JP2007281012A - フレキシブル基板及び該フレキシブル基板が実装された実装機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブル基板が折曲ないし撓曲されるとき又は折曲ないし撓曲されている状態において、フレキシブル基板と部品間の信頼性及び耐久性のある電気的接続を実現するフレキシブル基板及び実装機器を提供すること。
【解決手段】フレキシブル基板1と第1接続部品12とは、フレキシブル基板の電気接続部と第1接続部品12の端子部14とで電気的に接続されている。フレキシブル基板1と第1接続部品12とが電気的に接続された部分と、フレキシブル基板1の折曲部ないし撓曲部8との間において、フレキシブル基板1の固定部と第1接続部品12の被固定部16とがはんだ付け等で固定されている。これにより、フレキシブル基板1と第1接続部品12とが電気的に接続された部分に掛かる応力を低減することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、フレキシブル基板、及び部品にフレキシブル基板が実装された実装機器、詳細にはフレキシブル基板と部品とがフレキシブル基板の折曲部ないし撓曲部付近で接続された実装機器、に関する。
近年開発されている電子機器は、複雑化かつ小型化しており、その内部に配置される部品は、位置及び配向が限定されるだけではなく、実装精度も要求される。そのような電子機器において、所望の電気的特性を確保するため及び所望のレイアウトを実現するため、部品間を電気接続する手段として、絶縁層となる樹脂フィルムの内部又は外部に導体層となる金属箔を配した可撓性を有するフレキシブル基板が使用されている。例えば、フレキシブル基板は、光送受信モジュールにおいて、受光素子及び発光素子を有する同軸型光送受信器と、駆動回路が搭載された実装ボードとの接続に利用される(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
従来のフレキシブル基板の平面図を図11に示す。フレキシブル基板31は、可撓性を有する絶縁層32、配線となる導体層33、及び端部に光送受信器等の部品と電気的に接続するための電気接続部34を有している。
部品間をフレキシブル基板31を用いて接続した電子機器の概略平面図を図12に示す。光送受信モジュール41において、光送受信器42と実装ボード43とは、フレキシブル基板31を介して接続されている。フレキシブル基板31と光送受信器42とは、光送受信器42の端子44をフレキシブル基板31の電気接続部34に挿嵌して電気的に接続されている。フレキシブル基板31と実装ボード43とは、フレキシブル基板31の他端と実装ボード43の電極との接合によって電気的に接続されている。図12に示すように、光送受信器42の実装面と、実装ボード43の実装面とは直交するような位置関係にある。そのため、光送受信モジュール41においては、フレキシブル基板31は折曲ないし撓曲される。
光送受信モジュール41におけるフレキシブル基板31の実装工程の一例を示す概略工程図を図13に示す。まず、フレキシブル基板31の電気接続部に光送受信器42の端子44を電気的に接続して、光送受信器42にフレキシブル基板31を実装する(図13(a))。次に、フレキシブル基板31の他端を実装ボード43の電極45に電気的に接続する(図13(b))。次に、図13の視点において、光送受信器42を反時計回りに90°回転させて、下方(矢印方向)に沈み込ませて、光送受信器42と実装ボード43とを所望の位置に設定する(図13(c))。
特開2004−241915号公報 特開2005−340401号公報
図12及び図13(c)に示すようにフレキシブル基板31が実装された機器においては、フレキシブル基板31に撓みが生じる。このとき、図11に示す撓曲支点35を支点にしてフレキシブル基板31の電気接続部34d、34eに応力が掛かることになる。特に、図13(c)に示す工程においては、フレキシブル基板31が光送受信器42から引き剥がされる方向に応力が掛かる。したがって、フレキシブル基板31と光送受信器42との電気的接続が外れる(断線する)という問題があった。また、実装後に治具等を用いてフレキシブル基板を折り曲げる場合にも同様の問題が生じた。したがって、フレキシブル基板が折曲ないし撓曲されるとき又は折曲ないし撓曲されている状態において、フレキシブル基板と部品間の信頼性及び耐久性のある電気的接続を実現するフレキシブル基板及び実装機器が必要とされている。
本発明の第1視点によれば、複数の部品間を電気的に接続するフレキシブル基板であって、可撓性の絶縁層と、絶縁層に配された導体層と、導体層と電気的に接続され、部品と電気的に接続される電気接続部と、所定の位置で折曲ないし撓曲させる折曲部ないし撓曲部と、折曲時ないし撓曲時に折曲部ないし撓曲部から電気接続部に掛かる応力を低減する応力低減部と、を備えるフレキシブル基板を提供する。
本発明の第2視点によれば、フレキシブル基板と、フレキシブル基板と電気的に接続された部品と、を備える実装機器であって、フレキシブル基板の所定の折曲部ないし撓曲部からフレキシブル基板と部品とが電気的に接続された部分へ応力が掛からないように、電気的に接続された部分以外でフレキシブル基板と部品とが固定されている実装機器を提供する。
本発明において、「折曲」とは、折り曲げ線ができるようにフレキシブル基板を折り曲げることもしくは折り曲げた状態をいう。また、「撓曲」とは、撓ませながらフレキシブル基板を曲げることもしくは曲げた状態、すなわち折り曲げ線ができないようにフレキシブル基板を曲げることもしくは曲げた状態、をいう。
本発明の第1視点のフレキシブル基板及び本発明の第2視点の実装機器によれば、フレキシブル基板が折曲ないし撓曲されるとき又は折曲ないし撓曲されている状態において、フレキシブル基板と部品間の電気的接続部分に掛かる応力を低減することができる。これにより、フレキシブル基板と部品間の電気接続の信頼性及び耐久性が向上する。
本発明の第1実施形態に係るフレキシブル基板を説明する。図1に、本発明の第1実施形態に係るフレキシブル基板の概略平面図を示す。フレキシブル基板1は、2つの部品、例えば光送受信器と実装ボード、とを電気的に接続するためのものである。ここで、フレキシブル基板1に接続する2つの部品を「第1接続部品」と「第2接続部品」とする。フレキシブル基板1は、可撓性を有する絶縁層2と、絶縁層2の内部及び/又は外部に形成された導体層3と、光送受信器等の第1接続部品と接続するための電気接続部4と、所定の位置で折曲ないし撓曲させる折曲部ないし撓曲部8と、を有する。図1に示す電気接続部4は、第1接続部品の突起状の端子(リード)を挿嵌する孔(貫通孔)であり、第1接続部品と第2接続部品とを電気的に接続する電気経路となるものである。
本発明のフレキシブル基板1は、さらに、折曲時ないし撓曲時に折曲部ないし撓曲部8から電気接続部4に掛かる応力を低減する応力低減部を備える。応力低減部は、例えば、第1接続部品にフレキシブル基板1を固定するための固定部5を有する。固定部5は、所定の折曲部ないし撓曲部8(第2接続部品側端部7)よりにある電気接続部4d、4eと所定の折曲部ないし撓曲部8との間に形成されている。固定部5は、導体層3及び電気接続部4と電気的に接続されていない。すなわち、固定部5は、第1接続部品と第2接続部品とを電気的に接続する電気経路を構成するものではない。したがって、固定部5は、導体層3等が形成されていない位置、例えば導体層3と導体層3との間、に形成されると好ましい。固定部5は、フレキシブル基板1を第1接続部品に固定可能であればいずれの形態でもよい。例えば、図1に示す形態においては、固定部5は、電気接続部4と同様の孔として、第1接続部品の固定用の突起部を挿嵌して、はんだ付けで固定することができる。
本発明のフレキシブル基板1の使用形態及びその作用・効果については、以下の本発明の第2実施形態に係る実装機器を例にして説明する。
次に、本発明の第2実施形態に係る実装機器について説明する。ここで、本発明において「実装機器」とは、本発明のフレキシブル基板と光送受信器等の部品とを実装(接続)した機器のことをいう。図2に、本発明の第2実施形態に係る実装機器の概略平面図を示す。実装機器11は、図1に示す本発明の第1実施形態に係るフレキシブル基板1と、フレキシブル基板1と電気的に接続された第1接続部品12及び第2接続部品13とを有する。図2に示す形態においては、第1接続部品12として光送受信モジュールの光送受信器を示し、第2接続部品13として実装ボートを示す。
第1接続部品12は、フレキシブル基板1の電気接続部4に挿嵌される端子部14と、フレキシブル基板1の固定部に接続される被固定部16を有する。被固定部16は、フレキシブル基板1に固定されることにより、電気接続部4と端子部14との接続部分へ応力が掛かることを防止するものである。被固定部16は、端子部14とフレキシブル基板1の折曲部ないし撓曲部8との間に形成されている。被固定部16は、図2に示す形態においては、フレキシブル基板1の固定部5が孔であるので、フレキシブル基板1の固定部5に挿嵌される突起部である。フレキシブル基板1の電気接続部4と第1接続部品12の端子部14、及びフレキシブル基板1の固定部5と第1接続部品12の突起部16とははんだ等で接続されている。
フレキシブル基板1と第1接続部品12との接触面とフレキシブル基板1と第2接続部品13との接触面とは、直交するような位置関係にある。そのため、フレキシブル基板1は、撓曲部8において撓曲されている。これにより、撓曲支点9を支点としてフレキシブル基板1と第1接続部品12との接続部分に応力が掛かることになる。本発明においては、固定部5(突起部16)が、電気接続部4d、4e(端子部14)と撓曲部8との間に形成されているので、該応力は、電気接続部4と端子部14との接続部分ではなく、固定部5と突起部16との接続部分に掛かることになる。これにより、フレキシブル基板1と第1接続部品12との電気経路が断線することを防止することができる。また、電気接続部4と端子部14との接続強度の劣化を抑制することにもなる。さらに、図1及び図2に示す形態によれば、該応力により、固定部5と突起部16とのはんだ接続が外れたとしても、固定部5の孔が突起部16に引っ掛かり、電気接続部4と端子部14との接続部分に応力が掛からないことも期待できる。したがって、本発明の第1実施形態に係るフレキシブル基板及び第2実施形態に係る実装機器によれば、フレキシブル基板1と第1接続部品12間の電気的接続の信頼性が向上する。
図2に示す実装機器11においては、フレキシブル基板1を撓曲させている。しかしながら、第2実施形態に係る実装機器11においては、フレキシブル基板1を撓曲部(折曲部)8又は撓曲支点(折曲支点)9で折曲することもできる。
次に、本発明の第3実施形態に係るフレキシブル基板について説明する。図3に、本発明の第3実施形態に係るフレキシブル基板の概略平面図を示す。図1に示す第1実施形態に係るフレキシブル基板1は、1つの固定部5を有している。一方、図3に示す第3実施形態に係るフレキシブル基板1は、複数の固定部5を有している。図3に示す形態においては、フレキシブル基板1は、最も第2接続部品側端部7側にある電気接続部4d、4eと折曲部ないし撓曲部8との間に3つの固定部5a〜5cを有する。
次に、本発明の第4実施形態に係る実装機器について説明する。第4実施形態に係る実装機器(不図示)は、図2に示す第2実施形態に係る実装機器と同様にして、第3実施形態に係るフレキシブル基板1と第1接続部品とを接続したものである。第3実施形態に係る実装機器が第2実施形態に係る実装機器と異なる点は、第1接続部品が複数(固定部5の数と同数)、例えば3つ、の被固定部、例えば突起部、を有することである。第1接続部品の複数の被固定部は、第3実施形態に係るフレキシブル基板1の複数の固定部5とそれぞれ対応する位置に形成されている。
第3実施形態に係るフレキシブル基板及び第4実施形態に係る実装機器によれば、フレキシブル基板1を折曲ないし撓曲させたときの応力を複数の固定部5に分散させることができる。これにより、フレキシブル基板1と第1接続部品との接続信頼性を高めると共に、固定部5の固定(接続)強度の劣化を抑制することができる。
次に、本発明の第5実施形態に係るフレキシブル基板について説明する。図4〜図6に、本発明の第5実施形態に係るフレキシブル基板の概略図を示す。第5実施形態に係るフレキシブル基板1は、固定部5の他に、折曲部8に、フレキシブル基板1を折曲する時に曲げ荷重を集中させる(折り曲げやすくする)荷重作用部10を有する。例えば、図4に示す形態における荷重作用部10aは、第1接続部品への実装前に、固定部5と隣接する折曲部8で予め折り曲げて形成した折曲痕ないし折曲癖である。図5は、フレキシブル基板1の側面図である。図5に示す形態における荷重作用部10bは、フレキシブル基板1の折曲部8の肉厚を薄くした薄肉部である。そして、図6に示す形態における荷重作用部10cは、フレキシブル基板1の折曲部8の両端に、互いに対向するように形成した凹角状の角部(切り込み部)である。
次に本発明の第6実施形態に係る実装機器について説明する。図7に、本発明の第6実施形態に係る実装機器の概略平面図を示す。第6実施形態に係る実装機器は、第5実施形態に係るフレキシブル基板1と第1接続部品12とを接続したものである。フレキシブル基板1は、固定部5(被固定部16)の近傍で折曲して実装されている。
第5実施形態に係るフレキシブル基板及び第6実施形態に係る実装機器によれば、フレキシブル基板1は、荷重作用部10により、第1接続部品12への実装前又は実装後であっても折曲部8において容易に曲げられる。また、固定部5と被固定部16との接続部分に作用する応力を低減させることができる。これにより、フレキシブル基板1と第1接続部品12との接続信頼性を高めると共に、固定部5の固定(接続)強度の劣化を抑制することができる。
次に本発明の第7実施形態に係るフレキシブル基板について説明する。第1及び第3実施形態に係るフレキシブル基板においては、固定部5は、フレキシブル基板1と第1接続部品12との接触面に形成されているが、第7実施形態に係るフレキシブル基板においては、固定部は、フレキシブル基板と第1接続部品の接触面に交差する第1接続部品の側面と接する部分及び/又はその近傍に形成されている。固定部は、該側面と接する部分及び/又はその近傍において、第1実施形態に係るフレキシブル基板のように点状の固定部でもよいし、該側面の縁に沿った線状の固定部でもよい。例えば、固定部は、第1実施形態に係るフレキシブル基板のように突起部を挿嵌する貫通孔でもよいし、半田付けするための金属層でもよい。また、点状の固定部の場合、第3実施形態に係るフレキシブル基板と同様に複数の固定部を設けることもできる。
次に、本発明の第8実施形態に係る実装機器について説明する。図8及び図9に、本発明の第8実施形態に係る実装機器の概略平面図を示す。第8実施形態に係る実装機器は、第7実施形態に係るフレキシブル基板と第1接続部品とを接続したものである。第2、第4及び第6実施形態に係る実装機器においては、フレキシブル基板1と第1接続部品12との固定部分は、フレキシブル基板1面と第1接続部品12面との接触面上に形成されている。第8実施形態に係る実装機器においては、フレキシブル基板1の固定部5と第1接続部品12の被固定部16は、該接触面上に形成されておらず、接触面と交差する面においてフレキシブル基板1と第1接続部品12とは固定剤17で接合されている。例えば、図8及び図9に示す形態においては、フレキシブル基板1と第1接続部品12との接触面と交差する第1接続部品12の側面とフレキシブル基板1とが固定剤17によって接合されている。すなわち、フレキシブル基板1の固定部5は、該側面と接する部分に形成され、第1接続部品12の被固定部16は、フレキシブル基板1と接する該側面上に形成されている。この部分は、フレキシブル基板1を折曲ないし撓曲させたときに、該接触面においてフレキシブル基板1が第1接続部品12から最も離される(引き剥がされる)部分である。したがって、この部分を固定することにより、電気接続部4及び端子部14にかかる応力を低減させることができる。
図8に示すフレキシブル基板1は折曲されているが、フレキシブル基板1を折曲するのは、第1接続部品12への接続前であっても接続後であってもよい。一方、図9に示すフレキシブル基板1は撓曲されており、図13(a)又は図13(b)の工程後に固定剤17で接触面を接合する。それから図13(c)のようにフレキシブル基板1を撓曲すると好ましい。
固定剤17としては、フレキシブル基板1の固定部5と第1接続部品12の被固定部16とを接合可能なものであればいずれのものでも使用することができる。例えば、固定剤17として、はんだ、接着剤、樹脂等を使用することができる。また、フレキシブル基板1の固定部5が貫通孔である場合、第2実施形態に係る実装機器のように、被固定部16は、貫通孔に挿嵌する突起部であってもよい。
第8実施形態に係る固定部5及び被固定部16に、さらに、第2、第4及び第6実施形態において示したようなフレキシブル基板1と第1接続部品12との接触面に設ける固定部5及び被固定部16を組み合わせることもできる。これにより、フレキシブル基板1と第1接続部品12を複数箇所で固定することができる。
また、図8に示す形態においては、第6実施形態において示した荷重作用部を組み合わせることもできる。これにより、接続面に掛かる応力を低減させるだけでなく、固定剤17による接合を行いやすくなる。
第8実施形態に係る実装機器によれば、フレキシブル基板1と第1接続部品12との接触面が離れる(剥がれる)ことを抑制することができるため、フレキシブル基板1と第1接続部品12間の電気的接続の信頼性が向上する。
次に、本発明の第9形態に係るフレキシブル基板及び第10実施形態に係る実装機器について説明する。図10に、本発明の第10実施形態に係る実装機器の概略平面図を示す。図10に示す形態においては、フレキシブル基板1と第1接続部品12とは、接触面において固定剤17を介して固定されている。すなわち、フレキシブル基板1の固定部5は、第1接続部品12との接触面に形成され、第1接続部品12の被固定部16は、フレキシブル基板1との接触面に形成されている。固定部5と被固定部16は、フレキシブル基板1と第1接続部品12との接触面全面(電気接続部4と端子部14との接続部分除く)に形成されていると好ましいが、少なくとも、電気接続部4と端子部14との接続部分と折曲部ないし撓曲部8(又は折曲支点ないし撓曲支点9)との間に形成すると好ましい。固定剤17としては、例えば、接着剤、樹脂等を使用することができる。また、図10に示す形態においては、フレキシブル基板1を撓曲部8において撓曲させているが、折曲支点ないし撓曲支点9に折曲部8を形成することも可能である。
第10実施形態に係る実装機器によれば、フレキシブル基板1と第1接続部品12との接触面が離れる(剥がれる)ことを抑制することができるため、フレキシブル基板1と第1接続部品12間の電気的接続の信頼性が向上する。
第1、第3、第5、第7及び第9実施形態に係るフレキシブル基板は、絶縁層と導体層を1層ずつ有する単層構造のものでも、絶縁層ないし導体層が複数積層した多層構造のものでもよい。また、本発明のフレキシブル基板は、各実施形態の特徴を複数有する形態も可能である。
本発明の実装機器は、第2、第4、第6、第8及び第10実施形態の特徴を複数有する形態も可能である。
本発明のフレキシブル基板及び実装機器は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において種々の変更、変形、改良等を含むことが可能であることはいうまでもない。
上記実施形態においては、フレキシブル基板と接続する第1接続部品として受光素子及び発光素子を有する光送受信器、及び第2接続部品として回路を有する実装ボードを例示した。しかしながら、フレキシブル基板と接続する部品は、光送受信器及び実装ボードに限定されることなく、フレキシブル基板と接続可能なものであれば適用することができる。
本発明の第1実施形態に係るフレキシブル基板の概略平面図。 本発明の第2実施形態に係る実装機器の概略平面図。 本発明の第3実施形態に係るフレキシブル基板の概略平面図。 本発明の第5実施形態に係るフレキシブル基板の概略平面図。 本発明の第5実施形態に係るフレキシブル基板の概略側面図。 本発明の第5実施形態に係るフレキシブル基板の概略平面図。 本発明の第6実施形態に係る実装機器の概略平面図。 本発明の第8実施形態に係る実装機器の概略平面図。 本発明の第8実施形態に係る実装機器の概略平面図。 本発明の第10実施形態に係る実装機器の概略平面図。 従来のフレキシブル基板の概略平面図。 部品間を図11に示すフレキシブル基板を用いて接続した電子機器の概略平面図。 光送受信モジュールにおけるフレキシブル基板の実装工程の一例を示す概略工程図。
符号の説明
1 フレキシブル基板
2 絶縁層
3 導体層
4 電気接続部
5 固定部
6 第1接続部品側端部
7 第2接続部品側端部
8 折曲部ないし撓曲部
9 折曲支点ないし撓曲支点
10 荷重作用部
11 実装機器
12 第1接続部品(光送受信器)
13 第2接続部品(実装ボード)
14 端子部
15 電極部
16 被固定部
17 固定剤
31 フレキシブル基板
32 絶縁層
33 導体層
34 電気接続部
35 撓曲支点
41 光送受信モジュール
42 光送受信器
43 実装ボード
44 端子
45 電極

Claims (14)

  1. 複数の部品間を電気的に接続するフレキシブル基板であって、
    可撓性の絶縁層と、
    前記絶縁層に配された導体層と、
    前記導体層と電気的に接続され、前記部品と電気的に接続される電気接続部と、
    所定の位置で折曲ないし撓曲させる折曲部ないし撓曲部と、
    折曲時ないし撓曲時に前記折曲部ないし撓曲部から前記電気接続部に掛かる応力を低減する応力低減部と、を備えることを特徴とするフレキシブル基板。
  2. 前記応力低減部は、前記折曲部ないし撓曲部と前記電気接続部との間に形成され、前記部品に固定するための固定部を備えることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板。
  3. 前記応力低減部は、前記部品との接触面と交差する前記部品の側面と接する部分及び/又はその近傍に形成され、前記部品に固定するための固定部を備えることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板。
  4. 前記固定部は、貫通孔であることを特徴とする請求項2又は3に記載のフレキシブル基板。
  5. 前記固定部は、前記導体層及び前記電気接続部と電気的に接続されていないことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載のフレキシブル基板。
  6. 前記折曲部に曲げ荷重を集中させる荷重作用部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のフレキシブル基板。
  7. フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板と電気的に接続された部品と、を備える実装機器であって、
    前記フレキシブル基板の所定の折曲部ないし撓曲部から前記フレキシブル基板と前記部品とが電気的に接続された部分へ応力が掛からないように、前記電気的に接続された部分以外で前記フレキシブル基板と前記部品とが固定されていることを特徴とする実装機器。
  8. 前記フレキシブル基板と前記部品とが電気的に接続された部分と前記フレキシブル基板の前記所定の折曲部ないし撓曲部との間において、前記フレキシブル基板と前記部品とは固定されていることを特徴とする請求項7に記載の実装機器。
  9. 前記フレキシブル基板と前記部品の接触面と交差する前記部品の側面において、前記フレキシブル基板と前記部品とは固定されていることを特徴とする請求項7に記載の実装機器。
  10. 前記フレキシブル基板と前記部品とが固定された部分において、
    前記フレキシブル基板は前記部品にはんだ付けされていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の実装機器。
  11. 前記フレキシブル基板と前記部品とが固定された部分において、
    前記フレキシブル基板の貫通孔に前記部品の突起部が挿嵌されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の実装機器。
  12. 前記フレキシブル基板と前記部品とが固定された部分は、接着剤、樹脂又ははんだで固定されていることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載の実装機器。
  13. 前記フレキシブル基板と前記部品とが固定された部分は、前記フレキシブル基板と前記部品との間の電気経路を形成していないことを特徴とする請求項7〜12のいずれか一項に記載の実装機器。
  14. 前記フレキシブル基板は、前記所定の折曲部に、曲げ荷重を集中させる荷重作用部を有することを特徴とする請求項7〜13のいずれか一項に記載の実装機器。

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