短時間で高い電圧を印加し、2回目の電圧印加では比較的長時間で低い電圧を印加する。
これにより、消去の第一段階において高い電圧が短時間印加され、消去の第二段階において低い電圧が長時間印加されることになる。
消去の第一段階において高い電圧が短時間印加されることによって、高い電圧を印加して可変抵抗素子5の温度をある程度上昇させておくことができるため、第二段階を低い電圧としても、絶縁体膜4からイオン化した金属元素を導体膜3に戻すことが可能になる。
消去の第二段階において低い電圧が長時間印加されることによって、長い時間の電圧印加で絶縁体膜4からイオン化した金属元素が導体膜3に充分に戻るため、消去残りを減少させることが可能になる。
ここで、本実施の形態において、具体的に印加する消去電圧パルスの例として、1回目の電圧印加は1Vを100ns印加し、2回目の電圧印加は0.8Vを100ms印加した場合の特性を、図5と同様にして測定した。なお、書き込み電圧パルスは、2.5Vの電圧を100ns(ナノ秒)印加した。この例は、図2の例と電圧が同じでパルス幅の短い消去電圧パルスと図5の例の消去電圧パルスとを組み合わせたものである。
測定結果を、図6に示す。
図6より、書き換え回数を重ねても、充分に高抵抗状態に戻っており、消去残りも減少し、図5の例と比較して遥かに安定している。
図6の例では、消去の第二段階において、長時間の電圧印加により、絶縁体膜4からイオン化した金属元素が導体膜3に戻り、消去後の抵抗値が安定していると推定される。
上述の本実施の形態によれば、消去動作として2回の電圧印加を行い、1回目の電圧印加では比較的短時間で高い電圧を印加し、2回目の電圧印加では比較的長時間で低い電圧を印加することにより、絶縁体膜4の絶縁破壊を防ぐと共に、消去残りを減らすことができるため、消去後の抵抗値を安定させることが可能になる。
従って、可変抵抗素子5によりメモリセルが構成された記憶装置において、信頼性を向上することが可能になる。
なお、本実施の形態において、1回目の電圧印加の電圧があまり高過ぎると、絶縁体膜4の絶縁破壊を生じることがありうる。
また、2回目の電圧印加の電圧があまり低過ぎると、充分に消去を行うためには、電圧を長い時間印加する必要が生じて、記憶装置の動作が遅くなってしまう。
1回目の電圧印加の電圧に対して、2回目の電圧印加の電圧を相対的にある程度低くすれば、可変抵抗素子5を温度上昇させて、金属元素の移動を促進する効果が得られる。
従って、これらの点を考慮して、1回目及び2回目に印加する電圧を設定する。
以上の実施の形態に示したように、2回の電圧印加をすることにより、書き換え繰り返し時の消去抵抗のばらつきを減少させることができる。
各回の電圧は、2回目を1回目よりも低い電圧としても良く、高い電圧としても良い。
続いて、本発明のさらに他の実施の形態として、先の実施の形態のように2回目の電圧を1回目の電圧よりも高い電圧とすると共に、1回目の電圧印加と2回目の電圧印加との電圧の差を大きくした場合を説明する。
ここで、本実施の形態において、具体的に印加する消去電圧パルスの例として、1回目の電圧印加は0.2Vを1μs印加し、2回目の電圧印加は1Vを1μs印加した場合の特性を測定した。なお、書き込み電圧パルスは、2.4Vの電圧を1μs(マイクロ秒)印加した。
測定結果を、図7に示す。
図7より、この例でも、図2の例に比べて消去後の抵抗値が遥かに安定している。
図7に具体例を示す本実施の形態は、図4に示した例と同様の2段階の電圧印加ではあるが、動作のメカニズムが図4に示した例とは異なる。
図7の例では、1回目に印加する電圧が0.2Vと低いため、充分な閾値に達しないため、消去の第一段階が発生しない。
そして、低抵抗状態の可変抵抗素子5に0.2Vの電圧印加で電流が流れることによったジュール熱で予熱される。この予熱された状態で、2回目の1Vの電圧印加によって、消去の第一段階と、それに続く消去の第二段階とが起きる。
予熱による温度上昇で第一段階が加速され、第二段階のイオン移動も加速されるため、図2と同じ1V・1μsのパルス電圧の印加でも、絶縁体膜4からイオン化した金属元素が導体膜3に充分に戻り、消去後の抵抗値が安定していると推定される。
この予熱も過剰に実施すると、絶縁体膜4の絶縁破壊を加速してしまうため、適度に予熱されるように、電圧及びパルス幅を設定する。
なお、予熱の目的で1回目の電圧印加を行う場合は、1回目の電圧印加を消去電圧とは逆の極性の電圧としてもよい。例えば、図7の例で、0.2Vの代わりに−0.2Vの電圧を、すなわち、0.2Vの書き込み電圧を、1回目に印加してもよい。
また、予熱の目的で1回目の電圧印加を行う場合は、1回目の電圧印加と2回目の電圧印加とを同じ大きさの電圧としても良い。この場合には、電圧パルスのパルス幅を、それぞれの目的に合うように設定すればよい。
さらに理想的には、上述した各実施の形態の方法を組み合わせて、3回の電圧印加を行うとよい。
その場合、1回目の電圧印加は予熱のための低電圧の印加、2回目の電圧印加は絶縁体膜4を絶縁破壊させない程度の中電圧の印加、3回目の電圧印加はイオン化した金属元素を導体膜3に短時間で戻すための高電圧の印加とする。
いずれにしても、可変抵抗素子の特性に応じて、印加する電圧の組み合わせを、適切に設定すればよい。
以上の複数回の電圧印加は、短い間隔で連続して行ってもよいし、ある程度の時間間隔を置いて行ってもよく、時間間隔は限定しない。
より好ましくは、1回目の電圧印加による可変抵抗素子5の温度上昇が大きい場合には、間隔を置いて、逆に温度上昇が小さい場合には、短い間隔で続けて2回目の電圧印加を行う。また、予熱を利用する場合にも、短い間隔で続けて2回目の電圧印加を行うことが好ましい。
また、上述の各実施の形態及び各例では、いずれも、電圧印加をパルス電圧(電圧パルス)で行い、一定電圧をある時間だけ印加する場合を説明したが、電圧印加をその他の態様としても構わない。例えば、時間の経過に伴い電圧を変化させることも可能である。また例えば、電圧の異なる複数回の電圧印加を、間隔を置かずにそのまま続けて行うことも可能である。
ここで、本発明に係る記憶装置の、上述した消去動作を行うために必要となる部分の回路構成の等価回路を、図8に示す。
図8に示すように、選択セルの可変抵抗素子5に対してビット線12(BL)と選択トランジスタTrが接続され、選択トランジスタTrのゲートに選択ワード線11(WL)が接続されている。この選択ワード線11(WL)には、消去時のゲート電圧VWeraseを印加するための電源が接続されている。
ビット線12(BL)の可変抵抗素子5とは反対側に、スイッチS1が接続されている。スイッチS1には、消去電圧−Veraseを印加するための電源が接続されている。
スイッチS1を接続することによって、選択セルの可変抵抗素子5に消去電圧−Veraseが印加される。
図8に等価回路を示したメモリ(記憶装置)の構成において、消去電圧の制御は、図8の−Veraseを制御することでも可能であるし、−Veraseを固定にして選択Trのゲート電圧VWeraseを制御しても、等価的に可能である。
さらに、これら両方の制御を組み合わせて実行してもよい。
図8に等価回路を示したメモリ(記憶装置)の構成では、1つの選択トランジスタTrに1つの不揮発性可変抵抗素子5を接続した、所謂1T−1R型メモリセルであったが、本発明はこの1T−1R型メモリセルに限定されるものではない。例えば、1つの選択トランジスタに複数の不揮発性可変抵抗素子を接続した構成や、選択トランジスタを設けない構成等も可能である。
また、可変抵抗素子は、図1A及び図1Bに示した可変抵抗素子5の構成に限定されるものではなく、その他の構成も可能である。
例えば、(1)図1Aとは積層順序を逆にして、絶縁体膜の上に導体膜を積層した構成、(2)導体膜が電極を兼ねる構成、(3)導体膜を設ける代わりに、導体膜に用いられる金属元素を絶縁体膜に含有させた構成、等が考えられる。
また、イオン化しやすい金属元素と絶縁体膜とを有する可変抵抗素子以外にも、様々な構成の可変抵抗素子がある。
その他の構成の可変抵抗素子であっても、本発明を適用することが可能である。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
A 本発明に係る記憶素子となる可変抵抗素子の一形態の膜構成を示す断面図である。 B 図1Aの可変抵抗素子の回路シンボルである。 一回の電圧印加のみで消去を行った一例の繰り返し特性を示す図である。 一回の電圧印加のみで消去を行った他の例の繰り返し特性を示す図である。 本発明の一実施の形態の駆動方法の一例の繰り返し特性を示す図である。 一回の電圧印加のみで消去を行ったさらに他の例の繰り返し特性を示す図である。 本発明の他の実施の形態の駆動方法の一例の繰り返し特性を示す図である。 本発明のさらに他の実施の形態の駆動方法の一例の繰り返し特性を示す図である。 本発明に係る記憶装置の消去動作に関わる部分の等価回路を示す図である。 A 不揮発性の可変抵抗素子の膜構成を示す断面図である。 B 図9Aの可変抵抗素子の回路シンボルである。
符号の説明
1,2 電極、3 導体膜、4 絶縁体膜、5 可変抵抗素子、11(WL) 選択ワード線、12(BL) ビット線

Claims (7)

  1. 2つの電極の間に、異なる極性の電圧を印加することにより、抵抗値が高抵抗状態と低抵抗状態との間を可逆的に変化する可変抵抗素子を備え、
    前記可変抵抗素子から成るメモリセルを複数有する記憶装置に対して、
    前記可変抵抗素子を前記低抵抗状態から前記高抵抗状態に変化させる際に、前記メモリセルに複数回の電圧の印加を組み合わせる
    ことを特徴とする記憶装置の駆動方法。
  2. 前記複数回の電圧の印加として、2回の電圧の印加を行うことを特徴とする請求項1に記載の記憶装置の駆動方法。
  3. 前記2回の電圧の印加において、1回目に印加する電圧よりも、2回目に印加する電圧を大きくすることを特徴とする請求項2に記載の記憶装置の駆動方法。
  4. 前記2回の電圧の印加において、1回目に印加する電圧よりも、2回目に印加する電圧を小さくすることを特徴とする請求項2に記載の記憶装置の駆動方法。
  5. 前記2回の電圧の印加において、1回目に印加する電圧の極性と2回目に印加する電圧の極性とを異ならせることを特徴とする請求項2に記載の記憶装置の駆動方法。
  6. 前記可変抵抗素子が、前記2つの電極の間に、絶縁体から成る記憶層を有し、前記記憶層に接する層内に、或いは、前記記憶層内に、イオン化が容易な金属元素が含有されている構成であることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置の駆動方法。
  7. 前記金属元素が、Cu,Ag,Znから選ばれる1つ以上の元素であることを特徴とする請求項6に記載の記憶装置の駆動方法。
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