JP2007267490A - モータハウジング及びモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ハウジング側ターミナルの熱容量を好適に確保して、該ハウジング側ターミナル及び給電リード線側ターミナルを溶接にて電気的に接続することができるモータハウジング及びモータを提供する。
【解決手段】ブラシホルダは、外部電源に電気的に接続される給電リード線側ターミナル31,33が挿通されるガイド孔を有するホルダ本体と、外側に露出する平板部21d,22dを有してホルダ本体に設けられたブラシホルダ側ターミナル21,22とを備え、ガイド孔に挿通された給電リード線側ターミナルの平板部に接触する当接部及び平板部の給電リード線側ターミナルに接触しない非当接部に対して並列配置された一対の溶接電極がそれぞれ当てられて当接部においてこれらターミナルが溶接される。ブラシホルダ側ターミナルは、一対の溶接電極がそれぞれ当てられる両溶接電極位置A1,A2間に、折り曲げ部26,29を一体的に備える。
【選択図】図6
【解決手段】ブラシホルダは、外部電源に電気的に接続される給電リード線側ターミナル31,33が挿通されるガイド孔を有するホルダ本体と、外側に露出する平板部21d,22dを有してホルダ本体に設けられたブラシホルダ側ターミナル21,22とを備え、ガイド孔に挿通された給電リード線側ターミナルの平板部に接触する当接部及び平板部の給電リード線側ターミナルに接触しない非当接部に対して並列配置された一対の溶接電極がそれぞれ当てられて当接部においてこれらターミナルが溶接される。ブラシホルダ側ターミナルは、一対の溶接電極がそれぞれ当てられる両溶接電極位置A1,A2間に、折り曲げ部26,29を一体的に備える。
【選択図】図6
Description
本発明は、モータハウジング及びモータに関するものである。
従来、ブラシモータとしては、例えば特許文献1に記載されたように、ブラシのピグテールと、外部電源に電気的に接続される給電リード線とをモータ内部で電気的に接続したものがある。このモータにおいては、給電リード線をモータ組付け工程の途中で取り付ける構造が一般的であり、フレキシブルな形状を持つ給電リード線がモータ組付け工程の途中に加わることにより、モータ組付け工程の自動化への対応が困難になっている。
一方、給電リード線の電気的接続をモータ完成後に実施するため、例えば特許文献2に記載されたように、ブラシと電気的に接続される導電ターミナルをスライドさせてモータ外部に取り出し、該導電ターミナルに給電リード線を溶接にて電気的に接続したものがある。この構造によれば、モータ組付け工程の簡素化・自動化を図ることができる。しかしながら、導電ターミナルをスライドさせて取り出す構造の部品点数が多く、且つ、導電ターミナルをスライドさせて取り出し、その後、収納するといった工程が必要になって製造工数の増大を余儀なくされる。
そこで、例えば特許文献3に記載されたように、簡易な構造で、モータ完成後に、ブラシと電気的に接続されたハウジング側ターミナルと、給電リード線の端部に固定された給電リード線側ターミナルとをねじ止め又は溶接にて電気的に接続したものがある。特に、これらハウジング側ターミナル及び給電リード線側ターミナルを溶接にて電気的に接続する場合には、ねじ及びナットが不要になることから、部品点数の削減に関して極めて有効である。
実開平2−91462公報
特表2000−502559号公報
特開2003−250242号公報
ところで、特許文献3のブラシモータにおいて、ハウジング側ターミナル及び給電リード線側ターミナルを溶接にて電気的に接続する場合、例えばハウジング側ターミナルに給電リード線側ターミナルが接触する当接部及び接触しない非当接部に対して並列配置された一対の溶接電極をそれぞれ当てて溶接する場合には、該ハウジング側ターミナルの熱容量が十分に確保されていないと、溶接電流による発熱で当該ターミナルが溶融する可能性がある。
本発明の目的は、ハウジング側ターミナルの熱容量を好適に確保して、該ハウジング側ターミナル及び給電リード線側ターミナルを溶接にて電気的に接続することができるモータハウジング及びモータを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、外部電源に電気的に接続される給電リード線側ターミナルが挿通されるガイド孔を有するハウジング本体と、外側に露出する平板部を有して該ハウジング本体に設けられ給電リード線側ターミナルからの電力をモータ内部に配分するためのハウジング側ターミナルとを備え、前記ガイド孔に挿通された前記給電リード線側ターミナルの前記平板部に接触する当接部及び前記平板部の前記給電リード線側ターミナルに接触しない非当接部に対して並列配置された一対の溶接電極がそれぞれ当てられて前記当接部においてこれらハウジング側ターミナル及び給電リード線側ターミナルが溶接されてなるモータハウジングにおいて、前記ハウジング側ターミナルは、前記一対の溶接電極がそれぞれ当てられる両溶接電極位置間に、熱容量確保部を一体的に備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記ハウジング側ターミナルは、前記一対の溶接電極がそれぞれ当てられる両溶接電極位置間に、熱容量確保部を一体的に備えることで、これら両溶接電極位置に合わせて該ハウジング側ターミナルの熱容量を好適に確保することができ、溶接電流による発熱で該ハウジング側ターミナルの不要な部分が溶融することを抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータハウジングにおいて、前記熱容量確保部は、前記両溶接電極位置の中心を結んだ直線方向とは異なる方向の側部に配置され前記平板部に対して起立する折り曲げ部であることを要旨とする。
同構成によれば、前記熱容量確保部は、前記両溶接電極位置の中心を結んだ直線方向とは異なる方向の側部に配置され前記平板部に対して起立する折り曲げ部であることで、該平板部の面に沿った前記熱容量確保部の展開が回避され、該面上においてハウジング側ターミナルの省スペース化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のモータハウジングにおいて、前記ハウジング側ターミナルは、前記平板部に対して起立してコンデンサが電気的に接続される端子部を有し、前記折り曲げ部は、前記端子部に並設されてなることを要旨とする。
同構成によれば、前記折り曲げ部は、前記端子部の成形に併せて設けることができ、製造工数を低減することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモータハウジングにおいて、前記折り曲げ部と前記端子部とは、それぞれの前記平板部側の端部で連続しており、それぞれの先端部間に切り欠きが設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモータハウジングにおいて、前記折り曲げ部と前記端子部とは、それぞれの前記平板部側の端部で連続しており、それぞれの先端部間に切り欠きが設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータハウジングを備えたモータであることを要旨とする。
同構成によれば、ハウジング側ターミナルの熱容量を好適に確保して、該ハウジング側ターミナル及び給電リード線側ターミナルを溶接にて電気的に接続することができるモータを提供することができる。
同構成によれば、ハウジング側ターミナルの熱容量を好適に確保して、該ハウジング側ターミナル及び給電リード線側ターミナルを溶接にて電気的に接続することができるモータを提供することができる。
請求項1乃至5に記載の発明では、ハウジング側ターミナルの熱容量を好適に確保して、該ハウジング側ターミナル及び給電リード線側ターミナルを溶接にて電気的に接続することができるモータハウジング及びモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。本実施形態ではモータとしてブラシモータの場合について説明する。この場合、モータハウジングはブラシホルダとして機能するものを例示できる。
図1に示すように、ブラシモータ1を構成する有底円筒状のヨークケース2の開口部には、円盤状のブラシホルダ3(モータハウジング)が装着されるとともに、該ヨークケース2の内周側には、該ヨークケース2の底部及びブラシホルダ3の中央部に配設された軸受け4,5を介して回転軸6が回転自在に支持されている。なお、ヨークケース2は、その内周面に複数の永久磁石7が固着されて固定子(ステータ)を構成するとともに、回転軸6は、その外周部に電機子コア8及び整流子9が固定されて回転子(ロータ)を構成する。電機子コア8には、コイル8aが巻回されている。
次に、ブラシホルダ3について説明する。図2は、ヨークケース2側から軸方向に見たブラシホルダ3の立面図である。同図に示したように、ブラシホルダ3の外形をなす樹脂製のホルダ本体11(ハウジング本体)は、円盤状に成形されるとともに、その内周側には、所定角度(90度)ごとに各一対の第1ブラシ12及び第2ブラシ13が径方向に移動可能に配設されている。そして、図2において右上側及び左下側に配置される一対の第1ブラシ12は、一端14aが第1チョークコイル15の一端に電気的に接続された給電用ターミナル14の他端に電気的に接続されるとともに、図2において右下側及び左上側に配置される一対の第2ブラシ13は、一端16aが第2チョークコイル17の一端に電気的に接続された給電用ターミナル16の他端に電気的に接続されている。なお、各ブラシ12,13には、ホルダ本体11に突設された円柱状のガイド11aに装着されるとともに一端が該ホルダ本体11に係止されたコイルバネ(図示略)の他端が係止される。これにより、各ブラシ12,13は、径方向内側に付勢されて、対向する前記整流子9に摺接する(図1参照)。
一方の給電用ターミナル14の一端14aに隣接してホルダ本体11から一端21aが露出された金属板からなるブラシホルダ側ターミナル21(ハウジング側ターミナル)は、図2における右下側でホルダ本体11に、例えばインサート成形にて埋設されるとともに、一側(図2の下側)の第2ブラシ13に隣接してホルダ本体11の外周側及び内周側から一対の端子部21b,21cをそれぞれ露出する。なお、ブラシホルダ側ターミナル21は、一端21aにおいて第1チョークコイル15の他端と電気的に接続される。
また、図3に、ヨークケース2の反対側、即ちブラシモータ1の外側から軸方向に見たブラシホルダ3の立面図を示したように、該ホルダ本体11は、径方向に延出する延出部11bを一体的に有するとともに、該延出部11bはその長手方向(ブラシホルダ3の径方向)に貫通する一対のガイド孔11cを形成する(図3では、延出部11bの一部を破断して1つのガイド孔11cのみを代表して図示)。そして、ブラシホルダ側ターミナル21は、平板状の平板部21dを外側に露出するとともに、該平板部21dは、一方のガイド孔11cに挿通されて該平板部21dに重ねられた平板状の給電リード線側ターミナル31と溶接にて結合されている。つまり、給電リード線側ターミナル31を案内する一方のガイド孔11cは、平板部21dに臨む態様で成形されている。給電リード線側ターミナル31は、外部電源としての直流電源のプラス電極(+)に電気的に接続される給電リード線32の先端部に固定されて該給電リード線32と電気的に接続されている。従って、給電リード線32を介して直流電源のプラス電極(+)に電気的に接続される給電リード線側ターミナル31は、ブラシホルダ側ターミナル21及び第1チョークコイル15を介して一対の第1ブラシ12に電気的に接続されている。
他方の給電用ターミナル16の一端16aに隣接してホルダ本体11から一端22aが露出された金属板からなるブラシホルダ側ターミナル22(ハウジング側ターミナル)は、図2における左下側でホルダ本体11に、例えばインサート成形にて埋設されるとともに、一側(図2の下側)の第1ブラシ12に隣接してホルダ本体11の外周側及び内周側から一対の端子部22b,22cをそれぞれ露出する。なお、ブラシホルダ側ターミナル22は、一端22aにおいて第2チョークコイル17の他端と電気的に接続される。
また、図3に示したように、ブラシホルダ側ターミナル22は、平板状の平板部22dを外側に露出するとともに、該平板部22dは、他方のガイド孔11cに挿通されて該平板部21dに重ねられた平板状の給電リード線側ターミナル33と溶接にて結合されている。つまり、給電リード線側ターミナル33を案内する他方のガイド孔11cは、平板部22dに臨む態様で成形されている。給電リード線側ターミナル33は、直流電源のマイナス電極(−)に電気的に接続される給電リード線34の先端部に固定されて該給電リード線34と電気的に接続されている。従って、給電リード線34を介して直流電源のマイナス電極(−)に電気的に接続される給電リード線側ターミナル33は、ブラシホルダ側ターミナル22及び第2チョークコイル17を介して一対の第2ブラシ13に電気的に接続されている。
なお、これら端子部21b,22b、端子部21c,22c、平板部21d,22d、給電リード線側ターミナル31,33は、左右で隣り合う第1及び第2ブラシ12,13間の径方向に延びる中心線(図2及び図3において上下方向に延びる中心線)に対し対称配置されている。また、平板部21d,22dは、平面状に広がる態様で外側に露出している。つまり、図1に示したように、平板部21d,22dは、ブラシホルダ3のヨークケース2への装着・非装着に関わらず、ブラシモータ1(回転軸6)の軸方向開口側で外側に露出して配置されている。
図2に示したように、ホルダ本体11には、両端子部21c,22c間に搭載空間Sが形成されるとともに、該搭載空間Sにおいて、金属板からなるターミナル23が取着されている。すなわち、図4の断面図で示したように、ホルダ本体11は、上記搭載空間Sに合わせて軸方向と平行に貫通するとともに、該貫通する外周側の内壁面によって断面U字形状の嵌合壁部11dを形成する。そして、上記嵌合壁部11dには、ターミナル23の有する断面U字形状の嵌合部23aが嵌合する。このターミナル23は、ホルダ本体11(嵌合壁部11d)に対し着脱自在であって、その取着を自由に選択できることはいうまでもない。なお、ターミナル23は、嵌合部23aに連続して、一端にホルダ本体11から露出される端子部23b,23cを形成するとともに、他端に外周側に突出する断面U字形状のバネ部23dを形成する。ターミナル23は、ブラシモータ1が設置される駆動対象側のボディ(図示略)にバネ部23dが圧接されることで筐体接地(ボディアース)される。
次に、ブラシホルダ側ターミナル21,22及びその給電リード線側ターミナル31,33との溶接態様について図5〜図7の斜視図に基づいて説明する。なお、図6及び図7では、便宜的にホルダ本体11を割愛して図示している。図6及び図7に示されるように、ブラシホルダ側ターミナル21は、前記平板部21dを台形状に形成するとともに、該平板部21dから弓形に延出する延出部24を形成し、更に該延出部24の先端部を屈曲して第1チョークコイル15に電気的に接続される一端21aを形成する。また、ブラシホルダ側ターミナル21は、平板部21dから起立された2つの屈曲部により前記端子部21b,21cをそれぞれ形成する。さらに、ブラシホルダ側ターミナル21は、一方の端子部21bに隣り合って平板部21dから起立された熱容量確保部としての平板状の折り曲げ部25を形成するとともに、他方の端子部21cに隣り合って平板部21dから起立された熱容量確保部としての平板状の折り曲げ部26を形成する。つまり、これら折り曲げ部25,26は、それぞれ基端側(平板部21d側)にU字状に延びる切り欠き21e,21fを介して分離される態様で端子部21b,21cに並設されている。
また、折り曲げ部25は、その平板部21d側の端部において、端子部21bに連続しており、折り曲げ部25と端子部21bとは、それぞれの先端部において、切り欠き21eにより隔絶されている。このような構成によれば、折り曲げ部25を平板部21dから折り曲げて成型した後、その先端部に切り欠き21eを形成することで、熱容量確保に貢献する折り曲げ部25と端子部21bとを同時に製造することができ、製造工程を簡略化することができる。
一方、ブラシホルダ側ターミナル22は、前記平板部22dを台形状に形成するとともに、該平板部22dから弓形に延出する延出部27を形成し、更に該延出部27の先端部を屈曲して第2チョークコイル17に電気的に接続される一端22aを形成する。また、ブラシホルダ側ターミナル22は、平板部22dから起立された2つの屈曲部により前記端子部22b,22cをそれぞれ形成する。さらに、ブラシホルダ側ターミナル22は、一方の端子部22bに隣り合って平板部22dから起立された熱容量確保部としての平板状の折り曲げ部28を形成するとともに、他方の端子部22cに隣り合って平板部22dから起立された熱容量確保部としての平板状の折り曲げ部29を形成する。つまり、これら折り曲げ部28,29は、それぞれ基端側(平板部22d側)にU字状に延びる切り欠き22e,22fを介して分離される態様で端子部22b,22cに並設されている。
また、折り曲げ部28は、その平板部22d側の端部において、端子部22bに連続しており、折り曲げ部28と端子部22bとは、それぞれの先端部において、切り欠き22eにより隔絶されている。このような構成によれば、折り曲げ部28を平板部22dから折り曲げて成型した後、その先端部に切り欠き22eを形成することで、熱容量確保に貢献する折り曲げ部28と端子部22bとを同時に製造することができ、製造工程を簡略化することができる。
このような構造を有するブラシホルダ側ターミナル21,22に給電リード線側ターミナル31,33を溶接する態様について説明する。なお、以下では、ブラシホルダ側ターミナル22を代表して説明し、同様のブラシホルダ側ターミナル21については説明を割愛する。
既述のように、平板部22dは、外側に露出してホルダ本体11に配置されている。この平板部22dに臨む他方のガイド孔11cに給電リード線側ターミナル33が挿通されると、図6に示したように、該給電リード線側ターミナル33は、平板部22d上に重ねられる。この状態で、給電リード線側ターミナル33の平板部22dに接触する当接部及び平板部22dの給電リード線側ターミナル33に接触しない非当接部に対して、図5に示したように、並列配置された正極の溶接電極36及び負極の溶接電極37がブラシモータ1の軸方向開口側からそれぞれ当てられると、これら給電リード線側ターミナル33及び平板部22d間に溶接電流が流れる。これに伴い、前記当接部において発熱して、平板部22d及び給電リード線側ターミナル33が溶融し、これら平板部22d(ブラシホルダ側ターミナル22)及び給電リード線側ターミナル33が溶接される。
なお、図6には、円柱状をなす溶接電極36,37がそれぞれ当てられる位置を溶接電極位置A1,A2として2点鎖線で併せて図示している。平板部21d,22dは、給電リード線側ターミナル31,33の接触するスペースに加えて、該給電リード線側ターミナル31,33の近傍で溶接電極37を当てるスペースを有して外側に露出していることはいうまでもない。また、前記折り曲げ部25,26又は折り曲げ部28,29は、少なくともその一部が両溶接電極位置A1,A2間に配置されるように成形されている。これら折り曲げ部25,26又は折り曲げ部28,29は、両溶接電極位置A1,A2間におけるターミナル断面積の確保により平板部21d,22d(ブラシホルダ側ターミナル21,22)の熱容量を確保して、溶接電流による発熱で該平板部21d,22dが前記当接部の外側で溶融することを抑制するためのものである。
ここで、図8に示したように、ホルダ本体11からターミナル23が取り外された状態では、1つのコンデンサCが搭載されるとともに、該コンデンサCの一端及び他端のリード線W1,W2は端子部21b,22bにそれぞれ結合される。このとき、ブラシホルダ側ターミナル21,22間、即ち直流電源のプラス電極(+)及びマイナス電極(−)の通電回路間にコンデンサCが配置されて、前記第1及び第2チョークコイル15,17とともにラジオノイズ低減用の一の回路が構成される。
一方、図2及び図9に示したように、ホルダ本体11にターミナル23が取着され且つ該ターミナル23が接地(筐体接地)された状態では、コンデンサC1,C2がそれぞれ搭載されるとともに、一方のコンデンサC1の一端及び他端のリード線W11,W12は端子部23b,21cにそれぞれ結合され、更に他方のコンデンサC2の一端及び他端のリード線W21,W22は端子部23c,22cにそれぞれ結合される。このとき、ブラシホルダ側ターミナル21,22間、即ち直流電源のプラス電極(+)及びマイナス電極(−)の通電回路間に2つのコンデンサC1,C2が配置されて、前記第1及び第2チョークコイル15,17とともにラジオノイズ低減用の他の回路が構成される。
次に、ブラシホルダ側ターミナル21の平板部21d又はブラシホルダ側ターミナル22の平板部22dに折り曲げ部25,26又は折り曲げ部28,29を設けることによる熱容量確保の原理について図10に基づき説明する。なお、図10は、ターミナル断面積と溶接時の入力熱との関係を示すグラフである。同図において、S1及びS2は、折り曲げ部を設けないとき及び追加したときのターミナル断面積にそれぞれ相当する。また、Q1は、良好な溶接に必要な最小限の入力熱に相当し、Q2は、溶接管理条件下に含まれる最大限の入力熱に相当する。
例えば、ターミナル断面積S1の状態で、溶接管理条件下の範囲(入力熱Q1〜Q2)で溶接を行う場合には、ターミナル断面積即ち熱容量が不足してターミナルの過溶融や爆飛の発生領域にあることから、これらの事象が発生する可能性がある。一方、ターミナル断面積S2の状態で、溶接管理条件下の範囲(入力熱Q1〜Q2)で溶接を行う場合には、ターミナル断面積即ち熱容量が確保されて良好な溶接領域にあることから、良好な溶接が実現される。以上により、折り曲げ部を設けることによる効果が確認される。
ここで、ブラシホルダ側ターミナル21(平板部21d)又はブラシホルダ側ターミナル22(平板部22d)の熱容量を確保する上で好適な折り曲げ部25,26又は折り曲げ部28,29の配置範囲について図11及び図12に基づき説明する。なお、図11(a)(b)及び図12(a)(b)では、説明を一般化するため、形状を簡略した平板部T1,T2としてそれぞれ図示するとともに、給電リード線側ターミナル(当接部)を割愛して各平板部T1,T2上に溶接電極位置P1,P2を図示している。
ちなみに、溶接電極の電極径は、太くするほどターミナルの余分な発熱を抑える効果が増すことが知られているが、通常は前記溶接電極36,37として、φ4〜φ6「mm」程度の電極径を有するものを使用しており、これに対応して各溶接電極位置P1,P2も、同様にφ4〜φ6「mm」程度の径を有する。また、両溶接電極36,37の中心間の距離である電極間ピッチは、10「mm」以下程度に設定される。これは、溶接電流のロスや溶接電流経路の無駄な発熱を抑えるため、両溶接電極36,37を極力近接させることが好ましいことによる。
図11(b)に示したように、平板部T1は、長方形状を呈するとともに、該平板部T1からは、両溶接電極位置P1,P2間において、両溶接電極位置P1,P2の中心を結んだ直線方向とは異なる方向(該直線方向に対して概ね直交する方向)の両側部に配置される態様で熱容量確保部としての平板状の折り曲げ部F11,F12が起立するものとする。つまり、折り曲げ部F11,F12は、上記直線方向に平行な折り線に沿って平板部T1から折り曲げられている。図11(a)は、このような平板部T1に折り曲げ部F11,F12を配置し得る範囲を説明するための模式図である。まず、平板部T1の両側端から両溶接電極位置P1,P2に外接するとともにこれらの中間部で交差する一対の接線L11,L12を描画する。このとき、熱容量確保の効果を得るものとして、両接線L11,L12と平板部T1の上記両側端とで囲まれた三角形状の範囲、即ち図11(a)に横縞のパターンにて示した範囲Z11,Z12に、折り曲げ部F11,F12の少なくとも一部が配置されるのが良い。なお、本明細書中において、「両溶接電極位置間に熱容量確保部が備えられている」とは、上記範囲Z11,Z12に、熱容量確保部としての折り曲げ部F11,F12の少なくとも一部が配置されている形態を含むものである。各範囲Z11,Z12は、両溶接電極位置P1,P2の中心を結んだ直線方向とは異なる方向の両側部において、電極間ピッチに溶接電極位置P1,P2の半径を加えた、14〜16「mm」以下程度に亘っている。なお、折り曲げ部F11,F12は、溶接電極36,37との干渉を回避するために、該溶接電極36,37の挿入側とは反対側に起立させることが好ましいが、溶接電極36,37との干渉が回避される位置であれば、溶接電極36,37の挿入側に起立させてもよい。
一方、図12(b)に示したように、平板部T2は、一方の溶接電極位置P2側が長辺となる台形状を呈するとともに、該平板部T2からは、両溶接電極位置P1,P2間において、両溶接電極位置P1,P2の中心を結んだ直線方向とは異なる方向の両側部に配置される態様で熱容量確保部としての平板状の折り曲げ部F21,F22が起立するものとする。つまり、折り曲げ部F21,F22は、上記直線方向に対し傾斜する折り線に沿って平板部T2から折り曲げられている。図12(a)は、このような平板部T2に折り曲げ部F21,F22を配置し得る範囲を説明するための模式図である。まず、平板部T2の両側端から両溶接電極位置P1,P2に外接するとともにこれらの中間部で交差する一対の接線L21,L22を描画する。このとき、熱容量確保の効果を得るものとして、両接線L21,L22と平板部T2の上記両側端とで囲まれた三角形状の範囲、即ち図12(a)に横縞のパターンにて示した範囲Z21,Z22に、折り曲げ部F21,F22の少なくとも一部が配置されるのが良い。なお、本明細書中において、「両溶接電極位置間に熱容量確保部が備えられている」とは、上記範囲Z21,Z22に、熱容量確保部としての折り曲げ部F21,F22の少なくとも一部が配置されている形態を含むものである。各範囲Z21,Z22は、両溶接電極位置P1,P2の中心を結んだ直線方向とは異なる方向の両側部において、電極間ピッチに溶接電極位置P1,P2の半径を加えた、14〜16「mm」以下程度に亘っている。なお、折り曲げ部F21,F22は、溶接電極36,37との干渉を回避するために、該溶接電極36,37の挿入側とは反対側に起立させることが好ましいが、溶接電極36,37との干渉が回避される位置であれば、溶接電極36,37の挿入側に起立させてもよい。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、ブラシホルダ側ターミナル21,22(平板部21d,22d)は、前記一対の溶接電極36,37がそれぞれ当てられる両溶接電極位置A1,A2間に、熱容量確保部(折り曲げ部25,26、折り曲げ部28,29)を一体的に備えることで、これら両溶接電極位置A1,A2に合わせて該ブラシホルダ側ターミナル21,22の熱容量を好適に確保することができ、溶接電流による発熱で該ブラシホルダ側ターミナル21,22の不要な部分が溶融することを抑制することができる。
(1)本実施形態では、ブラシホルダ側ターミナル21,22(平板部21d,22d)は、前記一対の溶接電極36,37がそれぞれ当てられる両溶接電極位置A1,A2間に、熱容量確保部(折り曲げ部25,26、折り曲げ部28,29)を一体的に備えることで、これら両溶接電極位置A1,A2に合わせて該ブラシホルダ側ターミナル21,22の熱容量を好適に確保することができ、溶接電流による発熱で該ブラシホルダ側ターミナル21,22の不要な部分が溶融することを抑制することができる。
また、ブラシホルダ側ターミナル21,22(平板部21d,22d)の熱容量確保のために、これらの板厚を厚くする必要がなく、材料費や加工費の増加を回避できる。
(2)本実施形態では、熱容量確保部は、少なくとも一部が前記両溶接電極位置A1,A2の中心を結んだ直線方向とは異なる方向の側部に配置され平板部21d,22dに対して起立する折り曲げ部25,26、折り曲げ部28,29であることで、該平板部21d,22dの面に沿った熱容量確保部の展開が回避され、該面上においてブラシホルダ側ターミナル21,22の省スペース化を図ることができる。そして、ひいてはブラシモータ1の小型化を図ることができる。
(2)本実施形態では、熱容量確保部は、少なくとも一部が前記両溶接電極位置A1,A2の中心を結んだ直線方向とは異なる方向の側部に配置され平板部21d,22dに対して起立する折り曲げ部25,26、折り曲げ部28,29であることで、該平板部21d,22dの面に沿った熱容量確保部の展開が回避され、該面上においてブラシホルダ側ターミナル21,22の省スペース化を図ることができる。そして、ひいてはブラシモータ1の小型化を図ることができる。
(3)本実施形態では、折り曲げ部25,26又は折り曲げ部28,29は、前記端子部21b,21c又は端子部22b,22cの成形に併せて設けることができ、製造工数を低減することができる。特に、ホルダ本体11に埋設されるブラシホルダ側ターミナル21,22では、端子部21b,21c又は端子部22b,22cを露出させるために平板部21d,22dから起立させざるを得ないが、該端子部21b,21c又は端子部22b,22cの成形に併せて折り曲げ部25,26又は折り曲げ部28,29を成形することができる。
(4)本実施形態では、ブラシホルダ側ターミナル21,22の熱容量を好適に確保して、該ブラシホルダ側ターミナル21,22及び給電リード線側ターミナル31,33を溶接にて電気的に接続することができるブラシモータ1を提供することができる。
(5)本実施形態では、ブラシホルダ側ターミナル21,22の折り曲げ部25,28に並設される端子部21b,22bを切り欠き21e,22eを介して該折り曲げ部25,28から分離した。従って、端子部21b,22b自体の熱容量の増大を回避でき、図8に示したようにコンデンサCのリード線W1,W2を端子部21b,22bにはんだ付けする際の作業性を向上することができる。なお、端子部21b,22bは、少なくともその一部が両溶接電極位置A1,A2間に配置されて、熱容量確保部としても機能している。
同様に、ブラシホルダ側ターミナル21,22の折り曲げ部26,29に並設される端子部21c,22cを切り欠き21f,22fを介して該折り曲げ部26,29から分離した。従って、端子部21c,22c自体の熱容量の増大を回避でき、図9に示したようにコンデンサC1,C2のリード線W12,W22を端子部21c,22cにはんだ付けする際の作業性を向上することができる。なお、端子部21c,22cは、少なくともその一部が両溶接電極位置A1,A2間に配置されて、熱容量確保部としても機能している。
(5)本実施形態では、平板部21d,22dは、外側に露出する態様で配置されているため、ブラシホルダ3をヨークケース2に装着した後、即ちブラシモータ1完成後であってもブラシホルダ3の内部スペースで、例えば前記一対の溶接電極36,37をそれぞれ軸方向と平行に挿入することで、給電リード線側ターミナル31,33の平板部21d,22dに接触する当接部及び平板部21d,22dの給電リード線側ターミナル31,33に接触しない非当接部にこれらを容易に当てることができる。従って、ブラシホルダ側ターミナル21,22及び給電リード線側ターミナル31,33を容易に溶接することができ、ブラシモータ1としての組付け性を向上することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態においては、ブラシホルダ側ターミナル21の折り曲げ部25,26及びブラシホルダ側ターミナル22の折り曲げ部28,29を、ブラシモータ1の軸方向に平行な内部側(ヨークケース2側)に折り曲げたが、ブラシモータ1の軸方向に平行な開口部側(ヨークケース2の反対側)に折り曲げてもよい。
・前記実施形態においては、ブラシホルダ側ターミナル21の折り曲げ部25,26及びブラシホルダ側ターミナル22の折り曲げ部28,29を、ブラシモータ1の軸方向に平行な内部側(ヨークケース2側)に折り曲げたが、ブラシモータ1の軸方向に平行な開口部側(ヨークケース2の反対側)に折り曲げてもよい。
また、ターミナル断面積の確保に十分なスペースを有するのであれば、平板部21d,22dの面に沿って展開する平板状の延出部を熱容量確保部としてもよい。
・前記実施形態において、ブラシホルダ側ターミナル21,22は、ホルダ本体11に後付けで装着してこれに一体化させてもよい。
・前記実施形態において、ブラシホルダ側ターミナル21,22は、ホルダ本体11に後付けで装着してこれに一体化させてもよい。
・前記実施形態において、ヨークケース2の内周面に、永久磁石7に代えて電磁石を固着してもよい。
・前記実施形態において、外部電源としての交流電源により給電されるブラシモータ(いわゆるユニバーサルモータ)であってもよい。あるいは、モータはブラシレスモータでもよい。
・前記実施形態において、外部電源としての交流電源により給電されるブラシモータ(いわゆるユニバーサルモータ)であってもよい。あるいは、モータはブラシレスモータでもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
・外部電源に電気的に接続される第1ターミナルが挿通されるガイド孔を有する本体と、外側に露出する平板部を有して該本体に設けられ回転軸を駆動する駆動機構と電気的に接続された第2ターミナルとを備え、前記ガイド孔に挿通された前記第1ターミナルの前記平板部に接触する当接部及び前記平板部の前記第1ターミナルに接触しない非当接部に対して並列配置された一対の溶接電極がそれぞれ当てられて前記当接部においてこれら第1及び第2ターミナルが溶接されてなるハウジングにおいて、
前記第2ターミナルは、前記一対の溶接電極がそれぞれ当てられる両溶接電極位置間に、熱容量確保部を一体的に備えたことを特徴とするハウジング。
・外部電源に電気的に接続される第1ターミナルが挿通されるガイド孔を有する本体と、外側に露出する平板部を有して該本体に設けられ回転軸を駆動する駆動機構と電気的に接続された第2ターミナルとを備え、前記ガイド孔に挿通された前記第1ターミナルの前記平板部に接触する当接部及び前記平板部の前記第1ターミナルに接触しない非当接部に対して並列配置された一対の溶接電極がそれぞれ当てられて前記当接部においてこれら第1及び第2ターミナルが溶接されてなるハウジングにおいて、
前記第2ターミナルは、前記一対の溶接電極がそれぞれ当てられる両溶接電極位置間に、熱容量確保部を一体的に備えたことを特徴とするハウジング。
A1,A2…溶接電極位置、C,C1,C2…コンデンサ、W1,W2,W11,W12,W21,W22…コンデンサのリード線、1…ブラシモータ、3…モータハウジングとしてのブラシホルダ、11…ハウジング本体としてのホルダ本体、11b…延出部、11c…ガイド孔、12,13…ブラシ、21,22…ハウジング側ターミナルとしてのブラシホルダ側ターミナル、21b,21c,22b,22c…端子部、21d,22d…平板部、25,26,28,29…熱容量確保部としての折り曲げ部、31,33…給電リード線側ターミナル、32,34…給電リード線、36,37…溶接電極。
Claims (5)
- 外部電源に電気的に接続される給電リード線側ターミナルが挿通されるガイド孔を有するハウジング本体と、外側に露出する平板部を有して該ハウジング本体に設けられ給電リード線側ターミナルからの電力をモータ内部に配分するためのハウジング側ターミナルとを備え、前記ガイド孔に挿通された前記給電リード線側ターミナルの前記平板部に接触する当接部及び前記平板部の前記給電リード線側ターミナルに接触しない非当接部に対して並列配置された一対の溶接電極がそれぞれ当てられて前記当接部においてこれらハウジング側ターミナル及び給電リード線側ターミナルが溶接されてなるモータハウジングにおいて、
前記ハウジング側ターミナルは、前記一対の溶接電極がそれぞれ当てられる両溶接電極位置間に、熱容量確保部を一体的に備えたことを特徴とするモータハウジング。 - 請求項1に記載のモータハウジングにおいて、
前記熱容量確保部は、前記両溶接電極位置の中心を結んだ直線方向とは異なる方向の側部に配置され前記平板部に対して起立する折り曲げ部であることを特徴とするモータハウジング。 - 請求項2に記載のモータハウジングにおいて、
前記ハウジング側ターミナルは、前記平板部に対して起立してコンデンサが電気的に接続される端子部を有し、
前記折り曲げ部は、前記端子部に並設されてなることを特徴とするモータハウジング。 - 前記折り曲げ部と前記端子部とは、それぞれの前記平板部側の端部で連続しており、それぞれの先端部間に切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のモータハウジング。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータハウジングを備えたことを特徴とするモータ。
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