JP2007257372A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ないメモリ容量で画像出力を中断することなく階調データの補正量を変更できるようにする。
【解決手段】色の階調データを補正したデータで構成されている色毎の補正データテーブルを4種類記憶する記憶領域がRAM1〜RAM4として設けられている。セレクタ21は、RAM1〜RAM4に記憶されている補正データテーブルのうち、カラー画像の3原色の各色の階調データについての補正データを取得するものを3種類選択する。セレクタ22は、セレクタ21で選択された補正データテーブルから当該3原色の各色の階調データについての補正データを取得して出力する。CPUは、当該補正データを変更したデータで構成されている変更後補正データテーブルを、RAM1〜RAM4のうちセレクタ21で選択された補正データテーブルが記憶されているもの以外のものに記憶させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理技術に関し、特に、ディスプレイ装置で表示される画像を調整する技術に関する。
例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式に則ったデータ圧縮が施されている動画像データをデコードし、LCD(液晶ディスプレイ)パネルやPDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)などのフラットパネルに表示する場合、パネルの色再現範囲が十分でないために、いわゆる黒つぶれや白浮きなどの現象が表示画像に発生する場合がある。このような現象を防止するために、フラットパネルの発光原色であるRGBの各色の輝度階調を表現しているデータ(以下、「階調データ」と称することとする)の補正が行われることがある。
また、このようなフラットパネルでは、RGBの各色の発光特性が均一でないことがあり、例えばRGB各色を同一値のデータとしても、正しい白色やグレー色が表示されずに、青味や赤味を帯びたものが表示されてしまうことがある。このような現象を防止するために、例えば図9にグラフで示したように、階調データのγ補正(ガンマ補正)がRGBの各色で行われることがある。
このような、階調データを補正する手法のひとつとして、ルックアップテーブルを用いた階調データの変換処理が知られている。これは、変換前の階調データに一意に対応付けられている変換後の階調データのテーブルをROMやRAMなどのメモリに格納しておき、このテーブルを参照することで階調データの変換結果を得るというものである。ここで、変換前後の階調データの対応付けをメモリにおけるアドレスと記憶領域との関係を利用して行う技術は広く知られている。
ルックアップテーブルを用いた画像データの変換技術に関し、例えば特許文献1には、入力されたデータに応じて読み出されたγ補正データに応じて、三次元空間の座標として表されたルックアップテーブルにより読み出した格子点データと、当該γ補正データから算出した係数データとを用いて補間演算を行って、色変換データを得るという技術が開示されている。
また、例えば特許文献2には、YUV形式若しくはYIQ形式のカラーイメージデータを、ルックアップテーブルを用いてRGB形式のものへと変換するという技術が開示されている。
また、例えば特許文献3には、入力画像情報をビットマップ画像データに展開し、各種の画像出力装置に対応した色処理条件を用いて出力する技術が開示されており、この技術において、ルックアップテーブルを用いてγ補正を行うことが開示されている。
ところで、前述したようなフラットパネルでの画像表示において、表示させる動画像に応じた階調データの補正処理を行う場合がある。このような補正処理の例としては、表示画像において、比較的暗めのシーン(場面)が多い場合には黒いレベルの階調を引き伸ばす、あるいは、比較的明るめのシーンが多い場合には白いレベルの階調を引き伸ばす、などといった補正処理がある。
また、前述したγ補正においても、その補正量を固定的なものとしておかずに、ユーザがある程度自由に補正量を変更できるようにしておくことが望まれる場合もある。
ルックアップテーブルを用いて階調データを補正する画像処理装置においては、ルックアップテーブルの内容を変更することで、このような補正量の変更を行うことは可能である。しかし、上述したような用途で補正量を変更する場合には、画像表示を中断することが一般的には許されない。
ここで図10について説明する。同図は、従来の画像処理装置における色調整部の構成の一例を示している。なお、この色調整部は、入力されたRGB形式のビデオ信号における各色の階調データを、ルックアップテーブルを用いて補正して出力するものであり、ビデオ信号の出力を中断することなくルックアップテーブルの内容を変更するための構成を有しているものである。
図10において、セレクタ100R、100G、100B、101R、101G、及び101Bはいずれも2入力2出力の構成を有しており、不図示の制御装置によって入力と出力との対応関係を切り替えることができる。
RAM_R1、RAM_R2、RAM_G1、RAM_G2、RAM_B1、及びRAM_B2は、RGB各色についての補正後の階調データからなる1色分のルックアップテーブルを格納しておくことのできる記憶容量を有しているメモリである。なお、ここでは、各階調データは256階調(8ビット)であるとし、これらのメモリはいずれも8ビット×256ワード構成のものを使用する。
図10に示した色調整部の動作を説明する。なお、この動作はR(赤)色、G(緑)色、B(青)色の各色について同様であるので、ここでは、R色についての動作のみを説明する。
この色調整部に入力された階調データ(ビデオ入力R)はセレクタ100Rを通過し、RAM_R1にアドレスとして与えられる。すると、入力された階調データを補正した階調データがRAM_R1から読み出される。この補正後の階調データは、セレクタ101Rを通過し、ビデオ出力Rとして出力される。
上述したような色調整が行われている間、不図示の制御装置より出力されるアドレス(BUSアドレス)が、セレクタ100Rを通過してRAM_R2に与えられると共に、当該制御装置から出力されるデータ(BUSライトデータ)が、RAM_R2における当該アドレスに対応する記憶領域に書き込まれる。従って、補正前後の階調データを、それぞれアドレス及び書き込みデータに対応付けて当該制御装置がRAM_R2に順次与えることにより、RAM_R2には、階調データの補正のためのルックアップテーブルが新たに書き込まれる。
なお、このとき、RAM_R2から読み出されるデータは、セレクタ101Rを通過して当該制御装置へ送られる。当該制御装置では、このデータ(BUSリードデータ)を読み込むことにより、RAM_R2へのデータ書き込みのチェックを行うことができる。
階調データの補正量の変更を行うときは、当該制御装置がセレクタ100R及び101Rの切り替えを同時に行う。すると、今度は、この色調整部に入力された階調データ(ビデオ入力R)はセレクタ100Rを通過し、RAM_R2にアドレスとして与えられる。すると、入力された階調データを補正した階調データがRAM_R2から読み出される。この補正後の階調データは、セレクタ101Rを通過し、ビデオ出力Rとして出力される。従って、RAM_R1とRAM_R2とに異なるルックアップテーフルが格納されていれば、補正後の階調データは、当該切り替えの前後で異なるものとなる。しかも、この切り替えの際に、ビデオ出力Rが中断することはない。
上述したような色調整が行われている間、当該制御装置より出力されるアドレス(BUSアドレス)が、セレクタ100Rを通過して今度はRAM_R1に与えられると共に、当該制御装置から出力されるデータ(BUSライトデータ)が、RAM_R1における当該アドレスに対応する記憶領域に書き込まれる。従って、このときには、RAM_R1に格納されているルックアップテーブルを書き換えることができる。
以上のように、図10に示した色調整部には、ルックアップテーブルの格納領域が色毎に2面ずつ用意されている。従って、一方の面に格納されているルックアップテーブルを階調データの補正に使用している間に、他方の面に格納されているルックアップテーブルの書き換えを行うことができる。従って、ビデオ信号出力を中断することなくルックアップテーブルの内容を変更することができるので、画像表示を中断することなく階調データの補正量を変更することができる。
特開2004−38693号公報 特開平6−348829号公報 特開2002−152545号公報
色調整部として、図10に示したような構成、すなわち、ルックアップテーブルの格納領域を色毎に2面ずつ用意する構成を採用すると、大量のメモリ容量が必要となる。
図10の例の場合、RGBの各色で2面のルックアップテーブルを格納するために必要なメモリ容量は、8ビット×256ワード×3色×2面=12288ビットとなる。例えば色調整部を集積回路として構成する場合には、このような大容量のメモリを構築するために広いチップ面積が必要となる。
なお、色調整部のメモリ容量を削減するために、データの書き込みと読み出しとを並行して行うことのできるデュアルポートメモリを用い、ルックアップテーブルの格納領域を色毎に2面ずつとする手法が考えられる。しかし、デュアルポートメモリのチップ面積は1ポートメモリよりも2倍を大きく超えるほどのものであるため、色調整部を集積回路に実装したときのチップ面積は却って増大してしまう。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、少ないメモリ容量で画像出力を中断することなく階調データの補正量を変更できるようにすることである。
本発明の態様のひとつである画像処理装置は、色の階調データを補正したデータで構成されている色毎の補正データテーブルを4種類記憶する記憶領域を有している記憶手段と、当該記憶手段に記憶されている補正データテーブルのうち、カラー画像の3原色の各色の階調データについての補正データを取得するものを3種類選択する選択手段と、当該選択手段によって選択された補正データテーブルから、当該3原色の各色の階調データについての補正データを取得して出力する出力手段と、当該補正データを変更したデータで構成されている変更後補正データテーブルを、当該記憶手段の有している当該記憶領域のうち当該選択手段で選択されたものが記憶されている領域以外の領域に記憶させる記憶制御手段と、を有することを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
この構成によれば、画像出力を中断させることなく補正データの変更を行えるようにするために用いられる記憶領域を、カラー画像の3原色の各色で共用するので、メモリ容量が削減される。
なお、上述した本発明に係る画像処理装置において、当該記憶制御手段は、当該3原色のうちのいずれか1色についての変更後補正データテーブルを当該記憶手段に記憶させ、当該選択手段は、当該記憶制御手段が変更後補正データテーブルを当該記憶手段に記憶させたときには、当該1色についての補正データテーブルの選択を当該変更後補正データテーブルへと切り替える、ように構成することができる。
この構成によれば、補正データの変更が適切に行われる。
また、前述した本発明に係る画像処理装置において、当該階調データについての補正データのうち当該補正データテーブルに示されていないものを、当該補正データテーブルに示されている他の階調データについての補正データに基づいて生成する補正データ生成手段を更に有するように構成することができる。
この構成によれば、補正データテーブルに示されていない補正データについては補正データ生成手段が生成するので、補正データテーブルを記憶しておくために必要なメモリ容量が更に削減される。
なお、このとき、当該補正データ生成手段は、補正前の階調データに隣接する階調を表している2つの階調データについて当該補正データテーブルに各々示されている2つの補正データを線形補間することによって、当該補正前の階調データについての補正データの生成を行うように構成することができる。
この構成によれば、補正データテーブルに示されていない補正データを適切に生成することができる。
本発明の別の態様のひとつである画像処理装置は、色の階調データを補正したデータのビット列を上位側ビット列と下位側ビット列とで2分割したときの当該上位側ビット列のデータで構成されている第一補正データテーブル、当該2分割したときの当該下位側ビット列のデータで構成されている第二補正データテーブル、及び、当該第一補正データテーブルと当該第二補正データテーブルとのうちのどちらか一方の構成データを変更して構成されている第三補正データテーブルを記憶する記憶領域を有している記憶手段と、当該記憶手段に記憶されている当該第一、当該第二、及び当該第三補正データテーブルのうち、カラー画像の3原色の各色の階調データについての補正データを取得するものを2つ選択する選択手段と、当該選択手段によって選択された補正データテーブルから、当該3原色の各色の階調データについての補正データを取得して出力する出力手段と、を有することを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
この構成によれば、補正データの変更を、当該補正データの上位側ビットと下位側ビットとに分けて行うので、画像出力を中断させることなく補正データの変更を行うために必要となる記憶領域のメモリ容量が削減される。
なお、上述した本発明に係る画像処理装置において、当該選択手段は、当該第一補正データテーブルの構成データを変更して構成されている当該第三補正データテーブルが当該記憶手段に記憶された場合には、当該第三補正データテーブルと当該第二補正データテーブルとを選択し、当該第二補正データテーブルの構成データを変更して構成されている当該第三補正データテーブルが当該記憶手段に記憶された場合には、当該第三補正データテーブルと当該第一補正データテーブルとを選択するように構成することができる。
この構成によれば、補正データの変更が適切に行われる。
なお、このとき、当該第一補正データテーブルの構成データを変更して構成されている第三補正データテーブルを当該記憶手段に記憶させると共に、当該記憶をさせたことによって当該選択手段が当該第三補正データテーブルと当該第二補正データテーブルとを選択したときに、当該第二補正データテーブルの構成データを変更して構成されている第三補正データテーブルを当該記憶手段に記憶させる記憶制御手段を更に有するように構成することができる。
この構成によれば、補正データの変更が適切に行われる。
また、このとき、当該上位側ビット列と当該下位側ビット列との桁数は同一であるように構成することができる。
この構成によれば、記憶領域のメモリ容量が多量に削減される。
本発明の更なる別の態様のひとつである画像処理装置は、カラー画像の3原色のうちのいずれか1色の階調データについての補正データで構成されている第一補正データテーブル、当該第一補正データテーブルの構成データを変更して構成されている第一変更補正データテーブル、当該構成データと当該3原色のうちの他の2色の各々の階調データについての補正データとの差分値を示す差分値データで色毎に構成されている第二補正データテーブル及び第三補正データテーブル、並びに、当該第二及び当該第三補正データテーブルの各構成データを変更して各々構成されている第二変更補正データテーブル及び第三変更補正データテーブルを記憶する記憶領域を有している記憶手段と、当該記憶手段に記憶されている補正データテーブルのうち、当該第一、当該第二、及び当該第三補正データテーブルの組と、当該第一、当該第二、及び当該第三変更補正データテーブルの組とのどちらか一方を選択する選択手段と、当該選択手段によって選択された補正データテーブルに基づいて、当該3原色の各色の階調データについての補正データを生成して出力する出力手段と、を有することを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
この構成によれば、カラー画像の3原色のうちの当該他の2色の補正データを、当該1色の補正データに対する差分値のデータとして記憶領域に記憶させるようにしているので、画像出力を中断させることなく補正データの変更を行うために必要となる記憶領域のメモリ容量が削減される。
なお、上述した本発明に係る画像処理装置において、当該出力手段は、当該選択手段によって選択された補正データテーブルから得られるデータのうち、当該1色の階調データについての補正データと当該他の2色の各々についての当該差分値データとより、当該他の2色の各々の階調データについての補正データを生成するように構成することができる。
この構成によれば、カラー画像の3原色のうちの当該他の2色の補正データを適切に生成することができる。
本発明によれば、以上のようにすることにより、少ないメモリ容量で画像出力を中断することなく階調データの補正量を変更できるようになるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず図1について説明する。同図は本発明を実施する画像処理装置の構成を示している。この画像処理装置は、MPEG形式に則ったデータ圧縮が施されている動画像データをデコードしてフラットパネルに動画像を表示する装置である。
図1において、MPEGビデオデコーダ11は、上述の動画像データである圧縮ビデオストリームのデコードを行い、YUV形式のビデオ信号をスケーラ12へ出力する。スケーラ12は、入力されたビデオ信号で表されている動画像の画面サイズを、フラットパネル15に適したものへ変換してカラースペースコンバータ13へ出力する。カラースペースコンバータ13は、YUV形式のビデオ信号を、フラットパネル15の発光原色に対応するRGB形式のものへと変換する。
なお、以下の説明においては、カラースペースコンバータ13から出力されるビデオ信号は、RGB各色とも256階調(8ビット)の階調データであるとする。
色調整部14は、RGB形式に変換されたビデオ信号における各色のγ特性を補正して動画像の色の調整を行う。また、CPU17からの指示に応じ、各色のγ特性に対する補正量を変化させる。フラットパネル15は、例えばLCDパネルやPDPであり、色の調整がされた後のビデオ信号で表されている動画像を表示する。
ビデオ解析部16は、RGB形式に変換されたビデオ信号を解析して輝度のヒストグラムを生成する。
CPU17はこの画像処理装置全体の動作を制御する中央演算装置であり、MPEGビデオデコーダ11、スケーラ12、色調整部14、RAM18、及びROM19の各々とバス20を介して各種のデータを授受することができる。
RAM18は、CPU17が制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用するランダム・アクセス・メモリである。また、ROM19は、CPU17によって実行される制御プログラムや各種のデータが予め格納されているリード・オンリ・メモリである。
CPU17は、ROM19に格納されている制御プログラムを実行することによって画像処理装置全体の動作制御が可能となる。このCPU17による制御のうちのひとつである色調整部14に対する制御では、予めROM19にデータとして格納されているフラットパネル15の発光特性と、ビデオ解析部16より出力されるヒストグラムから判明する表示対象の動画像のシーン(場面)の輝度分布と、不図示の指示部を介してユーザからなされるユーザ所望のγ補正指示とに基づいて、色調整部14で行われるビデオ信号のγ補正における補正量の設定及び変更を行う。
次に図2について説明する。同図は、図1に示した画像処理装置における色調整部14の構成の第一の例を示している。
図2において、セレクタ21及び22はどちらも4入力4出力の構成を有しており、CPU7からの指示に応じて入力と出力との対応関係を切り替えることができる。
RAM1、RAM2、RAM3、及びRAM4は、いずれも、フラットパネル5で表示されるカラー画像の3原色であるRGB各色についてのγ補正後の階調データ(補正データ)からなる1色分のルックアップテーブル(補正データテーブル)を格納しておくことのできる記憶容量を有しているメモリである。なお、これらのメモリはいずれも8ビット×256ワード構成のものを使用する。
図2に示した色調整部14の動作を説明する。
まず、CPU7は、初期処理として、R色用の補正データテーブルをRAM1に、G色用の補正データテーブルをRAM2に、B色用の補正データテーブルをRAM3に、それぞれ記憶させておく。そして、セレクタ21を切り替えてビデオ入力R、G、Bの各階調データをそれぞれRAM1、RAM2、RAM3にアドレスとして与えると共に、このときにRAM1、RAM2、RAM3の各々から読み出される補正データがそれぞれビデオ出力R、G、Bとなるようにセレクタ22を切り替える。
こうすることにより、各メモリに記憶されている補正データテーブルのうち、RGB各色の階調データについての補正データを取得するものがセレクタ21によって色毎に適切に選択され、選択された補正データテーブルから各色の階調データについての適切な補正データが取得されてセレクタ22から出力される。
図2に示した色調整部14におけるγ補正の補正量の変更は、以下のようにして行われる。
まず、CPU7は、セレクタ21を介してRAM4にアドレス(BUSアドレス)を与えると共に、RAM4における当該アドレスに対応する記憶領域にデータ(BUSライトデータ)を書き込む。このときに、CPU7は、R色の全階調に亘る補正前の階調データと変更後の補正データとを、それぞれアドレス及び書き込みデータに対応付けてRAM4に順次与える。こうすることにより、補正データを取得するものとしてはセレクタ21で選択されていないRAM4には、変更後の補正データからなるR色用のルックアップテーブル(変更後補正データテーブル)が書き込まれる。
なお、この書き込みを終えた後に、CPU7は、セレクタ22を介して変更後の補正データをRAM4から読み出し、読み出したデータ(BUSリードデータ)とRAM4に書き込んだデータとの一致を確認するようにしてもよい。
R色用の変更後補正データテーブルのRAM4への書き込みを終えると、CPU7は、セレクタ21を切り替えてビデオ入力R、G、Bの各階調データをそれぞれRAM4、RAM2、RAM3にアドレスとして与えると共に、このときにRAM4、RAM2、RAM3の各々から読み出される補正データがそれぞれビデオ出力R、G、Bとなるようにセレクタ22を切り替える。
このように、CPU7が、R色についての変更後補正データテーブルをRAM4に記憶させたときに、セレクタ21によるR色についての補正データテーブルの選択を当該変更後補正データテーブルへと切り替えることにより、まず、R色についてのγ補正の補正量の変更が完了する。なお、このときにビデオ出力R、G、Bが中断することはない。
次に、CPU7は、補正データを取得するものとしてはセレクタ21で選択されていないRAM1へ、今度はG色用の変更後補正データテーブルを書き込む。この書き込みの手順は、前述したR色用の変更後補正データテーブルのRAM4への書き込みの手順と同様である。
G色用の変更後補正データテーブルのRAM1への書き込みを終えると、CPU7は、セレクタ21を切り替えてビデオ入力R、G、Bの各階調データをそれぞれRAM4、RAM1、RAM3にアドレスとして与えると共に、このときにRAM4、RAM1、RAM3の各々から読み出される補正データがそれぞれビデオ出力R、G、Bとなるようにセレクタ22を切り替える。ここまでで、G色についてのγ補正の補正量の変更も完了する。なお、このときにもビデオ出力R、G、Bが中断することはない。
次に、CPU7は、補正データを取得するものとしてはセレクタ21で選択されていないRAM2へ、今度はB色用の変更後補正データテーブルを書き込む。この書き込みの手順も、前述したR色用の変更後補正データテーブルのRAM4への書き込みの手順と同様である。
B色用の変更後補正データテーブルのRAM2への書き込みを終えると、CPU7は、セレクタ21を切り替えてビデオ入力R、G、Bの各階調データをそれぞれRAM4、RAM1、RAM2にアドレスとして与えると共に、このときにRAM4、RAM1、RAM2の各々から読み出される補正データがそれぞれビデオ出力R、G、Bとなるようにセレクタ22を切り替える。ここまでで、RGB全色についてのγ補正の補正量の変更が完了する。なお、このときにもビデオ出力R、G、Bが中断することはない。
この図2に示した色調整部14の構成におけるメモリ容量の合計は、8ビット×256ワード×4面=8192ビットである。従って、図10に示した従来構成に比べてメモリ容量が減少していることが分かる。
なお、上述した説明においては、R色、G色、B色の順にγ補正の補正量の変更を行うものとしたが、この変更の順序は任意である。
次に図3について説明する。同図は、図1に示した画像処理装置における色調整部14の構成の第二の例を示している。なお、図3において、図2に示したものと同一の構成要素には同一の符号を付している。
図3に示す第二の例は、図2におけるRAM1、RAM2、RAM3、及びRAM4が、それぞれ補正データ生成部23−1、23−2、23−3、及び23−4に置き換えられている点において、図2に示した第一の例と異なっている。
補正データ生成部23−1、23−2、23−3、及び23−4は、セレクタ21より与えられるビデオ入力R、G、Bの各階調データのうち、自身の有しているRAMに記憶されている補正データテーブルに当該階調データについての補正データが示されているものについては、当該補正データを当該補正データテーブルから取得して出力する。一方、当該階調データについての補正データが当該補正データテーブルに示されていないものについては、当該補正データテーブルに示されている他の階調データについての補正データに基づいて補正データを生成する。
補正データ生成部23−1、23−2、23−3、及び23−4による補正データの生成の原理について、図4を用いて説明する。
図4における左側の曲線は、γ補正の前後における階調データの関係の一例を示しており、同図における右側の図は、当該曲線の一部分を拡大したものである。このように、γ補正の補正特性を示す曲線を微小区間で観察すると直線とみなすことができる。
そこで、補正データ生成部23−1、23−2、23−3、及び23−4では、右側の図に示されている黒丸の点における補正データのみ、すなわち、2階調毎の階調データについての補正データのみで構成されている補正データテーブルを、自身の有するRAMに記憶しておくようにする。そして、右側の図に示されている白丸の点における階調データについての補正データは、当該階調データに隣接している上下の階調を表している2つの黒丸の階調データについて各々当該補正データテーブルに示されている2つの補正データを、線形補間して生成するようにする。
このようにすることにより、色調整部14において補正データテーブルを記憶しておくために必要なメモリ容量を、図3に示した第一の例におけるものから半減させることができる。
図5について説明する。同図は、図3における補正データ生成部23−1の構成を示している。なお、補正データ生成部23−1、23−2、23−3、及び23−4は、いずれも同一の構成を有しているので、ここでは、補正データ生成部23−1の構成についてのみ説明することとする。
アドレス生成部31は、RAM1−1及びRAM1−2へ与える6ビットのアドレスを、ビデオ入力Rの階調データ(8ビットデータ)のうちの上位6ビット及び下位2ビットのそれぞれのデータに基づいて生成する。
RAM1−1及びRAM1−2には、2階調毎の階調データについての補正データのみで構成されているR色の補正データテーブルを、後述するように分担して記憶しておく。なお、これらのメモリはどちらも8ビット×64ワード構成のものを使用する。
加算器32は、アドレス生成部31から与えられたアドレスに応じてRAM1−1及びRAM1−2よりそれぞれ読み出された補正データを加算する。
シフタ33は、加算器32から出力される補正データの加算結果を右(下位桁)に1ビットシフトすることで、当該加算結果の1/2倍の値を出力する。
レジスタ34は、後述する所定の階調データについての補正データを保持しておく。
遅延部35は、ビデオ入力Rの階調データを遅延させて、セレクタ36における当該階調データと補正データとの対応関係を適切なものとする。
セレクタ36は、4入力1出力の構成を有しており、入力される4つの補正データのうちのいずれかを、遅延部35から送られてくる階調データに基づいて選択してビデオ出力Rとして出力する。
次に、図5に構成を示した補正データ生成部23−1の各部の動作を、図6A及び図6Bを用いて説明する。
図6Aは、ビデオ入力Rの階調データで表されている階調値と、当該階調データのうちの上位6ビット及び下位2ビットとの関係を示している。また、図6Bは、RAM1−1及びRAM1−2のメモリマップを示している。
図6Bに示すように、RAM1−1では、補正前の階調データの値が“0”(=4×0)、“4”(=4×1)、“8”(=4×2)、…、“252”(=4×63)のときにおける補正データからなる補正データテーブルを、2進アドレス「000000」から「111111」の各番地に対応する記憶領域で記憶しておく。また、RAM1−2では、補正前の階調データの値が“2”(=4×0+2)、“6”(=4×1+2)、“10”(=4×2+2)、…、“254”(=4×63+2)のときにおける補正データからなる補正データテーブルを、2進アドレス「000000」から「111111」の各番地に対応する記憶領域で記憶しておく。
なお、レジスタ34には、補正前の階調データの値が“255”のときにおける補正データを保持させておくようにする。これは、階調データが次の値(“256”)のときにおける補正データが、RAM1−1及びRAM1−2のどちらにも記憶されていないため、線形補間での生成によることなく補正データを取得可能とするものである。
アドレス生成部31は、補正データ生成部23−1に入力された階調データに応じ、当該階調データの下位2ビットが「00」、「01」、及び「10」のうちのいずれかである場合には、当該階調データの上位6ビットをRAM1−1へ与えるアドレスとする。一方、階調データの下位2ビットが「11」である場合には、当該階調データの上位6ビットに「1」を加えた値を、RAM1−1へ与えるアドレスとする。これに対し、RAM1−2へ与えるアドレスは、常に、当該階調データの上位6ビットの値とする。
セレクタ36は、補正データ生成部23−1に入力されて遅延部35で適切な遅延が与えられた階調データに応じ、補正データを以下のように選択して出力する。
当該階調データが“255”の場合には、図5における「d」の補正データ、すなわち、レジスタ34で保持させている補正データを選択して出力する。一方、当該階調データが“255”でない場合には、当該階調データの下位2ビットの値に応じ、補正データを以下のように選択して出力する。
まず、当該階調データの下位2ビットが「00」の場合には、図5における「a」の補正データ、すなわち、当該階調データの上位6ビットをアドレスとしてRAM1−1へ与えて読み出されたデータを選択して出力する。
一方、当該階調データの下位2ビットが「01」の場合には、図5における「b」の補正データ、すなわち、当該階調データの上位6ビットをアドレスとしてRAM1−1及びRAM1−2へ与えて読み出された2つの補正データを加算平均して得られる補正データを選択して出力する。
また、当該階調データの下位2ビットが「10」の場合には、図5における「c」の補正データ、すなわち、当該階調データの上位6ビットをアドレスとしてRAM1−2へ与えて読み出されたデータを選択して出力する。
更に、当該階調データの下位2ビットが「11」の場合には、図5における「d」の補正データ、すなわち、当該階調データの上位6ビットに「1」を加えた値をアドレスとしてRAM1−1へ与えて読み出された補正データと当該階調データの上位6ビットをRAM1−2へ与えて読み出された補正データとを加算平均して得られる補正データを選択して出力する。
補正データ生成部23−1を構成している各部は、以上のように動作する。従って、補正データ生成部23−1は、以下のように動作する。
例えば、階調データとして「00000001」(階調値は“1”)が補正データ生成部23−1に入力された場合を考える。この場合、当該階調データの下位2ビットは「01」であるので、アドレス生成部31は、当該階調データの上位6ビットである「000000」をRAM1−1及びRAM1−2へアドレスとして与え、セレクタ36は、図5における「b」の補正データ、すなわち、このときにRAM1−1及びRAM1−2から読み出された2つの補正データを加算平均して得られる補正データを選択して出力する。
また、例えば、階調データとして「11111011」(階調値は“251”)が補正データ生成部23−1に入力された場合を考える。この場合、当該階調データの下位2ビットは「11」であるので、アドレス生成部31は、当該階調データの上位6ビットに「1」を加えた値「111111」をRAM1−1へアドレスとして与えると共に、当該階調データの上位6ビットである「111110」をRAM1−2へアドレスとして与える。また、この場合、セレクタ36は、図5における「b」の補正データ、すなわち、このときにRAM1−1及びRAM1−2から読み出された2つの補正データを加算平均して得られる補正データを選択して出力する。
補正データ生成部23−1は、以上のように動作することにより、生成する補正データについての補正前の階調データに隣接する階調を表している2つの階調データについて補正データテーブルに各々示されている2つの補正データを線形補間する。こうして、RAM1−1及びRAM1−2のどちらに記憶されている補正データテーブルにも示されていない補正データの生成を行うので、色調整部14に備えるメモリ容量が、図2に示した構成によるものよりも更に少なくて済む。
なお、図3に示した色調整部14におけるγ補正の補正量の変更の手順は、図2におけるRAM1、RAM2、RAM3、及びRAM4が、それぞれ補正データ生成部23−1、23−2、23−3、及び23−4に置き換えられていることを考慮すれば、前述した第一の例における手順と同様である。
次に図7について説明する。同図は、図1に示した画像処理装置における色調整部14の構成の第三の例を示している。
この第三の例では、補正データテーブル構成する各補正データを2分割し、補正データの上位側4ビット分のビット列からなる補正データテーブルと、補正データの下位側4ビット分のビット列からなる補正データテーブルとを記憶部に記憶させておく。そして、補正データを変更するときには、変更後補正データの上位側4ビット分のビット列からなる変更後補正データテーブルへの切り替えと、変更後補正データの下位側4ビット分のビット列からなる変更後補正データテーブルへの切り替えとを分けて行うようにするというものである。
図7において、セレクタ41R、41G、及び41Bはいずれも2入力3出力の構成を有している。また、セレクタ42R、42G、及び42Bはいずれも3入力3出力の構成を有している。これらはいずれもCPU7からの指示に応じて入力と出力との対応関係を切り替えることができる。
RAM_R1、RAM_R2、RAM_R3、RAM_G1、RAM_G2、RAM_G3、RAM_B1、RAM_B2、及びRAM_B3は、RGB各色についての補正データからなる補正データテーブルを格納しておくメモリであり、RAM_R1、RAM_R2、及びRAM_R3はR色用のもの、RAM_G1、RAM_G2、及びRAM_G3はG色用のもの、そして、RAM_B1、RAM_B2、及びRAM_B3はB色用のものである。これらのメモリはいずれも4ビット×256ワード構成のものを使用する。従って、1色分の補正データテーブル(8ビット×256ワード)を記憶しておくにはこれらのメモリのうちの2個を使用する必要がある。
図7に示した色調整部14の動作を説明する。この色調整部14の動作はRGB各色について並行して行われるものである。
なお、この色調整部14の動作はRGB各色について同様であるので、ここではR色に関する動作のみを説明する。
まず、CPU7は、初期処理として、R色用の補正データテーブルを構成する各補正データを2分割し、その上位側4ビット分のビット列からなる補正データテーブルをRAM_R1に記憶させておくと共に、その下位側4ビット分のビット列からなる補正データテーブルをRAM_R2に記憶させておく。そして、セレクタ41Rを切り替えてビデオ入力Rの階調データをそれぞれRAM_R1及びRAM_R2にアドレスとして与えると共に、このときにRAM_R1及びRAM_R2の各々から読み出される補正データからビデオ出力Rが生成されるようにセレクタ42Rを切り替える。そして、セレクタ42Rを通過した上位4ビット分のビット列(RAM_R1から読み出されたもの)と下位4ビット分のビット列(RAM_R2から読み出されたもの)とを組み合わせてビデオ出力Rとして出力する。
こうすることにより、各メモリに記憶されている補正データテーブルのうち、R色の階調データについての補正データを取得するものがセレクタ41Rによって適切に2つ選択され、選択された補正データテーブルから、3原色の各色の階調データについての補正データが取得されてセレクタ42Rから出力される。
図7に示した色調整部14におけるγ補正の補正量の変更は、以下のようにして行われる。この変更の動作もRGB各色について並行して行われる。
なお、色調整部14によるこの変更の動作も、RGB各色について同様であるので、ここではR色に関する動作のみを説明する。
まず、CPU7は、セレクタ41Rを介してRAM_R3にアドレス(BUSアドレス)を与えると共に、RAM_R3における当該アドレスに対応する記憶領域にデータ(BUSライトデータ)を書き込む。このときに、CPU7は、R色の全階調に亘る補正前の階調データと、変更後の補正データのうちの上位4ビット分とを、それぞれアドレス及び書き込みデータに対応付けてRAM_R3に順次与える。こうすることにより、補正データを取得するものとしてはセレクタ41Rで選択されていないRAM_R3には、変更後の補正データのうちの上位4ビット分のビット列からなるR色用の変更後補正データテーブルが書き込まれる。
なお、この書き込みを終えた後に、CPU7が、セレクタ42Bを介して変更後の補正データをRAM_R3から読み出し、読み出したデータ(BUSリードデータ)とRAM_R3に書き込んだデータとの一致を確認するようにしてもよい。
R色用の変更後補正データテーブルのRAM_R3への書き込みを終えると、CPU7は、セレクタ41Rを切り替えてビデオ入力Rの階調データをそれぞれRAM_R3及びRAM_R2にアドレスとして与えると共に、このときにRAM_R3及びRAM_R2の各々から読み出される補正データがそれぞれビデオ出力Rとなるようにセレクタ42Rを切り替える。そして、セレクタ42Rを通過した上位4ビット分のビット列(RAM_R3から読み出されたもの)と下位4ビット分のビット列(RAM_R2から読み出されたもの)とを組み合わせてビデオ出力Rとして出力する。
このように、CPU7は、RAM_R1に記憶させていた補正データテーブルの構成データ(変更前補正データにおける上位4ビット分のビット列)を変更して構成されている変更後補正データテーブルをRAM_R3に記憶させた場合には、セレクタ42Rによる選択を切り替えて、RAM_R3と変更前補正データにおける下位4ビット分のビット列からなる補正データテーブルが記憶されているRAM_R2との計2つのメモリを選択させる。この切り替えの期間においてビデオ出力Rが中断することはない。
次に、CPU7は、補正データを取得するものとしてはセレクタ41Rで選択されていないRAM_R1へ、今度はR色用の変更後の補正データのうちの下位4ビット分のビット列からなるR色用の変更後補正データテーブルを書き込む。この書き込みの手順は、前述したR色用の変更後補正データテーブルのRAM_R3への書き込みの手順と同様である。また、この書き込みを終えた後に、CPU7が、セレクタ42Bを介して変更後の補正データをRAM_R1から読み出し、読み出したデータ(BUSリードデータ)とRAM_R1に書き込んだデータとの一致を確認するようにしてもよい。
R色用の変更後補正データテーブルのRAM_R1への書き込みを終えると、CPU7は、セレクタ41Rを切り替えてビデオ入力Rの階調データをそれぞれRAM_R3及びRAM_R1にアドレスとして与えると共に、このときにRAM_R3及びRAM_R1の各々から読み出される補正データがそれぞれビデオ出力Rとなるようにセレクタ42Rを切り替える。そして、セレクタ42Rを通過した上位4ビット分のビット列(RAM_R3から読み出されたもの)と下位4ビット分のビット列(RAM_R1から読み出されたもの)とを組み合わせてビデオ出力Rとして出力する。
このように、CPU7は、RAM_R2に記憶させていた補正データテーブルの構成データ(変更前補正データにおける下位4ビット分のビット列)を変更して構成されている変更後補正データテーブルをRAM_R1に記憶させた場合には、セレクタ42Rによる選択を切り替えて、RAM_R1と変更後補正データにおける上位4ビット分のビット列からなる補正データテーブルが記憶されているRAM_R3との計2つのメモリを選択させる。この切り替えの期間においてビデオ出力Rが中断することはない。こうして、R色についてのγ補正の補正量の変更が完了する。
この後に、γ補正の補正量の変更を行う場合には、変更後の補正データのうちの上位4ビット分のビット列からなる変更後補正データテーブルが今度はRAM_R2に書き込まれ、変更後の補正データのうちの下位4ビット分のビット列からなる変更後補正データテーブルが今度はRAM_R3に書き込まれることになる。以降、変更後補正データテーブルの書き込み対象となるメモリは、RAM_R1、RAM_R2、RAM_R3、RAM_R1、…と循環して選択される。
この図7に示した色調整部14の構成におけるメモリ容量の合計は、4ビット×256ワード×9面=9216ビットである。従って、図10に示した従来構成に比べてメモリ容量が減少していることが分かる。
次に図8について説明する。同図は、図1に示した画像処理装置における色調整部14の構成の第四の例を示している。
この第四の例では、画像処理装置を通常に使用する範囲内でのγ補正であれば、補正データテーブルの構成データはRGB各色間で大差ないことに着目している。すなわち、この第四の例は、G色及びB色の補正データテーブルについての構成データを、R色の補正データテーブルを構成している補正データに対する差分値のデータとしておき、G色及びB色の補正データを、R色の補正データとG色及びB色それぞれの差分値データとから生成するようにするというものである。
図8において、セレクタ51R、51G、51B、52R、52G、及び52Bはいずれも2入力2出力の構成を有しており、これらはいずれもCPU7からの指示に応じて入力と出力との対応関係を切り替えることができる。
RAM_R1、RAM_R2、RAM_G1、RAM_G2、RAM_B1、及びRAM_B2は、RGB各色についての補正データからなる補正データテーブルを格納しておくメモリであり、RAM_R1及びRAM_R2はR色用のもの、RAM_G1及びRAM_G2はG色用のもの、そして、RAM_B1及びRAM_B2はB色用のものである。これらのメモリのうち、RAM_R1及びRAM_R2はどちらも8ビット×256ワード構成のものを使用する。また、その他のメモリについては、本実施形態においては5ビット×256ワードの構成のものを使用する。
加算器53G及び53Bは、R色用の補正データと、G色用及びB色用それぞれの差分値データとを加算して、G色用及びB色用それぞれの補正データを生成する。
図8に示した色調整部14の動作を説明する。
まず、CPU7は、初期処理として、R色用の補正データテーブルをRAM_R1に、G色用の補正データテーブルをRAM_G1に、B色用の補正データテーブルをRAM_B1に、それぞれ記憶させておく。但し、このとき、G色用及びB色用の補正データテーブルの構成データを、R色用の補正データテーブルの構成データに対する差分値のデータとしておく。そして、セレクタ51R、51G、及び51Bをそれぞれ切り替えてビデオ入力R、G、Bの各階調データをそれぞれRAM_R1、RAM_G1、RAM_B1にアドレスとして与えると共に、このときにRAM_R1、RAM_G1、RAM_B1の各々から読み出されるデータからビデオ出力R、G、Bがそれぞれ生成されるようにセレクタ52R、52G、及び52Bをそれぞれ切り替える。
ここで、ビデオ出力Rとしては、セレクタ52Rを通過したR色の補正データがそのまま色調整部14から出力される。一方、ビデオ出力G、Bとしては、セレクタ52Rを通過したR色の補正データと、セレクタ52G及びセレクタ52Bをそれぞれ通過したG色及びB色それぞれの差分値データとの、加算器53G及び53Bそれぞれでの加算結果が色調整部14から出力される。
このように、図8の構成では、セレクタ52R、52G、及び52Bによって選択されたメモリに格納されている3つの補正データテーブルから得られるデータのうち、R色の階調データについての補正データと、G色及びB色の各々についての差分値データとを加算して、G色及びB色の各々の階調データについての補正データを生成して出力する。
図8に示した色調整部14におけるγ補正の補正量の変更は、以下のようにして行われる。
まず、CPU7は、セレクタ51R、51G、及び51Bを介してRAM_R2、RAM_G2、及びRAM_B2にアドレス(BUSアドレス)を与えると共に、RAM_R2、RAM_G2、及びRAM_B2における当該アドレスに対応する記憶領域にデータ(BUSライトデータ)を書き込む。このときに、CPU7は、R色の全階調に亘る補正前の階調データと変更後の補正データとを、それぞれアドレス及び書き込みデータに対応付けてRAM_R2に順次与える。また、このときに並行して、CPU7は、G色及びB色各々の全階調に亘る補正前の階調データと前述した差分値データとを、それぞれアドレス及び書き込みデータに対応付けてRAM_G2及びRAM_B2に順次与える。こうすることにより、補正データを取得するものとしてはセレクタ51Rで選択されていないRAM_R2には、R色用の変更後補正データテーブルが書き込まれ、補正データを取得するものとしてはセレクタ51G及び51Bで共に選択されていないRAM_G2及びRAM_B2には、G色用及びB色用の前述した差分値データからなる変更後補正データテーブルが書き込まれる。
なお、この書き込みを終えた後に、CPU7は、セレクタ52R、52G、及び52Bを介して変更後の補正データをRAM_R2、RAM_G2、及びRAM_B2からそれぞれ読み出し、読み出したデータ(BUSリードデータ)とRAM_R2、RAM_G2、及びRAM_B2にそれぞれ書き込んだデータとの一致を確認するようにしてもよい。
変更後補正データテーブルのRAM_R2、RAM_G2、及びRAM_B2への書き込みを終えると、CPU7は、セレクタ51R、51G、及び51Bをそれぞれ切り替えてビデオ入力R、G、Bの各階調データをそれぞれRAM_R2、RAM_G2、及びRAM_B2にアドレスとして与えると共に、このときにRAM_R2、RAM_G2、及びRAM_B2の各々から読み出されるデータからビデオ出力R、G、Bがそれぞれ生成されるようにセレクタ52R、52G、及び52Bをそれぞれ切り替える。このときも、ビデオ出力Rとしては、セレクタ52Rを通過したR色の補正データがそのまま色調整部14から出力され、ビデオ出力G、Bとしては、セレクタ52Rを通過したR色の補正データと、セレクタ52G及びセレクタ52Bをそれぞれ通過したG色及びB色それぞれの差分値データとの、加算器53G及び53Bそれぞれでの加算結果が色調整部14から出力される。
このように、CPU7が、RGB各色についての変更後補正データテーブルをRAM_R2、RAM_G2、及びRAM_B2に記憶させたときに、セレクタ52R、52G、及び52Bによる各色の補正データテーブルの選択を当該変更後補正データテーブルへと切り替えることにより、RGB全色についてのγ補正の補正量の変更が完了する。なお、このときにビデオ出力R、G、Bが中断することはない。
このように、図8に示した色調整部14の第四の例では、R色の階調データについての補正データで構成されているR色用補正データテーブル、R色用補正データテーブルの構成データを変更して構成されているR色用変更補正データテーブル、当該構成データと当G色及びB色の各々の階調データについての補正データとの差分値を示す差分値データで構成されているG色用及びB色用補正データテーブル、並びに、当該G色用及びB色用補正データテーブルの各構成データを変更して各々構成されているG色用及びB色用変更補正データテーブルを、それぞれ記憶するRAM_R1、RAM_R2、RAM_G1、RAM_G2、RAM_B1、及びRAM_B2の各メモリが備えられている。そして、これらの補正データテーブルのうち、R色用、G色用、及びB色用の補正データテーブルの組と、R色用、G色用、及びB色用の変更補正データテーブルの組とのどちらか一方をセレクタ52R、52G、及び52Bが選択し、選択された補正データテーブルに基づいて、RGB各色の階調データについての補正データを生成して出力する。
この図8に示した色調整部14の構成におけるメモリ容量の合計は、8ビット×256ワード×2面+5ビット×256ワード×4面=9216ビットである。従って、図10に示した従来構成に比べてメモリ容量が減少していることが分かる。
なお、上述した色調整部14の構成の第四の例についての説明では、R色の補正データとG色及びB色それぞれの差分値データとよりG色及びB色それぞれの補正データを生成するようにしていた。この代わりに、G色の補正データとB色及びR色それぞれの差分値データとよりB色及びR色それぞれの補正データを生成するようにしてもよく、また、B色の補正データとR色及びG色それぞれの差分値データとよりR色及びB色それぞれの補正データを生成するようにしてもよい。
また、前述した色調整部14の構成の第四の例についての説明では、R色の補正データが8ビットの場合におけるG色及びB色それぞれの差分値データのデータ長を5ビットとしていたが、RGB各色間での補正データの差異の大小に応じ、差分値データのデータ長を増減してもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態においては、色調整部14に備えられる複数のRAMを物理的に別個のメモリとして説明したが、例えば色調整部14を集積回路として構成する場合には、これらのメモリを同一チップ上における異なる記憶領域として実装することはもちろん可能である。
また、図7に示した色調整部14の構成の第三の例へ、図2に示した色調整部14の構成の第一の例に具現化されている技術的思想を組み合わせることは可能である。すなわち、補正データテーブルの変更のために、図7の構成のようにRAMをRGB各色に1個ずつ計3個設ける代わりに、当該変更のために設けるRAMを1個とし、この1個のRAMを第一の例のようにしてRGB各色で共用するように構成することも可能である。
また、図8に示した色調整部14の構成の第四の例へ、図2に示した色調整部14の構成の第一の例に具現化されている技術的思想を組み合わせることも可能である。すなわち、G色用及びB色用の補正データテーブルの変更のために、図7の構成のようにRAMをG色とB色とで1個ずつ計2個設ける代わりに、当該変更のために設けるRAMを1個とし、この1個のRAMを第一の例のようにしてG色とB色とで共用するように構成することも可能である。
本発明を実施する画像処理装置の構成を示す図である。 図1に示した画像処理装置における色調整部の構成の第一の例を示す図である。 図1に示した画像処理装置における色調整部の構成の第二の例を示す図である。 補正データ生成部による補正データの生成の原理を説明する図である。 図3における補正データ生成部の構成を示す図である。 階調データで表されている階調値と、当該階調データのうちの上位6ビット及び下位2ビットとの関係を示した図である。 図5におけるRAM1−1及びRAM1−2のメモリマップを示す図である。 図1に示した画像処理装置における色調整部の構成の第三の例を示す図である。 図1に示した画像処理装置における色調整部の構成の第四の例を示す図である。 階調データのγ補正の例を示す図である。 従来の画像処理装置における色調整部の構成の一例を示す図である。
符号の説明
RAM1、RAM2、RAM3、RAM4、RAM1−1、RAM1−2、
RAM_R1、RAM_R2、RAM_R3、
RAM_G1、RAM_G2、RAM_G3、
RAM_B1、RAM_B2、RAM_B3 RAM
11 MPEGビデオデコーダ
12 スケーラ
13 カラースペースコンバータ
14 色調整部
15 フラットパネル
16 ビデオ解析部
17 CPU
18 RAM
19 ROM
20 バス
21、22、36、41R、41G、41B、42R、42G、42B、
51R、51G、51B、52R、52G、52B、
100R、100G、100B、101R、101G、101B セレクタ
23−1、23−2、23−3、23−4 補正データ生成部
31 アドレス生成部
32、53G、53B 加算器
33 シフタ
34 レジスタ
35 遅延部

Claims (10)

  1. 色の階調データを補正したデータで構成されている色毎の補正データテーブルを4種類記憶する記憶領域を有している記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている補正データテーブルのうち、カラー画像の3原色の各色の階調データについての補正データを取得するものを3種類選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された補正データテーブルから、前記3原色の各色の階調データについての補正データを取得して出力する出力手段と、
    前記補正データを変更したデータで構成されている変更後補正データテーブルを、前記記憶手段の有している前記記憶領域のうち前記選択手段で選択されたものが記憶されている領域以外の領域に記憶させる記憶制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記記憶制御手段は、前記3原色のうちのいずれか1色についての変更後補正データテーブルを前記記憶手段に記憶させ、
    前記選択手段は、前記記憶制御手段が変更後補正データテーブルを前記記憶手段に記憶させたときには、前記1色についての補正データテーブルの選択を当該変更後補正データテーブルへと切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記階調データについての補正データのうち前記補正データテーブルに示されていないものを、当該補正データテーブルに示されている他の階調データについての補正データに基づいて生成する補正データ生成手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記補正データ生成手段は、補正前の階調データに隣接する階調を表している2つの階調データについて前記補正データテーブルに各々示されている2つの補正データを線形補間することによって、当該補正前の階調データについての補正データの生成を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 色の階調データを補正したデータのビット列を上位側ビット列と下位側ビット列とで2分割したときの当該上位側ビット列のデータで構成されている第一補正データテーブル、当該2分割したときの当該下位側ビット列のデータで構成されている第二補正データテーブル、及び、当該第一補正データテーブルと当該第二補正データテーブルとのうちのどちらか一方の構成データを変更して構成されている第三補正データテーブルを記憶する記憶領域を有している記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記第一、前記第二、及び前記第三補正データテーブルのうち、カラー画像の3原色の各色の階調データについての補正データを取得するものを2つ選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された補正データテーブルから、前記3原色の各色の階調データについての補正データを取得して出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記選択手段は、前記第一補正データテーブルの構成データを変更して構成されている前記第三補正データテーブルが前記記憶手段に記憶された場合には、当該第三補正データテーブルと前記第二補正データテーブルとを選択し、当該第二補正データテーブルの構成データを変更して構成されている当該第三補正データテーブルが前記記憶手段に記憶された場合には、当該第三補正データテーブルと当該第一補正データテーブルとを選択することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記第一補正データテーブルの構成データを変更して構成されている第三補正データテーブルを前記記憶手段に記憶させると共に、当該記憶をさせたことによって前記選択手段が当該第三補正データテーブルと前記第二補正データテーブルを選択したときに、当該第二補正データテーブルの構成データを変更して構成されている第三補正データテーブルを当該記憶手段に記憶させる記憶制御手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記上位側ビット列と前記下位側ビット列との桁数は同一であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  9. カラー画像の3原色のうちのいずれか1色の階調データについての補正データで構成されている第一補正データテーブル、当該第一補正データテーブルの構成データを変更して構成されている第一変更補正データテーブル、当該構成データと当該3原色のうちの他の2色の各々の階調データについての補正データとの差分値を示す差分値データで色毎に構成されている第二補正データテーブル及び第三補正データテーブル、並びに、当該第二及び当該第三補正データテーブルの各構成データを変更して各々構成されている第二変更補正データテーブル及び第三変更補正データテーブルを記憶する記憶領域を有している記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている補正データテーブルのうち、前記第一、前記第二、及び前記第三補正データテーブルの組と、前記第一、前記第二、及び前記第三変更補正データテーブルの組とのどちらか一方を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された補正データテーブルに基づいて、前記3原色の各色の階調データについての補正データを生成して出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 前記出力手段は、前記選択手段によって選択された補正データテーブルから得られるデータのうち、前記1色の階調データについての補正データと前記他の2色の各々についての前記差分値データとより、当該他の2色の各々の階調データについての補正データを生成することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
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