JP2007275042A - バター等の具を加熱後に砕いたイモで包んだ饅頭及びこの製造方法。 - Google Patents

バター等の具を加熱後に砕いたイモで包んだ饅頭及びこの製造方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】加熱したイモを砕いてペースト状の饅頭の皮で、具となるバター等を包む饅頭は、再加熱したときに具であるバターが皮を浸透し、外に洩れることがあった。また、再加熱後時間が経過すると、饅頭の表面が乾き、硬くなって食感を悪くしていた。
【解決手段】 饅頭の皮となる加熱した後にペースト状のイモに、寒天又はゼラチンを添加し、具であるバター等が皮に浸透し難くすると共に、皮が乾き難くすることで柔らかさを保つこととした。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば具としてのバターを、茹でた後に砕いたジャガイモで包んだ饅頭及びこの製造方法に関する。
本発明に関係する特許文献としては以下に列記する資料がある。
特開平6−332786号公報 特開平8−151846号公報 登録実用新案第3073851号公報 特許文献1には水洗したジャガイモ等を加熱した後に調味料をこれに付着させ、この後再び加熱してα化させて味を浸透させる。食べるときに電子レンジ等で加熱するだけで味がついたジャガイモを食べることができる案が示されている。特許文献2には、加熱後のジャガイモに途中まで穴を空け、ここに具を入れて蓋をした後に衣をつけて揚げたフライポテトが提示されている。特許文献3にはバター等を具とし、茹でたジャガイモを砕いた皮で具を包む饅頭が提案されている。
特許文献1では一つのジャガイモ全部が同じ味となり、変化がなく飽き易い。これが売れる商品であるためにはジャガイモそのものが立派でなければならず、どうしても高価なものとならざるを得ない。特許文献2に示されているフライポテトは形状がそのままであるから、滑らかさがなく食べるときの食感が悪い。特許文献3では茹でたジャガイモをペースト状にしてバター等を包むために、そのものでは商品価値のない小さなジャガイモを使うことができるから、安価に製造することができる。しかし、食べるときに加熱するとバターが饅頭の表面から溶け出し、商品として見た目が悪くなるばかりでなく、バター等が食べる人の衣服に付着するという事故が発生した。また、食べる時に再加熱をするが、この後時間が経過すると饅頭の表面が乾き、硬くなって食感が悪くなるという問題点があった。
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであって、味に変化があり、安価でバター等の具が加熱しても外に洩れる事がなく、加熱後に時間が経過しても皮が乾かず、ソフトなイモの饅頭を提供することを目的としている。
前記目的のために本発明では、バター等の具と、ジャガイモ、サツマイモ又はヤーコンの中のいずれか一つを加熱後に砕いたイモにゼラチン及び/または寒天が添加された皮とで構成されていることとし、
その2として、バター等の具と、ジャガイモ、サツマイモ又はヤーコンの中のいずれか一つを加熱後に砕いたイモに、バター等と、牛乳と、生クリームと、砂糖とが混入され、かつゼラチン及び/または寒天が添加されたイモの皮とで構成されるものとし、
その3として、皮が、ジャガイモ、サツマイモ又はヤーコンの中のいずれか一つのイモの重量が1kg、バター等が300g、牛乳が1000ml、生クリームが1000ml、砂糖が250gの割合で混ぜた混合物1kgにゼラチン及び/または寒天が5g添加されたこととし、
その4として、具が木の実、甲殻類、海藻、塩辛、ジャム、米、とうもろこし、野菜、味噌、醤油、塩及びマヨネーズのいずれか一つ又は複数の材料を含むこととし、
その5として、請求項1から請求項5までに記載された饅頭を冷凍することとし、
その6として、茹でる、焼く、揚げる又は蒸すの中から選択される一つ又は二つの方法により調理されることとし、
その7としてバター等の具と、これを包む皮とを具備する饅頭の製造方法において、加熱後に砕き、ゼラチン及び/または寒天を添加したイモを混合することにより皮を製造する工程と、皮で具を包み饅頭にする工程と、饅頭を加熱調理する工程をゆうすることとし、
その8としてバター等の具と、これを包む皮とを具備する饅頭の製造方法において、加熱後に砕いたイモに、バター等と、牛乳と、又クリームと、砂糖とを混入し、ゼラチン及び/または寒天を添加し混合することにより皮を製造する工程と、皮で具を包み饅頭にする工程と、饅頭を加熱調理する工程とを有することとし、
その8として、バター等の具と、これを包む皮とを具備する饅頭の製造方法において、加熱後に砕いたイモに、バター等と、牛乳と、生クリームと、砂糖とを混入し、ゼラチン及び/または寒天を添加し混合することにより皮を製造する工程と、皮で具を包み饅頭にする工程と、饅頭を冷凍する工程とを有することとしている。
茹でたジャガイモにバターを載せたものをジャガバタというが、これは両者の相性が良いことを表している。バター等を具として、加熱後に砕いたジャガイモで包んだ饅頭を加熱すれば、ジャガバタと同様に美味しい食物となる。加熱後に砕いた饅頭の皮に、ゼラチンや寒天が添加されているので、食べる時に加熱しても、液状になったバター等が皮に浸透し、これを通過して外に洩れるのを防ぐことができ、時間が経過しても乾燥することが少ないので硬くならず柔らかい状態を保つことができる。塩辛を具とした場合は、バターを具にした場合と異なり、歯応えのある食材となる。皮の主原料はイモであり、これは人に甘味を与えるものである。そこで辛みのある塩辛を具にすると、口の中で甘味と辛味が絡み合い、良好な食感及び味覚が得られる。皮にも生クリーム等で味付けすることによりまろやかな饅頭となる。皮の主原料が砕いたイモになっており、柔らかい食感である。これに木の実等硬さの違う物を具にすれば、両者が渾然となって良好な食感となる。又、これらを冷凍することにより長期間の保存が可能となり、食べる前に解凍し、加熱することでイモの饅頭を美味しく食べることができる。この饅頭は冷凍した状態で販売することもできるし、解凍し、加熱した饅頭をコロッケのように店頭で販売することもできる。
以下、図面に示す実施例に基づき詳細に説明をする。図1にはコロッケのように平板状の饅頭1の断面図が示されている。この饅頭1の中心に具3としてバターが置かれ、加熱して潰したイモが、皮2として具3を包んでいる。皮2の周囲には、図面には明らかにしていないが小麦粉又は片栗粉がまぶされている。小麦粉や片栗粉は、この饅頭を揚げたときに割れることがあるのでこれを防いでいるのである。図2には球状の饅頭1の断面が示されている。これも中央にバター等の具3が置かれ、これを加熱し砕いたイモが皮2として具3を包んでいる。形は様々工夫することができ、鯛焼きのようにしても良い。搬送するときにダンボール等の箱に詰める必要があり、図1に示されている平板の饅頭1の方が数多く収納することができる。
皮2の主原料はジャガイモ、サツマイモやヤーコンが適している。ジャガイモやサツマイモは馴染みのイモであり、ヤーコンは健康志向の人が求めているイモである。皮2は、砕いたイモのみから構成するのではなく、これにバターや牛乳又は生クリーム、砂糖等を混入させれば、皮2がまろやかな味となり、一層美味しい饅頭1となる。皮の主原料は砕いたイモであることから、商品として販売することができない小さいイモでも使用することができ、傷があってもこれを除去すれば利用でき、饅頭を安価に提供することができる。
饅頭1の中味である具3は、バター、マーガリン、チーズ等とした場合には、ジャガバタに似た味となる。皮2が砕いたイモであり、バター等は熱により溶けるものであるから、食感としては柔らかい饅頭1となる。年寄りの人はこれで満足するかもしれないが、若い人には歯応えがなく物足りなさが生じる場合がある。そこでバター等を具3にする場合には、刻んだ玉葱を砕いたイモに加え、少し歯応えがあるものにすることとしても良い。
饅頭1の具は、バター等だけでなく、塩辛等としても美味しい饅頭1となる。饅頭1の皮の主原料はジャガイモ、サツマイモやヤーコンであり、これらのイモは人に甘味を与えるものである。そこでこれとは反対の塩味のある塩辛を具にすると、口の中で両者が混在し複雑な味を出し、これを求める人が存在するのである。醤油、塩、味噌又はマヨネーズで味付けした海藻や野菜は塩味があり、これを具3としたときにも独特の味や食感が生じる。カニや海老を具3とすれば、高級な饅頭となり、佃煮等を具3にしても様々な味を楽しむことができる。この他饅頭1の具3として木の実、トウモロコシ、米等を使用した場合には、柔らかい皮2の中に歯応えのある具3となり、独特の食感が得られる。バターと種々のジャムを混ぜたものを具としても、色々の味を楽しむことができる。
皮の原料の配合例を示す。ジャガイモ、サツマイモ又はヤーコンのいずれか一つのイモが1kg、バターが300g、牛乳が1000ml、生クリームが1000ml、砂糖が250gである。この配合例で皮を作ると、非常にまろやかで美味しい饅頭1ができる。この配合例は一例であってこれに拘束されるものではなく、他の配合であってもよい。
以上説明した実施例において本発明の特徴は、饅頭1の皮2を構成する加熱後に砕いたイモに、寒天及び/またはゼラチンを添加したことである。特許文献3に記載したように、潰したイモでバター等を包んだ饅頭は、食べる時に再び加熱すると、具であるバターが溶けて皮の隙間から外に流れてしまうことがあった。これは特に冷凍した饅頭に多く発生していた。そこで寒天及び/またはゼラチンを砕いたイモに加えると、溶けたバターが皮に浸透し難くなり、具3の溶けたバターが皮の外に洩れるようなことはなくなる。また、食べる時に加熱をするが、時間が経過すると饅頭の表面が乾いて硬化し、食感を悪くするという現象が生じていた。寒天やゼラチンを添加すると、時間が経過しても饅頭の表面が乾かず、長時間柔らかさを保つことができる。寒天やゼラチンは単独でも両者を併用しても良い。添加量は主原料1kgに対し5g程度である。これより多く添加すると、寒天等の硬度により、皮2が硬くなり、これより少ないと具であるバター等が皮2を浸透するからである。
この饅頭は、茹でる、蒸かす、油で揚げる、焼く、電子レンジで加熱する等調理方法を選ばず、美味しく食べることができる。
平板の饅頭の断面図 球形の饅頭の断面図
符号の説明
1・・饅頭
2・・皮
3・・具

Claims (9)

  1. バター等の具と、ジャガイモ、サツマイモ又はヤーコンの中のいずれか一つを加熱後に砕いたイモに、ゼラチン及び/または寒天が添加された皮とで構成されていることを特徴とする饅頭。
  2. バター等の具と、ジャガイモ、サツマイモ又はヤーコンの中のいずれか一つを加熱後に砕いたイモに、バター等と、牛乳と、生クリームと、砂糖とが混入され、かつゼラチン及び/または寒天とが添加された皮とで構成されていることを特徴とする饅頭。
  3. 皮が、ジャガイモ、サツマイモ又はヤーコンの中のいずれか一つのイモの重量が1kg、バター等が300g、牛乳が1000ml、生クリーム1000ml、砂糖が250gの割合で混ぜた混合物1kgに、ゼラチン及び/または寒天が5g添加されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された饅頭。
  4. 具が木の実、甲殻煩、海藻、塩辛、ジャム、米、トウモロコシ、野菜、味噌、醤油、塩及びマヨネーズのいずれか一つ又は複数の材料を含むことを特徴とする請求項1から請求項3までに記載した饅頭。
  5. 冷凍した請求項1から請求項4までに記載した饅頭。
  6. 茹でる、焼く、揚げる又は蒸すの中から選択される一つ又は複数の方法により調理されることを特徴とする請求項1から請求項5までに記載した饅頭。
  7. バター等の具と、これを包む皮とを具備する饅頭の製造方法において、加熱後に砕いたイモに、ゼラチン及び/または寒天を添加した皮を製造する工程と、皮で具を包み饅頭にする工程と、饅頭を加熱調理する工程とを有する事を特徴とする饅頭の製造方法。
  8. バター等の具と,これを包む皮とを具備する饅頭の製造方法において、加熱後に砕いたイモに、バター等と、牛乳と、生クリームと、砂糖とを混入し、ゼラチン及び/または寒天を添加して混合する皮を製造する工程と、皮で具を包み饅頭にする工程と、饅頭を加熱調理する工程とを有することを特徴とする饅頭の製造方法。
  9. バター等の具と、これを包む皮とを具備する饅頭の製造方法において、加熱後に砕いたイモに、バター等と、牛乳と、生クリームと、砂糖とを混入し、ゼラチン及び/または寒天を添加して混合する皮を製造する工程と、皮で具を包み饅頭にする工程と,饅頭を冷凍する工程とを有することを特徴とする饅頭の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013226098A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Katsuaki Iwasaki 包み菓子
JP6377872B1 (ja) * 2018-03-06 2018-08-22 株式会社いわかつ 健康***食品
JP6382426B1 (ja) * 2017-10-26 2018-08-29 株式会社いわかつ 具にバターと味噌と乳酸菌とを含む健康***食品

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