JP2007282130A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】通話や転送を行いたい相手の情報を、携帯通信端末上でプレゼンス情報とともに確認できるようにする。
【解決手段】携帯通信端末100に、携帯通信端末100付近に配置された少なくとも1つのアクセスポイントを検出するアクセスポイント検出部121と、検出したアクセスポイントに任意の名前を対応付けて登録するアクセスポイント登録部122と、検出されたアクセスポイントがカバーする通信エリア内に位置するユーザ情報を、アクセスポイントに対応させて登録するユーザ登録部123とを備えさせ、その登録にツリー構造の階層を持たせるとともに、登録されたアクセスポイント情報及びユーザ情報とを一緒に表示部107に表示させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、IPネットワーク上での通信が可能な携帯通信端末に関し、特に携帯通信端末のユーザのプレゼンス情報取得機能を有する携帯通信端末に関する。
近年、VoIP(Voice over Internet Protocol)技術を使用し、IPネットワーク上で音声通話を行えるようにしたIP電話が普及している。IP電話機として携帯電話端末を用いるケースも増えてきており、特に、社内では社内のアクセスポイントを通じて無線LAN(Local Area Network)に接続して内線電話として利用できるほか、社外では通常通り携帯電話として使用可能であり、公共無線LAN用アクセスポイントに接続すれば、IP網を使用した通話や通信を行うことができる携帯電話端末が注目を集めている。
電話のIP化には、既存のPBX(Private Branch eXchange)をIP対応のIP−PBXに切り替え、内線から外線までをすべてIP化するIP−PBX方式や、IP−PBXの管理をすべて外部の業者に移管するIP−Centrex方式などの手法が採られており、IPネットワーク上で通信の接続や切断といったセッション制御を行なうためのプロトコルとしては、SIP(Session Initiation Protocol)が採用されることが多くなってきている。SIPでは、セッションの開始・変更・終了の基本的な機能のみしか提供されないため、PBXとの連携が必要な内線などの機能については、各社が独自に対応を行っているのが実情である。
また、SIPはプレゼンス機能を備えており、この機能を利用すれば、「在席中」「外出中」などのユーザの位置情報や、「通話中」・「待機中」・「保留中」などの状態情報を管理することが可能となる。
特許文献1には、ユーザの周囲の状況の変化に応じてプレゼンス情報を更新することについての開示がある。
特開2005−202789号公報
ところで、IPネットワーク対応の携帯電話端末で所定の相手と通話をしたり、該通話を別の電話機に転送したい等の場合には、転送先の内線番号をその場で分かっている必要があり、携帯電話端末内に保存された内線番号を検索するにも手間がかかるという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、IPネットワーク対応の端末で、通話や転送等の通信を行いたい相手の確認が簡単にできるようにすることを目的とする。
本発明は、IPネットワーク上での通話及び通信が可能な携帯通信端末であって、IPネットワークに接続している他のユーザのプレゼンス情報取得機能を備える携帯通信端末において、携帯通信端末と通信可能な少なくとも1つのアクセスポイントを検出させ、検出したアクセスポイントに任意の名前を対応付けて登録したうえで、検出されたアクセスポイントがカバーする通信エリア内に位置するユーザ情報を、アクセスポイントに対応させて登録し、その登録にツリー構造の階層を持たせるとともに、登録されたアクセスポイント情報及びユーザ情報とを一緒に表示させるようにしたものである。
このようにしたことで、ユーザ情報を、アクセスポイントに対応させて登録することができるようになる。
本発明によると、ユーザ情報がアクセスポイントに対応して登録されるため、携帯通信端末のユーザは、通話や転送等の通信をしたい相手の情報を、アクセスポイントをキーとして素早く探し当てることができるようになる。
この場合、表示されたユーザ登録情報を選択することにより、他ユーザへの発信、通話中の呼の転送、保留のピックアップ等を行うことができるため、番号の確認間違いや入力間違いを防ぐことができる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本例においては、無線LAN通信機能を備える携帯電話端末に適応したものである。
図1は、本例の携帯電話端末100の構成例を示した図である。本例の携帯電話端末100は、無線電話用の基地局と無線通信を行うための無線電話通信用アンテナ101を備え、そのアンテナ101が無線電話通信用の通信部102に接続してあり、制御部120の制御で、基地局との間で無線通信を行うようにしてある。制御部120の処理の詳細については後述する。通信部102で通話用の通信を行う際には、受信した音声データをスピーカ104に供給して出力させる。このスピーカ104から出力させる際には、図示しない音声処理部でスピーカ出力用の処理が行われる。また、マイクロフォン103が拾って得た音声データを、音通信部102に供給して送信させる。この送信時にも、図示しない音声処理部でマイクロフォン103の出力を送信用の音声データとする音声処理が行われる。
この携帯電話端末100は、液晶ディスプレイなどで構成された表示部107と、複数の操作キーなどで構成された操作部106を備える。表示部107には、メール文、ウェブにアクセスさせた画面の表示や、後述するプレゼンスリストの表示などが行われる。操作部106は、電話番号やメール文などの入力操作、各種モード設定のほか、後述するアクセスポイント情報の登録及びユーザ情報の登録や検索の操作などが行える。
これらの携帯電話端末100内の各ブロックは、制御ライン150を介して制御部120などと接続してあり、またデータライン160を介してデータ転送を行える構成としてあり、メモリ105に必要なデータを記憶させるようにしてある。制御部120は、携帯電話端末100内の各部の制御を行う。メモリ105には、携帯電話端末として必要な制御データなどのデータだけでなく、この携帯電話端末100に実装されたアプリケーションプログラムのデータについても記憶される。また、後述するアクセスポイント情報及びユーザ情報の登録を行う際にも、このメモリ105が記憶手段として使用される。なお、メモリ105とは別に、大容量のデータ記憶手段であるハードディスクドライブ装置などを備えて、記憶手段の一部として使用されるようにしてもよい。
また、本例の携帯電話端末100は、無線LAN用通信部109と、その無線LAN用通信部109に接続されたアンテナ108とを備えて、IPネットワーク上の他の携帯通信端末と通信または通話が可能な構成としてある。これらは制御部120の制御に基づき行われる。アクセスポイント検出部121は、携帯電話端末100の付近に配置されたアクセスポイントから発信されるビーコン信号を受信して、受信したビーコン信号から、アクセスポイントの識別子であるSSID(Service Set Identifier)やBSSID(Basic Service Set Identifier)、などの情報を得るようにしてある。アクセスポイント登録部122は、アクセスポイント検出部121で検出されたアクセスポイントに、操作部106を介してユーザより入力される任意の名前を対応付けて登録するようにしてある。ユーザ登録部123では、アクセスポイント登録部122で登録された各アクセスポイント情報と、操作部106を介してユーザより入力される、そのアクセスポイントがカバーするエリア内の他ユーザの名前などのユーザ情報とを関連付けて登録するようにしてある。
本例の携帯電話端末100では、無線LAN用通信部109を通して内線電話が行える構成としてあり、呼の転送や保留中の呼への応答は、操作部106からの入力をうけて制御部120の制御で実行される。なお、本例では内線の通信を無線LAN上で行う構成としたが、構内に携帯電話基地局を設け、携帯電話の無線通信網を利用して内線を行う構成に適用してもよい。後述するプレゼンス情報も、無線LAN通信用アンテナ108を通して無線LAN用通信部109によって送受信されるようにしてあり、受信したプレゼンス情報の表示は表示部107にされる構成としてある。
次に図2を参照して、本例の携帯電話端末100と、携帯電話端末100を含む通信システムの構成例について説明を行う。図2の通信システムは、携帯電話端末100と通信ネットワークNW1〜3とを備える。図2では携帯電話端末100を1台しか図示していないが、各通信ネットワークには複数の携帯電話端末100が、各アクセスポイントを介して接続されているものとする。基幹ネットワークNW1には、SIPサーバ300が接続してある。SIPサーバ300は、通信ネットワークNW1〜3を介して行われる携帯電話端末間の内線通話の開始・変更・終了を制御するほか、各端末のプレゼンス情報の管理を行うようにしてある。
フロア1用通信ネットワークNW2は、ルータ501を介して基幹ネットワークNW1に接続され、フロア2用通信ネットワークNW3はルータ502を介して基幹ネットワークNW1に接続されている。携帯電話端末100は、アクセスポイント401または402を介して、フロア1用通信ネットワークNW2またはフロア2用通信ネットワークNW3に接続する構成としてある。図2において、携帯電話端末100のユーザはフロア2に位置しており、フロア2はアクセスポイント402のカバーエリア内であるため、現在はアクセスポイント402を介してフロア2用通信ネットワークNW3に接続されている。携帯電話端末100のユーザがフロア1に移動した場合には、アクセスポイント402と401間とのでハンドオーバが行われ、携帯電話端末100は、アクセスポイント401を介して、フロア1用通信ネットワークNW2に接続されるようになる。
次に、本例の携帯電話端末100のアクセスポイント登録部122のアクセスポイント登録処理例及びユーザ登録部202のユーザ登録処理例について、図3のフローチャートを参照して説明する。まず、操作部106への所定の操作が行われた場合に、制御部120の制御に基づき、表示部107にアクセスポイント検出部121により検出されたアクセスポイントの一覧が表示される(ステップS11)。表示された一覧の中から、ユーザによる操作部106への操作によって任意のアクセスポイントが選択された場合に(ステップS12)、アクセスポイント登録部122によって、選択されたアクセスポイントと、操作部106から続いて入力される任意の名前とが関連付けられて、アクセスポイント情報としてメモリ105に登録される(ステップS13)。アクセスポイントの登録完了後は、ユーザ登録部202でユーザ情報の登録が行われる。ステップS13で任意の名前がつけられたアクセスポイントが、ユーザによる操作部106への操作により選択され(ステップS14)、続いて、選択されたアクセスポイントを介して無線LANへ接続しているユーザ、つまり選択されたアクセスポイントのカバーエリア内に位置すると想定されるユーザの情報が入力された場合に、ユーザ登録部123によって、入力されたユーザ情報と、ステップS14で選択されたアクセスポイント情報とが関連付けられて、メモリ105に登録される(ステップS15)。
上述した手順に対応する画面表示例を、図4に示してある。図4(a)は、ステップS11で表示部107に表示させたアクセスポイント一覧の表示例である。本例ではアクセスポイントの情報として、各アクセスポイントに設定したSSIDや、BSSID、電波強度情報を示すようにしてあるが、アクセスポイントの他の属性情報を表示させるようにしてもよい。
図4(a)及び(b)は、図3のステップS12とステップS13に対応する表示例である。例えば図4(a)に示されるように、SSIDが「TEAMAS」であるアクセスポイントが、操作部106への操作により選択され、画面下中央の「選択」ボタンが押下された場合(ステップS12)、画面は図4(b)の表示に切り替わる。図4(b)は、選択したアクセスポイントに任意の名称をつける、アクセスポイント情報登録画面であり、SSIDやBSSIDといった、選択したアクセスポイントの識別情報が表示されるとともに、「グループ名」という項目名の欄にて、ユーザからの入力を受け付けるようにしてある。「グループ名」の欄には、「フロア13F○○課」といったように、認識し易い名称を入力することができ、画面右下の「登録」ボタンが押下されると、入力された名前情報が、選択されたアクセスポイントに対応付けて記憶される(ステップS13)。
アクセスポイント情報の登録は、予め、例えば「会社」や「家」など、ユーザが所在する場所の単位で親フォルダを作成しておき、そのフォルダの配下に登録するようにしてもよい。このような階層は、ユーザが自由に設定できるものとする。登録されたアクセスポイントの情報は、図4(c)に示されるように一覧で表示される。図4(c)では、「会社」を親フォルダとして、その配下に「フロア13F○○課」「フロア12F○○課」の名前でアクセスポイントが登録された例を示してある。
図4(c)及び(d)は、ステップS14及びステップS15に対応する表示例である。図4(c)は、登録済みのアクセスポイント情報が表示された画面である。この画面上で、任意のアクセスポイントが操作部106への操作を通して選択され(ステップS14)、画面右下の「新規」ボタンが押下されると、図4(d)のようなユーザ登録画面が表示される。図4(d)のユーザ名の欄にユーザ名の入力が行われ、画面右下の「登録」ボタンが押下されると、ユーザ情報がアクセスポイント情報と関連付けられて登録される(ステップS15)。
この場合のユーザとは、例えば携帯電話端末100のユーザが良くコンタクトをとる相手など、携帯電話端末100のユーザが、そのプレゼンス情報を把握したいと考える人物のことをさす。ユーザ登録は、アクセスポイント単位に行い、アクセスポイントがカバーするエリア内のユーザをアクセスポイント情報に対応付けて登録するようにしてある。登録済みのアクセスポイント情報やユーザ情報は、必要に応じて画面右下の「削除」ボタンを押下することにより削除可能である。なお、ユーザをアクセスポイントに対応付けて登録するのは、アクセスポイントをキーに目的のユーザ情報に素早くアクセスできるようにするためであり、選択したアクセスポイントのカバーエリア内に厳密には位置しないユーザを登録するようにしてもよい。
図4(e)に、ユーザ登録情報の表示例が示してある。図4(e)に示すように、登録したユーザ情報とともに、「通話中」「外出中」などの、ユーザのプレゼンス情報を併せて表示部107に表示させる構成としてある。(以降、図4(e)に示されるような、登録ユーザの情報とユーザのプレゼンス情報が併せて表示されたリストを、プレゼンスリストと称する)この場合、携帯電話端末100のユーザが移動するなどして、接続するアクセスポイントが変更した場合は、接続先のアクセスポイントに対応づけて登録されたユーザ情報が表示されるようにしてある。例えば、携帯電話端末100のユーザがフロア13Fからフロア12Fへ移動した場合は、アクセスポイント間でハンドオーバが行われるため、表示部107には、自動的に「フロア12F○○課」配下のユーザ情報が表示されるようになる。また、操作部106へ所定の操作を行って、プレゼンスリストにリストアップされたユーザを選択することにより、通話の発信や転送、保留中の呼への応答が行えるようにしてある。これらの動作の詳細については後述する。
ハンドオーバによるプレゼンスリストの表示内容変更は、携帯電話端末100のユーザが会社外に移動した場合にも行われるようにしてある。ユーザが会社から帰宅し、自宅に到着した際には、図5に図示されるように、接続先のアクセスポイントが会社用のアクセスポイント403から自宅用のアクセスポイント404に切り替わるため、表示部107に表示されるプレゼンスリストは、図6(a)から図6(b)のように変更される。つまり、帰宅後に携帯電話端末100にて通信を行う場合は、接続先のアクセスポイントは自宅用のアクセスポイント404となるため、「家」という名称で登録済みの、アクセスポイント404配下のユーザ情報が優先的に表示されるようになる。「家」の配下に予め「父」及び「母」のユーザ情報が登録してあるため、「父」「母」のプレゼンス情報が自動的に表示されるようになる。このとき、リスト上には「会社」のフォルダも表示されているため、会社フォルダの階層を開いて通話をしたい相手をリスト中で選択すれば、自宅に居ながら、会社の人間と内線で通話を行うことも可能である。
表示部107に表示されるプレゼンスリストの情報は、各ユーザが通話を開始したり、呼を保留したりした場合には変更されるようにしてある。ユーザの状態の変更に応じてSIPサーバ300のプレゼンス情報が更新され、その更新内容が表示部107に反映されるようにしてあるためである。ここで図7のシーケンス図を参照して、表示部107に表示されたプレゼンス情報が更新される手順について説明する。図7では、ユーザXのプレゼンス情報を、携帯電話端末100のユーザが更新する場合の処理例を示してある。ユーザXは、自らのプレゼンス情報に変更が生じた場合に、その更新要求をSIPサーバ300にPUBLISHリクエストにて送信する(ステップS21)。この更新要求がSIPサーバ300によって受け付けられると、SIPサーバ300内でユーザXのプレゼンス情報の更新が行われる(ステップS22)。携帯電話端末100のユーザが、ユーザXのプレゼンス情報の更新を行いたい場合は、SIPサーバ300に対して、SUBSCRIBEリクエストにてユーザXのプレゼンス情報の送信を依頼する(ステップS23)。SUBSCRIBEリクエストがSIPサーバ300により受け付けられると、携帯電話端末100のユーザに対して、ユーザXの最新のプレゼンス情報を含めたNOTIFY通知が行われる(ステップS24)。携帯電話端末100によってこのNOTIFY通知が受信されることにより、表示部107上のユーザXのプレゼンスリストが更新される(ステップS25)。
なお、上述した処理例では、他のユーザのプレゼンス情報がSIPサーバ300内で予め更新されている場合に、その情報を受信することでプレゼンスリストの更新を行うようにしてあるが、SUBSCRIBEリクエストを送信する毎に、対象のユーザのプレゼンス情報を更新させる構成としてもよい。あるいは、携帯電話端末100とアクセスポイントとの接続情報をもとに、リアルタイムに各ユーザの位置を認識し、最新のプレゼンス情報をサーバに自動的に登録・更新させる構成としてもよい。
次に、表示部107に表示されたプレゼンスリストを元に、ユーザが通話中の呼の転送を行う場合の処理例について、図8のフローチャートを参照にして説明する。まず、ユーザよる操作部106へ所定の操作を受け付けた場合に、制御部120の制御に基づき、表示部107に現在接続中のアクセスポイントに登録されたアクセスポイント情報及びユーザ情報が、プレゼンスリストとして表示される(ステップS31)。次に、ユーザにより、操作部106への所定の操作によって、表示されたリストの中から呼を転送したいユーザが選択されると(ステップS32)、「転送しますか?」などの、通話中の呼の転送について確認を促すメッセージが表示部107に表示される(ステップS33)。ユーザの選択が「いいえ」であった場合はステップS32に戻り、「はい」であった場合は、選択したユーザに通話中の呼が転送される(ステップS34)。
図9(a)と(b)は、携帯電話端末100のユーザがBさんに通話中の呼を転送する場合の表示画面の遷移の例であり、上述したステップS31からステップS34に対応するものである。携帯電話端末100のユーザは、「フロア13F○○課」として登録されたアクセスポイントのカバーエリア内にいるため、プレゼンスリストを表示させると、図9(a)に示されるように、「フロア13F○○課」配下のユーザの情報が表示される(ステップS31)。Bさんに呼を転送するには、表示されているプレゼンスリストの中からBさんの表示を選択し、画面下中央「選択」ボタンを押下する(ステップS32)。この操作により、画面上には図9(b)で示されるような確認のポップアップメッセージが表示されるので(ステップS33)、「はい」を選択することで、通話中の呼がBさんに転送される(ステップS34)。
次に、パーク保留中の呼をピックアップする処理例について、図10のフローチャートを参照にして説明する。まずユーザによる操作部106へ所定の操作を受け付けた場合に、制御部120の制御に基づき、現在接続中のアクセスポイントに登録されたアクセスポイント情報及びユーザ情報が、プレゼンスリストとして表示部107に表示される(ステップS41)。次に、ユーザにより、操作部106への所定の操作によって、表示されたリストの中から、応答したい呼をパーク保留中のユーザが選択されると(ステップS42)、「ピックアップしますか?」などの、パーク保留中の呼への応答について確認を促すメッセージが、表示部107に表示される(ステップS43)。ユーザの選択が「いいえ」であった場合はステップS42に戻り、「はい」であった場合は、ステップS42で選択されたユーザがパーク保留とした呼が、携帯電話端末100のユーザによってピックアップされる(ステップS44)。
図11(a)と(b)は、携帯電話端末100のユーザが、Dさんがパーク保留とした呼をピックアップする場合の表示画面の遷移の例であり、上述したステップS41からステップS44に対応する。まず、ユーザが操作部106へ所定の操作を行って、表示部107にプレゼンスリストを表示させると(ステップS41)、図11(a)に示されるように、「フロア13F○○課」配下のユーザの情報が表示される。Dさんがパーク保留にした呼をピックアップしたい場合は、ユーザはDさんのプレゼンス情報として「パーク中」の表示がされていることを確認しつつ、その表示を選択し、画面下中央の「選択」ボタンを押下する(ステップS42)。この操作により、画面上には図11(b)で示されるような確認のポップアップメッセージが表示されるため(ステップS43)、ユーザは「はい」を選択することで、Dさんによりパーク保留された呼をピックアップすることができる(ステップS44)。
次に、通話中の呼に割り込みをする場合の処理例について、図12のフローチャートを参照にして説明する。まず、ユーザによる操作部106へ所定の操作を受け付けた場合に、制御部120の制御に基づき、現在接続中のアクセスポイントに登録されたアクセスポイント情報及びユーザ情報が、プレゼンスリストとして表示部107に表示される(ステップS51)。次に、ユーザにより、操作部106への所定の操作によって、表示されたリストの中から呼を割り込み通話をしたい呼が選択されると(ステップS52)、「割り込み通話しますか?」などの、通話中の呼への割り込み通話について確認を促すメッセージが表示部107に表示される(ステップS53)。ユーザによって「いいえ」が選択された場合はステップS32に戻り、「はい」が選択された場合は、携帯電話端末100のユーザによる、選択された呼への割り込み通話が成立する(ステップS54)。
図13(a)と(b)は、携帯電話端末100のユーザが、A課長が通話中の呼に割り込みをする場合の表示画面の遷移の例であり、上述したステップS51からステップS54に対応する。まず、ユーザが操作部106へ所定の操作を行って、表示部107にプレゼンスリストを表示させると(ステップS51)、図13(a)に示されるように、「フロア13F○○課」配下のユーザの情報が表示部107に表示される。A課長が通話中の呼に割り込みをする場合は、ユーザはA課長のプレゼンス情報として「通話中」の表示がされていることを確認しつつ、その表示を選択し、画面下中央の「選択」ボタンを押下する(ステップS52)。この操作により、画面上には図13(b)で示されるような確認のポップアップメッセージが表示されるため(ステップS53)、ユーザは「はい」を選択することで、A課長が通話中の呼に割り込み通話をすることができる(ステップS54)。
このように本例の携帯電話端末によると、ユーザがどこに所在していても、その位置をカバーするアクセスポイントを検出し、検出されたアクセスポイントに対応付けて登録されたユーザのプレゼンス情報が表示されるため、ユーザはどこにいても自分の所在地に応じた他ユーザのプレゼンス情報を確認することができるようになる。
また、ユーザ情報はアクセスポイントごとにツリー階層構造で登録されているため、ユーザは、移動した先で移動前の場所に位置する他ユーザに通話を行いたい場合なども、ツリー状に表示されたプレゼンスリストを遡って、対象のユーザのプレゼンス情報に素早くアクセスすることが可能となる。
また、通話の発信や転送を行いたい場合にも、プレゼンスリストに表示されたユーザを選択する操作をすればよいので、通話先の相手の内線番号を記憶しておく必要がなくなり、携帯通信端末においても、固定電話機と同様のユーザビリティを提供することが可能となる。
また、通話の発信や通話中の呼の転送を行う場合に、事前に相手のプレゼンス情報を確認できるため、呼を受け取れない状況にある相手へ連絡してしまうことがなくなる。
また、プレゼンスリスト上で、呼を保留したユーザの情報と保留中の呼とが対応付けて表示されるため、誤って他の呼をピックアップしてしまうことがなくなる。この場合、ユーザはアクセスポイントごとに登録されているため、他の部署で保留されている呼に誤って応答してしまうこともなくなる。
さらに、自宅や会社など異なるエリアにおけるユーザ情報を、同一のユーザインターフェースで登録・表示が可能であるため、ユーザの利便性が向上する。
なお、ここまで説明した実施の形態では、携帯通信端末として携帯電話端末に適用した例として説明したが、通信機能を備え携帯可能な端末であれば、他の形態の端末にも適用可能であり、電話機能を持たない携帯情報通信端末などにも適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、IPネットワーク上での通話の制御を行うプロトコルとしてSIPを使用した例として説明したが、IPネットワークにおける通信を制御するプロトコルであり、プレゼンス機能を備えるプロトコルであれば、他のプロトコルを使用してもよい。
本発明の一実施の形態による携帯電話端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による携帯電話端末の接続するネットワークの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるアクセスポイント情報及びユーザ登録情報登録処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるアクセスポイント情報及びユーザ情報の登録例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による携帯電話端末の移動によるハンドオーバの例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による携帯電話端末の移動によるハンドオーバ時の表示の変更の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるプレゼンス情報更新処理例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施の形態による通話中の呼の転送処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による通話中の呼の転送処理の表示例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるパーク保留中の呼への応答処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパーク保留中の呼への応答処理における表示例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による割り込み通話処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による割り込み通話処理における表示例を示す説明図である。
符号の説明
100…携帯電話端末、101、108…アンテナ、102…通信部、103…マイクロフォン、104…スピーカ、105…メモリ、106…操作部、107…表示部、109…無線LAN用通信部、120…制御部、121…アクセスポイント検出部、122…アクセスポイント登録部、123…ユーザ登録部、150…制御ライン、160…データライン、300…SIPサーバ、401〜404…アクセスポイント、501〜502…ルータ、NW1…基幹ネットワーク、NW2…フロア1用ネットワーク、NW3…フロア2用ネットワーク

Claims (5)

  1. IPネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信を行って、IPネットワークを経由した通信が可能な携帯通信端末において、
    前記携帯通信端末と通信可能な少なくとも1つのアクセスポイントを検出するアクセスポイント検出部と、
    前記アクセスポイント検出部により検出された前記アクセスポイントに、任意の名称を対応付けてアクセスポイント情報として記憶し、記憶された前記アクセスポイント情報に対応付けて、前記アクセスポイントを介してネットワークに接続する他の端末に関する情報を、ユーザ情報として記憶し、前記アクセスポイントと前記ユーザ情報とをツリー構造の階層を持たせて記憶する記憶部と、
    前記アクセスポイント情報及び前記ユーザ情報を表示する表示部とを備えたことを特徴とする
    携帯通信端末。
  2. 請求項1記載の携帯通信端末において、
    前記表示部に表示される前記アクセスポイント情報と前記ユーザ情報と前記ユーザのプレゼンス情報とは、接続するアクセスポイントが変更する場合は、接続先のアクセスポイントに対応して変更されることを特徴とする
    携帯通信端末。
  3. 請求項1記載の携帯通信端末において、
    前記表示部に表示された前記ユーザ情報を選択することで、選択したユーザへの通話の転送を行えることを特徴とする
    携帯通信端末。
  4. 請求項1記載の携帯通信端末において、
    前記表示部に表示された前記ユーザ情報を選択することで、保留中の通話に応答できることを特徴とする
    携帯通信端末。
  5. 請求項1記載の携帯通信端末において、
    前記表示部に表示された前記ユーザ情報を選択することで、選択したユーザの通話に対して割り込み通話を行えることを特徴とする
    携帯通信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009118485A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Samsung Electronics Co Ltd プレゼンス情報を利用した相手端末情報の表示方法及びその方法による移動通信端末機

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