JP2007264027A - 学習システムおよびその履歴情報管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】履歴を適切に管理することのできるオンライン・オフライン併用型学習システムを提供する。
【解決手段】
データベース12は、学習者の学習の履歴を格納するためのユーザ履歴情報テーブルと、コースコンテンツの各ページの履歴を格納するか否か判定するための判定条件を定める履歴項目識別情報を含むページ情報を格納するページ情報テーブルとを記憶する。学習管理部は、オンライン型学習の要求を受けると、対象ページの履歴項目識別情報により定まる判定条件に基づいて履歴の格納の要否を判定し、格納を要すると判定されれば履歴情報を作成してユーザ履歴情報テーブルに格納する。また、学習管理部は、オフライン型学習の履歴更新要求を受けると、履歴の格納の要否を対象ページの履歴項目識別情報により定まる判定条件に基づいて判定し、格納を要すると判定されれば履歴情報をユーザ履歴情報テーブルに格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、オンラインおよびオフラインでの学習が可能な学習システムに関し、特に、そのような学習システムにおける履歴の管理に関する。
学習者が都合のよいときに学習を行うができるようにコンピュータを利用した学習システムの利用が進んでいる。このような学習システムには、サーバ上のコンテンツにオンラインでアクセスしながら学習を進めるオンライン型学習を行うものと、サーバからコンテンツデータを端末にダウンロードし、オフラインで学習を行うオフライン型学習を行うものとがある。オフライン型学習では、学習の結果の履歴は端末からサーバに事後的に通知され、サーバに記録される。
また、従来、上述したオンライン型学習とオフライン型学習を併用することのできる併用型学習システムがある(例えば、特許文献1参照)。これによれば、1つの学習コースコンテンツをオンライン型で学習したり、オフライン型で学習したりできる。そのため、学習者はオンライン環境のある場所でも、その環境の無い場所でも学習を行うことができ、利便性が高い。例えば、職場や自宅ではパーソナルコンピュータでオンライン型学習を行い、外出先では携帯端末でオフライン型学習を行うといった利用が可能である。
しかし、このような従来の併用型学習システムでは、オンライン型学習とオフライン型学習が併用され、それら双方による履歴が発生する。そして、それら双方を統合するようにして履歴を更新する必要があるため、履歴の管理が複雑になるという問題があった。例えば、オフライン型学習の結果をサーバに通知せずにオンライン型学習を行い、オンライン型学習の後に以前に行ったオフライン型学習の結果をサーバに通知してしまうと、新しいオンライン型学習の履歴がそれより古いオフライン型学習の履歴で上書きされて消滅してしまうといった問題があった。
従来、版数のあるようなデータを適切に管理するために、生成したデータを格納するか否か判定し、格納すると判定したときのみ、そのデータを古いデータに上書きして格納するという技術があった(例えば、特許文献2参照)。これにより、ソフトウェアの変更のように、版数のあるデータの変更の際に、新しいデータを古いデータで上書きしてしまうということが防止される。
特開2004−69728号公報 特開2000−194540号公報
併用型学習システムでは、1つのコンテンツが、教材、テスト、アンケートなどといった複数の種別のデータを含み、それぞれ毎に履歴管理が必要である。例えば、教材の全ページが閲覧済になり、テストが合格点に達し、アンケートの提出が完了したら、そのコンテンツの学習を済とすることが考えられる。
また、併用型学習システムでは、学習を行っても履歴の上書きが不要な場合と上書きが必要な場合がある。例えば、教材のページを1回閲覧したことでそのページの学習が済となり、その後に同じページを閲覧しても済であることに変わりが無いというコースコンテンツを想定すれば、コースコンテンツの教材のページは履歴の上書きが不要といえる。
また、併用型学習システムでは、所定条件を満たしたときに上書きが必要な履歴がある。例えば、テストのページであれば、採点結果が合格点に達したことを条件として、そのテストのページの学習を済とすることが考えられる。
また、併用型学習システムでは、無条件に上書きしてよい場合がある。例えば、アンケートのページについて、最新の入力内容を有効とすることが考えられる。その場合、入力されたアンケートは無条件で上書きしてよいと考えられる。
また、それらのようなコンテンツに含まれるデータの種別に対して、コンテンツの提供者がどのような履歴更新の方法を採用するかは絶対的に固定されるようなものでなく、提供者のポリシやコンテンツ内容によって異なる場合がある。例えば、上述したテストのページであっても、最後の採点結果を有効とするというポリシを採用すれば、無条件で上書きしてよいことになる。
特許文献2に開示されたような方法によれば、ソフトウェアのようなデータそのものの変更を適切に管理することはできる。しかし、上書き回数で変更履歴を管理し、その一致でデータを上書きするか否かを判定するという固定的な判定方法を用いているので、併用型学習システムのように、オンライン型学習とオフライン型学習が混在し、それらで学習を進めることにより様々な履歴情報が発生し、それを上書き格納するか否かに複雑な判定を要するようなシステムに適用するのは困難であった。
本発明の目的は、履歴を適切に管理することのできるオンライン・オフライン併用型学習システムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の学習システムは、
学習者が、複数のページを含む学習のコースコンテンツをオンライン型学習とオフライン型学習を併用して学習することのできる学習システムであって、
学習者の学習の履歴を格納するためのユーザ履歴情報テーブルと、前記コースコンテンツの各ページの履歴を格納するか否か判定するための判定条件を定める履歴項目識別情報を含むページ情報を格納するページ情報テーブルとを記憶するデータベースと、
オンライン型学習を行う対象ページを要求するページ要求を受けると、前記ページ情報テーブルに格納されている前記対象ページの履歴項目識別情報により定まる判定条件に基づいて、履歴の格納の要否を判定し、格納を要すると判定されれば履歴情報を作成して前記ユーザ履歴情報テーブルに格納し、オフライン型学習の結果である対象ページの履歴情報を前記データベースに反映させるための履歴更新要求を受けると、前記履歴更新要求に含まれている前記履歴情報の履歴の格納の要否を、前記ページ情報テーブルに格納されている前記対象ページの履歴項目識別情報により定まる判定条件に基づいて判定し、格納を要すると判定されれば前記履歴情報を前記ユーザ履歴情報テーブルに格納する学習管理部とを有している。
本発明によれば、データベースが、コースコンテンツの各ページの履歴を格納するか否か判定するための履歴項目識別情報をページ情報テーブルに記憶しており、学習管理部は、オンライン型学習の要求を受けたとき、あるいはオフライン型学習の履歴更新要求を受けたとき、対象ページの履歴項目識別情報に基づいて履歴の格納の要否を判定するので、ページの履歴項目が分かれており、それ毎に履歴の格納の要否が異なるような複雑な履歴管理を必要とする学習システムにおいて履歴を適切に管理することができる。
また、前記履歴更新要求が複数の履歴情報を含んでおり、
前記学習管理部は、前記履歴更新要求を受けると、該履歴更新要求から1つずつ履歴情報を取り出して前記ページ情報に基づいて格納の要否を判定することにしてもよい。
これによれば、オフライン型学習による複数の履歴を1つずつ格納の要否を判定するので、オフライン型学習で蓄積された複数の履歴をまとめて履歴管理に反映させるとき、履歴を適切に管理することができる。
また、前記学習管理部および前記データベースは学習管理サーバに備えられ、
オフライン型学習に用いる前記コースコンテンツのデータを保持しており、オフライン学習端末から要求されると、要求された前記コースコンテンツのデータを該オフライン学習端末に送るコンテンツ配信サーバを更に有することにしてもよい。
また、前記コンテンツ配信サーバは、オフライン学習の結果である履歴情報を前記データベースに反映させるための履歴更新要求をオフライン学習端末から受けると、該履歴更新要求を前記学習管理部に転送し、該履歴更新要求に基づく処理の結果を前記学習管理部から受けると、前記処理の結果を前記オフライン学習端末に転送することにしてもよい。
また、前記履歴情報には該履歴情報が発生した履歴時刻が関連付けられており、
前記学習判定部は、履歴格納の要否判定に時刻の情報が必要であれば、前記履歴情報に関連付けられた履歴時刻を参照して要否判定を行うことにしてもよい。
本発明によれば、データベースが、コースコンテンツの各ページの履歴を格納するか否か判定するための履歴項目識別情報をページ情報テーブルとして記憶しており、学習管理部は、オンライン型学習の要求を受けたとき、あるいはオフライン型学習の履歴更新要求を受けたとき、対象ページの履歴項目識別情報に基づいて履歴の格納の要否を判定するので、履歴項目が分かれており、それ毎に履歴の格納の要否が異なるような複雑な履歴管理を必要とする学習システムにおいて履歴を適切に管理することができる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態による学習システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、第1の実施形態による学習システムは、学習管理サーバ1、オンライン学習端末2、およびオフライン学習端末3を有している。これら学習管理サーバ1、オンライン学習端末2、およびオフライン学習端末3はインターネット4を介して相互に接続される。学習のコースコンテンツは、複数のページと目次で構成されており、複数のページを含むコンテンツファイルと目次ファイルに収容されている。それら複数のページには、教材、テスト、およびアンケートのページがある。
オンライン学習端末2は、インターネット4に接続することができるパーソナルコンピュータ等のコンピュータであり、オンラインコンテンツ表示部21を有している。オンラインコンテンツ表示部21は、例えばWebブラウザを実行し、学習コンテンツなどのオンラインコンテンツを表示することができる。
オフライン学習端末3は、パケット通信などの通信機能でインターネット4に接続することができる。例えば、オフライン学習端末3はインターネット4に接続する機能を有する携帯電話機である。そして、オフライン学習端末3は、オフラインコンテンツ表示部31およびストレージ32を有している。ストレージ32は、オフラインコンテンツ表示部31が利用することのできる記憶領域である。
図2は、第1の実施形態による学習管理サーバ1の構成を示すブロック図である。図2を参照すると、学習管理サーバ1は、学習管理部11、データベース12、およびコースコンテンツ13を有している。
学習管理部11は、オンライン学習要求処理部111、コースコンテンツ開始部112、オンラインコンテンツデータ配信部113、オフライン学習要求処理部114、オフラインコンテンツデータ配信部115、オフライン学習履歴処理部116、および履歴情報格納判定部117を有している。
データベース12は、ユーザ情報テーブル121、ユーザ履歴情報テーブル122、コースコンテンツ情報テーブル123、およびコースコンテンツページ情報テーブル124を含む。
ユーザ情報テーブル121は、学習者毎に、ユーザIDおよびパスワード等のユーザ属性情報を管理している。
ユーザ履歴情報テーブル122は、学習者およびコースコンテンツ毎に履歴時刻おおび履歴情報を管理する。履歴情報は、学習者がコースコンテンツを利用した履歴を示す情報である。例えば、複数のページからなるコースコンテンツのどのページの学習が完了したかを示す情報などがある。履歴時刻は、その履歴情報の発生した時刻である。
コースコンテンツ情報テーブル123は、コースコンテンツ毎に、コンテンツファイルが格納されている位置を示すファイル格納URLと、そのコンテンツの目次を提供する目次ファイルのファイル名を含むコースコンテンツ情報を管理する。
コースコンテンツページ情報テーブル124は、コースコンテンツおよびページ毎に、履歴種別、履歴項目ID、および履歴格納条件を管理する。履歴種別とは、そのページについて履歴を格納する必要があるか否か、そのページが教材、テスト、アンケートのどれに該当するかというページの種別を示す情報である。履歴項目IDとは、履歴項目を識別するための情報である。履歴項目は、1回でも閲覧をすれば済としてよいページか、1回でも入力をすれば済としてよいページか、判定の結果として所定条件を満足すれば済としてよいページかなど、そのページの性質を示す情報である。履歴格納条件とは、そのページの履歴を格納するか否かを判定するための条件情報である。
例えば、履歴種別が“教材”であり、履歴項目が“1回でも閲覧をすれば済としてよい”であるという組み合わせが考えられる。また、履歴種別が“アンケート”であり、履歴項目が“1回でも入力をすれば済としてよい”であるという組み合わせも考えられる。その場合、最新の入力内容だけを有効とすることが考えられる。また、履歴種別が“テスト”であり、履歴項目が“判定の結果として所定条件を満足すれば済としてよい”であるという組み合わせも考えられる。その場合、最高得点だけを有効とすることにしてもよく、また最後の得点だけを有効とすることにしてもよい。最高得点だけを有効とする場合、履歴時刻の前後に関係なく最高得点か否かが判断される。最後の得点だけを有効とする場合、履歴時刻が最後の履歴情報を有効にする。
コースコンテンツ13は、上述したように複数のページと目次を有し、それらのデータがコンテンツファイルと目次ファイルとして学習管理サーバ1に格納されている。
図3は、第1の実施形態によるオンライン学習端末2の構成を示すブロック図である。上述したようにオンライン学習端末2はオンラインコンテンツ表示部21を有している。図3を参照すると、オンラインコンテンツ表示部21は、コンテンツデータ実行部211とサーバ通信部212を有している。
図4は、第1の実施形態によるオフライン学習端末3の構成を示すブロック図である。上述したようにオフライン学習端末3はオフラインコンテンツ表示部31およびストレージ32を有している。図4を参照すると、オフラインコンテンツ表示部31は、コンテンツデータ実行部311、サーバ通信部312、コンテンツデータダウンロード部313、およびストレージアクセス部314を有している。
ストレージ32は、ユーザ情報321、コースコンテンツ322、および履歴情報323を格納する。
ユーザ情報321は、上述した学習者のユーザIDおよびパスワードを含むユーザ属性情報である。
コースコンテンツ322は、オンラインコンテンツ表示部21が解釈して実行することのできる仕様で記述されたメディアデータ(イメージ/音声/動画)のファイルである。
履歴情報323は、学習者がコースコンテンツを利用した履歴を示す情報であり、コースコンテンツIDと、そのコースコンテンツについての履歴情報の各々を識別する履歴項目IDと、履歴項目IDの履歴情報が発生した時刻を示す履歴時刻と、その履歴情報とをセットにして格納する。
図2に示した学習管理サーバ1において、オンライン学習要求処理部111は、オンライン学習端末2のオンラインコンテンツ表示部21から処理要求を受けると、その処理要求がコースコンテンツの開始を要求するもの(コースコンテンツ開始要求)か、コースコンテンツのページのデータを要求するもの(コースコンテンツページ要求)かを判定する。
コースコンテンツ開始要求であれば、オンライン学習要求処理部111は、それをコースコンテンツ開始部112に送る。一方、コースコンテンツページ要求であれば、オンライン学習要求処理部111は、それをオンラインコンテンツデータ配信部113に送る。なお、それ以外の本発明と直接に関係しない要求であった場合、オンライン学習要求処理部111は、その要求の内容に基づいて不図示の各部に振り分ける。
また、オンライン学習要求処理部111は、学習者のユーザID、学習者が利用しているコースコンテンツを示すコースコンテンツID等の各学習者に関する情報をセッション情報として保持する。セッション情報を管理する方法については任意であり、例えば、一般的なアプリケーションサーバの提供する機能を利用してもよく、また独自のソフトウェアを実装してもよい。
コースコンテンツ開始部112は、オンライン学習要求処理部111からコースコンテンツ開始要求を受けると、その要求に含まれているコースコンテンツIDでコースコンテンツ情報テーブル123を検索して目次のファイル名を取得する。そして、
コースコンテンツ開始部112は、その目次ファイルを読み込んでそのデータをオンライン学習端末2のオンラインコンテンツ表示部21に送る。
オンラインコンテンツデータ配信部113は、オンライン学習要求処理部111からコースコンテンツページ要求を受けると、コースコンテンツIDと要求されたページ名をキーとしてコースコンテンツ情報テーブル123を検索し、そのページの履歴項目IDと履歴種別を取得する。
そして、オンラインコンテンツデータ配信部113は、その履歴種別に対応する前処理を行って履歴情報を生成し、履歴項目IDと履歴時刻および履歴情報をセットにして履歴情報格納判定部117に送る。ここで前処理は履歴情報を生成する処理である。履歴種別が教材であれば、前処理は、例えば、そのページが閲覧済である旨の履歴情報を生成する処理である。また、履歴種別がテストであれば、前処理は、例えば、テストの採点結果や合否判定の結果を履歴情報とする処理である。
さらに、オンラインコンテンツデータ配信部113は、履歴情報格納判定部117による処理が終わると、要求されたページのデータをコースコンテンツ13から読み込んでオンライン学習端末2のオンラインコンテンツ表示部21に送る。
オフライン学習要求処理部114は、オフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31から処理要求を受けると、その処理要求がコースコンテンツのダウンロードを要求するもの(コースコンテンツダウンロード要求)か、コースコンテンツの履歴の更新を要求するもの(履歴更新要求)かを判定する。
コースコンテンツダウンロード要求であれば、オフライン学習要求処理部114は、それをオフラインコンテンツデータ配信部115に送る。一方、履歴更新要求であれば、オフライン学習要求処理部114は、それをオフライン学習履歴処理部116に送る。なお、それ以外の本発明と直接に関係しない要求であった場合、オフライン学習要求処理部114は、その要求の内容に基づいて不図示の各部に振り分ける。
オフラインコンテンツデータ配信部115は、オフライン学習要求処理部114から受けたコースコンテンツダウンロード要求に含まれているコースコンテンツIDをキーとしてコースコンテンツ情報テーブル123を検索し、要求されたコンテンツのファイル格納URLを取得する。そして、オフラインコンテンツデータ配信部115は、そのファイル格納URLを用いてコースコンテンツ13からデータを取得し、履歴情報初期化データを付加してオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31に送る。
オフライン学習履歴処理部116は、オフライン学習要求処理部114から受けた履歴更新要求の中から、履歴項目IDとデータ(履歴時刻および履歴情報)とを1セットずつ順次取り出して履歴情報格納判定部117に送る。
履歴項目ID毎の1セットずつの処理を進めて最終的に全ての履歴項目IDの処理が終了すると、オフライン学習履歴処理手段116は、履歴を更新した結果をオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31に返す。
履歴情報格納判定部117は、オンラインコンテンツデータ配信部113あるいはオフライン学習履歴処理部116から履歴項目IDと履歴時刻および履歴情報のセットを受けると、その履歴項目IDをキーとしてコースコンテンツページ情報テーブル124を検索し、履歴種別および履歴格納判定条件を取得する。そして、履歴情報格納判定部117は、取得した履歴種別および履歴格納判定条件に基づき、履歴情報の格納の要否を判定する。その条件の判定に履歴の内容が必要であれば履歴情報が参照される。また、その条件の判定に履歴の発生時刻が必要であれば履歴時刻が参照される。格納要と判定されれば、履歴情報格納判定部117は、履歴情報をユーザ履歴情報テーブル122に格納する。
図3に示したオンライン学習端末2において、コンテンツデータ実行部211は、学習者によるキーの押下などで発生した操作イベントに従って学習管理サーバ1の学習管理部11へ処理要求を送信し、その結果として学習管理サーバ1から受信したデータの記述に基づいてコンテンツのページ画面を表示する。コンテンツデータ実行部211は、画面表示中に操作イベントを受けると、表示中の画面の記述データに従って表示を変更したり、学習管理サーバ1へ処理を要求したりする。
サーバ通信部212は、コンテンツデータ実行部211からの処理要求をインターネット4経由で学習管理サーバ1の学習管理部11に送信し、その結果として学習管理サーバ1から受信したデータをコンテンツデータ実行部211に送る。
図4に示したオフライン学習端末3において、コンテンツデータ実行部311は、ストレージ32に格納されているコースコンテンツ322のデータの記述に基づいて画面を表示する。
また、コンテンツデータ実行部311は、学習者によるキーの押下などで発生した操作イベントを受けると、表示中の画面の記述データに従って表示を変更したり、他の各部に対して処理を要求したりする。
サーバ通信部312は、コンテンツデータ実行部311またはコンテンツデータダウンロード部313など他の各部からの処理要求に基づいて学習管理サーバ1の学習管理部11に処理要求を送信し、その結果として学習管理サーバ1から受信した処理結果またはデータを要求元の各部に送る。
コンテンツダウンロード部313は、学習管理サーバ1の学習管理部11に対してコンテンツのダウンロード処理を要求し、その結果として学習管理サーバ1から受信したコースコンテンツ322のデータをストレージ32に格納する。
ストレージアクセス部314は、コンテンツデータ実行部311またはコンテンツデータダウンロード部313など他の各部からの処理要求に基づいて、ストレージ32に格納されている各データの読み込みまたは更新を行う。
以下、第1の実施形態による学習システムの動作について説明する。
まず、学習を開始する前の準備段階について説明する。
学習管理サーバ1は、コンテンツを利用して学習することを許可する学習者のユーザIDおよびパスワードを含むユーザ属性情報をユーザ情報テーブル121に予め登録しておく。
また、学習管理サーバ1は、コースコンテンツの教材やテストなど学習に必要なデータをコースコンテンツ13として格納し、さらに、そのコースコンテンツのコースコンテンツIDと対応するファイル格納URLおよび目次ファイル名を含むコースコンテンツ情報をコースコンテンツ情報テーブル123に登録しておく。
また、学習管理サーバ1は、登録したコースコンテンツのコースコンテンツIDと、そのコースコンテンツに含まれる各ページのページ名をコースコンテンツページ情報テーブル124に登録しておく。さらに、学習管理サーバ1は、各ページを履歴格納の対象とする場合、履歴種別、履歴項目ID、更新モード、比較条件、および比較データをコースコンテンツページ情報テーブル124にページ毎に設定する。
更新モードは、そのページの履歴の更新方法を規定する情報であり、例として“上書きなし”、“最新上書き”、“データ比較”などである。ここで“上書きなし”は、履歴の上書きをしないことを意味する。“最新上書き”は、最新の履歴で古いデータを上書きすることを意味する。“データ比較”は、履歴情報と所定の比較データを比較し、所定の比較条件を満たしていた場合に、履歴の上書きをすることを意味する。
また、学習管理サーバ1は、学習者およびコースコンテンツ毎に履歴時刻および履歴情報を管理するためのユーザ履歴情報テーブル122として、ユーザIDとコースコンテンツIDとコースコンテンツに含まれる全ての履歴項目IDとをキーとして履歴時刻および履歴情報を検索できるようなテーブルを作成し、履歴時刻および履歴情報が登録されていない初期の状態で格納する。
例えばコンピュータで構成されたオンライン学習端末2にはオンラインコンテンツ表示部21の機能を実現するオンラインコンテンツ表示ソフトウェアを予めインストールしておく。一般的には、オンラインコンテンツ表示ソフトウェアとしてWebブラウザが用いられる。ただし、オンラインコンテンツ表示ソフトウェアを専用のアプリケーションとしてもよい。また、オンライン学習端末2の利用者には学習管理サーバ1の学習管理ソフトウェア11にアクセスするためのURLを予め通知しておく。
例えば携帯電話機で構成されたオフライン学習端末3にはオフラインコンテンツ表示部31の機能を実現するオフラインコンテンツ表示ソフトウェアを予めインストールしておく。オフラインコンテンツ表示ソフトウェアは、例えばインターネット4経由で学習管理サーバ1からダウンロードするものとしてもよい。また、他の例として、オフラインコンテンツ表示ソフトウェアを記録媒体に格納しておき、その記録媒体をオフライン学習端末3に装着してインストールをすることとしてもよい。
さらに、図4に示されていない、ログインの初期表示画面や、コースコンテンツをダウンロードするのに必要な画面データについても同様にしてストレージ32にインストールしておく。
また、オフラインコンテンツ表示部31の動作による初期起動時には、ログイン画面を表示し、学習者により入力されたデータを用いて既知の方法でユーザ認証を行い、そのユーザ認証で入力されたユーザIDおよびパスワードをユーザ情報321としてストレージ32に保持しておく。
以上のように事前準備が完了すると、学習システムを用いてオンライン型学習およびオフライン型学習が可能となる。
図5は、第1の実施形態による学習システムにおけるオンライン型学習時の動作を示すフローチャートである。
学習者がオンライン学習端末2のオンラインコンテンツ表示部21を起動して学習管理サーバ1にアクセスするためのURLを入力する(ステップA1)。そして、オンライン学習端末2のオンラインコンテンツ表示部21と学習管理サーバ1の学習管理部11は、学習管理システムでは既知かつ必須の機能である学習者のユーザ認証の処理を行う。さらに、オンライン学習端末2のオンラインコンテンツ表示部21と学習管理サーバ1の学習管理部11は、その学習者が受講することのできるコースコンテンツ一覧表示に必要な処理を行う。
そのとき、学習管理部11はユーザ認証に使用したユーザIDをセッション情報として保持する。オンラインコンテンツ表示部21はコースコンテンツ一覧表示の画面を表示する。
次に、学習者がコースコンテンツ一覧表示から受講するコースコンテンツを選択すると、コンテンツデータ実行部211は、選択されたコースコンテンツのコンテンツIDを設定してコースコンテンツ開始要求を、サーバ通信部212を介して学習管理サーバ2の学習管理部21へ送信する(ステップA2)。
次に、学習管理部11のオンライン学習要求処理部111は、受信したコースコンテンツ開始要求をコースコンテンツ開始部112に送る。コースコンテンツ開始部112は、そのコースコンテンツ開始要求に含まれているコースコンテンツIDを取得する(ステップA3)。
さらに、オンライン学習要求処理部111は、そのIDをキーとしてコースコンテンツ情報テーブル123を検索し、ファイル格納URLと目次画面ファイル名を取得する。そして、コースコンテンツ開始部112は、取得したファイル格納URLと目次画面ファイル名を用いて目次画面のデータのファイルを読み込み、そのデータをオンライン学習要求処理部111に送る(ステップA4)。
続いて、オンライン学習要求処理部111は、コースコンテンツIDとファイル格納URLをセッション情報として保持し、コースコンテンツ開始要求の処理結果として目次画面のデータを、オンライン学習端末2のオンラインコンテンツ表示部21に送る(ステップA5)。
オンライン学習端末2のオンラインコンテンツ表示部21では、コンテンツデータ実行部211が、学習管理サーバ1からサーバ通信部212を介してコースコンテンツ開始要求の処理結果のデータを受信し、そのデータに基づいてコースコンテンツの目次画面を表示する(ステップA6)。
図6は、第1の実施形態による学習システムにおけるオンライン型学習による履歴情報を格納するときの動作を示すフローチャートである。
学習者がオンライン学習端末2に表示されたコースコンテンツの目次画面を見て、目次の中から1つの項目を選択すると、ページ変更の操作イベントが発生する(ステップB1)。その操作イベントを受けたコンテンツデータ実行部211は、サーバ通信部212を介して、選択された項目に対応するページ名を付加したコースコンテンツページ要求を学習管理サーバ1の学習管理部11に送信する(ステップB2)。
コースコンテンツページ要求を受信した学習管理端末1のオンライン学習要求処理部111は、予め保持しておいたセッション情報からユーザIDとコースコンテンツIDを取り出し、受信したコースコンテンツページ要求と共にオンラインコンテンツデータ配信部113に送る。
オンラインコンテンツデータ配信部113は、受信したコースコンテンツIDとコースコンテンツページ要求内のページ名とをキーとしてコースコンテンツページ情報テーブル124を検索する(ステップB3)。
そして、オンラインコンテンツデータ配信部113は、検索の結果が“格納不要”を示すものか否か判定する(ステップB4)。“格納不要”であれば、学習管理サーバ1は、ステップB11の処理に移行する。そうでなければ、オンラインコンテンツデータ配信部113は、検索結果の履歴種別に対応する前処理を行って履歴情報を生成する。例えば、履歴種別が“教材”であれば、履歴情報に“閲覧済”の旨を設定する。また、履歴種別が“テスト”であれば、テストの採点および合否判定を行い、履歴情報に点数および合否結果を設定する。さらに、オンラインコンテンツデータ配信部113は、履歴時刻として現在の時刻を設定し、ユーザID、コースコンテンツID、履歴項目ID、履歴時刻、および履歴情報を履歴情報格納判定部117に送る(ステップB5)。
各種の情報を受けた履歴情報格納判定部117は、ユーザID、コースコンテンツID、および履歴項目IDをキーとしてユーザ履歴情報テーブル122を検索する。そして、それらのキーと一致するレコードが存在しているか否か判定する(ステップB6)。
一致するレコードが存在していない場合、履歴情報格納判定部117は、ユーザ履歴情報テーブル122に、ユーザID、コースコンテンツID、履歴項目IDをキーとしてそれらに対応するように履歴時刻および履歴情報を追加格納する(ステップB7)。
一方、一致するレコードが存在している場合、履歴情報格納判定部117は、コースコンテンツページ情報テーブル124を検索して更新モードを取得し、得られた更新モードに応じた処理を行う(ステップB8)。本実施形態の例では、更新モードには“上書きなし”、“最新上書き”、“データ比較”があるとする。
更新モードが“上書きなし”であれば、履歴を格納する必要が無いので、学習管理サーバ1はステップB11の処理に移行する。更新モードが“最新上書き”であれば、履歴情報格納判定部117は、ユーザ履歴情報テーブル122から検索の結果として得られたレコードの履歴時刻と履歴情報に、呼び元であるオンラインコンテンツデータ配信部113から受けたデータを上書きすることでユーザ履歴情報テーブル122を更新する(ステップB9)。
更新モードが“データ比較”であれば、履歴情報格納判定部117は、オンラインコンテンツデータ配信部113から受けた履歴情報と、検索結果レコード内の履歴情報のうち比較対象データ名と一致するものとを比較し、比較条件を満たすか否か判定する。そして、比較条件を満たす場合のみ、履歴情報格納判定部117は、ユーザ履歴情報テーブル122の検索結果レコード内の履歴時刻と履歴情報を上書き更新する(ステップB10)。
そして、処理を終了した履歴情報格納判定部117は、履歴更新の結果をオンラインコンテンツデータ配信部113に返す。
履歴更新の結果を受けたオンラインコンテンツデータ配信部113は、セッション情報のファイル格納URLとコースコンテンツページ要求に含まれているページ名とを取得し、そのファイルを読み込んで画面のデータをオンライン学習要求処理部111に送る。
オンライン学習要求処理部111は、受信した画面のデータをオンラインコンテンツ表示部21に送る(ステップB11)。
次に、オンラインコンテンツ表示部21のコンテンツデータ実行部211は、サーバ通信部212を介してコースコンテンツページ要求の処理結果を受信すると、その処理結果のデータに従ってコースコンテンツの画面を表示する(ステップB12)。
学習者がオンラインコンテンツ表示部21の画面を操作してページ変更を要求すると、その操作イベントが発生し(ステップB13)、オンライン学習端末2はステップB2の処理に戻る(ステップB13)。
図7は、第1の実施形態による学習システムにおいて、オフライン型学習時にコースコンテンツをダウンロードする動作を示すフローチャートである。
まず、学習者がオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31のソフトウェアを起動してコースコンテンツをダウンロードする画面を表示する(ステップC1)。
そして、学習者がコースコンテンツのダウンロードと関連付けられている画面部品をクリック操作すると操作イベントが発生する(ステップC2)。その操作イベントを受けたコンテンツデータ実行部311は、コンテンツデータダウンロード部313に対して処理要求を送る。
コンテンツデータダウンロード部313は、予め格納されているユーザ情報311からユーザIDとパスワードを取得する。続いて、コンテンツデータダウンロード部313は、そのユーザIDおよびパスワードと学習者の指定したコースコンテンツIDとを含むコースコンテンツダウンロード要求を、サーバ通信部312を介して学習管理サーバ1の学習管理部11へ送信する(ステップC3)。
コースコンテンツダウンロード要求を受けた学習管理部11のオフライン学習要求処理部114は、そのコースコンテンツダウンロード要求内のユーザIDとパスワードを取得し、それら用いてユーザ認証を行う(ステップC4)。ユーザ認証が成功したことを条件に、オフライン学習要求処理部114は、コースコンテンツダウンロード要求をオフラインコンテンツデータ配信部115に送る。
オフラインコンテンツデータ配信部115は、受信したコースコンテンツダウンロード要求に含まれているコースコンテンツIDをキーとしてコースコンテンツ情報テーブル123を検索してファイル格納URLを取得する(ステップC5)。
続いて、オフラインコンテンツデータ配信部115は、そのファイル格納URLからコースコンテンツ13のデータを読み込み、オフラインコンテンツ表示部31による実行が可能な履歴情報初期化データを付加し、オフライン学習要求処理部114に送る(ステップC6)。
オフライン学習要求処理部114は、オフラインコンテンツデータ配信部115からのコースコンテンツのデータをオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31に送る(ステップC7)。
オフライン学習端末3では、オフラインコンテンツ表示部31のコンテンツデータダウンロード部313が、オフライン学習要求処理部114からのコースコンテンツのデータを、サーバ通信部312を介して受信する。続いて、コンテンツデータダウンロード部313は、受信したコースコンテンツのデータをコースコンテンツ322として、ストレージアクセス部314を介してストレージ32に格納し、その処理の結果をコンテンツデータ実行部311に返す。
そして、コンテンツデータ実行部311は、コースコンテンツ322に含まれている履歴情報初期化データを用いて初期の状態の履歴情報323を生成し、ストレージアクセス部314を介してストレージ32に格納する(ステップC8)。この初期状態の履歴情報にはデータが無いので、ストレージ32内の履歴情報323は、履歴項目IDに対応する履歴時刻と履歴情報が共にデータの無い状態となる。
図8は、第1の実施形態による学習システムにおけるオフライン型学習による履歴情報を格納するときの動作を示すフローチャートである。
学習者がオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31のソフトウェアを起動し、コースコンテンツ322を実行して学習を行うと、コンテンツデータ実行部311は、コースコンテンツ322の記述内容に従って、ページを表示するとともに、ストレージアクセス部314を介して履歴情報322内の履歴項目IDに対応する履歴時刻と履歴情報を蓄積する。学習者は任意のタイミングでかつ任意のページから学習を開始することができ、また任意のタイミングで学習を終了することができる。オフライン型学習の履歴情報を格納することは、オフライン学習端末3に蓄積された履歴情報を履歴項目ID毎に学習管理サーバ1に反映させることである。
図8を参照すると、オフライン型学習の履歴を格納する動作において、まずオフラインコンテンツ表示部31が履歴更新機能の画面を表示する(ステップD1)。
学習者がオフライン学習端末3に対して履歴更新の操作をすると、それにより操作イベントが発生するので、その操作イベントを受けたコンテンツデータ実行部311は、ストレージ32内のユーザ情報311からユーザIDとパスワードを取得し、そのユーザIDおよびパスワードと履歴情報323とを含む履歴更新要求を生成し、サーバ通信部312を介して学習管理サーバ1に送る(ステップD2)。この履歴更新要求には、オフライン学習端末3で行われた学習に関する複数の履歴項目IDとそれに対応する履歴時刻および履歴情報が含まれている。
履歴更新要求を受けた学習管理サーバの学習管理部11では、オフライン学習要求処理部114が、その履歴更新要求に含まれているユーザIDとパスワードを用いてユーザ認証を行う。そして、ユーザ認証が成功したことを条件として、オフライン学習要求処理部114は、その履歴更新要求をオフライン学習履歴処理部116に送る。履歴更新要求を受けたオフライン学習履歴処理部116は、その履歴更新要求に含まれているユーザIDとコースコンテンツIDを取得する。
さらに、オフライン学習要求処理部114は、履歴更新要求の先頭から順番に履歴項目IDと履歴時刻と履歴情報をセットで取り出す。続いて、オフライン学習要求処理部114は、ユーザID、コースコンテンツID、履歴項目ID、履歴時刻、および履歴情報を履歴情報格納判定部117に送る(ステップD3)。
各種の情報を受けた履歴情報格納判定部117は、ユーザID、コースコンテンツID、および履歴項目IDをキーとしてユーザ履歴情報テーブル122を検索する。そして、それらのキーと一致するレコードが存在しているか否か判定する(ステップD4)。
一致するレコードが存在していない場合、履歴情報格納判定部117は、ユーザ履歴情報テーブル122に、ユーザID、コースコンテンツID、履歴項目IDをキーとしてそれらに対応するように履歴時刻および履歴情報を追加格納する(ステップD5)。
一方、一致するレコードが存在している場合、履歴情報格納判定部117は、コースコンテンツページ情報テーブル124を検索して更新モードを取得し、得られた更新モードに応じた処理を行う(ステップD6)。本実施形態の例では、更新モードには“上書きなし”、“最新上書き”、“データ比較”があるとする。
更新モードが“上書きなし”であれば、履歴を格納する必要が無いので、学習管理サーバ1はステップD9の処理に移行する。更新モードが“最新上書き”であれば、履歴情報格納判定部117は、ユーザ履歴情報テーブル122から検索の結果として得られたレコードの履歴時刻と履歴情報に、呼び元であるオンラインコンテンツデータ配信部113から受けたデータを上書きすることでユーザ履歴情報テーブル122を更新する(ステップD7)。
更新モードが“データ比較”であれば、履歴情報格納判定部117は、オンラインコンテンツデータ配信部113から受けた履歴情報と、検索結果レコード内の履歴情報のうち比較対象データ名と一致するものとを比較し、比較条件を満たすか否か判定する。そして、比較条件を満たす場合のみ、履歴情報格納判定部117は、ユーザ履歴情報テーブル122の検索結果レコード内の履歴時刻と履歴情報を上書き更新する(ステップD8)。
次に、オフライン学習履歴処理部116は、履歴更新要求に未だ処理していない履歴項目IDが存在するか否か、すなわち処理した履歴項目IDが最後のものか否か判定する(ステップD9)。処理したのが最後の履歴項目IDでなければ、オフライン学習履歴処理部116は、ステップD3に戻って次の履歴項目IDを処理する。
最後の履歴項目IDであれば、オフライン学習履歴処理部116は、履歴更新の結果をオフライン学習要求処理部114に返す。履歴更新の結果を受けたオフライン学習要求処理部114は、その履歴更新結果をオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31に返す(ステップD10)。
次に、履歴更新の結果を受けたオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31において、コンテンツデータ実行部311がその履歴更新の結果を表示する(ステップD11)。
以上説明したように、本実施形態によれば、学習管理サーバ1は、データベース12にコースコンテンツの各ページの履歴を格納するか否か判定するための履歴項目IDをページ情報テーブルに記憶しており、学習管理部11が、オンライン型学習の要求を受けたとき、あるいはオフライン型学習の履歴更新要求を受けたとき、対象ページの履歴項目IDに基づいて履歴の格納の要否を判定する。それゆえ、ページの履歴項目が分かれており、それ毎に履歴の格納の要否が異なるような複雑な履歴管理を必要とする学習システムにおいて履歴を管理者の意図する通り適切に管理することができる。例えば、コースコンテンツの中で教材は最初の閲覧時の履歴、テストは最高点数の履歴、アンケートは最新の回答内容というように学習履歴を適切に管理することができる。
また、本実施形態によれば、学習管理サーバ1は、オフライン型学習による複数の履歴を1つずつ格納の要否を判定するので、オフライン型学習で蓄積された複数の履歴をまとめて履歴管理に反映させるときにも、履歴を適切に更新することができる。
なお、本実施形態では、オフライン学習端末3として携帯電話機を使用する例をしめしたが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、PDA等の携帯可能で、かつインターネット3に接続する通信機能を備えた情報処理装置をオフライン学習端末3として用いても良い。
また、本実施形態では、オフライン学習端末3におけるコースコンテンツをダウンロードする機能を持った画面は、オフラインコンテンツ表示ソフトウェアのインストールと同様にストレージ32にインストールとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、コースコンテンツダウンロード画面を表示する毎に、学習管理サーバ1の学習管理部11のソフトウェアからオフライン学習端末3に画面データをダウンロードすることとしてもよい。
また、本実施形態では、オフライン学習端末3にダウンロードするコースコンテンツ321が1つである例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。オフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31が使用することのできるストレージ32に十分な容量があれば、複数のコースコンテンツ321をダウンロードして学習することも可能である。その場合、学習システムでは、それぞれのコースコンテンツ321の各々について個別に、学習者が学習し、オフライン学習端末3が履歴情報を記録し、オフライン学習端末3から学習管理サーバ1にその履歴情報を送信することができる。学習管理サーバ1の学習管理部11では、各コースコンテンツの履歴項目毎に履歴格納判定条件を設定し、その判定条件を用いた判定と履歴の格納を行うことができる。
また、本実施形態では、学習管理サーバ1のコースコンテンツ13にファイルシステムを用い、コースコンテンツのデータをファイルで管理する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、データベース12を利用してコースコンテンツを管理する構成を採用してもよい。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態による学習システムの構成を示すブロック図である。図9を参照すると、第2の実施形態による学習システムは、学習管理サーバ1、オンライン学習端末2、およびオフライン学習端末3、およびコンテンツ配信サーバ5を有している。コンテンツ配信サーバ5はインターネット4に接続されている。学習管理サーバ1およびオンライン学習端末2は、ファイヤーウォール6を介してインターネット4に接続されているイントラネット7に接続されている。オフライン学習端末3はインターネット4に接続することができる。
学習のコースコンテンツは、第1の実施形態と同様に、複数のページと目次で構成されており、複数のページを含むコンテンツファイルと目次ファイルに収容されている。それら複数のページには、教材、テスト、およびアンケートのページがある。
学習管理サーバ1は、第1の実施形態のものと同じ構成である。第1の実施形態ではオフライン学習端末3から学習管理サーバ1に送られていた処理要求はコンテンツ配信サーバ5から送られる点が異なる。
オンライン学習端末2およびオフライン学習端末3は、第1の実施形態のものと同じ構成である。
コンテンツ配信サーバ5は、コンテンツ配信部51、データベース52、およびコースコンテンツ53を有している。
図10は、第2の実施形態によるコンテンツ配信サーバ5の構成を示すブロック図である。図10を参照すると、コンテンツ配信サーバ5のコンテンツ配信部51は、オフライン学習要求処理部511、オフラインコンテンツデータ配信部512、およびオフライン学習履歴転送部513を有している。
また、データベース52は、ユーザ情報テーブル521およびコースコンテンツ情報テーブル522を格納している。ユーザ情報テーブル521は、学習者毎のユーザIDおよびパスワード等のユーザ属性情報を管理する。コースコンテンツ情報テーブル522は、コースコンテンツ毎に、ファイル格納URLと、そのコンテンツの目次ファイル名を含むコースコンテンツ情報を管理する。
図10に示したコンテンツ配信サーバ5のコンテンツ配信部51において、オフライン学習要求処理部511は、オフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31からコースコンテンツダウンロード要求を受信すると、その要求をオフラインコンテンツデータ配信部512に送る。また、オフライン学習要求処理部511は、オフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31から履歴更新要求を受けると、オフライン学習履歴転送部513に送る。なお、それ以外の本発明と直接に関係しない要求であった場合、オフライン学習要求処理部511は、その要求の内容に基づいて不図示の各部に振り分ける。
オフラインコンテンツデータ配信部512は、オフライン学習要求処理部511からコースコンテンツダウンロード要求を受けると、その要求に含まれているコースコンテンツIDをキーとしてコースコンテンツ情報テーブル522を検索し、ファイル格納URLを取得する。そして、オフラインコンテンツデータ配信部512は、そのURLからコースコンテンツ53を読み込み、そのデータに履歴情報初期化データを付加してオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31に送る。
オフライン学習履歴転送部513は、オフライン学習要求処理部511から受けた履歴更新要求を学習管理サーバ1の学習管理部11に転送する。さらに、オフライン学習履歴転送部513は、その要求の処理結果を学習管理部11から受信すると、その処理結果をオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31へ送る。
図11は、第2の実施形態の学習管理サーバ1の構成を示すブロック図である。図11を参照して分かるように、第2の実施形態の学習管理サーバ1は第1の実施形態のものと同じ構成を有している。第2の実施形態の学習管理サーバ1は、オフライン学習要求処理114の接続先がオフライン学習端末3ではなく、コンテンツ配信サーバ5である点で第1の実施形態のものと異なっている。
以下、第2の実施形態による学習システムの動作について説明する。
まず、学習を開始する前の準備段階について説明する。学習管理サーバ1、オンライン学習端末2、およびオフライン学習端末3の準備段階の動作については第1の実施形態と同じである。
コンテンツ配信サーバ5のユーザ情報テーブル521には学習管理サーバ1に格納されているユーザ情報テーブル121と同じ内容を予め格納しておく。また、コンテンツ配信サーバ5のコースコンテンツ情報テーブル522には学習管理サーバ1に格納されているコースコンテンツ情報テーブル123と同じ内容を予め格納しておく。
さらに、コンテンツ配信サーバ5のコースコンテンツ53には学習管理サーバ1のコースコンテンツ13と同じデータを予め格納しておく。
これらのデータは、学習管理サーバ1内のデータが更新されたときに、学習管理サーバ1からコンテンツ配信サーバ5にコピーすることとしてもよく、また学習管理サーバ1の内容とコンテンツ配信サーバ5の内容を定期的に同期させることとしてもよい。また、そのコピーについては特に手段を問わず、汎用的なツールにより提供されている機能を利用して実現してもよく、また本システム専用のソフトウェアを実装してもよい。
以上のように事前準備が完了すると、学習システムを用いてオンライン型学習およびオフライン型学習が可能となる。
第2の実施形態による学習システムにおけるオンライン型学習のとき、およびその履歴情報を格納するときの動作は第1の実施形態と同じである。
図12は、第2の実施形態による学習システムにおいて、オフライン型学習時にコースコンテンツをダウンロードする動作を示すフローチャートである。
まず、学習者がオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31のソフトウェアを起動してコースコンテンツをダウンロードする画面を表示する(ステップE1)。
そして、学習者がコースコンテンツのダウンロードと関連付けられている画面部品をクリック操作すると操作イベントが発生する(ステップE2)。その操作イベントを受けたコンテンツデータ実行部311は、コンテンツデータダウンロード部313に対して処理要求を送る。
コンテンツデータダウンロード部313は、予め格納されているユーザ情報311からユーザIDとパスワードを取得する。続いて、コンテンツデータダウンロード部313は、そのユーザIDおよびパスワードと学習者の指定したコースコンテンツIDとを含むコースコンテンツダウンロード要求を、サーバ通信部312を介してコンテンツ配信サーバ5のコンテンツ配信部51へ送信する(ステップE3)。
コースコンテンツダウンロード要求を受けたコンテンツ配信サーバ51のオフライン学習要求処理部511は、そのコースコンテンツダウンロード要求内のユーザIDとパスワードを取得し、それらを用いてユーザ認証を行う(ステップE4)。ユーザ認証が成功したことを条件に、オフライン学習要求処理部511は、コースコンテンツダウンロード要求をオフラインコンテンツデータ配信部512に送る。
オフラインコンテンツデータ配信部512は、受信したコースコンテンツダウンロード要求に含まれているコースコンテンツIDをキーとしてコースコンテンツ情報テーブル522を検索してファイル格納URLを取得する(ステップE5)。
続いて、オフラインコンテンツデータ配信部512は、そのファイル格納URLからコースコンテンツ53のデータを読み込み、オフラインコンテンツ表示部31による実行が可能な履歴情報初期化データを付加し、オフライン学習要求処理部511に送る(ステップE6)。
オフライン学習要求処理部511は、オフラインコンテンツデータ配信部512からのコースコンテンツのデータをオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31に送る(ステップE7)。
オフライン学習端末3では、オフラインコンテンツ表示部31のコンテンツデータダウンロード部313が、オフライン学習要求処理部114からのコースコンテンツのデータを、サーバ通信部312を介して受信する。続いて、コンテンツデータダウンロード部313は、受信したコースコンテンツのデータをコースコンテンツ322として、ストレージアクセス部314を介してストレージ32に格納し、その処理の結果をコンテンツデータ実行部311に返す。
そして、コンテンツデータ実行部311は、コースコンテンツ322に含まれている履歴情報初期化データを用いて初期の状態の履歴情報323を生成し、ストレージアクセス部314を介してストレージ32に格納する(ステップE8)。この初期状態の履歴情報にはデータが無いので、ストレージ32内の履歴情報323は、履歴項目IDに対応する履歴時刻と履歴情報が共にデータの無い状態となる。
図13は、第2の実施形態による学習システムにおけるオフライン型学習による履歴情報を格納するときの動作を示すフローチャートである。
学習者がオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31のソフトウェアを起動し、コースコンテンツ322を実行して学習を行うと、コンテンツデータ実行部311は、コースコンテンツ322の記述内容に従って、ページ画面を表示するとともに、ストレージアクセス部314を介して履歴情報322内の履歴項目IDに対応する履歴時刻と履歴情報を蓄積する。学習者は任意のタイミングでかつ任意のページから学習を開始することができ、また任意のタイミングで学習を終了することができる。
オフライン型学習の履歴情報を格納すること、すなわちオフライン型学習の履歴更新は、オフライン学習端末3に蓄積された履歴情報を学習管理サーバ1のデータベース12に反映させることである。
図13を参照すると、オフライン型学習の履歴を格納する動作において、まずオフラインコンテンツ表示部31が履歴更新機能の画面を表示する(ステップF1)。
学習者がオフライン学習端末3に対して履歴更新の操作をすると、それにより操作イベントが発生するので、その操作イベントを受けたコンテンツデータ実行部311は、ストレージ32内のユーザ情報311からユーザIDとパスワードを取得し、そのユーザIDおよびパスワードと履歴情報323とを含む履歴更新要求を生成し、サーバ通信部312を介してコンテンツ配信サーバ5に送る(ステップF2)。この履歴更新要求には、オフライン学習端末3で行われた学習に関する複数の履歴項目IDとそれに対応する履歴時刻および履歴情報が含まれている。
履歴更新要求を受けたオフライン配信サーバ5のオフライン学習要求処理部511は、その履歴更新要求に含まれているユーザIDとパスワードを用いてユーザ認証を行う。続いて、ユーザ認証が成功したことを条件として、オフライン学習要求処理部511は、その履歴更新要求をオフライン学習履歴転送部513に送る。オフライン学習履歴転送部513は、オフライン学習要求処理部511からの履歴更新要求を学習管理サーバ1の学習管理部11へ転送する(ステップF3)。
履歴更新要求を受けた学習管理サーバ1の学習管理部11では、オフライン学習要求処理部114が、その履歴更新要求に含まれているユーザIDとパスワードを用いてユーザ認証を行う。そして、ユーザ認証が成功したことを条件として、オフライン学習要求処理部114は、その履歴更新要求をオフライン学習履歴処理部116に送る。履歴更新要求を受けたオフライン学習履歴処理部116は、その履歴更新要求に含まれているユーザIDとコースコンテンツIDを取得する。
さらに、オフライン学習要求処理部114は、履歴更新要求の先頭から順番に履歴項目IDと履歴時刻と履歴情報をセットで取り出す。続いて、オフライン学習要求処理部114は、ユーザID、コースコンテンツID、履歴項目ID、履歴時刻、および履歴情報を履歴情報格納判定部117に送る(ステップF4)。
各種の情報を受けた履歴情報格納判定部117は、ユーザID、コースコンテンツID、および履歴項目IDをキーとしてユーザ履歴情報テーブル122を検索する。そして、それらのキーと一致するレコードが存在しているか否か判定する(ステップF5)。
一致するレコードが存在していない場合、履歴情報格納判定部117は、ユーザ履歴情報テーブル122に、ユーザID、コースコンテンツID、履歴項目IDをキーとしてそれらに対応するように履歴時刻および履歴情報を追加格納する(ステップF6)。
一方、一致するレコードが存在している場合、履歴情報格納判定部117は、コースコンテンツページ情報テーブル124を検索して更新モードを取得し、得られた更新モードに応じた処理を行う(ステップF7)。本実施形態の例では、更新モードには“上書きなし”、“最新上書き”、“データ比較”があるとする。
更新モードが“上書きなし”であれば、履歴を格納する必要が無いので、学習管理サーバ1はステップF10の処理に移行する。更新モードが“最新上書き”であれば、履歴情報格納判定部117は、ユーザ履歴情報テーブル122から検索の結果として得られたレコードの履歴時刻と履歴情報に、呼び元であるオンラインコンテンツデータ配信部113から受けたデータを上書きすることでユーザ履歴情報テーブル122を更新する(ステップF8)。
更新モードが“データ比較”であれば、履歴情報格納判定部117は、オンラインコンテンツデータ配信部113から受けた履歴情報と、検索結果レコード内の履歴情報のうち比較対象データ名と一致するものとを比較し、比較条件を満たすか否か判定する。そして、比較条件を満たす場合のみ、履歴情報格納判定部117は、ユーザ履歴情報テーブル122の検索結果レコード内の履歴時刻と履歴情報を上書き更新する(ステップF9)。
次に、オフライン学習履歴処理部116は、履歴更新要求に未だ処理していない履歴項目IDが存在するか否か、すなわち処理した履歴項目IDが最後のものか否か判定する(ステップF10)。処理したのが最後の履歴項目IDでなければ、オフライン学習履歴処理部116は、ステップF4に戻って次の履歴項目IDを処理する。
最後の履歴項目IDであれば、オフライン学習履歴処理部116は、履歴更新の結果をオフライン学習要求処理部114に返す。履歴更新の結果を受けたオフライン学習要求処理部114は、その履歴更新結果を、コンテンツ配信サーバ5のコンテンツ配信部51に返す(ステップF11)。
履歴更新結果を受信したコンテンツ配信サーバ5では、コンテンツ配信部51のオフライン学習履歴転送部513が、その履歴更新結果を、オフライン学習要求処理部511を介してオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31に返す(ステップF12)。
次に、履歴更新の結果を受けたオフライン学習端末3のオフラインコンテンツ表示部31において、コンテンツデータ実行部311がその履歴更新の結果を表示する(ステップF13)。
なお、本実施形態では、学習管理サーバ1の他にオフライン学習用のコースコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ5を配置し、学習管理サーバ1をイントラネット7に接続し、コンテンツ配信サーバ5をインターネット4に接続している。そして、イントラネット7はファイヤーウォール6を介してインターネット4に接続されている。しかし、本発明はここに例示した接続構成に限定されるものではない。他の例として、ファイヤーウォール6の管理するDMZ(DeMilitarized Zone)にコンテンツ配信サーバ5を配置することとしてもよい。
また、本実施形態では、コンテンツ配信サーバ5は、自身でデータベース52を備え、そのデータベース52内のユーザ情報テーブル521およびコースコンテンツ情報テーブル522を処理に用いている。しかし、本発明はこの構成に限定されるものではない。他の例として、コンテンツ配信サーバ5は、自身でデータベースを備えず、学習管理サーバ1の学習管理部11との通信によって処理に必要なデータを取得することにしてもよい。
また、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、オフライン学習端末3として携帯電話機を使用する例をしめしたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、オフライン学習端末3におけるコースコンテンツをダウンロードする機能を持った画面は、オフラインコンテンツ表示ソフトウェアのインストールと同様にストレージ32にインストールとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、オフライン学習端末3にダウンロードするコースコンテンツ321が1つである例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、学習管理サーバ1のコースコンテンツ13にファイルシステムを用い、コースコンテンツのデータをファイルで管理する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
第1の実施形態による学習システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による学習管理サーバ1の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態によるオンライン学習端末2の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態によるオフライン学習端末3の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による学習システムにおけるオンライン型学習時の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態による学習システムにおけるオンライン型学習による履歴情報を格納するときの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態による学習システムにおいて、オフライン型学習時にコースコンテンツをダウンロードする動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態による学習システムにおけるオフライン型学習による履歴情報を格納するときの動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態による学習システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態によるコンテンツ配信サーバ5の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態の学習管理サーバ1の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態による学習システムにおいて、オフライン型学習時にコースコンテンツをダウンロードする動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態による学習システムにおけるオフライン型学習による履歴情報を格納するときの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 学習管理サーバ
2 オンライン学習端末
3 オフライン学習端末
4 インターネット
5 コンテンツ配信サーバ
7 イントラネット
11 学習管理部
12 データベース
13 コースコンテンツ
21 オンラインコンテンツ表示部
31 オフラインコンテンツ表示部
32 ストレージ
51 コンテンツ配信部
52 データベース
53 コースコンテンツ
111 オンライン学習要求処理部
112 コースコンテンツ開始部
113 オンラインコンテンツデータ配信部
114 オフライン学習要求処理部
115 オフラインコンテンツデータ配信部
116 オフライン学習履歴処理部
117 履歴情報格納判定部
121 ユーザ情報テーブル
122 ユーザ履歴情報テーブル
123 コースコンテンツ情報テーブル
124 コースコンテンツページ情報テーブル
211 コンテンツデータ実行部
212 サーバ通信部
311 コンテンツデータ実行部
312 サーバ通信部
313 コンテンツデータダウンロード部
314 ストレージアクセス部
321 ユーザ情報
322 コースコンテンツ
323 履歴情報
511 オフライン学習要求処理部
512 オフラインコンテンツデータ配信部
513 オフライン学習履歴転送部
521 ユーザ情報テーブル
522 コースコンテンツ情報テーブル
A1〜A6、B1〜B13、C1〜C8、D1〜D11、E1〜E8、F1〜F13 ステップ

Claims (6)

  1. 学習者が、複数のページを含む学習のコースコンテンツをオンライン型学習とオフライン型学習を併用して学習することのできる学習システムであって、
    学習者の学習の履歴を格納するためのユーザ履歴情報テーブルと、前記コースコンテンツの各ページの履歴を格納するか否か判定するための判定条件を定める履歴項目識別情報を含むページ情報を格納するページ情報テーブルとを記憶するデータベースと、
    オンライン型学習を行う対象ページを要求するページ要求を受けると、前記ページ情報テーブルに格納されている前記対象ページの履歴項目識別情報により定まる判定条件に基づいて、履歴の格納の要否を判定し、格納を要すると判定されれば履歴情報を作成して前記ユーザ履歴情報テーブルに格納し、オフライン型学習の結果である対象ページの履歴情報を前記データベースに反映させるための履歴更新要求を受けると、前記履歴更新要求に含まれている前記履歴情報の履歴の格納の要否を、前記ページ情報テーブルに格納されている前記対象ページの履歴項目識別情報により定まる判定条件に基づいて判定し、格納を要すると判定されれば前記履歴情報を前記ユーザ履歴情報テーブルに格納する学習管理部と、を有する学習システム。
  2. 前記履歴更新要求が複数の履歴情報を含んでおり、
    前記学習管理部は、前記履歴更新要求を受けると、該履歴更新要求から1つずつ履歴情報を取り出して前記ページ情報に基づいて格納の要否を判定する、請求項1に記載の学習システム。
  3. 前記学習管理部および前記データベースは学習管理サーバに備えられ、
    オフライン型学習に用いる前記コースコンテンツのデータをオフライン学習端末から要求されると、要求された前記コースコンテンツのデータを該オフライン学習端末に送るコンテンツ配信サーバを更に有する、請求項1または2に記載の学習システム。
  4. 前記コンテンツ配信サーバは、オフライン学習の結果である履歴情報を前記データベースに反映させるための履歴更新要求をオフライン学習端末から受けると、該履歴更新要求を前記学習管理部に転送し、該履歴更新要求に基づく処理の結果を前記学習管理部から受けると、前記処理の結果を前記オフライン学習端末に転送する、請求項3に記載の学習システム。
  5. 前記履歴情報には該履歴情報が発生した履歴時刻が関連付けられており、
    前記学習判定部は、履歴格納の要否判定に時刻の情報が必要であれば、前記履歴情報に関連付けられた履歴時刻を参照して要否判定を行う、請求項1から4のいずれか1項に記載の学習システム。
  6. 学習者が、複数のページを含む学習のコースコンテンツをオンライン型学習とオフライン型学習を併用して学習することのできる学習システムの履歴情報管理方法であって、
    学習者の学習の履歴を格納するためのユーザ履歴情報テーブルと、前記コースコンテンツの各ページの履歴を格納するか否か判定するための判定条件を定める履歴項目識別情報を含むページ情報を格納するページ情報テーブルとを記憶するデータベースとを予め準備し、
    オンライン型学習を行う対象ページを要求するページ要求を受けると、前記ページ情報テーブルに格納されている前記対象ページの履歴項目識別情報により定まる判定条件に基づいて、履歴の格納の要否を判定し、
    格納を要すると判定されれば履歴情報を作成して前記ユーザ履歴情報テーブルに格納し、
    オフライン型学習の結果である対象ページの履歴情報を前記データベースに反映させるための履歴更新要求を受けると、前記履歴更新要求に含まれている前記履歴情報の履歴の格納の要否を、前記ページ情報テーブルに格納されている前記対象ページの履歴項目識別情報により定まる判定条件に基づいて判定し、
    格納を要すると判定されれば前記履歴情報を前記ユーザ履歴情報テーブルに格納する、履歴情報管理方法。
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