JP2007292541A - 車両用物体検知装置 - Google Patents

車両用物体検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007292541A
JP2007292541A JP2006119035A JP2006119035A JP2007292541A JP 2007292541 A JP2007292541 A JP 2007292541A JP 2006119035 A JP2006119035 A JP 2006119035A JP 2006119035 A JP2006119035 A JP 2006119035A JP 2007292541 A JP2007292541 A JP 2007292541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
vehicle
determination
detection
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006119035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4956043B2 (ja
Inventor
Hayato Kikuchi
隼人 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006119035A priority Critical patent/JP4956043B2/ja
Publication of JP2007292541A publication Critical patent/JP2007292541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4956043B2 publication Critical patent/JP4956043B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】検知データがゴーストである可能性を判断して制御対象物体判定条件を変更して割り込み車両などを早期に制御対象と判定すると共に、検知精度の低下も回避するようにした車両用物体検知装置を提供する。
【解決手段】検知されたターゲットの判定領域での検知状態が所定の判定条件に合致するとき、検知されたターゲットを制御対象物体と判定し、相対距離や相対速度などの相対関係に基づいて今回検知されたターゲットの前回検知時の位置と次回検知時の位置の少なくともいずれかを推定すると共に(S102,S112)、検知されたターゲットの今回位置と推定された位置とに基づいて判定条件を変更する(S104からS118)。
【選択図】図4

Description

この発明は車両用物体検知装置に関し、より具体的には検知データがゴースト(無効データ)である可能性を判定し、その可能性が低いデータを早期に制御対象と判定するようにした装置に関する。
近時、レーダなどを用いて車両進行方向の先行車などの物体を検知することは良く行われている。その例として下記の特許文献1記載の技術を挙げることができる。その従来技術においては、スキャン式のレーダを用いて物体を検知する場合、左または右方向への1回のスキャンが終了するまで相対速度などの検知データが更新できなかった不都合に鑑み、単位スキャン角度ごとに検知データを更新することで、物体検知の応答性を上げるようにしている。
また、そのような検知技術を用い、先行車に追従して自動走行させるACC(Adaptive Cruise Control。追従走行制御)装置、Stop & Go装置、先行車などの物体が検知されたときに警報装置やブレーキを自動的に作動させる衝突速度低減ブレーキ装置、あるいは車間警報装置なども良く知られている。
特開平11−344563号公報
上記した従来技術においては単位スキャン角度ごとにデータを更新することで物体検知の応答性を向上させているが、それとは別に、空中の塵埃あるいは電気的なノイズなどから実際の物体と同様な反射波を受信してゴースト(無効データ)を検知してしまうことがある。
そのようなゴーストからなる検知データは物体検知精度を低下させることから、通常、何回か検知され続けたときに制御対象物体と判定するようにしているが、その結果、近距離からの割り込み車両などを制御対象物体と判定するのに遅れる不都合が生じる。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、検知データがゴーストである可能性を判断し、それに応じて制御対象物体として判定される条件を変更することで、近距離からの割り込み車両などを早期に制御対象と判定すると共に、検知精度の低下も回避するようにした車両用物体検知装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1に係る車両用物体検知装置にあっては、自車の進行方向の所定の検知領域に存在する物体を所定時間ごとにターゲットとして検知するターゲット検知手段と、前記ターゲット検知手段の検知結果に基づいて前記自車と検知されたターゲットとの相対位置および相対速度からなる相対関係を算出する相対関係算出手段と、前記ターゲット検知手段によって検知されたターゲットの検知状態が所定の判定条件に合致するとき、前記検知されたターゲットを制御対象物体と判定する制御対象物体判定手段とを備えた車両用物体検知装置において、前記相対関係に基づいて今回検知されたターゲットの前回検知時の位置と次回検知時の位置の少なくともいずれかを推定するターゲット位置推定手段を備えると共に、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット検知手段によって検知されたターゲットの今回位置と前記ターゲット位置推定手段によって推定された位置とに基づいて前記判定条件を変更する如く構成した。
請求項2に係る車両用物体検知装置にあっては、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの前回位置が前記検知領域から所定距離以内にあると共に、前記ターゲットの今回位置が前記検知領域内にある場合には、前記判定条件を、前記制御対象物体と判定されやすい方向に変更する如く構成した。
請求項3に係る車両用物体検知装置にあっては、前記自車が走行する走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段と、前記検知領域内に前記走行軌跡を基準として判定領域を設定する判定領域設定手段とを備えると共に、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの前回位置が前記判定領域外にあると共に、前記ターゲットの今回位置が前記判定領域内にある場合には、前記判定条件を、前記制御対象物体と判定されやすい方向に変更する如く構成した。
請求項4に係る車両用物体検知装置にあっては、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット検知手段によって前記ターゲットと自車との間に第2の物体が検知されており、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの前回位置が前記第2の物体の死角となる位置にあると共に、前記ターゲットの今回位置が前記判定領域内にある場合には、前記判定条件を、前記制御対象物体と判定されやすい方向に変更する如く構成した。
請求項5に係る車両用物体検知装置にあっては、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの次回位置が前記検知領域外にある場合には、前記判定条件の変更を中止する如く構成した。
請求項6に係る車両用物体検知装置にあっては、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの次回位置が前記自車から離反する位置である場合には、前記判定条件の変更を中止する如く構成した。
請求項7に係る車両用物体検知装置にあっては、前記判定条件は、前記ターゲットが前記判定領域で検知される回数である如く構成した。
請求項8に係る車両用物体検知装置にあっては、前記判定条件は、前記ターゲットが前記判定領域で検知され続けている時間である如く構成した。
請求項1に係る車両用物体検知装置にあっては、検知されたターゲットの検知状態が所定の判定条件に合致するとき、検知されたターゲットを制御対象物体と判定する制御対象物体判定手段と、相対関係に基づいて今回検知されたターゲットの前回検知時の位置と次回検知時の位置の少なくともいずれかを推定するターゲット位置推定手段とを備えると共に、制御対象物体判定手段は、検知されたターゲットの今回位置と推定された位置とに基づいて判定条件を変更する如く構成、換言すれば、ターゲット(検知データ)がゴーストである可能性を判断し、それに応じて制御対象物体として判定される条件を変更するように構成したので、近距離からの割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定することができる。他方、ゴーストである可能性が高いターゲットを早期に制御対象物体と判定することがないため、検知精度の低下も回避することができる。
請求項2に係る車両用物体検知装置にあっては、制御対象物体判定手段は、推定されたターゲットの前回位置が検知領域から所定距離以内にあると共に、ターゲットの今回位置が検知領域内にある場合には、判定条件を制御対象物体と判定されやすい方向に変更する如く構成したので、前回検知領域付近にいた割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定できると共に、検知精度の低下も回避することができる。
請求項3に係る車両用物体検知装置にあっては、自車が走行する走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段と、検知領域内に走行軌跡を基準として判定領域を設定する判定領域設定手段とを備えると共に、制御対象物体判定手段は、推定されたターゲットの前回位置が判定領域外にあると共に、ターゲットの今回位置が判定領域内にある場合には、判定条件を制御対象物体と判定されやすい方向に変更する如く構成したので、同様に前回判定領域付近にいた割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定できると共に、検知精度の低下も回避することができる。
請求項4に係る車両用物体検知装置にあっては、制御対象物体判定手段は、ターゲットと自車との間に第2の物体が検知されており、推定されたターゲットの前回位置が前記第2の物体の死角となる位置にあると共に、ターゲットの今回位置が判定領域内にある場合には、判定条件を制御対象物体と判定されやすい方向に変更する如く構成したので、第2の物体によって検知が遅れた割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定できると共に、検知精度の低下も回避することができる。
請求項5に係る車両用物体検知装置にあっては、制御対象物体判定手段は、推定されたターゲットの次回位置が検知領域外にある場合には、判定条件の変更を中止する如く構成したので、上記した効果に加え、制御対象物体が不要に増加するのを防止できると共に、検知精度の低下も一層良く回避することができる。
請求項6に係る車両用物体検知装置にあっては、制御対象物体判定手段は、推定されたターゲットの次回位置が自車から離反する位置である場合には、判定条件の変更を中止する如く構成したので、同様に、検知が遅れた割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定できると共に、検知精度の低下も回避することができる。
請求項7に係る車両用物体検知装置にあっては、判定条件は、ターゲットが判定領域で検知される回数である如く構成したので、上記した効果に加え、制御対象物体とすべきか否かを簡易に判定することができる。
請求項8に係る車両用物体検知装置にあっては、判定条件は、ターゲットが判定領域で検知され続けている時間である如く構成したので、上記した効果に加え、制御対象物体とすべきか否かを簡易に判定することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る車両用物体検知装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係る車両用物体検知装置を全体的に示す概略図である。
図1において、符号10は車両を示し、その前部には内燃機関(図1で「ENG」と示し、以下「エンジン」という)12が搭載される。エンジン12の出力は自動変速機(図1で「T/M」と示す)14に入力される。エンジン12の出力は自動変速機14で適宜変速されて左右の前輪16に伝えられ、左右の前輪16を駆動しつつ、左右の後輪20を従動させて車両10を走行させる。
車両10の運転席にはオーディオスピーカとインディケータからなる警報装置22が設けられ、作動させられるとき、音声と視覚によって運転者に警報する。車両10の運転席床面に配置されたブレーキペダル24は、マスタバック26、マスタシリンダ30およびブレーキ油圧機構32を介して左右の前輪16と後輪20のそれぞれに装着されたブレーキ(ディスクブレーキ)34に接続される。
運転者がブレーキペダル24を操作すると(踏み込むと)、その踏み込み力(踏力)はマスタバック26で増力され、マスタシリンダ30は増力された踏み込み力で制動圧を発生し、ブレーキ油圧機構32を介して前輪16と後輪20のそれぞれに装着されたブレーキ34を動作させ、車両10を減速させる(制動する)。ブレーキペダル24の付近にはブレーキスイッチ36が配置され、運転者によってブレーキペダル24が操作されるとき、オン信号を出力する。
ブレーキ油圧機構32は、リザーバに接続される油路に介挿された電磁ソレノイドバルブ群、油圧ポンプ、および油圧ポンプを駆動する電動モータ(全て図示せず)などを備える。電磁ソレノイドバルブ群は駆動回路(図示せず)を介してECU(電子制御ユニット)40に接続され、よって4個のブレーキ34は、運転者によるブレーキペダル24の操作とは別に、ECU40によって相互に独立して作動するように構成される。
車両10の前部にはレーダ42が設けられて前方(車両進行方向)に向けてミリ波(電磁波あるいは搬送波)からなる検知ビームを左右にスキャンさせながら送信(照射)する。符号42aは、検知領域(スキャン範囲)を示す。
レーダ42の出力はマイクロコンピュータからなるレーダ出力処理ECU(電子制御ユニット)44に送られる。レーダ出力処理ECU44において、レーダ42から送信された電磁波はアンテナ(図示せず)を介して受信された反射波とミキシングされて車両10の進行方向の前方の検知領域42aに存在する先行車などの物体までの距離(相対距離量)とその移動速度(相対速度)ならびに角度(物体の方位)などが検知される。
レーダ出力処理ECU44の出力は、ECU(電子制御ユニット)40に送られる。図示は省略するが、ECU40は、CPU,RAM,ROM、入出力回路などからなるマイクロコンピュータから構成される。
前輪16と後輪20の付近には車輪速センサ46が配置され、各車輪の所定回転角度ごとにパルス信号を出力する。車両10の運転席に設けられたステアリングホイール50の付近には操舵角センサ52が配置され、運転者によって入力されたステアリングホイール50の操舵角に比例する出力を生じる。
また、ステアリングホイール50の付近にはACC(Adaptive Cruise Control追従走行制御や低速走行制御)の実行、中止、再開などの一群の操作スイッチ54が配置される。車両10の中央付近にはヨーレートセンサ56が配置され、車両10の重力軸回りのヨーレート(角速度)に応じた出力を生じる。
また、エンジン12のスロットルバルブ(図示せず)の付近にはスロットル開度センサ62が配置され、スロットル開度に応じた信号を出力する。
上記したセンサの出力も、ECU40に送出される。ECU40は4個の車輪速センサ46の出力をカウントし、その平均値を算出するなどして車両10の走行速度を示す車速を検出する。
また、ECU40は、車輪速センサ46およびヨーレートセンサ56などの出力に基づいて目標ヨーレートを算出し、それから車両10が走行する走行軌跡を算出する。尚、その詳細は本出願人が先に提案した特開2006−85524に記載されているので、詳細な説明は省略する。
尚、図示は省略するが、ECU40に加え、第2のECUが設けられており、その第2のECUが操作スイッチ54の出力に応じ、ACC装置などの動作を制御する。
図2は、図1に示す装置の動作を示すフロー・チャートである。尚、図示のプログラムはECU40によって所定時間(例えば100msec)ごとに実行される。
以下説明すると、S10においてターゲットからの反射を逐一検知する。このフロー・チャートにおいて「ターゲット」は先行車などの真に存在する物体と、空中の塵埃などに起因して検知されるゴースト(無効データ)を含む意味で使用する。
次いでS12に進み、検知されたターゲットの一つについて自車(車両)10からターゲットまでの相対距離(離間距離)、ターゲットの左右位置、および自車10に対するターゲットの相対速度を算出する。これらは、自車10に対するターゲットの相対関係を示すデータである。
図3は、レーダ42の検知領域42aを示す説明図である。その検知範囲42aでは、先行車などのターゲットは電磁波の反射として捉えられる。図3において検知されたターゲットを黒丸で示す。尚、図2フロー・チャートの処理は、3車線からなる走行路100での走行を予定する。ターゲットの「左右位置」は、図3で自車10の進行方向に直交する左右方向の位置を示す。
次いでS14に進み、そのターゲットについての出力判定フラグ(後述)をクリア、より具体的にはそのビットを0にリセットし、S16に進み、前回ターゲットの引継ぎを確認する。即ち、そのターゲットが前回検知されたターゲットと同一か否か確認する。この確認は、ターゲットの座標上の位置の変化などを判断することで行う。
次いでS18に進み、前回データを引継いだターゲットか否か判断し、肯定されるときはS20に進み、2回目検知(前回は新規であった)ターゲットか否か判断する。S20で否定されるときはS22に進み、そのターゲットについての出力判定フラグをセット、より具体的にはそのビットを1にセットする。このフラグをセットすることは、ターゲットが制御対象物体と判定されたことを意味する。
次いでS24に進み、S10で検知されたターゲットの全てについて上記した処理を行ったか否か判断する。これはS20で肯定されたときも同様である。S24で否定されるときはS12に戻り、肯定されるときはS26に進み、出力判定フラグがセットされたターゲットについての相対関係などのデータを出力する。これにより、出力されたデータに基づいてACC装置、衝突速度低減ブレーキ装置、あるいは車間警報装置などの動作が制御される。
また、S18で否定されるときはS28に進み、新規ターゲット出力判定処理、即ち、新規ターゲットが真のターゲット(ゴーストではない)である可能性を判定し、出力対象(制御対象物体)とすべきか否か判定する。
図4は、その処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。
先ずS100において受信レベルが検知しきい値+5dB以上か否か判断する。これは、検知しきい値付近あるいはそれ以下の受信レベルの弱いターゲットはノイズなどが原因で安定して検知できない可能性があるからである。従って、S100で否定されるときは以降の処理をスキップし、そのターゲットを出力対象候補から除去する。
S100で肯定されるときはS102に進み、今回データを元に推定前回位置を算出(前回位置を推定)する。レーダ42の出力から今回検知ターゲットについて車両進行方向に対する相対距離と相対速度のデータを算出することはできるが、左右方向の相対速度は分からないため、前回の正確な位置を推定するのは困難である。そこで、自車10と今回検知されたターゲットを結んだ延長線上に、その延長線を中心として左右方向に2m、車両進行方向に1m程度の範囲を推定前回位置と(算出)する。次回位置についても同様である。
次いでS104に進み、推定前回位置は検知領域の外で左右方向においてαm(例えば2m)以内にあるか否か判断する。
即ち、推定前回位置が検知領域外にあり(従って前回検知できず)、今回初めて検知されたターゲットの場合、推定前回位置が検知領域から大きく離れているのは、今回検知されてもノイズや他のレーダとの干渉によって生じたゴーストである可能性が高いため、出力対象候補としない。
逆にいえば、検知領域から大きく離れていないのは、ゴーストである可能性が低いため、それを出力対象候補とすべきである(図3において符号aで示す場合)。即ち、推定されたターゲットの前回位置が検知領域からαm(所定距離)以内にあると共に、ターゲットの今回位置が検知領域内にある場合には、判定条件を変更、具体的には検知されたターゲットの今回位置と推定された位置とに基づいて判定条件を変更する、より具体的には判定条件を制御対象物体と判定されやすい方向に変更するべきである。従って、S104で肯定されるときは、後述する如く、S112以降に進み、そのような処理がなされる。
S104で否定されるときはS106に進み、推定前回位置は検知領域内で、前回の走行軌跡の左右±βm(例えば±5.4m)の外、換言すれば判定領域の外か否か判断し、S106で肯定されるときはS108に進み、今回検知位置は前回の走行軌跡の左右±βm(例えば±5.4m)以内か否か判断する。
1車線の幅を3.6m、その半分を1.8mとすると、図3に示す如く、3車線(走行車線+右1車線+左1車線)からなる走行路100の中央を自車10が走行したとすると、走行軌跡±5.4mは、走行路100の幅を示す(図3などでは右方向をプラス、左方向をマイナスと約束する)。
このように、前回、走行路100の外にあり(従って検知できず)、今回初めて走行路100に現れたターゲットは、例えば合流車線にいた車両が道路構造物の陰から出現したような場合である(図3において符号bで示す)。このような場合、ゴーストである可能性が低いことから、即ち、推定されたターゲットの前回位置が検知領域内にあると共に、ターゲットの今回位置が前回の走行軌跡の左右±βm(判定領域)内にある場合には、判定条件を変更、具体的には検知されたターゲットの今回位置と推定された位置とに基づいて判定条件を変更、より具体的には判定条件を制御対象物体と判定されやすい方向に変更するべきである。従って、S106,S108で肯定されるときは、後述する如く、S112以降に進み、そのような処理がなされる。
S106あるいはS108で否定されるときはS110に進み、自車10から推定前回位置の左右±γm(例えば1.8m)の範囲内に前回他のターゲットがあったか否か判断する。図5は、図3と同様、レーダ42の検知領域42aを示す説明図であるが、図5においてS110の処理は、他のターゲット(第2の物体102)が存在する、符号cで示す場合である。
即ち、前回他のターゲット102の陰に隠れていて(検知できず)、今回初めて検知されたターゲットは、ゴーストではない可能性が高いため、出力対象候補とすべきである。具体的には、ターゲットと自車10との間に第2の物体102が検知されており、推定されたターゲットの前回位置が第2の物体102の死角となる位置にあると共に、ターゲットの今回位置が判定領域内にある場合には、判定条件を変更、より具体的には制御対象物体と判定されやすい方向に変更する。
従って、S110で肯定されるときは、後述する如く、S112以降に進み、そのような処理がなされる。尚、S110で否定されるときは以降の処理をスキップする。即ち、今回初めて検知されたターゲットはゴーストである可能性が高いとし、出力対象候補としない。
他方、S104,S108およびS110のいずれかで肯定された場合、ゴーストである可能性は低いことから、出力対象候補とし、S112に進み、今回データを元に推定次回位置を算出(次回位置を推定)する。この算出は、上記した如く、自車10と今回検知されたターゲットを結んだ延長線上の左右方向に2m、車両進行方向に1m程度の範囲を求めて行う。
次いでS114に進み、推定次回位置は検知領域内か否か判断する。S114で否定されるときは、継続検知もできないことから、以降の処理をスキップして出力対象候補としない。即ち、推定されたターゲットの次回位置が検知領域外にある場合には、判定条件の変更を中止する。
他方、S114で肯定されるときはS116に進み、推定次回相対速度は自車10に近づく方向にあるか否か判断する。
推定次回相対速度は推定次回位置と今回検知位置とから算出されるターゲットの自車10に対する相対速度であるが、その値からターゲットが自車10に接近する方向にあるか否か判断する。S116で否定されるときは、ターゲットは自車10から離れつつあるので、以降の処理をスキップして出力対象候補としない。
他方、S116で肯定されるときはS118に進み、そのターゲットについての出力判定フラグをセット(出力対象(制御対象物体)であると判定)する。このように、推定されたターゲットの次回位置が前記自車により接近する位置である場合には、判定条件を変更、より具体的には制御対象物体と判定されやすい方向に変更する。
その結果、図2フロー・チャートのS26において、そのターゲットについての相対関係などのデータが出力され、それに基づき、例えば、図示しないACC用ECUにおいて出力されたデータに基づいてACC装置の動作が制御される。あるいは、ECU40によって衝突速度低減ブレーキ装置などの動作が制御される。
上記した如く、この実施例においては、原則として、3回以上検知されたターゲットを制御対象物体とすることで(S20,S22)、ゴーストである可能性が高いターゲットを早期に制御対象物体と判定することがなく、よって検知精度の低下を回避することができる。また、判定条件は、ターゲットが判定領域で検知される回数あるいは時間(図2フロー・チャートが所定時間間隔で実行されることから)である如く構成したので、制御対象物体とすべきか否かを簡易に判定することができる。
例えば、図3において符号dで示すターゲットは、前回も検知領域内にあったことから、検知されるべきであったが、今回初めて検知されたことは、ゴーストである可能性が高い。従って、この実施例においては3回続けて検知されるまで制御対象物体とすることはない。
しかしながら、初めて検知されたターゲットであっても、近距離からの割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定する必要がある。従って、図4フロー・チャートにおいてS104以降の処理を行い、検知されたターゲットの今回位置と推定された位置とに基づいて判定条件を変更する如く構成したので、換言すれば、ターゲット(検知データ)がゴーストである可能性を判断し、それに応じて制御対象物体として判定される条件を変更するように構成したので、そのような近距離からの割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定することができる。
この実施例は上記の如く、自車(車両)10の進行方向の所定の検知領域42aに存在する物体を所定時間ごとにターゲットとして検知するターゲット検知手段(レーダ42、レーダ出力処理ECU44,ECU40,S10)と、前記ターゲット検知手段の検知結果に基づいて前記自車と検知されたターゲットとの相対位置および相対速度からなる相対関係を算出する相対関係算出手段(ECU40,S12)と、前記ターゲット検知手段によって検知されたターゲットの検知状態が所定の判定条件に合致するとき、前記検知されたターゲットを制御対象物体と判定する制御対象物体判定手段(ECU40,S22,S28,S100からS118)とを備えた車両用物体検知装置において、前記相対関係に基づいて今回検知されたターゲットの前回検知時の位置(推定前回位置)と次回検知時の位置(推定次回位置)の少なくともいずれかを推定するターゲット位置推定手段(ECU40,S28,S102,S112)を備えると共に、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット検知手段によって検知されたターゲットの今回位置と前記ターゲット位置推定手段によって推定された位置とに基づいて前記判定条件を変更する(ECU40,S28,S104からS118)如く構成した。このように、検知されたターゲットの今回位置と推定された位置とに基づいて判定条件を変更する如く構成、換言すれば、ターゲット(検知データ)がゴーストである可能性を判断し、それに応じて制御対象物体として判定される条件を変更するように構成したので、近距離からの割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定することができる。他方、ゴーストである可能性が高いターゲットを早期に制御対象物体と判定することがないため、検知精度の低下も回避することができる。
また、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの前回位置が前記検知領域から所定距離(αm)以内にあると共に、前記ターゲットの今回位置が前記検知領域内にある場合には、前記判定条件を、前記制御対象物体と判定されやすい方向に変更する(ECU40,S28,S104,S118)如く構成した。これにより、前回検知領域付近にいた割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定できると共に、検知精度の低下も回避することができる。
また、前記自車が走行する走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段(ECU40)と、前記検知領域内に前記走行軌跡を基準とした判定領域を設定する判定領域設定手段(ECU40)と、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの前回位置が前記判定領域外にあると共に、前記ターゲットの今回位置が前記判定領域内にある場合には、前記判定条件を、前記制御対象物体と判定されやすい方向に変更する(ECU40,S28,S106,S108,S118)如く構成した。これにより、同様に前回検知領域付近にいた割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定できると共に、検知精度の低下も回避することができる。
また、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット検知手段によって前記ターゲットと自車との間に第2の物体が検知されており、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの前回位置が前記第2の物体102の死角となる位置にあると共に、前記ターゲットの今回位置が前記判定領域内にある場合には、前記判定条件を、前記制御対象物体と判定されやすい方向に変更する(ECU40,S28,S110,S118)如く構成した。これにより、第2の物体102によって検知が遅れた割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定できると共に、検知精度の低下も回避することができる。
また、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの次回位置が前記検知領域外にある場合には、前記判定条件の変更を中止する(ECU40,S28,S114)如く構成したので、上記した効果に加え、制御対象物体が不要に増加するのを防止できると共に、検知精度の低下も一層良く回避することができる。
また、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの次回位置が前記自車から離反する位置である場合には、前記判定条件の変更を中止する(ECU40,S28,S116,S118)如く構成したので、同様に、検知が遅れた割り込み車両などを早期に制御対象物体と判定できると共に、検知精度の低下も回避することができる。
また、前記判定条件は、前記ターゲットが前記判定領域で検知される回数(3回)である(ECU40,S20,S22)如く構成したので、上記した効果に加え、制御対象物体とすべきか否かを簡易に判定することができる。
また、前記判定条件は、前記ターゲットが前記判定領域で検知され続けている時間(図2フロー・チャートのプログラムの実行間隔)である(ECU40,S28,S116,S118)如く構成したので、上記した効果に加え、制御対象物体とすべきか否かを簡易に判定することができる。
尚、上記において、ミリ波レーダの出力から物体を検知するようにしたが、それに代え、あるいはそれに加え、レーザレーダを用いても良い。
この発明に係る車両用物体検知装置を全体的に示す概略図である。 図1に示す検知装置の動作を示すフロー・チャートである。 図1に示すレーダの検知領域を示す説明図である。 図2の新規ターゲット出力判定処理のサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図3と同様に、図1に示すレーダの検知領域を示す説明図である。
符号の説明
10 車両(自車)、12 エンジン(内燃機関)、16 前輪、20 後輪、22 警報装置、34 ブレーキ、36 ブレーキスイッチ、40 ECU(電子制御ユニット)、42 レーダ、44 レーダ出力処理ECU、46 車輪速センサ、50 ステアリングホイール、52 操舵角センサ、54 操作スイッチ、56 ヨーレートセンサ、60 クランク角センサ、62 吸気管絶対圧センサ、64 スロットル開度センサ、100 走行路、102 第2の物体

Claims (8)

  1. 自車の進行方向の所定の検知領域に存在する物体を所定時間ごとにターゲットとして検知するターゲット検知手段と、前記ターゲット検知手段の検知結果に基づいて前記自車と検知されたターゲットとの相対位置および相対速度からなる相対関係を算出する相対関係算出手段と、前記ターゲット検知手段によって検知されたターゲットの検知状態が所定の判定条件に合致するとき、前記検知されたターゲットを制御対象物体と判定する制御対象物体判定手段とを備えた車両用物体検知装置において、前記相対関係に基づいて今回検知されたターゲットの前回検知時の位置と次回検知時の位置の少なくともいずれかを推定するターゲット位置推定手段を備えると共に、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット検知手段によって検知されたターゲットの今回位置と前記ターゲット位置推定手段によって推定された位置とに基づいて前記判定条件を変更することを特徴とする車両用物体検知装置。
  2. 前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの前回位置が前記検知領域から所定距離以内にあると共に、前記ターゲットの今回位置が前記検知領域内にある場合には、前記判定条件を、前記制御対象物体と判定されやすい方向に変更することを特徴とする請求項1記載の車両用物体検知装置。
  3. 前記自車が走行する走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段と、前記検知領域内に前記走行軌跡を基準として判定領域を設定する判定領域設定手段とを備えると共に、前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの前回位置が前記判定領域外にあると共に、前記ターゲットの今回位置が前記判定領域内にある場合には、前記判定条件を、前記制御対象物体と判定されやすい方向に変更することを特徴とする請求項1または2記載の車両用物体検知装置。
  4. 前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット検知手段によって前記ターゲットと自車との間に第2の物体が検知されており、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの前回位置が前記第2の物体の死角となる位置にあると共に、前記ターゲットの今回位置が前記判定領域内にある場合には、前記判定条件を、前記制御対象物体と判定されやすい方向に変更することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車両用物体検知装置。
  5. 前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの次回位置が前記検知領域外にある場合には、前記判定条件の変更を中止することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車両用物体検知装置。
  6. 前記制御対象物体判定手段は、前記ターゲット位置推定手段によって推定されたターゲットの次回位置が前記自車から離反する位置である場合には、前記判定条件の変更を中止することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車両用物体検知装置。
  7. 前記判定条件は、前記ターゲットが前記判定領域で検知される回数であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の車両用物体検知装置。
  8. 前記判定条件は、前記ターゲットが前記判定領域で検知され続けている時間であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の車両用物体検知装置。
JP2006119035A 2006-04-24 2006-04-24 車両用物体検知装置 Expired - Fee Related JP4956043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006119035A JP4956043B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 車両用物体検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006119035A JP4956043B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 車両用物体検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007292541A true JP2007292541A (ja) 2007-11-08
JP4956043B2 JP4956043B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=38763294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006119035A Expired - Fee Related JP4956043B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 車両用物体検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4956043B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186277A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Honda Motor Co Ltd 物体検知装置
JP2009264841A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Honda Motor Co Ltd 物体検知装置
JP2011191237A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Daihatsu Motor Co Ltd 物標認識装置
JP2019057197A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 株式会社Subaru 移動物体認識装置
CN109752741A (zh) * 2017-11-06 2019-05-14 丰田自动车株式会社 车辆定位设备
JP2019158787A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社デンソーテン レーダ装置及び信号処理方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07209410A (ja) * 1993-12-02 1995-08-11 Toyota Motor Corp 車載用の物体検出装置
JPH08220220A (ja) * 1995-02-08 1996-08-30 Toyota Motor Corp 車載用レーダ装置
JPH09178849A (ja) * 1995-12-25 1997-07-11 Toyota Motor Corp 車載レーダ装置
JP2003075531A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Fujitsu Ten Ltd レーダ測距装置
JP2003270342A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Denso Corp 物体認識装置、物体認識方法、レーダ装置
JP2004053611A (ja) * 2003-08-15 2004-02-19 Fujitsu Ten Ltd レーダ測距装置
JP2005310140A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Ibeo Automobile Sensor Gmbh オブジェクトの認識及び/又は追跡方法
WO2006013689A1 (ja) * 2004-08-06 2006-02-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. レーダ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07209410A (ja) * 1993-12-02 1995-08-11 Toyota Motor Corp 車載用の物体検出装置
JPH08220220A (ja) * 1995-02-08 1996-08-30 Toyota Motor Corp 車載用レーダ装置
JPH09178849A (ja) * 1995-12-25 1997-07-11 Toyota Motor Corp 車載レーダ装置
JP2003075531A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Fujitsu Ten Ltd レーダ測距装置
JP2003270342A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Denso Corp 物体認識装置、物体認識方法、レーダ装置
JP2004053611A (ja) * 2003-08-15 2004-02-19 Fujitsu Ten Ltd レーダ測距装置
JP2005310140A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Ibeo Automobile Sensor Gmbh オブジェクトの認識及び/又は追跡方法
WO2006013689A1 (ja) * 2004-08-06 2006-02-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. レーダ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186277A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Honda Motor Co Ltd 物体検知装置
JP2009264841A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Honda Motor Co Ltd 物体検知装置
JP2011191237A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Daihatsu Motor Co Ltd 物標認識装置
JP2019057197A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 株式会社Subaru 移動物体認識装置
JP7149060B2 (ja) 2017-09-22 2022-10-06 株式会社Subaru 移動物体認識装置
CN109752741A (zh) * 2017-11-06 2019-05-14 丰田自动车株式会社 车辆定位设备
CN109752741B (zh) * 2017-11-06 2023-08-08 丰田自动车株式会社 车辆定位设备
JP2019158787A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社デンソーテン レーダ装置及び信号処理方法
JP7188894B2 (ja) 2018-03-16 2022-12-13 株式会社デンソーテン レーダ装置及び信号処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4956043B2 (ja) 2012-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3913878B2 (ja) 車両用物体検知装置
US8633832B2 (en) Obstacle detection apparatus for vehicle
JP4648282B2 (ja) 車両用走行制御装置
US10688950B2 (en) Pre-collision control device
JP4933144B2 (ja) 物体検知装置
JP4824511B2 (ja) 車両の走行安全装置
JP2017074823A (ja) 車線変更支援装置
JPH11321598A (ja) 車両走行安全装置
JP4956043B2 (ja) 車両用物体検知装置
JP2022024322A (ja) 衝突回避支援装置
JP2017091358A (ja) 車両制御装置および車両制御方法
JP5560371B2 (ja) 車両用物体検出装置
JP4946212B2 (ja) 走行支援装置
US9293046B2 (en) Vehicle rearward travel control device and method using lateral and rear detection areas
JP2010257298A (ja) 車両の走行安全装置
JP2011123535A (ja) 障害物検出装置
JP2011018165A (ja) 車両の走行安全装置
JP6657673B2 (ja) 車両制御装置および車両制御方法
JP5396142B2 (ja) 車両の走行安全装置
JP3512063B2 (ja) 先行車両の横方向相対速度計測方法
JP4606638B2 (ja) 車両の軌跡推定装置及びこれを用いた車両の走行安全装置
WO2021172532A1 (ja) 駐車支援装置および駐車支援方法
JP2007298430A (ja) 車両用物体検知装置
JP2008045998A (ja) 物体検出装置
JP5027748B2 (ja) 車両の走行安全装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120229

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4956043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees