JP2007256472A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気泳動型の表示装置を駆動する際、長時間駆動すると、周辺電極の白さが低下し、表示ムラとして見える問題があった。
【解決手段】セグメント電極と周辺電極を含む第1の基板と、表示領域全体で共通となる透明電極からなるコモン電極を含む第2の基板との間に、帯電粒子が封入され、セグメント電極と周辺電極とのそれぞれに印加する電圧と、コモン電極に印加する電圧との間の電位極性に応じて、帯電粒子を移動させて表示を行う表示装置において、駆動波形は、少なくとも駆動期間と表示期間の複数の期間で構成され、駆動期間において、セグメント電極へ印加するパルス幅又はパルス高より、周辺電極に印加するパルス幅又はパスル高が大きいことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気泳動型の表示装置を駆動するための駆動方法に関するものである。
視認性が高く、書き換え可能で、電源供給を断っても表示を維持するメモリー性があり、低消費電力といった優れた特徴を有する電気泳動型の表示装置が広く知られている。例えば、この電気泳動型の表示装置を用いた電子ペーパーディスプレイの開発が進んでいる。このような表示装置に使用される表示パネルおよびその駆動回路(駆動電圧発生装置)としては、例えば特許文献1に開示されているものなどがある。
特許文献1に記載の表示パネルは、透明フィルムに透明電極を形成したフィルム上にマイクロカプセル型電子インクをコーティングした「前面板」と、電極回路を形成した「背面板」とから構成されるが、これを一般の表示パネルとして構成する場合は、前面板の透明電極はパネル全面に敷き詰め、背面板の電極は表示パターンに応じた複数のドットあるいはセグメントに対応して複数個形成されている。以後の説明において、前面板の透明電極を「コモン電極」とよび、背面板の複数の電極を「セグメント電極」と呼ぶことにする。
このような表示パネルに所望のパターンを表示させようとする場合、白表示から黒表示へ変化させたいセグメント電極へは、それぞれコモン電極に印加される電位に対して、正の電圧を印加し、黒表示から白表示へ変化させたいセグメント電極へは、それぞれコモン電極に印加される電位に対して、負の電圧を印加し、変化させないセグメント電極には、コモン電極に印加される電位と等電位としていた。
第1の従来例として、上記のようなコモン電極、セグメント電極へ電圧を印加するための駆動回路として、駆動回路出力が−V、0v、+Vの3値をとることができるものがある。以降の説明において、この種の駆動を「3値駆動」と呼ぶこととする。この3値駆動においては、 コモン電極は常時0vとしておき、セグメント電極は、白表示から黒表示へ変化させたい場合は+Vに、黒表示から白表示へ変化させたい場合は−Vに、変化させない場合は0vにする。
以下、第1の従来例の駆動方法を詳細に説明する。図11は表示装置である表示体の断面図を示す。透明なプラスチックやガラスからなる第2の基板82に、透明電極であるコモン電極83があり、その下部には表示素子84があり、さらにその下部にはポリイミドやエポキシ樹脂からなる第1の基板86上に形成された導電体より成る複数のセグメント電極85とがある。周辺電極85の周辺には、背景を白や黒に書き込むための周辺電極87がある。前記表示素子84は例えば特許文献1に記載のマイクロカプセル型電子インクである。なお、該表示体の構成要素には上記で述べた以外に、保護フィルム、接着層等が使用される。
このような表示体81において、コモン電極83に対し正の電圧をセグメント電極85へ印加した場合、コモン電極83と該セグメント電極85に挟まれた表示素子84部分は、上方から見て白表示から黒表示へ変化し、コモン電極83に対し負の電圧をセグメント電極85へ印加した場合、コモン電極と該セグメント電極に挟まれた表示素子部分は上方から見て黒表示から白表示へ変化する。またコモン電極83とセグメント電極85の電位が等しい場合は、これら電極に挟まれた表示素子84部分は、メモリー性により、変化しない。
図9は、このような表示体を用いて構成した表示パネルの一例である。表示パネル77は、1個のコモン電極と7個のセグメント電極と1個の周辺電極を有している。セグメント電極85としてセグメント0〜6より成るセブンセグメントキャラクタを1桁表す表示体で構成する。表示パネル77の図中の各セグメントに付した0〜6の数字は、セグメント0〜6に対応している。また表示パネル77のセグメント0〜6の背景BGは、周辺電極87である。
表示パネル77の下部より出ている9本の線はそれぞれ、コモン電極および7個のセグメント電極と1個の周辺電極に接続されたリード線であり、コモン電極に接続されたリード線はCOM、周辺電極BGに対応するリード線はbg、セグメント0に対応するセグメント電極のリード線はSEG0、セグメント1に対応するセグメント電極のリード線はSEG1と順にそれぞれ対応する電極の名称を付してある。そして、それぞれのリード線は順に図示されていない外部の駆動回路へ接続する。
図6は表示パネル77の各電極に印加される電圧の波形図であり、図10は表示パネル77の表示状態がどのように変化するか、表示パネル77の表示状態を示している。図6の駆動波形は、表示パネル77の表示状態を変化させるための駆動期間10と、変化後の表示期間11の2つの期間で構成してある。波形62はコモン電極に印加される電圧波形であり、波形63〜66はセグメント電極のいずれか、および、周辺電極へ印加される電圧波形である。波形63、64、65および66はそれぞれ印加されるセグメントあるいは周辺電極が、(1)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ(実際には変化しない)、と表示状態を4つのパターンに変化させる時に印加する電圧波形である。
図10は、表示パネル77を表示状態78(数字の2)から表示状態79(数字の3)へ変化させる場合の説明図である。初期の表示状態78では、セグメント0,1,3,4および6が黒であり、セグメント2,5および周辺電極BGが白である。変化後の表示状態79では、セグメント0,1,2,3および6が黒となり、セグメント4,5および周辺電極BGが白となる。
図10に図示するように表示状態を変化させるには、駆動期間10において、コモン電極には図6における波形62を印加し、セグメント5および周辺電極BGは、白表示から白表示の変化とするので、図6における波形63を印加し、セグメント2は白表示から黒表示の変化であるので、図6における波形64を印加し、セグメント4は黒表示から白表示の変化であるので、図6における波形65を印加し、セグメント0、1、3および6は黒表示から黒表示の変化であるので、図6における波形66を印加する。
次に図6における表示期間11では、全ての電極に0vを印加する。表示素子84にメモリ−性を持つため、セグメントの表示状態は変化せず、駆動期間で書き込んだ表示状態を保持する。表示期間11が長い場合、このままコモン電極に印加する波形と、セグメント電極に印加する波形を0vにすると、表示状態は保存される。この表示期間11は、数秒から数時間、あるいは数ヶ月も保持できる場合もある。
この第1の従来例を用いて、図9に示した表示パネル77を3値駆動した場合、セグメント0〜6は、何回かの書き換えにより、白か黒に変化するが、周辺電極BGは常に白表示のままであり、電圧が長時間印加がされていないため、表示素子内の帯電粒子が僅かに動いてしまい、白表示の白さが多少低下して灰色に変化し、セグメント0〜6の白さとの差が、残像として認識される問題がある。
また第2の従来例として、例えば既存の液晶用セグメントドライバ等を流用したもので、駆動出力が0v、+Vの2値のみ取りうるものがある。以降の説明において、この種の駆動を「2値駆動」と呼ぶこととする。上記2値駆動においては、セグメントを白表示から黒表示へ変化させたい場合はコモン電極を0v、セグメント電極を+Vとし、セグメントを黒表示から白表示へ変化させたい場合には、コモン電極を+V、セグメント電極を0vとする。
第2の従来例を、図7を用いて、簡単に説明する。図7は、2値駆動を行うための駆動波形図である。期間12は図11に示した表示体81の表示状態を黒表示から白表示へ変化させるための白駆動期間であり、期間13は表示状態を白表示から黒表示へ変化させるための黒駆動期間であり、期間11は変化後の表示期間である。
波形72はコモン電極83に印加する電圧波形であり、波形73a〜76aはセグメント電極85のいずれか、および、周辺電極87へ印加する電圧波形であり、波形73b〜76bはそれぞれ波形73a〜76aの電位をコモン電位から見た相対電圧波形である。コモン電極83とセグメント電極85のいずれかの間、あるいは、コモン電極83と周辺電極87の間に実際に印加される相対電圧は波形73b〜76bとなる。
図7における波形73,74,75および76は、それぞれ印加されるセグメントあるいは周辺電極が、(1)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ、とそれぞれ変化させる時に印加する電圧波形である。黒表示から黒表示へ変化させる波形76は、図6における波形66と異なり、セグメントを黒表示からいったん白表示へ変化させ、その後黒表示へ戻す。
この第2の従来例を用いて、図9に示した表示パネル77を2値駆動しても、セグメント0〜6は、何回かの書き換えにより、白か黒に変化するが、周辺電極BGは、まったく相対電圧波形が印加されずに、常に白表示のままであり、やはり電圧が長時間印加がされていないため、表示素子内の帯電粒子が僅かに動いてしまい、白表示の白さが多少低下して灰色に変化し、セグメント0〜6との白さの差が残像として認識される問題がある。
特開2005−18021号公報(第13頁、第9図)
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、駆動方法を改良し、電気泳動方式の表示装置の残像を低減するようにしたものである。
本発明の表示装置は、セグメント電極と周辺電極を含む第1の基板と、表示領域全体で共通となる透明電極からなるコモン電極を含む第2の基板との間に、帯電粒子が封入され、前記セグメント電極と前記周辺電極とのそれぞれに印加する電圧と、前記コモン電極に印加する電圧との間の電位極性に応じて、前記帯電粒子を移動させて表示を行う表示装置において、前記セグメント電極と前記周辺電極と前記コモン電極に印加されるそれぞれの駆動波形は、少なくとも駆動期間と表示期間とを備え、前記セグメント電極を駆動する駆動期間のパルス幅又はパルス高より、前記周辺電極を駆動する駆動期間のパルス幅又はパルス高が大きいことを特徴とする。
また、前記セグメント電極と前記周辺電極と前記コモン電極に印加される駆動波形は、少なくとも白駆動期間と黒駆動期間と表示期間とを備え、前記セグメント電極を駆動する
白駆動期間と黒駆動期間のパルス幅又はパルス高より、前記周辺電極を駆動する白駆動期間と黒駆動期間のパルス幅又はパルス高が大きいことを特徴とする。
また、少なくとも1種類の前記帯電粒子が、液体が封入されたマイクロカプセル中に分散されているのが好ましい。
あるいは、少なくとも1種類の前記帯電粒子が、第1の基板と第2の基板の間に隔壁を設け、前記隔壁に封入された液体中に分散されていてもよい。
あるいは、少なくとも1種類の前記帯電粒子が、第1の基板と第2の基板の間に隔壁を設け、前記隔壁内の空気あるいはガス中に封入されていてもよい。
上述のように、本発明に係る駆動方法によると、周辺電極の白さの低下を抑えることができ、その結果、書き換えの行われたセグメント0〜6との白さの差である残像が低減し、高画質の表示装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。まず、本発明に係わる駆動方法で、その適用の対象とする表示体と、該表示体への印加電圧とその表示状態の変化の関係について説明する。本発明では、図9で図示した電極構成を採用することができる。
まず、発明に用いる表示体について図8を用いて説明する。図8は表示装置であるマイクロカプセル型の表示体91の断面図を示す。透明電極であるITOからなるコモン電極93を形成したPET等の透明なフィルムからなる第2の基板92と、金属等の導電体より成る複数のセグメント電極95と1つの周辺電極97が形成されたポリイミドフィルムからなる第1の基板96と間に、直径数十ミクロンのマイクロカプセル94が、接着層90により接着されている。
マイクロカプセル94の内部には、透明な液体が含まれており、その液体中に、負に帯電した白色の粒子98と正に帯電した黒色の粒子99が分散しており、この帯電した粒子がマイクロカプセル内で電気泳動することにより、表示が変化する。セグメント電極95に正電位を与えると、負に帯電した白色の粒子98はセグメント電極95側へ移動し、正に帯電した黒色の粒子99がコモン電極93側へ移動するため、第2の基板92側から観察すると黒色表示となる。
逆にセグメント電極95に負電位を与えると、正に帯電した黒色の粒子99はセグメント電極95側へ移動し、負に帯電した白色の粒子98がコモン電極93側へ移動するため、第2の基板92側から観察すると白色表示となる。印加する電圧や、パルス幅を調整することで、中間調表示も可能であり、電圧を取り去ると、マイクロカプセル94中の帯電粒子が移動しないので、表示状態を保持できるメモリー性がある。
本発明の駆動波形について説明する。図1は本発明の表示装置を駆動する場合の駆動波形図である。駆動波形は、2つの期間から構成され、駆動期間10は表示パネルの表示状態を変化させるための期間であり、表示期間11は変化後の状態を保持する期間である。駆動期間10は、2つの期間T1とT2で構成され、通常T1=400〜800ms程度であり、T2=100〜200ms程度であり、表示期間11は、数百ms〜数十秒、長い場合は数時間や数日や数ヶ月の場合もある。また、印加する電圧Vは、通常5〜15v
であり、本実施例では、V=15vとした。
波形22はコモン電極93に印加される電圧波形であり、波形23〜26は図8のセグメント電極95、図9におけるセグメント0〜6いずれかへ印加される電圧波形であり、波形27〜30は、図8の周辺電極97、図9における周辺電極BGに印加される電圧波形である。
波形23、24、25および26はそれぞれ印加されるセグメントが、(1)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ(実際には変化しない)、と表示状態を4つのパターンに変化させる時に印加する電圧波形である。同様に波形27、28、29および30は、それぞれ周辺電極BGが、(1)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ(実際には変化しない)、と表示状態を4つのパターンに変化させる時に印加する電圧波形である。
まず、全面黒に初期化した状態から、図10に示す表示状態78(数字の2)に変化させる場合を説明する。通常、電源を投入した段階で、全てのセグメントと周辺電極を黒と白に交互に書き換える動作を数回行い、表示状態を安定化させる。全面黒の状態から表示状態78に変化させる場合、セグメント2、セグメント5、および周辺電極BGを黒から白に書き換える。
コモン電極93には図1における波形22を印加し、セグメント2,5は、黒表示から白表示の変化であるので、図1における波形25を印加し、他のセグメントは黒表示から黒表示の変化であるので、図1における波形26を印加する。
周辺電極BGも、黒表示から白表示の変化であるので、図1における波形29を印加する。波形29で周辺電極BGに駆動期間10で印加するパルス幅はT1+T2となり、波形25でセグメント2およびセグメント5に駆動期間10で印加するパルス幅T1より大きくなっている。このように、周辺電極BGにはセグメント2およびセグメント5に比べて白表示を表示するのに充分すぎるパルス幅の電圧が印加されるので、周辺電極における表示の白さは、セグメント2、セグメント5より僅かに白くなる。
つぎに、図9に示した表示パネル77を、図10に示した表示状態78(数字の2)から表示状態79(数字の3)へ変化させる場合を説明する。初期の表示状態78では、セグメント0,1,3,4および6が黒であり、セグメント2,5および周辺電極BGが白である。変化後の表示状態79は、セグメント0,1,2,3および6が黒となり、セグメント4,5および周辺電極BGが白となる。
図10に図示するように表示状態を変化させるには、コモン電極には図1における波形22を印加し、セグメント5は、白表示から白表示の変化とするので、図1における波形23を印加し、セグメント2は白表示から黒表示の変化であるので、図1における波形24を印加し、セグメント4は黒表示から白表示の変化であるので、図1における波形25を印加し、セグメント0、1、3および6は黒表示から黒表示の変化であるので、図1における波形26を印加する。
周辺電極BGは、白表示から白表示の変化をするので、図1における波形27を印加する。しかし、実際には、常に0vであり、電圧は印加されていない。つまり、セグメント5および周辺電極BGおよびセグメント0、1、3、6には、駆動期間10にも、表示期間11にも、全く電圧が印加されす、表示素子のメモリー性により以前の白又は黒の状態を保持する。
一方、セグメント2の駆動期間10には、波形24に示すように+Vが印加され、白から黒に変化し、表示期間11は、0vであるので、黒を保持する。また、セグメント4の駆動期間10には、波形25に示すように−Vが印加され、黒から白に変化し、表示期間11は、0vであるので、白を保持する。
つぎに、本発明の効果について説明する。図6に示した第1の従来例では、駆動期間10において、セグメント0〜6も、周辺電極BGも同じパルス幅で書き込みを行っていた。そのため、全面黒にリセットした状態から、数字を表示した直後は、良好な表示がえられる。その後、表示状態の書き換えを数十〜数百回行うと、セグメント0〜6は、何回かは黒表示から白表示、あるいは、白表示から黒表示に変化し、白さが保たれる。
しかし、周辺電極BGは、常に白表示を保ったままであり、書き換えが1回もなされず、その結果、徐々に白さが低下し、灰色となり、セグメント0〜6との白さの差が残像となり、画質が低下してしまう。
しかし、本発明の駆動方法では、周辺電極BGの駆動期間10の駆動パルス幅はT1+T2であり、セグメント0〜6の駆動パルス幅T1より長いため、白表示を表示するのに充分すぎるパルス幅の電圧が印加されるので、全面黒にリセットした状態から、周辺電極BGを白表示に変化させた際の白さがセグメント0〜6より良くなり、表示状態の書き換えを数十〜数百回行った後でも周辺電極BGの白さ低下が少なく、セグメント0〜6との白さの差が少なくなり、残像が低減する。
さらに、長時間の書き換えを行うと、本発明の駆動方法を用いても、周辺電極BGの白さは低下し、残像が発生するため、周辺電極BGには図1の電圧波形28を印加して白表示から黒表示に戻し、再度、電圧波形29を印加して、周辺電極の白さを保持するリフレッシュ動作を行う必用がある。しかし、このリフレッシュ動作を行う時間間隔は、残像が低減したので、図6に示した従来例1より、2倍以上の時間でも問題なかった。
このように、本発明の駆動方法により、セグメント電極に印加する駆動期間のパルス幅より、周辺電極に印加する駆動期間のパルス幅を大きくすることで、残像の少ない表示装置を提供することが可能となる。
図2に、本発明の第2の実施例に係わる駆動波形を示す。表示パネルの構成は、図8および図9に示した第1の実施例と同一であるので省略する。この第2の実施例は、駆動期間において、セグメント電極に印加するパルス高より、周辺電極に印加するパルス高が大きいことが、第1の実施例と異なる。
先の実施例と同様に、駆動波形は駆動期間10と表示期間11の2つの期間から構成されている。図2における波形22はコモン電極93に印加される電圧波形であり、波形23〜26はセグメント電極95の図9におけるセグメント0〜6のいずれかへ印加される電圧波形である。第1の実施例と同一波形であるので、図1と同じ番号としてある。図2における波形67〜70は、図9における周辺電極BGに印加される電圧波形である。本実施例では、セグメント0〜6の駆動期間に印加するパルス幅と、周辺電極BGに印加するパルス幅はT1で等しいが、セグメント0〜6の駆動期間に印加するパルス高はVであり、周辺電極BGの駆動期間に印加するパルス高は、V+αである。
通常T1=400〜800ms程度であり、表示期間11は、数百ms〜数十秒、長い場合は数時間や数日や数ヶ月の場合もある。また、印加するセグメント電極に印加する電
圧Vは、通常5〜15vであり、周辺電極にはα=3〜10vだけさらに高い電圧を印加する。本実施例では、V=15v、α=5vとしたので、周辺電極に印加するパルス高は、20vとなる。
波形23〜26は、先の実施例と全く同一で、それぞれ印加されるセグメントが、(1)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ(実際には変化しない)、と表示状態を4つのパターンに変化させる時に印加する電圧波形で、波形67、68、69および70は、それぞれ周辺電極BGが、(1)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ(実際には変化しない)、と表示状態を4つのパターンに変化させる時に印加される電圧波形である。
全面黒に初期化した状態から、図10に示す表示状態78(数字の2)に変化させる場合、セグメント2,5、および周辺電極BGを黒から白に書き換える。先の実施例と同様に、コモン電極93には図2における波形22を印加し、セグメント2,5は、黒表示から白表示の変化であるので、図2における波形25を印加し、他のセグメントは黒表示から黒表示の変化であるので、図2における波形26を印加する。
周辺電極BGも、黒表示から白表示の変化であるので、図2における波形69を印加する。波形69で周辺電極BGに駆動期間10で印加するパルス高はV+αとなり、波形25でセグメント2,5に印加するパルス高Vより大きくなっている。このように、周辺電極BGにはセグメント2およびセグメント5に比べて白表示を表示するのに充分すぎるパルス高の電圧が印加されるので、周辺電極BGにおける表示の白さは、セグメント2,5より僅かに白くなる。
そのために、本実施例の場合でも、表示状態の書き換えを数十〜数百回行った後でも周辺電極BGの白さ低下が少なく、セグメント0〜6との白さの差が少なくなり、残像が低減し、高画質が得られる。
このように、本発明の駆動方法により、セグメント電極に印加する駆動期間のパルス高より、周辺電極に印加する駆動期間のパルス高を大きくすることで、残像の少ない表示装置を提供することが可能となる。
図3に、本発明の第3の実施例に係わる駆動波形を示す。表示パネルの構成は、図8および図9に示した第1の実施例と同一であるので省略する。この第3の実施例は、コモン電極に印加する電圧がVであることが、第1の実施例と異なる。
先の実施例と同様に、駆動波形は駆動期間10と表示期間11の2つの期間から構成されている。波形32はコモン電極93に印加される電圧波形であり、波形33〜36はセグメント電極95の図9におけるセグメント0〜6のいずれかへ印加される電圧波形であり、波形37〜40は、図9における周辺電極BGに印加される電圧波形である。本実施例でも、セグメント0〜6の駆動期間に印加するパルス幅はT1であり、周辺電極BGの駆動期間に印加するパルス幅は、T1+T2である。
波形33、34、35および36はそれぞれ印加されるセグメントが、(1)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ(実際には変化しない)、と表示状態を4つのパターンに変化させる時に印加する電圧波形である。同様に波形37、38、39および40は、それぞれ周辺電極BGが、(1)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白
表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ(実際には変化しない)、と表示状態を4つのパターンに変化させる時に印加される電圧波形である。
本実施例では、コモン電極93に印加される電圧波形32は、常にVである。そして、セグメント0〜6、および周辺電極BGに印加する電圧波形は、0かVか2・Vであり、Vだけシフトしている。セグメント電極に印加する電圧Vは、通常5〜15vであり、本実施例では、V=15vとしたので、2・Vは30vとなる。
この波形を用いることで、電源回路は正の電源だけで済むため、第1の実施例よりも低消費電力化をはかることが可能となる。しかし、実際に表示素子に印加される電圧波形は、コモン電極に印加される波形32とセグメント電極に印加される相対電圧波形となり、第1の実施例と同一である。
そのために、全面黒表示にリセットした状態から、数字を表示した場合、第1の実施例と同様な効果により、周辺電極BGの白さがセグメントより向上し、セグメントを何回か書き換えた後でも、残像が低減した高画質が得られる。
このように、本発明の駆動方法により、駆動電圧が正だけの場合でも、セグメント電極に印加する駆動期間のパルス幅より、周辺電極に印加する駆動期間のパルス幅を大きくすることで、残像の少ない表示装置を提供することが可能となる。
なお、本実施例では、0、V、2・Vの正の電源を用いたが、0、−V、−2・Vの負の電源だけを用いる駆動波形にしても、同様な効果が得られることは、明白である。
また、第2の実施例と同様に、本実施例においても、駆動期間に、周辺電極へ印加するパルス幅とセグメント電極に印加するパルス幅は同一とし、周辺電極へ印加するパルス高をセグメント電極に印加するパルス高より大きくしても、同様な効果が得られる。
図4に、本発明の第4の実施例に係わる駆動波形を示す。表示パネルは、図8と図9に示した第1の実施例の表示パネルと同一であるので省略する。
本実施例は、駆動波形が3つの期間から構成されることが、第1の実施例と異なる。反転期間9と駆動期間10と表示期間11からなり、反転期間9は、通常、数ms〜数百msであり、反転期間9を設けることで、さらに表示ムラ等を低減することができる。
波形42はコモン電極93に印加される電圧波形であり、波形43〜46は図8のセグメント電極95、図9におけるセグメント0〜6のいずれかへ印加される電圧波形であり、波形47〜50は、図8の周辺電極97、図9における周辺電極BGに印加される電圧波形である。本実施例でも、セグメント0〜6の駆動期間10に印加するパルス幅はT1であり、周辺電極BGの駆動期間10に印加するパルス幅は、T1+T2である。
駆動期間10と表示期間11に印加するセグメントに印加する波形43〜46および、周辺電極BGに印加する波形47〜50は、図1に示した第1の実施例と同一であるので、説明は省略する。
つぎに、反転期間9の効果について説明する。表示するセグメントにおいて、白黒の書き換え回数の違いにより、僅かにムラが発生する場合がある。白表示の場合、書き換え直後のセグメントは白いが、常に白から白に書き込みを行っているセグメントは、実質的に駆動期間での書き込みを行っておらず、白さが僅かに低下し灰色になる。この白さの差が
、表示ムラとして認識されるが、今度は、両方のセグメントを一緒に黒に変化させた場合、灰色から黒に変化したセグメントの方が、白から黒に変化したセグメントより黒くなり、セグメント間に表示ムラが残る。
しかし、この反転期間9を備えた駆動波形を用いることで、灰色のセグメントも、白に一旦リセットしてから黒に書き換えるので、白から黒に変化したセグメントと同じ黒さになり、セグメント間の表示ムラを低減できる。さらにセグメントを駆動するパルス幅よりも、周辺電極BGに印加する駆動期間パルス幅を大きくすることで、周辺電極とセグメント間の表示ムラを低減できる。なお、この効果は、逆に、黒表示でも同様で、黒表示から白表示にする場合も、セグメント間の表示ムラを低減できる。
このように、本発明の駆動方法により、セグメントに印加する駆動期間のパルス幅より、周辺電極に印加する駆動期間のパルス幅を大きくすることで、周辺電極とセグメント間の残像を低減でき、さらに、反転期間9を備えた駆動波形を用いることで、セグメント間の残像も低減した、ムラの少ない高画質の表示装置を提供することが可能となる。
なお、実施例4では、+V、0v、−Vの電圧を用いたが、実施例3と同様に、+2・V、+V、0vの正の電圧のみの駆動波形、あるいは、0v、−V、−2・Vの負の電圧のみの駆動波形を用いても、同様な表示装置を提供できることは、明白である。
また、第2の実施例と同様に、本実施例においても、駆動期間において、周辺電極へ印加するパルス幅とセグメント電極に印加するパルス幅は同一とし、セグメント電極に印加するパルス高より、周辺電極へ印加するパルス高を大きくしても、同様な効果が得られる。
図5に、本発明の第5の実施例に係わる駆動波形を示す。表示パネルは、図8と図9に示した実施例1の表示パネルと同一であるので省略する。
本実施例は、駆動波形が3つの期間から構成され、印加する電圧レベルが+Vだけである2値駆動を用いていることが、実施例1と異なる。本発明の駆動波形は、白駆動期間12と黒駆動期間13と表示期間11からなる。
波形52はコモン電極93に印加される電圧波形であり、波形53a〜56aは図8のセグメント電極95、図9におけるセグメント0〜6のいずれかへ印加される電圧波形であり、波形53b〜56bはそれぞれ波形53a〜56aの電位をコモン電位から見た相対電圧波形である。波形57a〜60aは、図8における周辺電極97、図9における周辺電極BGに印加される電圧波形であり、波形57b〜60bはそれぞれ波形57a〜60aの電位をコモン電位から見た相対電圧波形である。
セグメント0〜6の白駆動期間12に印加するパルス幅はT1であり、周辺電極BGの白駆動期間12に印加するパルス幅は、T1+T2である。セグメント0〜6の黒駆動期間13に印加するパルス幅はT3であり、周辺電極BGの黒駆動期間に印加するパルス幅は、T3+T4である。ここで、T1=T3、T2=T4とし、白駆動期間12と黒駆動期間13を等しくすることで、表示素子に直流が印加されることを防いでいる。
図5における波形53,54,55および56は、それぞれ印加されるセグメントが、(1)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ、とそれぞれ変化させる時に印加する電圧波形である。図5における波形57,58,59および60は、周辺電極BGが、(1
)白表示から白表示へ(実際には変化しない)、(2)白表示から黒表示へ、(3)黒表示から白表示へ、(4)黒表示から黒表示へ、とそれぞれ変化させる時に印加する電圧波形である。
本実施例の場合、図7に示した第2の従来例と同様に、印加する電圧はV又は0vの2値で済むので、駆動回路の小型化や低消電化が可能となるが、一方、黒表示と白表示を同時に書き込むことができず、駆動時間が長くなる欠点がある。
2値駆動を用いて、表示パネルを図10における表示状態78(数字の2)から表示状態79(数字の3)へ変化させる場合を説明する。図10における表示状態78では、セグメント0,1,3,4および6が黒であり、セグメント2,5および周辺電極BGが白である。最終の表示状態79では、セグメント0,1,2,3および6が黒となり、セグメント4,5および周辺電極BGが白となる。
このような表示状態を実施する場合には、コモン電極には、図5における波形52が印加され、セグメント5には、白表示から白表示の変化であるので波形53が印加され、セグメント2は白から黒の変化であるので波形54が印加され、セグメント4は黒から白の変化であるので波形55が印加され、セグメント0、1、3および6は黒から黒の変化であるので波形56が印加され、周辺電極BGは、白表示から白表示の変化であるので波形57が印加される。
ここで、セグメント4は、白駆動期間12で白に書き換えられる。また、黒表示のセグメント0、1、3および6も、白駆動期間12で一旦、白に書き換えてから、黒駆動期間13で、黒表示としている。つまり、図10における表示状態78から表示状態79へ変化する過程で、全てのセグメントと周辺電極がいったん白となる表示状態が出現する。
この2値駆動の場合でも、図9に示した表示パネル77を駆動した場合、セグメント0〜6は、何回かの書き換えにより、白か黒に変化するが、周辺電極BGは、常に白状態であり、波形57が印加される。この波形57は、周辺電極に印加する波形57aの白駆動期間12はVであるが、相対電圧波形57bは0vであり、まったく相対電圧波形が印加されずに、僅かに白さが低下して灰色となる。そのため、周辺電極BGとセグメント0〜6との白さの差が、残像として認識される問題がある。
そこで、全面黒に初期化した状態から、図10に示す表示状態78(数字の2)に変化させる場合、セグメント2、5には波形55を印加し、セグメント0,1,3、4、6には波形56を印加する。周辺電極BGは、黒表示から白表示の変化であるので、波形59を印加する。白駆動期間12の波形59で周辺電極BGに印加するパルス幅はT1+T2となり、波形55でセグメント2,5に印加する白駆動期間12のパルス幅T1より長くなっている。このため、周辺電極BGの白さは、セグメント2,5より僅かに白くなり、表示状態の書き換えを数十〜数百回行った後でも周辺電極BGの白さの低下が少なく、セグメント0〜6との白さの差が少なくなり、残像が低減する。
さらに、長時間の書き換えを行うと、本発明の駆動方法を用いても、周辺電極BGの白さは低下し、残像が発生するため、周辺電極BGには図5の電圧波形58を印加して白表示から黒表示に戻し、再度、電圧波形59を印加して、周辺電極の白さを保持するリフレッシュ動作を行うことが好ましい。
このように、本発明の駆動方法により、セグメントに印加する白駆動期間のパルス幅と黒駆動期間のパルス幅より、周辺電極に印加する白駆動期間のパルス幅と黒駆動期間のパルス幅を大きくすることで、2値駆動の場合でも、残像の少ない表示装置を提供すること
が可能となる。
また、第2の実施例と同様に、本実施例においても、白駆動期間と黒駆動期間において、周辺電極へ印加するパルス幅とセグメント電極に印加するパルス幅は同一とし、セグメント電極に印加するパルス高より、周辺電極へ印加するパルス高を大きくしても、同様な効果が得られる。なお、この場合、白駆動期間のパルス高と黒駆動期間のパルス高を等しくし、直流成分が表示素子に印加されないようにすることが好ましい。
また、実施例1〜5では、表示素子として、白と黒の2種類の帯電粒子をマイクロカプセル内の透明な液体に分散した2粒子タイプのマイクロカプセル型電気泳動素子を用いたが、青や赤や黒の着色した液体に、白色や黄色の帯電粒子を1種類だけを分散した1粒子タイプのマイクロカプセル型の電気泳動素子を用いることも可能である。
また、実施例1〜5では、第1の基板66として、セグメント電極95と周辺電極97を形成したポリイミドフィルムを用いたが、ポリイミドフィルムの代わりに、カーボン印刷でセグメント電極と周辺電極を印刷したPETフィルムや、ガラエポ基板を用いても、同様な表示装置を提供できる。
また、実施例1〜5では、表示素子としてマイクロカプセル型の電気泳動素子を用いたが、マイクロカプセル型の電子インクの変わりに、隔壁型電子インクを用いることも可能である。例えば、図11において、第1の基板86と第2の基板82の間に、ピッチ数百ミクロンで幅数十ミクロンの隔壁を設け、正に帯電した白色の粒子を分散した青や赤の色の付いた液体を封入してある隔壁型電子インクを用いて、本発明の駆動方法を適用し、周辺電極とセグメント間のムラを低減できる。
また、実施例1〜5では、表示素子としてマイクロカプセル型の電気泳動素子を用いたが、マイクロカプセル型の電子インクの変わりに、電子粉流体を用いることも可能である。例えば、図11において、第1の基板86と第2の基板82の間に、ピッチ数百ミクロンで幅数十ミクロンの隔壁を設け、正に帯電した黒色の粒子と、負に帯電した白色の粒子を、空気中あるいはガス中に封入してある電子粉流体を用いて、本発明の駆動方法を適用し、周辺電極とセグメント間のムラを低減できる。
以上の説明から明らかなように、本発明の駆動方法を用いることで、セグメント電極に印加する駆動期間のパルス幅又はパルス高より、周辺電極に印加する駆動期間のパルス幅又はパルス高を大きくすることで、残像の少ない高画質の電気泳動方式の表示装置を提供できる。
本発明の第1の実施例に係る駆動波形図。 本発明の第2の実施例に係る駆動波形図。 本発明の第3の実施例に係る駆動波形図。 本発明の第4の実施例に係る駆動波形図。 本発明の第5の実施例に係る駆動波形図。 第1の従来例に係る駆動波形図。 第2の従来例に係る駆動波形図。 本発明の表示体の断面図。 本発明および従来例で使用する表示体を用いて構成した表示パネル図。 本発明および従来例で使用する表示パネルの表示状態遷移図。 従来例で用いるで表示体の断面図。
符号の説明
9・・・反転期間
10・・・駆動期間
11・・・表示期間
12・・・白駆動期間
13・・・黒駆動期間
77・・・表示パネル
0、1、2、3、4、5、6・・・セグメント電極(セグメント)
BG・・・周辺電極(背景)
90・・・接着層
81、91・・・表示体
82、92・・・第2の基板
83、93・・・コモン電極
84、94・・・表示素子(マイクロカプセル)
85、95・・・セグメント電極
86、96・・・第1の基板
87、97・・・周辺電極
98・・・負に帯電した白色の粒子
99・・・正に帯電した黒色の粒子

Claims (5)

  1. セグメント電極と周辺電極を含む第1の基板と、表示領域全体で共通となる透明電極からなるコモン電極を含む第2の基板との間に、帯電粒子が封入され、前記セグメント電極と前記周辺電極とのそれぞれに印加する電圧と、前記コモン電極に印加する電圧との間の電位極性に応じて、前記帯電粒子を移動させて表示を行う表示装置において、
    前記セグメント電極と前記周辺電極と前記コモン電極とに印加されるそれぞれの駆動波形は、少なくとも駆動期間と表示期間とを備え、
    前記セグメント電極を駆動する駆動期間のパルス幅又はパルス高より、前記周辺電極を駆動する駆動期間のパルス幅又はパルス高が大きいことを特徴とする表示装置。
  2. 前記駆動期間は、少なくとも白駆動期間と黒駆動期間とを備え、
    前記セグメント電極を駆動する白駆動期間と黒駆動期間のパルス幅又はパルス高より、前記周辺電極を駆動する白駆動期間と黒駆動期間のパルス幅又はパルス高が大きいことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 少なくとも1種類の前記帯電粒子が、液体が封入されたマイクロカプセル中に分散されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 少なくとも1種類の前記帯電粒子が、第1の基板と第2の基板の間に隔壁を設け、前記隔壁に封入された液体中に分散されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  5. 少なくとも1種類の前記帯電粒子が、第1の基板と第2の基板の間に隔壁を設け、前記隔壁内の空気又はガス中に封入されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020230490A1 (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 凸版印刷株式会社 表示装置及び表示装置の駆動方法

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