JP2007269257A - ハイブリッド車両の駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動源としてエンジンとジェネレータモータとを有するハイブリッド車両の燃費を向上する。
【解決手段】車両要求駆動力に基づいて複数の変速比候補を算出し、複数の変速比候補それぞれについて、前記ジェネレータモータの特定の発電トルクの候補および特定のアシストトルクの候補を算出し、複数の変速比候補それぞれに対して、複数のエンジン出力トルク候補と特定の発電トルク候補との駆動パターンおよび複数のエンジン出力トルク候補と特定のアシストトルクとの駆動パターンについての複数の組み合わせ候補を演算し、それぞれの駆動パターンの組み合わせ候補毎に燃料消費相当量を算出して、燃料消費相当量が最小となる駆動パターンを決定するようにしたので、常に最良の燃費で車両を駆動することができる。
【選択図】図17

Description

本発明は車両の駆動源としてエンジンとジェネレータモータとを有するハイブリッド車両の駆動装置に関する。
動力源としてエンジンと電動モータとを有するハイブリッド車両の駆動方式には、発電用の動力源としてエンジンを駆動し、走行用の動力源として電動モータを駆動するシリーズ方式と、車両走行時の主要な動力源としてエンジンを駆動し、発進時や加速時に電動モータを補助的に駆動するパラレル方式とがある。シリーズ方式とパラレル方式とを組み合わせたタイプとして、走行状況に応じて電動モータとエンジンとの一方または双方を駆動させるようにしたシリーズ・パラレル方式がある。
パラレル方式やシリーズ・パラレル方式のハイブリッド車両においては、電動モータによるシリーズ走行と、電動モータとエンジンとによるパラレル走行とに切り換えることができる。特許文献1には、シリーズ走行中にモータ電流値とエンジントルク指令値とからシリーズ走行時のエンジントルク定常偏差を求め、パラレル走行時にはエンジントルク定常偏差を用いてエンジントルク指令値を補正するようにしたハイブリッド車両用の速度制御装置が記載されている。
ハイブリッド車両の燃費を向上させるために、特許文献2には、最良燃費で出力できる回転である最良燃費回転速度と、最大出力を出力できる最低の回転速度である最適確保回転速度とを求めて、これら2つの回転速度のうち大きい方を変速機の目標入力回転速度として選択することにより、余裕駆動出力を確保しつつエンジンの運電域が最良燃費線からずれないようにする制御装置が記載されている。
特開2004−58776号公報 特開2002−254962号公報
駆動源としてエンジンとジェネレータモータとを有するハイブリッド車両の走行には、エンジンとジェネレータモータとにより車両を駆動する駆動パターンと、エンジンによりジェネレータモータを駆動して発電しながら車両を駆動する駆動パターンと、ジェネレータモータを休止させてエンジンにより走行する駆動パターンとがある。エンジンとジェネレータモータとにより車両を駆動する駆動パターンにおいては、エンジン出力値とアシスト出力値との組み合わせに種々のパターンがあり、同様に、エンジンにより発電しながら車両を駆動する駆動パターンにおいても、エンジン出力値と発電出力値との組み合わせに種々のパターンがある。
従来では、エンジンをその燃費効率が高い領域で作動させるようにした駆動パターンを選択するようにしているが、車両の走行環境や走行状態によっては、燃費向上という観点からは不十分である。また、ジェネレータモータに電力を供給するとともにジェネレータモータにより発電された電力を蓄電するバッテリの残存容量によっても、駆動パターンを適性に設定する必要がある。
本発明の目的は、駆動源としてエンジンとジェネレータモータとを有するハイブリッド車両の燃費を向上することにある。
本発明の他の目的は、ジェネレータモータを発電させる場合には発電出力をエンジン燃料消費量に換算し、ジェネレータモータのモータトルクによってエンジンを補助する場合にはモータのアシスト出力をエンジン燃料消費量に換算し、総合的な燃料消費量が最小となる駆動パターンによってエンジンとジェネレータモータとを駆動するようにすることにある。
本発明の他の目的は、バッテリの残存容量によって駆動パターンを選択することにより、バッテリの残存容量を最適値に維持し得るようにすることにある。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置は、駆動源としてのエンジンおよびジェネレータモータに連結されるパワーユニット軸と駆動輪との間に配置される変速機を有し、前記ジェネレータモータにより前記駆動輪への駆動力をアシストしたり、前記エンジンの駆動力により前記ジェネレータモータで発電するようにしたハイブリッド車両の駆動制御装置であって、運転者の車両要求駆動力を算出する車両要求駆動力算出部と、前記車両要求駆動力に基づいて複数の変速比候補を算出する変速比候補算出部と、複数の前記変速比候補それぞれについて、前記ジェネレータモータの特定の発電トルクの候補および特定のアシストトルクの候補を算出するジェネレータモータのトルク候補算出部と、複数の前記変速比候補それぞれに対して、複数のエンジン出力トルク候補と特定の発電トルク候補との駆動パターンおよび複数のエンジン出力トルク候補と特定のアシストトルクとの駆動パターンについての組み合わせ候補を演算する駆動パターンの組み合わせ候補演算部と、それぞれの前記駆動パターンの組み合わせ候補毎に燃料消費相当量を算出して前記燃料消費相当量が最小となる駆動パターンを決定する燃費比較部とを有し、決定された駆動パターンによって前記エンジンと前記ジェネレータモータを制御することを特徴とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動装置においては、発電時の前記燃料消費相当量は発電トルクをエンジン燃料消費量に換算した換算燃料消費量とエンジン燃料消費量との和により算出し、アシスト時の前記燃料消費相当量はアシストトルクをエンジン燃料消費量に換算した換算燃料消費量とエンジン燃料消費量との和により算出することを特徴とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置においては、発電時は前記換算燃料消費量をジェネレータ発電効率とジェネレータ発電出力とを予め設定された第1の置換効率係数に基づいて算出し、アシスト時は前記換算燃料消費量をモータ出力効率とモータアシスト出力とを予め設定された第2の置換効率係数に基づいて算出することを特徴とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置においては、前記第1の置換効率係数と前記第2の置換効率係数とが同一であることを特徴とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置においては、前記置換効率係数をバッテリ残存容量(SOC)に基づいて可変とすることを特徴とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置においては、発電トルクの複数の候補およびアシストトルクの複数の候補を、それぞれの前記変速比候補毎に予め設定することを特徴とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置においては、先にアシストした場合の駆動パターンの組み合わせ候補についての燃料消費相当量を算出して、その燃料消費相当量よりも、アシストしない場合の燃料消費相当量の方が小さくなる場合に、発電した場合の駆動パターンの組み合わせ候補についての燃料消費相当量を求めてその値が最も小さくなる組み合わせ候補を駆動パターンとして決定することを特徴とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置においては、発電する駆動パターンが決定された場合には、発電電力と発電による燃料消費増加量との比により求められる発電時のジェネレータモータの発電率が所定の発電許可基準値範囲内となっていないときには、発電状態を許可しないかまたは他の駆動パターンを決定することを特徴とする。前記発電許可基準値をバッテリ残存容量(SOC)により可変とすることを特徴とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置においては、アシストする駆動パターンが決定された場合には、放電電力とアシストによる燃料消費減少量との比により求められるアシスト時のジェネレータモータのモータ出力率が所定のアシスト許可基準値範囲内となっていないときには、アシスト状態を許可しないかまたは他の駆動パターンを決定することを特徴とする。前記アシスト許可基準値をバッテリ残存容量(SOC)により可変とすることを特徴とする。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置においては、ロックアップクラッチが設けられたトルクコンバータを有し、変速比情報として前記ロックアップクラッチがオンのときとオフのときを含むことを特徴とする。
本発明によれば、車両要求駆動力に基づいて複数の変速比候補を算出し、複数の変速比候補それぞれについて、前記ジェネレータモータの特定の発電トルクの候補および特定のアシストトルクの候補を算出し、複数の変速比候補それぞれに対して、複数のエンジン出力トルク候補と特定の発電トルク候補との駆動パターンおよび複数のエンジン出力トルク候補と特定のアシストトルクとの駆動パターンについての複数の組み合わせ候補を演算し、それぞれの駆動パターンの組み合わせ候補について燃料消費相当量を算出して、燃料消費相当量が最小となる駆動パターンを決定するようにしたので、常に最良の燃費で車両を駆動することができる。
本発明においては、発電時の燃料消費相当量は発電トルクをエンジン燃料消費量に換算した換算燃料消費量とエンジン燃料消費量との和により算出され、アシスト時の燃料消費相当量はアシストトルクをエンジン燃料消費量に換算した換算燃料消費量とエンジン燃料消費量との和により算出される。また、発電時の換算燃料消費量はジェネレータ発電効率とジェネレータ発電出力と予め設定された第1の置換効率係数に基づいて算出され、アシスト時の置換燃料消費量はモータ出力効率とモータアシスト出力と予め設定された第2の置換効率係数に基づいて算出される。さらに、置換効率係数をバッテリ残存容量(SOC)に基づいて可変とすることができる。
本発明においては、先にアシストした場合の駆動パターンの組み合わせ候補についての燃料消費相当量を算出して、その燃料消費相当量よりも、アシストしない場合の燃料消費相当量の方が小さくなる場合には、発電した場合の駆動パターンの組み合わせ候補についての燃料消費相当量を求めてその値が最も小さくなる組み合わせ候補を駆動パターンとして決定することができる。
本発明においては、発電する駆動パターンが決定された場合には、発電電力と発電による燃料消費増加量との比により求められる発電時のジェネレータモータの発電率が所定の発電許可基準値範囲内となっていないときには、発電状態を許可しないかまたは他の駆動パターンを決定することができる。この発電許可基準値はバッテリ残存容量(SOC)により可変とすることができる。
本発明においては、アシストする駆動パターンが決定された場合には、放電電力とアシストによる燃料消費減少量との比により求められるアシスト時のジェネレータモータのモータ出力率が所定のアシスト許可基準値範囲内となっていないときには、アシスト状態を許可しないかまたは他の駆動パターンを決定することができる。このアシスト許可基準値をバッテリ残存容量(SOC)により可変とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1はハイブリッド車両に搭載される駆動装置を示すスケルトン図であり、この駆動装置10は駆動源としてのエンジン11とジェネレータモータ12とを有している。ジェネレータモータ12は車両駆動源としてのモータの機能と発電機つまりジェネレータとしての機能とを具備している。以下の説明において、ジェネレータモータ12は、モータ12としても、ジェネレータ12としても記載されている。
エンジン11のクランク軸13はパワーユニット軸14に連結されており、ジェネレータモータ12はパワーユニット軸14に取り付けられるロータ15と、このロータ15の外側に配置されてパワーユニットケース16aに固定されるステータ17とを備えている。パワーユニット軸14はトルクコンバータ18を介して変速機入力軸19に連結されており、パワーユニット軸14に伝達されたエンジントルクとモータトルクは変速機入力軸19に伝達される。また、発電時にはエンジントルクはパワーユニット軸14を介してロータ15に伝達される。
トルクコンバータ18は、パワーユニット軸14に固定されるとともにフロントカバー20が設けられたポンプシェル21と、ポンプシェル21に設けられたポンプインペラ22に対向してタービン軸23に取り付けられるタービンランナ24とを有し、タービン軸23は変速機入力軸19に連結されている。トルクコンバータ18にはロックアップクラッチ25が設けられている。ロックアップクラッチ25は、フロントカバー20に締結されてクランク軸13をタービン軸23に直結させるロックアップオン状態と、フロントカバー20から離れてパワーユニット軸14とタービン軸23との直結状態を解除してトルクコンバータ18を介して駆動源の動力をタービン軸23を介して変速機入力軸19に伝達するロックアップオフ状態と、フロントカバー20にスリップ接触してスリップトルクを変速機入力軸19に伝達するスリップ状態とに作動する。
パワーユニットケース16aに連結される変速機ケース16b内には、変速機入力軸19を有する変速機26が組み込まれている。変速機26は複数の遊星歯車列に加えて、クラッチおよびブレーキなどの変速要素を有しており、変速要素のオンオフ制御により変速機入力軸19から変速機出力軸27に対する動力伝達経路が切り換えられる。これにより、変速機入力軸19に入力されるパワーユニット動力ないしトルクは、変速機26により駆動トルクが変換されるとともに変速されて変速機出力軸27に伝達される。変速機出力軸27は前輪出力軸28およびフロントデファレンシャル機構29を介して駆動輪としての図示しない前輪に連結されている。変速機ケース16bに連結されるエクステンションケース16c内には、センタデファレンシャル機構31が組み込まれており、変速機出力軸27は後輪出力軸32を介して駆動輪としての図示しない後輪に連結されている。なお、センタデファレンシャル機構31には差動制限クラッチ33が設けられており、差動制限クラッチ33を締結することにより、ピニオンギヤ34の差動回転を抑制して前後輪のトルク分配比を50:50に固定することができる。
このように、駆動装置10は動力源としてエンジン11とモータ12とを有しており、エンジン11とモータ12の一方または双方の駆動トルクを駆動輪に伝達することができる。さらに、エンジン11によりジェネレータ12を駆動してバッテリに充電することもでき、充電しながらエンジン11により車両を駆動することができる。この駆動装置10はパラレル方式の全輪駆動用のハイブリッド車両に搭載されるが、駆動装置10にセンタデファレンシャル機構31を設けなければ、駆動装置10は前輪のみを駆動輪とするハイブリッド車両用の駆動装置となる。この駆動装置10は、例えば、車両走行時には主要な動力源としてエンジン11を駆動し、発進時や加速時にはモータ12のアシストトルクを補助的に車両に付加することができる。ジェネレータモータ12は制動時には発電機として機能し、回生エネルギーを回収してバッテリを充電することができる。
図2はエンジン11とジェネレータモータ12の出力特性線図であり、パワーユニット軸14の回転数と、エンジン11の出力トルクと、ジェネレータモータ12の発電トルクおよびアシストトルクとの関係を示す。図2において一点鎖線ηf1〜ηf4は、エンジン11の燃料消費率マップを示し、ηf1からηf4に向かうに従ってエンジン11の燃料消費率は低くなり、エンジン11は低速高負荷領域で最良な燃料消費率となる。図2において一点鎖線ηm1〜ηm3は、ジェネレータモータ12をモータとして作動させる場合のモータ出力効率マップを示し、ηm1からηm3に向かうに従ってモータ出力効率は高くなる。一方、一点鎖線ηg1〜ηg3は、ジェネレータモータ12をジェネレータとして作動させる場合のジェネレータ発電効率マップを示し、ηg1からηg3に向かうに従ってジェネレータ出力効率は高くなる。図2において太線は、それぞれエンジンの最大出力トルク、モータの最大アシストトルク、およびジェネレータの最大発電トルクの変化特性を示す。この明細書において燃料消費率は、エンジンが発生するg/kwhであり、この値が低い方が燃費が良いことになる。
エンジン11およびモータ12からトルクコンバータ18を介して変速機入力軸19に伝達されるパワーユニットの動力は、変速機26により変速されて変速機出力軸27から駆動輪に伝達されるので、変速機26が前進5速の変速段を有する場合には、変速段に応じて点1st(第1速)〜点5th(第5速)で示すエンジン回転数とエンジントルクに設定すると、駆動輪には各変速段において同一の駆動力Hpを伝達することができる。つまり、運転者のアクセルペダル踏み込みによるドライバの要求馬力つまり車両要求駆動力Hpを満たすには、各変速段によってエンジン回転数と出力トルクが図2において、点1st〜点5thで示すように変化することになる。アクセルペダルの踏み込み操作がなされて駆動輪に伝達すべき車両要求駆動力Hpが変化すると、各変速段における車両要求駆動力Hpは図2において縦軸方向に変化する。
各点1st〜5thはそれぞれロックアップクラッチ25がフロントカバー20に締結されたロックアップクラッチオンの状態を示す。それぞれの変速段のもとでロックアップクラッチ25がフロントカバー20から離れると、エンジン回転数はx印で示すロックアップオフ(L/U:OFF)の回転数となり、ロックアップクラッチ25がスリップ状態のときには、エンジン回転数は各点1st〜5thとx印の位置との中間の回転数となる。
ジェネレータモータ12をモータとしてもジェネレータとしても作動させずに、エンジン動力のみを駆動輪に伝達する場合には、駆動輪にはエンジントルクのみが伝達されることになる。これに対し、エンジン11によってジェネレータ12を発電しながら駆動輪に必要な動力Hpを伝達するには、エンジントルクを太矢印で示すように高める必要があり、高めたエンジントルクがジェネレータ12に発電トルクとして伝達される。一方、駆動輪に必要な動力Hpをエンジン11とモータ12から伝達するには、モータ12からのアシストトルク分だけエンジン動力を低下させることになる。例えば、図2においては、第2速から第4速の変速段について、太矢印はジェネレータ12を発電させるためのエンジン11の出力トルク増加分を示し、この増加分はジェネレータ12の発電トルクに相当する。また、細矢印はモータ12によるアシストトルクの増加分を示し、この増加分はエンジン11のトルク減少分に相当する。
図3はパワーユニット軸14に対して駆動源からパワーユニット出力Puを出力する場合におけるエンジン11とジェネレータモータ12の駆動パターンの例を示す駆動パターン線図である。図3に示すように、モータ12のアシスト出力を車両の駆動力に付加する場合には、複数のエンジン出力(Pe1〜Pe3)の候補と、複数のモータアシスト出力(Pm1〜Pm3)の候補とからなる複数の駆動パターンの組み合わせの中から選択された特定のエンジン出力とモータアシスト出力とからなる駆動パターンに基づいてパワーユニット軸14にユニット出力Puとして出力することができる。
同様に、エンジン11によりジェネレータ12を駆動して発電しながら車両を駆動する場合には、複数のエンジン出力(Pe5〜Pe7)の候補と、複数のジェネレータ発電出力(Pg1〜Pg3)の候補とからなる複数の駆動パターンの組み合わせの中から選択される特定の駆動パターンに基づいて、特定のエンジン出力をパワーユニット軸14に伝達しつつ、ジェネレータ12を特定のジェネレータ発電出力となるように駆動することができる。ジェネレータモータ12を休止させた場合には、エンジン出力Pe4がパワーユニット出力Puとしてパワーユニット軸14に伝達される。
図4はエンジン回転数を同一とした条件のもとで、エンジン11の出力トルクと燃料消費量との関係を示す燃費特性線図である。エンジン11によりジェネレータ12を駆動して発電する場合には、ジェネレータ12の発電出力をエンジンの燃料消費量に換算することができる。一方、モータ12により車両駆動をアシストする場合には、モータ12のアシスト出力をエンジンの燃料消費量に換算することができる。図4においては、ジェネレータモータ12の発電時の発電出力とアシスト時のアシスト出力とをそれぞれエンジンの燃料消費量に換算し、換算した燃料消費量とエンジントルクとの関係を示す燃費特性線を示している。
図4には、エンジン出力トルクが小さい領域と大きい領域とのそれぞれにおいて同一の発電トルクをエンジンからジェネレータ12に出力し、同一のアシストトルクをモータ12から出力した場合に、発電トルクをエンジンの燃料消費量に換算した燃料消費量と、アシストトルクをエンジンの燃料消費量に換算した燃料消費量とが示されている。発電時とアシスト時のいずれにおいても、エンジン出力トルクが小さい領域よりも大きい領域の方が、同一のトルクを得るための換算したエンジンの燃料消費量は多くなる。
エンジン11によりジェネレータ12を駆動して発電するには、図4に示すように、エンジントルクが小さい領域で発電する場合における換算した燃料消費量Fg1の方が、エンジントルクが大きい領域で発電する場合における換算した燃料消費量Fg2よりも少ないので、エンジントルクが小さい領域で発電する方がエンジンの燃料消費量は少なくなる。これに対し、モータ12により車両駆動をアシストするには、図4に示すように、同一のアシストトルクを得るためのモータ12の換算した燃料消費量は、エンジントルクが大きい領域でモータ12を駆動する場合における換算した燃料消費量Fm2の方が、エンジントルクが小さい領域でモータ12を駆動する場合の換算した燃料消費量Fm1よりも大きくなるので、エンジントルクが大きい領域でアシストする方がアシストトルクに対応した換算燃料消費量が多くなる。つまり、エンジントルクが大きい領域でアシストする方がエンジンの燃料消費量を節約することになり、アシスト効果が大きくなる。
したがって、エンジントルクが小さい領域で発電する方が、発電のためにエンジンを駆動する燃料消費量は少なくなるので発電効果が大きくなる。一方、エンジントルクが大きい領域でアシストする方が、アシストトルクに対応するエンジンの換算した燃料消費量が多くなるのアシスト効果が大きくなる。このように、エンジンの出力トルクに応じて発電に有利な場合とアシストに有利な場合がある。しかも、図2に示すように、エンジントルクと回転数によって燃料消費率は変化し、ジェネレータモータ12のアシスト効率および発電効率はそれぞれのトルクと回転数によって変化することになる。
そこで、本発明においては、発電時には発電トルクに相当させて換算したエンジンの換算燃料消費量と、車両を駆動するためのエンジンの燃料消費量との和によって発電時の燃料消費相当量を算出する。また、アシスト時には車両に伝達されるエンジントルクを得るためのエンジンの燃料消費量と、エンジントルクをアシストするためのモータトルクに相当させて換算したエンジンの換算燃料消費量との和によってアシスト時の燃料消費相当量を算出する。そして、燃料消費相当量が最も低くなる条件を1つの指標として、図3に示すように、エンジンの出力トルク候補とアシスト出力候補との組み合わせからなる複数の駆動パターンと、エンジンの出力トルク候補と発電トルク候補との組み合わせからなる複数の駆動パターンの中から、燃料消費相当量が最も低くなる特定の駆動パターンを選択する。
図3においてモータトルクとエンジントルクとを駆動輪に伝達する場合であっても、パワーユニットの出力トルクと回転数等からなる車両の走行状況によっては、図示された3つの駆動パターンのうち、エンジン出力をPe3とする場合の方がエンジン出力をPe1、Pe2とする場合よりも、エンジン出力は大きくても、燃料消費相当量が低くなる場合がある。そこで、本発明においては、エンジンの燃料消費量と、モータトルクに対応して換算されたエンジンの換算燃料消費量との合計により求められる燃料消費相当量を求めて、それが最も低くなる駆動パターンによってエンジン11とモータ12とを駆動する。これにより、エンジン11とモータ12とにより車両を駆動する場合におけるパワーユニット全体のガソリン消費量を少なくすることができる。
同様に、エンジン11によりジェネレータ12を駆動して発電しながらエンジン11により車両を駆動する場合であっても、車両の走行状況によっては、図示された3つの駆動パターンのうち、エンジン出力をPe7とする方が、エンジン出力をPe5、Pe6とする場合よりも、燃料消費相当量が低くなる場合がある。そこで、本発明においては、発電を含めたエンジンの燃料消費量と発電トルクに対応して換算された負のエンジンの換算燃料消費量との和により求められる燃料消費相当量を求めて、それが最も低くなる駆動パターンによってエンジン11とジェネレータ12を駆動する。これにより、エンジン11により発電しながら車両を駆動する場合におけるパワーユニット全体のガソリン消費量を少なくすることができる。
このように、燃料消費相当量が最も低くなるときの発電量またはアシスト量によってエンジン11とジェネレータモータ12を制御することにより、車両のトータルの燃費を最良に設定することができる。
そのため、運転者の車両要求駆動力に基づいて車両の走行状況によりエンジン11でジェネレータ12を発電しながら車両に駆動力を伝達する場合におけるエンジントルクの候補と発電トルクの候補との駆動パターンの組み合わせ候補を複数算出し、さらに、エンジントルクとモータのアシストトルクとを駆動輪に伝達する場合におけるエンジントルクの候補とアシストトルクの候補との駆動パターンの組み合わせ候補を複数算出する。次いで、これら全ての駆動パターンの組み合わせ候補の中で燃料消費相当量が最も少なくなる駆動パターンを選択し、選択された駆動パターンによって発電するかアシストするかを決定するとともに、エンジン11とジェネレータモータ12の作動を制御する。
したがって、例えば、図3に示す7つの駆動パターンのうち、エンジン出力トルクをPe7とし、発電トルクをPg3とする駆動パターンが他の駆動パターンよりも最も燃料消費相当量が小さいときには、この駆動パターンとなるように、エンジン11とジェネレータ12の作動が制御される。ただし、先にアシストトルク候補(Pm1〜Pm3)を有する駆動パターンの燃料消費相当量を算出し、これらの燃料消費相当量よりも、アシストしない場合(図3においてはエンジン出力トルクをPe4とした場合)の燃料消費相当量の方が小さい場合には、発電トルク候補を有する駆動パターンについての燃料消費相当量を求めてその値が最も小さくなる駆動パターンを決定するようにしても良い。ただし、全ての駆動パターンにおいては、エンジン回転数が最小値から最大値の間であって、エンジントルクが最大値以下となるように制限される。
燃料消費相当量を算出するには、発電する場合における発電トルクに換算したエンジン燃料消費量つまり置換燃料消費量と、アシストする場合におけるアシストトルクに換算したエンジン燃料消費量つまり置換燃料消費量とを求める。
図5は発電時とアシスト時のそれぞれの置換燃料消費量の換算方式を示す概念図であり、図5を参照してそれぞれの置換燃料消費量の算出方式を以下に説明する。
(発電時)
まず、エンジン11によりジェネレータ12を駆動して発電する場合に、ジェネレータ発電出力(Pg)とその発電出力を得るためのエンジン燃料消費量つまり置換燃料消費量(f)との関係を求めると以下の通りである。
現時点でのジェネレータ12の発電電力(Eg1)は、
Eg1=Pg×ηg1 ・・・[1]により表される。
ただし、Pgはジェネレータ発電出力(kW)、つまり発電時にジェネレータモータで吸収する出力であり、ηg1は現時点でのジェネレータ発電出力(Pg)もしくは現時点での発電トルクとモータ回転数からマップにより参照されるジェネレータ発電効率である。
発電によりバッテリに蓄えられるバッテリ電力(V)は、
V=Eg1×μg1 ・・・[2]により表される。
ただし、μg1は現時点でのバッテリの充電効率である。
上記[2]式によって得られたバッテリの充電電力が過去所定期間で行われた発電として考えると、Eg2=V/μg2 ・・・[3]と表される。
ここで、μg2は過去所定期間における平均的なバッテリの充電効率を表し、Eg2は当該所定期間における発電電力を表す。さらに、上記所定期間にジェネレータ12をエンジン11により駆動して発電電力(Eg2)を得るためのエンジン出力(Pe)は、
Pe=Eg2/ηg2・・・[4]と表される。
ここで、ηg2は上記所定期間におけるジェネレータ発電効率を示す。
このエンジン出力(Pe)を得るために要する燃料消費率(f)は、
f=Pe・ηf ・・・[5]と表される。
ただし、ηfは上記所定期間に発電を行った際のエンジン燃費率を示す。
上記[1]式から[5]式により、ジェネレータ12により発電する場合におけるエンジンの燃料消費率(f)はジェネレータ発電出力(Pg)と以下の関係となる。
f=(ηf・μg1・ηg1・Pg)/(ηg2・μg2) ・・・[6]
この[6]式において(ηf/ηg2)をλ・Rとし、(μg1/μg2)を係数Kと置くと、[6]式は以下のように示される。
f=λ・R・K・Pg・ηg1 ・・・[7]
[7]において、λは所定の係数であり、Rはエンジン燃費率(ηf)とジェネレータ発電効率(ηg2)との比により求められる置換効率係数である。したがって、エンジン11によってジェネレータ12を駆動するために要する置換燃料消費量(f)つまりエンジンの燃料消費率は、ジェネレータ発電出力(Pg)とジェネレータ発電効率(ηg1)とλ・Rの積に比例する。さらに、発電の場合は置換燃料消費量はマイナスの値とする。
(アシスト時)
次に、モータ12によりエンジン動力をアシストする場合に、モータアシスト出力(Pm)とその出力を得るためのエンジン燃料消費量つまり置換燃料消費量(f)との関係を求めると、以下の通りである。
アシスト時のモータ消費電力(Em)(kW)は、
Em=Pm/ηm ・・・[11]となる。
ただし、ηmはモータ出力効率であり、現時点でのモータアシスト出力(Pm)もしくは現時点でのアシストトルクとモータ回転数からマップにより参照される。
モータ12に電力を供給するバッテリのバッテリ電力(V)は、
V=Em/μm ・・・[12]となる。
ただし、μmは現時点での放電効率である。
ここで[12]で得られたアシストに使われたバッテリ電力Vが過去所定期間に発電されたとして考える。
このバッテリ電力(V)を発電電力(Eg)に換算すると発電電力(Eg)は、
Eg=V/μg ・・・[13]となる。
この発電電力に相当するエンジン出力(Pe)は、
Pe=Eg/ηg ・・・[14]となる。
ただし、ηgは上記所定期間におけるジェネレータ発電効率である。このエンジン出力(Pe)を得るために必要な燃料消費率(f)は、
f=Pe×ηf ・・・[15]
ただし、ηfは過去所定期間の発電におけるエンジン燃費率を示す。
上記[11]式から[15]式により、モータ12によりエンジン動力をアシストする場合におけるエンジンの燃料消費率(f)はモータアシスト出力(Pm)と以下の関係となる。
f=(Pm・ηf)/(μg・ηm・μm・ηg) ・・・[16]
[16]式において(ηf/ηg)をλ・Rとすると、(1/(μg・μm))は係数Kとなるので、[16]式は以下のように示される。
f=λ・R・Pm・K/ηm ・・・[17]
[17]において、λは所定の係数であり、Rは上述のようにエンジン燃費率(ηf)と過去所定期間におけるジェネレータ発電効率(ηg)との比により求められる置換効率係数である。したがって、モータ12によりエンジン動力をアシストする場合におけるモータのアシスト動力に相当する置換燃料消費量(f)つまりエンジンの燃料消費率は、モータアシスト出力(Pm)とλ・Rの積に比例し、モータ出力効率(ηm)に反比例する。
上述のように、ジェネレータ発電出力(Pg)は置換効率係数(R)によって燃料消費量に換算して置換燃料消費量を算出することができ、モータアシスト出力(Pm)は置換効率係数(R)によって燃料消費量に換算して置換燃料消費量を算出することができる。それぞれの置換燃料消費量とエンジン駆動のための燃料消費量との和により上述した燃料消費相当量が算出される。ここで、エンジン駆動のための燃料消費量の算出は現時点のエンジン出力トルクと回転数から求められる。
このように、現時点での発電トルクは過去の所定期間に発電されたものとみなしてそのときの燃料消費率を求め、現時点でのアシストトルクは過去の所定期間に発電されたものとみなしてそのときの燃料消費率を求める。
図6は発電時とアシスト時におけるλ・Rとバッテリ残存容量SOC(State of Charge)との関係を示す置換効率特性を示す特性線図である。ここで、過去所定期間のλ・RはSOCによって変化すると考えることができる。つまり、SOCが高い時は発電の必要性が少ないのでエンジン燃費率およびジェネレータ発電効率が比較的良いところで発電していたと考えられ、SOCが低い時は運転領域に拘わらず発電する必要があり、エンジン燃費率およびジェネレータ発電効率が比較的悪いところで発電したと考えられる。この関係を表したのが図6である。図6に示すように、SOCが基準値(例えば65%)よりも高くなるに従って、アシスト時の置換効率係数が小さくなり、モータのアシストトルクおよびジェネレータの発電トルクによる置換燃料消費量は小さくなる。これに対し、SOCが基準値よりも低くなるにしたがって、発電時の置換効率係数が大きくなり、ジェネレータの発電トルクおよびモータのアシストトルクによる置換燃料消費量は大きくなる。
図7は発電時とアシスト時のそれぞれについての燃料消費相当量の一例を示す燃費特性線図である。図7において符号a〜cを付した発電出力Pga〜Pgcは候補として決定された発電出力値を示し、符号A〜Cを付したアシスト出力PmA〜PmCは候補として決定されたアシスト出力値を示す。
発電出力Pga〜Pgcに対応する燃料消費相当量は、それぞれの発電出力(Pg)に対応するエンジンの燃料消費量つまり置換燃料消費量(f)を上記[7]式から算出することにより、車両を駆動するとともにジェネレータを駆動するためのエンジンの燃料消費量と換算燃料消費量との和によって求められる。一方、アシスト出力PmA〜PmCに対応する燃料消費相当量は、それぞれのアシスト出力(Pm)に対応するエンジンの燃料消費率つまり置換燃料消費量(f)を上記[17]式から算出することにより、車両を駆動するためのエンジンの燃料消費量と換算燃料消費量との和によって求められる。
それぞれの燃料消費相当量は、図6に示す特性の置換効率係数RがSOCによって変化するので、図7に示すように、SOCの量によって変化することになる。例えば、SOCの量が少ない場合には発電出力Pgcのときに燃料消費相当量が最も小さくなり、SOCの量が多い場合には発電出力Pgaのときに燃料消費相当量が最も少なくなり、SOCの量が中間値の場合には発電出力Pgbのときに燃料消費相当量が最も少なくなる。同様に、アシスト出力PmA〜mCについても、それぞれのSOC毎に燃料消費相当量が最も少なくなる値を求めることになる。このように、複数のアシスト出力および発電出力についての燃料消費相当量を求めて、最も燃料消費相当量が少なくなる値に基づいて、エンジン出力とモータジェネレータ出力の駆動パターンが選択される。
図7においては、大中小の3種類のSOCの量についての燃料消費相当量を示すが、SOCの量を細かく分類してそれぞれのSOCの量に対し、発電出力の候補それぞれについて燃料消費相当量を算出し、アシスト出力の候補それぞれについて燃料消費相当量を算出することになる。同様に、発電出力の候補とアシスト出力の候補についても、図7に示すように、3つずつに限られることなく、多数の候補を発電出力とアシスト出力について決定し、それぞれの候補について燃料消費相当量を算出することになる。
このように、第1の指標値である燃料消費相当量に第2の指標値であるSOCの量を加味すると、燃料消費相当量は図7のように示される。時々刻々と変化する車両走行状況に応じて、図7に示す燃料消費相当量が最小となるようにパワーユニットの駆動を制御すると、高電圧バッテリのSOCを適正値に維持しながら、車両トータルの燃費を最良にすることができる。
燃料消費相当量を指標とした制御に加えて、発電電力と燃料消費増加量との比率により求められる発電時のジェネレータ発電率と、モータ消費電力と燃料消費減少量との比率により求められるアシスト時のアシスト率を指標とし、燃料消費相当量によって決定されたエンジン出力とモータジェネレータ出力の駆動パターンを評価し、以下のように、効率の良い駆動パターンに変更することができる。これにより、燃料消費効率をより高めることができる。
図8は発電率と発電出力との関係を示す発電率特性線図である。発電時のジェネレータ発電率ρgは、ρg=Eg/ΔFとなる。ただし、Egは発電電力を示し、ΔFは発電によるエンジンの燃料消費増加量を示す。このジェネレータ発電率ρgは、パワーユニットの回転数とエンジン出力トルクと発電出力つまり発電量とによって変化する。図8において、○印はパワーユニット軸の回転数が2400rpmでエンジンの出力トルクが60Nmの場合の発電率ρgを示し、×印はパワーユニット軸14の回転数が2000rpmでエンジンの出力トルクが30Nmの場合の発電率ρgを示し、それぞれは発電出力がPga、Pgb、Pbcの場合について示している。図8において符号GPは発電許可基準値を示し、発電許可基準値GPはSOCの量に応じてGPmax〜GPminの間で変化する。この発電許可基準値GPよりも、発電率ρgが高い場合には、ジェネレータモータ12によって発電が行われる。一方、発電率ρgが発電許可基準値GPよりも低い場合には、発電を停止させる駆動パターンが選択されるか、または燃料消費相当量が少ない方から第2番目以降となった駆動パターンが選択される。
図9はアシスト率ρmとアシスト出力との関係を示すアシスト率特性線図である。アシスト時のアシスト率ρmは、ρm=Em/−ΔFとなる。ただし、Emは放電電力を示し、−ΔFはアシストによるエンジンの燃料消費減少量を示す。アシスト率ρmも、パワーユニットの回転数とエンジンの出力トルクとアシスト出力とによって変化する。図9において、○印はパワーユニット軸14の回転数が2400rpmでエンジンの出力トルクが60Nmの場合のアシスト率ρmを示し、×印はパワーユニット軸14の回転数が2000rpmでエンジンの出力トルクが30Nmの場合のアシスト率ρmを示し、それぞれはアシスト出力がPmA、PmB、PmCの場合について示している。図9において符号MPはアシスト許可基準値を示し、アシスト許可基準値MPはSOCの量に応じてMPmax〜MPminの間で変化する。このアシスト許可基準値MPよりも、アシスト率ρmが低い場合には、ジェネレータモータ12によってアシストが行われる。一方、アシスト率ρmがアシスト許可基準値MPよりも高い場合には、アシストを停止させる駆動パターンが選択されるか、または燃料消費相当量が少ない方から第2番目以降となった駆動パターンが選択される。
このように、燃料消費相当量によって決定されたエンジン出力とモータジェネレータ出力の駆動パターンを発電率とアシスト率を指標として評価することにより、燃料消費相当量を少なくしつつ効率の良い駆動パターンによってエンジン11とジェネレータモータ12を制御することができる。燃料消費相当量を指標としてエンジン出力とモータジェネレータ出力の駆動パターンを決定する際に、発電率とアシスト率とを指標として発電許可基準値とアシスト許可基準値とを満たす駆動パターンのみを候補とするようにしても良い。
図10は本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置における制御回路40を示すブロック図である。制御回路40は制御信号を演算するマイクロプロセッサCPU、演算式やマップデータ等を格納するROMおよび一時的にデータを格納するRAM等を備えており、駆動制御のための機能構成として捉えると、制御回路40は、以下の各算出部等を有している。
制御回路40は車両要求駆動力算出部41を有し、この算出部41には、アクセルの踏み込み量の検出信号、ブレーキの踏み込みの検出信号、および車速の検出信号等の走行状況信号が入力される。これらの信号に基づいて算出部41は、駆動輪に伝達されるべき車両要求駆動力を算出し、算出結果はパワーユニット要求トルク算出部42に入力される。このパワーユニット要求トルク算出部42には、さらに変速機コントロールユニット(TCU)43と車速信号とからの信号とが入力される。変速機コントロールユニット(TCU)43は、アクセルの踏み込み量等の走行状況信号に基づいてギヤ比つまり変速比を決定し、その決定信号がパワーユニット要求トルク算出部42に送られるとともに、変速機の変速効率の信号と、トルクコンバータ18におけるトルク比の検出信号とが送られる。パワーユニット要求トルク算出部42は、ギヤ比およびトルクコンバータ18のトルク比等に基づいて、パワーユニット軸14に出力すべきパワーユニットトルクと、パワーユニット回転数とを算出し、それぞれの算出結果を駆動パターンの組み合わせ候補演算部44に送る。
パワーユニット要求トルク算出部42はジェネレータモータのトルク候補の算出部45にパワーユニット回転数の信号を送る。ジェネレータモータのトルク候補の算出部45には、高電圧バッテリコントロールユニット46からのSOC量の信号が送られるようになっており、SOC量とパワーユニット回転数とに基づいてジェネレータモータのトルク候補の算出部45は、複数の発電トルク候補とアシストトルクの候補を算出し、駆動パターンの組み合わせ候補演算部44に信号を送る。
駆動パターンの組み合わせ候補演算部44からの駆動パターンの組み合わせ候補の信号は燃費比較部47に送られるとともに、この燃費比較部47には高電圧バッテリコントロールユニット46からのSOC量の信号が送られて、駆動パターン組み合わせ候補の中で最も燃料消費相当量が小さい駆動パターンを選択する。選択された駆動パターンに基づいて、エンジンコントロールユニット(ECU)48にはエンジン要求トルクの信号が送られ、インバータコントロールユニット49にはジェネレータモータ12が発電する場合には発電トルクの信号が送られる一方、アシストする場合にはアシストトルクの信号が送られる。
図11は制御回路40の変形例を示すブロック図である。図11においては、図10に示された機能構成と共通する機能を有する部分には同一の符号が付されている。図11に示す制御回路40は変速比候補算出部51を有している。この変速比候補算出部51には、アクセルペダルの踏み込み量の検出信号、ブレーキペダルの踏み込みの検出信号および車速の検出信号等の走行状況信号が入力され、変速比候補算出部51は、車両の走行状況に基づいて運転者が要求する車両要求トルクを満たす変速段の複数の候補と、トルクコンバータ18の作動パターンつまりロックアップをオンさせるかオフさせるか又はスリップ状態とさせるかについての複数の候補をパワーユニット要求トルク算出部42に送る。燃費比較部47によって決定された変速比の信号は、変速機コントロールユニット(TCU)43にフィードバックされるようになっている。
なお、図11に示す制御回路40には変速比候補算出部51が組み込まれているが、その機能を変速機コントロールユニット(TCU)43により行うようにすれば、図10に示す制御回路40によっても変速比候補算出部51と同一の機能を達成することができる。
(制御方式1)
図12は本発明の駆動制御装置による第1の制御方式のアルゴリズムを示すフローチャートであり、図13は第1の制御方式による図10に示した制御回路における信号の発生状態を示すブロック図であり、図14は第1の制御方式における駆動パターンを示す特性線図である。
図12に示すように、ステップS1においてアクセルペダルの踏み込み量等の車両の走行状況に基づいて車両要求駆動力を算出し、ステップS2において変速機コントロールユニット43によって演算された変速比の情報を読み込む。変速比が求められると、パワーユニット要求トルク算出部42は変速比に応じたパワーユニットトルクと回転数をステップS3において算出する。図14においては、例えば、変速比の情報によって第3速が設定され、パワーユニット軸14に出力すべきトルクと回転数が符号Hp3で示される値であることが示されている。
次に、ステップS4おいては、ジェネレータモータ12のトルク候補を複数算出する。このトルク候補には発電トルクとアシストトルクが含まれており、図14においては、例えば、3種類の候補の発電トルクPg1、Pg2、Pg3と、3種類の候補のアシストトルクPm1、Pm2、Pm3が算出されたことを示している。次いでステップS5においては、駆動パターンの組み合わせ候補を複数算出する。この駆動パターンの組み合わせを示すと、例えば、図3に示すようになる。ただし、この駆動パターンとしては、車両の制動時にジェネレータモータ12により回生エネルギーを回収する場合も含まれる。
図14においては、発電トルクの候補とアシストトルクの候補としてそれぞれ3種類が候補として設けられていることが示されているが、それぞれの候補の数は任意とすることができ、予め複数の候補がそれぞれの変速段に対応してメモリ内にマップデータとして格納されている。
ステップS6においては、複数の駆動パターンの組み合わせ候補のそれぞれについて燃料消費相当量を算出してそれぞれを比較し、ステップS7において複数の駆動パターンの組み合わせ候補の中で燃料消費相当量が最も少ない駆動パターンを決定する。決定された駆動パターンによってステップS8によりエンジントルクつまりエンジン出力Peが決定され、ステップS9によりアシストトルクつまりアシスト出力Pm、または発電トルクつまり発電出力Pgが決定される。このように、ステップS7において駆動パターンが決定されると、発電するのかアシストするのかが決定されるので、発電する場合にはステップS9では発電出力が決定され、アシストする場合にはアシストアシスト出力が決定される。
決定された発電トルクとアシストトルクについては、ステップ10のトルク効率評価ステップが実行され、決定された発電出力によりジェネレータ12を駆動するのが適性であるか否か、および決定されたアシスト出力によりモータ12を駆動するのが適性であるか否かが、上述した発電率(ρg)とアシスト率(ρm)とを指標として評価される。
図15はステップS9に示されたトルクの効率評価ステップのサブルーチンを示すフローチャートである。ステップS11では燃料消費相当量が最も少ないと判定されたのが発電であるかアシストであるかを判定し、発電であると判定された場合にはステップS12において図8に示す発電率ρgを算出し、アシストであると判定された場合にはステップS13では図9に示すアシスト率ρmを算出する。ステップS14では図12のステップS8で決定された発電トルクを出力するときにおける発電率ρgが発電許可基準値Gpを超えているか否かが判定され、ステップS15では、同様に決定されたアシストトルクを出力するときにおけるアシスト率ρmがアシスト許可基準値Mp以下であるか否かが判定される。
発電する場合に発電率ρgが発電許可基準値Gp以上となっていれば、図12に示すステップS9において決定された発電トルクの信号がインバータコントロールユニット49に送られる(ステップS16)。一方、アシストする場合にアシスト率ρmがアシスト許可基準値Mp以下であれば、ステップS9において決定されたアシストルクの信号がインバータコントロールユニット49に送られる(ステップS17)。そして、いずれも許可基準値を満たしていない場合には、ステップS6において決定された駆動パターンに近い他の駆動パターンがステップS18において決定され、同様にして、新たな駆動パターンについてのエンジントルクとアシストトルクと発電トルクが決定される。ただし、いずれも許可基準値を満たしていない場合には、ステップS18において発電もアシストもしないように決定しても良い。
(制御方式2)
図16は本発明の駆動制御装置による第2の制御方式のアルゴリズムを示すフローチャートであり、図17は第2の制御方式による図11に示した制御回路における信号の発生状態を示すブロック図であり、図18は第2の制御方式における駆動パターンを示す特性線図である。
図11に示す制御回路40の変速比候補算出部51にはアクセルペダル等の走行状況信号が入力され、ステップS21により算出された車両要求駆動力を満たす変速比候補をステップS22において複数算出する。図17においては、パワーユニット要求トルク算出部42に候補1〜候補nまでの複数の変速比候補の算出値が入力された状態を示す。ステップS23においては、変速比候補のそれぞれについてパワーユニット軸14の回転数候補とトルク候補を複数(1〜n)算出し、パワーユニット軸14の回転数に対応するジェネレータモータ12のトルク候補つまり発電トルクとアシストトルクの候補1〜nを算出する(ステップS24)。次いで、それぞれのジェネレータモータのトルク候補1〜nとエンジントルク候補との組み合わせからなる駆動パターンの組み合わせ候補1〜nをステップS25において算出する。
図18においては、変速比候補として第2速、第3速および第4速が算出され、それぞれの変速比候補についてエンジントルクと発電トルクまたはアシストトルクとの組み合わせからなる駆動パターンの組み合わせ候補が算出された状態を示している。それぞれの変速段において図示する場合には発電トルクとアシストトルクとが1つずつ予めメモリに格納されている。それぞれの駆動パターンの組み合わせ候補について、燃料消費相当量を算出して比較し、燃料消費相当量が最も小さくなる変速比をステップS27において決定し、決定された変速比に基づいてエンジントルクと、発電トルクまたはアシストトルクが決定される。決定された変速比は変速機コントロールユニット43にフィードバック信号として送られて変速機26の変速比が設定される。また、決定された発電トルクまたはアシストトルクについては、上述したステップS9と同様にステップS30において図15に示した効率評価ステップが実行される。
(制御方式3)
図19は本発明の駆動制御装置による第3の制御方式のアルゴリズムを示すフローチャートであり、図20は第3の制御方式による図11に示した制御回路における信号の発生状態を示すブロック図であり、図21は第3の制御方式における駆動パターンを示す特性線図である。
この制御方式においても、第2制御方式と同様に、図11図に示す制御回路40の変速比候補算出部51にはアクセルペダル等の走行状況信号が入力され、ステップS31により算出された車両要求駆動力を満たす変速比候補をステップS32において複数算出する。図20においては、パワーユニット要求トルク算出部42に候補1〜候補nまでの複数の変速比候補の算出値が入力された状態を示す。ステップS33においては、変速比候補のそれぞれについてパワーユニット軸14の回転数候補を複数(1〜n)算出し、パワーユニット軸14の回転数に対応させてジェネレータモータ12の複数のトルク候補つまり複数の発電トルクとアシストトルクの候補1〜nを算出する(ステップS34)。次いで、それぞれのジェネレータモータ12のトルク候補1〜nとエンジントルク候補との組み合わせからなる駆動パターンの組み合わせ候補1〜nをステップS35において算出する。
図21においては、変速比候補として第2速、第3速および第4速が算出され、それぞれの変速比候補についてエンジントルクと複数の発電トルクおよびアシストトルクとの組み合わせからなる駆動パターンの組み合わせ候補が算出された状態を示している。図21において第3速の場合については、例えば、3種類の候補の発電トルクPg1、Pg2、Pg3と、3種類の候補のアシストトルクPm1、Pm2、Pm3が算出されたことを示しており、第2速と第4速についても同様に3種類の発電トルクとアシストトルクが算出されたことを示している。
それぞれの駆動パターンの組み合わせ候補について、燃料消費相当量を算出して比較し、燃料消費相当量が最も小さくなる変速比をステップS37において決定し、決定された変速比に基づいてエンジントルクと、発電トルクまたはアシストトルクが決定される。決定された変速比は変速機コントロールユニット43にフィードバック信号として送られて変速機26の変速比が設定される。また、決定された発電トルクまたはアシストトルクについては、上述したステップS29と同様にステップS39において効率評価ステップが実行される。
第2の制御方式においては図18に示すように、それぞれの変速段について特定の発電トルク候補とアシストトルク候補とが1つずつ予め設定されているのに対して、第3の制御方式においては図21に示すように、それぞれの変速段について発電トルク候補とアシストトルク候補とが複数ずつ予め設定されている。
上述したそれぞれの制御方式においては、発電時の発電トルク候補についての換算燃料消費量を求めて燃料消費相当量を算出し、アシスト時のアシストトルク候補についての換算燃料消費量を求めて燃料消費相当量を算出し、全ての候補のうち最も燃料消費相当量が小さくなる発電トルクまたはアシストトルクを決定するようにしている。ただし、先にアシストトルク候補についての燃料消費相当量を求めて、その燃料消費相当量よりも、アシストしない場合の燃料消費相当量、つまりジェネレータモータ12を休止させて図3においてエンジン出力Pe4で示すエンジン出力の場合の燃料消費量の方が小さくなると判定された場合に、発電トルク候補についての燃料消費相当量を求めてその値が最も小さくなる発電トルク候補を決定するようにしても良い。逆に、先に発電トルク候補についての燃料消費相当量を求めて、その燃料消費相当量よりも、発電しない場合の燃料消費相当量が小さくなると判定された場合に、アシストトルク候補についての燃料消費相当量を求めてその値が最も小さくなるアシストトルク候補を決定するようにしても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、変速機26は第1速から第5速の変速段を有しているが、変速段は前進5速に限られない。また、変速機26は有段変速機に限られず、無段変速機を用いることもできる。
ハイブリッド車両に搭載される駆動装置を示すスケルトン図である。 エンジンとジェネレータモータの出力特性線図である。 エンジンとジェネレータの駆動パターンを示す駆動パターン線図である。 エンジンの出力トルクと燃料消費量との関係を示す燃費特性線図である。 発電時とアシスト時のそれぞれの置換燃料消費量の換算方式を示す概念図である。 発電時とアシスト時における置換効率特性を示す特性線図である。 発電時とアシスト時のそれぞれについての燃料消費相当量の一例を示す燃費特性線図である。 発電率と発電出力との関係を示す発電効率特性線図である。 アシスト率とアシスト出力との関係を示すアシスト率特性線図である。 制御回路を示すブロック図である。 制御回路の変形例を示すブロック図である。 駆動制御装置による第1の制御方式のアルゴリズムを示すフローチャートである。 第1の制御方式の制御回路における信号の発生状態を示すブロック図である。 第1の制御方式における駆動パターンを示す特性線図である。 トルクの効率評価ステップのサブルーチンを示すフローチャートである。 駆動制御装置による第2の制御方式のアルゴリズムを示すフローチャートである。 第2の制御方式の制御回路における信号の発生状態を示すブロック図である。 第2の制御方式における駆動パターンを示す特性線図である。 駆動制御装置による第3の制御方式のアルゴリズムを示すフローチャートである。 第3の制御方式の制御回路における信号の発生状態を示すブロック図である。 第3の制御方式における駆動パターンを示す特性線図である。
符号の説明
10 駆動装置
11 エンジン
12 ジェネレータモータ
13 クランク軸
14 パワーユニット軸
15 ロータ
17 ステータ
18 トルクコンバータ
19 変速機入力軸

Claims (12)

  1. 駆動源としてのエンジンおよびジェネレータモータに連結されるパワーユニット軸と駆動輪との間に配置される変速機を有し、前記ジェネレータモータにより前記駆動輪への駆動力をアシストしたり、前記エンジンの駆動力により前記ジェネレータモータで発電するようにしたハイブリッド車両の駆動制御装置であって、
    運転者の車両要求駆動力を算出する車両要求駆動力算出部と、
    前記車両要求駆動力に基づいて複数の変速比候補を算出する変速比候補算出部と、
    複数の前記変速比候補それぞれについて、前記ジェネレータモータの特定の発電トルクの候補および特定のアシストトルクの候補を算出するジェネレータモータのトルク候補算出部と、
    複数の前記変速比候補それぞれに対して、複数のエンジン出力トルク候補と特定の発電トルク候補との駆動パターンおよび複数のエンジン出力トルク候補と特定のアシストトルクとの駆動パターンについての組み合わせ候補を演算する駆動パターンの組み合わせ候補演算部と、
    それぞれの前記駆動パターンの組み合わせ候補毎に燃料消費相当量を算出して前記燃料消費相当量が最小となる駆動パターンを決定する燃費比較部とを有し、
    決定された駆動パターンによって前記エンジンと前記ジェネレータモータを制御することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  2. 請求項1記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、発電時の前記燃料消費相当量は発電トルクをエンジン燃料消費量に換算した換算燃料消費量とエンジン燃料消費量との和により算出し、アシスト時の前記燃料消費相当量はアシストトルクをエンジン燃料消費量に換算した換算燃料消費量とエンジン燃料消費量との和により算出することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  3. 請求項2記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、発電時の前記換算燃料消費量をジェネレータ発電効率とジェネレータ発電出力とを予め設定された第1の置換効率係数に基づいて算出し、アシスト時の前記換算燃料消費量をモータ出力効率とモータアシスト出力とを予め設定された第2の置換効率係数に基づいて算出することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  4. 請求項3記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、前記第1の置換効率係数と前記第2の置換効率係数とが同一であることを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  5. 請求項4記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、前記置換効率係数をバッテリ残存容量(SOC)に基づいて可変とすることを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、発電トルクの複数の候補およびアシストトルクの複数の候補を、それぞれの前記変速比候補毎に予め設定することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、先にアシストした場合の駆動パターンの組み合わせ候補についての燃料消費相当量を算出して、その燃料消費相当量よりも、アシストしない場合の燃料消費相当量の方が小さくなる場合に、発電した場合の駆動パターンの組み合わせ候補についての燃料消費相当量を求めてその値が最も小さくなる組み合わせ候補を駆動パターンとして決定することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、発電する駆動パターンが決定された場合には、発電電力と発電による燃料消費増加量との比により求められる発電時のジェネレータモータの発電率が所定の発電許可基準値範囲内となっていないときには、発電状態を許可しないかまたは他の駆動パターンを決定することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  9. 請求項8記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、前記発電許可基準値をバッテリ残存容量(SOC)により可変とすることを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、アシストする駆動パターンが決定された場合には、放電電力とアシストによる燃料消費減少量との比により求められるアシスト時のジェネレータモータのモータ出力率が所定のアシスト許可基準値範囲内となっていないときには、アシスト状態を許可しないかまたは他の駆動パターンを決定することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  11. 請求項10記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、前記アシスト許可基準値をバッテリ残存容量(SOC)により可変とすることを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  12. 請求項1〜11記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、ロックアップクラッチが設けられたトルクコンバータを有し、変速比候補として前記ロックアップクラッチがオンのときとオフのときを含むことを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
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