JP2007275227A - 血圧計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非使用状態における装置の収納性の向上が図られた上腕式の血圧計測装置を提供する。
【解決手段】血圧計100Aは、本体部110Aと、上腕に装着されるカフ部150Aとを備える。カフ部150Aは、使用状態において上腕が挿入可能な中空部151を有し、本体部110Aは、机等の台に載置されるベース部111と、非使用状態においてカフ部150Aの中空部151内に収容される被収容部112とを含む。本体部110Aには、情報を表示するための表示部120およびユーザからの指示を受け付けるための操作部121が設けられる。非使用状態において表示部120および操作部121がカフ部150Aによって覆われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、被測定部位として上腕が利用されるいわゆる上腕式の血圧計測装置(以下、単に血圧計とも称する)に関するものであり、特に、本体部とカフ部とが分離されて構成された上腕式の血圧計測装置に関するものである。
近年、高血圧を要因とする生活習慣病の早期発見や血圧管理のために血圧計が広く利用されている。通常、血圧値の測定に際しては、動脈を圧迫するための流体袋を内包するカフを生体の体表面に巻き付け、巻き付けた流体袋を膨張・収縮させることによって動脈を圧迫し、これに伴って生じる動脈圧脈波の変化を検出して血圧値の測定が行なわれる。
ここで、カフとは、内腔を有する帯状の構造物であって生体の被測定部位に巻き付けが可能なものを意味し、気体や液体等の流体を内腔に注入することによって上下肢の動脈圧測定に利用されるもののことを指す。したがって、カフは、流体袋とこの流体袋を生体に巻き付けるための巻付手段とを含めた概念を示す言葉であり、腕帯あるいはマンシェットと呼ばれることもある。
通常、被測定部位として上腕が利用されることが企図されたいわゆる上腕式の血圧計にあっては、本体部とカフ部とが分離されて構成される場合が多い。ここで、カフ部は、一般に上腕を圧迫するための流体袋としての空気袋と、この空気袋を内包する袋状の外装部材としてのカバー体とによって構成される。
このように構成された上腕式の血圧計にあっては、非使用時における収納性が悪いという問題、すなわち非使用時において装置が嵩張るという問題を有している。このような問題について着目した文献として、たとえば実開平4−11005号公報(特許文献1)がある。
上記特許文献1に開示の上腕式の血圧計においては、本体部にカフ部が収容される収容空間を設け、非使用時においてこの収容空間にカフ部を収容するように構成されている。ここで、上記特許文献1に開示される上腕式の血圧計にあっては、収容空間の形状を縦断面略V字状とすることにより、本体部に設ける収容空間の無駄なスペースを最小化し、非使用時における血圧計の収納性の向上を図っている。
しかしながら、上記構成を採用した場合には、本体部にカフ部が収容されるだけの大きさを有した収容空間を必ず設ける必要があり、無駄なスペースを排除して収容空間の大きさを可能な限り小さくしたとしても依然として血圧計全体としての小型化が十分に達成されているとは言えない。特に、近年の血圧計においては、被験者自身の手による上腕へのカフ部の装着の容易化を図るために、カバー体の内部に上腕にフィットする形状の湾曲弾性板が収容配置されているものも多く、このように構成された血圧計においてはカフ部を小さく折り畳んで収容することが困難であるため、収容空間も必然的に大型化することになる。
また、上記構成とは異なり、本体部とは別体にて構成されたカフ部に上腕に対する自動巻き付け機構を設けた上腕式の血圧計が知られている。このような自動巻き付け機構を備えた上腕式の血圧計が開示された文献としては、たとえば特開2005−230175号公報(特許文献2)や特開2005−237802号公報(特許文献3)、特開2005−334125号公報(特許文献4)等がある。自動巻き付け機構を備えた上腕式の血圧計においては、カフ部が略円筒状に形成された機枠とこの機枠の内周面上に配置された空気袋とによって構成され、上腕はカフ部の軸方向から挿入されることになる。
このように構成された上腕式の血圧計においても、装置が大型であるという問題を有している。これは、上腕をカフ部に軸方向から挿入することができるように、予めカフ部が上腕を取り囲むのに十分な大きさに形成されていることが必要であるためであり、その分本体部の大きさと合わせて装置全体としての外形が大型化するためである。
なお、上記特許文献4には、測定時においてカフ部に挿し込んだ腕の肘を載置するための肘置きが、非使用時においてカフ部の内部に設けられた腕を差し込むための中空部内に配置されるように、カフ部に対して肘置きを回動可能に取付けた構成が開示されている。
実開平4−11005号公報 特開2005−230175号公報 特開2005−237802号公報 特開2005−334125号公報
このように、上腕式の血圧計においては、非使用時における収納性の向上、すなわち省スペース化の観点から、可能な限り装置を小型に構成したいという要請がある。しかしながら、上述したように、従来の上腕式の血圧計においては、様々な工夫が施されているものの、未だ十分に収納性が改善されたものは存在していない。
一方、特に家庭において使用されることが企図された上腕式の血圧計においては、血圧測定の際に血圧計自体が持ち運ばれて机等の載置台の上に載置されて利用されることが多いため、持ち運びの際等に使用者が過って血圧計を落下させたり、あるいは他の物品に血圧計をぶつけたりすることによって血圧計が破損してしまうことがある。特に、表示部や操作部は他の部位に比べて脆弱であるため、強い衝撃がこれら表示部や操作部に直接加わった場合には、破損につながり易いという問題がある。表示部や操作部が破損した場合には、血圧計自体の利用ができなくなるため、これら表示部や操作部の破損防止のための何らかの対策が施されていることが好ましい。
したがって、本発明は、上述の問題点を解決すべくなされたものであり、その目的とすることころは、非使用状態における装置の収納性の向上が図られた上腕式の血圧計測装置を提供することにある。
本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置は、上腕に装着されるカフ部と、情報を表示するための表示部およびユーザからの指示を受け付けるための操作部の少なくともいずれか一方が設けられた本体部とを備えたものであって、上記カフ部は、使用状態において上腕が挿入可能な中空部を有し、上記本体部は、載置面に載置されるベース部と、非使用状態において上記カフ部の上記中空部内に収容される被収容部とを含み、非使用状態において上記表示部および上記操作部の少なくともいずれか一方が上記カフ部によって覆われることを特徴とするものである。
上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記表示部および上記操作部の少なくともいずれか一方が上記被収容部に設けられていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記本体部が載置面に載置された状態において、上記被収容部が上記ベース部から上方に向かって突出して延びていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記本体部が載置面に載置された状態において、上記被収容部が上記ベース部から側方に向かって突出して延びていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、非使用状態において露出する部分の上記本体部に持ち運びのための把手が設けられていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、非使用状態において上記カフ部を上記本体部に固定する固定手段がさらに設けられていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記被収容部が上記カフ部に収容された状態にあるか否かを検知する検知手段と、上記検知手段によって検知された情報に基づいて電源のオンおよびオフの少なくともいずれか一方を制御する電源制御手段とをさらに備えていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記被収容部が上記ベース部に対して所定方向に移動可能となるように、上記被収容部と上記ベース部とを連結する第1連結手段をさらに備えていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記操作部が押下することによって操作される押しボタンにて構成されていることが好ましく、その場合に、上記押しボタンが非使用状態においてその押下面が上記本体部の表面よりも上記本体部の内側に向けて後退した位置に配置されていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記カフ部が上腕が軸方向から挿入可能となるように周方向に切れ目を有さない環状の形態にて形成されていてもよく、その場合に、上記被収容部が所定の方向に向かって延びるように上記ベース部から突出して設けられていることが好ましく、これにより上記カフ部の軸方向と上記被収容部の延在方向とが実質的に合致した状態で上記被収容部に上記カフ部が外挿可能に構成されていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記カフ部が上腕を圧迫するための流体袋とこの流体袋が内周面上に配置された機枠とを含んでいることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、非使用状態において上記カフ部がその軸方向を中心に上記本体部に対して回転することを防止する回転防止手段をさらに設けられていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記本体部が上記流体袋の膨縮動作を制御する膨縮動作制御手段をさらに含んでいることが好ましく、その場合に、上記流体袋が上記膨縮動作制御手段から送信される無線信号によってその膨縮動作が制御されるように構成されていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記カフ部が上記本体部に対して所定方向に移動可能となるように上記カフ部と上記本体部とを連結する第2連結手段をさらに備えていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記カフ部が上腕が径方向から挿入可能となるように周方向の所定位置に軸方向に延びる切れ目が設けられた環状の形態にて形成されていてもよく、その場合に、上記被収容部が所定の方向に向かって延びるように上記ベース部から突出して設けられていることが好ましく、これにより上記カフ部の軸方向と上記被収容部の延在方向とが実質的に合致した状態で上記被収容部に上記カフ部が巻き付け可能に構成されていることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記カフ部が上腕を圧迫するための流体袋と上記流体袋を内包する袋状の外装部材とを含んでいることが好ましい。
また、上記本発明の第1の局面に基づく血圧計測装置にあっては、上記カフ部が、上記外装部材に内包されるとともに上記流体袋の外側に配置され、カフ部を上腕に巻き付けた状態において上腕に対して上記流体袋を付勢する湾曲弾性板をさらに含んでいることが好ましい。
本発明の第2の局面に基づく血圧計測装置は、流体袋を内部に含み、上腕に装着されるカフ部と、上記流体袋を膨縮させるための膨縮手段および電力を供給するための電源部の少なくともいずれか一方が設けられた本体部とを備えたものであって、上記カフ部は、使用状態において上腕が挿入可能な中空部を有し、上記本体部は、載置面に載置されるベース部と、非使用状態において上記カフ部の上記中空部内に収容される被収容部とを含み、上記膨縮手段および上記電源部の少なくともいずれか一方が上記被収容部に設けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、非使用状態における装置の収納性の向上が図られた上腕式の血圧計測装置とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、オシロメトリック式の上腕式血圧計に本発明を適用した場合を例示して説明を行なう。
(実施の形態1)
図1および図2は、本発明の実施の形態1における血圧計の外観を示す図であり、図1は、本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図、図2は、本体部にカフ部を取付けた状態を示す斜視図である。また、図3は、図1および図2に示すカフ部の断面図である。まず、これら図1ないし図3を参照して、本実施の形態における血圧計の外観構造について説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態における血圧計100Aは、本体部110Aとカフ部150Aとを主に備えている。本体部110Aとカフ部150Aとは空気の経路となるエア管140によって接続されている。エア管140は、適度な可撓性を有する管状の部材からなる。
本体部110Aは、机等の載置台に載置されるベース部111と、載置台に本体部110Aが載置された状態においてベース部111の上面111aから上方に向かって突出する被収容部112とを有している。被収容部112は、血圧計100Aの非使用状態においてカフ部150Aによって覆われる部位であり、略円柱状に形成されている。被収容部112の周面には、測定結果や操作ガイド等を表示するための表示部120が設けられている。また、ベース部111の上面111aには、電源の投入に用いられる電源ボタンや測定動作を開始させるための測定ボタン、表示部120の画面操作を行なう表示部操作ボタン等、種々のボタンが配置された操作部121が設けられている。
ベース部111の上面111aの所定位置には、カフ部150Aが本体部110Aにセットされた状態にあるか否かを検知する検知手段としてのマイクロスイッチ118と、カフ部150Aが本体部110Aにセットされた状態においてカフ部150Aを本体部110Aに固定する固定手段としての固定フック114および可動フック115とが設けられている。また、ベース部111の周面111bには、リリースボタン116が設けられている。このリリースボタン116は、可動フック115に関連して設けられ、使用者に操作されることによって固定フック114および可動フック115によるカフ部150Aの係止を解除するためのボタンである。なお、マイクロスイッチ118による検知機構および固定フック114および可動フック115による係止機構、リリースボタン116による係止解除動作については、後述することとする。
また、本体部110Aのベース部111の内部には、エア管140の巻き取り装置(図示せず)が配置されている。巻き取り装置は、エア管140の余剰部分を巻き取って収納するためのものであり、血圧計100Aの使用時や非使用時においてエア管140の余剰部分が邪魔になることを防止するためのものである。
カフ部150Aは、血圧計100Aの使用時において被験者の上腕に装着される部位であり、その外形は略円筒状に形成されている。ここで、カフ部150Aは、周方向に切れ目を有さない環状の形態にて構成されている。図3に示すように、カフ部150Aは、上腕を圧迫するための流体袋としての空気袋170と、空気袋170の外側を覆うように形成された略円筒状の機枠であるシェル160と、空気袋170の内側を覆うカフカバー174とを有している。空気袋170は、シェル160の内周面に沿うように配置されており、その結果、カフ部150Aは、使用状態において上腕が挿入可能な中空部151を有している。
シェル160の周面の所定位置には、カフ部150Aの上腕への脱着作業の容易化を図るために、カフ部150Aが装着される上腕とは反対側の手で把持可能な把手162が設けられている。また、図1および図2に示すように、シェル160の周面の所定位置には、上述した固定フック114および可動フック115に係合する凹部164,165(凹部165については図2、図4および図5参照)が設けられている。
図3に示すように、空気袋170は、好適には樹脂シートを用いて形成された袋状の部材からなる。空気袋170の内部には、後述する膨縮手段132(図9参照)によって膨張・収縮される膨縮空間が形成されており、この膨縮空間には上述のエア管140の一端が接続されている。空気袋170を構成する樹脂シートの材質としては、伸縮性に富んでおり膨縮空間からの漏気がないものであればどのようなものでも利用可能である。このような観点から、樹脂シートの好適な材質としては、エチレン−酢酸ビニール共重合体(EVA)、軟質塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン(PU)、ポリアミド(PA)、生ゴム等が挙げられる。
空気袋170とシェル160との間には、空気袋170の環状形態を維持するための付勢部材171と、付勢部材171とシェル160との間のすべり摩擦を低減するための摩擦低減部材172とが配置されている。付勢部材としては、適度な弾性を有する樹脂部材にて形成されていることが好ましく、たとえばポリプロピレン(PP)等から樹脂部材が利用される。摩擦低減部材172としては、たとえば布地等が利用される。
図1および図2に示すように、本実施の形態における血圧計100Aにおいては、カフ部150Aが本体部110Aに取付けられた状態と、カフ部150Aが本体部110Aから取り外された状態との2つ状態をとることが可能に構成されている。図1に示すように、カフ部150Aが本体部110Aから取り外された状態においては、カフ部150Aに設けられた中空部151に軸方向から上腕を挿入することが可能であり、カフ部150Aの上腕への装着が可能な使用状態をとることになる。一方、図2に示すように、カフ部150Aが本体部110Aに取付けられた状態においては、カフ部150Aの中空部151内に本体部110Aの被収容部112が収容された状態となり、血圧計100Aを使用しない場合の非使用状態をとることになる。なお、図2に示すように、非使用状態においては、カフ部150Aによって本体部110Aに設けられた表示部120および操作部121が覆われることになる。
カフ部150Aの本体部110Aの取付けに際しては、カフ部150Aの軸方向と本体部110Aの被収容部112の延在方向とが合致した状態でカフ部150Aが被収容部112に外挿されることによって行なわれる。そして、本体部110Aのベース部111の上面111aにカフ部150Aの軸方向端面が突き当ることにより、カフ部150Aが本体部110Aに位置決めされ、その際、後述する係止機構によってカフ部150Aが本体部110Aに固定されることなる。一方、本体部110Aからカフ部150Aを取り外すに際しては、本体部110Aのベース部111の周面111bに設けられたリリースボタン116を操作することによって上記係止機構による係止を解除し、その状態でカフ部150Aを本体部110Aの被収容部112から抜き取ることによって行なわれる。
図4および図5は、本実施の形態における血圧計の本体部とカフ部との係止機構およびこの係止機構を利用したカフ部の本体部からの係止解除動作を説明するための断面図である。次に、これらの図を参照して、本実施の形態における血圧計の本体部とカフ部との係止機構ならびにこの係止機構を利用したカフ部の本体部からの係止解除動作について詳説する。
図4および図5に示すように、本体部110Aのベース部111の所定位置には、固定フック114および可動フック115が取付けられている。これら固定フック114と可動フック115は対を成し、本体部110Aの被収容部112を挟んだ位置に設けられる。固定フック114は、ベース部111に対してその下端が移動不能に固定されており、上端に設けられた係止爪114aが本体部110Aから露出した位置に配置されている。一方、可動フック115は、本体部110Aの内部に設けられたバネ115bによってその下端が本体部110Aに移動可能に接続されており、上端に設けられた係止爪115aが本体部110Aから露出した位置に配置されている。また、本体部110Aのベース部111の周面に設けられたリリースボタン116は、その一端が本体部110Aから露出した位置に配置され、他端が可動フック115の下端に側方から当接している。
図4に示すように、本体部110Aにカフ部150Aを取付けた状態においては、固定フック114の係止爪114aがカフ部150Aのシェル160に設けられた凹部164に係止しており、可動フック115の係止爪115がカフ部150Aのシェル160に設けられた凹部165に係止している。この状態において図5に示すように、リリースボタン116を図中矢印A方向に向けて押下すると、リリースボタン116によって可動フック115の下端がバネ115bの弾性力に抗して本体部110Aの内側に向かって押し込まれ、反対に可動フック115の上端が本体部110Aの外側に向かって(図中矢印B方向に向かって)移動し、係止爪115aの凹部165に対する係止が解除される。そして、図中において矢印Cで示す如く、カフ部150Aを僅かに水平方向に移動させて固定フック114の係止爪114aによる凹部164の係止を解除し、その後上方に向けてカフ部150Aを引き続き移動させることにより、本体部110Aからカフ部150Aと取り外すことが可能になる。
また、図4に示すように、固定フック114および可動フック115の上面にはそれぞれテーパ面が形成されているため、カフ部150Aの中空部151内に本体部110Aの被収容部112が内挿された状態でカフ部150Aを下方に向けて移動させることにより、図4に示す係止状態へと戻すことができる。
なお、係止機構としては、必ずしも上述のような構成でなくてもよく、たとえば面ファスナを用いた係止機構や磁石を用いた係止機構など、様々な係止機構を利用することができる。
図6および図7は、上述したマイクロスイッチによる検知機構の具体的な構成および検知動作を説明するための断面図である。次に、こららの図を参照して、本実施の形態における検知機構の構成および検知動作について詳細に説明する。
図6に示すように、本体部110Aのベース部111の上面111aには、マイクロスイッチ118が設けられている。マイクロスイッチ118は、そのスイッチ部118aが、非押し下げ状態においてベース部111の上面111aから上方に向かって突出して位置するように配置されている。図7に示すように、本体部110Aにカフ部150Aが取付けられた状態においては、マイクロスイッチ118のスイッチ部118aがカフ部150Aの軸方向端面によって図中矢印D方向に向けて押し下げられる。これにより、本体部110Aにカフ部150Aが取付けられているか否か、すなわち被収容部112がカフ部150Aに収納された状態にあるか否かがマイクロスイッチ118によって検知されることになる。
なお、本実施の形態における血圧計100Aにおいては、このマイクロスイッチ118によって検知された情報に基づいて血圧計100Aの電源のオン/オフが制御されるように構成されるが、その点については後述することとする。また、検知機構としては、マイクロスイッチを利用した構成以外にも種々の構成を利用することができ、たとえば光検出器や磁気を利用した検出器などを利用することも可能である。
図8は、本実施の形態における血圧計の操作部を含む断面図である。上述のように、本体部110Aにカフ部150Aが取付けられた状態においてカフ部150Aの軸方向端面が本体部110Aのベース部111の上面111aに当接するように構成された場合には、カフ部150Aの軸方向端面によって操作部121の押しボタン121aがカフ部150Aによって押し下げられて過って誤操作されることが問題となる。そこで、本実施の形態における血圧計100Aにおいては、カフ部150Aが本体部に取付けられた状態においてその押下面が本体部110Aの上面111aよりも本体部110Aの内側に向けて後退した位置に配置されるように構成することにより、上述の誤操作の防止が図られている。なお、上記のように押しボタン121aの押下面を本体部110Aの上面111aよりも本体部110Aの内側に配置するためには、図示するように本体部110Aの上面111aに凹部111a1を設け、この凹部111a1内に押しボタン121aの先端部が位置するように構成するとよい。
図9は、本実施の形態における血圧計の構成を示す機能ブロック図である。次に、この図を参照して、本実施の形態における血圧計の主要な機能ブロックの構成について説明する。
図9に示すように、血圧計100Aの本体部110Aの内部には、カフ部150Aに内包された空気袋170にエア管140を介して空気を供給または排出するための血圧測定用エア系コンポーネント130が設けられている。血圧測定用エア系コンポーネント130には、空気袋170内の圧力を検出する圧力検出手段である圧力センサ131と、空気袋170を膨縮させるための膨縮手段132であるポンプ133および弁134が含まれる。また、本体部110Aの内部には、血圧測定用エア系コンポーネント130に関連して発振回路125、ポンプ駆動回路126および弁駆動回路127が設けられる。
さらに、本体部110Aには、各部を集中的に制御および監視するためのCPU(Central Processing Unit)122と、CPU122に所定の動作をさせるプログラムや測定された血圧値などの各種情報を記憶するためのメモリ部123と、血圧測定結果を含む各種情報を表示するための表示部120と、測定のための各種指示を入力するために操作される操作部121と、CPU122および各機能ブロックに電力を供給するための電源部124と、カフ部150Aが本体部110Aにセットされているか否かを検知するためのマイクロスイッチ118と、電源のオン/オフ動作の際に計時動作を行なうタイマ回路128とが設置される。CPU122は、血圧値を算出するための血圧値算出手段としても機能する。さらに、CPU122は、マイクロスイッチ118によって検知された情報および操作部121が操作されたか否かの情報を基にタイマ回路128による計時動作の制御を行い、これに基づいて電源部124による電源のオン/オフ動作の制御を行なう電源制御手段としても機能する。
圧力センサ131は、空気袋170内の圧力(以下、「カフ圧」という)を検出し、検出した圧力に応じた信号を発振回路125に出力する。ポンプ133は、空気袋170に空気を供給する。弁134は、空気袋170内の圧力を維持したり、空気袋170内の空気を排出したりする際に開閉する。発振回路125は、圧力センサ131の出力値に応じた発振周波数の信号をCPU122に出力する。ポンプ駆動回路126は、ポンプ133の駆動をCPU122から与えられる制御信号に基づいて制御する。弁駆動回路127は、弁134の開閉制御をCPU122から与えられる制御信号に基づいて行なう。
図10は、本実施の形態における血圧計の血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。次に、この図を参照して、本実施の形態における血圧計における血圧測定処理の流れについて説明する。このフローチャートに従うプログラムは、図9において示したメモリ部123に予め記憶されており、CPU122がメモリ部123からこのプログラムを読出して実行することにより、血圧測定処理が実施される。
本実施の形態における血圧計100Aにおいては、カフ部150Aが本体部110Aに取付けられた状態においてカフ部150Aを本体部110Aから取り外すと、上述のマイクロスイッチ118によってそのことが検知され、図10に示すように血圧計100Aに電源が投入される(ステップS1)。血圧計100Aに電源が投入されてオン状態になると、血圧計100Aの初期化がなされる(ステップS2)。次に、タイマー回路128による計時が開始される(ステップS3)。次に、ステップS4において、操作部121が操作されないまま所定時間が経過したか否かが判断され、所定時間内に操作がされた場合(ステップS4においてNOの場合)にはステップS5へと移行し、所定時間内に操作がされていない場合(ステップS4においてYESの場合)にはステップS12へと移動して電源をオフにする。
ステップS5においては、カフ部150Aが本体部110Aに取付けられているか否かが判断され、カフ部150Aが本体部110Aに取付けられていない場合(ステップS5においてNOの場合)にはステップS6へと移行し、カフ部150Aが本体部110Aに取付けられている場合(ステップS5においてYESの場合)にはステップS12へと移動して電源をオフにする。なお、カフ部150Aが本体部110Aに取付けられているか否かの判断には、上述のマイクロスイッチ118が利用される。
ステップS6においては、測定開始ボタンがオンされたか否かが判断され、測定開始ボタンがオンされた場合(ステップS6においてYESの場合)にはステップS7へと移行し、測定開始ボタンがオンされていない場合(ステップS6においてNOの場合)にはステップS4へと戻る。
測定可能状態になると、CPU122はポンプ133の駆動を開始し、空気袋170のカフ圧を徐々に上昇させる(ステップS7)。カフ圧を徐々に加圧する過程において、カフ圧が血圧測定のために必要な所定のレベルにまで達すると、CPU122はポンプ133を停止し、次いで閉じていた弁134を徐々に開いて空気袋170の空気を徐々に排気し、カフ圧を徐々に減圧させ(ステップS8)、このカフ圧の微速減圧過程においてカフ圧の検出が行なわれる。
次に、CPU122は公知の手順で血圧値(最高血圧値、最低血圧値)を算出する(ステップS9)。具体的には、カフ圧が徐々に減圧する過程において、CPU122は発振回路125から得られる発振周波数に基づき脈波情報を抽出する。そして、抽出された脈波情報により血圧値を算出する。ステップS9において血圧値が算出されると、算出された血圧値を表示部120に表示する(ステップS10)。その後、タイマ回路128による計時をリセットし(ステップS11)、ステップS3へと戻る。
なお、以上において説明した測定方式は、空気袋の減圧時に脈波を検出するいわゆる減圧測定方式に基づいたものであるが、空気袋の加圧時に脈波を検出するいわゆる加圧測定方式を採用することも当然に可能である。
以上において説明した本実施の形態における血圧計100Aにおいては、本体部110Aにカフ部150Aが取付けられた非使用状態において、カフ部150Aの中空部151内に本体部110Aの被収容部112が収容されることになる。したがって、従来の血圧計においてデッドスペースとなっていた空間を有効に活用することができるため、非使用状態において血圧計を大幅に小型化することができる。したがって、収納性に優れた上腕式の血圧計とすることができる。また、脆弱な部位である表示部120および操作部121が非使用状態においてカフ部150Aによって覆われることになるため、これら表示部120および操作部121に大きな外力が加わる心配もなく、非使用状態においてこれら部位が破損することが確実に防止できるようになる。
また、上述のようにカフ部150Aを本体部110Aの被収容部112に一方向から外挿することによってカフ部150Aが本体部110Aに取付けられるように構成することにより、取扱い性にも優れた血圧計とすることができる。また、カフ部150Aを本体部110Aに取付けた非使用状態においてカフ部150Aを本体部110Aに固定する機構を設けることにより、血圧計の持ち運びの際の利便性も向上するようになる。
さらには、カフ部150Aの本体部への脱着を検知し、これに基づいて電源のオン/オフの制御を行なうことにより、別途電源ボタンを設ける必要がなくなって装置構成が簡素化するとともに、電源の消し忘れ等も防止できるようになる。
なお、上述の本実施の形態における血圧計100Aにおいては、カフ部150Aを本体部110Aに取付けた非使用状態においてカフ部150Aを本体部110Aに固定する機構を設けた場合を例示して説明を行なったが、このような固定機構を設けない構成とすることも可能である。そのように構成した場合の例を本実施の形態に基づく第1変形例として説明する。
図11は、本発明の実施の形態1における血圧計の第1変形例において、本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図である。図11に示すように、第1変形例における血圧計100Bにおいては、本体部110Bおよびカフ部150Bにこれらを係止するための係止機構が設けられていない。このように構成すれば、血圧計を持ち運ぶ際にカフ部に設けられた把手を把持して持ち上げても本体部がカフ部に追従せず、持ち運びの際の利便性に失することになる。そこで、本実施の形態における血圧計100Bにおいては、本体部110Bの非使用状態において露出することとなる部分である天面部分に把手119を設けている。このように構成すれば、血圧計100Bの持ち運びの際に把手119を把持して本体部110Bを持ち上げれば、カフ部150Bが本体部110Bに追従することになり、持ち運びの際の利便性に資することになる。
また、上述のように、本体部110Bおよびカフ部150Bにこれらを係止するための係止機構が設けられていない場合には、カフ部150Bを本体部110Bに取付けた状態においてカフ部150Bがその軸方向を中心に本体部110Bに対して回転するおそれがある。過度の回転が生じた場合には、エア管140が引っ張られて破損することも懸念される。そこで、本実施の形態における血圧計100Bにおいては、カフ部150Bの軸方向端面に突起部167を設け、本体部110Bのベース部111の上面111aに上記突起部167に係合する凹部117を設けている。このように構成すれば、カフ部150Bを本体部110Bに取付けた非使用状態において、カフ部150Bがその軸方向を中心に本体部110Bに対して回転することが効果的に防止できる。
また、上述の本実施の形態における血圧計100Aにおいては、本体部110Aに血圧測定用エア系コンポーネント130を設け、カフ部150Aに設けられる空気袋170と血圧測定用エア系コンポーネント130とをエア管140にて接続した構成とした場合を例示したが、血圧測定用エア系コンポーネントをカフ部に設けることも可能である。そのように構成した場合の例を本実施の形態に基づく第2変形例として説明する。
図12は、本発明の実施の形態1における血圧計の第2変形例において、本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図であり、また、図13は、機能ブロック図である。図12および図13に示すように、第2変形例における血圧計100Cにおいては、本体部110Cとカフ部150Cとがエア管140によって接続されていない。代わりに、図13に示すように、カフ部150Cに血圧測定用エア系コンポーネント130、CPU122bおよび電源部124bが設けられている。なお、本体部110CにもCPU122aおよび電源部124aが設けられている。
CPU122aは、操作部121において受け付けた使用者の指令に基づいて測定開始の指令信号を無線信号にて生成する。CPU122bは、CPU122aにて生成された無線信号を受信し、各種制御信号を生成してポンプ133および弁134を含む膨縮手段132を制御する。圧力センサ131は、空気袋170内の圧力を検出し、検出した圧力に応じた信号を発振回路125に出力する。発振回路125は、圧力センサ131の出力値に応じた発振周波数の信号をCPU122bに出力し、CPU122bはこれを無線信号に変換してCPU122aに送信する。
このように構成することにより、本体部110Aとカフ部150Aとを完全に切り離すことが可能になるため、エア管によって本体部110Aとカフ部150Aとを接続する必要がなくなる。したがって、非常に使い勝手のよい血圧計とすることができる。
(実施の形態2)
図14および図15は、本発明の実施の形態2における血圧計の外観を示す図であり、図14は、本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図、図15は、本体部にカフ部を取付けた状態を示す斜視図である。なお、上述の実施の形態1における血圧計100Aと同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図14および図15に示すように、本実施の形態における血圧計100Dは、上述の実施の形態1における血圧計100Aと同様に、本体部110Dとカフ部150Dとを主に備えている。本体部110Dとカフ部150Dとは空気の経路となるエア管140によって接続されている。カフ部150Dの構成は、上述の実施の形態1におけるカフ部150Aと同様である。
本体部110Dは、机等の載置台に載置される台部111Aおよび台部111Aから上方に向かって延びる支柱部111Bを含むベース部111と、載置台に本体部110Dが載置された状態において支柱部111Bの側面から側方に向かって突出する被収容部112とを有している。被収容部112は、血圧計100の非使用状態においてカフ部150Aによって覆われる部位であり、三角柱状に形成されている。被収容部112の前面には、表示部120および操作部121が設けられている。
カフ部150Dの本体部110Dの取付けに際しては、カフ部150Dの軸方向と本体部110Dの被収容部112の延在方向とが合致した状態でカフ部150Dが被収容部112に外挿されることによって行なわれる。一方、本体部110Dからカフ部150Dから取り外すに際しては、カフ部150Dを本体部110Dの被収容部112から抜き取ることによって行なわれる。
このように構成した場合にも上述の実施の形態1における場合と同様に、本体部110Dにカフ部150Dが取付けられた非使用状態において、カフ部150Dの中空部151内に本体部110Aの被収容部112が収容されることになる。したがって、従来の血圧計においてデッドスペースとなっていた空間を有効に活用することができるため、非使用状態において血圧計を大幅に小型化することができる。したがって、収納性に優れた上腕式の血圧計とすることができる。また、脆弱な部位である表示部120および操作部121が非使用状態においてカフ部150Dによって覆われることになるため、これら表示部120および操作部121に大きな外力が加わる心配もなく、非使用状態においてこれら部位が破損することが確実に防止できるようになる。また、上述のようにカフ部150Dを本体部110Dの被収容部112に一方向から外挿することによってカフ部150Dが本体部110Dに取付けられるように構成することにより、取扱い性にも優れた血圧計とすることができる。
なお、本実施の形態における血圧計100Dにおいては、カフ部150Dを本体部110に固定する係止機構やカフ部150Dが本体部150Dに取付けられた否かを検知する検知機構を設けていないが、このような機構を設けることにより、さらに使い勝手のよい血圧計とすることができる。
また、上述の本実施の形態における血圧計100Dにおいては、被収容部112に表示部120および操作部121を設けた場合を例示して説明を行なったが、表示部120および操作部121は必ずしも被収容部112に設けられている必要はなく、これに代えて被収容部112内に血圧測定用エア系コンポーネント130や電源部124(図9参照)を配置する構成としてもよい。そのように構成した場合の例を本実施の形態に基づく変形例として説明する。
図16は、本発明の実施の形態2における血圧計の変形例において、本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図である。図16に示すように、本変形例における血圧計100Eにおいては、支柱部111Bに表示部120および操作部121が設けられている。その一方、被収容部112の内部には、血圧測定用エア系コンポーネント130および電源部124が配設されている。これら血圧測定用エア系コンポーネント130、特にその中でもポンプ133や弁134といった膨縮手段132および電源部124は、血圧計の内部構成部品の中でも特に大型の部品であり、これら部品の少なくともいずれか一方でも被収容部112内に納めることによって、非使用状態において血圧計を大幅に小型化することができる。したがって、収納性に優れた上腕式の血圧計とすることができる。
(実施の形態3)
図17および図18は、本発明の実施の形態3における血圧計の外観を示す図であり、図17は、カフ部を使用位置に向けて回動させた状態を示す斜視図、図18は、カフ部を非使用位置に配置した状態を示す斜視図である。なお、上述の実施の形態1における血圧計100Aと同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図17および図18に示すように、本実施の形態における血圧計100Fは、上述の実施の形態1における血圧計100Aと同様に、本体部110Fとカフ部150Fとを主に備えている。本体部110Fとカフ部150Fとは、第2連結手段としてのヒンジ111cによって連結されており、カフ部150Fは本体部110Fに対して回動自在に取付けられている。カフ部150Fの構成は、上述の実施の形態1におけるカフ部150Aと同様である。
本体部110Fは、机等の載置台に載置されるベース部111と、被収容部112とを有している。ベース部111と被収容部112とは、第1連結手段としてのヒンジ112aによって連結されており、被収容部112はベース部111に対して回動自在に取付けられている。ベース部111の上面には、カフ部150Aの中空部151に挿入した腕の肘を置くための肘置き111dが設けられている。被収容部112には、表示部120および操作部121が設けられている。
本実施の形態における血圧計100Fにおいては、カフ部150Fが本体部110Fに対して回動可能に構成されており、図17に示すように非使用時においてカフ部150Fが本体部110F上に位置し、図18に示すように使用状態においてカフ部150Fが本体部110Fよりも被験者側に向けた移動するように構成されている。そして、非使用状態においては、カフ部150Fの中空部151内に被収容部112が収容されるように被収容部112がベース部111上において上方に突出する位置に配置され、使用状態においては、被収容部112に設けられた表示部120および操作部121が被験者の正面を向くように被収容部112が回動してベース部111の上面と平行となるように配置される。
このように構成した場合にも上述の実施の形態1における場合と同様に、本体部110Fにカフ部150Fが取付けられた非使用状態において、カフ部150Fの中空部151内に本体部110Aの被収容部112が収容されることになる。したがって、従来の血圧計においてデッドスペースとなっていた空間を有効に活用することができるため、非使用状態において血圧計を大幅に小型化することができる。したがって、収納性に優れた上腕式の血圧計とすることができる。また、脆弱な部位である表示部120および操作部121が非使用状態においてカフ部150Fによって覆われることになるため、これら表示部120および操作部121に大きな外力が加わる心配もなく、非使用状態においてこれら部位が破損することが確実に防止できるようになる。
(実施の形態4)
図19および図20は、本発明の実施の形態4における血圧計の外観を示す図であり、図19は、本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図、図20は、本体部にカフ部を取付けた状態を示す斜視図である。また、図21は、図19および図20に示すカフ部の断面図である。なお、上述の実施の形態1における血圧計100Aと同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図19および図20に示すように、本実施の形態における血圧計100Gは、上述の実施の形態1における血圧計100Aと同様に、本体部110Gとカフ部150Gとを主に備えている。本体部110Gとカフ部150Gとは空気の経路となるエア管140によって接続されている。本体部150Gの構成は、カフ部150Gを本体部110Gに取付けた非使用状態においてカフ部150Gを本体部110Gに固定する機構を設けていない点およびカフ部150Gが本体部110Gに取付けられているか否かを検知する検知機構が設けられていない点を除き、上述の実施の形態1における本体部110Aと同様である。
カフ部150Gは、血圧計100Gの使用時において被験者の上腕に装着される部位であり、その外形は略円筒状に形成されている。ここで、カフ部150Gは、周方向の所定位置に軸方向に延びる切れ目が設けられた環状の形態にて構成されている。図21に示すように、カフ部150Gは、上腕を圧迫するための流体袋としての空気袋170と、空気袋170の外側を配置され、当該カフ部150Gを上腕に巻き付けた状態において空気袋170を上腕に対して付勢する湾曲弾性板としてのカーラ184と、これら空気袋170およびカーラ184を内包する袋状の外装部材としてのカバー体180とを備えている。カフ部150Gは、使用状態において上腕が挿入可能な中空部151を有している。
カーラ184は、環状に巻き回されることによって径方向に弾性変形可能に構成された可撓性の部材からなる。カーラ184は、空気袋170の外周面に図示しない両面テープ等の接着手段によって接着・固定されており、自身の環状形態を維持することによって上腕に沿うように構成されている。このカーラ184は、被験者自身によってカフ部150Gを上腕に装着し易くするためのものであるとともに、カフ部150Gの上腕への装着状態において空気袋170を上腕側に向けて付勢する。このカーラ184は、十分な弾性力を発現するように、たとえばポリプロピレン(PP)等の樹脂部材にて形成される。
カバー体180は、カフ部150Gが上腕に装着された状態において上腕側に位置する内側カバー181と、カフ部150Gが上腕に装着された状態において空気袋170から見て内側カバー181とは反対側に位置する外側カバー182とを重ね合わせてその周縁を結合することにより、袋状に形成されている。カバー体180は、好適にはポリアミド(PA)、ポリエステル等の合成繊維からなる布地によって形成され、内側カバー181と外側カバー182との結合には、溶着や縫合等が利用される。なお、内側カバー181は、好適には伸縮性に優れた部材にて構成され、外側カバー182は、好適には内側カバー181よりも伸縮性に乏しい部材にて構成される。
図19および図20に示すように、本実施の形態における血圧計100Gにおいては、カフ部150Gが本体部110Gに取付けられた状態と、カフ部150Gが本体部110Gから取り外された状態との2つ状態をとることが可能に構成されている。図19に示すように、カフ部150Gが本体部110Gから取り外された状態においては、カフ部150Gに設けられた中空部151に切れ目を介して上腕を径方向から挿入することが可能であり、カフ部150Gの上腕への装着が可能な使用状態をとることになる。一方、図20に示すように、カフ部150Gが本体部110Gに取付けられた状態においては、カフ部150Gの中空部151内に本体部110Gの被収容部112が収容された状態となり、血圧計100Gを使用しない場合の非使用状態をとることになる。なお、図20に示すように、非使用状態においては、カフ部150Gによって本体部110Gに設けられた表示部120が覆われることになる。
カフ部150Gの本体部110Gの取付けに際しては、カフ部150Gの中空部が拡径するようにカフ部150Gを押し広げ、カフ部150Gの軸方向と本体部110Gの被収容部112の延在方向とが合致した状態で本体部110Gにカフ部150Gが巻き付けられることによって行なわれる。一方、本体部110Gからカフ部150Gを取り外すに際しては、カフ部150Gを本体部110Gの被収容部112から抜き取るか、あるいはカフ部150Gに設けられた切れ目を介して被収容部112がカフ部150Gの中空部151から取り出されるようにカフ部150Gを引っ張ることによって行なわれる。
このように構成した場合にも上述の実施の形態1における場合と同様に、本体部110Gにカフ部150Gが取付けられた非使用状態において、カフ部150Gの中空部151内に本体部110Gの被収容部112が収容されることになる。したがって、従来の血圧計においてデッドスペースとなっていた空間を有効に活用することができるため、非使用状態において血圧計を大幅に小型化することができる。したがって、収納性に優れた上腕式の血圧計とすることができる。また、脆弱な部位である表示部120が非使用状態においてカフ部150Gによって覆われることになるため、これら表示部120に大きな外力が加わる心配もなく、非使用状態においてこれら部位が破損することが確実に防止できるようになる。なお、本実施の形態においては、ベース部111の上面に操作部121を配置することとしているが、操作部121を被収容部112に設ければ非使用状態において操作部121をもカフ部150Gによって保護することが可能になる。
上述の実施の形態1ないし4においては、オシロメトリック式の血圧計本発明を適用した場合を例示して説明を行なったが、当然にコロトコフ式の血圧計に本発明を適用することも可能である。
このように、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の実施の形態1における血圧計において本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における血圧計において本体部にカフ部を取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における血圧計のカフ部の断面図である。 本発明の実施の形態1における血圧計の本体部とカフ部との係止機構およびこの係止機構を利用したカフ部の本体部からの係止解除動作を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1における血圧計の本体部とカフ部との係止機構およびこの係止機構を利用したカフ部の本体部からの係止解除動作を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1における血圧計に設けられるマイクロスイッチによる検知機構の具体的な構成およびその検知動作を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1における血圧計に設けられるマイクロスイッチによる検知機構の具体的な構成およびその検知動作を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1における血圧計の操作部を含む断面図である。 本発明の実施の形態1における血圧計の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1における血圧計の血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における血圧計の第1変形例において、本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における血圧計の第2変形例において、本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における血圧計の第2変形例における機能ブロック図である。 本発明の実施の形態2における血圧計において本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における血圧計において本体部にカフ部を取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における血圧計の変形例において、本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3における血圧計において、カフ部を使用位置に向けて回動させた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3における血圧計において、カフ部を非使用位置に配置した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4における血圧計において本体部からカフ部を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4における血圧計において本体部にカフ部を取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4における血圧計のカフ部の断面図である。
符号の説明
100A〜100G 血圧計、110A〜110G 本体部、111 ベース部、111a 上面、111a1 凹部、111b 周面、111c ヒンジ、111d 肘置き、111A 台部、111B 支柱部、112 被収容部、112a ヒンジ、114 固定フック、114a 係止爪、115 可動フック、115a 係止爪、115b バネ、116 リリースボタン、117 凹部、118 マイクロスイッチ、118a スイッチ部、119 把手、120 表示部、121 操作部、121a 押しボタン、122,122a,122b CPU、123 メモリ部、124,124a,124b 電源部、125 発振回路、126 ポンプ駆動回路、127 弁駆動回路、128 タイマ回路、130 血圧測定用エア系コンポーネント、131 圧力センサ、132 膨縮手段、133 ポンプ、134 弁、140 エア管、150A〜150G カフ部、151 中空部、160 シェル、162 把手、164,165 凹部、167 突起部、170 空気袋、171 付勢部材、172 摩擦低減部材、174 カフカバー、180 カバー体、181 内側カバー、182 外側カバー、184 カーラ。

Claims (18)

  1. 上腕に装着されるカフ部と、情報を表示するための表示部およびユーザからの指示を受け付けるための操作部の少なくともいずれか一方が設けられた本体部とを備えた血圧計測装置であって、
    前記カフ部は、使用状態において上腕が挿入可能な中空部を有し、
    前記本体部は、載置面に載置されるベース部と、非使用状態において前記カフ部の前記中空部内に収容される被収容部とを含み、
    非使用状態において、前記表示部および前記操作部の少なくともいずれか一方が前記カフ部によって覆われる、血圧計測装置。
  2. 前記表示部および前記操作部の少なくともいずれか一方が前記被収容部に設けられている、請求項1に記載の血圧計測装置。
  3. 前記被収容部は、前記本体部が載置面に載置された状態において、前記ベース部から上方に向かって突出して延びている、請求項1または2に記載の血圧計測装置。
  4. 前記被収容部は、前記本体部が載置面に載置された状態において、前記ベース部から側方に向かって突出して延びている、請求項1または2に記載の血圧計測装置。
  5. 非使用状態において露出する部分の前記本体部に持ち運びのための把手が設けられている、請求項1から4のいずれかに記載の血圧計測装置。
  6. 非使用状態において前記カフ部を前記本体部に固定する固定手段をさらに備えた、請求項1から5に記載の血圧計測装置。
  7. 前記被収容部が前記カフ部に収容された状態にあるか否かを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された情報に基づいて電源のオンおよびオフの少なくともいずれか一方を制御する電源制御手段とをさらに備えた、請求項1から6のいずれかに記載の血圧計測装置。
  8. 前記被収容部が前記ベース部に対して所定方向に移動可能となるように、前記被収容部と前記ベース部とを連結する第1連結手段をさらに備えた、請求項1から7のいずれかに記載の血圧計測装置。
  9. 前記操作部は、押下することによって操作される押しボタンからなり、
    当該押しボタンは、非使用状態においてその押下面が前記本体部の表面よりも前記本体部の内側に向けて後退した位置に配置されている、請求項1から8のいずれかに記載の血圧計測装置。
  10. 前記カフ部は、上腕が軸方向から挿入可能となるように、周方向に切れ目を有さない環状の形態にて形成され、
    前記被収容部は、所定の方向に向かって延びるように前記ベース部から突出して設けられ、
    前記カフ部の軸方向と前記被収容部の延在方向とが実質的に合致した状態で前記被収容部に前記カフ部が外挿可能に構成されている、請求項1から9のいずれかに記載の血圧計測装置。
  11. 前記カフ部は、上腕を圧迫するための流体袋と、当該流体袋が内周面上に配置された機枠とを含んでいる、請求項10に記載の血圧計測装置。
  12. 非使用状態において前記カフ部がその軸方向を中心に前記本体部に対して回転することを防止する回転防止手段をさらに備えた、請求項10または11に記載の血圧計測装置。
  13. 前記本体部は、前記流体袋の膨縮動作を制御する膨縮動作制御手段をさらに含み、
    前記流体袋は、前記膨縮動作制御手段から送信される無線信号によってその膨縮動作が制御される、請求項11または12に記載の血圧計測装置。
  14. 前記カフ部が前記本体部に対して所定方向に移動可能となるように、前記カフ部と前記本体部とを連結する第2連結手段をさらに備えた、請求項10または11に記載の血圧計測装置。
  15. 前記カフ部は、上腕が径方向から挿入可能となるように、周方向の所定位置に軸方向に延びる切れ目が設けられた環状の形態にて形成され、
    前記被収容部は、所定の方向に向かって延びるように前記ベース部から突出して設けられ、
    前記カフ部の軸方向と前記被収容部の延在方向とが実質的に合致した状態で前記被収容部に前記カフ部が巻き付け可能に構成されている、請求項1から9のいずれかに記載の血圧計測装置。
  16. 前記カフ部は、上腕を圧迫するための流体袋と、前記流体袋を内包する袋状の外装部材とを含んでいる、請求項15に記載の血圧計測装置。
  17. 前記カフ部は、前記外装部材に内包されるとともに前記流体袋の外側に配置され、当該カフ部を上腕に巻き付けた状態において上腕に対して前記流体袋を付勢する湾曲弾性板をさらに含んでいる、請求項16に記載の血圧計測装置。
  18. 流体袋を内部に含み、上腕に装着されるカフ部と、前記流体袋を膨縮させるための膨縮手段および電力を供給するための電源部の少なくともいずれか一方が設けられた本体部とを備えた血圧計測装置であって、
    前記カフ部は、使用状態において上腕が挿入可能な中空部を有し、
    前記本体部は、載置面に載置されるベース部と、非使用状態において前記カフ部の前記中空部内に収容される被収容部とを含み、
    前記膨縮手段および前記電源部の少なくともいずれか一方が前記被収容部に設けられている、血圧計測装置。
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