JP2004247869A - 電子カメラ - Google Patents

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Yasuyuki Motoki
康之 元木
Hidefumi Ota
英史 太田
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Abstract

【課題】簡単な操作でユーザが所望の撮影条件を選択することができる電子カメラを提供する。
【解決手段】複数の撮影シーンを記録するとともに、複数の撮影シーンの各々に対応付けて、構図決定の補助枠および構図に基づく撮影条件を含む複数のアシストメニューを記録する記録部と、記録部に記録された複数の撮影シーンから、一つの撮影シーンをユーザの選択操作に応じて選択する撮影シーン選択部と、撮影シーン選択部により選択された一つの撮影シーンに対応付けられた複数のアシストメニューを表示する表示部と、表示部に表示された複数のアシストメニューから、一つのアシストメニューをユーザの選択操作に応じて選択するアシストメニュー選択部と、アシストメニュー選択部により選択された一つのアシストメニューの構図決定の補助枠を用い、一つのアシストメニューの撮影条件を設定して撮影を行う撮影部とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影シーンごとに撮像動作や画像処理の撮影条件が予め定められ、その撮影シーンの撮影条件を設定して撮影を実行する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、風景や夜景など特定の撮影シーンごとに撮像動作や画像処理の撮影条件が予め定められ、その撮影シーンの撮影条件を設定して撮影を実行する電子カメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ユーザによる撮影を補助するため、構図決定の補助枠の表示などを行う機能を備えた電子カメラが知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−311977号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した撮影シーンと構図との組み合わせで想定される撮影条件は多数ある。したがって、その多数の撮影条件を予め定めておき、その中からユーザが所望の撮影条件を選択する場合、選択肢が多くなる。そのため、ユーザが所望の撮影シーンを速やかに選択するのは困難であり、シャッタチャンスを逃してしまう場合があった。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、簡単な操作でユーザが所望の撮影条件を選択することができる電子カメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の電子カメラは、複数の撮影シーンを記録するとともに、前記複数の撮影シーンの各々に対応付けて、構図決定の補助枠および前記構図に基づく撮影条件を含む複数のアシストメニューを記録する記録部と、前記記録部に記録された前記複数の撮影シーンから、一つの撮影シーンをユーザの選択操作に応じて選択する撮影シーン選択部と、前記撮影シーン選択部により選択された前記一つの撮影シーンに対応付けられた前記複数のアシストメニューを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記複数のアシストメニューから、一つのアシストメニューをユーザの選択操作に応じて選択するアシストメニュー選択部と、前記アシストメニュー選択部により選択された前記一つのアシストメニューの前記構図決定の補助枠を用い、前記一つのアシストメニューの前記撮影条件を設定して撮影を行う撮影部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の電子カメラは、複数の撮影シーンを記録するとともに、前記複数の撮影シーンの各々に対応付けて、撮影時の測距条件と測光条件との少なくとも一方を含む複数のアシストメニューを記録する記録部と、前記記録部に記録された前記複数の撮影シーンから、一つの撮影シーンをユーザの選択操作に応じて選択する撮影シーン選択部と、前記撮影シーン選択部により選択された前記一つの撮影シーンに対応付けられた前記複数のアシストメニューを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記複数のアシストメニューから、一つのアシストメニューをユーザの選択操作に応じて選択するアシストメニュー選択部と、前記アシストメニュー選択部により選択された前記一つのアシストメニューの前記構図決定の補助枠を用い、前記一つのアシストメニューの前記撮影条件を設定して撮影を行う撮影部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の電子カメラは、請求項1または請求項2に記載の電子カメラにおいて、前記撮影シーン選択部は、前記ユーザにより回転操作されることで前記選択を行う操作部を備え、前記表示部は、前記操作部の状態を、前後の選択肢を視覚的に認識可能に表示することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について詳細な説明を行う。
図1は、本発明の実施形態における電子カメラ1の構成を示すブロック図である。
図2Aは、本発明の実施形態における電子カメラ1の上面の外観を示す図であり、図2Bは、本発明の実施形態における電子カメラ1の背面の外観を示す図である。
【0010】
電子カメラ1は、図1に示すように、撮像部10、制御部11、画像処理部12、表示処理部13を備えていると共に、メモリカード(カード状のリムーバブルメモリ)14とのインタフェースをとるメモリカード用インタフェース部15を備えており、これらはバスを介して相互に接続されている。
なお、撮像部10は、不図示のレンズ、被写体の明るさや撮影距離などを測定する各種センサ、撮像素子、A/D変換器などを備えている。
【0011】
また、電子カメラ1は、操作部20と液晶モニタ25とを備えている。図1において、操作部20の出力は制御部11に接続され、液晶モニタ25には表示処理部13の出力が接続される。なお、操作部20は、図2Aおよび図2Bに示すように、電源のON/OFFおよび撮像動作の開始にかかわるレリーズボタン21、後述するユーザ操作にかかわるセレクトダイアル22、メニューボタン23、十字キー24を含む。
【0012】
また、制御部11は、不図示のメモリを備え、後述する撮影シーン、撮影シーンごとのアシストメニュー、各設定時のメニュー画面などが記録されている(詳細は後述する)。
撮影が行われる際には、制御部11の指示に従って、撮像部10を介して撮像された画像は、画像処理部12において所定の画像処理が施され、メモリカード用インタフェース部15を介してメモリカード14に記録される。また、画像の再生が行われる場合は、制御部11の指示に従って、メモリカード用インタフェース部15を介してメモリカード14から画像が読み出され、表示処理部13を介して液晶モニタ25に表示される。
【0013】
レリーズボタン21、セレクトダイアル22は、図2Aに示すように、電子カメラ1の上面に設けられている。また、メニューボタン23、十字キー24、液晶モニタ25は、図2Bに示すように、電子カメラ1の背面に設けられている。
なお、レリーズボタン21は、ユーザにより回転操作および押圧操作可能な部材であり、回転操作されると電源ボタンとして機能し、押圧操作されるとレリーズボタンとして機能する。
【0014】
セレクトダイアル22は、ユーザにより回転操作可能な部材であり、表面に、動画撮影のマーク26、オート撮影のマーク27、シーン撮影のマーク28、とともに、ポートレートモードのマーク29、夜景ポートレートモードのマーク30、風景モードのマーク31、スポーツモードのマーク32が描かれている。ユーザは、これらのマーク(26〜32)のいずれかを、電子カメラ1の上面に設けられた基準のマーク33に合わせることにより、撮影シーン(ポートレートモード、風景モードなど)や撮影モード(オート撮影、動画撮影など)を選択することができる(詳細は後述する)。
【0015】
なお、本実施形態では、2種類の撮影シーンがある。1つは、前述したセレクトダイアル22のシーン撮影のマーク28を基準のマーク33に合わせることにより選択される撮影シーンであり、もう1つは、セレクトダイアル22のポートレートモードのマーク29、夜景ポートレートモードのマーク30、風景モードのマーク31、スポーツモードのマーク32のいずれかを基準のマーク33に合わせることにより選択される撮影シーンである。これらの撮影シーンは、後述するアシストメニューを備えているアシスト機能付き撮影シーンである(詳細は後述する)。
【0016】
なお、上記したように、ユーザがセレクトダイアル22を回転操作して選択を行う場合、制御部11はこれを検知し、表示処理部13を介して、液晶モニタ25に図3に示すような表示を行う。制御部11は、図3Aに示すように、液晶モニタ25の上の部分にサブウィンドウ34を表示し、サブウィンドウ34以外の部分にはスルー画を表示する。そして、制御部11は、サブウィンドウ34の中央に、現在基準のマーク33に合わせられているマーク(例えば図2Aの26)と同じマークを表示し、その左右に前後の選択肢と同じマーク(例えば図2Bの27)を表示する。
【0017】
特に、現在基準のマーク33に合わせられているマークは明暗を反転させて、他のマークと区別できるようにする。そして、セレクトダイアル22が回転操作されるたびに、サブウィンドウ34内の表示を図3B〜図3Gに示すように更新する。
なお、現在基準のマーク33に合わせられているマークは明暗を反転させるのではなく、色や大きさを変えることにより他のマークと区別できるようにしても良い。また、図4に示すように、セレクトダイアル22の絵を表示するなど、前後の選択肢を液晶モニタ25上で視覚的に認識可能であれば、どのような表示形態であっても良い。
【0018】
十字キー24は上下左右4方向の何れかを選択することができるキーであり、メニューボタン23とともに、後述するメニュー選択の際に用いられる。
なお、制御部11、表示処理部13、操作部20、液晶モニタ25は、請求項の「撮影シーン選択部」および「アシストメニュー選択部」に対応する。また、制御部11、表示処理部13、液晶モニタ25は、請求項の「表示部」に対応し、撮像部10、制御部11は、請求項の「撮影部」に対応する。
【0019】
以上説明したような構成の電子カメラ1において、レリーズボタン21が回転操作されると、制御部11はこれを検知し、動作を開始する。
動作開始後、セレクトダイアル22の動画撮影のマーク26が、基準のマーク33に合わせられている状態において、レリーズボタン21が押圧されると、制御部11はこれを検知し、各部に動画撮影実行の指示を行う。また、セレクトダイアル22のオート撮影のマーク27が、基準のマーク33に合わせられている状態において、レリーズボタン21が押圧されると、制御部11はこれを検知し、各部にオート撮影実行の指示を行う。なお、動画撮影およびオート撮影時の具体的な動作については、公知技術と同様であるため説明を省略する。
【0020】
セレクトダイアル22のシーン撮影のマーク28が、基準のマーク33に合わせられると、制御部11はこれを検知し、表示処理部13を介して、液晶モニタ25にメニュー画面を表示する。
図5は、本発明の実施形態における電子カメラ1の液晶モニタ25に表示されるメニュー画面の例を示す図である。図5における「パーティー」、「海・雪」、「夕焼け」、「トワイライト」、「夜景」、「クローズアップ」、「ミュージアム」、「打ち上げ花火」、「モノクロコピー」、「逆光」は制御部11内の不図示のメモリに記録されている撮影シーンである。なお、このようなメニュー画面上の撮影シーンの選択は、十字キー24を操作することによって実現される。
【0021】
そして、制御部11は、選択された撮影シーンごとに、制御部11内に記録された撮影条件を設定し、レリーズボタン21が押圧されると、各部を介して撮影を行う。なお、各撮影シーンごとの撮影条件は制御部11内の不図示のメモリに予め記録されている。
以下、本発明の特徴であるアシスト機能付き撮影シーンについて説明する。本実施形態におけるアシスト機能付き撮影シーンは、セレクトダイアル22を用いて選択される「ポートレート」、「夜景ポートレート」、「風景」、「スポーツ」の4種類である。以下、4つのアシスト機能付き撮影シーンについて順番に説明する。なお、以下では、「アシスト機能付き撮影シーン」を単に「撮影シーン」と称する。
【0022】
セレクトダイアル22のポートレートモードのマーク29が、基準のマーク33に合わせられている状態において、メニューボタン23が押圧されると、制御部11はこれを検知し、表示処理部13を介して液晶モニタ25にポートレートモードのアシストメニュー画面を表示する。アシストメニューは、撮影時の構図決定の補助枠の表示や構図に基づく撮影条件を含み、前述したように、制御部11内の不図示のメモリに記録されている。
【0023】
図6は、本発明の実施形態における電子カメラ1の液晶モニタ25に表示されるポートレートモードのアシストメニュー画面の例を示す図である。制御部11は、液晶モニタ25の左側には前後の選択肢が分かる表示を行い、右側にはアシストの内容が分かる表示を行う。
ポートレートモードのアシストメニューには、図6に示すように、「アシストなし」、人物を中央からずらすことにより画面に空間を作る構図である「人物左」および「人物右」、ポートレート撮影の基本構図である「ウェストショット」、2人撮影用の構図である「ツーショット」、全身撮影用の構図である「縦位置」が含まれる。
【0024】
ユーザは、液晶モニタ25に表示されたアシストメニュー画面を目視しながら、いずれかのアシストメニューを選択する。なお、メニュー画面上のアシストメニューの選択は、十字キー24を操作することによって実現される。
次に、夜景ポートレートモードのアシストメニューは、ポートレートモードと同様であり、アシストメニュー画面の例を図7に示す。
【0025】
また、風景モードのアシストメニューには、「アシストなし」、空と山をバランス良く配置する構図である「山」、建物をまっすぐに撮影する構図である「建物」、旅行先での記念撮影など、人物と背景とのバランスがとれた構図である「左背景」および「右背景」が含まれる。風景モードのアシストメニュー画面の例を図8に示す。
【0026】
また、スポーツモードのアシストメニューには、「アシストなし」の他に、前述した3つの撮影シーンとは異なり、構図ではなく、フォーカスを固定して連写を行う「スポーツ観戦」、8コマ/秒で16コマの撮影を行う「スポーツマルチ連写」が含まれる。スポーツモードのアシストメニュー画面の例を図9に示す。
ここまで説明したように、セレクトダイアル22によって「ポートレート」、「夜景ポートレート」、「風景」、「スポーツ」のいずれかの撮影シーンが選択され、液晶モニタ25に表示されるメニュー画面でいずれかのアシストメニューが選択された場合の、制御部11の動作について以下に説明する。
【0027】
制御部11は、まず、選択されたアシストメニューに対応する構図決定の補助枠をスルー画に重ねて表示する。そして、選択されたアシストメニューに対応する撮影条件を読み出して設定する。なお、構図決定の補助枠および撮影条件は、前述したように、制御部11内の不図示のメモリに記録されている。
図10〜図12に、構図決定の補助枠の表示例を示す。図10から図12において、点線で示されているのが、構図決定の補助枠である。
【0028】
図10は、ポートレートモードにおける枠の表示例を示す。図10Aは、「人物左」の枠を示し、図10Bは、「人物右」の枠を示し、図10Cは、「ツーショット」の枠を示し、図10Dは、「ウェストショット」の枠を示し、図10Eは、「縦位置」の枠を示す。
図11は、夜景ポートレートモードにおける枠の表示例を示し、図11Aは、「人物左」の枠を示し、図11Bは、「人物右」の枠を示す。図11Cは、「ツーショット」の枠を示し、図11Dは、「ウェストショット」の枠を示し、図11Eは、「縦位置」の枠を示す。
【0029】
図12は、風景モードにおける枠の表示例を示す。図12Aは、「山」の枠を示し、図12Bは、「建物」の枠を示し、図12Cは、「左背景」の枠を示し、図12Dは、「右背景」の枠を示す。
【0030】
図10〜図12に示すように、液晶モニタ25の左上に、選択された撮影シーンを示すマークを表示することにより、ユーザは、現在どのモードで撮影を行っているかを確認することができる。
ユーザは、表示された枠に被写体を合わせることで、構図決定を行うことができる。例えば、風景モードの右背景または左背景は、旅行先での記念撮影など、人物と背景との両方を綺麗に撮影したい時に有効である。枠に被写体である人物を合わせることにより、人物が小さくなりすぎず、バランスのとれた記念撮影を行うことができる、また、構図決定のための枠が表示されるため、他の人に撮影を依頼する場合にも構図を指定することができ、便利である。
【0031】
なお、セレクトダイアル22によって、スポーツモードが選択された場合には、構図の表示は行われない。
次に、図13および図14を用いて、選択された撮影シーンおよびアシストメニューに対応する撮影条件について説明する。
図13は、撮影シーンおよびアシストメニューごとの撮影条件を示す表であり、図14は、撮影条件を説明するための図である。なお、図13に示されていない各種撮影条件は、公知技術の各シーンモードの設定に準ずるものとする。
【0032】
図13中のAFエリアおよびAEエリアの番号は、図14の画面内の各エリアの番号に対応する。
ポートレートモードおよび夜景ポートレートモードでは、選択されたアシストメニューの構図に応じて、撮影条件として、測距条件であるAFエリアと測光条件であるAEエリアとが定められている。ポートレートの場合には、人物にピントを合わせ、背景をぼかすような表現が好ましい。
【0033】
そのため、例えば、ツーショットの場合には、中央のエリア1を挟む両側のエリア2およびエリア3をAFエリアとすることで、人物の間にピントが合うのを防ぎ、2人の人物の顔にピントを合わせることができる。また、エリア2およびエリア3をAEエリアとすることで、顔を中心に露出調整を行い、より自然な画像を生成することができる。
【0034】
また、例えば、縦位置の場合には、中央のエリア1の右側のエリア2をAFエリアとすることで、人物の顔にピントを合わせることができる。また、エリア2をAEエリアとし、顔を中心に露出調整を行うので、明るい洋服などを着ていても、顔が暗くなってしまうのを防ぐことができる。なお、縦位置の場合には、電子カメラ1内に水平基準器を設け、電子カメラ1の左右どちらの面を上面にして縦位置をとっているかを検知し、検知結果に合わせて枠を表示するようにしても良い。
【0035】
風景モードでも、選択されたアシストメニューの構図に応じて、AFエリアおよびAEエリアが定められている。被写体が風景である場合には、画面全体にピントを合わせるのが好ましい。
そのため、AFエリアおよびAEエリアは全域マルチとする。ただし山の場合には、空の部分ではピントが合いにくいので、画面中央から下のエリア1〜4をAFエリアとし、メインの被写体である山にピントを合わせる。また、空の部分に露出が影響されるのを防ぐため、画面の下2/3の領域でマルチAEを行うことにより、山並みを鮮やかに表現することができる。
【0036】
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザは、まず、セレクトダイアル22を用いて撮影シーンの選択を行い、次に、液晶モニタ25に表示される構図にかかわるアシストメニューから1つのアシストメニューを選択する。アシストメニューには、構図決定の補助枠および撮影条件が記録されているので、アシストメニューを選択することにより、補助枠を用いて、撮影時の構図決定を容易に行うことができ、また、その構図に合った撮影条件を容易に設定することができる。そのため、ユーザは、簡単な操作で所望の画像を得ることができる。
【0037】
また、本実施形態によれば、アシストメニューに撮影時の測距条件と測光条件を記録しておくことにより、ユーザは、アシストメニューを選択することで、撮影時の測距条件と測光条件も同様に選択することができる。そのため、撮影条件を容易に設定することができる。そのため、簡単な操作で所望の画像を得ることができる。
【0038】
さらに、本実施形態によれば、撮影シーン選択にかかわるセレクトダイアル22の状態が、前後の選択肢を視覚的に認識可能に液晶モニタに表示される。そのため、ユーザは、電子カメラ1を被写体に向けて構えたままの状態で、撮影シーンの選択を行うことができる。
なお、本実施形態で用意されていた撮影シーンの他の撮影シーンを用意するようにしても良い。また、本実施形態ではアシストメニューがなかった撮影シーンにアシストメニューを付けるようにしても良い。
【0039】
また、本実施形態では、セレクトダイアル22により動画撮影、オート撮影、シーン撮影(アシストメニューを含む)のいずれかを選択する例を示したが、セレクトダイアル22により他の項目を選択するようにしても良い。例えば、画像の再生や設定メニューなどを選択するようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単な操作でユーザが所望の撮影条件を選択できる電子カメラを提供することができる。したがって、ユーザは、簡単に所望の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電子カメラ1の機能ブロック図である。
【図2】本実施形態の電子カメラ1の外観を示す図である。
【図3】本実施形態の電子カメラ1における液晶モニタ25の表示例を示す図である。
【図4】本実施形態の電子カメラ1における液晶モニタ25の表示例を示す図である。
【図5】本実施形態の電子カメラ1における液晶モニタ25の表示例を示す図である。
【図6】本実施形態の電子カメラ1におけるアシストメニューの表示例を示す図である。
【図7】本実施形態の電子カメラ1におけるアシストメニューの表示例を示す図である。
【図8】本実施形態の電子カメラ1におけるアシストメニューの表示例を示す図である。
【図9】本実施形態の電子カメラ1におけるアシストメニューの表示例を示す図である。
【図10】本実施形態の電子カメラ1における構図決定の補助枠の表示例を示す図である。
【図11】本実施形態の電子カメラ1における構図決定の補助枠の表示例を示す図である。
【図12】本実施形態の電子カメラ1における構図決定の補助枠の表示例を示す図である。
【図13】本実施形態の電子カメラ1における撮影シーンおよびアシストメニューごとの条件を示す表である。
【図14】本実施形態の電子カメラ1における撮影シーンおよびアシストメニューごとの条件を説明するための図である。
【符号の説明】
1 電子カメラ
10 撮像部
11 制御部
12 画像処理部
13 表示処理部
14 メモリカード
15 メモリカード用インタフェース部
20 操作部
21 レリーズボタン
22 セレクトダイアル
23 メニューボタン
24 十字キー
25 液晶モニタ
26,27,28,29,30,31,32,33 マーク
34 サブウィンドウ

Claims (3)

  1. 複数の撮影シーンを記録するとともに、前記複数の撮影シーンの各々に対応付けて、構図決定の補助枠および前記構図に基づく撮影条件を含む複数のアシストメニューを記録する記録部と、
    前記記録部に記録された前記複数の撮影シーンから、一つの撮影シーンをユーザの選択操作に応じて選択する撮影シーン選択部と、
    前記撮影シーン選択部により選択された前記一つの撮影シーンに対応付けられた前記複数のアシストメニューを表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記複数のアシストメニューから、一つのアシストメニューをユーザの選択操作に応じて選択するアシストメニュー選択部と、
    前記アシストメニュー選択部により選択された前記一つのアシストメニューの前記構図決定の補助枠を用い、前記一つのアシストメニューの前記撮影条件を設定して撮影を行う撮影部とを備えたことを特徴とする電子カメラ。
  2. 複数の撮影シーンを記録するとともに、前記複数の撮影シーンの各々に対応付けて、撮影時の測距条件と測光条件との少なくとも一方を含む複数のアシストメニューを記録する記録部と、
    前記記録部に記録された前記複数の撮影シーンから、一つの撮影シーンをユーザの選択操作に応じて選択する撮影シーン選択部と、
    前記撮影シーン選択部により選択された前記一つの撮影シーンに対応付けられた前記複数のアシストメニューを表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記複数のアシストメニューから、一つのアシストメニューをユーザの選択操作に応じて選択するアシストメニュー選択部と、
    前記アシストメニュー選択部により選択された前記一つのアシストメニューの前記構図決定の補助枠を用い、前記一つのアシストメニューの前記撮影条件を設定して撮影を行う撮影部とを備えたことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記撮影シーン選択部は、前記ユーザにより回転操作されることで前記選択を行う操作部を備え、
    前記表示部は、前記操作部の状態を、前後の選択肢を視覚的に認識可能に表示することを特徴とする電子カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007249000A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム

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