JP2007276827A - カプセル容器、カプセル、及びカプセル付き液体容器包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】現在広く採用されているねじり破断する封止リング付きキャップを用いることができ、液体容器の口部に嵌着して垂下するカプセル容器、及びこのカプセル容器に被包装物を封入したカプセル、及びこのカプセルを備えたペットボトルや瓶等のカプセル付き液体容器包装体の提供
【解決手段】カプセル容器は、カプセル容器本体と捲り棒とからなる。カプセル容器本体は開口を下部に有すると共に液体収納容器の口部内に入り込んで嵌着し、上下方向の係合案内部を有する。捲り棒は係合案内部に係合案内され下端がカプセル容器本体の開口を密閉する蓋シートと連結され、上端に外力を加えてスライドさせて蓋シートを捲り開口を解放する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体容器の口部に嵌着して垂下するカプセル容器、及びこのカプセル容器に被包装物を封入したカプセル、及びこのカプセルを備えたペットボトルや瓶等のカプセル付き液体容器包装体に関するものである。
例えば、粉末茶と飲料水を別々に貯留しておき、飲食時に粉末茶と飲料水を混合して、美味しい風味のあるお茶を提供するための混合容器には、種々のものが提案されている。
特許文献1の飲料用混合容器は、ペットボトルの口部の内側へ挿入する底蓋付きの内筒部を有するキャップ本体を螺着しかつ内筒部に飲料の素を詰め、そのキャップ本体にキャップ副体を螺着してなり、飲食時に、封止リングを取り除いて摘みを回転してキャップ副体をねじ込み、キャップ本体の内筒部内に降下するキャップ副体の筒部で底蓋を押し開いて飲料の素を落下させる構成である。
特許文献2の飲料用混合容器は、飲食時に、突起が上向きに位置するキャップを取り外し、突起を下向きにしてキャップを瓶口に再度ネジ着してねじ込んでいき、突起で粉末茶を封入した封入容器を突き破り、粉末茶を本体内の飲料水に落下させ、本体を振り、粉末茶と飲料水を混合する構成である。
特許文献3の飲料用混合容器は、飲食時に、飲料容器本体の瓶口に非ネジ着状態に被着されたキャップを押さえながら右に回して、キャップと瓶口の両ネジ部がネジ着してキャップを下方に螺動し、キャップでカラー部材を押し下げて破り本体から離脱させ、キャップ内の突起で粉末茶を封入した封入容器を突き破り、粉末茶を本体内の飲料水に落下させ、本体を振り、粉末茶と飲料水を混合する構成である。特許文献4の飲料用混合容器も特許文献3のほぼ同様の構成である。
特許文献5も、キャップ内の突起で粉末茶を封入した封入容器を突き破る構成として提案されている。
特許文献1〜5は、いずれも、キャップに仕組まれている。
特開2004−83022号公報 特開2003−72822号公報 特開2003−72822号公報 特開2003−310158号公報 特開2004−238022号公報
特許文献1は、ペットボトルの口部の内側にキャップ本体の内筒部を収容し、さらに、この内筒部の内側にキャップ副体の筒部を収容するので、飲料の素の収容空間の径が小さくなり、上下方向に長さを大きく取る細長い収容空間とすることもできないので、飲料の素の容積が小さすぎる。例えば、ペットボトルの容積が500cc以上には適さない。
特許文献2,3,4は、いずれも、封入容器の突き破りを行なった後、そのまま本体を振り粉末茶と飲料水を混合するので、突起が封入容器の突き破り状態に位置するので粉末茶が出て行きにくい。粉末茶と飲料水を混合した後は、封入容器の突き破りがキャップを瓶口から取り外すだけでなく、封入容器を取り外さないと飲みにくく、封入容器を取り外しが容易ではない。また、封入容器の容積が小さすぎる。例えば、ペットボトルの容積が500cc以上には適さない。
特許文献5も、封入容器の容積が小さすぎる。例えば、ペットボトルの容積が500cc以上には適さない。又、飲み難い。
本発明は、上述した点に鑑み創案したものであり、現在広く採用されているねじり破断する封止リング付きキャップを用いることができ、液体容器の口部に嵌着して垂下するカプセル容器、及びこのカプセル容器に被包装物を封入したカプセル、及びこのカプセルを備えたペットボトルや瓶等のカプセル付き液体容器包装体を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のカプセル容器は、合成樹脂より成形されていて、中空部と外部を連通しかつヒートシールにより蓋シートを貼着されて密閉される開口を下部に有すると共にペットボトルや瓶等の液体収納容器の口部内に入り込んで嵌着する外面上端部を有し、さらにこの外面上端部を前記液体収納容器の口部内に嵌着するときに、この外面上端部より下側部分を前記液体収納容器の口部よりも内方の所要位置まで垂下する長さの中空形状に成形されていると共に上下方向の係合案内部を外面部に有するカプセル容器本体と、合成樹脂より成形されていて、前記係合案内部に係合案内されるように設けられ、上端が、前記カプセル容器本体の口部に被着されるキャップの内側に収まるように前記カプセル容器本体の上端よりも上方に伸びており、下端が、前記カプセル容器本体の開口をヒートシールにより密閉する前記蓋シートとヒートシールにより連結される位置に伸びていて、上端に外力を加えてスライドさせて前記蓋シートを捲り前記開口を解放する捲り棒と、を備えたことを特徴とする(請求項1)。
又、本発明のカプセルは、請求項1記載のカプセル容器の開口に蓋シートを被せてヒートシールして開口を密閉しかつ蓋シートの捲り端と捲り棒の下端とをヒートシールにより連結すると共に前記カプセル容器の中空部内に被希釈物或いは被抽出物等の被包装物を封入したことを特徴とする(請求項2)。
又、本発明のカプセル付き液体容器包装体は、溶媒液を収容して口部にねじり破断する封止リング付きキャップを取り付けて封緘するペットボトルや瓶等の液体収納容器の口部に、請求項2記載のカプセルを挿入し、カプセル容器本体の外面上端部を口部内に引っ込めて嵌着すると共に前記カプセルを液体収納容器内に垂下してなる、ことを特徴とする(請求項3)。
上記構成のカプセル容器によれば、カプセル容器本体の外面部の係合案内部に捲り棒を係合してカプセル容器を組立て、このカプセル容器の開口に蓋シートを被せてヒートシールして開口を密閉しかつこの蓋シートの捲り端と捲り棒の下端とをヒートシールにより連結すると共に前記カプセル容器の中空部内に被包装物を封入することにより、上記構成のカプセルとすることができる。
そして、溶媒液を収容して口部にねじり破断する封止リング付きキャップを取り付けて封緘するペットボトルや瓶等の液体収納容器の口部に、上記構成のカプセルを挿入し、カプセル容器本体の外面上端部を口部内に引っ込めて嵌着すると共に前記カプセルを液体収納容器内に垂下すれば、上記構成のカプセル付き液体容器包装体とすることができる。カプセル容器本体の中空部は、最大、液体収納容器の底面近傍まで垂下する長さとすることができる。カプセル容器本体の開口は、カプセル容器本体が短くても指が届かない深い位置にある。
キャップを弛める方向にねじって封止リングを破断してキャップを取り外すと、液体収納容器の口部内に引っ込んでカプセル容器本体の上面が位置し、この上面より捲り棒の上端が立ち上がっている状態になる。そこで、捲り棒の上端に外力を加えてスライドさせると、蓋シートを捲ることができてカプセル容器本体の開口を解放することができる。捲り棒の上端に押し込む場合は、カプセル容器本体の下端を斜めに切断したような開口縁として、その傾斜上端側の蓋シートの端より捲ることができる。又、捲り棒の上端を引き上げて抜いてしまう場合は、開口をカプセル容器本体の側面に設けて、この開口を密封する蓋シートの下端を捲り棒により引き上げて180°捲りする。
こうして、蓋シートを捲り、カプセル容器本体の開口を解放すると、内部に封入されていた被包装物が開口より流出できる。そこで、液体収納容器を振って容器内の液体にカプセル容器本体の開口より流出する粉粒体又は液体を混ぜる。
ある種の濃縮液は、水等に希釈するとその後の時間の経過で味や臭いが落ちたり腐敗を進行するものが多いので、当該濃縮液を水と分離して保管するカプセル付き液体容器包装体が好適である。飲用として供するカプセルとしては、例えば抹茶粉や蜂蜜、清涼飲料水の濃縮液、ジュースの素、ワイン等の原酒を封入し、液体収納容器には、水を充填する。或いは水に溶かして飲む粉薬等について、粉薬をカプセル容器に封入し、水を液体収納容器に貯留することができる。
しかし、液体収納容器に貯留する液体は、水に限定されない。又、カプセルに封入する物は、粉粒体又は液体や飲食物に限定されない。
又、例えば、二液混合した後は化学変化が促進するために接着機能が一定時間しか得られない二液混合タイプの接着剤の混合容器として適用することができる。
本発明のカプセル容器及びカプセル及びカプセル付き液体容器包装体は、現在広く採用されているねじり破断する封止リング付きキャップを用いることができると共にキャップとは切り離された構成であり、キャップを外して捲り棒の上端に外力を加え捲り棒をスライドするだけで、指が届かない深い位置にある開口の蓋シールを簡単に開くことができるので、液体収納容器の口部に外面上端部を支持させて最大で液体収納容器の底部近くまで垂下する大きさとすることができて、液体収納容器の容量が大きい場合にカプセル容器の容量を大きく合わせることができ、例えば、粉末茶と飲料水を別々に貯留しておき、飲食時に粉末茶と飲料水を混合して、美味しい風味のあるお茶を提供するための混合容器として好適である。
以下に、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
[第一実施形態]
図1(a)は、カプセル付き液体容器包装体の縦断正面図を示す。図1(b)は、図1(a)におけるIb−Ib断面図を示す。
カプセル付き液体容器包装体10は、液体収納容器11の口部11aより、例えば飲料水Wを充填し、例えば抹茶粉Mを封入したカプセル12を口部11aより挿入して該カプセル12の外面上部を口部11aに嵌着して該カプセル12を液体収納容器11の内部に垂下し、さらに口部11aにねじり破断する封止リング付きキャップ13を被着してなる。カプセル12は、封止リング付きキャップ13とは切り離されており、最大で液体収納容器11の底面近傍まで垂下する長さとすることができる。
図2は、カプセル12を説明するための組立工程図である。
図2(a)図に示すように、カプセル12は、カプセル容器本体14aと、T定規形の捲り棒14bとを有してなる。カプセル容器本体14aと捲り棒14bは、ここでは、リサイクルを考慮してPET樹脂からなる。カプセル容器本体14aは、水平断面が略半円筒形でありかつ上端が閉じている中空部を有する。この中空部の下端が開口141となっている。なお、カプセル12は、中空部の上端が開いていて、栓で閉じるように構成されていても良い。
液体収納容器11の口部11aは、内面上部111の直径が内面下部112の直径よりも例えば2mm〜3mm大きく形成されていて、カプセル容器本体14aの半円筒外面が、液体収納容器11の口部11aの内面下部112に嵌合していると共に、カプセル容器本体14aの半円筒外面の上端の鍔部148が、液体収納容器11の口部11aの内面上部111に嵌合していることにより、上述したように、カプセル12の外面上部を口部11aに嵌着して該カプセル12を液体収納容器11の内部に垂下している。
カプセル12は、扁平面142の幅中央に奥行側が台形底辺に対応する断面台形の溝である係合案内部143を有すると共に該係合案内部143の下端が同一平面で水平に延びている薄肉部144を有している。
図2(b)に示すように、T定規形の捲り棒14bは、断面台形の縦棹部145の上端145aを、カプセル容器本体14aの係合案内部143の下端143aより嵌挿して、カプセル容器本体14aの上端より突出させて、下端水平部146をカプセル容器本体14aの薄肉部144に密着状態に収められている。
こうして、カプセル容器本体14aに捲り棒14bを嵌合した状態の下端面は、半円筒を扁平面142の側から斜め下方へ一平面で切断したような傾斜面147,146aとなっている。
図2(c)は、カプセル12の液体収納容器11への組み付け前の斜視図を示す。図2(d)は、図2(c)におけるIId−IId断面図を示す。
カプセル12は、カプセル容器本体14aを逆さにして開口141より中空部内に例えば抹茶粉Mを充填して、傾斜下面147にバリア性を有する蓋シール15を被せてヒートシールを施して封緘した構成である。この蓋シール15の傾斜上端縁は、T定規形の捲り棒14bの下端水平部146の傾斜面146aにヒートシールにより固着されている。バリア性を有する蓋シール15は、ここでは、PETフィルムのシリカ蒸着面にヒートシール性を有するPET−Gフィルムを積層してなり、PET−Gフィルムを傾斜下面147にヒートシールされている。なお、PET−Gは、テレフタル酸とエチレングリコールとシクロヘキサンジメタノールとを共重合した非結晶コポリエステルであり、ヒートシール性を有する。
図3(a)〜(e)は、カプセル12の開口を開く動作の説明図である。図3(a)に示すカプセル12は、図1(a),図2(c)に示す状態と同一であり、この状態では、カプセル容器本体14aの下端の開口141が蓋シール15で完全に閉じているので、図1(a)において、液体収納容器11内の飲料水Wがカプセル容器本体14a内に侵入できない。すなわち、飲料水Wと抹茶粉Mとを分離して貯留できる。
図1(a)において、封止リング付きキャップ13をねじって封止リングを破断して取り外すと、カプセル容器本体14aの上端が液体収納容器11の口部11a内に引っ込んで位置していると共に、捲り棒14bの上端が口部11aの上端に略一致して立ち上がっている状態に露出する。
そこで、捲り棒14bの上端に指を当ててカプセル容器本体14aの上端に一致するまで押し込んでいく3段階の状態を、図3(b),(c),(d)に示している。図3(e)は、図3(d)に対応する斜視図を示す。
図3(b)の状態は、開口141の傾斜上端が蓋シール15が引き剥がされる状態である。このときが、蓋シール15のカプセル容器本体14aに対する接着幅が一番大きいので剥離力を一番大きく必要とするが、捲り棒14bを押し下げて蓋シール15を捲り返すので、容易に捲っていくことができる。図3(b)の状態→図3(c)の状態→図3(b)の状態に移行するに連れて、開口141が大きく開くことになり、カプセル容器本体14a内に封入していた抹茶粉Mが開口141より流出し易くなると共に飲料水Wが開口141内に流入しやすくなる。なお、捲り棒14bの上端をカプセル容器本体14aの上端よりもさらに内方に押し込むことができる。
こうして、捲り棒14bを押し込んだら、例えば、再びキャップ13を嵌めるか、又は親指で口部11aを塞いで、液体収納容器11を揺すり、飲料水Wと抹茶粉Mとを混合する。こうして、粉末茶Mと飲料水Wを別々に貯留しておき、飲食時に粉末茶Mと飲料水Wを混合するので、美味しい風味のあるお茶を飲食できる。
このカプセル容器本体14aの上端は、液体収納容器11の上端よりも内方へ引っ込んでいるので、口部11a内の上部は、口部11aの内径の円形空間が確保される。このため、飲食時、お茶は、口部11a内の半円通路を適切な流量が円滑に流出し、口部11aの円形空間に流れ出るので飲み易い。
[第二実施形態]
図4は、他のカプセル付き液体容器包装体の縦断正面図を示す。
カプセル付き液体容器包装体20は、液体収納容器21の口部21aより、例えば飲料水Wを充填し、例えば抹茶粉Mを封入したカプセル22を口部21aより挿入して該カプセル22の外面上部を口部21aに嵌着して該カプセル22を液体収納容器21の内部に垂下し、さらに口部21aにねじり破断する封止リング付きキャップ23を被着してなる。
カプセル22は、カプセル容器本体22aと、捲り棒22bとを有してなる。カプセル容器本体22aは、水平断面が略半円形であり上端が閉じている中空部を有し、該中空部の下端側面が開口221となっていて、扁平面の中央に奥が広い断面台形の溝である係合案内部を有している。
捲り棒22bは、断面台形の棹部を、カプセル容器本体22aの係合案内部の上端より挿し込んで、棹部の上端222をカプセル容器本体22aの上端より突出させている。開口221にヒートシールされて該開口221を塞いでいる蓋シール24の下端は、コの字に折り曲げられ、捲り棒22bの下端を巻いて外面側でヒートシールにより固定されている。従って、捲り棒22bを上方へスライドして蓋シール24の下端より該蓋シール24を捲り上げられるように構成されている。
なお、捲り棒22bの下端を蓋シール24の上端付近に対応させて、蓋シール24の上端をコの字に折り曲げて捲り棒22bの下端を巻いて外面側でヒートシールにより固定されている構成として、捲り棒22bを下方へスライドして蓋シール24の上端より該蓋シール24を捲るように構成することもできる。
このカプセル付き液体容器包装体20は、封止リング付きキャップ23をねじって封止リングを破断して取り外し、捲り棒22bの上端を指で摘んで引き抜いてしまうと、開口221を塞いでいる蓋シール24が引き剥がされ、カプセル容器本体22a内に封入していた抹茶粉Mが開口221より流出し易くなると共に飲料水Wが開口221内に流入しやすくなる。
こうして、捲り棒22bを引き抜いたら、例えば、再びキャップ23を嵌めるか、又は親指で口部21aを塞いで、液体収納容器21を揺すり、飲料水Wと抹茶粉Mとを混合する。こうして、粉末茶Mと飲料水Wを別々に貯留しておき、飲食時に粉末茶Mと飲料水Wを混合するので、美味しい風味のあるお茶を飲食できる。
このカプセル容器本体24aの上端は、液体収納容器21の上端よりも内方へ引っ込んでいるので、口部21a内の上部は、口部21aの内径の円形空間が確保される。このため、飲食時、お茶は、口部21a内の半円通路を適切な流量が円滑に流出し、口部21aの円形空間に流れ出るので飲み易い。
本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をした形態を含むものである。
カプセル容器には、例えば抹茶粉や蜂蜜、清涼飲料水の濃縮液、二液混合タイプの接着剤の少量液、或いは水に溶かして飲む粉薬等の被充填物を封入する。
本発明の一実施形態に係り、(a)はカプセル付き液体容器包装体の縦断正面図、(b)は(a)におけるIb−Ib断面図を示す。 図1のカプセル付き液体容器包装体のカプセルの組立工程図を示すもので、(d)は(c)におけるIId−IId断面図を示す。 図1のカプセル付き液体容器包装体のカプセルを示すもので、(a)〜(d)はカプセルの開口の動作工程を示す図であり、(e)は(d)に対応するカプセルの斜視図を示す。 本発明の他の実施形態に係るカプセル付き液体容器包装体の縦断正面図を示す。
符号の説明
10 カプセル付き液体容器包装体
11 液体収納容器
11a 口部
W 飲料水
M 抹茶粉(被包装物)
12 カプセル
13 封止リング付きキャップ
14a カプセル容器本体
14b 捲り棒
141 開口
143 係合案内部
15 蓋シール
20 カプセル付き液体容器包装体
21 液体収納容器
21a 口部
22 カプセル
22a カプセル容器本体
221 開口
22b 捲り棒
23 封止リング付きキャップ

Claims (3)

  1. 合成樹脂より成形されていて、中空部と外部を連通しかつヒートシールにより蓋シートを貼着されて密閉される開口を下部に有すると共にペットボトルや瓶等の液体収納容器の口部内に入り込んで嵌着する外面上端部を有し、さらにこの外面上端部を前記液体収納容器の口部内に嵌着するときに、この外面上端部より下側部分を前記液体収納容器の口部よりも内方の所要位置まで垂下する長さの中空形状に成形されていると共に上下方向の係合案内部を外面部に有するカプセル容器本体と、
    合成樹脂より成形されていて、前記係合案内部に係合案内されるように設けられ、上端が、前記カプセル容器本体の口部に被着されるキャップの内側に収まるように前記カプセル容器本体の上端よりも上方に伸びており、下端が、前記カプセル容器本体の開口をヒートシールにより密閉する前記蓋シートとヒートシールにより連結される位置に伸びていて、上端に外力を加えてスライドさせて前記蓋シートを捲り前記開口を解放する捲り棒と、
    を備えたことを特徴とするカプセル容器。
  2. 請求項1記載のカプセル容器の開口に蓋シートを被せてヒートシールして開口を密閉しかつ蓋シートの捲り端と捲り棒の下端とをヒートシールにより連結すると共に前記カプセル容器の中空部内に被希釈物或いは被抽出物等の被包装物を封入したことを特徴とするカプセル。
  3. 溶媒液を収容して口部にねじり破断する封止リング付きキャップを取り付けて封緘するペットボトルや瓶等の液体収納容器の口部に、請求項2記載のカプセルを挿入し、カプセル容器本体の外面上端部を口部内に引っ込めて嵌着すると共に前記カプセルを液体収納容器内に垂下してなる、ことを特徴とするカプセル付き液体容器包装体。
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JP2017512157A (ja) * 2014-02-25 2017-05-18 ミュールマン、イーペー、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツングMuhlemann Ip Gmbh 外周壁を持つ計量分配デバイス

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