JP2007258043A - 照明装置及び液晶表示装置 - Google Patents

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JP2007258043A JP2006082212A JP2006082212A JP2007258043A JP 2007258043 A JP2007258043 A JP 2007258043A JP 2006082212 A JP2006082212 A JP 2006082212A JP 2006082212 A JP2006082212 A JP 2006082212A JP 2007258043 A JP2007258043 A JP 2007258043A
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Abstract

【課題】光源の発光面が導光板に安定して密着し、照明光の輝度分布にむらが生じること
のない照明装置及び液晶表示装置を提供する。
【解決手段】発光面LSから光を出射するLED900と、LED900からの光を出射
面LSに対向した入射面40aから入射させて導光し、出射面40bから出射させる導光
板40を備えた照明装置において、LED900を発光面LSとは反対側の面である背面
BSの平面部902のみを、バネ部材320により導光板40の入射面40a側へ押圧す
ることで、LED900の発光面LSを導光板40の入射面40aに密着させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、照明装置及び液晶表示装置に関し、光源部材から出射される光を導光して出
射面から出射させる導光部材を具備する照明装置及び液晶表示装置に関する。
一般に、光源である発光ダイオード(Light Emitting Diode ;
以下、LEDと称する。)等から出射される光を所定の方向へ出射する照明装置として、
光源からの光を、アクリル等の透光性を有する材料からなる導光部材により導くことによ
り、所定の方向へ出射する照明装置が知られている。
このような照明装置は、例えば液晶表示装置のサイドライト型のバックライトユニット
として用いられている。サイドライト型のバックライトユニットは、主に導光部材である
平板状の導光板の側面にLEDを配設することで構成されており、LEDから出射されて
導光板の側面から入射する光を、主面から導光板の厚さ方向(導光板の主面の法線方向)
に出射するものである。液晶表示装置では、このバックライトユニットの観察者側に、透
過型の液晶パネルが配設されており、バックライトユニットから出射された光が、透過型
の液晶パネルによって変調されて観察者側に出射されることで、液晶表示装置の表示が行
われる。
上述のような導光板を用いてLEDからの光を所定の方向へ出射させる照明装置では、
LEDと導光板との位置関係が所期の状態から変化してしまった場合に、照明装置から出
射される光の輝度が変化したり輝度分布にむらが生じてしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、特開2005−77757号公報及び特開2005
−174796号公報には、LEDが導光板に密着するように、LEDを押圧するバネ部
材(弾性部材)を備えた照明装置が開示されている。
特開2005−77757号公報 特開2005−174796号公報
一般に、薄型化が求められる液晶表示装置に用いられるバックライトユニットでは、光
源として図7に示すような、発光面LSが基板の実装面MFに対し略直交し、光の出射方
向Lが実装面MFに対し平行となる、いわゆるサイドビュー型(側面発光型)のLED9
00が用いられている。LED900は表面実装型のチップLEDである。
このようなサイドビュー型のチップLED900の筐体は、樹脂材料の射出成型により
形成されることから、光の出射方向Lとは反対側を向く背面BSにゲート部910が設け
られている。ゲート部910とは、樹脂成型品の射出成型時に溶融した樹脂を金型内に流
入させるための通路となる部分を切断した際に、この部分の一部がチップLED900の
筐体側に残された箇所のことを指す。ゲート部910は、当該箇所で機械的せん断もしく
は溶融等により切断が行われるため、その形状及び寸法が不安定である。
このため、特開2005−77757号公報及び特開2005−174796号公報に
開示されているように、LEDの背面BSを、バネ部材により押圧する個所を特定せずに
押圧する場合、ゲート部のように寸法及び形状が安定していない個所を押圧してしまうこ
とにより、バネ部材による押圧力が所定の値から外れてしまう、もしくはバネ部材による
押圧方向が所定の方向から外れてしまうことがあった。このため、従来では、LEDの背
面BSをバネ部材により導光板に密着するように押圧する場合でも、押圧力及び押圧方向
のばらつきが大きいために、やはりLEDの導光板の入射面に対する位置決めが正確には
なされず、照明装置から出射される照明光にむらが生じてしまうと言う問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、光源の発光面が導光板に安定して
密着し、照明光の輝度分布にむらが生じることのない照明装置及び液晶表示装置を提供す
ることを目的とする。
本発明に係る照明装置は、光を所定の方向へ出射する発光面を有し、かつ該発光面とは
反対側の面に部分的に設けられた平面部を有する光源部材と、該光源部材から出射される
光を前記発光面に対向して当接する入射面から入射させて導光し、出射面から出射させる
導光部材と、前記光源部材を前記導光部材の前記入射面側へ押圧する押圧手段と、を備え
た照明装置であって、前記押圧手段は、前記光源部材の前記発光面の反対側の面において
、選択的に前記平面部を押圧することを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、押圧手段は、光源部材の発光面の反対側の面におい
て、寸法及び形状が安定している平面部のみを選択的に押圧する。このため、押圧手段が
光源部材を導光部材の入射面側へ押圧する押圧力及び押圧方向のばらつきを抑えることが
でき、光源部材の発光面を、導光部材の入射面に安定して密着させることができるため、
導光部材の出射面から出射される光の輝度むらが生じることのない照明装置を実現するこ
とができる。
また、本発明は、前記押圧手段は、弾性変形可能な弾性変形部を有し、該弾性変形部が
弾性変形することによる反発力により、前記光源部材を前記導光部材の前記入射面側へ押
圧することが好ましい。
このような構成によれば、光源部材及び導光部材の寸法のばらつきや熱による変化を、
弾性変形部により吸収することができ、確実に光源部材を導光部材の入射面側に押圧する
ことができる。
また、本発明は、前記光源部材は、前記発光面の反対側の面に複数の前記平面部を有し
てなり、前記光源部材は、該複数の前記平面部のそれぞれに接する複数の独立した前記押
圧手段により、前記入射面側へ押圧されることが好ましい。
このような構成によれば、例えば複数の平面部のうちの一部に射出成型時のバリが形成
されてしまっている、もしくは欠けが生じてしまっている場合においても、他の平面部を
押圧する押圧手段により、光源部材は確実に入射面側に押圧される。
また、本発明は、前記光源部材は、一つの配線基板上に一方向に複数個配列され、前記
押圧手段は、複数の前記光源部材のうち、前記一方向に配列された前記複数の光源部材の
両端に位置する前記光源部材のみを前記入射面側へ押圧することが好ましい。
このような構成によれば、一方向に配列された複数の光源部材のうちの両端に位置する
光源部材のみを押圧するだけで、全ての光源部材を入射面側へ押圧することができるため
、押圧手段を簡素化することで光源装置を容易に小型化することができる。
また、本発明は、前記押圧手段は、前記導光部材を収容するケース部材と一体に形成さ
れることが好ましい。
このような構成によれば、部品点数を増やすことなく容易に押圧手段を照明装置に配設
することができる。
また、本発明に係る液晶表示装置は、前記照明装置を備えたことを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、照明装置から出射される照明光に輝度むらが生じる
ことがないため、液晶表示装置は安定して表示品位の高い画像を提供することが可能とな
る。
(第1の実施形態)
以下、本発明を液晶表示装置及びそのバックライトユニットとして適用した例を、第1
の実施形態として図1から図5及び図7を参照して説明する。なお、以下の説明に用いた
各図においては、各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺
を異ならせてある。図1は、液晶表示装置500の斜視図である。図2は、図1のII−II
断面図である。図3は、液晶表示装置500の分解斜視図である。
本実施形態の液晶表示装置500は、透過型の液晶パネル10と、光源部材である発光
ダイオード(Light Emitting Diode ;以下、LEDと称する。)
を光源とした照明装置であるバックライトユニット100とを具備した、いわゆる透過型
の液晶表示装置である。
本実施形態の液晶表示装置500は、液晶パネル10と、バックライトユニット100
とを具備して構成される。図3に示すように、液晶パネル10は、ガラスもしくは石英等
からなる第1基板11と第2基板12との間に液晶を挟持してなり、該液晶の配向状態を
変化させることにより、画像表示領域10aに第1基板11側から入射する光を変調して
第2基板12側から出射することで、矩形状の画像表示領域10aにおいて画像を表示す
るものである。
一方、本実施形態の照明装置であるバックライトユニット100は、光源部材であるL
ED900から出射される光を、液晶パネル10の画像表示領域10aよりも大きい矩形
状の領域内において面状に略均一に分布させて、照明光として液晶パネル10の方向へ出
射する装置である。
なお、以下の説明において、第2基板12の表面に並行な平面上において画像表示領域
10aの長手方向に平行な軸をY軸と称し、Y軸に直交し短手方向に平行な方向をX軸と
称する。また、第2基板12の表面の法線に平行な軸をZ軸と称する。また、液晶表示装
置500の各部材を、Z軸に平行であり、かつ液晶パネル10の第2基板12側から見る
場合の視点を、平面視と称する。
本実施形態の液晶パネル10は、駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方
式の液晶パネルである。第1基板11の液晶側の表面上には、画素スイッチング用能動素
子としてのTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極上に、配向膜が
形成されている。他方、第2基板12の液晶側の表面上には、対向電極及び最上層部分に
配向膜が形成されている。また、液晶は、これら一対の配向膜間に印加される電圧に応じ
て、所定の配向状態をとる。該液晶の配向状態に応じて、第1基板11側から入射し第2
基板12側から出射する光の偏光状態が変化する。
また、第1基板11の入射光が入射する側及び第2基板12の出射光が出射する側には
各々、例えば、TN(ツイステッドネマティック)モード、STN(スーパーTN)モー
ド、D−STN(ダブル−STN)モード、VA(垂直配向)モード等の動作モードや、
ノーマリーホワイトモード/ノーマリーブラックモードの別に応じて、偏光フィルム、位
相差フィルム、偏光板など(図示せず)が所定の方向で配置される。
なお、本実施形態では、液晶パネル10に透過型のTFTアクティブマトリクス駆動方
式の液晶パネルを用いているが、液晶パネル10は、任意の駆動方式及び採光方式によっ
て構成されてよい。例えば、液晶の駆動方式は単純マトリクス駆動方式であってもよく、
また採光方式は、半透過半反射型であってもよい。また、液晶パネルにアクティブマトリ
クス方式の駆動方式を採用した場合、液晶パネルは能動素子としてTFDを用いたもので
あってもよい。
また、第1基板11は、第2基板12の法線方向から見て(平面視で)、Y方向片側に
第2基板12よりも延出した箇所を有し、該延出した箇所の第2基板12側表面には、駆
動回路であるドライバIC13及び外部接続端子が形成されている。該外部接続端子上に
は、配線基板であるフレキシブルプリント基板(以下、FPCと称する。)200が実装
されている。
FPC200は、ポリイミド等の多層の絶縁性フィルム部材の表面もしくは中間に所定
の導電パターンが形成されて構成された可撓性を有するフィルム状の配線基板である。F
PC200は、本実施形態では、片側の表面である実装面MF上にのみ導電パターンが露
出して形成されてなる。FPC200は、液晶パネル10側の基端部201aの実装面M
F上に端子部が形成されており、該端子部が液晶パネル10の外部接続端子部と異方性導
電接着剤により接続されている。
図3に示すように、FPC200は、折り曲げずにXY平面上に展開し広げた状態にお
いては、平面視で基端部201aからY軸に平行でありかつ液晶パネル10から遠ざかる
方向に延出する基部201と、基部201の先端部201bからX軸に平行な両方向にそ
れぞれ延出する箇所とを有した略T字状の形状を有する。
FPC200のX軸に平行な両方向に延出する箇所のうち、平面視でY軸に平行な方向
を上下方向とし、基部201の先端部201bを下方とした場合に、先端部201bから
一方である左方に延出する箇所がLED−FPC部210であり、先端部201bから他
方である右方に延出する箇所がコネクタ部220である。
FPC200のLED−FPC部210の実装面MF上には、LED900が、X軸に
平行な方向に一方向に配列されて3個実装されている。LED900は、図7に示したよ
うに、略直方体形状の外形を有し、発光面LSがFPC200の実装面MFに対し略直交
し、光の出射方向Lが実装面MFに対し平行となる、いわゆるサイドビュー型(側面発光
型)の表面実装型のチップLEDである。本実施形態では、図3に示すように、FPC2
00を折り曲げずにXY平面上に広げた状態において、LED900は、LED900の
発光面LSをXZ平面と略平行に、かつFPC200の液晶パネル10側の基端部201
aとは反対の方向を向くように実装されている。すなわち、FPC200を折り曲げずに
XY平面上に広げた状態においては、光源部材であるLED900が出射する光の出射方
向Lは、Y方向と略平行であり、かつ液晶パネル10から遠ざかる方向である。LED9
00は、本実施形態では白色光を発する。
なお、LED900は、白色光に限らず、その他の波長の単色光を発するものであって
もよく、また1チップ中に複数の異なる波長の光を発する複数の発光ダイオードを内蔵し
た、いわゆるマルチカラー型のLEDチップであってもよい。
また、LED−FPC部210は、基端部に平面視でY軸と平行な方向についてLED
900が実装された箇所よりも細く形成された、折り返し部203を有している。
一方、FPC200のコネクタ部220の先端部の実装面MF上には、液晶パネル10
の外部接続端子部、及びLED−FPC部210のLED900に配線を介して電気的に
接続された外部コネクタ端子221が形成されている。すなわち、該外部コネクタ端子2
21を介して、液晶パネル10及びLED900は外部装置に電気的に接続されて駆動さ
れる。
また、FPC200の、液晶パネル10からY軸に平行な方向に延出する箇所である基
部201の先端部201bには、X軸に平行な方向に距離Wだけ離間して穿設された円形
の貫通孔である二つの基準孔202が形成されている。さらに、LED−FPC部210
にも、X軸に平行な方向に距離Wだけ離間して二つの基準孔202が穿設されている。こ
れら4つの基準孔202は、X軸に平行な同一直線上に配列されている。
なお、FPC200のLED−FPC部210及び光源部材であるLED900は、後
述するように、照明装置であるバックライトユニット100を構成する部材の一部である
が、本実施形態では、液晶表示装置500の小型化、構成部品点数の削減及び組立工数の
低減を目的として、液晶パネルのFPC200と一体化されて形成されているものである
。したがって、LED900及びLED900が配列されて実装される基板は、FPC2
00とは別体として形成され、後述するバックライトユニット100に具備されるもので
あってもよい。また、LED900が実装される配線基板は、可撓性を有するものでなく
ともよく、可撓性のないリジッド基板や、一部のみ可撓性を有するリジッドフレキ基板で
あってもよい。
一方、図2及び図3に示すように、バックライトユニット100は、導光部材である導
光板40と、光学シート30と、反射シート34と、前述したLED−FPC部210と
、これらを保持し収容するケース部材である枠状のフレーム300とを具備して構成され
ている。
導光板40は、平面視で液晶パネル10の画像表示領域10aよりも大きく形成された
平面視略矩形状の略平板状の部材であり、透明もしくは半透明の透光性を有する材料によ
り主に構成されている。略平板上の導光板40は、一側面である入射面40aから入射さ
れた光を、平面視で面状に分布させて平板の主面である出射面40bから出射するための
ものであり、アクリル樹脂等により形成されている。また、Y軸に平行な導光板40の両
側面には、それぞれ後述するフレーム300に固定するための係止爪41が2箇所ずつ突
出して形成されている。
光学シート30は、それぞれが平面視略矩形状の同一形状に形成されたシート状の部材
である、拡散板33、プリズムシートX32及びプリズムシートY31が重ね合わされて
構成されている。ここで、拡散板33は、構成材料の性質もしくは表面形状により、透過
する光を拡散させることで、出射する光の輝度分布をXY平面方向に均一化するためのも
のである。また、プリズムシートX32及びプリズムシートY31は、それぞれX軸及び
Y軸に略平行に延在する直線状の断面が略三角形のプリズムが並列に配列されて形成され
たものであり、透過する光の出射方向を整えることで、所定の方向に対する光の出射強度
を高める目的を有する。
光学シート30は、拡散板33とプリズムシートY31との間にプリズムシートXを挟
持してなり、拡散板33側から入射された光を、XY平面方向に輝度分布を均一化し、さ
らに出射方向を整えてプリズムシートY31側から出射する。また、反射シート34は、
導光板40側の表面に光を反射する鏡面部が形成されたシート状の部材である。
なお、導光板40に、光学シート30と同等の機能を持たせることで、光学シート30
を具備しないバックライトユニット100を構成することも可能である。
ケース部材であるフレーム300は、平面視で前記導光板40の外周形状と略同一形状
の貫通孔である開口部301を有した樹脂製の枠状の部材であり、樹脂成型により形成さ
れている。略矩形状の開口である開口部301のY軸に平行な両側面には、それぞれ2つ
の貫通孔である係止孔304が形成されている。該係止孔304に、導光板40の係止爪
41を係合させることで、導光板40が、フレーム300の開口部301内に収容され固
定される。
フレーム300に導光板40が固定された状態で、導光板40の出射面10b側には光
学シート30が貼り付けられ、導光板40の出射面10bとは反対側の主面側には反射シ
ート34が鏡面部を導光板40側に向けて貼り付けられている。
また、フレーム300は、平面視で開口部301のY軸に平行な方向の一方側に、導光
板40の出射面40bと略同一平面上に位置する平面部であるFPC固定面303が形成
されている。FPC固定面303は、LED−FPC部210を接着手段である両面粘着
シートを介して接着する接着面部である。また、フレーム300の、平面視でFPC固定
面303内には、円形の貫通孔である二つの基準孔310がX軸に平行な方向に距離Wだ
け離間して形成されている。基準孔310の内径は、FPC200に形成された基準孔2
02と略同一である。
また、バックライトユニット100のフレーム300には、液晶パネル10の外周が内
嵌される液晶嵌合部305が形成されている。該液晶嵌合部305に液晶パネル10を嵌
め合わせた状態で、液晶パネル10の画像表示領域10aと、導光板40の出射面40b
とが平面視で重なり合う。
ここで、液晶パネル10と、バックライトユニット100とを組み付ける場合の、FP
C200の取り回し方法を、図4を参照して説明する。図4は、液晶パネル10とFPC
200との組付け方を説明する説明図である。
液晶パネル10と、バックライトユニット100との組み付けには、図4(a)に示す
形態の冶具800を使用する。冶具800は、平面である冶具上面800a上に、冶具上
面800aに略直交する方向に突設され、距離Wだけ離間して配置された2本の円柱状の
位置決めピン801を備えている。位置決めピン801は、バックライトユニット100
のフレーム300に形成された基準孔310、及び液晶パネル10のFPC部200に形
成された基準孔202内に所定のクリアランスを有して嵌め合わされる外径を有する。
液晶パネル10と、バックライトユニット100とを組み付ける場合には、まず、液晶
パネル10を、第2基板12を下向きにして、すなわち第2基板12の液晶とは反対側の
表面を冶具上面800aに対向させて、冶具上面800a上に載置する。このとき、FP
C200の基部201の先端部201bに形成された2つの基準孔202内に、それぞれ
冶具800の位置決めピン801が挿通されるようにしておく。この状態において、FP
C200の実装面MFは、上方を向いている。
次に、FPC200の実装面MF側であり、かつ基部201の2つの基準孔202間に
、両面粘着シート810を貼り付ける。
次に、バックライトユニット100の導光板40の出射面40bを上側として、フレー
ム300の2つの基準孔310内に、それぞれ位置決めピン801が挿通されるように、
バックライトユニット100を、液晶パネル10のFPC200の上方に載置する。この
とき、液晶パネル10の第1基板11と、バックライトユニット100の導光板40とが
、平面視で2本の位置決めピン801を結ぶ線分を挟んで両側に位置するように、バック
ライトユニット100を載置する。この作業により、FPC200の基部201の先端部
201bの実装面MFと、バックライトユニット100のフレーム300の下面とが、位
置決めピン801により相対的な位置を決められた状態で、両面粘着シート810により
接着される。
次に、図4(b)に示すように、FPC200のLED−FPC部210を、実装面M
Fが内側となるように折り返し部203において折り返し(図中矢印F1方向)、LED
−FPC部210を、接着面部であるFPC固定面303及び導光板40の出射面40b
上に、複数の両面粘着シート811を介して接着し固定する。このとき、LED−FPC
部210の2つの基準孔202内に、それぞれ位置決めピン801が挿通され、かつX軸
に平行な方向に3つ配列されたLED900のうちの両端に位置するLED900が、後
述するバネ部材320と導光板40の入射面40aとの間に挟持されるように、LED−
FPC部210を固定する。
ここで、LED−FPC部210の基準孔202と、フレーム300の基準孔310と
に位置決めピン801が挿通されることにより、LED−FPC部210はフレーム30
0に対して、ピン801と基準孔202及び310とのクリアランスに応じて位置決めさ
れる。また、LED900は、バネ部材320と導光板40の入射面40aとの間に挟持
されることにより、Y軸に平行な方向についての位置決めがなされる。
次に、液晶パネル10を、第1基板11が内側となるようにFPC200の基部201
において折り返し(図中矢印F2方向)、液晶パネル10を、フレーム300の液晶嵌合
部305内に嵌合し、固定する。
以上の方法により、FPC200を折り曲げて取り回すことにより、液晶パネル10の
第1基板に接続されているFPC200のLED−FPC部210が、バックライトユニ
ット100に固定され、さらに液晶パネル10と、バックライトユニット100とが組み
合わされ、図1に示した液晶表示装置500が完成するのである。
以上に説明したように取り回されたFPC200のLED−FPC部210は、実装面
MFを液晶パネル10とは反対側に向けた状態、すなわち実装面MFを導光板40の出射
面40bに対向させた状態で、接着面部であるFPC固定面303及び導光板40の出射
面40b上に、両面粘着シートを介して接着され固定されている。この状態で、図2に示
すように、LED−FPC部210の実装面MF上に実装されたLED900の発光面L
Sは、導光板40の入射面40aに対向する。
また、LED900は、発光面LSとは反対側の面である背面BSが、フレーム300
に形成された後述する押圧手段であるバネ部材320により導光板40の入射面40a側
(LED900の光の出射方向L)へ押圧されており、発光面LSが導光板40の入射面
40aに密着するように付勢されている。
上述の本実施形態のバックライトユニット100では、光源であるLED900の発光
面LSから出射方向Lに出射された光が、導光板40内に入射面40aから入射される。
導光板40に入射された光は、導光板40内で導光され、さらに分散されて出射面40b
から面状に出射される。導光板40から出射された光は、さらに光学シート30によりX
Y平面方向についての輝度分布を略均一化されて、液晶パネル10方向へ照明光として出
射される。
本実施形態の液晶表示装置500は、図1に示すように、バックライトユニット100
の液晶嵌合部305内に、液晶パネル10が嵌め合わされ、両面粘着シート等により固定
されて構成される。よって、バックライトユニット100から出射されるXY平面方向に
略均一な輝度分布を有した照明光により、照明光の出射方向に配設された液晶パネル10
の画像表示領域10aが照明されるのである。
ここで、本実施形態の照明装置であるバックライトユニット100のフレーム300に
設けられた押圧手段であるバネ部材320について、図2及び図5を参照して以下に詳細
に説明する。図5は、図2のA矢視における部分断面図であり、バックライトユニット1
00を出射面40bの法線方向から見た部分断面図である。なお、図5において、右上が
りの斜線のハッチングにより示した領域は、LED900の端子部であり、図5の紙面に
正対して手前側に存在するLED−FPC部210(図5中の2点鎖線の部材)の実装面
MF上に半田又は導電性接着剤等により接続されている箇所を示している。
前述したように、本実施形態のバックライトユニット100では、光源であるLED9
00は、フレーム300に形成されたバネ部材320により発光面LSとは反対の背面B
Sを押圧されて、LED900の発光面LSが導光板40の入射面40aに密着する方向
、すなわち光の出射方向Lと平行かつ同一の方向に付勢されている。
本実施形態のLED900は、図7に示したように、サイドビュー型(側面発光型)の
表面実装型チップLEDであって、発光面LSとは反対側の面である背面BS上には、凹
凸が形成されている。具体的には、LED900の背面BSは、発光面LSと平行であり
発光面LSから光の出射方向Lとは反対方向に距離Y1だけ離間した平面部902と、該
平面部902の略中央に光の出射方向Lに凹設された凹部903とにより構成されている
。発光面LSと平面部902との距離Y1、すなわちLED900の奥行きは、本実施形
態では1.2mmである。また、LED900の、実装面MFに平行かつ光の出射方向L
と直交する方向の幅X1、及び発光面LSの実装面MFの法線方向の高さZ1は、それぞ
れ3.8mm、及び0.6mmである。
また、LED900の凹部903の底面には、光の出射方向Lとは反対の方向に突出す
る凸部であるゲート部910が形成されている。なお、ゲート部910とは、樹脂成型品
であるLED900の筐体の射出成型時に溶融した樹脂を金型内に流入させるための通路
(ゲート)内となる部分を切断した際に、当該部分がチップLED900の筐体側に残さ
れた箇所のことを指す。一般に、ゲート部910の先端部は、当該箇所で機械的せん断も
しくは溶融等により切断が行われることにより形成されるため、LED900の筐体の他
の箇所よりも、形状及び寸法が不安定である。例えば、ゲート部910の先端部は、切断
時に生じるバリにより、必ずしも平面とはなるわけではない。このため、ゲート部910
の先端面の凹部903の底部からの突出量は、金型により成型されるLED900の筐体
の他の部分の寸法に比べてばらつきが大きくなる。
一方、バネ部材320は、導光板40の入射面40aから、入射面40aの法線方向(
Y軸と平行な方向)に離間して配設されており、フレーム300のY軸に略平行な両側壁
面部からそれぞれX軸に平行にフレーム300の内側方向へ突出して形成された、片持ち
梁状の部材である。バネ部材320は、フレーム300と一体に樹脂成型により形成され
ている。より詳しくは、バネ部材320は、基端部がフレーム300の側壁面部に接続さ
れ、先端部がフレーム300のX軸に平行にフレーム300の内側へ突出して形成された
弾性変形部である弾性梁部320bと、該弾性梁部320bの先端部から導光板40の入
射面40a側へ鉤状に突出して形成された先端部320aとを有して構成されている。バ
ネ部材320は、先端部320aに加えられるY軸に平行な力に応じて、弾性梁部320
bが弾性変形を起こすことで、先端部320aがY軸に略平行に移動する、バネ状の部材
である。言い換えれば、バネ部材320は、先端部320aが導光板40の入射面40a
と対向し、かつ主な弾性変形方向が導光板40の入射面40aの法線方向(Y軸に平行な
方向)と略平行となるように配設された弾性部材である。
フレーム300に形成されたバネ部材320の先端部320aと、フレーム300に収
容され固定された導光板40の入射面40aとのY軸に平行な方向の距離D0は、両者間
にLED900が挟持されていない状態において、LED900の発光面LSと、その反
対側の背面BSの平面部902との距離Y1よりも所定の値だけ小さくなるように設定さ
れている。
バネ部材320の先端部320aと、導光板40の入射面40aとの距離D0は、導光
板40、バネ部材320、及びLED900のそれぞれの寸法のばらつき(寸法公差)及
び周囲の温度の変化に伴う熱膨張による変形を考慮し、距離D0が最も大きい値となり、
距離Y1が最も小さい値となった場合でも、距離D0が、LED900の奥行きである距
離Y1よりも、必ず所定の値以上小さくなるように、距離D0の値は決定されている。な
お、ここで距離D0を設定する場合に考慮する周囲の温度は、液晶表示装置500が使用
されると想定される環境の温度変化よりも広い範囲でもって定められることが好ましい。
本実施形態では、距離D0と距離Y1との差が最も小さくなる場合においても、距離D0
は、0.05mmだけ距離Y1よりも小さくなるように設定されている。
また、バネ部材320は、LED−FPC部210が、基準孔202を位置の基準とし
てフレーム300のFPC固定面303上に固定された状態において、バネ部材320の
先端部320aが、LED−FPC部210の実装面MF上にX方向に複数配列されて実
装されたLED900のうちの、両端に位置するLED900の背面BSの平面部902
上のみに当接する位置に形成されている。
上述した構成を有するバネ部材320を有する、本実施形態のバックライトユニット1
00では、LED−FPC部210をフレーム300のFPC固定面303上に固定した
場合に、以下のような作用を有する。
LED−FPC部210が、平面視で基準孔202をフレーム300の基準孔310に
合わせてFPC固定面303上に固定された状態において、X方向に配列されたLED9
00のうちの両端に位置するLED900は、バネ部材320と導光板40の入射面40
aとの間に挟持される。ここで、バネ部材320の先端部320aは、LED900の背
面BSの一部に形成された平面部902上にのみ選択的に当接している。
このとき、バネ部材320は、距離Y1と距離D0との差だけ先端部320aが入射面
40aから離れる方向に、弾性梁部320bが撓むように弾性変形を起こしている。この
ため、LED900の背面BSの平面部902が、バネ部材320の弾性変形による反発
力により、光の出射方向Lに略平行な方向に押圧される。よってLED900は、バネ部
材320により、発光面LSが導光板40の入射面40aに密着するように、入射面40
a側へ押圧され付勢されるのである。
すなわち、本実施形態のバックライトユニット100においては、LED900の発光
面LSとは反対側であり発光面LSと略平行な平面部902のみが、バネ部材320によ
り選択的に押圧されるのである。
以下に、上述した構成及び作用を有する本実施形態のバックライトユニット100及び
液晶表示装置500の効果を説明する。
本実施形態のバックライトユニット100では、押圧手段であるバネ部材320により
、LED900の発光面LSの反対側の面である背面BSの全面ではなく、背面BSの発
光面LSと略平行な平面部902のみが、導光板40の入射面40a側へ押圧されている
。すなわち、LED900は、背面BSに形成された凹凸である凹部903及びゲート部
910以外の個所をバネ部材320により押圧されている。
ここで、一般にLED900の平面部902と発光面LSとの距離Y1は、寸法公差が
定められるように寸法のばらつきがある一定の範囲内で安定しており、また平面部902
の表面形状も金型により成型されるため安定している。一方、ゲート部910の寸法及び
形状は、公差を決められるほどに安定してはいない。
従来のように、LEDの背面を、押圧手段により押圧する個所を特定せずに押圧する場
合、ゲート部のように寸法及び形状が安定していない個所を押圧してしまうことにより、
押圧手段による押圧力が所定の値から外れてしまう、もしくは押圧手段による押圧方向が
所定の方向から外れてしまうことがあった。このため、従来では、LEDの背面を押圧手
段により導光板の入射面側に押圧した場合でも、押圧力及び押圧方向のばらつきが大きい
ために、やはりLEDの導光板の入射面に対する位置決めが正確にはなされず、照明装置
から出射される照明光にむらが生じてしまうと言う問題があった。
しかしながら、本実施形態によれば、押圧手段であるバネ部材320は、LED900
のゲート部910のように寸法及び形状が安定していない個所を避けて、寸法及び形状が
安定しておりかつ発光面LSと略平行な平面部902のみを選択的に押圧している。この
ため、本実施形態では、バネ部材320がLED900を導光板40の入射面40a側へ
押圧する押圧力を略一定とし、かつ押圧方向を入射面40aの法線と略平行とすることが
可能となる。したがって、本実施形態によれば、LED900の発光面LSを、導光板4
0の入射面40aに安定して密着させることができ、照明光の輝度むらが生じることのな
い照明装置を実現することができるのである。
また、LED900が搭載された配線基板であるLED−FPC部210を、基準孔3
10を基準として位置決めし、さらにLED900をバネ部材320と導光板40の入射
面40aとの間に挟持して位置決めすることにより、容易な作業で確実にLED900を
導光板40の入射面40aに対して位置決めすることができる。このため、本実施形態の
バックライトユニット100では、LED−FPC部210の接着作業の時間を短縮し、
さらに位置ズレ等の作業ミスを防止することができる。
また、弾性変形部である弾性梁部320bを有したバネ部材320がLED900を押
圧する押圧力は、弾性梁部320bが弾性変形することにより発生する反発力により生じ
るものである。ここで、本実施形態では、距離D0が、常に距離Y1よりも、所定の値以
上小さくなるように設定されていることにより、弾性梁部320bは常に弾性変形されて
反発力を発生している。このため、バネ部材320がLED900を導光板40の入射面
40a側へ押圧する押圧力は、常にある所定の値以上となる。よって、本実施形態のバッ
クライトユニット100では、例えば周囲温度の変化により各部材が膨張又は収縮した場
合においても、LED900の発光面LSを、導光板40の入射面40aに安定して密着
させることができ、照明光の輝度むらが生じることのない照明装置を実現することができ
る。また、本実施形態のバックライトユニット100によれば、LED900の発光面L
Sは、導光板40の入射面40aに安定して密着されるため、LED900から出射され
る光の損失を最小に抑えることができ、より輝度の高い照明光を出射することが可能とな
る。
また、本実施形態では、LED900は、一つの配線基板であるLED−FPC部21
0上にX軸に平行な方向に複数個配列されており、このX軸に平行な方向に配列されたL
ED900のうちの両端に位置するLED900のみが、バネ部材320により入射面4
0a側へ押圧されている。フィルム状であるLED−FPC部210は、可撓性を有する
ものであるが、実装面MFに平行な面上におけるせん断方向の応力に対しては所定の剛性
を有する。このため、X軸に平行な方向に配列されたLED900のうちの両端に位置す
るLED900のみがバネ部材320により入射面40a側へ押圧される場合においても
、LED−FPC部210が押圧方向について剛性を有することにより、両端以外の中央
に位置するLED900もまた、入射面40a側へ押圧されるのである。したがって、複
数個配列されたLED900の全てを押圧するために、LED900の個数に応じたバネ
部材320を配設する必要がなく、バックライトユニット100を容易に小型化すること
が可能となる。
また、本実施形態では、押圧手段であるバネ部材320は、導光板40等を収容するケ
ース部材であるフレーム300と一体に樹脂成型により形成されている。このため、部品
点数を増やすことなく容易かつ安価にバネ部材320をバックライトユニット100に配
設することができる。
そして、上記バックライトユニット100を備えた液晶表示装置500によれば、バッ
クライトユニット100に照明光の輝度むらが生じることがないため、安定して表示品位
の高い画像を提供することが可能となる。また、バックライトユニット100は、LED
900が出射する光の利用効率が高く、輝度の高い照明光を出射することができるため、
本実施形態の液晶表示装置500は、従来と同一のLEDを用いた場合にはより明るい画
像を提供することができ、また従来と同一の画像の明るさで表示するとすればLEDの消
費電力をより低減することができる。
なお、本実施形態において、LED900の筐体の射出成型時に平面部902上にバリ
等の形状が不安定な部位が形成されてしまう場合は、バネ部材320は該バリ等が形成さ
れる個所を避けてLED900の平面部902を押圧することは言うまでもない。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について、図6を参照して説明する。図6は、第2の実
施形態のバックライトユニット100aの構成を示す部分断面図である。第2の実施形態
の照明装置であるバックライトユニット100aは、第1の実施形態のバックライトユニ
ット液晶装置100に対し、押圧手段であるバネ部材と、該バネ部材によるLEDの押圧
の構成のみが異なる。よって、以下ではこの相違点のみを説明するものとし、また、第1
の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するも
のとする。
図6に示すように、本実施形態のバックライトユニット100aのフレーム300aに
は、LED900の背面BSに形成された2箇所の平面部902のうち、一方の平面部9
02に接して押圧する第1の実施形態と同様のバネ部材320と、他方の平面部902に
接して押圧する第2のバネ部材321とが形成されている。
すなわち、本実施形態のバックライトユニット100aでは、光源部材であるLED9
00は背面BSに2箇所の平面部902を有し、LED900は、2箇所の平面部902
のそれぞれに接する2つの独立したバネ部材320及び321により、導光板40の入射
面40a側に押圧されている。
したがって、本実施形態によれば、バネ部材320及び321がLED900を押圧す
る押圧力の合力を、平面視でLED900の重心近傍に作用させることができる。すなわ
ち、バネ部材320及び321がLED900を押圧する場合に、LED900にモーメ
ント力が加えられることがない。このため、例えばバネ部材320及び321のY軸に平
行な弾性変形方向に対して、導光板40の入射面40aが直交しない状態で配設された場
合においても、LED900の発光面LSを安定して入射面40aに密着させながらLE
D900を押圧することができる。
また、LED900の2箇所の平面部902は、それぞれ独立したバネ部材である32
0及び321により押圧される。このため、例えば平面部902のいずれか一方に、射出
成型時のバリが形成されてしまっている、もしくは欠けが生じてしまっている場合におい
ても、他方の平面部を押圧するバネ部材により、LED900は確実に入射面40a側に
押圧される。
以上のように、本実施形態のバックライトユニット100aでは、LED900の発光
面LSを、導光板40の入射面40aに安定して密着させることができ、照明光の輝度む
らが生じることのない照明装置を実現することができるのである。
なお、本実施形態のその他の作用及び効果は、第1の実施形態と同一であるため説明を
省略する。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から
読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更
を伴う照明装置及び液晶表示装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、透過型の液晶パネルの照明装置としてのバックライト
ユニットに本発明を適用して説明しているが、本発明は反射型の液晶パネルを観察者側か
ら照明する照明装置であるフロントライトユニットにも適用可能である。
液晶表示装置の斜視図である。 図1のII−II断面図である。 液晶表示装置の分解斜視図である。 液晶パネルとFPCとの組付け方を説明する説明図である。 図2のA矢視における部分断面図である。 第2の実施形態のバックライトユニットの部分断面図である。 LEDの概略斜視図である。
符号の説明
40 導光板、 40a 入射面、 100 バックライトユニット、 202 基準
孔、 210 LED−FPC部、 300 フレーム、 303 FPC固定面、 3
10 基準孔、 320 バネ部材、 320a 先端部、 320b 弾性梁部、 9
00 LED、 902 平面部、 910 ゲート部、 L 出射方向、 LS 発光

Claims (6)

  1. 光を所定の方向へ出射する発光面を有し、かつ該発光面とは反対側の面に部分的に設け
    られた平面部を有する光源部材と、
    該光源部材から出射される光を前記発光面に対向して当接する入射面から入射させて導
    光し、出射面から出射させる導光部材と、
    前記光源部材を前記導光部材の前記入射面側へ押圧する押圧手段と、を備えた照明装置
    であって、
    前記押圧手段は、前記光源部材の前記発光面の反対側の面において、選択的に前記平面
    部を押圧することを特徴とする照明装置。
  2. 前記押圧手段は、弾性変形可能な弾性変形部を有し、該弾性変形部が弾性変形すること
    による反発力により、前記光源部材を前記導光部材の前記入射面側へ押圧することを特徴
    とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光源部材は、前記発光面の反対側の面に複数の前記平面部を有してなり、前記光源
    部材は、該複数の前記平面部のそれぞれに接する複数の独立した前記押圧手段により、前
    記入射面側へ押圧されることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記光源部材は、一つの配線基板上に一方向に複数個配列され、
    前記押圧手段は、複数の前記光源部材のうち、前記一方向に配列された前記複数の光源
    部材の両端に位置する前記光源部材のみを前記入射面側へ押圧することを特徴とする請求
    項1から3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記押圧手段は、前記導光部材を収容するケース部材と一体に形成されることを特徴と
    する請求項1から4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置を備えたことを特徴とする液晶表示装置

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