JP2007249000A - 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法および撮像プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】焦点値やズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じて高い合焦性で撮影する。
【解決手段】制御部20は、コントラストAFを用いて撮影を行う際に、レンズユニット11におけるズームレンズの停止位置や、焦点距離、F値、フォーカスレンズの位置などを検出する。また、上記ズームレンズの停止位置や、焦点距離、F値、フォーカスレンズの位置から前側被写界深度と後側被写体深度とを求め、さらに、前側被写界深度と後側被写体深度とに従って、撮影条件に応じて段階的にサイズを変えることができるフォーカスエリアのサイズを決定する。画像取得部10は、該フォーカスエリア内でオートフォーカシングを行って撮影する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、撮像方法および撮像プログラムに関する。
デジタルカメラでは、一般に、コントラスト方式のオートフォーカスを行うとき、撮像の一部をサンプリング(切り出し)して走査することで、高周波成分(=コントラスト)検出を行っている。比較的遠い被写体の場合には、比較的面積が広い領域でサンプリングしてもよい。これに対して、マクロ撮影のように被写界深度の浅さが顕著に現れてしまう距離では、極小面積のサンプルポイントの方が、精度の高いオートフォーカスが可能になる。つまり、広面積でサンプリングしてしまうと、その領域内でコントラストが鮮明な部分とぼやけている部分とが混在するため、どこにフォーカスを合わせたらよいか判断が難しくなる。
そこで、被写界深度の浅い/深いの差が顕著であるAF(オートフォーカス)モードとマクロモードとでサンプリングする領域の大きさを可変制御するような技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。該従来技術では、マクロモードが選択されたとき、自動的にAFエリアをワイドに切り替えることによって、マクロモード時のAF合焦性を高めるようになっている。
特開2004−20773号公報
ところで、デジタルカメラでは、一般に光学ズームが広角側では被写界深度が深く、望遠側では被写界深度が浅くなる(ピントの合う範囲が狭くなる)。また、多段の絞り羽根を有している場合には、絞れば絞るほど被写界深度は深く、開放した方が被写界深度は浅くなる。
しかしながら、上述した従来技術では、撮影モードに応じてAFエリアを単純に切り替えるだけであり、焦点値やズーム値、被写体距離などのような撮影条件によって変わる被写界深度が考慮されていない。したがって、従来技術では、狭面積のサンプルポイントでは、フォーカスが不定となり、どこか一点は確実にシャープフォーカスとなるが(一般にはフォーカスエリア内で最も近接した箇所)、その一方で「全体像」はぼやけた画像となりやすいという問題があった。
そこで本発明は、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じて高い合焦性で撮影することができる撮像装置、撮像方法および撮像プログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1、13、15記載の発明は、少なくとも絞り値とズームレンズ位置と被写体距離とからなる撮影条件を検出し、該撮影条件に基づいて被写界深度を取得し、該被写界深度に基づいてオートフォーカスエリアサイズを決定し、該オートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行った後、該コントラストに基づいて被写体に合焦させるオートフォーカスを実行することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1記載の撮像装置において、前記オートフォーカスエリアサイズは、被写界深度に応じて異なる比率で変化する複数の変化パターン毎に用意され、前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段は、前記複数の変化パターンのうち、いずれか1つの変化パターンに従うオートフォーカスエリアを選択するようにしてもよい。したがって、オートフォーカスエリアのサイズの変化率を被写体に応じて変更することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じてより高い合焦性で撮影することができる。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、請求項2記載の撮像装置において、前記複数の変化パターンのうち、どの変化パターンのオートフォーカスエリアを用いるかをユーザ操作によって選択可能とする選択手段を具備するようにしてもよい。したがって、オートフォーカスエリアのサイズの変化率を被写体に応じてユーザが変更することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じてより高い合焦性で撮影することができる。
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、請求項1記載の撮像装置において、前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されるオートフォーカスエリアサイズのフォーカスエリアでのコントラスト検出に先立って、所定のフォーカスエリアサイズのフォーカスエリアにてサンプリングされた信号から予備コントラスト検出を行う予備コントラスト検出手段と、前記予備コントラスト検出手段によって検出された予備コントラストに基づいて前記被写体距離を算出する被写体距離算出手段とを具備するようにしてもよい。したがって、特別な手段を用いることなく被写体距離を算出することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じて高い合焦性で撮影することができる。
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、請求項1ないし4のいずれかに記載の撮像装置において、撮影対象を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影される撮影対象を表示する表示手段と、前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されたオートフォーカスエリアサイズのオートフォーカスエリアを前記表示手段に表示させる表示制御手段とを具備するようにしてもよい。したがって、オートフォーカスエリアサイズがユーザの要求に合致しているかを容易に識別することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じて高い合焦性で撮影することができる。
また、好ましい態様として、例えば請求項6記載のように、請求項5記載の撮像装置において、前記表示手段に表示されているオートフォーカスエリアのサイズをユーザ操作によって変更可能とするサイズ変更手段を具備するようにしてもよい。したがって、オートフォーカスエリアサイズがユーザの要求に合致していない場合であっても、ユーザ操作により容易に変更することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じてより高い合焦性で撮影することができる。
また、好ましい態様として、例えば請求項7記載のように、請求項5または6記載の撮像装置において、前記表示手段に表示されているオートフォーカスエリアの位置をユーザ操作によって変更可能とする位置変更手段を具備するようにしてもよい。したがって、オートフォーカスエリアサイズがユーザの要求に合致していない場合であっても、ユーザ操作により容易に変更することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じてより高い合焦性で撮影することができる。
また、上記目的達成のため、請求項8、14、16記載の発明は、撮影対象である被写体を認知し、該被写体の種類を識別し、該被写体の種類に基づいてオートフォーカスエリアサイズを決定し、該オートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行った後、該コントラストに基づいて被写体に合焦させるオートフォーカスを実行することを特徴とする。したがって、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに加えて、被写体の種類に応じて高い合焦性で撮影することができる。
また、好ましい態様として、例えば請求項9記載のように、請求項8記載の撮像装置において、前記認知手段によって認知された被写体の画角上の占有面積を検出する占有面積検出手段と、前記占有面積検出手段によって検出された被写体の占有面積に基づいて、前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されたオートフォーカスエリアサイズを補正するサイズ補正手段とを具備し、前記コントラスト検出手段は、前記サイズ補正手段によって補正されたオートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行うようにしてもよい。したがって、被写体の種類の占有面積に応じてより最適なオートフォーカスエリアサイズを決定することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じてより高い合焦性で撮影することができる。
また、好ましい態様として、例えば請求項10記載のように、請求項8または9記載の撮像装置において、撮影対象を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影される撮影対象を表示する表示手段と、前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されたオートフォーカスエリアサイズのオートフォーカスエリアを前記表示手段に表示させる表示制御手段とを具備するようにしてもよい。したがって、オートフォーカスエリアサイズがユーザの要求に合致しているかを容易に識別することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じて高い合焦性で撮影することができる。
また、好ましい態様として、例えば請求項11記載のように、請求項10記載の撮像装置において、前記表示手段に表示されているオートフォーカスエリアのサイズをユーザ操作によって変更可能とするサイズ変更手段を具備するようにしてもよい。したがって、オートフォーカスエリアサイズがユーザの要求に合致していない場合であっても、ユーザ操作により容易に変更することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じてより高い合焦性で撮影することができる。
また、好ましい態様として、例えば請求項12記載のように、請求項10または11記載の撮像装置において、前記表示手段に表示されているオートフォーカスエリアの位置をユーザ操作によって変更可能とする位置変更手段を具備するようにしてもよい。したがって、オートフォーカスエリアの位置がユーザの要求に合致していない場合であっても、ユーザ操作により容易に変更することができ、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じてより高い合焦性で撮影することができる。
本発明によれば、少なくとも絞り値とズームレンズ位置と被写体距離とからなる撮影条件を検出し、該撮影条件に基づいて被写界深度を取得し、該被写界深度に基づいてオートフォーカスエリアサイズを決定し、該オートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行った後、該コントラストに基づいて被写体に合焦させるオートフォーカスを実行するようにしたので、絞り値や、焦点値、ズーム値、被写体距離などのような撮影条件などに応じて高い合焦性で撮影することができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図において、画像取得部10は、レンズユニット11、シャッタ12、LPF13からなる。レンズユニット11は、ズームレンズ、フォーカスレンズなどからなる、非球面レンズを重ねたレンズ群からなり、上記ズームレンズ、フォーカスレンズを駆動するためのDCモータを含む。シャッタ12は、シャッタボタンが操作されると、制御部20によって駆動されるモータドライバ14−1により動作する、所謂メカニカルシャッタである。LPF13は、水晶ローパスフィルタであり、モアレの発生を防ぐために搭載されている。また、モータドライバ14−1は、制御部(CPU)20の制御の下、レンズユニット11のDCモータを駆動制御し、ズームレンズの移動、フォーカスレンズの移動などを行う。ドライバ14−2は、撮像センサ16を駆動する。
次に、アナログ信号処理部15は、撮像センサ(CCD,CMOS)16、サンプリング/信号増幅処理部17、A/Dコンバータ18からなる。撮像センサ16は、被写体画像(イメージ)を結像し、RGBの各色の光の強さを、電流値に変換する。サンプリング/信号増幅処理部17は、ノイズや色むらを抑えるための相関二重サンプリング処理や信号増幅処理を行う。A/Dコンバータ18は、アナログフロントエンドとも呼ばれ、サンプリング・増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換する(RGB,CMYG各色について12bitデータに変換してバスラインに出力する)。
次に、制御部(CPU)20は、後述するプログラムメモリ格納されるプログラムに従ってデジタルカメラ1(撮像装置)の全体を制御する。特に、本第1実施形態では、制御部(CPU)20は、レンズユニット11におけるズームレンズの停止位置や、焦点距離、F値、フォーカスレンズの位置などを検出し、上述した被写界深度テーブル35−1を参照し、上記ズームレンズの停止位置や、焦点距離、F値、フォーカスレンズの位置から前側被写界深度と後側被写体深度とを求め、さらに、フォーカスエリアサイズテーブル35−2を参照し、前側被写界深度と後側被写体深度とから適切なサイズのフォーカスエリアを決定し、該フォーカスエリアに従ってオートフォーカシングを行う。なお、上記被写界深度テーブル35−1およびフォーカスエリアサイズテーブル35−2については後述する。
プレビューエンジン22は、録画モード(記録モード、撮影モードともいう)において、画像取得部10、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータ、もしくはシャッタ操作検出直後、イメージバッファ26に格納されたデジタルデータ、および、画像メモリ31に格納されたデジタルデータを表示部25に表示させるために間引き処理を行う。D/Aコンバータ23は、プレビューエンジン22により間引き処理されたデジタルデータを変換し、後段のドライバ24に出力する。ドライバ24は、後段の表示部25に表示されるデジタルデータを一時記憶するバッファ領域を備え、キー操作部27、制御部20を介して入力された制御信号に基づいて表示部25を駆動させる。表示部25は、カラーTFT液晶や、STN液晶などからなり、プレビュー画像や、撮影後の画像データ、設定メニューなどを表示する。
イメージバッファ26は、アナログ信号処理部15、もしくはデジタル信号処理部28を介して入力され、デジタル信号処理部28に渡すまで一時的に撮影直後のデジタルデータを格納する。キー操作部27は、シャッタボタンや、記録/再生モード選択スライドスイッチ、メニューボタン、十字キー(中央押しで決定)などからなる。
デジタル信号処理部28は、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータに対して、ホワイトバランス処理、色処理、階調処理、輸郭強調、RGB形式からYUV形式への変換、YUV形式からJPEG形式への変換を行う。また、デジタル信号処理部28は、画像取得部10およびアナログ信号処理部15により取り込んだ画像データからExif規格に従った画像ファイルを生成する。画像圧縮/伸張処理部29は、デジタル信号処理部28を介して入力されたデジタルデータをJPEG方式に圧縮符号化したり、再生モードにおいては、JPEG形式のファイルを伸張したりする。プログラムメモリ30は、制御部20にロードされる各種プログラムや、ベストショット機能におけるEV値、色補正情報などを格納する。
画像メモリ31は、イメージバッファ26に一時的に保持された画像データや、各種ファイル形式に変換されたデジタルデータを格納する。カードI/F32は、外部記録媒体33と撮像装置本体との間のデータ交換を制御する。外部記録媒体33は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、SDカード等からなる着脱可能な記録媒体である。外部接続用I/F34は、USBコネクター用スロットなどからなり、パーソナルコンピュータなどと接続され、撮影した画像データの転送などに用いられる。RAM35は、各種設定データや制御部20の動作に必要なデータ、上述した被写界深度テーブル35−1やフォーカスエリアサイズテーブル35−2などを記憶する。
図2は、上記被写界深度テーブル35−1のデータ構成を示す概念図である。被写界深度テーブル35−1は、絞り(F値)毎に、フォーカスレンズステップ(位置)、フォーカスレンズ群移動量、そのときの前側被写界深度と後側被写体深度とを保持している。図示の例では、絞り(F値)が「3.3」〜「7.4」に対して、ズームレンズステップがZ0〜Z16、各ズームレンズステップに対してフォーカスレンズステップが0〜555(ワイド端では556ステップあるが、テレ端では247ステップ)、フォーカス群移動量が0〜4.1625mm(テレ端側では0〜1.845mm)、被写体距離が−14426689.25〜0.20006692m(テレ端側では−14426689.25〜0.010007479m)、前側被写界深度が61.87793572〜0.199240379m(テレ端側では61.87793572〜0.009811648m)、後側被写界深度が(−61.87793572〜0.200899778m(テレ端側では−61.87793572〜0.010206671m)となっている。
なお、上記被写界深度テーブル35−1において、絞り=F3.3、ズームレンズステップ=Z0のときの詳細なデータを図3に示す。制御部20は、まず、撮影時の絞り(F値)を特定し、続いて、ズームレンズステップ、フォーカスレンズステップ、フォーカス群移動量、被写体距離を特定することで、その時点での前側被写界深度と後側被写界深度とを求め、被写界深度係数(=前側被写界深度/後側被写界深度)から、フォーカスエリアサイズを決定する。
被写界深度係数が小さい、すなわち、被写界深度が浅いということは、被写体の距離で言えば、ピンポイントにしかフォーカスが合わないことを意味するので、一般にはコントラスト方式のAFのフォーカスエリアサイズを小面積にすることが望ましい。そこで、被写界深度テーブル35−1から求められる被写界深度係数(=前側被写界深度/後側被写界深度)から、最適なフォーカスエリアの面積を連続可変的に算出し、被写界深度が浅ければ浅いほど、フォーカスエリアサイズを小面積にすることにより、フォーカスが非常にシャープな撮像画像を得るようになっている。
そこで、本第1実施形態では、被写界深度係数(=前側被写界深度/後側被写界深度)から最適なフォーカスエリアを得るためのフォーカスエリアサイズテーブル35−2を備えている。図4は、本第1実施形態によるフォーカスエリアサイズテーブル35−2のデータ構成を示す概念図である。フォーカスエリアサイズテーブル35−2は、被写界深度係数(=前側被写界深度/後側被写界深度)毎に、フォーカスエリアサイズパターンAとフォーカスエリアサイズパターンBとを記憶している。例えば、被写界深度係数(=前側被写界深度/後側被写界深度)が10以上ならば、フォーカスエリアサイズパターンAは、規定サイズの20%、フォーカスエリアサイズパターンBは、規定サイズの14%とし、また、被写界深度係数(=前側被写界深度/後側被写界深度)が4ならば、フォーカスエリアサイズパターンAは、規定サイズの8%、フォーカスエリアサイズパターンBは、規定サイズの11%とし、また、被写界深度係数(=前側被写界深度/後側被写界深度)が1.05以下ならば、フォーカスエリアサイズパターンAは、規定サイズの1%、フォーカスエリアサイズパターンBは、規定サイズの8%となるように設定されている。
フォーカスエリアサイズパターンAでは、図5に示すように、同じ比率でサイズを変化させるようになっており、被写界深度係数が小さくなるほど、すなわち、被写界深度が浅くなるほど、同じ比率で小さくするようになっている。これに対して、フォーカスエリアサイズパターンBでは、図6に示すように、段階的に比率を変化させるようになっており、被写界深度係数が小さくなるほど、すなわち、被写界深度が浅くなるほど、段階的に小さくするようになっている。
ところで、例えば、図7に示すように、フォーカスエリアサイズを比較的大とした場合、花と花に止まった虫との中間にピントが合う。これに対して、図8に示すように、フォーカスエリアサイズを比較的小とした場合、花に止まった虫のみにピントが合い、虫が非常にシャープに撮像される。この場合、花はややぼけることになる。被写界深度は、単一のデジタルカメラの中で、ズームレンズステップ、絞り、被写体距離(=フォーカスレンズステップ)に応じて変化する。当然、そのレンズ固有のものとなり、対象のCCDサイズによっても異なる。
上述したように、フォーカスエリアサイズを小さくすると、虫にピントは合うものの、花はぼやけることになる。これを例えば人の顔に置き換えると、鼻にピントが合うが、目にはピントが合っていない写真にもなり得る。被写界深度が浅いからといって、必ずしもピンフォーカスエリアにしない方がよい場合もあることが分かる。そこで、上述したように、被写界深度係数が小さくなるほど、すなわち、被写界深度が浅くなるほど、段階的にフォーカスエリアサイズを小さくするようなフォーカスエリアサイズパターンBを用意している。該フォーカスエリアサイズパターンBを用いた場合、上述した例では、比較的虫のみにピントが合うのを防ぐことができる。但し、フォーカスエリアサイズパターンA、Bのどちらを用いるかは、絵作りの好みによるので、ユーザが選択できるようにしておくことが好ましい。
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。ここで、図9および図10は、本第1実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。まず、シャッタが半押し(AF操作)されたか否かを判断し(ステップS10)、シャッタが半押しされると、規定のフォーカスエリアを選択し(ステップS12)、プリAFを行う(ステップS14)。
次に、プリAFによる停止レンズ位置から等価被写体距離を算出し(ステップS16)、被写界深度テーブル35−1を参照し、AF時の絞り、ズームレンズ位置(ズームレンズステップ)、フォーカスレンズ位置(フォーカスレンズステップ)、上記被写体距離から前側被写界深度と後側被写界深度とを取得する(ステップS18)。次に、フォーカスエリアサイズテーブル35−2を参照して、被写界深度係数(=前側被写界深度/後側被写界深度)から最適なフォーカスエリアサイズ(パターンAまたはパターンB)を決定する(ステップS20)。
次に、決定したフォーカスエリアサイズでフォーカスエリアを撮像領域に配置し(ステップS22)、該フォーカスエリア内で本番のオートフォーカスを行う(ステップS24)。次に、シャッタが全押しされたか否かを判断し(ステップS26)、全押しされていなければ、シャッタが離されたか否かを判断する(ステップS26)。そして、シャッタが離された場合には、ステップS10に戻り、上述した処理を初めから繰り返す。
一方、シャッタが離されず、シャッタが全押しされた場合には、その時点の撮影条件で画像取得部10、アナログ信号処理部15により撮影を行い(ステップS30)、撮影した画像データを画像メモリ31に保存し(ステップS32)、ステップS10に戻り、上述した処理を初めから繰り返す。
上述した第1実施形態では、コントラストAFを用いて撮影を行う際に、撮影条件に応じて段階的にサイズを変えることができるフォーカスエリアで被写体にピントを合わせることにより、より高い合焦性で撮影することができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
B−1.第2実施形態の構成
図11は、本第2実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。なお、前述した図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図において、画像認識部40は、デジタル信号処理部28で処理された画像データを用いて、色相や面積、その造形などから被写体を認知するとともに、該被写体が「(人)の顔」、「風景」、「花(植物)」のいずれであるかを認識するようになっている。制御部20は、上記画像認識部40の認識結果に従って、撮影条件に最適なフォーカスエリアサイズを特定する。
より具体的には、被写体が「(人)の顔」であると認識した場合には、中程度のサイズのフォーカスエリアとする。また、被写体が「風景」であると認識した場合には、大面積のサイズのフォーカスエリアとする。さらに、被写体が「花(植物)」であると認識した場合には、小面積のサイズのフォーカスエリアとする。さらに、上記特定したフォーカスエリアに対して、認識した被写体の面積から、フォーカスエリアサイズ補正係数を算出し、「フォーカスエリア」×「フォーカスエリアサイズ補正係数」を算出し、最終的なフォーカスエリアを決定するようになっている。
上記処理を行うために、RAM35には、図12に示すフォーカスエリアテーブル35−3と図13に示すフォーカスエリアサイズ補正係数テーブル35−4とが記憶されている。フォーカスエリアテーブル35−3には、被写体の種類と、その被写体であった場合に選択すべきフォーカスエリアのサイズとが記憶されている。また、フォーカスエリアサイズ補正係数テーブル35−4には、被写体の種類毎に、被写体の面積S1−0〜S1−n、S2−0〜S2−n、S3−0〜S3−nに対応するフォーカスエリアサイズ補正係数K1−0〜K1−n、K2−0〜K2−n、K3−0〜K3−nが記憶されている。
B−2.第2実施形態の動作
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。ここで、図14ないし図16は、本第2実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。まず、シャッタが半押し(AF操作)されたか否かを判断し(ステップS40)、シャッタが半押しされると、規定のフォーカスエリアを選択し(ステップS42)、プリAFを行う(ステップS44)。
次に、画像認識部40により、色相や面積、その造形などから被写体を認識し(ステップS46)、被写体が人の顔であるか否かを判断する(ステップS48)。そして、被写体が人の顔であると認識すると、フォーカスエリアテーブル35−3から中程度のフォーカスエリアを選択する(ステップS50)。次に、被写体(顔)の面積を算出し(ステップS52)、フォーカスエリアサイズ補正係数テーブル35−4を参照して、被写体の面積からフォーカスエリアサイズ補正係数K1−0〜K1−nのいずれかを特定する(ステップS54)。
次に、選択されたフォーカスエリアと上記フォーカスエリアサイズ補正係数K1−0〜K1−nのいずれかとを乗算し、最終的なフォーカスエリアサイズを決定し(ステップS56)、決定したフォーカスエリアサイズのフォーカスエリアを撮像領域に配置し(ステップS58)、該フォーカスエリア内で本番のオートフォーカスを行う(ステップS84)。次に、シャッタが全押しされたか否かを判断し(ステップS86)、全押しされていなければ、シャッタが離されたか否かを判断する(ステップS88)。そして、シャッタが離された場合には、ステップS40に戻り、上述した処理を初めから繰り返す。
一方、シャッタが離されず、シャッタが全押しされた場合には、その時点の撮影条件で画像取得部10、アナログ信号処理部15により撮影を行い(ステップS90)、撮影した画像データを画像メモリ31に保存し(ステップS92)、ステップS40に戻り、上述した処理を初めから繰り返す。
一方、被写体が人の顔でなかった場合には、被写体が風景であるか否かを判断する(ステップS60)。そして、被写体が風景であると認識すると、フォーカスエリアテーブル35−3から大面積のフォーカスエリアを選択する(ステップS62)。次に、被写体(風景)の面積を算出し(ステップS64)、フォーカスエリアサイズ補正係数テーブル35−4を参照して、被写体の面積からフォーカスエリアサイズ補正係数K2−0〜K2−nのいずれかを特定する(ステップS66)。
次に、選択されたフォーカスエリアと上記フォーカスエリアサイズ補正係数K2−0〜K2−nのいずれかとを乗算し、最終的なフォーカスエリアサイズを決定し(ステップS66)、決定したフォーカスエリアサイズのフォーカスエリアを撮像領域に配置し(ステップS58)、以下同様に、該フォーカスエリア内で本番のオートフォーカスを行い(ステップS84)、シャッタが全押しされた場合には、その時点の撮影条件で画像取得部10、アナログ信号処理部15により撮影を行い(ステップS90)、撮影した画像データを画像メモリ31に保存する(ステップS92)。
また、被写体が人の顔でも、風景でもなかった場合には、被写体が花であるか否かを判断する(ステップS72)。そして、被写体が花であると認識すると、フォーカスエリアテーブル35−3から小面積のフォーカスエリアを選択する(ステップS74)。次に、被写体(花)の面積を算出し(ステップS76)、フォーカスエリアサイズ補正係数テーブル35−4を参照して、被写体の面積からフォーカスエリアサイズ補正係数K3−0〜K3−nのいずれかを特定する(ステップS78)。
次に、選択されたフォーカスエリアと上記フォーカスエリアサイズ補正係数K3−0〜K3−nのいずれかとを乗算し、最終的なフォーカスエリアサイズを決定し(ステップS80)、決定したフォーカスエリアサイズのフォーカスエリアを撮像領域に配置し(ステップS82)、以下同様に、該フォーカスエリア内で本番のオートフォーカスを行い(ステップS84)、シャッタが全押しされた場合には、その時点の撮影条件で画像取得部10、アナログ信号処理部15により撮影を行い(ステップS90)、撮影した画像データを画像メモリ31に保存する(ステップS92)。
被写体が人の顔であった場合について図17に示す。被写体が人の顔であることが認識された時点では、図17(a)に示すように、中程度のフォーカスエリアが選択されるが、人の顔の占有面積に応じて補正され、最終的には、図17(b)に示すように、フォーカスエリア内に顔部分のみが入る程度のサイズに補正される。したがって、被写体である人の顔にピントが合うように撮影される。
また、被写体が風景であった場合について図18に示す。被写体が風景であることが認識された時点では、図18(a)に示すように、大面積のフォーカスエリアが選択されるが、風景の占有面積に応じて補正され、最終的には、図18(b)に示すように、フォーカスエリア内に風景の重要部分(背景より手前にある山部分)のみが入る程度のサイズに補正される。したがって、被写体である風景にピントが合うように撮影される。
また、被写体が花であった場合について図19に示す。被写体が花であることが認識された時点では、図19(a)に示すように、小面積のフォーカスエリアが選択されるが、花の占有面積に応じて補正され、最終的には、図19(b)に示すように、フォーカスエリア内に花の中心部分が入る程度のサイズに補正される。したがって、被写体である花の中心にピントが合うように撮影される。
上述した第2実施形態では、コントラストAFを用いて撮影を行う際に、撮影条件の1つである被写体の種類を画像認識し、該被写体に応じて異なるサイズのフォーカスエリアを特定するとともに、被写体の画面に対する占有面積を算出し、該被写体の面積に従って上記フォーカスエリアのサイズを段階的に変えるように補正し、該フォーカスエリアで被写体にピントを合わせることにより、より高い合焦性で撮影することができる。
C.変形例
次に、本発明の変形例について説明する。本変形例では、上述した第1または第2実施形態で説明したように、フォーカスエリアサイズを一旦決定した後、該フォーカスエリアサイズをユーザにより手動で変更することができるようにする。すなわち、撮影条件に応じてフォーカスエリアサイズを決定したとしても、必ずしもユーザの要求に合致しているとは限らない。そこで、図20に示すように、表示部25に表示されるフォーカスエリアをキー操作部27からの指示に従って制御部20によって可変できるようにする。
また、このとき、フォーカスエリアのサイズを可変操作できるだけでなく、フォーカスエリアの位置も移動できるようにしてもよい。さらに、ユーザがフォーカスエリアのサイズや位置を可変した場合、それに準じて再度AFを行い、表示部25に合焦している状態が表示され、ユーザが合焦状態を確認しながら、上記フォーカスエリアのサイズや位置を可変操作できるようにしてもよい。
なお、上述した実施形態においては、各種テーブルを参照してフォーカスエリアサイズを段階的に変えるようにしたが、これに限らず、メモリ容量の増大を防ぐために、演算式により算出するようにしてもよい。また、上述した実施形態では、デジタルカメラについてのみ説明したが、これに限らず、撮影機能を有する機器であれば、例えば、携帯電話などであってもよい。
本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本第1実施形態による被写界深度テーブル35−1のデータ構成を示す概念図である。 上記被写界深度テーブル35−1において、絞り=F3.3、ズームレンズステップ=Z0のときの詳細なデータを示す概念図である。 本第1実施形態によるフォーカスエリアサイズテーブル35−2のデータ構成を示す概念図である。 フォーカスエリアサイズパターンAを説明するための模式図である。 フォーカスエリアサイズパターンBを説明するための模式図である。 フォーカスエリアの大小の違いによるピントの合い具合を説明するための模式図である。 フォーカスエリアの大小の違いによるピントの合い具合を説明するための模式図である。 本第1実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本第2実施形態によるフォーカスエリアテーブル35−3のデータ構成を示す概念図である。 本第2実施形態によるフォーカスエリアサイズ補正係数テーブル35−4のデータ構成を示す概念図である。 本第2実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態において、被写体が人の顔であった場合のフォーカスエリアサイズを示す模式図である。 本第2実施形態において、被写体が風景であった場合のフォーカスエリアサイズを示す模式図である。 本第2実施形態において、被写体が花であった場合のフォーカスエリアサイズを示す模式図である。 本発明の変形例による、フォーカスエリアサイズの手動操作を説明するための模式図である。
符号の説明
10 画像取得部(オートフォーカス手段、撮影手段)
11 レンズユニット
12 シャッタ
13 LPF
14−1 ドライバ
14−2 ドライバ
15 アナログ信号処理部
16 撮像センサ
17 サンプリング/信号増幅処理部
18 A/Dコンバータ
20 制御部(撮影条件検出手段、被写界深度取得手段、オートフォーカスエリアサイズ決定手段、オートフォーカス手段、被写体距離算出手段、表示制御手段、占有面積検出手段、サイズ補正手段)
22 プレビューエンジン
23 D/Aコンバータ
24 ドライバ
25 表示部(表示手段)
26 イメージバッファ
27 キー操作部(選択手段、サイズ変更手段、位置変更手段)
28 デジタル信号処理部(コントラスト検出手段、予備コントラスト検出手段)
29 画像圧縮/伸張処理部
30 プログラムメモリ
30−1 トラッキングテーブル
31 画像メモリ
32 カードI/F
33 外部記録媒体
34 外部接続I/F
35 メモリ
35−1 被写界深度テーブル
35−2 フォーカスエリアサイズテーブル
35−3 フォーカスエリアテーブル
35−4 フォーカスエリアサイズ補正係数テーブル
40 画像認識部(認知手段、被写体種類識別手段)


Claims (16)

  1. 撮像画像のコントラストを検出してオートフォーカスを行う撮像装置であって、
    少なくとも絞り値とズームレンズ位置と被写体距離とからなる撮影条件を検出する撮影条件検出手段と、
    前記撮影条件に基づいて被写界深度を取得する被写界深度取得手段と、
    前記被写界深度取得手段によって取得された被写界深度に基づいてオートフォーカスエリアサイズを決定するオートフォーカスエリアサイズ決定手段と、
    前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されたオートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行うコントラスト検出手段と、
    前記コントラスト検出手段によって検出されたコントラストに基づいて被写体に合焦させるオートフォーカスを実行するオートフォーカス手段と
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記オートフォーカスエリアサイズは、被写界深度に応じて異なる比率で変化する複数の変化パターン毎に用意され、
    前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段は、前記複数の変化パターンのうち、いずれか1つの変化パターンに従うオートフォーカスエリアを選択することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記複数の変化パターンのうち、どの変化パターンのオートフォーカスエリアを用いるかをユーザ操作によって選択可能とする選択手段を具備することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されるオートフォーカスエリアサイズのフォーカスエリアでのコントラスト検出に先立って、所定のフォーカスエリアサイズのフォーカスエリアにてサンプリングされた信号から予備コントラスト検出を行う予備コントラスト検出手段と、
    前記予備コントラスト検出手段によって検出された予備コントラストに基づいて前記被写体距離を算出する被写体距離算出手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 撮影対象を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影される撮影対象を表示する表示手段と、
    前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されたオートフォーカスエリアサイズのオートフォーカスエリアを前記表示手段に表示させる表示制御手段と
    を具備することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記表示手段に表示されているオートフォーカスエリアのサイズをユーザ操作によって変更可能とするサイズ変更手段を具備することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記表示手段に表示されているオートフォーカスエリアの位置をユーザ操作によって変更可能とする位置変更手段を具備することを特徴とする請求項5または6記載の撮像装置。
  8. 撮像画像のコントラストを検出してオートフォーカスを行う撮像装置であって、
    撮影対象である被写体を認知する認知手段と、
    前記認知手段によって認知された被写体の種類を識別する被写体種類識別手段と、
    前記被写体種類識別手段によって識別された被写体の種類に基づいてオートフォーカスエリアサイズを決定するオートフォーカスエリアサイズ決定手段と、
    前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されたオートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行うコントラスト検出手段と、
    前記コントラスト検出手段によって検出されたコントラストに基づいて被写体に合焦させるオートフォーカスを実行するオートフォーカス手段と
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  9. 前記認知手段によって認知された被写体の画角上の占有面積を検出する占有面積検出手段と、
    前記占有面積検出手段によって検出された被写体の占有面積に基づいて、前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されたオートフォーカスエリアサイズを補正するサイズ補正手段とを具備し、
    前記コントラスト検出手段は、前記サイズ補正手段によって補正されたオートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行うことを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 撮影対象を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影される撮影対象を表示する表示手段と、
    前記オートフォーカスエリアサイズ決定手段によって決定されたオートフォーカスエリアサイズのオートフォーカスエリアを前記表示手段に表示させる表示制御手段と
    を具備することを特徴とする請求項8または9記載の撮像装置。
  11. 前記表示手段に表示されているオートフォーカスエリアのサイズをユーザ操作によって変更可能とするサイズ変更手段を具備することを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  12. 前記表示手段に表示されているオートフォーカスエリアの位置をユーザ操作によって変更可能とする位置変更手段を具備することを特徴とする請求項10または11記載の撮像装置。
  13. 撮像画像のコントラストを検出してオートフォーカスを行う撮像方法であって、
    少なくとも絞り値とズームレンズ位置と被写体距離とからなる撮影条件を検出するステップと、
    前記撮影条件に基づいて被写界深度を取得するステップと、
    前記取得された被写界深度に基づいてオートフォーカスエリアサイズを決定するステップと、
    前記決定されたオートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行うステップと、
    前記検出されたコントラストに基づいて被写体に合焦させるオートフォーカスを実行するステップと
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  14. 撮像画像のコントラストを検出してオートフォーカスを行う撮像方法であって、
    撮影対象である被写体を認知するステップと、
    前記認知された被写体の種類を識別するステップと、
    前記識別された被写体の種類に基づいてオートフォーカスエリアサイズを決定するステップと、
    前記決定されたオートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行うステップと、
    前記検出されたコントラストに基づいて被写体に合焦させるオートフォーカスを実行するステップと
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  15. 撮像画像のコントラストを検出してオートフォーカスを行う撮像プログラムであって、
    コンピュータに、
    少なくとも絞り値とズームレンズ位置と被写体距離とからなる撮影条件を検出する撮影条件検出機能、
    前記撮影条件に基づいて被写界深度を取得する被写界深度取得機能、
    前記取得された被写界深度に基づいてオートフォーカスエリアサイズを決定するオートフォーカスエリアサイズ決定機能、
    前記決定されたオートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行うコントラスト検出機能、
    前記検出されたコントラストに基づいて被写体に合焦させるオートフォーカスを実行するオートフォーカス機能
    を実現することを特徴とする撮像プログラム。
  16. 撮像画像のコントラストを検出してオートフォーカスを行う撮像プログラムであって、
    コンピュータに、
    撮影対象である被写体を認知する認知機能、
    前記認知された被写体の種類を識別する被写体種類識別機能、
    前記識別された被写体の種類に基づいてオートフォーカスエリアサイズを決定するオートフォーカスエリアサイズ決定機能、
    前記決定されたオートフォーカスエリアサイズにてサンプリングされた信号からコントラスト検出を行うコントラスト検出機能、
    前記検出されたコントラストに基づいて被写体に合焦させるオートフォーカスを実行するオートフォーカス機能
    を実現することを特徴とする撮像プログラム。

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