JP2007233950A - 画像認証装置、撮影装置および画像認証システム - Google Patents

画像認証装置、撮影装置および画像認証システム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性が高く、構成が簡単で低コストかつ高精度な画像認証装置、撮影装置および画像認証システムを提供すること。
【解決手段】物体距離d1を有するカメラ11の撮影範囲の一部について選択的にレンズ12を設置し、撮影範囲の一部のみ光学的に物体距離を変更してd2とする。これによりカメラ11の撮影した画像に物体距離d1の領域と物体距離d2の領域を混在させ、物体距離d1の領域を周辺の監視や顔画像の照合に使用し、物体距離d2の領域を指紋照合に使用する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、撮影した画像の照合によって個人認証を行なう画像認証装置、撮影装置および画像認証システムに関し、特に単一のカメラで複数のバイオメトリクス情報を取得してバイオメトリクス認証を行なう画像認証装置、撮影装置および画像認証システムに関するものである。
近年、個人認証の方法として顔や指紋などの個人に特有の生体情報を用いたバイオメトリクス認証が採用されている。かかるバイオメトリクス認証では、認証精度を向上するため特許文献1が開示するように複数の生体情報を用いて複合的に判定を行うことがある。
例えば、特許文献2は音声と指紋を用いた個人認証技術を開示しており、特許文献3〜5は、指紋と顔画像を用いた個人認証技術を開示している。
ここで、指紋については画像によっても取得することができるので、指紋画像と顔画像を単一のカメラで撮影すれば、必要なカメラやセンサの数を減らしてコストを低減することができる。
そのため、例えば特許文献6は、カメラの前に回動可能なプリズムを設置し、利用者がこのプリズムの回動状態を変更することで顔画像を撮影するか指紋画像を撮影するかを選択可能とする技術を開示している。
特開2003−44858号公報 特開2000−259828号公報 特開2004−62846号公報 特開2005−92611号公報 特開2004−355088号公報 特開平11−306323号公報
しかしながら、上述した特許文献6では、顔画像と指紋画像のいずれを撮影するかを切り替えるために利用者自身が操作を行なう必要があり、利用者の利便性が低下するという問題点があった。
また、従来の技術では、顔画像を撮影する場合と指紋画像を撮影する場合とはカメラから撮影対象までの距離が異なるので、カメラ側で物体距離を変更する駆動機構を備える必要があった。そのため構造が複雑になるという問題点と、コストが上昇するという問題点があった。
本発明は、上述した従来技術にかかる問題点を解決するためになされたものであり、利便性が高く、構成が簡単で低コストかつ高精度な画像認証装置、撮影装置および画像認証システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る画像認証装置は、第1の物体距離を有する撮影手段と、前記撮像手段の撮影範囲の一部について物体距離を前記第1の物体距離とは異なる第2の物体距離に変更する物体距離変更手段と、前記撮影手段による撮影結果に基づいて個人認証を行なう認証手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明に係る画像認識装置は、請求項1に記載の発明において、前記物体距離変更手段は、前記第2の物体距離を第1の物体距離に比して小さくするためのレンズであることを特徴とする。
また、請求項3の発明に係る画像認識装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記撮影手段は、広角カメラであることを特徴とする。
また、請求項4の発明に係る画像認識装置は、請求項1,2または3に記載の発明において、前記認証手段は、前記第2の物体距離において撮影された指紋画像を用いて指紋照合を行うことを特徴とする。
また、請求項5の発明に係る画像認識装置は、請求項4に記載の発明において、前記第2の物体距離近傍に設置された指ガイド部材と、前記指ガイド部材に押し当てた指に接触することなく前記指ガイド部材と前記撮影手段との間に設置された撮影手段保護部材とをさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項6の発明に係る画像認識装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記認証手段は、前記第1の物体距離において撮影された顔画像を用いて顔画像照合を行うことを特徴とする。
また、請求項7の発明に係る画像認識装置は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の発明において、前記第1の物体距離において撮影された人物画像を用いて周辺監視を行なう監視手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項8の発明に係る画像認識装置は、請求項1〜7のいずれか一つに記載の発明において、前記認証手段は、前記第1の物体距離において撮影された画像を用いた照合の結果が個人認証に不十分である場合に、前記第2の物体距離において撮影された画像を用いて照合行うことを特徴とする。
また、請求項9の発明に係る画像認識装置は、請求項8に記載の発明において、前記第2の物体距離において撮影された画像を用いた照合の結果、個人の特定が可能であった場合に、前記第1の物体距離において撮影された画像を以降の照合において使用可能な照合用画像として登録する登録手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項10の発明に係る撮影装置は、第1の物体距離を有する撮影手段と、前記撮像手段の撮影範囲の一部について物体距離を前記第1の物体距離とは異なる第2の物体距離に変更する物体距離変更手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項11の発明に係る画像認識システムは、第1の物体距離を有する撮影手段と、前記撮像手段の撮影範囲の一部について物体距離を前記第1の物体距離とは異なる第2の物体距離に変更する物体距離変更手段と、を有する撮影装置と、前記撮影装置による撮影結果に基づいて個人認証を行なう認証装置とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば画像認識装置は、撮像手段の撮影範囲の一部について物体距離を変更することで、物体距離の異なる複数の画像をオートフォーカス機能なしで取得して個人認証を行なう、簡易な構成で低コストの画像認証装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば画像認識装置は、撮像手段の撮影範囲の一部にレンズを置いて物体距離を短くすることで、監視用や顔画像照合用の画像と指紋照合用の画像とを取得する、簡易な構成で低コストの画像認証装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば画像認識装置は、広角カメラの撮影範囲の一部にレンズを置いて物体距離を短くすることで、監視用や顔画像照合用の画像と指紋照合用の画像とを取得する、簡易な構成で低コストの画像認証装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば画像認識装置は、撮影手段の撮影範囲の一部にレンズを置いて物体距離を短くして指紋照合用の画像を取得するので、簡易な構成で低コストの画像認証装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項5の発明によれば画像認識装置は、撮影手段の撮影範囲の一部にレンズを置いて短くした物体距離に指ガイドを設置すると共に、指ガイドと撮影手段との間に保護部材を設置するので、簡易な構成で低コストの画像認証装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項6の発明によれば画像認識装置は、物体距離の異なる複数の画像を簡易な構成で取得し、顔画像照合を含む複数の照合を組み合わせて個人認証を行なうので、高精度な画像認証装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項7の発明によれば画像認識装置は、周辺監視用の画像と個人認証用の画像とを簡易な構成で取得する、利便性の高い画像認証装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項8の発明によれば画像認識装置は、複数の画像照合を組み合わせ、第1の物体距離において撮影された画像を用いた照合の結果が個人認証に不十分である場合に、第2の物体距離において撮影された画像を用いて照合行うので、利便性と認識精度を向上した画像認証装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項9の発明によれば画像認識装置は、複数の画像照合を組み合わせ、第1の画像照合の結果が不十分で、第2の画像照合で個人の特定が可能であった場合に、第1の画像照合に用いた画像を以降の照合において使用可能な照合用画像として登録するので、認証精度と利便性をさらに向上した画像認証装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項10の発明によれば撮影装置は、撮影範囲の一部について物体距離を変更することで、物体距離の異なる複数の画像をオートフォーカス機能なしで取得する撮影装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項11の発明によれば画像認識システムは、撮像手段の撮影範囲の一部について物体距離を変更することで、物体距離の異なる複数の画像をオートフォーカス機能なしで取得して個人認証を行なう、簡易な構成で低コストの画像認証システムを得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像認証装置、撮影装置および画像認証システムの好適な実施例について説明する。
まず、本発明の概念について説明する。図1は本発明の概念を説明する概念図である。同図に示すカメラ11を単体で使用した場合は、500mm以遠の被写体にピントが合う(物体距離d1≧500mm)。ここで、本発明においては、このように被写体にピントが合う時のカメラと被写体の距離を物体距離と称することにする。
そして、カメラ11の撮影範囲(画角)の一部について選択的にレンズ12を設置すると、レンズ12によって撮影範囲の一部のみ物体距離が変更されて物体距離d2となる。物体距離d2は、例えば30mm〜50mm程度になることが好ましい。
そのため、カメラ11が撮影した画像は、物体距離d2にピントが合う領域と、物体距離d1に物体距離が合う領域とを有することとなる。
撮影した画像のうち、物体距離d1の領域は周辺の監視や顔画像の照合に使用する。そして、物体距離d2の領域は指紋照合に使用する。
ここで、カメラ11は広角カメラ(例えば画角180度のカメラ)を使用することが好適である。広角カメラを採用することで、身長の異なる人物であっても顔画像照合用の画像を撮影可能となり、監視可能な範囲も広くなる。また、レンズ12によって一部の領域の物体距離をd2に変更したとしても、物体距離d1の領域を十分な大きさで残すことができる。
このように、レンズ12によってカメラ11の撮影範囲の一部について光学的に物体距離を変更することで、カメラ11に物体距離変更用のオートフォーカス機能を持たせることなく、指紋照合用の画像と顔画像照合用画像、周辺監視用画像を単一のカメラで撮影可能となる。
つぎに、画像認証システムの機能構成について説明する。図2は、本実施例における画像認証システムの概要構成を示す概要構成図である。同図に示す画像認証システムでは、カメラユニット10が撮影した画像を使用し、認証装置20が個人認証を実行する。
カメラユニット10は、その内部にカメラ11、レンズ12に加え、制御基盤13、LED14、スイッチ15、照度センサ16を有する。スイッチ15が操作されると制御基盤13は、認証装置20に対して指紋認証の実行を要求する。
また、照度センサ16は、周囲の明るさを測定するセンサである。制御基盤13は、指紋撮影の実行時(スイッチ15が操作された場合)に照度センサの測定結果を取得し、必要に応じてLED14を点灯して指紋の照明を行なって適正な光量を確保する。
カメラ11は、認証装置20からの撮影タイミングや撮影間隔、明るさや画角などパラメータ設定の制御を受けて撮影を実行し、撮影結果を認証装置20に出力する。
認証装置20は、その内部に主制御部21、画像処理部25、登録画像データベース26、顔画像照合処理部27、指紋照合処理部28、表示出力処理部29、音声出力処理部3、認証結果出力部31を有する。
画像処理部25は、カメラ11が撮影した画像に対して画像処理を実行する処理部である。具体的には、エッジ強調やコントラスト調整などに加え、撮影画像の領域の分離と整形を行なう。
画像処理部25による領域の分離と整形について図3を参照してさらに説明する。図3に示した全体画像f0は、カメラ11が撮影した画像であり、その内部に物体距離d1の領域A1と物体距離d2の領域A2を有する。
画像処理部25は、領域A1と領域A2を分離し、その形状を整形して領域A1から画像f2を、領域A2から画像f2を作成する。なお、同図に示した画像は領域A1を顔画像認証に使用する場合の例であり、領域A1から人物の顔に対応する部分を切り出す処理をさらに行なって画像f1としている。なお、画像処理部25は、カメラユニット10側に設けても良い。
主制御部21は、認証装置20を全体制御する制御部であり、その内部に登録処理部22、認証処理部23、監視処理部24を有する。
監視処理部24は、画像処理部25が出力した画像を用いて周辺の人物を監視する。そして、人物がカメラ11に接近してきた場合に、認証処理部23による認証を開始させる。
認証処理部23は、顔画像照合と指紋照合を組み合わせて個人認証を行なう。具体的には、顔画像照合の実際の処理は顔画像照合処理部27が実行し、指紋照合の実際の処理は指紋照合処理部28が実行する。
顔画像照合処理部27は、認証処理部23から顔画像の照合を指示された場合に、画像処理部25が作成した画像f1と、登録画像データベース26に登録されたユーザの顔画像とを比較して一致度を算出し、認証処理部23に出力する。
同様に、指紋照合処理部28は認証処理部23から指紋の照合を指示された場合に、画像処理部25が作成した画像f2と、登録画像データベース26に登録されたユーザの指紋とを比較して一致するか否かを判定し、判定結果を認証処理部23に出力する。
登録画像データベース26は、図4に示すように、ユーザIDとユーザの氏名、顔画像データ、指紋画像データを関連付けて記憶している。このように、顔画像データと指紋画像データとを関連付けることで、顔画像の照合と指紋の照合とを組み合わせた個人認証が可能となる。また、各ユーザに対応する画像は登録処理部22によって登録、更新が可能である。
表示出力処理部29は、主制御部21の制御を受けて表示出力を行なう処理部であり、音声出力処理部30は主制御部21の制御を受けて音声出力を行なう処理部である。表示出力処理部29が出力する表示画面の一例を図5に示す。
同図に示した表示画面29aには、カメラ11が撮影した画像と、そこから切り出した顔画像、指紋画像がそれぞれ表示されている。また、カメラユニット10や認証装置20の動作状態を表示するステータス表示領域や認証の開始や停止の入力指示を受け付けるためのスタートボタン、ストップボタン、さらに設定を変更するためのボタンなどが表示されている。
認証結果出力部31は、認証処理部23による認証結果を外部の装置に出力する処理を行なう。この認証結果の出力によって、例えばドアロックの解除や警報出力などを実行することができる。
つづいて、カメラユニット10の物理的な構成例についてさらに説明する。図6に示す構成では、カメラ11に保護カバー18が被せられるとともに、指ガイド17が設置されている。
指ガイド17は、指紋の撮影を行なう際に利用者が指を置く部材であり、指ガイド17に押し当てた指の表面が物体距離d2となる位置に設置する。指ガイド17は図7に示すように開口部を有し、この開口部が撮影対象となる。
撮影対象を開口部とするのは、撮影すべき指紋の位置に接触する物体があると、その物体がガラスやプラスチックなどの透過性であったとしても表面に指紋の跡が残る可能性があるためである。
また、この指ガイド17にはスイッチ15を組み込んでいる。そのため、利用者は指ガイド17に指表面を押し当てるのみで指紋認証の開始操作を行うことが可能となる。
指ガイド17の設置位置については、図6に示したようにカメラ11の設置面に対して例えば30°の角度を持って、かつ指ガイド17とカメラ11の間にレンズ12を介在させて設置することが好適である。
そのため、レンズ12についてもカメラ11の設置面に対して30°〜45°の角度を持って設置することが望ましい。また、LED14は、照射光が指ガイド17の開口部を照明するように設置する。
保護カバー18は、カメラ11およびレンズ12に対する物理的な接触を防ぐ保護部材である。また、保護カバー18内を密閉すれば、塵などの混入を防止することができる。
保護カバー18の形状についは任意に決定すればよい。例えば、図8に示した構成では、半球形の保護カバー18aを採用し、保護カバー18aの外側に指ガイド17を設置している。ここで、指ガイド17と保護カバー18aとの間は、指ガイド17に指をおいた状態であっても指表面が保護カバー18aに接触しないように距離を設けることが望ましい。
また、図9に示した構成では、半円筒形の保護カバー18bを採用し、保護カバー18bの外側に指ガイド17を設置している。ここでも、指ガイド17と保護カバー18との間に距離を設けて指表面の保護カバー18bへの接触を防止する点については同様である。
つづいて、図10に示した構成では、外側に略半円筒形の保護カバー18cを設け、保護カバー18c上に指ガイド17を取り付けている。そのため、保護カバー18cは指ガイド17の開口部に対応する箇所に同様の開口部を有する。
そして、開口部からカメラ11やレンズ12への物理的接触を防ぐため、内側保護カバー18dをさらに取り付けている。内側の保護カバーについては、LED14による照明光の反射を抑えるため、曲率を持たせることが望ましいが、具体的な形状については適宜変更可能である。図11に示した構成は、内側の保護カバーの変形例であり、内側保護カバー18eを保護カバー18cの内面に取り付けている。
つぎに、認証装置20の処理動作について図12のフローチャートを参照して説明する。まず、初期状態においては監視処理部24がカメラ11の撮影結果を用いて周辺の監視を行なっている(ステップS101)。
そして周辺監視の結果、人体の接近を検知したならば(ステップS102,Yes)、認証処理部23による認証が開始される。認証処理では、まず接近した人物の顔画像を取得し(ステップS103)、顔画像照合処理部27による照合を実行する(ステップS104)。
その結果、顔画像が登録されたデータと一致した場合、具体的には、顔画像照合処理部27が算出した一致度が十分に大きな値であった(認証閾値以上である)場合(ステップS105,Yes)、認証処理部23はその人物が登録されたユーザであると認証して(ステップS112)、処理を終了する。
一方、顔画像照合処理部27が算出した一致度の値が不十分であるならば(ステップS105,No)、認証処理部23は、一致度の値が十分に小さいか否か(認証不可閾値以下であるか否か)を判定し、十分に小さいならば(ステップS106,Yes)、その人物が登録されたユーザではないと判断して(ステップS110)、処理を終了する。
そして、顔画像照合処理部27が算出した一致度が十分小さくない場合(認証不可閾値より大きく、認証閾値未満である場合)(ステップS106,No)、認証処理部23は、指紋の画像を取得し(ステップS107)、指紋照合処理部28による照合を実行する(ステップS108)。
その結果、指紋画像が登録されたデータと一致しなければ(ステップS109,No)、認証処理部23は、その人物が登録されたユーザではないと判断して(ステップS110)、処理を終了する。
一方、指紋画像が登録されたデータと一致したならば(ステップS109,Yes)、認証処理部23は、認証可否を確定できなかった顔画像を登録画像データベース26に登録し(ステップS111)、その人物が登録されたユーザであると認証して(ステップS112)、処理を終了する。
このように、顔画像の照合をメイン照合として使用し、メイン照合で認証可否の判断が付かない場合にサブ照合として指紋照合を行なうことで顔画像照合のリジェクトを補うことができる。
また、顔画像の照合をメインとすることで、利用者に対して可能な限り非接触・ハンズフリーな認証を提供することができ、管理者に対しては必ず顔写真が残ることで安心感を提供することができる。
また、顔画像は年齢による変化や表情による変化、眼鏡の取替えなどで変化するが、このような変化に対して頑強な個人認証を得ることができる。
さらに、サブ照合で個人認証ができた場合に、メイン照合時の顔画像、すなわち認証可否を確定できなかった顔画像を登録ユーザの顔画像として登録することで、次回からは顔画像の照合のみで認証可能となるようにシステムを自動調整することができる。
この自動調整によってサブ照合である指紋の照合を利用者に求める機会を最小にし、顔称号の利便性をなるべく損なわないようにすることができる。また、システム全体のリジェクトが減ることで、システム管理者の負担を減らすこともできる。
なお、かかる自動調整は必須の構成ではない。自動調整を行なわない場合には、指紋画像が登録されたデータと一致した場合に(ステップS109,Yes)、ステップS111を省略してステップS112に移行すればよい。
ところで、図12に示した処理フローでは、顔画像の照合時に認証閾値と認証不可閾値の二つの閾値を設け、顔画像の一致度が認証閾値より小さく、認証不可閾値より大きい場合、すなわち顔画像の照合では認証可否を確定できなかった場合に指紋照合を行なう場合の処理について説明した。しかし、例えば顔画像照合用の閾値を認証閾値の一つのみとし、認証閾値を下回った時に指紋照合を行なうことで、顔画像と指紋の何れかが登録情報に適合すれば登録ユーザであると判断するオア認証をおこなってもよい。
オア認証を行なう場合の認証装置20の処理動作について図13のフローチャートを参照して説明する。まず、初期状態においては監視処理部24がカメラ11の撮影結果を用いて周辺の監視を行なっている(ステップS201)。
そして周辺監視の結果、人体の接近を検知したならば(ステップS202,Yes)、認証処理部23による認証が開始される。認証処理では、まず接近した人物の顔画像を取得し(ステップS203)、顔画像照合処理部27による照合を実行する(ステップS204)。
その結果、顔画像が登録されたデータと一致した(顔画像照合処理部27が算出した一致度が認証閾値以上である)場合(ステップS205,Yes)、認証処理部23はその人物が登録されたユーザであると認証して(ステップS206)、処理を終了する。
一方、顔画像が登録されたデータと一致しなかった場合(ステップS205,No)、認証処理部23は、指紋の画像を取得し(ステップS207)、指紋照合処理部28による照合を実行する(ステップS208)。
その結果、指紋画像が登録されたデータと一致しなければ(ステップS209,No)、認証処理部23は、その人物が登録されたユーザではないと判断し(ステップS210)、指紋画像が登録されたデータと一致したならば(ステップS209,Yes)、認証処理部23は、その人物が登録されたユーザであると認証して(ステップS206)、処理を終了する。
また、個人認証の方法としては、顔画像と指紋の双方が登録情報に適合した時のみ登録ユーザであると判断するアンド認証を採用することもできる。アンド認証を行なう場合の認証装置20の処理動作について図14のフローチャートを参照して説明する。まず、初期状態においては監視処理部24がカメラ11の撮影結果を用いて周辺の監視を行なっている(ステップS301)。
そして周辺監視の結果、人体の接近を検知したならば(ステップS302,Yes)、認証処理部23による認証が開始される。認証処理では、まず接近した人物の顔画像を取得し(ステップS303)、顔画像照合処理部27による照合を実行する(ステップS304)。
その結果、顔画像が登録されたデータと一致しなかった場合(ステップS305,No)、その人物が登録されたユーザではないと判断して(ステップS306)、処理を終了する。
一方、顔画像が登録されたデータと一致した(顔画像照合処理部27が算出した一致度が認証閾値以上である)場合(ステップS305,Yes)、認証処理部23は、指紋の画像を取得し(ステップS307)、指紋照合処理部28による照合を実行する(ステップS308)。
その結果、指紋画像が登録されたデータと一致しなければ(ステップS309,No)、認証処理部23は、その人物が登録されたユーザではないと判断し(ステップS306)、指紋画像が登録されたデータと一致したならば(ステップS309,Yes)、認証処理部23は、その人物が登録されたユーザであると認証して(ステップS310)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例にかかる画像認証システムは、カメラ11の撮影範囲の一部についてレンズ12による光学的に物体距離の変更を施すことで、指紋照合用の画像と顔画像照合用画像、周辺監視用画像を単一のカメラで撮影することができ、構成の簡易化と低コスト化を実現している。
また、顔画像の照合をメイン照合として使用し、顔画像照合で認証可否が書く敵ができない場合に指紋認証を行なうことで、利用者の利便性向上と認証精度の向上を実現している。
さらに、顔画像照合で認証できず、指紋照合で認証できた場合には、顔画像照合で使用した顔画像を登録して次回以降の照合に使用することでシステムを自動調整し、利用者の利便性と認証精度をさらに向上することができる。
なお、本実施例に示した構成はあくまで一例であり、本発明はこれに限定されること無く任意に変形して実施することができる。
例えば、本実施例では予め周辺監視を行なって人体の接近を検知した場合に認証を開始する場合を例に説明を行なったが、例えば画像認識によって物体の動きを検知した場合や利用者のスイッチ操作を受け付けた場合、また赤外線センサなど他の検知手段の出力に基づいて認証を開始するようにしても良い。
また、本実施例では顔画像照合を行なった後に指紋照合を行なう構成を例に説明を行なったが、顔画像照合と指紋照合を順不同で実行する構成としてもよい。
さらに、本実施例では登録ユーザの情報として顔画像データと指紋画像データを一つずつ記憶する構成に例に説明を行なったが、例えば一人のユーザに対して複数の顔画像データを記憶する構成であってもよい。
さらに、登録ユーザの情報として必ずしも画像自体を保存する必要は無く、顔画像や指紋画像の特徴を示すデータを記憶することとしてもよい。
以上のように、本発明にかかる画像認証装置、撮影装置および画像認証システムは、画像を用いた個人認証に有用であり、特に、単一カメラで複数のバイオメトリクス情報を取得してバイオメトリクス認証を行なう場合に適している。
本発明の概念を説明する概念図である。 本実施例における画像認証システムの概要構成を示す概要構成図である 図2に示した画像処理部の処理について説明する説明図である。 図2に示した登録画像データベースについて説明する説明図である。 図2に示した表示出力処理部による出力について説明する説明図である。 図2に示したカメラユニットの物理的な構成例を示す構成図である。 図6に示した指ガイドの形状を説明する説明図である。 図6に示した保護カバーの形状を説明する説明図である。(その1) 図6に示した保護カバーの形状を説明する説明図である。(その2) 図6に示した保護カバーの形状を説明する説明図である。(その3) 図6に示した保護カバーの形状を説明する説明図である。(その4) 図2に示した認証装置の処理動作について説明するフローチャートである。 オア認証を行なう場合の処理動作について説明するフローチャートである。 アンド認証を行なう場合の処理動作について説明するフローチャートである。
符号の説明
10 カメラユニット
11 カメラ
12 レンズ
13 制御基盤
14 LED
15 スイッチ
16 照度センサ
17 指ガイド
18 保護カバー
20 認証装置
21 主制御部
22 登録処理部
23 認証処理部
24 監視処理部
25 画像処理部
26 登録画像データベース
27 顔画像照合処理部
28 指紋照合処理部
29 表示出力処理部
30 音声出力処理部
31 認証結果出力部

Claims (11)

  1. 第1の物体距離を有する撮影手段と、
    前記撮像手段の撮影範囲の一部について物体距離を前記第1の物体距離とは異なる第2の物体距離に変更する物体距離変更手段と、
    前記撮影手段による撮影結果に基づいて個人認証を行なう認証手段と
    を備えたことを特徴とする画像認証装置。
  2. 前記物体距離変更手段は、前記第2の物体距離を第1の物体距離に比して小さくするためのレンズであることを特徴とする請求項1に記載の画像認証装置。
  3. 前記撮影手段は、広角カメラであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像認証装置。
  4. 前記認証手段は、前記第2の物体距離において撮影された指紋画像を用いて指紋照合を行うことを特徴とする請求項1,2または3に記載の画像認証装置。
  5. 前記第2の物体距離近傍に設置された指ガイド部材と、
    前記指ガイド部材に押し当てた指に接触することなく前記指ガイド部材と前記撮影手段との間に設置された撮影手段保護部材と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像認証装置。
  6. 前記認証手段は、前記第1の物体距離において撮影された顔画像を用いて顔画像照合を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像認証装置。
  7. 前記第1の物体距離において撮影された人物画像を用いて周辺監視を行なう監視手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の画像認証装置。
  8. 前記認証手段は、前記第1の物体距離において撮影された画像を用いた照合の結果が個人認証に不十分である場合に、前記第2の物体距離において撮影された画像を用いて照合行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像認証装置。
  9. 前記第2の物体距離において撮影された画像を用いた照合の結果、個人の特定が可能であった場合に、前記第1の物体距離において撮影された画像を以降の照合において使用可能な照合用画像として登録する登録手段をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の画像認証装置。
  10. 第1の物体距離を有する撮影手段と、
    前記撮像手段の撮影範囲の一部について物体距離を前記第1の物体距離とは異なる第2の物体距離に変更する物体距離変更手段と
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  11. 第1の物体距離を有する撮影手段と、前記撮像手段の撮影範囲の一部について物体距離を前記第1の物体距離とは異なる第2の物体距離に変更する物体距離変更手段と、を有する撮影装置と、
    前記撮影装置による撮影結果に基づいて個人認証を行なう認証装置と
    を備えたことを特徴とする画像認証システム。
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