JP2007228468A - マルチキャリア周波数ホッピングシステム、送信回路及び受信回路 - Google Patents
マルチキャリア周波数ホッピングシステム、送信回路及び受信回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007228468A JP2007228468A JP2006049693A JP2006049693A JP2007228468A JP 2007228468 A JP2007228468 A JP 2007228468A JP 2006049693 A JP2006049693 A JP 2006049693A JP 2006049693 A JP2006049693 A JP 2006049693A JP 2007228468 A JP2007228468 A JP 2007228468A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- data
- carrier
- reception
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】変調部において、送信データSDは、符号マッピング部11で搬送波毎に割り当てられ、乗算器120〜123でホッピングパターン生成器13から与えられる搬送波と乗算され、更に、係数演算器15で制御されて各搬送波を中心とするBPF140〜143で通過帯域が制御された後、合成されて送信信号となる。復調部において、搬送波毎に設けられたBPF220〜223で送信信号に対応する搬送波を中心とする情報帯域が抽出され、各乗算器240〜243で対応する搬送波と乗算され、更に、デコーダ26によってデータの順序の並べ替えが行われて受信データRDが生成される。
【選択図】図1
Description
このホッピングパターン生成器は、位相比較器(CMP)31、ループフィルタ(LPF)32、VCO(Voltage Controlled Oscillator) 33、分周器(DIV)34及び電圧制御部35で構成され、基準信号REFのn倍の周波数を生成する共に、メインクロックCLKに対する自動周波数制御機能を有し、更にVCOに対して発振周波数に応じて電圧制御することが可能なものである。発振周波数がメインクロックCLKの逓倍ではない場合、電圧制御部35によりVCOを直接制御することができるようになっている。なお、図3には、1つの周波数に対する回路を示しているが、複数の搬送波を生成する場合には、同様の回路を搬送波の数だけ使用することになる。
このデコーダは、データ再構成情報のデータが格納された復号情報格納部41と、入力する4チャネルの信号から復号情報に従って2チャネルを選択するセレクタ42と、選択された2チャネルのデータを復号情報に従って並べ替える並べ替え部43で構成されている。
変調部では、ホッピングパターン生成器13によって生成される4個の搬送波f0〜f3を用いて変調が行われる。発生される搬送波f0〜f3の周波数は、ホッピングパターン生成器13によって制御される。変調後、ホッピングパターン生成器13から得られるカットオフ周波数COFから、係数演算器15によってBPF140〜143の係数が算出され、これらのBPF140〜143の係数が1シンボル毎に逐次決定される。カットオフ周波数COFは、F−Fb,F+Fb(但し、Fは搬送波中心周波数、Fbは情報信号の片側帯域)により決定される。
係数演算器23では、次の式(1)の処理が行われる。
v0(t)=Acos(2πf0t)
v1(t)=Acos(2πf1t)
v2(t)=Acos(2πf2t)
v3(t)=Acos(2πf3t) ・・・(2)
なお、各搬送波の周波数は、前述の通り、次の関係を有している。
f1=f0+a
f2=f0+2a
f3=f0+3a
送信側で2つの搬送波周波数によって同時に変調された信号は、理論的に受信側に同時に到着する。従って、復調後のデータを再構成するためには、同時に到着した信号の順番を判断する必要がある。
このフレームフォーマットは、Bluetooth (登録商標)を例にしたもので、従来と同様のデータフレームを送信する前に、制御フレームを送信するものである。
(1) 従来のMSK変復調では、変調指数を0.5とした2値伝送の場合のみ適用されていた。そのため、伝送レートを上げることができなかった。本実施例では、多値化を行った場合でも、被変調信号の直交性を保つことができるので、伝送レートとスループットの向上が実現できる。
(2) HFシンセサイザのステップ幅を1MHz以下にする場合も生じるため、周波数利用効率の面で有利となる。図7は、本実施例の効果を説明する変調イメージである。例えば、Bluetooth
に適用した場合、BPFは1Mbpsのレートで切り替える必要がある。また、HFシンセサイザのステップ幅は1MHz×実数となり、周波数帯域は2.4〜2.48MHzの範囲で選択される。また、ベースバンドのメインクロックCLKは、BPFの係数を1MHzのレートで切り替えるための演算処理が間に合う程度となる。例えば、BPFの次数を4次とした場合、10MHz程度あれば処理は間に合う。
(3) 図5のフレームフォーマットに示すように、送信フレームを、データ再構成情報を送信する制御フレームと、データを送信するデータフレームに分離して送信している。これにより、セキュリティに強固なシステムとなる。
(a) 2ビットの多値化を行う変復調システムを例に説明したので、22=4個の搬送波f0〜f3を使用しているが、kビットの多値化を行う場合には、2k個の搬送波f0〜f2k−1を使用してディジタル周波数変調を行うように構成する。
(b) BPFや乗算器による処理をディジタル処理で行うように構成しているが、アナログ回路を用いて処理するようにしても良い。
12,24 乗算器
13,25 ホッピングパターン生成器
14,22 BPF
15,23 係数演算器
16 DAC
21 ADC
26 デコーダ
27 同期検出部
Claims (5)
- 送信側で複数の搬送周波数を使用して周波数シフトキーイング変調を行って送信するデータを変調し、受信側では前記複数の搬送周波数で受信した信号を復調してデータを再生するマルチキャリア周波数ホッピングシステムであって、
前記送信側は、
前記送信するデータを複数の搬送波に割り当てる符号マッピング部と、
送信タイミングに合わせて前記複数の搬送波の搬送周波数を生成する送信側ホッピングパターン生成器と、
前記搬送波毎に設けられ、前記送信側ホッピングパターン生成器から出力される搬送波と前記符号マッピング部で割り当てられたデータを乗算する複数の送信側乗算器と、
前記送信側乗算器毎に設けられ、該送信側乗算器から出力される信号の中から対応する搬送波を中心とする情報帯域を通過させる複数の送信側フィルタと、
前記送信タイミングに合わせて前記複数の送信側フィルタに対する通過帯域の制御を行う送信側係数演算器と、
前記複数の送信側フィルタから出力される信号を合成して送信信号を出力する出力部とを備え、
前記受信側は、
前記搬送波毎に設けられ、前記送信側から送られてくる送信信号の中からそれぞれ対応する搬送波を中心とする情報帯域を通過させる複数の受信側フィルタと、
受信タイミングに合わせて前記複数の受信側フィルタに対する通過帯域の制御を行う受信側係数演算器と、
前記受信タイミングに合わせて前記複数の搬送波の搬送周波数を生成する受信側ホッピングパターン生成器と、
前記搬送波毎に設けられ、前記受信側フィルタから出力される信号と前記受信側ホッピングパターン生成器から出力される搬送波を乗算する複数の受信側乗算器と、
前記複数の受信側乗算器から出力される信号をデコードして受信データを生成するデコーダとを備えたことを、
特徴とするマルチキャリア周波数ホッピングシステム。 - 前記複数の搬送波の周波数は、一定の周波数間隔に設定されていることを特徴とする請求項1記載のマルチキャリア周波数ホッピングシステム。
- 前記デコーダは、前記送信側からの送信データに先立って送信された制御信号に従って、複数の搬送波で受信したデータの順序を並べ替えて前記受信データを生成することを特徴とする請求項1記載のマルチキャリア周波数ホッピングシステム。
- 送信するデータを複数の搬送波に割り当てる符号マッピング回路と、
送信タイミングにあわせて前記複数の搬送波の搬送周波数を生成するホッピングパターン生成回路と、
前記搬送波ごとに設けられ、前記ホッピングパターン生成回路から出力される搬送波と前記符号マッピング回路で割り当てされるデータとを乗算する複数の乗算回路と、
前記乗算回路ごとに設けられ、前記乗算回路から出力される信号のうち、所望の周波数帯域を通過させる複数のフィルタと、
前記複数のフィルタごとに設けられ、前記送信タイミングにあわせて前記フィルタの通過帯域を制御する係数演算回路と、
前記複数のフィルタから出力される信号を合成して出力する出力回路とを備えたことを特徴とする送信回路。 - 受信信号のうち、所望の周波数帯域を通過させる複数のフィルタと、
前記複数のフィルタごとに設けられ、受信タイミングにあわせて前記フィルタの通過帯域を制御する係数演算回路と、
受信タイミングにあわせて前記複数の搬送波の搬送周波数を生成するホッピングパターン生成回路と、
前記フィルタごとに設けられ、前記フィルタから出力される信号と前記ホッピングパターン生成回路から出力される搬送波とを乗算する複数の乗算回路と、
前記複数の乗算回路から出力される信号をデコードして受信データを生成するデコーダとを備えたことを特徴とする受信回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006049693A JP2007228468A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | マルチキャリア周波数ホッピングシステム、送信回路及び受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006049693A JP2007228468A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | マルチキャリア周波数ホッピングシステム、送信回路及び受信回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007228468A true JP2007228468A (ja) | 2007-09-06 |
Family
ID=38549793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006049693A Pending JP2007228468A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | マルチキャリア周波数ホッピングシステム、送信回路及び受信回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007228468A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102664658A (zh) * | 2012-04-17 | 2012-09-12 | 北京大学 | 一种基于扩频***的跳频gsm干扰抑制方法及其*** |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004159302A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信装置および通信方法 |
JP2005304029A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Sony Internatl Europ Gmbh | 周波数スタガ周波数偏移変調 |
JP2006054540A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Nakayo Telecommun Inc | 通信の同期方法 |
JP2006054542A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Nakayo Telecommun Inc | 通信装置および通信方法 |
-
2006
- 2006-02-27 JP JP2006049693A patent/JP2007228468A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004159302A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信装置および通信方法 |
JP2005304029A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Sony Internatl Europ Gmbh | 周波数スタガ周波数偏移変調 |
JP2006054540A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Nakayo Telecommun Inc | 通信の同期方法 |
JP2006054542A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Nakayo Telecommun Inc | 通信装置および通信方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102664658A (zh) * | 2012-04-17 | 2012-09-12 | 北京大学 | 一种基于扩频***的跳频gsm干扰抑制方法及其*** |
CN102664658B (zh) * | 2012-04-17 | 2014-05-28 | 北京大学 | 一种基于扩频***的跳频gsm干扰抑制方法及其*** |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2242819C2 (ru) | Кодирование множественного доступа с использованием свернутых последовательностей для систем подвижной радиосвязи | |
US8542716B2 (en) | Continuous time chaos dithering | |
US10735230B2 (en) | Wireless communication device, transmitter and methods therein | |
JPH10107696A (ja) | マルチキャリア通信方法及び装置 | |
JP2734955B2 (ja) | 無線データ通信装置 | |
JP3940134B2 (ja) | Dpsk方式のuwb送受信方法及び装置 | |
WO1998043367A2 (en) | Spread spectrum communication using circular waveform shift-keying | |
JP3004147B2 (ja) | 周波数ダイバーシチ伝送装置 | |
JP2007228468A (ja) | マルチキャリア周波数ホッピングシステム、送信回路及び受信回路 | |
US11012181B2 (en) | Transmission apparatus and transmission method | |
US6788751B1 (en) | Frequency diversity digital wireless system | |
JP3582307B2 (ja) | Idft演算装置 | |
JP2820092B2 (ja) | 周波数ホッピング通信装置及びそれ用の送信装置並びに受信装置 | |
JPH07177057A (ja) | スペクトル拡散変調及び/又は復調装置 | |
JP2003229789A (ja) | 無線データ送信装置、及び無線データ受信装置 | |
JP2002033715A (ja) | マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法 | |
JP2001168771A (ja) | 通信装置およびスペクトラム拡散通信方法 | |
JP2883775B2 (ja) | スペクトラム拡散通信方法 | |
JP2777993B2 (ja) | スペクトラム拡散通信装置 | |
JP3818527B2 (ja) | 直交周波数分割多重信号受信装置及び直交周波数分割多重信号の受信方法 | |
JPH1188290A (ja) | スペクトル拡散通信方式 | |
JP2000078103A (ja) | 通信システム | |
JP2006262494A (ja) | 直交周波数分割多重信号の送受信システム及び直交周波数分割多重信号の送受信方法 | |
JPH05122194A (ja) | スペクトラム拡散通信装置 | |
JP2006211714A (ja) | 直交周波数分割多重信号の送受信システム及び直交周波数分割多重信号の送受信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080729 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20081210 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110405 |