JP2007262800A - 門型ラーメン構成部材及び該部材を利用した門型ラーメン構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 下端部の側面部に形成された幅広の切欠き内に、ボルト保持部材が一体的に固着された引込み金具6を固定し、かつ前記切欠きに連通する幅狭の切欠きが端面まで形成された左右一対の柱部材2,3と、両端部の側面部に形成された幅広の切欠き内に引込み金具6を固定し、かつ前記切欠きに連通する幅狭の切欠きを端面まで形成された梁部材4とからなるもので、各柱部材2,3の側面から引込み金具6のボルト保持部材内に向けて取付け用ボルト8を挿通し、ボルト保持部材から突出した取付け用ボルト8にナットを係合して柱部材2,3と梁部材4とを一体的に連結し、かつ柱部材2,3と梁部材4の接合部を、断面L字状の取付け金具7で一体的に連結して門型ラーメン構造体1する。
【選択図】 図7
Description
所要の間隔を存して左右に配置される一対の柱部材と、この柱部材の上端部同士を引込み金具によって相互に連結される梁部材とからなる門型ラーメン構造を構築するためのものであって、
矩形状板体の下部側に、端面との間に所要の長さを残し、かつ長手方向に沿ってボルト保持部材が一体的に固着されるとともに、前記矩形状板体の全面に固定用のボルト挿通孔が形成された引込み金具と、
前記引込み金具が埋設固定される幅広の切欠き部と、基礎および/または土台上に突出するアンカーボルトの先端部を、前記引込み金具のボルト保持部材に挿通させるための幅狭の切欠き部が、下端部の相対する側面部にそれぞれ形成された左右一対の柱部材と、
前記引込み金具が埋設される幅広の切欠き部と、前記引込み金具のボルト保持部材に取付けボルトを挿通させるための幅狭の切欠き部が、両端部の相対する側面部にそれぞれ形成された梁部材と、
断面L字もしくはT字状で、水平部と立ち上がり部にそれぞれボルト挿通孔が形成された、前記柱部材と梁部材、前記柱部材と土台を固定するための取付け金具
とから構成されていること
を特徴とする門型ラーメン構成部材である。
下端部の相対する側面部に形成された幅広の切欠き部内に、長手方向に沿ってボルト保持部材が一体的に固着されるとともに、前記矩形状板体の全面に固定用のボルト挿通孔が形成された引込み金具が埋設固定され、かつ前記切欠き部に連通する幅狭の切欠き部を端面まで形成された左右一対の柱部材と、両端部の相対する側面部に形成された幅広の切欠き部内に前記引込み金具が埋設固定され、かつ前記切欠き部に連通する幅狭の切欠き部を端面まで形成された梁部材とからなるものであって、
前記柱部材間の上端部に梁部材が配置されるとともに、各柱部材の側面から前記引込み金具のボルト保持部材内に向けて取付け用ボルトが挿通され、ボルト保持部材から突出した取付け用ボルトにナットを係合して柱部材と梁部材とが一体的に連結されるとともに、
前記柱部材と梁部材の接合部が、断面L字状もしくはT字状の取付け金具で一体的に連結されていること
を特徴とする門型ラーメン構造体である。
請求項2に記載の門型ラーメン構造体において、
前記引込み金具は、
矩形状板体の下部両側の一部を同一面側に起立させ、この起立部間に断面U字状のボルト保持部材の両端部を一体的に固着し、矩形状板体と断面U字状のボルト保持部材間に形成された筒状部をボルト挿通部としたこと
を特徴とするものである。
請求項2に記載の門型ラーメン構造体において、
前記左右一対の柱部材は、
前記引込み金具が設けられた側面以外の側面部の下端部に、断面L字状もしくはT字状でって、水平部にはアンカーボルトを挿通するための透孔が、立ち上がり部にはドリフトピンなどの取付け用ボルトを挿通させるための透孔がそれぞれ形成された、前記基礎および/または土台とを固定するための取付け金具が設けられていること
を特徴とするものである。
請求項4に記載の門型ラーメン構造体において、
前記アンカーボルトは、
ハイテンションボルトであること
を特徴とするものである。
なお、この取付け金具7の、一部もしくは全部を顕出させて使用する場合には、断面L字状のものを使用するものである。
この柱部材2,3および梁部材4への引込み金具6の取付けと、柱部材2,3への取付け金具7の取付けは、現場で行なうことも当然可能であるが、あらかじめ工場において取付けておくことによって現場での作業能率を大幅に向上させることができる。
2,3 柱部材
4 梁部材
5 基礎
6 引込み金具
7 取付け金具
8 取付けボルト
9 アンカーボルト
23,43 切欠き部
Claims (5)
- 所要の間隔を存して左右に配置される一対の柱部材と、この柱部材の上端部同士を引込み金具によって相互に連結される梁部材とからなる門型ラーメン構造を構築するためのものであって、
矩形状板体の下部側に、端面との間に所要の長さを残し、かつ長手方向に沿ってボルト保持部材が一体的に固着されるとともに、前記矩形状板体の全面に固定用のボルト挿通孔が形成された引込み金具と、
前記引込み金具が埋設固定される幅広の切欠き部と、基礎および/または土台上に突出するアンカーボルトの先端部を、前記引込み金具のボルト保持部材に挿通させるための幅狭の切欠き部が、下端部の相対する側面部にそれぞれ形成された左右一対の柱部材と、
前記引込み金具が埋設される幅広の切欠き部と、前記引込み金具のボルト保持部材に取付けボルトを挿通させるための幅狭の切欠き部が、両端部の相対する側面部にそれぞれ形成された梁部材と、
断面L字もしくはT字状で、水平部と立ち上がり部にそれぞれボルト挿通孔が形成された、前記柱部材と梁部材、前記柱部材と土台を固定するための取付け金具
とから構成されていること
を特徴とする門型ラーメン構成部材。 - 下端部の相対する側面部に形成された幅広の切欠き部内に、長手方向に沿ってボルト保持部材が一体的に固着されるとともに、前記矩形状板体の全面に固定用のボルト挿通孔が形成された引込み金具が埋設固定され、かつ前記切欠き部に連通する幅狭の切欠き部を端面まで形成された左右一対の柱部材と、両端部の相対する側面部に形成された幅広の切欠き部内に前記引込み金具が埋設固定され、かつ前記切欠き部に連通する幅狭の切欠き部を端面まで形成された梁部材とからなるものであって、
前記柱部材間の上端部に梁部材が配置されるとともに、各柱部材の側面から前記引込み金具のボルト保持部材内に向けて取付け用ボルトが挿通され、ボルト保持部材から突出した取付け用ボルトにナットを係合して柱部材と梁部材とが一体的に連結されるとともに、
前記柱部材と梁部材の接合部が、断面L字状もしくはT字状の取付け金具で一体的に連結されていること
を特徴とする門型ラーメン構造体。 - 前記引込み金具は、
矩形状板体の下部両側の一部を同一面側に起立させ、この起立部間に断面U字状のボルト保持部材の両端部を一体的に固着し、矩形状板体と断面U字状のボルト保持部材間に形成された筒状部をボルト挿通部としたこと
を特徴とする請求項2に記載の門型ラーメン構造体。 - 前記左右一対の柱部材は、
前記引込み金具が設けられた側面以外の側面部の下端部に、断面L字状もしくはT字状でって、水平部にはアンカーボルトを挿通するための透孔が、立ち上がり部にはドリフトピンなどの取付け用ボルトを挿通させるための透孔がそれぞれ形成された、前記基礎および/または土台とを固定するための取付け金具が設けられていること
を特徴とする請求項2に記載の門型ラーメン構造体。 - 前記アンカーボルトは、
ハイテンションボルトであること
を特徴とする請求項4に記載の門型ラーメン構造体。
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JP2006091363A JP2007262800A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 門型ラーメン構成部材及び該部材を利用した門型ラーメン構造体 |
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2006
- 2006-03-29 JP JP2006091363A patent/JP2007262800A/ja active Pending
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