JP2007250266A - 固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】固体酸化物形燃料電池スタックにおいて、特にインターコネクタが関与する電圧損失、歩留まりを大きく改善し、発電の安定性、信頼性を向上させることが可能な固体酸化物形燃料電池スタックおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】内部に燃料の流通部を有する支持基板1の表面に、順次、アノード2、電解質3及びカソード5からなる複数のセルを形成するとともに、隣接するセル間をインターコネクタAを介して電気的に直列に接続してなる固体酸化物形燃料電池スタックであって、前記インターコネクタが、フレーク状のAg粉とガラス粉を含む混合物を用いて形成されてなることを特徴とする固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法に関する。
固体酸化物形燃料電池(以下適宜“SOFC”と略称する。)は、一般的には、作動温度が800〜1000℃程度と高いが、最近では800℃程度以下、すなわち800〜650℃という範囲の作動温度のものも開発されつつある。SOFCは、電解質材料を挟んでアノードとカソードが配置され、アノード/電解質/カソードの三層ユニットで構成される。
SOFCの運転時には、アノード側に燃料を通し、カソード側に酸化剤ガス、例えば空気を通して、両電極を外部負荷に接続することで電力が得られる。ところが、単電池(以下“セル”と言う。)一つでは高々0.8V程度の電圧しか得られないので、実用的な電力を得るためには複数のセルを電気的に直列に接続する必要がある。隣接するセルを電気的に直列に接続するのと同時に、アノードとカソードのそれぞれに燃料と空気とを適正に分配、供給し、また排出する目的で、インターコネクタとセルとが交互に積層される。
上記のようなSOFCは複数のセルを積層するタイプであるが、複数のセルを横縞状に配置するタイプのSOFCも考えられている。横縞方式には円筒タイプ(特開平10−3932号公報、以下“932号公報”と言う。)や中空扁平タイプ(WO 2004/082058 A1、WO 2004/088783 A1)などの方式がある。
特開平10−3932号公報 WO 2004/082058 A1 WO 2004/088783 A1
図17はWO 2004/082058 A1に開示された中空扁平タイプの構成例を示す図である。図17(a)は斜視図、図17(b)は平面図、図17(c)は、図17(b)中A−A線断面図である。中空扁平状の絶縁体基板11の上に順次、アノード12、電解質13及びカソード14からなるセル15を複数個形成し、それぞれをインターコネクタ16を介して電気的に直列に接続して構成される。燃料は、図17(a)及び図17(c)中矢印(→)で示すとおり、絶縁体基板11内の空間すなわち燃料の流通部17をセル15の配列と平行に流通させる。なお、燃料の流通部は、流通路1個とは限らず複数でもよく、その断面形状についても、矩形状(含、中空扁平状)、四角形状、楕円形状などに構成される。
インターコネクタは、隣接するセルのアノード及びカソード間、すなわち一つのセルのアノードと当該セルの隣のセルのカソードとの間を電気的に接続するが、その構成材料の例としては、下記(1)〜(4)の材料が挙げられる。これらの材料は、例えばスラリー化され、成膜、乾燥することでインターコネクタが形成される。
(1) 式(Ln,A)CrO3(式中、Lnはランタノイド、AはBa、Ca、MgまたはSrである)で示される酸化物を主成分とする材料。
(2) Tiを含む酸化物、例えばMTiO3(式中、MはBa、Ca、Pb、Bi、Cu、Sr、La、Li、Ceから選ばれた少なくとも1種の元素である)。
(3) Agを主原料とする材料。この材料の場合には、この材料で作製されたインターコネクタをガラスで覆うことが望ましい。
(4) Ag、Agろう及びAgとガラスの混合物のうちのいずれか1種または2種以上からなる材料。
本発明者らは、電解質材料、アノード材料、カソード材料の熱膨張率との関係やコスト面などの観点から、それらのインターコネクタ材料のうち、特にAgとガラスを含むコンポジット材料について着目し、実用化に向けて実験、開発を続けている。例えば、特願2005−5752号(平成17年1月12日出願、以下“752号出願”と言う。)においては、Agとガラスを含むコンポジット材料のみを用いた場合には耐久性に問題があったが、アノードと該インターコネクタ材料との間にAgとNiを含むコンポジット材料からなる中間層を形成することにより、その耐久性を改善している。
特願2005−5752号出願
一方、Agとガラスを含むコンポジット材料自体については、この混合物材料では歩留まりが低く、また電圧損失が大きく、不安定になることが観察された。このコンポジット材料は、ZrO2その他の微量成分を含んでいてもよいが、そのようにシンプルな組成であることから、通常であればこれ以上の追求の余地はなく、それで限度と考えられる。
それでも、本発明者らは、Agとガラスを含むコンポジット材料自体についてさらに追求し、その混合物におけるAg成分の形状に何か改善要因がないかと考えて実験してみた。すなわち、この混合物でのAg成分は通常球状(spherical)乃至粒状(granular)の形で混合されるが、Ag成分を各種形状に変えて実験を試みてみた。すると、全く偶然にも、Ag成分としてフレーク状(flaky)のAg粉を用いたときに、電圧損失が大きく改善でき、また歩留まりについても大きく改善できることを見い出した。
すなわち、本発明は、インターコネクタ材料としてAgとガラスの混合物を用いる固体酸化物形燃料電池スタックにおいて、そのインターコネクタのAg成分としてフレーク状のAg粉を用いることにより、電圧損失及び歩留まりを大きく改善してなる固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、アノード、電解質及びカソードからなる複数のセルを形成するとともに、隣接するセル間をインターコネクタを介して電気的に直列に接続してなる固体酸化物形燃料電池スタックである。そして、前記インターコネクタが、フレーク状のAg粉とガラス粉を含む混合物を用いて形成されてなることを特徴とする。
本発明は、内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、アノード、電解質及びカソードからなる複数のセルを形成するとともに、隣接するセル間をインターコネクタを介して電気的に直列に接続してなる固体酸化物形燃料電池スタックである。そして、隣接するセルのアノードとインターコネクタとの間にAgとNiを含むコンポジット材料からなる中間層を配置するとともに、前記インターコネクタが、フレーク状のAg粉とガラス粉を含む混合物を用いて形成されてなることを特徴とする。
本発明は、内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、アノード、電解質及びカソードからなる複数のセルを形成するとともに、隣接するセル間をインターコネクタを介して電気的に直列に接続してなる固体酸化物形燃料電池スタックの作製方法である。そして、その作製に際し、前記インターコネクタ材料としてフレーク状のAg粉とガラス粉を含むコンポジット材料からなるインターコネクタを配することを特徴とする。
本発明は、内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、アノード、電解質及びカソードからなる複数のセルを形成し、隣接するセルのアノードとインターコネクタとの間に中間層としてAgとNiを含むコンポジット材料を配置するとともに、その上面及び電解質を覆ってAgとガラスを含むコンポジット材料からなるインターコネクタを配して固体酸化物形燃料電池スタックを作製する方法である。そして、その作製に際し、前記Agとガラスを含むコンポジット材料としてフレーク状のAg粉とガラス粉を含むコンポジット材料からなるインターコネクタを配することを特徴とする。
本発明によれば、SOFCスタックにおいて、インターコネクタの材料としてフレーク状のAg粉とガラス粉を含むコンポジット材料を用いることにより、SOFCスタックにおける電圧損失を大きく改善し、またその歩留まり、すなわちセル間での電圧損失が少ないインターコネクタを再現性よく形成することができる。これにより、SOFCスタックによる発電の安定性、信頼性を向上させることができる。
本発明においては、インターコネクタを構成するコンポジット材料において、ガラス粉と混合するAg成分としてフレーク状のAg粉を用いることが重要である。Ag成分は全部ないしその殆どがフレーク状であるのがよいが、SOFCにおける電圧損失を改善する上で有意な量のフーク状のAg粉を含んでいれば、粒状その他の形状のAgを含んでいてもよい。Ag成分中、フレーク状のAg粉の割合は、少なくとも20%以上であるのが好ましく、より好ましくは60%以上である。
コンポジット材料にはZrO2、その他の微量成分を含んでいてもよい。本明細書において“フレーク状のAg粉とガラス粉を含むコンポジット材料”あるいは“フレーク状のAg粉とガラス粉を含む混合物”とは、フレーク状のAg粉とガラス粉のほか、それらの微量成分を含む場合も意味する。フレーク状のAg粉とガラス粉の割合、つまりフレーク状のAgとガラスの比「フレーク状Ag:ガラス」は、重量比で、3:7〜9:1の範囲であるのが好ましい。このコンポジット材料は、絶縁体であるガラスに電流を流すために電気伝導性材料であるフレーク状Agを混入し、その混合物をインターコネクタAの構成材料として使用するものである。
本発明において用いるガラスの種類については特に限定されない。ガラスは、SiO2、あるいはこれに加えてAl23を含む網目状構造中に、K2O、ZnO、BaO、Na2O、CaO等を含むもので、例えばソーダガラス、ホウ珪酸ガラス、石英ガラス、その他適宜選択して用いることができる。その特性としては、熱膨張係数が6.0〜14.0×10-1/Kの範囲であるガラスであること、また軟化点が600℃〜1000℃の範囲のガラスであることが望ましい。また、Agとしては、Agそのもののほか、例えばAg−Pd系合金などのAgを含む合金やAgを含む金属ろう材が挙げられる。これらいずれのAg材料もフレーク状にしてガラスと混合する。
ここで、特開平6−223615号公報には、鱗片状Ag−Pt合金からなる導電性フィーラーが記載され、特開平8−161929号公報には、フレーク状銅粉に銀被覆をした導電材料、フレーク状Cu粉にAg被覆をしたものとフレーク状Ag粉とを含む導電材料が記載されている。しかしこれらは、本発明のように、導電成分としてフレーク状Ag粉単独で適用するものではなく、ガラス粉との混合物として適用するものでもなく、また作動温度650〜1000℃という高温で作動するSOFCのインターコネクタという特殊、特定部材の成分として適用できるものでもない。
また、それらの先行技術では、それら導電材料により、ポリマーや塗料、あるいは電気回路形成に適用してマイグレーションを防止する、つまりAg粉末や鱗片状Ag粉末などでは生じるAg成分の電析、あるいは滲み出しを防止するものであり、しかもそれらポリマー、塗料、電気回路などは常温、単一の雰囲気(通常の生活環境)で使用される。
これに対して、本発明のSOFCにおけるフレーク状Ag成分は、起動−運転−停止に伴い常温から高温へ、高温から常温へと繰り返して使用されるSOFCのインターコネクタという特殊、特定部材の成分として適用するものであり、その作動温度650℃以上、特に700℃以上の水素、酸素の雰囲気という過酷な環境で使用され、このような高温下における表面導電性を確保し、SOFCにおける電圧損失を改善するものである。
特開平6−223615号公報 特開平8−161929号公報
図1(a)〜(c)は、本発明に係るSOFCスタックの態様例を説明する図であり、間隔を置いて配置された複数個のセルのうち、隣接する2つのセルの部分を断面図として示している。図1(a)中、1は支持基板、2はアノード、3、3は隣接する電解質、Aはインターコネクタである。図1(a)の態様では、隣接するセルのアノードとカソードとの間にインターコネクタAを設ける。
図1(b)の態様では、隣接するセルのアノードとインターコネクタAとの間に中間層Bを設ける。当該中間層Bを設ける技術は、前述752号出願に係るもので、図1(a)のような態様において、インターコネクタの材料としてAgとガラスを含むコンポジット材料を用いた場合には耐久性に問題があったところ、図1(b)のようにアノードとインターコネクタAとの間に中間層Bを配することにより、その耐久性を飛躍的に向上させ、発電の安定性、信頼性を向上させることができる。
中間層Bの構成材料としてはAgとNiを含むコンポジット材料を用いる。このコンポジット材料にはZrO2、その他の微量成分を含んでいてもよい。AgとNiを含むコンポジット材料において、Niの原料としてNiOを用いる場合、AgとNiOとの配合割合は重量比で5:5から1:9の範囲であるのが好ましい。NiOはSOFCの作動雰囲気で還元されてNiとなる。
中間層Bは2層にしてもよい。また、中間層Bを予め熱処理することで安定性を向上させることができる。中間層Bもインターコネクタであり、中間層であるインターコネクタBとインターコネクタAを合わせたインターコネクタにより隣接するセル間を電気的に接続する。なお、図1(c)は、図1(a)を例に、SOFCとしての作動時における電流の流れ方向を示したものである。
図2〜3は、図1のSOFCスタックを形成する過程を説明する図である。図2は図1(a)の態様の場合、図3は図1(b)の態様の場合である。図2〜3中、図1と同じ部材、部分には同じ符号を付している。まず、図2のとおり、支持基板1を用意し、その上面にアノード2を配置する。この段階を図2(b)として示している。次に、アノード2の面上に間隔を置いて電解質3、3を配置し、電解質3、3間に凹部4を形成する。この段階を図2(c)として示している。
次いで、各電解質3、3の面上にカソード5、5を配置する。この段階を図2(d)として示している。そして、凹部4からカソードにかけてフレーク状のAg粉とガラス粉を含むコンポジット材料を配してインターコネクタAを形成する。図2(e)はこの段階を示す図で、前述図1(a)に相当している。
図3は、図1(b)の態様の場合であるが、図3(a)〜(d)の工程は図2(a)〜(d)の工程と同じである。凹部4にAgとNiを含むコンポジット材料を配して中間層であるインターコネクタBを形成する。図3(e)はこの段階を示している。この中間層であるインターコネクタBは、アノードと電解質との位置関係では、隣接するセルのアノード2の上面で且つ隣接するセルの電解質3、3間に設けられる。その後、その上面にフレーク状Ag粉とガラス粉を含むコンポジット材料を配してインターコネクタAを形成する。図3(f)はこの段階を示す図で、前述図1(b)に相当している。
本発明は、複数個のセルを間隔を置いて隣接配置した形式のSOFCであればいずれにも適用される。例えば、複数のセルを横縞状に配置するタイプのSOFCを例に言えば、図17に示されるような中空扁平タイプのSOFCとは限らず、円筒タイプ(例えば、前掲932号公報)など、内部に燃料の流通部を有する支持基板を備える形式であればいずれにも適用できる。また、燃料の流通部は、その流通路が1個とは限らず複数でもよく、その断面形状についても、矩形状(含、中空扁平状)、四角形状その他の多角形状、楕円形状などいずれにも適用される。
支持基板の構成材料としては、MgOとMgAl24の混合物、ジルコニア系酸化物、ジルコニア系酸化物とMgOとMgAl24の混合物等を用い得るが、これらに限定されない。そのうち、MgOとMgAl24の混合物は、MgOとMgAl24の全量のうちMgOが20〜70vol%含まれる混合物であるのが好ましい。また、ジルコニア系酸化物の例としては、イットリア安定化ジルコニア〔YSZ:(Y23X(ZrO21-X(式中、x=0.03〜0.12)〕などが挙げられる。
アノードの構成材料としては、例えばNiを主成分とする材料、金属を含むセラミック材料などが用いられるが、これらに限定されない。金属を含むセラミック材料のうち、セラミック材料としては、例えばイットリア安定化ジルコニア〔YSZ:(Y23X(ZrO21-X(式中、x=0.05〜0.15)〕が用いられ、金属としては、Ni、Cu、Fe、Ru及びPdから選ばれた少なくとも1種の金属、すなわちそれら金属のうち1種または2種以上の金属が用いられる。
それら金属を含むセラミック材料のうち、Niを含むYSZ(Ni−YSZサーメット)、すなわちNiと(Y23X(ZrO21-X(式中、x=0.05〜0.15)との混合物は、本発明において好ましいアノード材料であり、特に当該混合物中のNiを40vol%以上分散させたものであるのが好ましい。
電解質の構成材料は、イオン導電性を有する固体電解質であればよく、その例としては下記(1)〜(4)の材料が挙げられるが、これら例示の材料に限定されない。
(1)イットリア安定化ジルコニア〔YSZ:(Y23X(ZrO21-X(式中、x=0.05〜0.15)〕。
(2)スカンジア安定化ジルコニア〔(Sc23X(ZrO21-X(式中、x=0.05〜0.15)〕。
(3)イットリアドープセリア〔(Y23X(CeO21-X(式中、x=0.02〜0.4)〕。
(4)ガドリアドープセリア〔(Gd23X(CeO21-X(式中、x=0.02〜0.4)〕。
以下、実施例を基に本発明をさらに詳しく説明するが、本発明が実施例に限定されないことはもちろんである。
《実施例1》
下記(1)〜(5)の各模擬的なSOFCセルを作製し、それらの模擬SOFCセルについて性能試験を実施した。
(1) 球状Ag+ガラスからなるインターコネクタ材料を配した模擬的SOFCセル。この模擬セルを用いた試験を比較例1とする。
(2) 中間層であるインターコネクタBを有し、球状Ag+ガラスからなるインターコネクタ材料を配した模擬的SOFCセル。この模擬セルを用いた試験を比較例2とする。この中間層であるインターコネクタBを持つ模擬的セルは前掲752号出願に係る先行技術の模擬セルに相当している。
(3) フレーク状のAg+ガラスからなるインターコネクタを配した模擬的なSOFCセル。この模擬セルを用いた試験を実施例1とする。
(4) フレーク状のAg+ガラスからなるインターコネクタを配した模擬的なSOFCセル。この模擬セルを用いた試験を実施例2とする。実施例1、実施例2の模擬セルでは、共に原料としてフレーク状のAg粉を用いているが、その種類が異なる。
(5) 中間層であるインターコネクタBを有し、フレーク状のAg+ガラスからなるインターコネクタを配した模擬的なSOFCセル。この模擬セルを用いた試験を実施例3とする。
〈比較例1の模擬セルの作製〉
図4は比較例1の模擬セルの断面を示す図である。アノード層材料としてNi−YSZサーメットを用意した。図4中2として示す部材である。アノード層の面上に、その中央部に間隔を置き、その左右両側にYSZからなる電解質を配置した。図4中3、3として示す部材である。左右両側の電解質3、3間に上記間隔に相当する凹部を形成している。
次いで、当該凹部に球状Ag粉とガラス粉の混合物のペーストを塗布、乾燥して、インターコネクタAを形成した。このペーストは、有機溶媒(トルエンと2−プロパノールの混合溶媒)に球状Ag粉とガラス粉(SiO2−SrO−K2O−Na2O系接合材、旭硝子社製)を重量比7:3の割合で乳鉢で混合して作製したものである。以下に記載のインターコネクタAの形成に際して用いた有機溶媒、ガラス粉も上記混合溶媒、ガラス粉と同じである。
〈比較例2の模擬セルの作製〉
図5は比較例2の模擬セルの断面を示す図である。アノード層、電解質の配置までは構成材料を含めて比較例1の模擬セルと同じである。左右両側の電解質3、3間に凹部を形成している。当該凹部に球状Ag粉とNiO粉の混合物のスラリーを塗布、乾燥して、インターコネクタBを形成した。球状Ag粉とNiO粉の混合物のスラリーは有機溶媒に球状Ag粉とNiO粉を重量比5:5の割合でボールミルで混合して作製したものである。NiOはSOFCの作動雰囲気下で還元されてNiとなる。
その後、その中間層であるインターコネクタBと左右両側の電解質3、3の上面に球状Ag粉とガラス粉の混合物のペーストを塗布、乾燥して、インターコネクタAを形成した。この球状Ag粉とガラス粉の混合物のペーストは、有機溶媒に球状Ag粉とガラス粉を重量比7:3の割合で乳鉢で混合して作製したものである。
〈実施例1の模擬セルの作製〉
図6は実施例1の模擬セルの断面を示す図で、図面としては後述実施例2の模擬セルと同様である。アノード層、電解質の配置までは構成材料を含めて比較例1の模擬セルと同じである。左右両側の電解質3、3間に凹部を形成している。次いで、当該凹部にフレーク状Ag粉(三井金属鉱業社製)とガラス粉の混合物のペーストを塗布、乾燥してインターコネクタAを形成した。フレーク状Ag粉とガラス粉の混合物のペーストは、有機溶媒とともにフレーク状Ag粉とガラス粉を重量比7:3の割合で乳鉢で混合して作製したものである。
図7はここで使用したフレーク状Ag粉の顕微鏡写真、図8は図7の顕微鏡写真を図面化した図である。図7〜8のとおり、球状に近い粒子も混在しているが、直径10μm以上のフレーク状粒子が全体の46%程度を占めている。
〈実施例2の模擬セルの作製〉
図6は実施例2の模擬セルの断面を示す図で、図面としては実施例1の模擬セルと同様である。アノード層、電解質の配置までは構成材料を含めて比較例1の模擬セルと同じである。左右両側の電解質3、3間に凹部を形成している。
次いで、当該凹部にフレーク状Ag粉(福田金属箔粉工業社製)とガラス粉の混合物のペーストを塗布、乾燥してインターコネクタAを形成した。このフレーク状Ag粉とガラス粉の混合物のペーストは、有機溶媒とともにフレーク状Ag粉とガラス粉を重量比7:3の割合で乳鉢で混合して作製したものである。
〈実施例3の模擬セルの作製〉
図5は実施例3の模擬セルの断面を示す図で、図面としては比較例2の模擬セルと同様である。そして、インターコネクタAの形成に際して、比較例2の模擬セル作製における球状Ag粉をフレーク状Ag粉(三井金属鉱業社製)に代えた点以外は比較例2の模擬セル作製と同様にして実施例3の模擬セルを作製した。
〈性能試験〉
以上のようにして作製した各模擬セルのそれぞれについて電圧損失を測定した。図9は、各模擬セルを測定用に供するために加工した過程を説明する図である。図9には図4の模擬セルを例に示しているが、図5〜6の模擬セルの場合も同様である。図9(c)のとおり、模擬セルにおけるインターコネクタAの上面を被って集電体6を配置する。また、図9(a)〜(c)のとおり、模擬セル付近での水素と空気(酸素)の混合を防ぐために、電解質3、3の周縁上面に円形状の金属箔7を配置する。
こうして加工した各模擬セルをそれぞれを電気炉中にセットし、それぞれについて電圧損失の有無、程度を測定した。図10にその試験装置の概略を示している。8は電気炉のヒータ、9は電気炉外周壁であり、その中央部に模擬セルを配置する。そして図示のように、模擬セルの集電体6とアノード2との間に電流発生器と電圧測定器をセットする。
電流発生器は外部から電流を流すためのものである。本試験装置は、インターコネクタでの電圧損失の有無、程度を測定するための装置で、電流を流した時の電圧損失を測定する仕組みである。
本性能試験は、アノード側に水素を、インターコネクタ側に空気を流し、作動温度を700℃とし、電流密度を0.8A/cm2と一定にして実施した。図11〜15はその結果を示す図である。図11〜15中、横軸は時間(h)、縦軸は電圧損失(V)である。この電圧(V)が高いほど、セルにしたときの性能が悪いことになる。
〈比較例1の模擬セルの試験結果〉
図11〜12は比較例1の模擬セルについての実測値である。図12は、図11の横軸及び縦軸を延ばして拡大し、経過時間毎の測定電圧値の上下関係をより分かり易くしたものである。図11〜12のとおり、損失電圧は0.20Vを中心に経時的な測定時間毎に上下している。セル一つの電圧は通常高々0.8V程度であることからすると、0.20Vの電圧損失は相当の損失である。
〈実施例1の模擬セルの試験結果〉
図13は、実施例1の模擬セルについての実測値で、上述図11の比較例1の模擬セルのデータを併記している。図13のとおり、実施例1の模擬セルの損失電圧は、測定開始時当初から0.015V程度であり、比較例1の模擬セルの損失電圧に対して桁違いに小さい。また、実施例1の模擬セルの損失電圧は、100時間経過時においても殆ど変化がない。
〈実施例2の模擬セルの試験結果〉
図14は、実施例2の模擬セルについての実測値で、前述図11の比較例1の模擬セルのデータを併記している。図14のとおり、実施例2の模擬セルの損失電圧は、測定開始時当初から0.015V程度であり、20時間経過時においても殆ど変化はない。
〈比較例2の模擬セルと実施例3の模擬セルの試験結果〉
図15は、比較例2の模擬セル(中間層あり)と実施例3の模擬セル(中間層あり)についての実測値である。前述図13の実施例1の模擬セル(中間層なし)のデータを併記している。図15のとおり、中間層を持ち、インターコネクタAの構成材料として球状Agを用いた比較例2の模擬セルでの損失電圧は、測定開始時から2時間経過時までは幾分上下するが、以降0.008Vで、殆ど変化がない。
これに対して、中間層を持ち、インターコネクタAの構成材料としてフレーク状Agを用いた実施例3の模擬セルでの損失電圧は、4時間経過時に0.006Vであり、時間の経過ともに漸次小さくなり、14時間経過時以降0.001Vにまで小さくなる。そして20時間経過時にもその値を維持している。このように、実施例3の模擬セルでの損失電圧は、比較例2の模擬セルの損失電圧に対して格段に小さい。
また、図15に併記している実施例1の模擬セル(中間層なし)の損失電圧は、前述図13から明らかなとおり、比較例1の模擬セル(中間層なし)の損失電圧に対して桁違いに小さく改善される。それでも、中間層を持ち、インターコネクタAの構成材料として球状Agを用いた比較例2の模擬セルでの損失電圧よりも大きい。このことは、中間層つまりインターコネクタBが損失電圧の低下に寄与しているものと解される。
そして、実施例3の模擬セルのとおり、中間層を持ち、インターコネクタAの構成材料としてフレーク状Agを用いることで、中間層での損失電圧の低下に加えて、さらに損失電圧の低下を図ることができることを示している。
《実施例2》
下記(1)〜(2)の各試料:円盤状成形体をそれぞれ複数個作製し、それぞれについて表面抵抗を測定した。
(1) 球状Ag+ガラスからなるインターコネクタ材料による円盤状成形体。
(2) フレーク状Ag+ガラスからなるインターコネクタ材料による円盤状成形体。
(1)の円盤状成形体は、比較例模擬セル1、2で用いたのと同じ球状Ag粉とガラス粉の混合粉を用いて円盤状に成形することで作製した。(2)の円盤状成形体は、実施例模擬セル1で用いたのと同じフレーク状Ag粉とガラス粉の混合粉を用いて円盤状に成形することで作製した。
〈表面抵抗の測定〉
(1)、(2)の各円盤状成形体をそれぞれ電気炉中に入れた。そして電気炉のヒータにより温度を上げ、例えば500℃、2時間という焼成条件で焼成した後、炉から取り出し、図16のようにテスターをセットして、それぞれ表面電気抵抗を測定した。表1にその焼成条件(温度、時間)とその測定結果を示している。
Figure 2007250266
表1のとおり、500℃、2時間の焼成では、“球状Ag+ガラス”、“フレーク状Ag+ガラス”共、表面抵抗は0.1Ω以下で変わらない。700℃、2時間の焼成では、“球状Ag+ガラス”の表面抵抗は0.2−1.0Ωの値を示すのに対して、“フレーク状Ag+ガラス”の表面抵抗は0.1Ω以下で変わらない。700℃、50時間の焼成では、“球状Ag+ガラス”の表面抵抗は0.01MΩ以上となり、電導率は零になってしまう。これに対して、“フレーク状Ag+ガラス”の表面抵抗は0.1Ω以下であり、高い電導率を維持している。“フレーク状Ag+ガラス”の表面抵抗は900℃、2時間の焼成後でも変わらない。
本発明に係るSOFCセルスタックの態様例を説明する図 図1(a)のSOFCスタックを形成する過程を説明する図 図1(b)のSOFCスタックを形成する過程を説明する図 比較例1の模擬セルを示す図 比較例2の模擬セル及び実施例3の模擬セルを示す図 実施例1の模擬セル及び実施例2の模擬セルを示す図 実施例1の模擬セルで使用したフレーク状Ag粉の顕微鏡写真 図7のフレーク状Ag粉の顕微鏡写真を図面化した図 各模擬セルを測定用に供するために加工した過程を説明する図 性能試験として電圧損失を測定した試験装置の概略を示す図 比較例1の模擬セルの電圧損失の測定結果を示す図 比較例1の模擬セルの電圧損失の測定結果を示す図 実施例1の模擬セルの電圧損失の測定結果を示す図 実施例2の模擬セルの電圧損失の測定結果を示す図 比較例2の模擬セルと実施例3の模擬セルの電圧損失の測定結果を示す図 “球状Ag+ガラス”及び“フレーク状Ag+ガラス”についての高温焼成後の表面電気抵抗の測定状態を示す図 中空扁平タイプの横縞方式のSOFCの構成例を示す図(先行技術例)
符号の説明
1 支持基板
2 アノード
3 電解質
4 凹部(中間層となる)
5 カソード
A インターコネクタ
B 中間層(インターコネクタ)
5 集電体
7 金属箔
8 電気炉のヒータ
9 電気炉外周壁
11 中空扁平状の絶縁体基板
12 アノード
13 電解質
14 カソード
15 セル
16 インターコネクタ
17 燃料の流通部

Claims (5)

  1. 内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、アノード、電解質及びカソードからなる複数のセルを形成するとともに、隣接するセル間をインターコネクタを介して電気的に直列に接続してなる固体酸化物形燃料電池スタックであって、前記インターコネクタが、フレーク状のAg粉とガラス粉を含む混合物を用いて形成されてなることを特徴とする固体酸化物形燃料電池スタック。
  2. 内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、アノード、電解質及びカソードからなる複数のセルを形成するとともに、隣接するセル間をインターコネクタを介して電気的に直列に接続してなる固体酸化物形燃料電池スタックであって、隣接するセルのアノードとインターコネクタとの間にAgとNiを含むコンポジット材料からなる中間層を配置するとともに、前記インターコネクタが、フレーク状のAg粉とガラス粉を含む混合物を用いて形成されてなることを特徴とする固体酸化物形燃料電池スタック。
  3. 内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、アノード、電解質及びカソードからなる複数のセルを形成するとともに、隣接するセル間をインターコネクタを介して電気的に直列に接続してなる固体酸化物形燃料電池スタックを作製するに際し、前記インターコネクタ材料としてフレーク状のAg粉とガラス粉を含むコンポジット材料からなるインターコネクタを配することを特徴とする固体酸化物形燃料電池スタックの作製方法。
  4. 内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、アノード、電解質及びカソードからなる複数のセルを形成し、隣接するセルのアノードとインターコネクタとの間に中間層としてAgとNiを含むコンポジット材料を配置するとともに、その上面及び電解質を覆ってAgとガラスを含むコンポジット材料からなるインターコネクタを配して固体酸化物形燃料電池スタックを作製するに際し、前記Agとガラスを含むコンポジット材料としてフレーク状のAg粉とガラス粉を含むコンポジット材料からなるインターコネクタを配することを特徴とする固体酸化物形燃料電池スタックの作製方法。
  5. フレーク状のAg粉とガラス粉を含むコンポジット材料からなることを特徴とする固体酸化物形燃料電池スタックのインターコネクタ用材料。
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