JP2007292968A - 画像形成装置 - Google Patents

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慶文 岡内
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Abstract

【課題】簡易な構成でICチップの誤検知や読み取り不良を防止可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】カラープリンタ100内にはトナーカートリッジ5a〜5dが並列に配置されている。フロントカバー22は、支点22a、22bを中心としてカラープリンタ100本体に回動可能に支持されており、トップカバー24の端面24aには、フロントカバー22の端面22cに設けられた挟持部32に表裏方向から挟持される嵌合部30が4箇所に形成されている。フロントカバー22を閉じた状態では嵌合部30が挟持部32により挟持されるため、トップカバー24が凸状或いは凹状に反っている場合でも各トナーカートリッジ5a〜5d上のICチップ26とトップカバー24裏面のICチップリーダ28との距離が一定に保持される。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機やプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特にトナーカートリッジ等の交換部品に搭載されたICチップの誤検知を防止する方法に関する。
従来、像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させて可視画像(トナー像)とし、記録媒体上に転写する電子写真方式の画像形成装置が知られており、近年、複数色のトナーを用いてフルカラー画像を形成可能なカラー画像形成装置の開発が盛んに行われている。
このような画像形成装置においては、現像装置にトナーを補給するトナー容器をカートリッジ化したトナーカートリッジ、或いは現像装置とトナー容器を一体化した現像カートリッジを用いることにより、メンテナンス性を向上させる方法が実用化されている。しかし、トナーカートリッジや現像カートリッジは外見上、未使用カートリッジと使用済みカートリッジとの区別がつかないため、カートリッジの交換時に誤って使用済み品を装着する場合があった。また、外見上は同一であるが画像形成装置の型式や仕様によって使用するカートリッジが異なる場合にも、同様に誤装着のおそれがあった。
そこで、カートリッジの交換時における誤装着の防止や寿命判断を容易且つ確実に行う方法が提案されており、特許文献1、2には、カートリッジ側にICチップを搭載するとともに、画像形成装置側に設けられた読み取り用アンテナやリーダ/ライタモジュール(R/Wモジュール)等の読取手段でICチップに記憶された各種情報を読み取ることにより、カートリッジの管理(例えば、カートリッジの型式や品番等の管理)に利用する無線自動識別(Radio Frequency Identification、以下RFIDという)が開示されている。
RFIDの仕組みについて以下に説明を行う。ICチップのメモリにデータを書き込む場合には、R/Wモジュールは書き込み命令およびデータを含んだ電磁波を発生させ、ICチップはこの電磁波を得て起動され、書き込み命令に従ってメモリへのデータの書き込みが行われる。また、ICチップのメモリからデータを読み出す場合には、読み取り用アンテナ或いはR/Wモジュールは読み出し命令を含んだ電磁波を発生させ、ICチップはこの電磁波を得て起動され、読み出し命令に従ってICチップからメモリに記憶されたデータをR/Wモジュールに送信する。
このため、RFIDに基づいた無線通信では、アンテナやR/Wモジュール等の読取手段から放射される電磁波は、読取手段とICチップの距離が離れるほど、より大きな出力が必要となる。また、読取手段に対するICチップの傾きの変化によっても無線通信に必要な電磁波の送信出力は変化する。
しかしながら、特許文献1、2の方法では、特に、読取手段が装置本体の外装カバー裏面に設けられている場合、外装カバーの成型時に反りやねじれ等の変形が発生することもあるため、ICチップから読取手段までの距離や読取手段に対するICチップの傾きが変動してしまい、正確な読み取りが行えないという問題点があった。
一方、特許文献3には、ICチップの取り付け位置や受信感度、カートリッジの装着位置等のバラツキを考慮して、R/Wモジュールの送信出力値としてICチップとの無線通信に支障を来たさない最大値を用いるタグデータ読み取り装置が開示されている。
特許文献3の方法によれば、R/WモジュールとICチップとのRFIDに基づいた無線通信を良好に行うことができるものの、R/WモジュールとICチップとの通信状態に関係なく、常に一定の強い電磁波がR/Wモジュールから出力されるため、装置本体から不要な電磁波ノイズが漏出して他の電子機器へ悪影響を及ぼすおそれがあった。なお、ここではカートリッジを例に挙げてRFIDの問題点を説明したが、装置本体と脱着可能な他の交換部品についても事情は同じである。
特開2001−22230号公報 特開2005−173151号公報 特開2005−78100号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、簡易な構成でICチップの誤検知や読み取り不良を防止可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、表面にICチップが搭載され装置本体に対し着脱可能な交換部品と、該交換部品に対向配置され装置本体の外装面の一部を構成する第1のカバーと、該第1のカバーの裏面に前記ICチップと所定の間隔を隔てて対向配置される読取手段と、前記第1のカバーに隣接して配置され装置本体の外装面の一部を構成する開閉自在な第2のカバーと、を備えた画像形成装置において、前記第2のカバーは前記第1のカバーの端面に対し略垂直方向に当接又は離間するとともに、前記第1又は第2のカバーのうちいずれか一方の端面に1つ以上の嵌合部を設け、他方の端面に前記嵌合部を表裏方向から挟持する1つ以上の挟持部を設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記挟持部の開口端は、断面テーパ状に形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記交換部品は装置内部に並列配置される複数のカートリッジであり、前記第2のカバーは前記カートリッジの並列方向に対し垂直に開閉されることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、第2のカバーを閉じた状態では嵌合部が挟持部により挟持され、第1のカバーが凸状或いは凹状に反っている場合でも反りが矯正されるため、交換部品上のICチップと第1のカバー裏面の読取手段との距離が一定に保持され、ICチップの読み取り不良や誤検知を効果的に防止可能となる。また、第1のカバーと第2のカバーとの接合面の段差も解消されて略面一となるため、画像形成装置の外観も良くなる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、挟持部の開口端を断面テーパ状に形成することにより、第1のカバーが凸状或いは凹状に反っている場合でも開口端に沿って嵌合部を挟持部内に誘導可能となり、第2のカバーの開閉を円滑に行うことができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の画像形成装置において、第2のカバーを並列配置された複数のカートリッジの並列方向に対し垂直に開閉可能とすることにより、第1のカバーの各カートリッジに対向する部分の反りを効率良く矯正することができ、各カートリッジ上のICチップと第1のカバー裏面の読取手段との距離を一定に保持し易くなる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の表示装置が搭載されたカラープリンタの外観斜視図である。カラープリンタ100の前面(図の右側面)には樹脂製のカセットカバー21、フロントカバー22が装着されている。カセットカバー21は、給紙カセット9a(図2参照)の一部であり、外部に露出してカラープリンタ100本体の外装面の一部を構成する。
フロントカバー22は手差しトレイ9b(図2参照)の外側に装着され、下端部を支点として上下に開閉可能となっており、下方向に回動させて開放した状態では手差しトレイ9bが使用可能となり、上方向に回動させて閉鎖した状態(図1の状態)ではカラープリンタ100本体の外装面の一部を構成している。カラープリンタ100の上面には画像が形成された用紙をストックする排出トレイ17と、操作ボタンや表示ランプ等が搭載された表示装置23とが配置されている。24はフロントカバー22に隣接して設けられ排出トレイ17の一部(前方部分)を構成するトップカバーであり、裏面にはトナーカートリッジ5a〜5dの上面に貼付されたICチップ26(図3参照)の情報を読み取るICチップリーダ(図4参照)が搭載されている。
図2は、カラープリンタの内部構造を示す側面断面図である。カラープリンタ100では、画像形成動作を行う場合、装置本体内において、図中反時計回りに回転する感光体ドラム1が帯電ユニット2により一様に帯電され、図示しないパーソナルコンピュータ等から送信された原稿画像データに基づく露光ユニット3からのレーザビームにより感光体ドラム1上に静電潜像が形成される。
4は現像剤(以下、トナーという)を感光体ドラム1上に供給するロータリー式の現像ユニットである。現像ユニット4は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色の現像装置4a、4b、4c及び4dを備えており、現像装置4a〜4dを感光体ドラム1に対向する位置に順次回転移動させることにより、感光体ドラム1上の静電潜像にトナーが付着されて各色のトナー像が形成される。現像装置4a〜4dへのトナー補給はトナーカートリッジ5a〜5dから行われる。
6はトナー像が転写される中間転写ベルトであり、感光体ドラム1に当接しながら図示しない駆動手段により図中時計回りに回転する。中間転写ベルト6には誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。
ユーザにより画像形成開始が入力されると、所定のタイミングにより感光体ドラム1上にシアンのトナー像の形成を行う。そして、中間転写ベルト6に所定の転写電圧で電界が付与された後、一次転写ローラ7aにより感光体ドラム1上のシアンのトナー像が中間転写ベルト6上に転写される。その後、感光体ドラム1の表面に残留したトナーがクリーニングユニット8により除去され、現像ユニット4は所定量回転して、上記と同様に今度はマゼンタのトナー像が感光体ドラム1上に形成され、中間転写ベルト6上に転写される。
以下、上述と同様の方法により、感光体ドラム1によってそれぞれイエロー及びブラックのトナー像が中間転写ベルト6上に転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。7bは中間転写ベルト6の下部に位置する二次転写ローラである。
上記のようにトナー像が形成された中間転写ベルト6に向けて、給紙カセット9aと、その上方に設けられる手差しトレイ(スタックバイパス)9bとから成る給紙機構9より用紙が給紙ローラ10及びレジストローラ対11を経由して搬送され、転写ローラ7bにより中間転写ベルト6の表面に形成されたトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は用紙搬送路12に沿って定着ローラ対13aを有する定着部13に搬送されてトナー像が定着される。定着部13を通過した用紙は、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。用紙の片面のみに画像を形成する場合は、そのまま用紙搬送路15及び排出ローラ対16を介して排出トレイ17上に排出される。
一方、用紙の両面に画像を形成する場合は、定着部13を通過した用紙は用紙搬送路15内のフィードローラ18により搬送方向を下方向に切り換えられた後、分岐部14において画像面を上向きにして用紙再搬送路19へ振り分けられ、さらに反転ローラ20及びレジストローラ対11を経由して画像面が下向きの状態で二次転写ローラ7bに再搬送される。中間転写ベルト6上に形成された次の画像が、二次転写ローラ7bにより用紙の画像が形成されていない面に転写され、定着部13に搬送されてトナー像が定着された後、排出ローラ対16より排出トレイ17上に排出される。
図3は、カラープリンタ100のフロントカバー22を開放した状態を示す斜視図である。カラープリンタ100内には、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの4色のトナーを収容したトナーカートリッジ5a、5b、5c及び5dが並列に配置されている。各トナーカートリッジ5a〜5dにはロックレバー25が設けられており、ロックレバー25を回動させてロック機構(図示せず)を解除することによりトナーカートリッジ5a〜5dの着脱が可能となる。
フロントカバー22は、支点22a、22b(図5参照)を中心としてカラープリンタ100本体に対し上下に回動可能に支持されており、トップカバー24の端面24aには、フロントカバー22の端面22cに設けられた挟持部32(後述)に表裏方向から挟持される嵌合部30が4箇所に形成されている。
図4は、図3におけるトップカバー24を取り外した状態を示す斜視図である。各トナーカートリッジ5a〜5dの上面には、収容されるトナーの色や使用済みか否か等のトナーに関する情報や、膜圧値等の感光体ドラムの特性に関する情報が記憶されたICチップ26が搭載されている。ICチップ26として書き換え可能なRAM等の不揮発性メモリを使用することにより、例えば使用済みトナーカートリッジに新たなトナーを充填してリサイクルを行う場合に情報を更新することができる。また、ICチップ26をテープ等で着脱可能に貼付しておけば、使用済みカートリッジからICチップ26を回収してリサイクル使用が可能となる。
トップカバー24(図3参照)の裏面には基板27が搭載されており、基板27の各ICチップ26と対峙する位置にはICチップリーダ28が配置されている。ICチップリーダ28は、ICチップ26に記憶された情報を非接触で読み取り可能であり、ループアンテナ、パッチアンテナ、スロットアンテナ、ノッチアンテナ、誘電体アンテナ等の受信用アンテナが用いられる。なお、ICチップリーダ28として送受信可能なR/Wモジュールを用いることにより、ICチップ26上の情報を書き換え可能な構成としても良い。
図5はフロントカバー22を裏面側から見た斜視図である。フロントカバー22の左右には、支点22a、22bを有する支持部31が突設されており、端面22cには断面コ字状の挟持部32が4箇所に設けられている。
図6は、フロントカバー22を閉じた状態を装置内側から見た斜視図である。なお、ここではフロントカバー22とトップカバー24との関係を説明するため、トナーカートリッジ5a〜5dは記載を省略している。各挟持部32は、それぞれトップカバー24に形成された4箇所の嵌合部30(図3参照)と対応する位置に設けられており、フロントカバー22を閉じた状態で嵌合部30を表裏方向から挟持する。
嵌合部30及び挟持部32の断面形状を図7に示す。図7(a)に示すように、嵌合部30はトップカバー24の端面24aからフロントカバー22の端面22c方向に突設されている。一方、フロントカバー22の端面22cには嵌合部30と同一形状の凹部を有する挟持部32が設けられている。
フロントカバー22を開放状態から閉じていくと、端面22cはトップカバー24の端面24aに対し略垂直方向から接近し、嵌合部30が挟持部32の開口端32aから挟持部32内に挿入される。また、開口端32aは断面テーパ状に形成されており、トップカバー24の反りによって嵌合部30の位置が高さ方向にずれている場合でも、開口端32aに沿って嵌合部30を挟持部32内に円滑に誘導可能となっている。そして、図7(b)に示すように、フロントカバー22が閉じられた状態では嵌合部30は挟持部32により表裏方向(図7の上下方向)から挟持される。
この構成により、トップカバー24が凸状或いは凹状に反っている場合でも、フロントカバー22を閉じた状態では挟持部32の挟持によって所定量撓んで反りが矯正され、トップカバー24はフロントカバー22に対し略面一となる。従って、各トナーカートリッジ5a〜5d上のICチップ26とトップカバー24裏面のICチップリーダ28との距離が一定に保持され、ICチップ26の読み取り不良や誤検知を効果的に防止可能となる。さらに、フロントカバー22とトップカバー24との接合部33の段差も解消されるため、カラープリンタ100の外観も良くなる。
また、図3及び図4に示したように、フロントカバー22はトナーカートリッジ5a〜5dの並列方向に対し垂直に開閉されるため、トップカバー24の各トナーカートリッジ5a〜5dに対向する部分の反りを効率良く矯正することができ、各トナーカートリッジ5a〜5d上のICチップ26とトップカバー24裏面のICチップリーダ28との距離を一定に保持し易くなる。
なお、フロントカバー22を開放するとトップカバー24の撓みは元の状態に戻るものの、ICチップ26の読み取りは装置の稼働状態、即ちフロントカバー22を閉じた状態で行われるためICチップリーダ28の読み取り性能に影響はなく、またフロントカバー22を開放した状態ではフロントカバー22とトップカバー24とが遠く離れるため、装置の美観にも影響を与えるおそれはない。
嵌合部30及び挟持部32の個数については特に制限はなく、少なくとも1箇所に設けておけばトップカバー24の反りを矯正できる。しかし、例えば嵌合部30及び挟持部32を中央1箇所に設けた場合、挟持部分から離れたトップカバー24の両端部分での反りを十分に解消することができず、トナーカートリッジ5a、5dに搭載されたICチップ26の読み取り不良が発生するおそれがある。そのため、嵌合部30及び挟持部32は複数箇所に設ける方が好ましく、上記実施形態のようにICチップリーダ28の配置に合わせて4箇所に設けることがより好ましい。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態では、トップカバー24の端面24aに嵌合部30を設け、フロントカバー22の端面22cに挟持部32を設けたが、トップカバー24の端面24aに挟持部32を設け、フロントカバー22の端面22cに嵌合部30を設けても良い。また、ここではトップカバー24の裏面にICチップリーダ28を設けたが、フロントカバー22に対向するトナーカートリッジ5a〜5d表面にICチップ26を設け、フロントカバー22の裏面にICチップリーダ28を設けるとともに、トップカバー24を開閉可能な構成としても良い。
また、上記実施形態ではトナーカートリッジ5a〜5dにICチップ26を貼付する構成としたが、トナーカートリッジに限定されるものではなく、装置本体と脱着可能な交換部品であればよい。例えば現像装置とトナー容器を一体化した現像カートリッジや、感光体ドラムと現像装置とクリーニング部とを筐体内に一体化したプロセスカートリッジにICチップ26を貼付する構成にも全く同様に適用できる。また、本発明はカラープリンタに限らず、アナログ及びデジタル方式のモノクロ複写機、カラー複写機やファクシミリ等の、種々の画像形成装置に適用することができる。
本発明は、表面にICチップが搭載され装置本体に対し着脱可能な交換部品と、該交換部品に対向配置され装置本体の外装面の一部を構成する第1のカバーと、該第1のカバーの裏面にICチップと所定の間隔を隔てて対向配置される読取手段と、第1のカバーに隣接して配置され装置本体の外装面の一部を構成する開閉自在な第2のカバーと、を備えた画像形成装置において、第2のカバーは第1のカバーの端面に対し略垂直方向に当接又は離間するとともに、第1又は第2のカバーのうちいずれか一方の端面に1つ以上の嵌合部を設け、他方の端面に嵌合部を表裏方向から挟持する1つ以上の挟持部を設けたものである。
これにより、第1のカバーが凸状或いは凹状に反っている場合でも第1のカバーの反りを矯正できるため、交換部品上のICチップと第1のカバー裏面の読取手段との距離が一定に保持され、ICチップの読み取り不良や誤検知を防止可能な画像形成装置を簡便且つ低コストで提供することができる。また、第1のカバーと第2のカバーとの接合部の段差も解消されて略面一となるため、画像形成装置の外観の向上にも寄与する。
また、挟持部の開口端を断面テーパ状に形成したので、第1のカバーが凸状或いは凹状に反っている場合でも嵌合部を挟持部内に円滑に誘導可能となり、第2のカバーの開閉動作をスムーズに行うことができる。さらに、交換部品が並列配置された複数のカートリッジである場合、第2のカバーをカートリッジの並列方向に対し垂直に開閉可能とすれば、各カートリッジに対向する部分の反りを効率良く矯正することができ、各カートリッジ上のICチップと第1のカバー裏面の読取手段との距離を一定に保持し易くなる。
は、本発明のカラープリンタの外観斜視図である。 は、カラープリンタの内部構造を示す側面断面図である。 は、カラープリンタのフロントカバーを開放した状態を示す斜視図である。 は、図3のトップカバーを取り外した状態を示す斜視図である。 は、フロントカバーを裏面側から見た斜視図である。 は、カラープリンタのフロントカバーを閉じた状態を装置内側から見た斜視図である。 は、嵌合部及び挟持部の構成を示す断面拡大図である。
符号の説明
5a〜5d トナーカートリッジ(交換部品)
22 フロントカバー(第2のカバー)
22a、22b 支点
22c (フロントカバー)端面
24 トップカバー(第1のカバー)
24a (トップカバー)端面
26 ICチップ
27 基板
28 ICチップリーダ(読取手段)
30 嵌合部
32 挟持部
32a 開口端
33 接合部
100 カラープリンタ(画像形成装置)

Claims (3)

  1. 表面にICチップが搭載され装置本体に対し着脱可能な交換部品と、該交換部品に対向配置され装置本体の外装面の一部を構成する第1のカバーと、該第1のカバーの裏面に前記ICチップと所定の間隔を隔てて対向配置される読取手段と、前記第1のカバーに隣接して配置され装置本体の外装面の一部を構成する開閉自在な第2のカバーと、を備えた画像形成装置において、
    前記第2のカバーは前記第1のカバーの端面に対し略垂直方向に当接又は離間するとともに、前記第1又は第2のカバーのうちいずれか一方の端面に1つ以上の嵌合部を設け、他方の端面に前記嵌合部を表裏方向から挟持する1つ以上の挟持部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記挟持部の開口端は、断面テーパ状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記交換部品は装置内部に並列配置される複数のカートリッジであり、前記第2のカバーは前記カートリッジの並列方向に対し垂直に開閉されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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