JP2007252123A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007252123A
JP2007252123A JP2006073861A JP2006073861A JP2007252123A JP 2007252123 A JP2007252123 A JP 2007252123A JP 2006073861 A JP2006073861 A JP 2006073861A JP 2006073861 A JP2006073861 A JP 2006073861A JP 2007252123 A JP2007252123 A JP 2007252123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
detection circuit
ground fault
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006073861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4101267B2 (ja
Inventor
Akinori Matsuzaki
昭憲 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006073861A priority Critical patent/JP4101267B2/ja
Publication of JP2007252123A publication Critical patent/JP2007252123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4101267B2 publication Critical patent/JP4101267B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

【課題】 地絡判定回路での誤判定や誤動作を防止でき、且つ地絡判定回路の検出感度の低下を防止できる電力変換装置を得る。
【解決手段】 第1,第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対して付加抵抗Rc,Rdを直列接続する第1,第2の抵抗付加回路25,27と、直流電源3の直流出力電圧を検出する電圧検出回路37と、直流出力電圧が基準電圧を超えているか否かを判定する電圧判定回路39と、直流出力電圧が基準電圧を超えている状態を電圧判定回路39が検出すると、付加抵抗Rc,Rdを第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対してそれぞれ直列接続する指令を第1及び第2の抵抗付加回路25,27に出力し、直流出力電圧が基準電圧を超えていない状態を検出すると、付加抵抗Rc,Rdを第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対して直列接続しない指令を第1及び第2の抵抗付加回路5,27に出力する指令発生回路43とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、出力電圧が変動する直流電源の直流地絡電流を検出する直流地絡検出回路を備えた電力変換装置に関するものである。
交流電源の地絡電流を検出する交流地絡検出回路は、既に提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、このような交流地絡検出回路は、直流電源の地絡電流を検出する直流地絡検出回路としては使用できない。
そこで出願人は、図6に示すような直流地絡検出回路を備えた電力変換装置を検討している。
この直流地絡検出回路を備えた電力変換装置1は、太陽電池等の直流電源3から出力される直流電力を交流電力に変換するインバータのような電力変換器5を備えている。電力変換器5と図示しない交流負荷との間には、電力変換器5の出力電圧を交流負荷が要求している所要の電圧に変換する絶縁トランス9が設けられている。絶縁トランス9と図示しない交流負荷との間には、常開の開閉器11が設けられている。開閉器11は、開閉器駆動回路13で開閉駆動が行われるようになっている。電力変換器5は制御信号発生回路7を備えている。該制御信号発生回路7は、電力変換器5と、開閉器11を開閉制御する開閉器制御回路13に制御信号を出力する。電力変換器5は制御信号発生回路7から制御信号が与えられて直流電力を交流電力に変換するようになっている。
このような電力変換装置1は、運転が始まると開閉器11が閉となる。太陽電池等の直流電源3の出力側で直流地絡が発生したことを検出すると、制御信号発生回路7に制御指令の出力を停止させ且つ開閉器11の開閉器駆動回路13に対して開指令を与える直流地絡検出回路15を備えている。
直流地絡検出回路15は、第1の電流制限用抵抗Raを備えて、出力電圧が変動する太陽電池等の直流電源3の正極端子Pと接地点Eとの間に設けられた第1の電流検出回路17を備えている。また、第2の電流制限用抵抗Rbを備えて、直流電源3の負極端子Nと接地点Eとの間に設けられた第2の電流検出回路19を備えている。本例では、接地点E側で第1の電流検出回路17と第2の電流検出回路19を相互に接続している接続点20に接地点Eが設けられている。これら第1の電流検出回路17と第2の電流検出回路19とには、正極端子P→第1の電流検出回路17→接地点E→第2の電流検出回路19→負極端子Nの向きで電流が流れるようになっている。これは、電力変換器5の負荷側に絶縁トランス9が接続されているためと、太陽電池等の直流電源3の出力端における正極端子Pまたは負極端子Nに地絡が発生しない限り実際上の回路が形成されないためであって、直流電源3の出力電流はその流路の途中に接地点Eがあってこの接地点Eが接地されていても電流の帰路とはなり得ず、直流電源3の負極端子Nに電流が戻るためである。また、これら第1の電流検出回路17を流れる第1の検出電流Iaと第2の電流検出回路19を流れる第2の検出電流Ibとの差電流ΔIを検出する零相電流検出回路21が、これら回路の途中に設けられている。この場合、第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbは、直流電源の端子P,N側に直流地絡が発生していない場合、等しい電流が流れる。さらに、この直流地絡検出回路15は、差電流ΔIが予め定めた基準値を超えると、直流地絡が発生したと判定する地絡判定回路23を備えている。
このような電力変換装置1は、太陽電池等の直流電源3の正極端子P,負極端子Nの側で直流地絡が発生しない場合、第1の電流制限用抵抗Raと第2の電流制限用抵抗Rbに等しい第1の検出電流Iaと第2の検出電流Ibが前述したように流れている。これら電流Ia,Ibが零相電流検出回路21に入力されると、該零相電流検出回路21からは差電流ΔI(=Ia−Ib)が出力される。この差電流ΔIは、地絡判定回路23に入力される。地絡判定回路23は、差電流ΔIが基準値未満のため直流地絡が発生していないと判定する。直流地絡が発生していない場合は、地絡判定回路23は制御信号発生回路7に制御指令を出力しないので、制御信号発生回路7は電力変換器5に制御信号を与え、電力変換器5は直流電力を交流電力に変換する。またこのときには、制御信号発生回路7は開閉器駆動回路13に開指令を与えないので、開閉器11は閉状態のままであり、図示しない交流負荷に交流電力を供給している。
しかし、図7に示すように直流電源3の負極端子Nに直流地絡が発生した場合は、地絡点に接地抵抗Rxが現れる。この場合には、直流電源3の負極端子Nが接地されるので、接地点Eは電流の帰路となり、途中までは正極端子P→第1の電流検出回路17→接地点Eの向きで電流が流れる。接地点Eで電流は2分岐され、一方は接地点E→第2の電流検出回路19→負極端子Nと流れ、他方は接地点E→接地抵抗Rx→負極端子Nと流れる。
このとき接地抵抗Rxに流れる電流をIx、第1の電流制限用抵抗Raと第2の電流制限用抵抗Rbとに流れる電流をIa,Ibとすると、Ia=Ib+Ixとなって電流Ia,Ibの平衡がくずれて電流Iaが電流Ibより大きくなり(Ia>Ib)、零相電流検出回路21に発生する差電流ΔIは基準値を超える。このため地絡判定回路23が直流地絡を判定する。地絡判定回路23が直流地絡を判定すると、該地絡判定回路23は制御信号発生回路7に制御指令を与える。これにより制御信号発生回路7は、開閉器駆動回路13に開指令を与えて開閉器11を開とし、また電力変換器5に制御指令の供給を停止し、電力変換器5は電力変換を停止する。このため直流電源の異常状態を検出し、安全に図示しない交流負荷への給電を停止することができる。
特開昭61−150615号公報
太陽電池等の直流電源3では、日射量や温度により太陽電池の直流発電出力の電圧変動が例えばDC200V〜DC500Vと大きい。そのために図6に示す電力変換装置1では、図4に示すように運転可能な下限の太陽電池の直流出力電圧をDC250Vと設定すると、日射量や温度が大きく、使用負荷率が小さい場合には、太陽電池の直流出力電圧がDC500Vに上昇し、第1の電流制限用抵抗Raと第2の電流制限用抵抗Rbとに流れる電流が2倍となるため、零相電流検出回路21から出力する差電流ΔIが2倍となり、このため図4に示すように地絡が発生していないにも拘わらず地絡発生時の基準値を超えてしまい、地絡判定回路23で誤判定や誤動作を招く問題点がある。
また、DC500Vで誤動作を起こさないために、地絡発生時の基準値を図4に示す値より上げると、地絡判定回路23の検出感度が低下する問題点がある。
本発明の目的は、地絡判定回路での誤判定や誤動作を防止でき、且つ地絡判定回路の検出感度の低下を防止できる電力変換装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、第1及び第2の電流制限用抵抗に対する第1及び第2の付加抵抗の直列接続と非接続状態を容易に得ることができる電力変換装置を提供することにある。
本発明に係る電力変換装置は、太陽電池等の直流電源から出力される直流電力を交流電力に変換する電力変換器と、該電力変換器と負荷との間に設けられた絶縁トランスと、電力変換器に制御信号を出力する制御信号発生回路と、直流電源の出力側で直流地絡が発生したことを検出すると制御信号発生回路からの制御指令の出力の停止を行わせる直流地絡検出回路とを備えている。直流地絡検出回路は、第1の電流制限用抵抗を備えて、出力電圧が変動する直流電源の正極端子と接地点との間に設けられた第1の電流検出回路と、第2の電流制限用抵抗を備えて、直流電源の負極端子と接地点との間に設けられた第2の電流検出回路と、第1の電流検出回路を流れる第1の検出電流と第2の電流検出回路を流れる第2の検出電流との差電流を検出する零相電流検出回路と、差電流が予め定めた基準値を超えると、直流地絡が発生したと判定する地絡判定回路とを備えている。
特に本発明の電力変換装置では、直流地絡検出回路が、第1の電流制限用抵抗に対して、選択的に所定の値の第1の付加抵抗を直列に接続することができるように構成された第1の抵抗付加回路を備えている。また、第2の電流制限用抵抗に対して、選択的に所定の値の第2の付加抵抗を直列に接続することができるように構成された第2の抵抗付加回路を備えている。また、直流電源の直流出力電圧を検出する電圧検出回路を備えている。また、直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えているか否かを判定する電圧判定回路を備えている。さらに、直流出力電圧が基準電圧を超えている状態を電圧判定回路が検出しているときには、第1及び第2の付加抵抗を第1及び第2の電流制限用抵抗に対してそれぞれ直列接続する指令を第1及び第2の抵抗付加回路に出力し、直流出力電圧が基準電圧を超えていない状態を検出しているときには、第1及び第2の付加抵抗を第1及び第2の電流制限用抵抗に対して直列接続しない指令を第1及び第2の抵抗付加回路に出力する指令発生回路を備えている。
このような電力変換装置の直流地絡検出回路では、直流電源の直流出力電圧を電圧検出回路で検出し、直流電源の直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えていると、第1及び第2の付加抵抗を第1及び第2の電流制限用抵抗に対してそれぞれ直列接続するので、直流出力電圧が大きく上昇した場合であっても、第1及び第2の電流制限用抵抗に流れる電流の増加を抑えることができる。それゆえ、直流地絡検出の直流出力電圧の下限を例えばDC250Vと考えて零相電流検出回路の基準値を設定した場合でも、本発明によれば、直流出力電圧が例えばDC500Vに上昇したときに、零相電流検出回路から出力される差電流ΔIが2倍とならず、地絡判定回路で誤判定や誤動作を招くことはない。また、この直流地絡検出回路では、直流出力電圧が例えばDC500Vに上昇しても、零相電流検出回路から出力する差電流ΔIは電圧の上昇に比例し大きくならないため、地絡判定回路の検出感度が低下することはない。一方、直流電源の出力電圧が高くならないときには、第1及び第2の電流制限用抵抗に対して第1及び第2の付加抵抗を直列接続しないので、第1及び第2の付加抵抗が影響を与えることがない。
この発明は、絶縁トランスの二次側に開閉器を設け、この開閉器を駆動する開閉器駆動回路を設けた電力変換装置にも適用することができる。この開閉器を有する電力変換装置に本発明を適用した場合、直流地絡が発生した場合、開閉器が開いて異常な電力が負荷に与えられるのを防止できる。
また、直流地絡検出回路は、具体的には次のように構成することができる。即ち、直流地絡検出回路は、第1の電流制限用抵抗に対して直列に接続された所定の値の第1の付加抵抗と、前記第1の付加抵抗に対して並列接続されて指令に応じて開閉制御可能な第1のスイッチを有する第1の短絡回路とを備えた第1の抵抗付加回路を備えている。また、第2の電流制限用抵抗に対して直列に接続された所定の値の第2の付加抵抗と、該第2の付加抵抗に対して並列接続されて指令に応じて開閉制御可能な第2のスイッチとを有する第2の短絡回路とを備えた第2の抵抗付加回路を備えている。また、直流電源の直流出力電圧を検出する電圧検出回路を備えている。また、直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えているか否かを判定する電圧判定回路を備えている。さらに、直流出力電圧が基準電圧を超えている状態を電圧判定回路が検出しているときには、第1及び第2の付加抵抗を第1及び第2の電流制限用抵抗に対してそれぞれ直列接続した状態を維持するように第1及び第2の短絡回路の第1及び第2のスイッチを開く指令を第1及び第2の抵抗付加回路に出力し、直流出力電圧が基準電圧を超えていない状態を検出しているときには、第1及び第2の電流制限用抵抗に対して直列接続されている第1及び第2の付加抵抗を短絡するように第1及び第2の短絡回路の第1及び第2のスイッチを閉じる指令を第1及び第2の抵抗付加回路に出力する指令発生回路を備えている。
このような電力変換装置の直流地絡検出回路では、直流電源の直流出力電圧を電圧検出回路で検出し、直流電源の直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えていると、第1及び第2のスイッチを開いて、第1及び第2の付加抵抗を第1及び第2の電流制限用抵抗に対してそれぞれ直列接続するので、直流出力電圧が大きく上昇した場合であっても、第1及び第2の電流制限用抵抗に流れる電流の増加を抑えることができる。それゆえ、直流地絡検出の直流出力電圧の下限を例えばDC250Vと考えて零相電流検出回路の基準値を設定した場合でも、本発明によれば、直流出力電圧が例えばDC500Vに上昇したときに、零相電流検出回路から出力される差電流ΔIが2倍とならず、地絡判定回路で誤判定や誤動作を招くことはない。また、この直流地絡検出回路では、直流出力電圧が例えばDC500Vに上昇しても、零相電流検出回路から出力する差電流ΔIは電圧の上昇に比例し大きくならないため、地絡判定回路の検出感度が低下することはない。一方、直流電源の出力電圧が高くならないときには、第1及び第2のスイッチを閉じて、第1及び第2の電流制限用抵抗に対して第1及び第2の付加抵抗を直列接続しないので、第1及び第2の付加抵抗が影響を与えることがない。
零相電流検出回路が、第1の電流検出回路に流れる電流による磁束と第2の電流検出回路に流れる電流による磁束とが流れる検出コアと、該検出コアに巻装された検出コイルと、検出コアと鎖交するように配置された励磁コアと、該励磁コアに周波数fの励磁電流Iexによる交流磁束を流す励磁コイルとを備えていると、第1の電流検出回路と第2の電流検出回路とに直流電流が流れていても差電流の検出を行うことができる。
本発明に係る電力変換装置では、直流電源の直流出力電圧を電圧検出回路で検出し、直流電源の直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えていると、第1及び第2の付加抵抗を第1及び第2の電流制限用抵抗に対してそれぞれ直列接続するので、直流出力電圧が大きく上昇した場合であっても、第1及び第2の電流制限用抵抗に流れる電流の増加を抑えることができる。それゆえ、直流地絡検出の直流出力電圧の下限を例えばDC250Vと考えて零相電流検出回路の基準値を設定した場合でも、本発明によれば、直流出力電圧が例えばDC500Vに上昇したときに、零相電流検出回路から出力される差電流ΔIが2倍とならず、地絡判定回路で誤判定や誤動作を招くことはない。また、この直流地絡検出回路では、直流出力電圧が例えばDC500Vに上昇しても、零相電流検出回路から出力する差電流ΔIは電圧の上昇に比例し大きくならないため、地絡判定回路の検出感度が低下することはない。一方、直流電源の出力電圧が高くならないときには、第1及び第2の電流制限用抵抗に対して第1及び第2の付加抵抗を直列接続しないので、第1及び第2の付加抵抗が影響を与えることがない。
以下、本発明に係る直流地絡検出回路を用いた電力変換装置を実施するための最良の形態の一例を図1乃至図3を参照して詳細に説明する。図1は本例の直流地絡検出回路を用いた電力変換装置のブロック図、図2は本例で用いている零相電流検出回路の概略構成図、図3(A)、(B)及び(C)は図2の動作説明図である。なお、前述した図6と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例の直流地絡検出回路15を用いた電力変換装置1では、直流地絡検出回路15が、第1の電流制限用抵抗Raに対して、選択的に所定の値の第1の付加抵抗Rcを直列に接続することができるように構成された第1の抵抗付加回路25と、第2の電流制限用抵抗Rbに対して、選択的に所定の値の第2の付加抵抗Rdを直列に接続することができるように構成された第2の抵抗付加回路27とを備えている。
第1及び第2の抵抗付加回路25,27は、第1及び第2の付加抵抗Rc,Rdと、これら第1及び第2の付加抵抗Rc,Rdに対して並列接続されて指令に応じて開閉制御可能な第1及び第2のスイッチ29,31を有する第1及び第2の短絡回路33,35とを備えた並列回路から構成されて、第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対して直列接続されている。
また直流地絡検出回路15は、直流電源3の直流出力電圧を検出する電圧検出回路37と、直流出力電圧が基準電圧発生回路39に予め定めた基準電圧を超えているか否かを判定する電圧判定回路41とを備えている。更に、直流出力電圧が基準電圧を超えている状態を電圧判定回路41が検出しているときには、第1及び第2の付加抵抗Rc,Rdを第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対してそれぞれ直列接続する指令を第1及び第2の抵抗付加回路25,27に出力し、直流出力電圧が基準電圧を超えていない状態を検出しているときには、第1及び第2の付加抵抗Rc,Rdを第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対して直列接続しない指令を第1及び第2の抵抗付加回路25,27に出力する指令発生回路43とを備えている。
開閉制御可能な第1及び第2のスイッチ29,31は、常閉接点を有する電磁リレースイッチの接点で構成することができる。また、指令発生回路43は電磁リレースイッチの励磁回路で構成することができる。このようにすると、電磁リレースイッチの励磁回路に励磁電流が流れていない状態が、指令発生回路43から直列接続しない指令が出力されている状態であり、電磁リレースイッチの励磁回路に励磁電流が流れている状態が、指令発生回路43から直列接続する指令が出力されている状態である。
この場合、零相電流検出回路21は、図2に示すようにして構成することができる。即ち、第1の電流検出回路17に流れる電流による磁束と第2の電流検出回路19に流れる電流による磁束とが流れる検出コア21aと、該検出コア21aに巻装された検出コイル21eと、検出コア21aと鎖交するように配置された励磁コア21bと、該励磁コア21bに周波数fの励磁電流Iexによる交流磁束を流す励磁コイル21dとを備えて構成されている。検出コイル21eの出力が地絡判定回路23に与えられるようになっている。
このような零相電流検出回路21では、第1の電流検出回路17と第2の電流検出回路19には直流が流れているので、図3(A)に示すように磁束の時間変化がない。そこで、図2に示すように検出コア21aに直交する励磁コア21bを設け、この励磁コア21bに巻装した励磁コイル21dに交流電源21cから周波数fの励磁電流Iexを流す。励磁コア21bに対する検出コア21aの直交部(ハッチング部分)に注目すると、励磁電流Iexの増加につれて磁化の方向は周方向から徐々に直角(幅)方向へ回転し、ついには完全に直角方向に揃う。このとき、周方向の磁気抵抗は極端に増加し、検出コア21aの磁束はほぼ零になる。
従って、磁束は図3(C)に示すように周波数2fで変化することになり、検出コイル21eには差電流ΔIに相当する交流の誘起電圧が発生する。
この誘起電圧は、地絡判定回路23に与えられる。
このような構成の電力変換装置1では、直流地絡検出回路15が、太陽電池からなる直流電源3の直流出力電圧を電圧検出回路37で検出し、直流電源3の直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えていると、指令発生回路43が第1及び第2の付加抵抗Rc,Rdを第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対してそれぞれ直列接続する指令を第1及び第2の抵抗付加回路25,27に出力して第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbにそれぞれ第1及び第2の付加抵抗Rc,Rdを直列接続するので、第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに流れる電流の増加を抑えることができる。その結果、太陽電池の直流出力電圧の下限を例えばDC250Vのときを基準にして、零相電流検出回路21の基準値を定めた場合であっても、日射量が大きくなって太陽電池の直流出力電圧が例えばDC500Vに上昇したときには、第1及び第2の抵抗付加回路25,27が付加されることにより、零相電流検出回路21から出力される差電流ΔIが極端に大きくなることはない。それゆえ、地絡判定回路23で誤判定や誤動作が発生することはない。一方、直流電源3の出力電圧が高くならないときには、第1の電流制限用抵抗Raに対して直列に付加抵抗Rcが接続されることがなく、また第2の電流制限用抵抗Rbに対しても直列に付加抵抗Rdが接続されることがない。したがって、このような場合に、付加抵抗Rc,Rdの存在が誤判定や誤動作を引き起こすことはない。
本例では、第1及び第2の抵抗付加回路25,27を、付加抵抗Rc,Rdと該付加抵抗Rc,Rdに対して並列接続されて指令に応じて開閉制御可能なスイッチ29,31を有する短絡回路33,35とを備えた並列回路で構成している。そしてこの並列回路を、第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対して直列接続している。このような構成を採用すると、スイッチ9,31の開閉だけで、第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対する付加抵抗Rc,Rdの直列接続と非接続状態を容易に得ることができる。
図4は、直流入力電圧と、差電流との関係を示す図である。この図は、直流出力電圧が設定値より上昇した場合の本例の構成と従来の構成の場合の差異を説明したものである。
従来の構成の場合は、太陽電池の直流出力電圧を例えばDC250Vと設定した場合、日射量や温度が大きくなって太陽電池の直流出力電圧が例えばDC500Vに上昇すると、差電流ΔIが地絡が発生していないにも拘わらず基準値を超えて大きくなり、誤検出を招く問題点がある。しかし、本発明の構成の場合には、太陽電池の直流出力電圧が例えばDC500Vに上昇すると、第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに付加抵抗Rc,Rdが直列接続され、差電流ΔIが2倍程度に大きくなることはなく、誤検出を招くことはない。
図5は本発明に係る直流地絡検出回路を用いた電力変換装置を実施する他の例のブロック図である。なお、図1と対応する部分には、図1で用いた符号に100を加えた符号を用いて示している。本例の直流地絡検出回路115を用いた電力変換装置101は、太陽電池等の直流電源103から出力される直流電力を交流電力に変換する電力変換器105と、この電力変換器105と図示ない交流負荷との間に設けられた絶縁トランス109と、電力変換器105に制御信号を出力する制御信号発生回路107と、直流電源103の出力側で直流地絡が発生したことを検出すると制御信号発生回路107からの制御指令の出力の停止を行わせる直流地絡検出回路105とを備えている。
直流地絡検出回路115は、第1の電流制限用抵抗Raと、この第1の電流制限用抵抗Raに対して、選択的に所定の値の第1の付加抵抗Rcを直列に接続することができるように構成された第1の抵抗付加回路125とを備えて、出力電圧が変動する直流電源103の正極端子Pと接地点Eとの間に設けられた第1の電流回路117を備えている。また、第2の電流制限用抵抗Rbと、この第2の電流制限用抵抗Rbに対して、選択的に所定の値の第2の付加抵抗Rdを直列に接続することができるように構成された第2の抵抗付加回路127とを備えて、直流電源103の負極端子Nと接地点Eとの間に設けられた第2の電流回路119を備えている。また、直流電源103の直流出力電圧を検出する電圧検出回路137と、直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えているか否かを判定する電圧判定回路141とを備えている。また、直流出力電圧が基準電圧を超えている状態を電圧判定回路141が検出しているときには、第1及び第2の付加抵抗Rc,Rdを第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対してそれぞれ直列接続する指令を第1及び第2の抵抗付加回路125,127に出力し、直流出力電圧が基準電圧を超えていない状態を検出しているときには、第1及び第2の付加抵抗Rc,Rdを第1及び第2の電流制限用抵抗Ra,Rbに対して直列接続しない指令を第1及び第2の抵抗付加回路125,127に出力する指令発生回路143を備えている。また、第1及び第2の電流回路117,119と接地点Eとの間に設けられた零相電流検出回路121を備えている。本例では、接地点E側で第1及び第2の電流回路117,119を相互に接続している接続点120と接地点Eとをつなぐ接地電路144に零相電流検出回路121が設けられている。さらに、零相電流検出回路121の出力に基づいて直流地絡が発生したと判定する地絡判定回路123を備えている。
この場合、直流電源103の負極端子Nに直流地絡が発生した場合の回路構成を破線で示している。
このような電力変換装置101でも、直流地絡が発生したときのみ接地電路144に地絡電流が流れ、零相電流検出回路121がこれを検出し、この零相電流検出回路121の出力に基づいて地絡判定回路123が直流地絡が発生したと判定する。このとき太陽電池等の直流電源103の出力電圧が下限の直流出力電圧DC250Vより高いDC500Vに上昇していると、電圧検出回路137を経て電圧判定回路141がこれを判定し、指令発生回路143の指令で第1の電流制限用抵抗Raに第1の付加抵抗Rcが直列接続され、また第2の電流制限用抵抗Rbに第2の付加抵抗Rdが直列接続された状態になる。これにより地絡電流を減少させることができる。
また、出力電圧が変動する直流電源3,103は太陽電池に限らず、出力電圧が変動する直流電源3,103であれば同様に本発明を適用することができる。
本発明に係る直流地絡検出回路を用いた電力変換装置の一例を示すブロック図である。 本例で用いている零相電流検出回路の動作を示す概略構成図である。 (A)、(B)及び(C)は図2の動作説明図である。 従来例と本発明例との直流入力電圧と、差電流との関係を示す図である。 本発明に係る直流地絡検出回路を用いた電力変換装置の他の例を示すブロック図である。 従来の直流地絡検出回路を用いた電力変換装置を示すブロック図である。 従来の直流地絡検出回路を用いた電力変換装置で直流地絡が発生した状態を示すブロック図である。
符号の説明
1 電力変換装置
3 直流電源
5 電力変換器
7 制御信号発生回路
9 絶縁トランス
11 開閉器
13 開閉器駆動回路
15 直流地絡検出回路
17 第1の電流検出回路
19 第2の電流検出回路
21 零相電流検出回路
23 地絡判定回路
25 第1の抵抗付加回路
27 第2の抵抗付加回路
29,31 第1及び第2のスイッチ
33,35 第1及び第2の短絡回路
37 電圧検出回路
39 基準電圧発生回路
41 電圧判定回路
43 指令発生回路
Ra,Rb 第1及び第2の電流制限用抵抗
Rc,Rd 第1及び第2の付加抵抗

Claims (5)

  1. 太陽電池等の直流電源から出力される直流電力を交流電力に変換する電力変換器と、前記電力変換器と負荷との間に設けられた絶縁トランスと、前記電力変換器に制御信号を出力する制御信号発生回路と、前記直流電源の出力側で直流地絡が発生したことを検出すると前記制御信号発生回路からの前記制御指令の出力の停止を行わせる直流地絡検出回路とを備え、
    前記直流地絡検出回路が、
    第1の電流制限用抵抗を備えて、出力電圧が変動する前記直流電源の正極端子と接地点との間に設けられた第1の電流検出回路と、
    第2の電流制限用抵抗を備えて、前記直流電源の負極端子と前記接地点との間に設けられた第2の電流検出回路と、
    前記第1の電流検出回路を流れる第1の検出電流と前記第2の電流検出回路を流れる第2の検出電流との差電流を検出する零相電流検出回路と、
    前記差電流が予め定めた基準値を超えると、直流地絡が発生したと判定する地絡判定回路とを備えている電力変換装置であって、
    前記直流地絡検出回路が、
    前記第1の電流制限用抵抗に対して、選択的に所定の値の第1の付加抵抗を直列に接続することができるように構成された第1の抵抗付加回路と、
    前記第2の電流制限用抵抗に対して、選択的に所定の値の第2の付加抵抗を直列に接続することができるように構成された第2の抵抗付加回路と、
    前記直流電源の直流出力電圧を検出する電圧検出回路と、
    前記直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えているか否かを判定する電圧判定回路と、
    前記直流出力電圧が前記基準電圧を超えている状態を前記電圧判定回路が検出しているときには、前記第1及び第2の付加抵抗を前記第1及び第2の電流制限用抵抗に対してそれぞれ直列接続する指令を前記第1及び第2の抵抗付加回路に出力し、前記直流出力電圧が前記基準電圧を超えていない状態を検出しているときには、前記第1及び第2の付加抵抗を前記第1及び第2の電流制限用抵抗に対して直列接続しない指令を前記第1及び第2の抵抗付加回路に出力する指令発生回路とを備えていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 太陽電池等の直流電源から出力される直流電力を交流電力に変換する電力変換器と、前記電力変換器と負荷との間に設けられた絶縁トランスと、前記絶縁トランスの二次側に設けられた開閉器と、前記開閉器を駆動する開閉器駆動回路と、前記電力変換器と前記開閉器駆動回路に制御信号を出力する制御信号発生回路と、前記直流電源の出力側で直流地絡が発生したことを検出すると前記制御信号発生回路からの前記制御指令の出力の停止と前記開閉器駆動回路からの開指令の送出を行わせる直流地絡検出回路とを備え、
    前記直流地絡検出回路が、
    第1の電流制限用抵抗を備えて、出力電圧が変動する前記直流電源の正極端子と接地点との間に設けられた第1の電流検出回路と、
    第2の電流制限用抵抗を備えて、前記直流電源の負極端子と前記接地点との間に設けられた第2の電流検出回路と、
    前記第1の電流検出回路を流れる第1の検出電流と前記第2の電流検出回路を流れる第2の検出電流との差電流を検出する零相電流検出回路と、
    前記差電流が予め定めた基準値を超えると、直流地絡が発生したと判定する地絡判定回路とを備えている電力変換装置であって、
    前記直流地絡検出回路が、
    前記第1の電流制限用抵抗に対して、選択的に所定の値の第1の付加抵抗を直列に接続することができるように構成された第1の抵抗付加回路と、
    前記第2の電流制限用抵抗に対して、選択的に所定の値の第2の付加抵抗を直列に接続することができるように構成された第2の抵抗付加回路と、
    前記直流電源の直流出力電圧を検出する電圧検出回路と、
    前記直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えているか否かを判定する電圧判定回路と、
    前記直流出力電圧が前記基準電圧を超えている状態を前記電圧判定回路が検出しているときには、前記第1及び第2の付加抵抗を前記第1及び第2の電流制限用抵抗に対してそれぞれ直列接続する指令を前記第1及び第2の抵抗付加回路に出力し、前記直流出力電圧が前記基準電圧を超えていない状態を検出しているときには、前記第1及び第2の付加抵抗を前記第1及び第2の電流制限用抵抗に対して直列接続しない指令を前記第1及び第2の抵抗付加回路に出力する指令発生回路とを備えていることを特徴とする電力変換装置。
  3. 太陽電池等の直流電源から出力される直流電力を交流電力に変換する電力変換器と、前記電力変換器と負荷との間に設けられた絶縁トランスと、前記電力変換器に制御信号を出力する制御信号発生回路と、前記直流電源の出力側で直流地絡が発生したことを検出すると前記制御信号発生回路からの前記制御指令の出力の停止を行わせる直流地絡検出回路とを備え、
    前記直流地絡検出回路が、
    第1の電流制限用抵抗を備えて、出力電圧が変動する直流電源の正極端子と接地点との間に設けられた第1の電流検出回路と、
    第2の電流制限用抵抗を備えて、前記直流電源の負極端子と前記接地点との間に設けられた第2の電流検出回路と、
    前記第1の電流検出回路を流れる第1の検出電流と前記第2の電流検出回路を流れる第2の検出電流との差電流を検出する零相電流検出回路と、
    前記差電流が予め定めた基準値を超えると、直流地絡が発生したと判定する地絡判定回路とを備えている電力変換装置であって、
    前記直流地絡検出回路が、
    前記第1の電流制限用抵抗に対して直列に接続された所定の値の第1の付加抵抗と、前記第1の付加抵抗に対して並列接続されて指令に応じて開閉制御可能な第1のスイッチを有する第1の短絡回路とを備えた第1の抵抗付加回路と、
    前記第2の電流制限用抵抗に対して直列に接続された所定の値の第2の付加抵抗と、前記第2の付加抵抗に対して並列接続されて指令に応じて開閉制御可能な第2のスイッチとを有する第2の短絡回路とを備えた第2の抵抗付加回路と、
    前記直流電源の直流出力電圧を検出する電圧検出回路と、
    前記直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えているか否かを判定する電圧判定回路と、
    前記直流出力電圧が前記基準電圧を超えている状態を前記電圧判定回路が検出しているときには、前記第1及び第2の付加抵抗を前記第1及び第2の電流制限用抵抗に対してそれぞれ直列接続した状態を維持するように前記第1及び第2の短絡回路の前記第1及び第2のスイッチを開く指令を前記第1及び第2の抵抗付加回路に出力し、前記直流出力電圧が前記基準電圧を超えていない状態を検出しているときには、前記第1及び第2の電流制限用抵抗に対して直列接続されている前記第1及び第2の付加抵抗を短絡するように前記第1及び第2の短絡回路の前記第1及び第2のスイッチを閉じる指令を前記第1及び第2の抵抗付加回路に出力する指令発生回路とを備えていることを特徴とする電力変換装置。
  4. 前記零相電流検出回路は、前記第1の電流検出回路に流れる電流による磁束と前記第2の電流検出回路に流れる電流による磁束とが流れる検出コアと、該検出コアに巻装された検出コイルと、前記検出コアと鎖交するように配置された励磁コアと、前記励磁コアに周波数fの励磁電流Iexによる交流磁束を流す励磁コイルとを備えている請求項1に記載の電力変換装置。
  5. 太陽電池等の直流電源から出力される直流電力を交流電力に変換する電力変換器と、前記電力変換器と負荷との間に設けられた絶縁トランスと、前記電力変換器に制御信号を出力する制御信号発生回路と、前記直流電源の出力側で直流地絡が発生したことを検出すると前記制御信号発生回路からの前記制御指令の出力の停止を行わせる直流地絡検出回路とを備えた電力変換装置であって、
    前記直流地絡検出回路が、
    第1の電流制限用抵抗と、前記第1の電流制限用抵抗に対して、選択的に所定の値の第1の付加抵抗を直列に接続することができるように構成された第1の抵抗付加回路とを備えて、出力電圧が変動する前記直流電源の正極端子と接地点との間に設けられた第1の電流回路と、
    第2の電流制限用抵抗と、前記第2の電流制限用抵抗に対して、選択的に所定の値の第2の付加抵抗を直列に接続することができるように構成された第2の抵抗付加回路とを備えて、前記直流電源の負極端子と前記接地点との間に設けられた第2の電流回路と、
    前記直流電源の直流出力電圧を検出する電圧検出回路と、
    前記直流出力電圧が予め定めた基準電圧を超えているか否かを判定する電圧判定回路と、
    前記直流出力電圧が前記基準電圧を超えている状態を前記電圧判定回路が検出しているときには、前記第1及び第2の付加抵抗を前記第1及び第2の電流制限用抵抗に対してそれぞれ直列接続する指令を前記第1及び第2の抵抗付加回路に出力し、前記直流出力電圧が前記基準電圧を超えていない状態を検出しているときには、前記第1及び第2の付加抵抗を前記第1及び第2の電流制限用抵抗に対して直列接続しない指令を前記第1及び第2の抵抗付加回路に出力する指令発生回路と、
    前記第1及び第2の電流回路と前記接地点との間に設けられた零相電流検出回路と、
    前記零相電流検出回路の出力に基づいて直流地絡が発生したと判定する地絡判定回路とを備えていることを特徴とする電力変換装置。
JP2006073861A 2006-03-17 2006-03-17 電力変換装置 Active JP4101267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006073861A JP4101267B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006073861A JP4101267B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007252123A true JP2007252123A (ja) 2007-09-27
JP4101267B2 JP4101267B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=38595842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006073861A Active JP4101267B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4101267B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011188680A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The 地絡検出装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7174822B2 (en) * 2004-01-13 2007-02-13 Edgecraft Corporation Efficient food slicer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011188680A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The 地絡検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4101267B2 (ja) 2008-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2008280932B2 (en) Charging monitor
CN102395891B (zh) 用于监测it网隔离的方法和设备
EP2632010B1 (en) Leakage current detector for AC and DC systems
EP3288133B1 (en) Shutoff device
JP4742232B2 (ja) 漏電遮断器
JP6173118B2 (ja) 漏電遮断器
CN104488183A (zh) 用于测量软启动器电流的***及其方法
EP3084800B1 (en) Electrical switching apparatus including alternating current electronic trip circuit with arc fault detection circuit and power supply
KR20160081058A (ko) Pra의 상태 감지방법
JP2009089574A (ja) 漏電遮断器
JP6362837B2 (ja) 零相変流器、地絡電流検出装置、パワーコンディショナ、及び零相変流器の故障検出方法
JP4101267B2 (ja) 電力変換装置
JP2009033789A (ja) 充電監視装置
JP4129276B2 (ja) サイリスタのターンオフを検出する方法
JP2009033790A (ja) 充電監視装置
JP4948316B2 (ja) リミッタ
EP2738784A1 (en) Magnetizing inrush current suppression device
JP2004015961A (ja) 三相欠相保護付漏電遮断器
JP2008181748A (ja) 電力制限器
JP2011253744A (ja) 接触不良を検出可能な回路遮断器
JP2014154221A (ja) 電源装置
JP7279364B2 (ja) センサ異常検出装置及び方法、分散型電源ユニット、及びコンピュータプログラム
JP2011135685A (ja) 車両用電力変換装置
JP4693400B2 (ja) 医用絶縁形電力供給装置及びそれを用いた可搬形医用機器
CN110058153B (zh) 继电器监视装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4101267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250