JP2007266418A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性が向上された半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本形態の半導体装置10Aは、半導体基板11と、半導体基板11の側面を被覆する側壁部21と、半導体基板11の上面に規定された冷却領域27と、半導体基板11の下面に形成された配線14等を具備している。本形態の半導体装置10Aでは、半導体基板11の上面に冷却領域27を設けることにより、冷媒を用いて半導体基板11を冷却することが可能となる。具体的には、半導体基板11の上面に、凹状の冷却領域27を設けることにより、冷媒を用いた冷却の効率を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特に、冷媒を用いて冷却可能な半導体装置およびその製造方法に関する。
従来、電子機器にセットされる回路装置は、携帯電話、携帯用のコンピューター等に採用されるため、小型化、薄型化、軽量化が求められている。これらの条件を満たすために、CSP(Chip Scale Package)と呼ばれる、内蔵される半導体素子と同等のサイズを有する半導体装置が開発されている。
これらのCSPの中でも、特に小型化なものとしてWLP(Wefer Level Package)がある。このWLPの製造方法の概略を、図10を参照して説明する(例えば下記特許文献1を参照。)。
図10(A)を参照して、先ず、半導体ウェハ100には、多数の半導体装置部102が形成されている。各半導体装置部102には、拡散工程によりトランジスタ等が形成されている。更に、半導体装置部102の上面は、基板内部の素子と接続された電極103が形成され、この電極103の上部を露出させた状態で絶縁層101が形成されている。この絶縁層101の上面には配線104がパターニングされる。また、配線104の上面には、例えば半田等から成る外部電極105が溶着されている。このような構成の半導体ウェハ100の裏面は、ダイシングシート106の上面に貼着される。更に、配線104がカバーされるように絶縁層101の上面は被覆層110により被覆されている。また、外部電極105が形成される領域の被覆層110には開口部が設けられている。
図10(B)を参照して、次に、高速で回転するブレード107を用いてウェハ100を切断して各半導体装置部102を分離する。ブレード107により半導体ウェハ100および絶縁層101が完全に切断される。分離された半導体装置部102が半導体装置と成る。
図10(C)に上記工程により製造される半導体装置108の断面を示す。図から明白なように、半導体装置108の平面的なサイズは、半導体基板109と略同様である。半導体装置108の平面的なサイズは、例えば5mm×5mm程度であり極めて小型である。また、半導体基板109の上面には、半導体装置の製造年月日や機種等を示す認識マークが刻印されている。
特開2004−172542号公報
しかしながら、最近の半導体装置では、高速に信号処理を行うために動作周波数が早くなっており、発熱量が増大している。一方、上述した半導体装置は、装置全体のサイズが小さいために、表面積が小さく放熱性が充分ではない。従って、半導体装置の動作に伴い、半導体装置の温度が急激に上昇して、特性劣化や破壊等の問題が生じていた。
この問題を解決する方法として、半導体装置が実装される実装基板側の導電パターンを部分的に広くして、この導電パターンを介して半導体装置の放熱を行う方法がある。しかしながら、この方法では、実装基板側の導電パターンを幅広にすることから、半導体装置を実装するために実質的に必要とされる実装基板の面積が大きくなり、実装密度が低下してしまう問題があった。
また、半導体装置の放熱性を向上させる方法として、半導体装置の上部に金属から成るヒートシンクを搭載する方法も考えられる。しかしながら、このヒートシンクを用いた方法によっても放熱性が充分でないほど、最近の半導体装置から発生する熱量は多い。
本発明は、上述した問題を鑑みてなされ、本発明の主な目的は、放熱性が向上された半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明の半導体装置は、回路素子と電気的に接続された電極が形成される第1主面と、前記第1主面に対向する第2主面とを有する半導体基板と、前記半導体基板の少なくとも側面を被覆する側壁部と、前記半導体基板の前記第2主面よりも厚み方向に突出する部分の前記側壁部から成る突出部と、前記半導体基板の前記第2主面および前記突出部により囲まれ、前記半導体基板を冷却させる冷媒が流通可能な冷却領域とを具備することを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法は、複数の半導体装置部が形成され、前記半導体装置部の内部に形成された回路素子と電気的に接続された電極が配置された第1主面と、前記第1主面に対向する第2主面とを具備する半導体ウェハを用意する第1工程と、後に除去される犠牲層を介して、前記半導体ウェハの前記第2主面をダイシングシートに貼着する第2工程と、前記半導体ウェハが分割され且つ前記ダイシングシートが部分的に除去されるようにダイシングを行い、前記半導体装置部を互いに分離する第1分離溝を形成する第3工程と、少なくとも前記第1分離溝が充填されるように被覆樹脂を形成する第4工程と、前記被覆樹脂の内部に前記第1分離溝よりも狭い第2分離溝を形成することにより前記被覆樹脂を分割し、前記半導体装置部の半導体基板の側面を被覆し且つ前記半導体基板の前記第2主面よりも厚み方向に突出する突出部を構成する側壁部を残存させる第5工程と、前記半導体装置部の犠牲層を除去することにより、前記半導体基板の前記第2主面と前記突出部により囲まれる冷却領域を形成する第6工程とを具備することを特徴とする。
本発明の半導体装置に依れば、半導体基板の側面を被覆する側壁部により囲まれる冷却領域を半導体基板の主面に設けたので、冷媒を用いて半導体基板の主面を冷却することが可能となる。従って、半導体装置の動作速度を高速にすることで発熱量が大きくなっても、冷媒により熱は良好に外部に放出されて、半導体装置の過熱を防止することができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法に依れば、後に除去される犠牲層を介して半導体ウェハをダイシングシートに貼着するので、冷媒が流通可能な冷却領域を半導体ウェハの主面に容易に構成することができる。
以下、本実施の形態を図を参照して詳述する。
<第1の実施の形態>
本形態では、図1から図3を参照して本形態の半導体装置10A等の構成を説明する。
図1(A)および図1(B)に半導体装置10Aの構成を示す。図1(A)は半導体装置10Aの斜視図であり、図1(B)はその断面図である。
本形態の半導体装置10Aは、半導体基板11と、半導体基板11の側面を被覆する側壁部21と、半導体基板11の上面に規定された冷却領域27と、半導体基板11の下面に形成された配線14等を具備している。本形態の半導体装置10Aでは、半導体基板11の上面に冷却領域27を設けることにより、冷媒を用いて半導体基板11を冷却することが可能となる。
半導体基板11は、例えばシリコン等の半導体材料から成り、その内部には拡散工程により回路素子が形成されている。例えば、バイポーラトランジスタ、MOSFET、ダイオード、メモリ等が半導体基板11に形成される。半導体基板11の厚みは、例えば50μm〜500μm程度である。半導体基板11は、内部の回路素子と電気的に接続された電極13が配置される第1主面(紙面上では下面)と、この第1主面と対向する平滑な第2主面(紙面上では上面)とを具備している。
側壁部21は、例えば樹脂材料等の絶縁性を有する材料から成り半導体基板11の側面を被覆している。更に、側壁部21の下端は絶縁層12まで位置し、上端は半導体基板11の上面よりも上方まで延在している。側壁部21の厚みは、10μm〜50μm程度である。また、側壁部21は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等から成り、放熱性および機械的強度を向上させるためにシリカ等の無機フィラーが混入されても良い。
半導体基板11の下面には、内部の回路素子(活性領域)と電気的に接続された電極13が形成されている。この電極13が形成される部分を除いて、半導体基板11の下面は絶縁層12により被覆されている。絶縁層12は、例えば窒化膜や樹脂膜から成る。更に、電極13の下面は絶縁層12から下方に露出している。
絶縁層12の下面には、電極13とコンタクトした配線14が形成されている。ここで、電極13は半導体装置10Aの周辺部に設けられ、配線14は周辺部から内側に延在している。配線14の一部分はパッド状に形成され、このパッド状の部分に外部電極15が溶着されている。外部電極15は、半田等の導電性接着材から成る。上記のように配線14を設けることにより、互いに接近して配置された電極13を、互いに離間された外部電極15として再配置することができる。更に、外部電極15が形成される領域を除外して、絶縁材料により配線14は被覆されても良い。
突出部22は、半導体基板11の上面よりも上方(厚み方向)に突出する側壁部21から成り、この突出量は例えば30μm〜100μm程度である。突出部22は、半導体装置10Aの全周に渡って形成される。突出部22を設けることで、後述する供給装置を半導体基板11の上方に搭載することが容易になる。具体的には、突出部22の内壁は傾斜面と成っており、後述する供給装置が嵌合し易い構成と成っている。
冷却領域27は、半導体基板11の上面と、突出部22により囲まれる領域であり、動作することにより発熱する半導体基板11を冷却するための冷媒が流通可能な領域である。ここで、冷媒としては、液状の冷媒、気体状の冷媒のいずれも採用可能であり、具体的には水、フロン、アンモニア等を冷媒として採用することができる。冷却領域27の厚みは、例えば30μm〜100μm程度である。
更に、側壁部21を設けることにより、次のようなメリットもある。即ち、不図示の吸着コレット等を用いて半導体装置10Aを搬送して実装する際に、半導体装置10Aの側面が他の電子部品等に接触しても、保護されている半導体基板11のチッピング等は発生しない。また、この搬送の段階にて側壁部21が他の電子部品等に接触しても、樹脂材料から成る側壁部21は機械的強度が優れているので、側壁部21にキズや欠けが発生する恐れは少ない。
更に、半導体基板11と絶縁層12との境界面は、側壁部21により被覆されている。このことにより、半導体基板11と絶縁層12との境界面への外部からの水分の侵入が抑制され、半導体装置10Aの耐湿性が向上される。
また、上記した配線14が被覆されるように、絶縁層12の裏面は、樹脂等の絶縁材料から成る被覆層16により被覆される。また、外部電極15が形成される部分の被覆層16には、開口部が設けられている。
図1(C)を参照して、他の形態の半導体装置10Bの構成を説明する。半導体装置10Bの基本的な構成は上述した半導体装置10Aと同様であり、相違点は半導体基板11の上面が保護膜51により被覆されている点と、側壁部21により半導体基板11の四方の側面と裏面とを一体的に被覆した点にある。
半導体基板11の上面を保護膜51により被覆することにより、側壁部21と半導体基板11との境界面に、水等の冷媒が侵入することを抑制して、装置全体の耐湿性を向上させることができる。保護膜51は、厚みが20μm〜50μm程度であり、フィラーが混入された樹脂が採用されても良い。保護膜51にフィラーが充填されることにより、保護膜51の熱抵抗が低減されて、半導体基板11から発生した熱は保護膜51を経由して、冷却領域27に流通される冷媒に好適に伝達される。
更にここでは、側壁部21は、半導体基板11の四方の側面と裏面とを一体的に被覆している。具体的には、保護膜51の側面、半導体基板11の側面、絶縁層12、配線14等が、側壁部21により一体的に被覆されている。また、外部電極15は側壁部21を貫通するように外部に露出している。この構成により、半導体基板11の上面を除く殆どの部分が側壁部21により一体的に連続して被覆されるので、半導体装置10Bの耐湿性や耐圧性を更に向上させることができる。更に、異種材料間の境界面が側壁部21により被覆されることによっても、耐圧性および耐湿性の更なる向上が期待される。
図2を参照して、他の形態の半導体装置10Cの構成を説明する。図2(A)は半導体装置10Cの斜視図であり、図2(B)は断面図である。半導体装置10Cの基本的な構成は上述した半導体装置10Aと同様であり、相違点は開口部が設けられた蓋部30を具備する点にある。
蓋部30は、突出部22の内壁に当接して冷却領域27を塞ぐように配置されている。この蓋部30は、例えば厚みが50μm〜100μm程度の板状の部材に2つの開口部を設けたものである。蓋部30の材料としては、樹脂材料、セラミック、金属等を全般的に採用することができる。蓋部30の平面的な大きさは、半導体基板11と略同一の矩形である。また、突出部22の内壁と嵌合するために、蓋部30の平面的な大きさを半導体基板11よりも若干大きくしても良い。更に、蓋部30の外周部側面は、突出部22の内壁に当接して嵌合している。上述したように、突出部22の内壁は傾斜面となっているので、蓋部30の突出部22への嵌合は容易である。
ここでは、半導体基板11の上面、突出部22および蓋部30により、半導体基板11の上方の冷却領域27を囲い込んでいる。このことにより、水等の冷媒が流通可能な密閉された冷却領域27が半導体基板11上に確保される。
更に、蓋部30には、第1開口部28、第2開口部29が穿設されている。これらの開口部の直径は、例えば50μm〜100μm程度でよく、冷媒が通過可能な程度であればよい。例えば、第2開口部29を経由して外部から冷媒が冷却領域27に供給され、導入された冷媒により半導体基板11が冷却される。更に、冷却に用いられた冷媒は、第1開口部28を経由して冷却領域27から外部に排出される。ここでは2つの開口部が設けられているが、3つ以上の開口部が蓋部30に設けられても良い。
ここで、半導体基板11の上面は、図1(C)に示した保護膜51により被覆されても良い。
図3を参照して、他の形態の半導体装置10Dの構成を説明する。図3(A)は半導体装置10Dを示す斜視図であり、図3(B)は断面図である。半導体装置10Dでは、冷媒を供給する供給装置50が設けられている。
図3(A)を参照して、供給装置50は、例えば金属又は樹脂から成り、その平面的な大きさは、側壁部21の外周端部と略同一でよい。従って、冷却領域27を塞ぐように半導体基板11の上方に供給装置50を搭載することで、供給装置50を含めた半導体装置10D全体は1つのパッケージとして取り扱うことができる。
図3(B)を参照して、供給装置50は、水等の冷媒が流通可能な中空部が筐体部54の内部に形成されている。更に、冷媒55が内部に導入される導入部52と、冷媒55が導出される導出部53が、筐体部54の側面に設けられている。筐体部54の内部に形成された中空部と、導入部52および導出部53とは、連通している。
供給装置50の筐体部54の下部は、突出部22の内壁に嵌合している。また、突出部22の内壁は傾斜面となっているため、両者は強固に嵌合される。従って、筐体部54の下端の外周部と、突出部22の内周部は隙間無く密着して、両者の接合箇所からの冷媒の漏れは抑止される。また、筐体部54と突出部22との接触部に接着材を塗布すると、冷媒の外部への漏れをより確実に防止することができる。
筐体部54の内部に形成された2つの中空部には、それぞれ供給口56と、排出口57が設けられている。そして、供給口56の位置は、蓋部30に設けた第2開口部29に対応している。また、排出口57の位置は、第1開口部28に対応している。
供給装置50の導入部52から導入された冷媒が通過する経路は次の通りである。即ち、導入部52、供給口56、第2開口部29、冷却領域27、第1開口部28、排出口57、導出部53が冷媒55の経路である。このように、半導体基板11の上方に冷媒55が通過する経路を設けることで、半導体基板11の冷却を効率良く行う機構をコンパクトな構成にすることができる。
ここで、突出部22の内部に形成された蓋部30および保護膜51を省いて、半導体装置10Dを構成しても良い。
上述した半導体装置10D等は、外部電極15を用いて実装基板上に実装される。また、導入部52は、冷却された冷媒を供給する装置とパイプ等を介して連結される。さらに、導出部53は、冷媒を冷却する装置とパイプを介して連結される。
<第2の実施の形態>
本形態では、図4から図9を参照して、第1の実施の形態にて構成を説明した半導体装置の製造方法を説明する。
図4を参照して、先ず、半導体ウェハ32を、ダイシングシート31に貼り付ける。図4(A)は本工程を示す斜視図であり、図4(B)は図4(A)のB−B’線での断面図である。
図4(A)を参照して、ダイシングシート31はロール状に巻かれて用意され、必要とされる長さだけ、引き出して使用することができる。
ダイシングシート31の上面には、半導体ウェハ32およびウェハリング33が貼着される。シリコン等の半導体材料から成る半導体ウェハ32には、予め拡散工程により多数の回路素子(半導体装置部)が形成されている。ウェハリング33は、例えばステンレス等の金属板をリング状に加工したものであり、その内径は半導体ウェハ32の直径よりも大きい。
半導体ウェハ32およびウェハリング33をダイシングシート31の上面に貼着した後に、ウェハリング33の周辺部にてダイシングシート31を切り取る。ここでは、切除する部分を点線にて示している。これらの作業により、半導体ウェハ32が貼着されたダイシングシート31がウェハリング33により周囲から支持される構造が得られる。
図4(B)を参照して、ダイシングシート31上には、接着層35、第1シート58、犠牲層59、第2シート60が順次コーティングされている。
ダイシングシート31は、柔らかく且つ伸縮可能な樹脂材料から成りその厚さは例えば50μm〜100μm程度である。また、ダイシングシート31は、少なくとも紫外線を良好に透過させる材料が好ましい。ダイシングシート31が紫外線を透過させることにより、後の工程にて、ダイシングシート31の下方から紫外線を照射して、接着層35の接着力を低減させて、半導体装置部34を容易に剥離させることができる。
接着層35は、ダイシングシート31の上面全域を被覆するように形成され、半導体ウェハ32をダイシングシート31に貼着させる機能を有する。接着層35の厚さは、例えば20μm〜40μm程度である。また、接着層35としては、外力が加わると硬化して粘着力が低減するものが好ましい。この外力としては、例えば熱や所定の波長の光線がある。例えば、紫外線が照射されると硬化して粘着力が低減する樹脂材料は、接着層35の材料として好適である。このようなタイプの接着層35が表面に塗布されたダイシングシート31は、一般的にUVシートと称されている。
第1シート58は、接着層35の上面に形成されている。また、第1シート58は、図2(B)等に示す蓋部30となる部位であり、例えば、厚みが50μm〜100μm程度の樹脂材料、セラミック、金属等から成る。また、第1シート58には、半導体装置部34毎に、複数個の開口部61が穿設されている。ここで、図1(A)に示すように、蓋部が設けられないタイプの半導体装置10Aを製造する場合は、第1シート58は省いても良い。
犠牲層59は、第1シート58を被覆するように形成され、後の工程にて除去可能な材料から成り、その厚みは例えば50μm〜100μm程度である。犠牲層59としては、加熱や洗浄により容易に除去可能な材料から成り、例えばデンプンを含む材料、加熱により容易に除去可能な材料等が採用される。犠牲層59が設けられた部分が、図1(A)等に示す冷却領域27となる。
第2シート60は、犠牲層59の上面に形成された層である。第2シート60の厚みは、例えば10μm〜20μm程度であり、フィラー等が充填された樹脂から成る。第2シート60は、図1(C)に示す保護膜51となる層である。ここで、図1(A)に示すように、半導体基板11の上面が露出するタイプの半導体装置10Aを製造する場合は、第2シート60は省くことができる。
半導体ウェハ32は、外部電極15等が形成された上面(第1主面)と、平坦な半導体から成る下面(第2主面)とを具備し、その下面が第2シート60に貼着されている。ここで、半導体ウェハ32は、第2シート60自体を接着材として貼着されても良いし、絶縁性接着材を介して第2シート60に貼着されても良い。シリコン等の半導体材料から成る半導体ウェハ32の厚みは、例えば50μm〜500μm程度である。
更に、半導体ウェハ32には、マトリックス状に多数個(例えば数百個)の半導体装置部34が形成されている。ここで、半導体装置部34とは、1つの半導体装置となる部位である。各半導体装置部34では、拡散工程によりトランジスタ等の回路素子が半導体ウェハ32に形成されている。更に、この素子と接続された電極13が半導体ウェハ32の上面に形成される。半導体ウェハ32の上面には、電極13の上面が露出された状態で、樹脂等の絶縁材料から成る絶縁層12が形成されている。また、絶縁層12の上面には、電極を再配置するための配線14が、各半導体装置部34の周辺部から中心部に向かって形成されている。パッド状に形成された配線14の裏面には、半田等から成る外部電極15が溶着されている。また、外部電極15が形成される箇所を除いて、絶縁層12の上面および配線14が被覆されるように被覆層16が形成されている。
図5を参照して、次に、半導体ウェハ32をダイシングして各半導体装置部34を分離する。図5(A)は本工程を示す斜視図であり、図5(B)は断面図である。
図5(A)および図5(B)を参照して、本工程では、半導体ウェハ32が貼着されたダイシングシート31は、ウェハリング33にて周囲から機械的に支持された状態となっている。この状態で、高速で回転する第1ブレード36をダイシングライン37に沿って移動させて、半導体ウェハ32を各半導体装置部34に分割する。半導体装置部34はマトリックス状に配置されているので、第1ブレード36を用いて一方向に多数回のダイシングを行った後に、ウェハリング33を90℃回転させて、再び多数回のダイシングを行う。
図5(B)を参照して、本工程では、少なくとも被覆層16、絶縁層12、半導体ウェハ32、第2シート60、犠牲層59、第1シート58が切断されるように、ダイシングを行う。実際は、この切断を確実に行うために、接着層35が切除され、更にダイシングシート31が部分的に切除されるようにダイシングが行われる。
本工程では、各半導体装置部34の半導体基板11の側面に樹脂から成る膜を形成するために、比較的厚い第1ブレード36を用いてダイシングを行い、各半導体装置部34同士の間に幅の広い第1分離溝24を形成する。
第1ブレード36の幅は例えば150μm〜200μm程度であり、第1ブレード36を用いた切削で形成される第1分離溝24の幅W1も同様に150μm〜200μm程度である。この第1分離溝24は、半導体装置部34同士の間に格子状に形成される。
半導体ウェハ32等の切除を依り確実に行うために、本工程のダイシングは、ダイシングシート31が部分的に切除される深さまで行う。例えば、ダイシングシート31の上層が100μm〜150μm程度部分的に切除されるまで、本工程のダイシングを行う。
更に、本工程では、半導体ウェハ32とダイシングシート31との間に第2シート60を設けることにより、本工程での半導体ウェハ32の破損が防止されている。具体的には、ダイシングシート31は、柔らかい樹脂材料から成る。従って、第1ブレード36による押圧力を上方から半導体ウェハ32に加えると、第1ブレード36が当接する部分の下方のダイシングシート31が沈み込んで、半導体ウェハ32に曲げ応力が作用し破損が生じる恐れがある。本形態では、ダイシングシート31よりも硬く機械的強度に優れる第2シート60を、半導体ウェハ32の下面に設けている。従って、第2シート60により上記した曲げ応力が低減されて、半導体ウェハ32の割れが防止されている。
本工程により、半導体ウェハ32から個別の半導体装置部34が得られる。個々の半導体装置部34は電気的にも分離しているので、プローブを外部電極15に当接させて個々の半導体装置部34の電気的特性等をテストすることができる。
更に本工程では、ダイシングにより形成される第1分離溝24の下端部の断面は、滑らかな曲面と成っている。このことにより、後述するように、第1分離溝24の内部に後に形成される側壁部21を傾斜面にすることができる。
図6を参照して、次に、少なくとも第1分離溝24が充填されるように、被覆樹脂26を形成する。被覆樹脂26は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂から成り、上方から少なくとも第1分離溝24に充填されるように供給される。その後に、被覆樹脂26を固化させるための加熱処理を行う。被覆樹脂26の供給は、コーティングまたはスプレーによって行う。
ここで、第1分離溝24の下端は、半導体ウェハ(半導体基板11)の下面よりも下方に位置している。従って、第1分離溝24に充填される被覆樹脂26の下端も半導体ウェハの下面よりも下方に位置する。ここで、第1分離溝24に充填された被覆樹脂26は、図1に示す側壁部21になる。従って、第1分離溝24に充填された被覆樹脂26の下端部分により、図1(B)に示す突出部22が形成される。
更に、被覆樹脂26を第1分離溝24のみに充填されて且つ半導体装置部34の上面に供給しないことにより、半導体基板11の側面のみが側壁部21により被覆された図1(B)に示す構造を得ることができる。
更に、この図に示すように、第1分離溝24に充填され且つ、各半導体装置部34の上面(被覆層16の上面)も被覆されるように被覆樹脂26を形成することで、図1(C)に示す構造を得ることができる。即ち、半導体基板11の側面および裏面を、被覆樹脂26から成る樹脂材料により被覆することができる。
本工程では、外部電極15は被覆樹脂26から外部に露出させる必要がある。従って、塗布された被覆樹脂26により外部電極15が被覆された場合は、エッチング等の除去処理を被覆樹脂26に対して行って、被覆樹脂26から外部電極15を露出させる。または、半田等の金属から成る外部電極15に対して濡れ性が悪い樹脂(例えばアクリル樹脂)を、被覆樹脂26の材料として採用して、外部電極15が被覆樹脂26に被覆されないようにする。
図7を参照して、次に、各半導体装置部34同士の間に位置する被覆樹脂26を部分的に除去して、側面が樹脂材料により保護された状態で各半導体装置部34を互いに分離する。図7(A)は本工程を示す斜視図であり、図7(B)は断面図である。
図7(A)を参照して、本工程では、第1分離溝24を形成した先工程と同様に、ウェハリング33により周囲から支持されたダイシングシート31に貼着された半導体ウェハ32に対してダイシングを行う。本工程でも、マトリックス状に配置された多数の半導体装置部34の間に、格子状に規定されたダイシングライン37に沿ってダイシングを行う。
図7(B)を参照して、本工程で用いる第2ブレード43の幅は、先工程で第1分離溝24を形成するために用いた第1ブレードよりも幅が狭い。具体的には、第1ブレードの幅が150μm〜200μmであったのに対し、本工程で用いる第2ブレード43の幅は40μm〜100μm程度である。
本工程では、第2ブレード43により、第1分離溝24に充填された被覆樹脂26の中央部を切除するようにダイシングが行われる。結果的に第2ブレード43と同等の幅の第2分離溝25が形成される。本工程で形成される第2分離溝25の幅W2は、第1分離溝24よりも狭く形成され、例えば40μm〜100μm程度である。
更に、本工程では、被覆樹脂26の切除を確実に行うために、ダイシングシート31が数十μm程度除去されるまで、第2ブレード43を用いたダイシングを行う。
本工程により、第1分離溝24に充填された被覆樹脂26は部分的に切除されて、除去されずに残存する被覆樹脂26により、各半導体装置部34の半導体基板11の側面が被覆される。半導体基板11の側面を被覆して残存する被覆樹脂26の厚みは、例えば50μm〜100μm程度である。部分的に残存する被覆樹脂26が、図1(A)に示す側壁部21となる。更に、側壁部21の下端は、第1シート58よりも下方に延在して、突出部22を構成している。
図8を参照して、次に、半導体装置部34をダイシングシート31から分離する。図8(A)は本工程を示す斜視図であり、図8(B)は断面図である。
図8(A)および図8(B)を参照して、本工程では、ダイシングシート31に紫外線40を照射した後に、各半導体装置部34をダイシングシート31から剥離する。本形態では、各半導体装置部34は、接着層35を介してダイシングシート31の上面に接着されている。そして、この接着層35は、紫外線が照射されると硬化して粘着力が低減する性質を有する。本工程では、ダイシングシート31の下方から紫外線40を照射して、接着層35を硬化して接着力を低減させ、半導体装置部34の剥離を容易にしている。ここでは、各半導体装置部34の第1シート58(蓋部30)が、接着層35の表面から剥離される。
ここで、側壁部21の下端は、蓋部30の下面よりも下方に突出して突出部22を構成している。上記したように、第1分離溝24の下端は曲面と成っているので、突出部22の内側の側面は、湾曲であり傾斜が付いた形状となっている。
ここで、接着層35が加熱により硬化して接着力が低減する性質を有する場合は、接着層35を加熱した後に、各半導体装置部34がダイシングシート31から分離される。
上記した半導体装置部34の分離が終了した後は、犠牲層59を除去することで、空洞の冷却領域27を構成する。具体的には、でんぷん等の洗浄により除去可能な材料から犠牲層59が成る場合は、蓋部30の開口部61から洗浄を行って犠牲層59を除去する。更に、加熱を行って液化した犠牲層59を開口部61から外部に取り去って、中空部である冷却領域27を得ることもできる。
図9を参照して、次に、冷媒を供給する機能を有する供給装置50を、突出部22に嵌合させる。第1の実施の形態で述べたように、供給装置50の筐体部54の平面的な大きさは、半導体基板11と同程度である。従って、筐体部54を突出部22に上方から押し込むと、筐体部54の下部の外周部と、突出部22の内部側面とは良好に嵌合する。即ち、両者の間には殆ど間隙が無い状態となり、冷媒が両者の間隙から外部に漏出してしまう恐れを低減できる。ここで、両者の間に接着材を塗布して密着強度を更に向上させても良い。
ここで、供給装置50に設けた供給口56および排出口57の位置は、蓋部30に設けた第2開口部29および第1開口部28に対応している。
上記した工程により、冷却機構を具備する半導体装置が製造される。
本発明の半導体装置を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は断面図であり、(C)は断面図である。 本発明の半導体装置を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は断面図である。 本発明の半導体装置を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)−(C)は断面図である。
符号の説明
10A〜10D 半導体装置
11 半導体基板
12 絶縁層
13 電極
14 配線
15 外部電極
16 被覆層
21 側壁部
22 突出部
24 第1分離溝
25 第2分離溝
26 被覆樹脂
27 冷却領域
28 第1開口部
29 第2開口部
30 蓋部
31 ダイシングシート
32 半導体ウェハ
33 ウェハリング
34 半導体装置部
35 接着層
36 第1ブレード
37 ダイシングライン
40 紫外線
43 第2ブレード
50 供給装置
51 保護膜
52 導入部
53 導出部
54 筐体部
55 冷媒
56 供給口
57 排出口
58 第1シート
59 犠牲層
60 第2シート
61 開口部

Claims (10)

  1. 回路素子と電気的に接続された電極が形成される第1主面と、前記第1主面に対向する第2主面とを有する半導体基板と、
    前記半導体基板の少なくとも側面を被覆する側壁部と、
    前記半導体基板の前記第2主面よりも厚み方向に突出する部分の前記側壁部から成る突出部と、
    前記半導体基板の前記第2主面および前記突出部により囲まれ、前記半導体基板を冷却させる冷媒が流通可能な冷却領域とを具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記突出部の内側に当接して前記冷却領域を塞ぎ、且つ前記冷媒が通過可能な開口部が形成された蓋部を具備することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記冷却領域に前記冷媒を供給する供給口と、前記冷却領域から前記冷媒を排出させる排出口とを備え、前記突出部に当接して前記冷却領域を塞ぐ供給装置を具備することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記供給装置は、前記突出部の内壁に当接することを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記冷却領域に面する前記半導体基板の前記第2主面は保護膜により被覆されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 複数の半導体装置部が形成され、前記半導体装置部の内部に形成された回路素子と電気的に接続された電極が配置された第1主面と、前記第1主面に対向する第2主面とを具備する半導体ウェハを用意する第1工程と、
    後に除去される犠牲層を介して、前記半導体ウェハの前記第2主面をダイシングシートに貼着する第2工程と、
    前記半導体ウェハが分割され且つ前記ダイシングシートが部分的に除去されるようにダイシングを行い、前記半導体装置部を互いに分離する第1分離溝を形成する第3工程と、
    少なくとも前記第1分離溝が充填されるように被覆樹脂を形成する第4工程と、
    前記被覆樹脂の内部に前記第1分離溝よりも狭い第2分離溝を形成することにより前記被覆樹脂を分割し、前記半導体装置部の半導体基板の側面を被覆し且つ前記半導体基板の前記第2主面よりも厚み方向に突出する突出部を構成する側壁部を残存させる第5工程と、
    前記半導体装置部の犠牲層を除去することにより、前記半導体基板の前記第2主面と前記突出部により囲まれる冷却領域を形成する第6工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 前記第2工程では、前記犠牲層と前記ダイシングシートとの間に、前記半導体装置毎に開口部が設けられた第1シートを介在させ、
    前記第6工程では、前記第1シートの前記開口部から前記犠牲層を除去することを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2工程では、前記犠牲層と前記半導体ウェハとの間に、前記半導体ウェハの前記第2主面を保護する第2シートを介在させることを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記半導体装置部を前記ダイシングシートから剥離した後に、
    前記冷却領域に前記冷媒を供給する供給口と、前記冷却領域から前記冷媒を排出させる排出口とを備える供給装置を、前記突出部に当接させて前記冷却領域を塞ぐ工程を具備することを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記供給装置を前記突出部の内壁に嵌合させることを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。
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