JP2007259817A - 縦置き水耕栽培装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】栽培槽11と流入手段12と流出手段13とを有する水耕栽培装置1、1b、1cと、栽培槽11へ流入させる養液3の所定時間当たりの流入量である単位流入量を決定するサーバ側CPU211と、単位流入量に基づき、栽培槽11に貯留された養液3の水位を変化させるように流入手段12を制御する端末側CPU221と、植物2に関する植物情報と単位流入量とを関連付ける流入量テーブルを記憶する記憶手段212と、植物情報を入力させる入力手段214と、を備える水耕栽培システムであって、サーバ側CPU211は、入力手段214により入力された植物情報に基づき、流入量テーブルを参照して、単位流入量を決定し、単位流入量に関する単位流入量情報を端末側CPU221に送信する。
【選択図】図5
Description
しかし、このようなサイフォン式栽培装置は、水耕栽培装置に設置した植物固有の情報に応じて、水位を変化させることはできない。
一方、植物は、日々成長するものである。また、設置された植物の種類によっては、根の成長度も異なる。すなわち、水耕栽培装置に設置した植物固有の状態によっては、栽培槽内の最適な水位の変化の態様は異なる。
これにより、流入量決定手段により決定した単位流入量に基づき、水耕栽培装置の栽培槽内の水位を変化させることが可能となる。
これにより、水耕栽培装置に設置された植物を入力手段により特定することが可能となり、水耕栽培装置に設置された植物固有の情報に基づき、単位流入量を決定することが可能となる。
これにより、例えば、栽培槽に養液を貯留する場合、流入手段から栽培槽に養液を流入し、栽培槽内の養液が流出手段が有するサイフォン部分の頂部に達すると、サイフォンの特性から、栽培槽の養液は、流出手段の吸入口から吸入され、流出手段の排出口から栽培槽の外側に排出される。
よって、水位制御手段は、流入手段のみでなく、流出手段をも制御することで、栽培槽に貯留された養液の水位を変化させる。したがって、水位制御手段は、より細密に栽培槽に貯留された養液の水位を変化させることが可能となる。
すなわち、水位制御手段は、水耕栽培装置に設置された植物の種類に基づき、単位流入量を決定し、栽培槽内の養液の水位を変化させる。これにより、例えば、栽培装置に設置した植物の種類に応じた時間だけ、栽培槽内の養液を所定水位とし、この植物の根から養液より養分を吸収させる。また、栽培装置に設置した植物の種類に応じた時間だけ、栽培槽内の養液の水位を植物の根より下げることで、酸素を吸収させる。
これにより、水耕栽培装置に設置された植物の種類により適した生育環境となるように、管理することが可能となるので、栽培している植物の成長の促進を図ることや、栽培している野菜の旨味を向上することができる。
これにより、流入量決定手段により決定した、複数の水耕栽培装置毎の単位流入量に基づき、複数の水耕栽培装置毎に栽培槽内の水位を変化させることが可能となる。
これにより、水耕栽培装置に設置された植物を、複数の水耕栽培装置毎に、特定することが可能となり、水耕栽培装置に設置された植物固有の情報に基づき、複数の水耕栽培装置毎に単位流入量を決定することが可能となる。
これにより、例えば、一つの流入量決定手段と少なくとも一つ水位制御手段及び複数の水耕栽培装置との距離が離れていても、流入量決定手段と水位制御手段とがネットワークに接続されていれば、流入量決定手段から水位制御手段に単位流入量に関する単位流入量情報を送信できる。水位制御手段は、送信された単位流入量情報に基づき、流入手段により流入量を変化させて栽培槽に貯留された養液の水位を変化させることができる。
図1に示すように、植物2が設置された水耕栽培装置1は、水位管理端末220に接続され、水位管理端末220は、ネットワーク230を介して水位管理サーバ210と接続している。
排出口132は、栽培槽11の外側にかつ後述するサイフォン部分133の下方に、後述する養液槽16に向けて配置されている。
図2は、栽培槽11内の養液の水位の変化を示す水耕栽培装置1の部分断面図である。
図3は、水耕栽培システム200の水耕栽培装置1bの斜視図である。
なお、上述の水耕栽培装置1と同一の構成についての説明は省略する。
流出手段14の一端側には、栽培槽11の養液3を吸入する吸入口141が、形成されている。また、流出手段14の他端側には、吸入口141から吸入した養液3を栽培槽11の外側に排出させる排出口142が形成されている。
また、吸入口141には、吸入口バルブ141aが設けられている。この吸入口バルブ141aは、水位管理端末220の後述する水位制御手段としての端末側CPU221の制御により、開閉可能である。
検知線262は、ナイロンで形成された糸状体である。
検知浮き261は、略球状体であり、塩化ビニル樹脂で形成されている。また、検知浮き261の外面には、検知線262の他端が接続されている。
流入手段12は、後述する水位管理端末220の制御により、栽培槽11の側壁112に接続された流入手段12の流入口121から、後述する流入量決定手段としてのサーバ側CPU211により決定された所定時間当たりの流入量である単位流入量の養液3を栽培槽11内に流入させる。流入手段12から流入された養液3は、栽培槽11の底部111から貯留される。検知センサ263の検知浮き261は、検知センサ263を弛ませながら、養液3の水面に浮かんでいる。検知浮き261は、養液3の水位の上昇に伴い上昇する。その後、養液3の水位は、所定の水位に達する。すると、検知センサ263の検知線262は、養液3の水面に浮かんだ検知浮き261に引っ張られ、検知センサ263に所定の張力を与える。すると、検知センサ263は、水位管理端末220の後述する端末側CPU221に水位検知信号を送信する。水位検知信号を検知した端末側CPU221は、流出手段14を、栽培槽の外側に排出させる養液3の排出量を変化させるように制御する。すなわち、端末側CPU221は、吸入口バルブ141aを開放する制御を行う。すると、栽培槽11内の養液3は、重力により吸入口141から排出口142に向けて流下する。
図4は、水耕栽培システム200の水耕栽培装置1cの斜視図である。
図5は、本発明の水耕栽培システム200のブロック図である。
図6は、図5に示す記憶手段212が記憶する酸素供給流入量テーブルである。
図7は、表示手段213の表示画面を説明する正面図である。
図8は、水位管理サーバ210の制御フローを示すフローチャートである。
図9は、水位管理端末220の制御フローを示すフローチャートである。
2 植物
3 養液
11 栽培槽
12 流入手段
13、14 流出手段
133 サイフォン部分
133a 導引部
133b 導出部
133c 頂部
200 水耕栽培システム
211 サーバ側CPU
212 記憶手段
214 入力手段
221 端末側CPU
230 ネットワーク
260 検知手段
Claims (5)
- 植物が設置され、前記植物に吸収させる養液を貯留する栽培槽と前記栽培槽へ養液を流入させる流入手段と前記栽培槽の養液を前記栽培槽の外側に排出させる流出手段とを有する水耕栽培装置と、
前記栽培槽へ流入させる養液の所定時間当たりの流入量である単位流入量を決定する流入量決定手段と、
前記単位流入量に基づき、前記栽培槽に貯留された養液の水位を変化させるように前記流入手段を制御する水位制御手段と、
前記植物に関する植物情報と前記単位流入量とを関連付ける流入量テーブルを記憶する記憶手段と、
前記植物情報を入力させる入力手段と、を備える水耕栽培システムであって、
前記流入量決定手段は、前記入力手段により入力された前記植物情報に基づき、前記流入量テーブルを参照して、前記単位流入量を決定し、前記単位流入量に関する単位流入量情報を前記水位制御手段に送信することを特徴とする水耕栽培システム。 - 前記流出手段は、前記栽培槽内で略鉛直方向の逆方向に延びる導引部と前記栽培槽内で略鉛直方向に延びる導出部と前記導引部から前記導出部を繋げる湾曲した頂部とから成る逆U字型に形成されたサイフォン部分を有し、
前記流入量決定手段は、前記栽培槽の養液を前記栽培槽の外側に排出させる排出量の所定時間当たりの排出量である単位排出量より少ない前記単位流入量を決定することを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培システム。 - 前記水位制御手段は、前記水位を検知する検知手段を備え、
検知手段により前記水位が所定水位に達したことを検知した場合に、前記栽培槽の外側に排出させる養液の排出量を変化させるように前記流出手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培システム。 - 前記記憶手段は、前記植物の種類を含む前記植物情報と前記単位流入量と前記植物の種類に応じた前記植物の根の酸素供給時間を関連付ける酸素供給流入量テーブルを記憶することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の水耕栽培システム。
- それぞれに、植物が設置され、前記植物に吸収させる養液を貯留する栽培槽と前記栽培槽へ養液を流入させる流入手段と前記栽培槽の養液を前記栽培槽の外側に排出させる流出手段とを有する複数の水耕栽培装置と、
前記複数の水耕栽培装置毎に、前記栽培槽へ流入させる養液の所定時間当たりの流入量である単位流入量を、決定する流入量決定手段と、
前記複数の水耕栽培装置毎に、前記単位流入量に基づき、前記栽培槽に貯留された養液の水位を変化させるように前記流入手段を制御する少なくとも一つの水位制御手段と、
前記植物に関する植物情報と前記単位流入量とを関連付ける流入量テーブルを記憶する記憶手段と、
前記複数の水耕栽培装置毎の前記植物情報を入力させる入力手段と、を備える水耕栽培システムであって、
前記流入量決定手段は、前記入力手段により入力された前記植物情報に基づき、前記流入量テーブルを参照して、前記単位流入量を決定し、前記単位流入量に関する単位流入量情報を前記水位制御手段に送信し、
前記水位制御手段は、前記流入量決定手段とネットワークを介して接続されることを特徴とする水耕栽培システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006092285A JP2007259817A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 縦置き水耕栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006092285A JP2007259817A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 縦置き水耕栽培装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007259817A true JP2007259817A (ja) | 2007-10-11 |
Family
ID=38633437
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JP2006092285A Pending JP2007259817A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 縦置き水耕栽培装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007259817A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101223763B1 (ko) * | 2010-07-28 | 2013-01-17 | 황윤택 | 가정용 수경재배 장치 |
JP2014217309A (ja) * | 2013-05-07 | 2014-11-20 | 株式会社セラク | 植物栽培システム |
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2006
- 2006-03-29 JP JP2006092285A patent/JP2007259817A/ja active Pending
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