JP2007287060A - トラブルマップシステム - Google Patents

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武 河尻
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Abstract

【課題】 複数の機器が設置された設備において、各機器の設置位置情報および不具合発生回数を表示することにより、機器の管理に未熟な初心者等であっても、機器の不具合発生状況を迅速かつ的確に把握可能とし、情報の共有化・技術継承を図る。
【解決手段】 複数機器の設置位置情報を格納した機器設置位置データベース11、各機器の不具合発生回数情報を格納した不具合発生回数データベース12、機器設置位置データベース11および不具合発生回数データベース12を参照して、不具合が発生した機器の設置位置情報および不具合発生回数情報を取得する不具合機器情報取得手段13、不具合機器情報取得手段13で取得した情報に基づいて、不具合発生機器に関する設置位置情報を地図情報として表示するとともに、該地図情報と連係して不具合発生回数を表示する不具合機器情報表示手段14を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不具合が発生した機器に関して、該機器が設置された位置情報および不具合発生回数を表示するためのトラブルマップシステムに関する。
従来、複数の機器が設置された工場や発電所等では、各機器の設置位置に関する情報や各機器の修理交換に関する情報等を管理している。この際、機器の数が膨大である場合には、その情報量も膨大なものとなるため、効率良く各機器に関する情報管理を行うことができる技術が種々提案されている。
例えば、工場内に設置された設備の位置情報と属性情報の管理を容易に行うことができるシステムとして、「工場における設備情報管理システム」(特許文献1)が提案されている。
上記特許文献1に記載された「工場における設備情報管理システム」は、ディスプレイと、ポインティングデバイスと、各設備の設置位置に該設備を表す図形を配置した工場レイアウト図データを設備の種類毎にレイヤ化して記憶するとともに、各レイヤに属する設備に固有に割当てられた識別コードと該レイヤのレイヤ名とを関連付けて記憶したレイアウト図情報データベースと、設備の種類毎に設けられた属性テーブルに、各設備の属性データと各設備に固有に割当てられた管理コードとを関連付けて記憶した属性情報データベースと、各設備が属するレイヤのレイヤ名と各設備の識別コードとにより特定される該設備のレイアウト図データの該レイヤにおける位置と、各設備の属性データが記憶された属性テーブルのテーブル名と各設備の管理コードとにより特定される該設備の属性データとを関連付ける連結マップのデータを記憶した連結データベースとを備えたものである。
この特許文献1に記載された「工場における設備情報管理システム」によれば、工場内に設置する設備の位置情報と属性情報とが、それぞれレイアウト図情報データベースと属性情報データベースに独立して記憶されており、各設備の位置情報と属性情報が連結情報データベースに記憶された連結マップにより関連付けて記憶されている。したがって、一旦設備の位置情報と属性情報の対応関係が連結マップに登録されていれば、その後に各設備の位置情報を変更する場合に、レイアウト図情報データベースに記憶されたデータのみを変更すればよく、また、各設備の属性情報を変更する場合には属性情報データベースに記憶されたデータを変更すればよいため、各設備の設置位置と属性の情報管理を容易に行うことができるとされている。
特開2004−13197号公報
従来、複数の機器が設置された工場や発電所等では、各機器で故障等の不具合が発生すると、故障箇所を修理した上で報告書を作成し、各機器の不具合履歴を管理していた。この際、各機器の管理担当者が個別に報告書を作成しているため、同一の管理者が管理している機器については、過去に生じた事例や同一箇所での不具合の再発事例等を的確に把握することができた。
ところで、管理者が退職したり異動したりすると、報告書の引き継ぎが行われる。この際、熟練した管理者が機器の管理を引き継いだ場合には、長年の経験に基づいて、機器で発生した不具合の頻度等を的確に把握することが可能であるが、機器の管理に未熟な初心者の場合には、過去の報告書を引き継いだだけでは、当該機器について的確な管理を行うことができない場合もあった。このため、機器に不具合が発生した際に、迅速かつ的確な対応を行うことができずに、工場や発電所等の設備運転に支障を来すおそれがあった。
なお、上記特許文献1に記載された「工場における設備情報管理システム」では、各機器の設置位置に関する情報を管理することはできるが、各機器における不具合発生に関する情報を管理することはできなかった。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、複数の機器が設置された設備において、各機器が設置された位置情報および不具合発生回数を表示することにより、機器の管理に未熟な初心者等であっても、機器の不具合発生状況を迅速かつ的確に把握することが可能なトラブルマップシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るトラブルマップシステムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。
すなわち、本発明に係るトラブルマップシステムは、不具合が発生した機器に関して、該機器が設置された位置情報および不具合発生回数を表示するためのトラブルマップシステムであって、複数の機器の設置位置情報を格納した機器設置位置データベースと、前記各機器の不具合発生回数情報を格納した不具合発生回数データベースと、前記機器設置位置データベースおよび前記不具合発生回数データベースを参照して、不具合が発生した機器の設置位置情報を取得するとともに、該不具合が発生した機器の不具合発生回数情報を取得する不具合機器情報取得手段と、前記不具合機器情報取得手段で取得した情報に基づいて、不具合が発生した機器の設置位置情報を地図情報として表示するとともに、該地図情報と連係して不具合発生回数を表示する不具合機器情報表示手段と、を備えたことを特徴とするものである。
ここで、前記不具合機器情報表示手段に表示される機器の不具合発生回数情報は、機器の不具合発生回数に対応して面積が変化することが好ましい。
また、不具合が発生した機器が近接して設置されており、前記不具合機器情報表示手段に表示される機器の不具合発生回数情報が重複する場合には、機器毎に表示態様が異なるようにして、不具合発生機器を区別可能とすることが好ましい。
また、前記機器設置位置データベースおよび前記不具合発生回数データベースを参照して、前記不具合機器情報表示手段に表示された不具合発生機器に関する不具合履歴を取得する不具合履歴取得手段と、該不具合履歴取得手段により取得した情報を表示する不具合履歴情報表示手段と、を備えることが好ましい。
また、前記機器設置位置データベースおよび前記不具合発生回数データベースを参照して、不具合が発生した機器と類似する機器を検索し、該類似機器に関する情報を報知する類似機器報知手段を備えることが好ましい。
また、前記機器設置位置データベースおよび前記不具合発生回数データベースを参照して、不具合発生回数が所定値を超えた場合に警告を発生する警告発生手段を備えることが好ましい。
本発明に係るトラブルマップシステムは、機器の設置位置情報を格納した機器設置位置データベースおよび各機器の不具合発生回数情報を格納した不具合発生回数データベースを参照して機器の設置位置情報および不具合発生回数情報を取得し、不具合が発生した機器の設置位置を地図情報として表示するとともに、該地図情報と連係して不具合発生回数を表示することができる。
したがって、機器の管理に未熟な初心者等であっても、機器の不具合発生状況を迅速かつ的確に把握することができる。このため、機器に不具合が発生した際に、迅速かつ的確な対応を行うことができるので、工場や発電所等の設備運転に支障を来すことがない。
また、不具合機器情報表示手段に表示される機器の不具合発生回数情報に関して、機器の不具合発生回数に対応して面積を変化させる構成とすることにより、機器の不具合発生回数を直感的に把握することができる。
また、不具合が発生した機器が近接して設置されている場合に、機器毎に表示態様が異なるようにして不具合発生回数情報を表示する構成とすることにより、不具合発生機器を容易に区別することができる。
また、不具合発生機器に関する不具合履歴を参照可能な構成とすることにより、過去のデータに基づいて、適切な機器管理を行うことができる。
また、不具合が発生した機器と類似する機器に関する情報を報知可能な構成とすることにより、類似機器の監視を強化して、不具合の発生を未然に防止することができる。
また、不具合発生回数が所定値を超えた場合に警告を発生する構成とすることにより、当該機器の監視を強化したり、設計変更を実施したりして、さらなる不具合の発生を未然に防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るトラブルマップシステムの実施形態を説明する。
本発明の実施形態に係るトラブルマップシステムは、機器の設置位置情報を格納した機器設置位置データベースおよび各機器の不具合発生回数情報を格納した不具合発生回数データベースを参照して機器の設置位置情報および不具合発生回数情報を取得し、不具合が発生した機器の設置位置を地図情報として表示するとともに、該地図情報と連係して不具合発生回数を表示するシステムである。
なお、本発明における機器とは、例えば発電所に設置されたボイラ、タービン、発電機、集塵装置、脱硫装置、工水タンク、石炭サイロ等の設備のことだけではなく、各設備を構成する複数の装置等を含む概念である。
図1〜図3は本発明の実施例1に係るトラブルマップシステムに関するもので、図1は実施例1に係るトラブルマップシステムの概略構成を示す機能ブロック図、図2および図3は不具合機器情報表示手段に表示されるトラブルマップの一例を示す説明図である。
<実施例1に係るトラブルマップシステムの概要>
本発明の実施例1に係るトラブルマップシステム10は、図1に示すように、機器設置位置データベース11、不具合発生回数データベース12、不具合機器情報取得手段13、および不具合機器情報表示手段14を主な構成要素としている。
機器設置位置データベース11は、工場や発電所等の設備に設置された複数の機器に関する設置位置情報を格納したデータベースである。具体的には、機器の名称、管理ナンバー、設置年月日、および設置位置の地図情報等に関する機器データが格納されている。
不具合発生回数データベース12は、各機器の不具合発生回数情報を格納したデータベースである。具体的には、機器の名称、管理ナンバー、不具合発生日時、および修理日時等に関する機器データが格納されている。
なお、本実施例では、機器設置位置データベース11と不具合発生回数データベース12を異なるデータベースとして構築しているが、両者を同一のデータベースとして構築することもできる。このように、機器設置位置データベース11および不具合発生回数データベース12を同一のデータベースとして構築すると、データテーブルの構造としてはやや複雑となるものの、重複するデータについて一元管理することができるというメリットがある。
また、機器設置位置データベース11および不具合発生回数データベース12は、必要に応じて適宜、格納されたデータの更新(追加あるいは削除)を行うことができるようになっている。さらに、機器設置位置データベース11および不具合発生回数データベース12を他の事業所等と共有することにより、複数の事業所において技術の共有化を図ることができる。
不具合機器情報取得手段13は、不具合が発生した機器の設置位置情報を取得するとともに、該不具合が発生した機器の不具合発生回数情報を取得するための手段である。この不具合機器情報取得手段13は、機器設置位置データベース11および不具合発生回数データベース12に格納されたデータが更新されると、新たなデータを取得することができる。
不具合機器情報表示手段14は、不具合機器情報取得手段13で取得した情報に基づいて、不具合が発生した機器の設置位置情報を地図情報として表示するとともに、該地図情報と連係して不具合発生回数を表示するための手段である。
なお、不具合機器情報取得手段13および不具合機器情報表示手段14は、コンピュータシステムおよびその周辺機器により構成される手段で、コンピュータシステムを構成するCPU等がアプリケーションプログラムに従って動作することにより各手段としての機能が発揮される。特に、不具合機器情報表示手段14は、その構成要素としてCRT表示器や液晶表示器等の表示装置を含んでおり、その表示画面に情報が表示されるようになっている。
<トラブルマップ(全体表示)>
上述したように、不具合機器情報表示手段14は、CRT表示器や液晶表示器等の表示装置の表示画面に、不具合が発生した機器の設置位置情報を地図情報として表示する。
例えば、図2に示すように、「○○発電所」に設置された機器の情報として、各機器の設置位置情報が地図情報として表示される。さらに、故障等の不具合が発生した機器に対しては、その発生箇所に丸印が表示される。この丸印は、不具合が発生した箇所と不具合発生回数とを表している。
図2に示す例では、表示装置の表示画面50に、「○○発電所」に設置された機器として、A〜Nの14個の機器が地図表示されており、機器B、機器C、機器F、機器H、機器L、機器M、および機器Nにおいて不具合が発生したことがわかる。不具合発生回数を表す丸印は、不具合発生回数に応じてそれぞれ面積が異なっている。例えば、不具合発生回数が1件の場合には小さい丸印が表示され、不具合発生回数が5件以上の場合には大きな丸印が表示され、不具合発生回数が2〜5件の場合には両者の中間の大きさの丸印が表示される。
また、機器Bおよび機器Hでは、不具合の発生箇所が近接しているため不具合発生回数を表す丸印が重複して表示されている。この場合には、重複した丸印の表示態様(例えば表示色)を異ならせることにより、不具合が発生した箇所および不具合発生回数を区別して表示することができる。
例えば、機器Bにおいて、51a,51b,51c,51d,51eの5カ所で不具合が発生した場合に、各不具合箇所に対応する丸印の表示態様を異ならせて、各不具合箇所における不具合発生回数を区別している。具体的には、機器Bにおいて、51aおよび51bでは5件以上の不具合が発生しており、51cおよび51dでは、2〜5件の不具合が発生しており、51eでは1件の不具合が発生していることがわかる。
<トラブルマップ(詳細表示)>
図2に示す例では、機器Bにおいて51a,51b,51c,51d,51eの5カ所で不具合が発生しており、不具合発生回数を表示する丸印が重複している。このような場合には、機器Bにおける不具合箇所を拡大表示できる構成とすることが好ましい。すなわち、機器設置位置データベース11には、図2に示すような全体表示情報とともに、図3に示すような詳細表示情報を格納しておき、全体表示情報と詳細表示情報を切り替えることができるように構成することが好ましい。
実施例1では、図2に示すように、マウスポインタ52を該当箇所に移動させ、左ボタンをクリックすることにより、図3に示すように、機器Bにおける不具合箇所を表示画面60として拡大表示することができる。
<実施例1の作用効果>
このように、本発明の実施例1に係るトラブルマップシステム10によれば、不具合が発生した機器の設置位置を地図情報として表示するとともに、該地図情報と連係して不具合発生回数を表示することができるので、機器の管理に未熟な初心者等であっても、機器の不具合発生状況を迅速かつ的確に把握することができる。
また、不具合が発生した機器が近接して設置されている場合には、機器毎に表示態様が異なるようにして不具合発生回数情報を表示することができるので、不具合発生機器を容易に区別することができる。
さらに、不具合発生機器に関する情報が重複して表示されている場合には、不具合発生箇所に関する情報を拡大表示することができるので、不具合発生箇所の詳細を容易に理解することができる。
図4〜図6は本発明の実施例2に係るトラブルマップシステムに関するもので、図4は実施例2に係るトラブルマップシステムの概略構成を示す機能ブロック図、図5および図6は不具合履歴情報表示手段に表示される不具合履歴の一例を示す説明図である。
<実施例2に係るトラブルマップシステムの概要>
本発明の実施例2に係るトラブルマップシステム20は、図4に示すように、実施例1に係るトラブルマップシステム10の構成要件に対して、さらに不具合履歴情報取得手段21および不具合履歴情報表示手段22を付加した構成となっている。
すなわち、本発明の実施例2に係るトラブルマップシステム20は、図4に示すように、機器設置位置データベース11、不具合発生回数データベース12、不具合機器情報取得手段13、不具合機器情報表示手段14、不具合履歴情報取得手段21、および不具合履歴情報表示手段22を主な構成要素としている。
なお、機器設置位置データベース11、不具合発生回数データベース12、不具合機器情報取得手段13、および不具合機器情報表示手段14については、実施例1のものとほぼ同様の構成であるため、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
不具合履歴情報取得手段21は、機器設置位置データベース11および不具合発生回数データベース12を参照して、不具合機器情報表示手段14に表示された不具合発生機器に関する不具合履歴を取得するための手段である。
この場合、不具合発生回数データベース12には、不具合発生回数に関する情報とともに、不具合履歴に関する情報を格納しておく必要がある。なお、不具合発生回数データベース12の一構成要素として機能する不具合履歴データベースを別途構築しておいてもよい。
不具合履歴情報表示手段22は、不具合履歴取得手段により取得した情報を表示するための手段である。
なお、不具合履歴情報取得手段21および不具合履歴情報表示手段22は、コンピュータシステムおよびその周辺機器により構成される手段で、コンピュータシステムを構成するCPU等がアプリケーションプログラムに従って動作することにより各手段としての機能が発揮される。特に、不具合履歴情報表示手段22は、その構成要素としてCRT表示器や液晶表示器等の表示装置を含んでおり、その表示画面に情報が表示されるようになっている。また、不具合履歴情報表示手段22の構成要素である表示装置は、不具合機器情報表示手段14の構成要素である表示装置と兼用することが可能である。
<履歴表示(一覧表示)>
上述したように、不具合履歴表示手段は、CRT表示器や液晶表示器等の表示装置の表示画面に、不具合が発生した機器の履歴情報を表示する。
実施例2に示す例では、図3に示すように、マウスポインタ61を該当箇所に移動させ、左ボタンをクリックすることにより、図5に示すように、機器Bの不具合発生箇所51dにおける不具合履歴情報を表示画面70として表示することができる。
<履歴表示(関連書類表示)>
さらに、不具合発生回数データベース12またはその一構成要素として機能する不具合履歴データベースに、図6に示すような関連書類情報を格納しておき、一覧履歴表示と関連書類表示とを切り替えることができるように構成することが好ましい。
実施例2では、図5に示すように、マウスポインタ71を該当箇所に移動させ、左ボタンをクリックすることにより、図6に示すように、平成16年8月2日に発生した「××リーク」に関する詳細情報を記載した関連書類を、表示画面80として表示することができる。また、この表示画面80には、詳細情報として、発生した不具合への対処方法を記載することが好ましい。これにより、機器に不具合が発生した際に、迅速かつ的確な対応を行うことができる。
<実施例2の作用効果>
このように、本発明の実施例2に係るトラブルマップシステム20によれば、不具合発生機器に関する不具合履歴を参照することができるので、過去のデータに基づいて不具合が発生する可能性が高い機器の監視を重点的に行う等、適切な機器管理を行うことができる。
図7は実施例3に係るトラブルマップシステムの概略構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施例3に係るトラブルマップシステム30は、図7に示すように、実施例1に係るトラブルマップシステム10の構成要件に対して、さらに類似機器報知手段31を付加した構成となっている。
すなわち、本発明の実施例3に係るトラブルマップシステム30は、図7に示すように、機器設置位置データベース11、不具合発生回数データベース12、不具合機器情報取得手段13、不具合機器情報表示手段14、および類似機器報知手段31を主な構成要素としている。
なお、機器設置位置データベース11、不具合発生回数データベース12、不具合機器情報取得手段13、および不具合機器情報表示手段14については、実施例1のものとほぼ同様の構成であるため、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
類似機器報知手段31は、機器設置位置データベース11および不具合発生回数データベース12を参照して、不具合が発生した機器と類似する機器を検索し、該類似機器に関する情報を報知するための手段である。
この場合、機器設置位置データベース11には、複数の機器に関する設置位置情報とともに、各機器の類似関係に関する情報を格納しておく必要がある。また、機器設置位置データベース11の一構成要素として機能する類似機器データベースを別途構築しておいてもよい。
なお、類似機器報知手段31は、コンピュータシステムおよびその周辺機器により構成される手段で、コンピュータシステムを構成するCPU等がアプリケーションプログラムに従って動作することにより当該手段としての機能が発揮される。また、類似機器報知手段31は、その構成要素としてCRT表示器や液晶表示器等の表示装置を含んでおり、表示装置の表示画面に類似機器情報が表示されるようになっている。また、類似機器報知手段31の構成要素である表示装置は、不具合機器情報表示手段14の構成要素である表示装置と兼用することが可能である。
実施例3に係るトラブルマップシステム30は、不具合が発生した機器が存在する場合に、当該機器と同等の機能を有する機器を検索し、当該類似機器の設置位置に関する情報や、不具合発生回数に関する情報を報知するようになっている。
<実施例3の作用効果>
このように、本発明の実施例3に係るトラブルマップシステム30によれば、不具合が発生した機器と類似する機器に関する情報を報知するができるので、不具合発生機器と類似する機器の監視を強化して、不具合の発生を未然に防止することができる。
図8は実施例4に係るトラブルマップシステムの概略構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施例4に係るトラブルマップシステム40は、図8に示すように、実施例1に係るトラブルマップシステム10の構成要件に対して、さらに警告発生手段41を付加した構成となっている。
すなわち、本発明の実施例4に係るトラブルマップシステム40は、図8に示すように、機器設置位置データベース11、不具合発生回数データベース12、不具合機器情報取得手段13、不具合機器情報表示手段14、および警告発生手段41を主な構成要素としている。
なお、機器設置位置データベース11、不具合発生回数データベース12、不具合機器情報取得手段13、および不具合機器情報表示手段14については、実施例1のものとほぼ同様の構成であるため、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
警告発生手段41は、機器設置位置データベース11および不具合発生回数データベース12を参照して、不具合発生回数が所定値を超えた場合に警告を発生するための手段である。
なお、警告発生手段41は、コンピュータシステムおよびその周辺機器により構成される手段で、コンピュータシステムを構成するCPU等がアプリケーションプログラムに従って動作することにより当該手段としての機能が発揮される。また、警告発生手段41は、その構成要素としてCRT表示器や液晶表示器等の表示装置と、スピーカおよびアンプ等の音声発生手段を含んでおり、表示装置の表示画面に警告表示を行ったり、スピーカから警告音を発生したりするようになっている。また、警告発生手段41の構成要素である表示装置は、不具合機器情報表示手段14の構成要素である表示装置と兼用することが可能である。
実施例4に係るトラブルマップシステム40は、不具合が発生した機器が存在する場合に、その不具合発生回数が所定回数(例えば5回)を超えた場合に、表示装置の表示画面に警告表示を行ったり、スピーカから警告音を発生したりすることにより、警告を発生するようになっている。
<実施例4の作用効果>
このように、本発明の実施例4に係るトラブルマップシステム40によれば、不具合発生回数が所定値を超えた機器が存在する場合に、その旨の警告を発生することができるので、当該機器の監視を強化したり、設計変更を実施したりして、さらなる不具合の発生を未然に防止することができる。
本発明は、複数の機器が設置された工場や発電所等において、不具合が発生した機器に関して、該機器が設置された位置情報および不具合発生回数を把握する際に利用することができる。
本発明の実施例1に係るトラブルマップシステムの概略構成を示す機能ブロック図である。 不具合機器情報表示手段に表示されるトラブルマップの一例(全体表示)を示す説明図である。 不具合機器情報表示手段に表示されるトラブルマップの一例(詳細表示)を示す説明図である。 本発明の実施例2に係るトラブルマップシステムの概略構成を示す機能ブロック図である。 不具合履歴情報表示手段に表示される不具合履歴の一例(一覧表示)を示す説明図である。 不具合履歴情報表示手段に表示される不具合履歴の一例(関連書類表示)を示す説明図である。 本発明の実施例3に係るトラブルマップシステムの概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施例4に係るトラブルマップシステムの概略構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 トラブルマップシステム(実施例1)
11 機器設置位置データベース
12 不具合発生回数データベース
13 不具合機器情報取得手段
14 不具合機器情報表示手段
20 トラブルマップシステム(実施例2)
21 不具合履歴情報取得手段
22 不具合履歴情報表示手段
30 トラブルマップシステム(実施例3)
31 類似機器報知手段
40 トラブルマップシステム(実施例4)
41 警告発生手段
50,60,70,80 表示画面
51a〜51e 不具合発生箇所
52,61,71 マウスポインタ
A〜N 機器

Claims (6)

  1. 不具合が発生した機器に関して、該機器が設置された位置情報および不具合発生回数を表示するためのトラブルマップシステムであって、
    複数の機器の設置位置情報を格納した機器設置位置データベースと、
    前記各機器の不具合発生回数情報を格納した不具合発生回数データベースと、
    前記機器設置位置データベースおよび前記不具合発生回数データベースを参照して、不具合が発生した機器の設置位置情報を取得するとともに、該不具合が発生した機器の不具合発生回数情報を取得する不具合機器情報取得手段と、
    前記不具合機器情報取得手段で取得した情報に基づいて、不具合が発生した機器の設置位置情報を地図情報として表示するとともに、該地図情報と連係して不具合発生回数を表示する不具合機器情報表示手段と、を備えたことを特徴とするトラブルマップシステム。
  2. 前記不具合機器情報表示手段に表示される機器の不具合発生回数情報は、機器の不具合発生回数に対応して面積が変化することを特徴とする請求項1に記載のトラブルマップシステム。
  3. 不具合が発生した機器が近接して設置されており、前記不具合機器情報表示手段に表示される機器の不具合発生回数情報が重複する場合には、機器毎に表示態様が異なるようにして、不具合発生機器を区別可能とすることを特徴とする請求項1または2に記載のトラブルマップシステム。
  4. 前記機器設置位置データベースおよび前記不具合発生回数データベースを参照して、前記不具合機器情報表示手段に表示された不具合発生機器に関する不具合履歴を取得する不具合履歴取得手段と、
    該不具合履歴取得手段により取得した情報を表示する不具合履歴情報表示手段と、を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のトラブルマップシステム
  5. 前記機器設置位置データベースおよび前記不具合発生回数データベースを参照して、不具合が発生した機器と類似する機器を検索し、該類似機器に関する情報を報知する類似機器報知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトラブルマップシステム。
  6. 前記機器設置位置データベースおよび前記不具合発生回数データベースを参照して、不具合発生回数が所定値を超えた場合に警告を発生する警告発生手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のトラブルマップシステム。
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