JP2007279331A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ランプユニットのリフレクタなどの破損によって生じた破砕片が、ランプユニットを収容している筐体の通風口から外部へ飛び出て周囲の人に危険を及ぼすという事態を防止する。
【解決手段】 ランプユニット2の第2通風口25から筐体1の第1通風口12に至る破砕片飛散経路に、破砕片を衝突させる障壁機構5を介在させる。障壁機構5は、間隔を隔てて対面しかつ沿面方向に位置ずれした1段目及び2段目の2枚の衝立板6,7の組合せでなる。ランプユニット2を覆うカバー体3の第3通風口31に、遮蔽板41や補助板42を付設することによって破砕片の飛出し方向を規制してもよい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プロジェクタ、特に、高熱を発生するランプユニットが筐体に収容されていて、そのランプユニットのハウジングがその内外空間を連通させる通風口を備えていると共に、上記筐体にもその内外空間を連通させる通風口が備わっているプロジェクタに関する。
この種のプロジェクタは、筐体やランプユニットの上記通風口は、送風ファンの作用によって発生させた冷却風を筐体やハンジングの内部空間から外部空間に通過させるために設けられている。そして、プロジェクタでは、ランプユニットが発生する高熱による悪影響がランプユニット自体やその他の部品、各種機構などに及ぶことを防ぐために冷却風の風量が高値に定められ、それに伴って筐体やランプユニットの上記通風口には広い開口面積を備えていることが要求されている。
一方、プロジェクタでは、そのランプユニットが、ガスを封入した光源としてのバルブや、バルブの光を反射させてその指向性を高めるリフレクタ(反射鏡)などを備えていて、それらが何らかの原因で破損したような場合には、周囲に飛び散ったリフレクタなどの破砕片のうち、比較的大きな破砕片については上記筐体の通風口に一般的に配備されるメッシュやルーバなどによって外部に飛び出ることが防止されるけれども、それらによって遮蔽され得ない大きさの破砕片は筐体の通風口を通過してその筐体の外部に飛び出てしまうこともあり、そのような事態が起こると、プロジェクタの近くにいる人に危険が及び、場合によってはそれらの人が怪我をするといった事態も想定される。
そこで、従来より、ランプユニットの破損によって発生した破砕片の処理についての提案が種々なされている(たとえば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
これらの提案のうち、特許文献1に記載されているものでは、ランプホルダのフロント部の周壁に設けられている開口の近傍に、その開口の内外方向に沿って延びるリブを追加することによって内部の熱気の逃がし通路を確保した上で、そのリブに破砕片(破裂片)を衝突させて破砕片が外部に飛び出さないようにしている。しかし、このものは、開口に求められている熱気の逃がし通路としての本来の機能を損なわないようにリブを追加する必要があるために、小さな破砕片はリブの隙間を通過してランプホルダの外側へ破砕片が飛び出てしまうということが考えられる。このものでは、ランプホルダの外側へ破砕片が飛び出さないようにすることだけが考慮されているに過ぎず、リブの隙間を通過してランプホルダの外側へ飛び出た破砕片が、そのランプホルダを収容している筐体の外部へさらに飛び出てしまうことを防ぐことについては何も考慮されていない。
特許文献2に記載されているものは、ランプユニットを収容しているランプボックスにV字形の障壁を配備し、ランプの破裂によって生じるガラス片をそのV字形の障壁の内面に衝突させてその障壁による取囲み部分に落下させるようにしている。しかし、このものは、V字形の障壁が、ランプユニットとランプボックスとの相互間隙間によって形成されている通風路の大部分を塞いでいるので、冷却のための排気風の流通が障壁により妨げられて冷却作用が低下してしまうおそれがある。
特許文献3に記載されているものは、ランプユニットのハウジングに相当しているケーシングの通気口に、風圧動作式の弁作用を発揮する遮蔽部材を設置しておき、通常時にはその遮蔽部材が通気口を開放しており、ランプなどが破裂したときには、その破裂に伴う風圧の増大に遮蔽部材が応動して通気口を遮蔽するというものである。しかし、このものは、破裂に伴う風圧の増大に遮蔽部材を応動させるための機構部品として、ばねや支持棒といった小形部品を数点追加する必要があり、そのことが組立工程の煩雑化の原因になるおそれがある。また、遮蔽部材が風圧の増大に応動したとしても、破砕片が通気口を通過して飛び出ることを完全に防ぎきることができるということにはならず、仮に、破砕片がランプユニットのケーシングの外部に飛び散ったときには、そのように飛び散った破砕片がランプユニットを収容する筐体の外部へさらに飛び出てしまうことを防ぐことについては考慮されていない。
特開2004−239975号公報 特開平8−314011号公報 特開2001−290219号公報
本発明は以上の状況の下でなされたものであり、ランプユニットのリフレクタなどの破損によって生じた破砕片が、ランプユニットを収容している筐体の通風口から外部へ飛び出て周囲の人に危険を及ぼすという事態を防ぐことを目的としている。
また、本発明は、上掲の特許文献3に見られる可動部分を持たない構造を採用することによってその組立工程の煩雑化を回避できるにもかかわらず、破砕片が、ランプユニットを収容している筐体の通風口から外部へ飛び出て周囲の人に危険を及ぼすという事態を防ぐことを目的としている。
本発明に係るプロジェクタは、内外空間を連通させる第1通風口を備えた筐体に収容されているランプユニットのハウジングに、そのハウジングの内外空間を連通させる第2通風口が備わり、上記ランプユニットの構成要素であるリフレクタなどの破損によって飛び散る破砕片についての上記第2通風口から上記第1通風口に至る破砕片飛散経路に、その破砕片を衝突させる障壁部材が介在されている。そして、上記障壁部材が、間隔を隔てて対面しかつ沿面方向に位置ずれした1段目及び2段目の2枚の衝立板の組合せでなる障壁機構によって構成されていて、上記1段目衝立板に、上記第2通風口に対峙してその第2通風口から飛び出た上記破砕片を跳ね返して失速させる1段目受面が備わり、上記2段目衝立板の表面が、上記1段目受面によって跳ね返された破砕片を受け止めて失速させる2段目受面として形成されている。
この発明によると、ランプユニットの構成要素であるリフレクタなどの破損によって飛び散った破砕片が、障壁機構の1段目衝立板の1段目受面により跳ね返されて失速するため、その破砕片が筐体の内部に落ちて残る。あるいは、1段目衝立板の1段目受面により跳ね返されて失速した破砕片がさらに2段目衝立板の2段目受面に受け止められて失速するため、その破砕片が筐体の内部に落ちて残る。したがって、破砕片が筐体の第1通風口から外部に飛び出て周囲の人に危険が及ぶという事態が防止される。
本発明では、上記2段目衝立板に、上記1段目衝立板との対面方向に突き出た遮蔽片が備わっていることが望ましい。これによれば、1段目衝立板や2段目衝立板が発揮する破砕片の失速作用に加えて、2段目衝立板に具備されている遮蔽片も同様な破砕片の失速作用を発揮するので、破砕片が筐体の第1通風口から外部に飛び出て周囲の人に危険が及ぶという事態がいっそう確実に防止される。
本発明において、上記ランプユニットは、そのハウジングの上記第2通風口に連通する第3通風口を備えたカバー体によって覆われていると共に、そのカバー体に、上記第3通風口の孔縁部を起点として上記1段目受面に近付く方向に延び出ることによって、そのカバー体と上記2段目衝立板との間で2枚の上記衝立板の位置ずれ方向に開放している隙間空間を遮蔽する遮蔽板が設けられていることが望ましい。これによれば、ハウジングの第2通風口とカバー体の第3通風口とを通過した破砕片が、カバー体と2段目衝立板との間に形成されている隙間空間を通過して筐体の第1通風口から飛び出るという事態が、遮蔽板によって防止される。
本発明では、上記遮蔽板に、上記第3通風口の孔縁部を起点として上記1段目受面に近付く方向に延び出ることによって、2枚の上記衝立板の位置ずれ方向に直交する方向に開放している隙間空間を遮蔽する補助板が追加して連設されていることが望ましい。これによれば、ハウジングの第2通風口とカバー体の第3通風口とを通過した破砕片が、カバー体と2段目衝立板との間に形成されている隙間空間を通過して筐体の第1通風口から飛び出るという事態が、補助板によって防止される。
本発明に係るプロジェクタは、内外空間を連通させる第1通風口を備えた筐体に収容されているランプユニットのハウジングに、そのハウジングの内外空間を連通させる第2通風口が備わり、上記ランプユニットの構成要素であるリフレクタなどの破損によって飛び散る破砕片についての上記第2通風口から上記第1通風口に至る破砕片飛散経路に、その破砕片を衝突させる障壁部材が介在されているプロジェクタにおいて、上記障壁部材が、間隔を隔てて対面しかつ沿面方向に位置ずれした1段目及び2段目の2枚の衝立板の組合せでなる障壁機構によって構成されていて、上記1段目衝立板に、上記第2通風口に対峙してその第2通風口から飛び出た上記破砕片を跳ね返して失速させる1段目受面が備わり、上記2段目衝立板の表面が、上記1段目受面によって跳ね返された破砕片を受け止めて失速させる2段目受面として形成されていると共に、その2段目衝立板に、上記1段目衝立板との対面方向に突き出た遮蔽片が備わり、上記ランプユニットは、そのハウジングの上記第2通風口に連通する第3通風口を備えたカバー体によって覆われていると共に、そのカバー体に、上記第3通風口の孔縁部を起点として上記1段目受面に近付く方向に延び出ることによって、そのカバー体と上記2段目衝立板との間で2枚の上記衝立板の位置ずれ方向に開放している隙間空間を遮蔽する遮蔽板とこの遮蔽板に追加されて2枚の上記衝立板の位置ずれ方向に直交する方向に開放している隙間空間を遮蔽する補助板とを有し、2枚の上記衝立板の位置ずれ方向が、上記筐体の内部空間のうちの上記ハウジングの外部空間に相当している箇所での冷却風の向きに沿っている、という構成を採用することによっていっそう具体化される。この発明によれば、特に、1段目及び2段目の2枚の衝立板の位置ずれ方向が、上記筐体の内部空間のうちの上記ハウジングの外部空間に相当している箇所での冷却風の向きに沿っているという構成を採用しているために、それらの衝立板によって形成される障壁機構によって冷却風の流れが阻害されにくくなる。そのため、障壁機構を追加することが、冷却風による冷却作用を損なうということにはならない。
以上のように、本発明によれば、ランプユニットのリフレクタなどの破損によって生じた破砕片が、ランプユニットを収容している筐体の通風口から外部へ飛び出て周囲の人に危険を及ぼすという事態が防止されるために、プロジェクタの使用時のユーザにとっての安全性が向上するという効果が得られる。また、障壁機構が可動部分を備えない2枚の衝立板だけによって形成されているので、組立工程の煩雑化が回避されるという効果も得られる。
図1は本発明の実施形態に係るプロジェクタAを例示した概略外観図、図2はランプユニット2や障壁機構5などを示した概略分解斜視図、図3は実施形態に係る投影装置の要部の概略平面図、図4は図3の一部を示した拡大図、図5は1段目衝立板6と2段目衝立板7との位置関係を示した拡大図である。
図1に示したプロジェクタAでは、後述するランプユニットなどが偏平箱形の筐体1に収容されている。そして、その筐体1にはその内外空間を連通させる第1通風口12が備わっている。この第1通風口12は、冒頭で説明した理由により比較的広い開口面積を有しているほか、その通風性を極端に損なわない機能を備えたメッシュやルーバによって目隠しされている。このプロジェクタAは、床面や机上に設置した状態で使用されたり、天井から吊り下げた状態で使用される。
筐体1に収容されているランプユニット2は、そのハウジング21の内部に、光源としてのバルブ(不図示)やバルブの光を反射させてその指向性を高めるリフレクタ(不図示)などを備えていて、リフレクタで反射した光がハウジング21の前端の窓22から出て光学的な処理が加えられる。そして、この窓22は透明ガラス23によって塞がれる。ランプユニット2のハウジング21は、その前部側面と後部側面とにそれぞれ通風口を有し、前部側面の通風口は冷却風取入口24として主に機能し、後部側面の通風口が主に冷却風出口として機能する第2通風口25に相当していて、第2通風口25が略矩形に形成されている。
ランプユニット2のハウジング21は、筐体1の内部に配備されている図示していない光学系ケーシングにビス止めされてその光学系ケーシングと一体化される。また、ランプユニット2は、その上部と両側部とが図2や図3などに示したカバー体3によって覆われていて、そのカバー体3には、上記ハウジング21の第2通風口25に連通する略矩形の第3通風口31が開設されている。さらに、カバー体3には、コ字形に連設されている遮蔽板41とその上下両側の補助板42とを有する枠体4が取り付けられ、その枠体4の遮蔽板41と補助板42とによって形成される囲み空間43が上記第3通風口31に連通してその第3通風口31から突き出すようになっている。なお、カバー体3は、筐体1の内部に配備されている図示していないシャーシにビス止めされる。
このプロジェクタは、ランプユニット2の構成要素である上記リフレクタなどの破損によって飛び散る破砕片についての上記第2通風口25から上記第1通風口12に至る破砕片飛散経路に、その破砕片を衝突させる障壁部材が介在されていて、その障壁部材が、図1などに示した障壁機構5によって構成されている。この障壁機構5は、1段目及び2段目の2枚の略矩形の衝立板6,7の組合せでなり、それらの2枚の衝立板6,7は、一定の間隔を隔てて対面しかつ沿面方向(図4矢印W)に位置ずれしている。なお、2枚の衝立板6,7は板金製である。
さらに具体的に説明すると、第1段目衝立板6は、その下端に具備させた取付片65を図示していない上記シャーシにビス止めすることによって上記した第2及び第3の各通風口25,31に垂直姿勢で対峙され、上記した枠体4の囲み空間43にも対峙されている。また、この1段目衝立板6の表面は、上記第2及び第3の各通風口25,31及び上記囲み空間43に対峙してそれらを通過して飛び出てきた上記破砕片が衝突する1段目受面61(図4参照)として形成されている。
これに対し、2段目衝立板7は、その上端と下端とにそれぞれ具備させた取付片75,76をカバー体3にビス止めすることによって、1段目衝立板6に間隔を隔てて対面しかつ沿面方向Wに位置ずれした位置に垂直姿勢に保たれる。そして、2段目衝立板7の表面が、1段目衝立板6の1段目受面61によって跳ね返された破砕片が衝突する2段目受面71として形成されている。さらに、この2段目衝立板7の外側端部に、第1段目衝立板6との対面方向(図4矢印D)に突き出た遮蔽片73が曲成されている。
以上のように構成されているプロジェクタにおいて、上記した枠体4の遮蔽板41は、図4のように、カバー体3の略矩形の第3通風口31の片側の孔縁部を起点として1段目衝立板6の1段目受面61に近付く方向に延び出ることによって、そのカバー体3と2段目衝立板7との間で2枚の衝立板6,7の位置ずれ方向W1(上記沿面方向Wに一致している)に開放している隙間空間Sを遮蔽している。また、この遮蔽板41に連設されている補助板42は、2枚の衝立板6,7の位置ずれ方向W1に直交する方向に開放している隙間空間を遮蔽している。さらに、2枚の衝立板6,7の位置ずれ方向W1が、図3に示したように、筐体1の内部空間のうちのハウジング3の外部空間に相当している箇所での冷却風の向きFに沿っている。このため、冷却風は2枚の衝立板6,7の相互間をそれほど抵抗を受けることなく通過するようになって冷却作用が損なわれない。
以上の構成を備えるプロジェクタにおいて、ランプユニット2の構成要素であるリフレクタなどの破損によって飛び散った破砕片は、その一部がランプユニット2のハウジング21の内面に衝突してランプユニット2の内部に落ちる。また、他の一部は、ハウジング21の第2通風口25やカバー体3の第3通風口31を通過してその外部に飛び散る。このうち、1段目衝立板6の1段目受面61に衝突した破砕片は、図4矢印aのようにその1段目受面61により跳ね返されて失速し筐体1(図1参照)の内部に落ちる。また、1段目受面61により跳ね返された後、筐体1の内部に落ちなかった破砕片は、図4矢印bのように2段目衝立板7の2段目受面71に受け止められて失速し、筐体1の内部に落ちる。この実施形態では、1段目受面61によって跳ね返された失速したにもかかわらず筐体1の内部に落ちながった破砕片が2段目衝立板7の2段目受面71に跳ね返されてさらに失速するようになっているので、ほとんど全部の破砕片が筐体1の内部に落ちて残り、第1通風口12から外部に飛び出すという事態が防止される。そして、このように筐体1に残る破砕片には、その大きさが0.8mm以上で第1通風口12を通過し得る大きさの破砕片のほゞ全部が含まれることが判った。
また、この実施形態では、枠体4の遮蔽板41が、図4のようにカバー体3と2段目衝立板7との間で2枚の衝立板6,7の位置ずれ方向W1に開放している隙間空間Sを遮蔽しているため、破砕片がその隙間空間Sを通過して筐体1の第1通風口12から外部に飛び出るという事態が確実に阻止される。また、遮蔽板41に連設されている上下の補助板42が、破砕片の上方又は下方への飛び散りを阻止するために、筐体1の上壁や下壁に通風口やその他の開口が設けられている場合であっても、それらの通風口やその他の開口から筐体1の外部に飛び出るという事態も確実に阻止される。
本発明の実施形態に係るプロジェクタを例示した概略外観図である。 ランプユニットや障壁機構などを示した概略分解斜視図である。 実施形態に係る投影装置の要部の概略平面図である。 図3の一部を示した拡大図である。 1段目衝立板と2段目衝立板との対面方向での位置関係を示した拡大図である。
符号の説明
1 筐体
2 ランプユニット
3 カバー体
5 障壁機構
6 1段目衝立板
7 2段目衝立板
12 第1通風口
21 ランプユニットのハウジング
25 第2通風口
31 第3通風口
41 遮蔽板
42 補助板
61 1段目受面
71 2段目受面
73 遮蔽片
W1 衝立板の位置ずれ方向
F 冷却風の向き

Claims (5)

  1. 内外空間を連通させる第1通風口を備えた筐体に収容されているランプユニットのハウジングに、そのハウジングの内外空間を連通させる第2通風口が備わり、上記ランプユニットの構成要素であるリフレクタなどの破損によって飛び散る破砕片についての上記第2通風口から上記第1通風口に至る破砕片飛散経路に、その破砕片を衝突させる障壁部材が介在されているプロジェクタにおいて、
    上記障壁部材が、間隔を隔てて対面しかつ沿面方向に位置ずれした1段目及び2段目の2枚の衝立板の組合せでなる障壁機構によって構成されていて、上記1段目衝立板に、上記第2通風口に対峙してその第2通風口から飛び出た上記破砕片を跳ね返して失速させる1段目受面が備わり、上記2段目衝立板の表面が、上記1段目受面によって跳ね返された破砕片を受け止めて失速させる2段目受面として形成されていると共に、その2段目衝立板に、上記1段目衝立板との対面方向に突き出た遮蔽片が備わり、
    上記ランプユニットは、そのハウジングの上記第2通風口に連通する第3通風口を備えたカバー体によって覆われていると共に、そのカバー体に、上記第3通風口の孔縁部を起点として上記1段目受面に近付く方向に延び出ることによって、そのカバー体と上記2段目衝立板との間で2枚の上記衝立板の位置ずれ方向に開放している隙間空間を遮蔽する遮蔽板とこの遮蔽板に追加されて2枚の上記衝立板の位置ずれ方向に直交する方向に開放している隙間空間を遮蔽する補助板とを有し、
    2枚の上記衝立板の位置ずれ方向が、上記筐体の内部空間のうちの上記ハウジングの外部空間に相当している箇所での冷却風の向きに沿っていることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 内外空間を連通させる第1通風口を備えた筐体に収容されているランプユニットのハウジングに、そのハウジングの内外空間を連通させる第2通風口が備わり、上記ランプユニットの構成要素であるリフレクタなどの破損によって飛び散る破砕片についての上記第2通風口から上記第1通風口に至る破砕片飛散経路に、その破砕片を衝突させる障壁部材が介在されているプロジェクタにおいて、
    上記障壁部材が、間隔を隔てて対面しかつ沿面方向に位置ずれした1段目及び2段目の2枚の衝立板の組合せでなる障壁機構によって構成されていて、上記1段目衝立板に、上記第2通風口に対峙してその第2通風口から飛び出た上記破砕片を跳ね返して失速させる1段目受面が備わり、上記2段目衝立板の表面が、上記1段目受面によって跳ね返された破砕片を受け止めて失速させる2段目受面として形成されていることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 上記2段目衝立板に、上記1段目衝立板との対面方向に突き出た遮蔽片が備わっている請求項2に記載したプロジェクタ。
  4. 上記ランプユニットは、そのハウジングの上記第2通風口に連通する第3通風口を備えたカバー体によって覆われていると共に、そのカバー体に、上記第3通風口の孔縁部を起点として上記1段目受面に近付く方向に延び出ることによって、そのカバー体と上記2段目衝立板との間で2枚の上記衝立板の位置ずれ方向に開放している隙間空間を遮蔽する遮蔽板が設けられている請求項3に記載したプロジェクタ。
  5. 上記遮蔽板に、上記第3通風口の孔縁部を起点として上記1段目受面に近付く方向に延び出ることによって、2枚の上記衝立板の位置ずれ方向に直交する方向に開放している隙間空間を遮蔽する補助板が追加して連設されている請求項4に記載したプロジェクタ。
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