JP2007235389A - 広指向性スピーカシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】低域から、この低域よりも比較的高い音域についてまで、広い指向性を得ることができる広指向性スピーカシステムを提供する。
【解決手段】コーン型スピーカユニット1は、低域から比較的高い音域までの音を出力する役割を受け持つ。2はディフューザであり、その外周面57には、高域用スピーカユニット3が設けられている。第1のホーン5は、コーン型振動板4と、ディフューザ2との間に配置され、その間隙に第1の音響通路8が形成され、また、ディフューザ2との間隙に第2の音響通路9が形成される。第2のホーン6は、コーン型振動板4の延長上に位置し、第1のホーンに沿って、第1の音響通路8が延長形成される間隙を介して配置されている。ディフューザ2の中央部に孔7が設けられて、第3の音響通路10が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、低域だけでなく低域よりも比較的高い音域にまで、広い指向特性が得られる広指向性スピーカシステムに関するものである。
天井面などに取り付けて用いられるスピーカシステムにおいては、通常、コーン型スピーカが単体で使用されている。このコーン型スピーカとして、電気音響変換効率を上げるために、大口径(口径約6.5インチ、16.5cm以上)のものを使用したいという要求がある。しかし、大口径になるほど、指向性に問題が生じてくる。
図7は、従来の大口径コーン型スピーカの特性を示す説明図である。
図7(a)は、大口径コーン型スピーカを使用したときの指向特性を示すグラフである。図7(b)は、大口径コーン型スピーカに高域用スピーカを併用した場合の周波数特性を示すグラフである。
図7(a)において、大口径コーン型スピーカの中心軸(0度)での、スピーカから離れた位置(例えば、1m)における音圧レベルを基準とする。音の周波数(f)が低域にあるときは無指向性である。しかし、中域から高域に至るほど、中心軸近辺の音圧は依然として高いが斜め方向は音圧が低下する。そのため、大口径コーン型スピーカを天井面に取り付けたとき、その真下では音が明瞭であるが、真下から離れるほど、こもった音になり、明瞭さを欠くことになる。
そのため、呼出しアナウンスや音楽再生に用いる場合、中高域についても指向性を広くしたい場合には、口径の小さなコーン型スピーカを用いるが、変換効率が悪くなる。
大口径コーン型スピーカは、元々、等価質量が大きいので、高域の放射エネルギーを余り出さない。そのため、高域まで出力するには、一般に、高域用スピーカ(ツィータ)を併用する。高域用スピーカの口径は小さいので、元々指向性が広いし、小型であるので、複数の高域用スピーカを多数配置することもできる。
しかし、大口径コーン型スピーカをウーファとして用い、クロスオーバ周波数よりも高い音域を高域用スピーカに任せた場合、図7(b)に示すように、中心軸(0度)では問題がないが、斜め方向においては、クロスオーバ周波数よりも少し低い音域において音圧が不足している。従って、高域用スピーカを併用するだけでは、低域よりも比較的高い音域について広指向性を実現することができない欠点がある。
従来、コーン型スピーカを用いたスピーカシステムにおいて、広指向性を実現するために、コーン型振動板の前面を絞り込み部材で覆うものが知られている(特許文献1参照)。この絞り込み部材には、小径の中央孔と複数の周辺孔とが設けられている。高域においては、中央孔から広がる音と周辺孔から広がる音との位相差による相互干渉により、正面方向において音圧レベルが低下する結果、高域の指向性が拡大する。また、中央孔の前部には、上半部が略円錐形状、下半部が略半球状であって、その直径が上述した中央孔の直径に略等しいディフューザが設けられている。このディフューザは、特に高域において指向性を拡大させる。
しかし、上述した従来技術では、コーン型振動板と絞り込み部材とで、閉空間を形成し、閉空間に発生している音のエネルギーを、中央孔と周辺孔から放出することによって、位相干渉させるものであった。ところが、閉空間は、ローパスフィルタを構成するため、高域は出力音圧レベルが低下せざるを得なかった。
また、中央孔と周辺孔という2つの音響通路を用いた位相干渉を利用しているため、位相干渉のピークとディップが急峻になるという問題もある。
特開2004−193749号公報
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであって、低域から、この低域よりも比較的高い音域の周波数についてまで、広い指向性を得ることができる広指向性スピーカシステムを提供することを目的とするものである。
本発明は、請求項1に記載の発明においては、コーン型振動板を有するスピーカユニットを用いた広指向性スピーカシステムであって、第1のホーンは、当該小径開口部が、前記コーン型振動板の前面開口部よりも内部に位置し、当該外面が、当該小径開口部の側において第1の音響通路を介して前記コーン型振動板の内面に沿って配置され、ディフューザは、当該基底部が、前記第1のホーンの前面開口部よりも内部に位置して前記第1のホーンの小径開口部に対向し、当該外周面が、第2の音響通路を介して、前記基底部から前記第1のホーンの内面に沿って広がった後、先端部に向かって狭まる形状をしているものである。
従って、第1のホーン及びディフューザにより、音の位相が調整され、低域及びこの低域よりも比較的高い音域の周波数についてまで、広指向性を得ることができる。
第1のホーンは、コーン型振動板の内面および外面に沿って音を導く第1,第2の音響通路を形成する。従って、従来技術のように音を閉じこめるものではないから、高域についても出力音圧レベルの低下が少ないので、カットオフ周波数が低くなることなく、音の明瞭度を増すことができる。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の広指向性スピーカシステムにおいて、第2のホーンを有し、該第2のホーンは、前記コーン型振動板の前面開口部に近接して前記コーン型振動板の延長上に位置し、当該内面は、前記第1のホーンの外面に沿って、前記第1の音響通路が延長形成される間隙を介して配置されているものである。
一般に、中心軸に対して90度に近い方向には音を伝える必要がない。従って、第1の音響通路を経て放射される音を、中心軸から所望の角度のカバーエリアに集中させることにより、音への変換効率を上げることができる。
請求項3に記載の発明においては、非コーン型の振動板を有する広指向性スピーカユニットを用いたスピーカシステムであって、第2のホーンは、当該小径開口部が、前記スピーカユニットの開口部に取り付けられ、第1のホーンは、当該小径開口部が、前記第2のホーンの前面開口部よりも内部に位置し、当該外面が、当該小径開口部の側において第1の音響通路を介して前記第2のホーンの内面に沿って配置され、ディフューザは、当該基底部が、前記第1のホーンの前面開口部よりも内部に位置して前記第1のホーンの小径開口部に対向し、当該外周面が、第2の音響通路を介して、前記基底部の側から前記第1のホーンの内面に沿って広がった後、先端部に向かって狭まる形状をしているものである。
第2のホーンが、上述した請求項1に記載の発明における、コーン型振動板の役割を果たすので、コーン型振動板を有しないスピーカユニットにおいても、請求項1に記載の発明と同様の作用を奏する。
請求項4に記載の発明においては、請求項1から3までのいずれか1項に記載の広指向性スピーカシステムにおいて、複数の高域用スピーカは、前記ディフューザの先端部寄りの外周面に、前記ディフューザの中心軸から見て、互いに斜め方向放射状になるように格納されている。
コーン型振動板を有するスピーカユニットの単体だけでは、十分な出力を得られない高域の音出力を、高域用スピーカを用いて補うことにより、フルレンジで広指向性を得ることができる。その結果、音の明瞭度が増す。
また、複数の高域用スピーカが斜め方向放射状に複数格納されるから、高域の音が正面に集中しない。その結果、高域について、広指向特性が得られることになる。高域用スピーカの個数は、2個でもよいが、3個以上とした方が音の広がりがよい。
請求項5に記載の発明においては、請求項1から4までのいずれか1項に記載の広指向性スピーカシステムにおいて、ディフューザは、当該中央部に第3の音響通路となる孔を有するものである。
従って、第1の音響通路、第2の音響通路に加えて、上述した孔が第3の音響通路となることによって、経路差を生じる音響通路が増えることから、位相干渉によって特定の周波数において生じるピークとディップを和らげることができる。
本発明は、低域からこれよりも比較的高い音域についてまで、広い指向性を得ることができる。その際、比較的高い音域での出力低下を招くことがないという効果がある。その結果、変換効率は良いものの、比較的高い音域について広い指向性が得られなかった大口径のコーン型スピーカユニットの改善を、これを用いて図ることができる。
高域用のスピーカユニットを追加したり、第3の音響通路を設けたりすることが簡単な構造であるという効果がある。
本発明のスピーカシステムは、例えば、天井埋め込み型スピーカとしての用途において、広指向性を維持したまま変換効率を良くすることができるので、スピーカ設置台数を少なくしたり、低出力のアンプを使用したりすることが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態を説明する斜視図である。
1はコーン型スピーカユニットであり、低域から比較的高域までの音を出力する役割を受け持つ、いわゆる「ウーファ」に相当する。変換効率を良くするには、その口径を大口径(6.5インチ(16.5cm)以上)にするとよい。8インチ(20.32cm)程度が好適である。
2はディフューザ(diffuser)である。図示の例では、ディフューザ2の外周面57(図4参照)には、高域用スピーカユニット3が設けられているが必須ではない。高域用スピーカユニット3は、高域の音を出力する役割を受け持つ、いわゆる「ツィータ」であり、図示の例では、4個のユニットが等角度で配置されている。
4はコーン型スピーカユニット1のコーン型振動板である。典型的な形状は、コーン(cone:円錐形)という名の通り、直線断面形状の振動板であるが、広がるにつれて広がりの度合いが大きくなる曲線断面形状の振動板の場合もある。
第1のホーン5は、コーン型振動板4と、ディフューザ2との間に配置されている。コーン型振動板4との間隙に第1の音響通路8がリング状に形成され、ディフューザ2との間隙に第2の音響通路9がリング状に形成される。
第2のホーン6は、コーン型振動板4の延長上に位置し、第1のホーン5に沿って、上述した第1の音響通路8が延長形成される間隙を介して配置されているが、必須の構成ではない。
第1のホーン5の断面形状は、第1のホーン5がコーン型振動板4に沿う部分では、コーン型振動板4の断面形状に呼応する必要があるが、全体としては、直線断面形状に限らず、広がるにつれて広がりの度合いが大きくなる(反り上がる)曲線断面形状にすることもできる。第2のホーン6についても、直線断面形状に限らず、広がりの度合いが大きくなる曲線断面形状にすることもできる。
図示の例では、ディフューザ2の中央部に孔7が設けられているが、この孔7は必須ではない。
コーン型振動板4の中心のセンタキャップ12からディフューザ2の先端部58(図4参照)まで、第3の音響通路10が形成されている。
上述した第1〜第3の音響通路8,9,10の経路長が異なるため、背景技術において説明した従来技術と同様に、音の聴取点において、各音響通路を経由した音が、聴取位置において合成されるとき、位相干渉が生じ、中央部において、音の周波数が高くなるほど出力音圧レベルが低下し、指向特性が平坦化の傾向を持つようになる。
なお、上述した第1〜第3の音響通路8,9,10を形成する部材の外形状は、音の回折が少なくなるように、できるだけ丸みをおびるようにされている。
図2は、図1に示した実施の形態の内部構造を説明する第1の断面構造図である。この断面構造図は、図1に示した広指向性スピーカシステムを上下に分断したときの断面構造図である。
図3は、また、図1に示した実施の形態の広指向性スピーカシステムの内部構造を説明する第2の断面構造図である。この断面構造図は、図1に示した広指向性スピーカシステムを、第1ねじ座17及び第2セルフタップボス18が存在する角度で分断したときの断面構造図である。いずれの図においても、図1と同じ部分には同じ符号を付している。
内部構造を詳細に説明する前に、コーン型振動板4、第1のホーン5、ディフューザ2、第2のホーン6について、各部材の形状と、相互の配置関係を説明しておく。
図4は、コーン型振動板4、第2のホーン6、第1のホーン5、ディフューザ2の形状を説明するための、分解構造図である。
図2に示した第1の断面構造図に基づいて作成され、図1,図2と同じ部分には同じ符号を付している。
50は、本発明の広指向性スピーカシステムの中心軸であて、コーン型スピーカユニット1、第2のホーン6、第1のホーン5、ディフューザ2の中心軸でもある。
コーン型スピーカユニット1において、コーン型振動板4のコーン形状の外部であるか内部であるかによって、Aをコーン型振動板4の外面と呼び、Bを内面と呼ぶ。コーン型振動板4はエッジ27を介してフランジ28に固定される。コーン型振動板4のエッジ27に接する開口部を、前面開口部51と呼ぶ。
第2のホーン6は、図示の例では、コニカル(Conical、円錐状)ホーンであるが、エクスポネンシャルホーン等の、その他の形状であってもよい。
ホーンの外部であるか内部であるかによって、Aを第2のホーン6の外面と呼び、Bを内面と呼ぶ。第2のホーン6は、その突起6aを、コーン型スピーカユニット1のフランジ28の孔に係合させて固定されるが、詳細は図示していない。第2のホーン6のフランジ28に結合する側を小径開口部52と呼び、その反対の大径側を前面開口部53と呼ぶ。
第1のホーン5も、図示の例では、コニカルホーンであるが、エクスポネンシャルホーン等の、その他の形状であってもよい。ホーンの外部であるか内部であるかによって、Aを第1のホーン5の外面と呼び、Bを内面と呼ぶ。
第1のホーン5は、図1にも示されていた第2ねじ座17を4箇所に有し、第2のホーン6の有する第2セルフタップボス18と位置合わせし、図示下方向から、図示しないセルフタップを第2セルフタップボス18に設けられた孔にねじ込むことにより、第2のホーン6に固定される。
コーン型振動板4の側に位置する開口を、小径開口部54、その反対の大径側を前面開口部55と呼ぶ。
ディフューザ2は、コーン型振動板4の側を、その中央部においてほぼ平面状になっていることから、基底部56と呼ぶが、コーン型振動板4の方向に凸となる球面になっていてもよい。基底部56の反対側を先端部58と呼ぶ。
ディフューザ2の形状により、第2の音響通路9の曲がり具合を調整できるから、ディフューザ2は、第2の音響通路9を通過する音の位相を調整する、位相調節器の機能を有している。
ディフューザ2の外周面57は、基底部56から、間隙をあけて、第1のホーン5の内面に沿って広がるが(図示の例では、コニカル)、先端部58に行くほど狭まる。図示横方向の外形横断面を考えると、先端部58に行くほど、斜め切りあるいは丸められることにより、外形横断面の面積が小さくなる。
従って、第2の音響通路9は、基底部56から先端部58に移行する変曲点66から先は、そのリング状の横断面の内径が中心方向に拡大される。
ディフューザ2の先端寄りの斜め切りされた外周面57には、複数(図示の例では、4個)の高域用スピーカ3が、ディフューザ2の中心軸から見て、互いに外向き、放射方向になるように配設されて、ディフューザ2内に収納されている。
また、ディフューザ2は、図示の例では、その中央部に、基底部56から先端部58まで、孔7が貫通している。従って、先端部58は、孔7の前面開口部ともなる。孔7の内面59は、基底部56、先端部58の端部において丸められている。
図示の例では、孔7はホーン形状になっている。孔7の全体を通して見れば、ホーンの内面と同様な形状であって、基底部56側の開口断面が小径となり、前面開口部58側の開口断面が大径となる。
しかし、孔7は、孔7が音響通路となりさえすれば、ホーン形状でなくてもよい。開口断面の径が変わらない円筒状のものでも、前面開口部の開口断面が小径となるものでもよい。
ディフューザ2は、図3を参照して後述するように、ねじ座嵌合部41aに、図1にも示した第1のホーン5の第1ねじ座16をはめ込み、第1ねじ座16の側から第1セルフタップボス42aの孔に、図示しないセルフタップをねじ込むことにより、第1のホーン5に固定される。
次に、図4に示した各部材の相互の配置関係を説明するとともに、図1,図2に示した第1〜第3の音響通路が形成される間隙を説明する。
第1のホーン5は、その小径開口部54が、コーン型振動板4の前面開口部51よりも内部に位置し、その外面Aが、その小径開口部52の側において第1の音響通路8(図1,図2参照)を介してコーン型振動板4の内面Bに沿って配置される。従って、第1のホーン5は、その少なくとも一部が、コーン型振動板4の内部(内面B側)にある。
一方、第2のホーン6は、コーン型振動板4の前面開口部51に近接してコーン型振動板4の延長上に位置し、その内面Bは、第1のホーン5の外面Aに沿って、第1の音響通路8(図1,図2参照)が延長形成される間隙を介して配置されている。
図示の例において、第1のホーン5の前面開口部55は、第2のホーン6の前面開口部53よりも前に突き出ているが、これは必須の要件ではない。第2のホーン6は、第1の音響通路8を延長させて中央のエリアに音を集中されるためのものであるから、第1のホーン5の前面開口部55が、第2のホーン6の前面開口部53よりも内部に位置していてもよい。
ディフューザ2は、その基底部56が、第1のホーン5の前面開口部55よりも内部に位置して第1のホーン5の小径開口部54に対向し、その外周面57が、基底部56から第2の音響通路9(図1,図2参照)を介して、第1のホーン5の内面Bに沿っている。
図示の例において、ディフューザ2の先端部58は、第1のホーン5の前面開口部55よりも前に突き出ている。しかし、ディフューザ2は、斜め寄りの方向に第2の音響通路を形成するものであるから、ディフューザ2の先端部58の突き出しは必須の要件ではない。
高域用スピーカ3は、ディフューザ2の先端部58寄りの斜め切りされた外周面57に、ディフューザ2の中心軸50から見て、互いに斜め方向放射状(外向き)になるように、等角度で4個格納されている(図1参照)。
ディフューザ2は、その中央部に第3の音響通路10(図1,図2参照)となる孔7を有する。
再び、図1〜図3に戻って、コーン型スピーカユニット1の内部構造を説明する。基本的には従来と同様である。
図2において、コーン型スピーカユニット1は、動電型スピーカである。
そのフランジ28を、ねじ等により、図示しない、天井板等の平面バッフル板、スピーカボックス等のエンクロージャの孔に取り付けて固定される。あるいは、第2のホーン6の前面開口部53の周囲に、図示のようなフランジ65を設けた場合は、このフランジ65を天井板等の平面バッフル板、スピーカボックス等のエンクロージャの孔に取り付けて固定するようにしてもよい。
図示の磁気回路部21は外磁型である。リング状のマグネット11の中心にセンタポール22がある。マグネット11はヨーク23とプレート24に挟まれ、プレート24の中央孔にセンタポール22が挿入されている。これらが磁気回路部21を構成する。
プレート24の中央孔とセンタポール22との間に、リング状の空隙が形成され、ここにボイスコイルボビン25に巻かれたボイスコイル25aが位置する。ボイスコイルボビン25は、コーン型振動板4に固着されている。12はセンタキャップである。ボイスコイル25aに音声周波数の電気信号を流すことによりコーン型振動板4が駆動される。
磁気回路部21は、穴空きのフレーム26を介してフランジ28に取り付けられている。
コーン型振動板4の前面開口部51(図4参照)はエッジ27により、フランジ28に固定されている。
そもそも、フランジ28を有したフレーム26は、少なくとも磁気回路部21及びコーン型振動板4を取り付けるための部材であればよいので、形状的に制限されない。例えば、フレーム26は、円錐部に多孔を有する、円錐台、n角錐台(nは3,4,5,…)形状であってもよい。
コーン型スピーカユニット1のコーン型振動板4がボイスコイル25aを流れる電気信号により駆動されると、第1〜第3の音響通路8,9,10という異なる経路に分流されて音が放射される。
コーン型スピーカユニット1は、低域の音については、コーン型振動板4の全体がピストン運動する、そのため、第1〜第3の音響通路8,9,10の間に経路差はできにくい。
しかし、高域の音になると、コーン型振動板4は、分割振動を起こし、中央付近でしか振動しなくなる。従って、音のエネルギーがコーン型振動板4の中心付近に集中し、点音源のようになる。
従って、スピーカシステムの正面(中心軸の近傍)では、第1の音響通路8を通る場合と、第2の音響通路9を通る場合、さらに、第3の音響通路10を通る場合とでは、経路差があるため、周波数が比較的高域の音については、波長が短いこともあって、互いに相殺し合う大きな位相干渉を起こして、各音響通路を通った音の「音圧の加算度」が悪くなるのに対し、斜め方向では「音圧の加算度」が良くなる。その結果、指向性を広げることができる。
その際、本発明の実施の形態では、従来技術のように、音をコーン型振動板4の内部に閉じこめていないので、高域の出力音圧レベルが抑圧されない。
また、ディフィーザ2の形状設計によって、正面よりも斜め方向の方が音圧が高くなる状況を作ることも可能である。
なお、図示の例では、第2のホーン6を設けているが、この第2のホーン6は、第1の音響通路8を経て放射される音を、中心エリアに集中させるためのものであるから、必須のものではない。
また、ディフューザ2に設けた孔7は第3の音響通路となる。音響通路が増えることにより、位相干渉によって特定の周波数において生じるピークとディップを和らげることができるが、必須のものではない。
図2において、高域用スピーカユニット3は、図示の例では、小型のドーム型ツイータの一種である、公知のバランスドーム型ツィータである。フェイズプラグ13がスポーク13aにより支持部14に取り付けられている(図1参照)。フェイズプラグ13は、位相干渉を防ぐために音響負荷を与えるためのものである。
図2において、15は振動板及びエッジであって、中央はドーム状(dome半球状)の振動板であり、周囲が半円環(半ドーナツ)面状のエッジになっている。エッジが振動板と同程度の面積を占めている。
図示の磁気回路部(30,31,32,33)は外磁型であり、リング状のマグネット30の中心にセンタポール31がある。マグネット30はヨーク32とプレート33に挟まれ、プレート33の中心孔とセンタポール31との間に、リング状の空隙が形成され、ここにボイスコイルボビン34に巻かれたボイスコイル34aが位置する。ボイスコイルボビン34は、振動板とエッジとの境界に固定されている。「振動板及びエッジ」15及びプレート33は、支持部15によりディフューザ2に取り付けられる。
なお、高域用スピーカユニット3は、広指向性スピーカシステムをフルレンジ(全音域)用にするためのものであるから、必須のものではない。
図3を参照して、第1のホーン5を第2のホーン6に取り付けている構造、及び、ディフューザ2を第1のホーン5に取り付けている構造を説明する。
第1のホーン5の第2ねじ座17には、第1のホーン5の外面A(図4参照)に嵌合部17aがあり、ここに第2のホーン6の第2セルフタップボス18がはめ込まれ、第2ねじ座17から、第2セルフタップボス18にセルフタップがねじ込まれる。
一方、ディフューザ2は、ディフューザ組立体41,42とが、それらの外周面57(図4参照)においては、X−X線上で組み合わされ、内面59(図4参照)においては、Y−Y線上で組み合わされることにより構成される。
ディフューザ組立体41のねじ座嵌合部41aがディフューザ組立体42の第1セルフタップボス42aと直線上に並び、第1のホーン5の内面B(図4参照)から突出形成された第1ねじ座16が、ねじ座嵌合部41aにはめ込まれる。第1のホーン5の外面Aから、第1ねじ座16、ねじ座嵌合部41aを介して、第1セルフタップボス42aにセルフタップをねじ込む。その結果、ディフューザ組立体41とディフューザ組立体42とが一体化されるとともに、第1のホーン5に固定される。
図5は、本発明の第2の実施の形態を説明する断面構造図である。
図中、図1〜図4と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
この実施の形態においては、コーン型スピーカユニット1のフランジ28が、ホーン形状バッフル板61に取り付けられて使用される。図示の例では、ホーン形状バッフル板61がコニカルホーンの形状をしているが、その内面Bが、第1のホーン5の外面A(図4参照)に沿って広がるようになっていればよい。
機能的には、このホーン形状バッフル板61は、図1〜図4を参照して説明した第2のホーン6に置き換わる。加えて、コーン型振動板4の外面A(図4参照)から放射される音が前面に回り込むことを防止するバッフル板を兼用している。
63はセルフタップボスであって、予め何らかの固着方法により、フランジ28に固定されている。第1のホーン5は、例えば、図示しないセルフタップを第2ねじ座17からセルフタップボス63にねじ込むことにより、コーン型スピーカユニット1のフランジ28に固定される。
図6は、本発明の第3の実施の形態を説明する断面構造図である。図中、図1〜図5と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
この実施の形態においては、図1〜図5に示した、コーン型スピーカユニット1を用いる代わりに、非コーン型振動板を有するスピーカユニット71を用いるものである。この非コーン型振動板も磁気回路部中のボイスコイルにより駆動される。
非コーン型振動板を有するスピーカユニット71としては、ドーム型の振動板を有するスピーカユニット、平板型振動板を有するスピーカユニット等を用いることができる。
図1〜図4に示したコーン型振動板4の代わりとなるものとして、第2のホーン72を有している。図1〜図4に示した第2のホーン6の小径開口部52(図4参照)をスピーカユニット71の開口部71aまで延長し、非コーン型の振動板を有するスピーカユニット71に取り付けたものということもできる。
従って、第2のホーン72の第1のフランジ72aは、その小径開口部が、非コーン型の振動板を有するスピーカユニット71の開口部71aに取り付けられている。また、第2のホーン72には、図示しないバッフル板に取り付けるための第2のフランジ72bを有する。
第1のホーン5は、その小径開口部54(図4参照)が、第2のホーン72の前面開口部(図4における前面開口部53に対応する箇所)よりも内部に位置し、その外面(図4における第2のホーン6の外面Aに対応する面)がその小径開口部(図4における小径開口部52に対応する箇所)の側において第1の音響通路8を介して第2のホーン72の内面(図4における第2のホーン6の内面Bに対応する面)に沿って配置されている。
ディフューザ2は、図1〜図4に示したものと同じであるから、説明を省略する。
高域用スピーカ3は、フルレンジ化が必要であれば取り付けるが、必須ではない。
図1〜図4に示したコーン型振動板4の代わりに、第2のホーン72を有している。従って、非コーン型振動板を有するスピーカユニット71であっても、図1〜図4を参照して説明した実施の形態と同様に、低域から比較的高い音域についてまで、広い指向特性を得ることができる。
図示の例では、第1のホーン5の前面開口部55(図4参照)は、第2のホーン72の前面開口部よりも前に突き出ているが、これは必須の要件ではない。
非コーン型振動板を有するスピーカユニット71の開口部71aから平面波が放出される場合であっても、第2のホーン72により、球面波状に変化するため、中心から広がるような点音源に近くなる。その結果、コーン型スピーカ1を用いた場合と同様な位相干渉を起こして、低域から比較的高い音域の周波数についてまで、中央部での出力音圧レベルを低下させることにより、広い指向性を得ることができる。ディフィーザ2の形状設計によって、正面よりも斜め方向の方が音圧が高くなる状況を作ることも可能である。
非コーン型振動板を有するスピーカユニット71として、リボン型振動板(振動板は電気信号を流す導体を兼ねる)を用いたスピーカユニットを用いることも可能である。ただし、リボン型振動板の場合は、矩形の振動板であるから、回転対称形でない。そのため、振動板の対称軸に合わせて第1のホーン5、第2のホーン、ディフューザ2の各形状を変更する必要がある。
上述した説明では、コーン型スピーカユニット1として動電型のものを示したが、動電型に限らず、電磁力を用いた他の駆動方式でもよい。また、圧電型スピーカ、静電型(コンデンサ)スピーカでもよい。
また、コーン型振動板4がエッジ27を有するものを示したが、エッジのないものでもよい。
また、天井埋め込み型として使用するものとして説明したが、ボックス型スピーカシステムなど他の形式で設置されてもよい。
本発明の第1の実施の形態を説明する斜視図である。 図1に示した実施の形態の内部構造を説明する第1の断面構造図である。 図1に示した実施の形態の内部構造を説明する第2の断面構造図である。 コーン型振動板、第2のホーン、第1のホーン、ディフューザの形状を説明するための分解構造図である。 本発明の第2の実施の形態を説明する断面構造図である。 本発明の第3の実施の形態を説明する断面構造図である。 従来の大口径コーン型スピーカの特性を示す説明図である。
符号の説明
1…コーン型スピーカユニット、2…ディフューザ、3…高域用スピーカユニット、4…コーン型振動板、5…第1のホーン、6…第2のホーン、7…孔、8…第1の音響通路、9…第2の音響通路、10…第3の音響通路、16…第1ねじ座、17…第2ねじ座、18…第2セルフタップボス、21…磁気回路部、26…フレーム、27…エッジ、28…フランジ、41,42…ディフューザ組立体、41a…ねじ座嵌合部、42a…第1セルフタップボス、51…前面開口部、52…小径開口部、53…前面開口部、54…小径開口部、55…前面開口部、56…基底部、57…外周面、58…先端部,前面開口部、59…内面、61…ホーン形状バッフル板(第2のホーン)、65…フランジ、71…非コーン型振動板を有するスピーカユニット、72…第2のホーン、72a…第1のフランジ、72b…第2のフランジ

Claims (5)

  1. コーン型振動板を有するスピーカユニットを用いた広指向性スピーカシステムであって、
    第1のホーンとディフューザを有し、
    前記第1のホーンは、当該小径開口部が、前記コーン型振動板の前面開口部よりも内部に位置し、当該外面が、当該小径開口部の側において第1の音響通路を介して前記コーン型振動板の内面に沿って配置され、
    前記ディフューザは、当該基底部が、前記第1のホーンの前面開口部よりも内部に位置して前記第1のホーンの小径開口部に対向し、当該外周面が、第2の音響通路を介して、前記基底部から前記第1のホーンの内面に沿って広がった後、先端部に向かって狭まる形状をしている、
    ことを特徴とする広指向性スピーカシステム。
  2. 第2のホーンを有し、
    該第2のホーンは、前記コーン型振動板の前面開口部に近接して前記コーン型振動板の延長上に位置し、当該内面は、前記第1のホーンの外面に沿って、前記第1の音響通路が延長形成される間隙を介して配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の広指向性スピーカシステム。
  3. 非コーン型の振動板を有するスピーカユニットを用いた広指向性スピーカシステムであって、
    第1のホーンと第2のホーンとディフューザを有し、
    前記第2のホーンは、当該小径開口部が、前記スピーカユニットの開口部に取り付けられ、
    前記第1のホーンは、当該小径開口部が、前記第2のホーンの前面開口部よりも内部に位置し、当該外面が、当該小径開口部の側において第1の音響通路を介して前記第2のホーンの内面に沿って配置され、
    前記ディフューザは、当該基底部が、前記第1のホーンの前面開口部よりも内部に位置して前記第1のホーンの小径開口部に対向し、当該外周面が、第2の音響通路を介して、前記基底部の側から前記第1のホーンの内面に沿って広がった後、先端部に向かって狭まる形状をしている、
    ことを特徴とする広指向性スピーカシステム。
  4. 複数の高域用スピーカを有し、
    該複数の高域用スピーカは、前記ディフューザの先端部寄りの外周面に、前記ディフューザの中心軸から見て、互いに斜め方向放射状になるように格納されている、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の広指向性スピーカシステム。
  5. 前記ディフューザは、当該中央部に第3の音響通路となる孔を有する、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の広指向性スピーカシステム。

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