JP2002033715A - マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法 - Google Patents

マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法

Info

Publication number
JP2002033715A
JP2002033715A JP2000216516A JP2000216516A JP2002033715A JP 2002033715 A JP2002033715 A JP 2002033715A JP 2000216516 A JP2000216516 A JP 2000216516A JP 2000216516 A JP2000216516 A JP 2000216516A JP 2002033715 A JP2002033715 A JP 2002033715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
serial
parallel
section
conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000216516A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Igai
和則 猪飼
Atsushi Sumasu
淳 須増
Mitsuru Uesugi
充 上杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000216516A priority Critical patent/JP2002033715A/ja
Publication of JP2002033715A publication Critical patent/JP2002033715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送特性を劣化させることなく且つ装置
の大型化を招くことなく、簡単な装置構成で信号のピー
ク電圧を抑圧すること 【解決手段】 逐次符号化処理部102は、デジタル変
調部101から出力された「+1」と「0」の2値で表
されたシリアルデータにクラス4パーシャルレスポンス
符号化処理を行って、「+1」「0」「−1」の3値で
表されるシリアルデータに変換し、SP変換部106に
出力する。SP変換部106は、シリアルデータをシリ
アルパラレル変換して、それぞれのデータをサブキャリ
アに割り当て、IFFT部107に出力する。IFFT
部107は、SP変換部から出力された信号に逆高速フ
ーリエ変換を行い、逆フーリエ変換後の送信信号を無線
送信部108に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置及び通信
方法に関し、特にマルチキャリア通信装置及びマルチキ
ャリア通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチキャリア通信装置
及びマルチキャリア通信装置におけるピーク電力抑圧方
法としては、特開平7−143098号公報に記載され
ているものがある。
【0003】図11、従来のマルチキャリア通信装置の
構成を示すブロック図である。この図11示すマルチキ
ャリア通信装置11は、送信側に、デジタル変調器12
と、S/P(Serial Parallel)変換器13と、IFFT
(逆高速フーリエ変換)部14とを備え、受信側に、F
FT(高速フーリエ変換)部15と、P/S(Parallel
Serial)変換器16と、デジタル復調器17とを備え
て構成されている。
【0004】このような構成において、送信側において
は、デジタル変調器12において、BPSK(Binaripha
se Phase Shift Keying)や、16QAM(Quadrature Am
plitude Modulation)等の変調方式に応じて、送信デー
タによるデジタル変調が行われる。
【0005】この変調後のシリアルのデータは、S/P
変換器13で、パラレルのデータ(デジタルシンボル)
に変換され、このパラレルのデータが、IFFT部14
で、逆高速フーリエ変換処理されることによって、各々
位相の異なるサブキャリアに重畳され、これが時系列的
に連続する送信OFDMシンボル信号として出力され
る。
【0006】一方、受信側においては、受信OFDMシ
ンボル信号が、FFT部15で、高速フーリエ変換処理
されることによって、各々位相の異なるサブキャリアに
重畳された各データが分離され、この分離後のパラレル
のデータが、P/S変換器16でシリアルのデータに変
換され、このシリアルのデータがデジタル復調器17
で、デジタル復調されて出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、送信データをパラレルのデータに変換
したのち複数のサブキャリアに重畳して伝送するため、
サブキャリア毎の相関が無く、このため各サブキャリア
の位相が重なってしまうとOFDMシンボルとしては極
めて大きな信号振幅を持つことになる。
【0008】このように、各サブキャリアの重なりによ
って、送信時に信号のピーク電圧が高くなると、これを
増幅器で増幅した場合に、増幅器の上限利得に応じて信
号のピーク部分が削られてしまう。
【0009】これを防止するため、大型の増幅器を用い
ると、装置全体の大型化を招き、更に消費電力の増大、
発熱の増加を招くことになるという問題がある。
【0010】ここで、ピーク電圧を抑圧する方法とし
て、特開平7−143098号公報に記載されているよ
うに、電圧の上限値を設定し、上限値を越える電圧を単
純にカットする方法がある。しかし、ピーク電圧をカッ
トしただけでは、信号が歪み、また帯域を広げてしまう
ことから、受信時における誤り率が劣化(伝送特性が劣
化)するという問題がある。
【0011】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、伝送特性を劣化させることなく且つ装置の大型化
を招くことなく、簡単な装置構成で信号のピーク電圧を
抑圧することができるマルチキャリア通信装置及びマル
チキャリア通信方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチキャリア
通信装置は、送信する信号の同相成分及び直交成分の各
々の出力振幅に0を含む逐次符号化を行い、符号化信号
を出力する逐次符号化手段と、前記符号化信号をシリア
ルパラレル変換して出力する第一シリアルパラレル変換
手段と、を具備する構成を採る。
【0013】本発明のマルチキャリア通信装置は、逐次
符号化手段は、送信する信号の同相成分及び直交成分の
各々に擬似3進、デュオバイナリ、パーシャルレスポン
スのいずれか一つの方式を用いて送信する信号を逐次符
号化する構成を採る。
【0014】本発明のマルチキャリア通信装置は、逐次
符号化手段は、符号化する信号を所定の時間遅延させ
て、遅延した信号で符号化する信号を減算するパーシャ
ルレスポンス符号化方式クラス4を用いて、送信する信
号を逐次符号化する構成を採る。
【0015】本発明のマルチキャリア通信装置は、送信
する信号をシリアルパラレル変換する第二シリアルパラ
レル変換手段と、シリアルパラレル変換された信号に拡
散符号を乗算する拡散手段と、拡散符号を乗算された信
号にパラレルシリアル変換する第一パラレルシリアル変
換手段と、を具備し、逐次符号化手段は、パラレルシリ
アル変換された信号を逐次符号化して符号化信号を出力
する構成を採る。
【0016】本発明のマルチキャリア通信装置は、拡散
手段は、拡散符号を各サブキャリアにチップ単位で分配
して、各サブキャリアの信号に乗算する構成を採る。
【0017】これらの構成によれば、送信する信号を逐
次符号化して、サブキャリアに同じ位相のシンボルが重
複する数を減少させることにより、伝送特性を劣化させ
ることなく且つ装置の大型化を招くことなく、簡単な装
置構成で信号のピーク電圧を抑圧することができる。
【0018】本発明のマルチキャリア通信装置は、同相
成分及び直交成分の各々に出力振幅に0を含む逐次符号
化を行われて送信された符号化信号をパラレルシリアル
変換する第二パラレルシリアル変換手段と、パラレルシ
リアル変換された信号を逐次符号化の逆処理である逐次
復号化を行って復号化信号を出力する逐次復号化手段
と、を具備する構成を採る。
【0019】本発明のマルチキャリア通信装置は、逐次
復号化手段は、同相成分及び直交成分の各々に出力振幅
に0を含む逐次符号化が行われた信号を復号化する構成
を採る。
【0020】本発明のマルチキャリア通信装置は、逐次
復号化手段は、符号化された信号を過去に復号化された
信号に加算する構成を採る。
【0021】本発明のマルチキャリア通信装置は、逐次
復号化手段は、パーシャルレスポンス符号化方式クラス
4で符号化された信号を過去に復号化された信号に加算
する構成を採る。
【0022】これらの構成によれば、送信する信号を逐
次符号化して、サブキャリアに同じ位相のシンボルが重
複する数を減少させることにより、伝送特性を劣化させ
ることなく且つ装置の大型化を招くことなく、簡単な装
置構成で信号のピーク電圧を抑圧した信号を受信して復
号化することができる。
【0023】本発明のマルチキャリア通信装置は、最尤
復号化手段は、送信された可能性のある候補信号を逐次
符号化して得られたレプリカ信号で受信信号を減算し、
得られた誤差信号を二乗し、得られた信号間距離情報が
最も小さくなる候補信号を選択して出力する構成を採
る。
【0024】この構成によれば、送信する信号を逐次符
号化して、サブキャリアに同じ位相のシンボルが重複す
る数を減少させることにより、伝送特性を劣化させるこ
となく且つ装置の大型化を招くことなく、簡単な装置構
成で信号のピーク電圧を抑圧した信号を受信して精度良
く復号化することができる。
【0025】本発明のマルチキャリア通信装置は、逐次
復号化手段から出力された信号をシリアルパラレル変換
する第三シリアルパラレル変換手段と、シリアルパラレ
ル変換された信号に拡散符号を乗算する逆拡散手段と、
拡散符号を乗算された信号をパラレルシリアル変換する
第三パラレルシリアル変換手段と、を具備する構成を採
る。
【0026】本発明のマルチキャリア通信装置は、逆拡
散手段は、拡散符号をチップ単位で各サブキャリアに複
製して、各サブキャリアの信号に乗算する構成を採る。
【0027】これらの構成によれば、送信する信号を逐
次符号化して、サブキャリアに同じ位相のシンボルが重
複する数を減少させることにより、伝送特性を劣化させ
ることなく且つ装置の大型化を招くことなく、簡単な装
置構成で信号のピーク電圧を抑圧した信号を受信して復
号化することができる。
【0028】本発明の基地局通信装置は、上記いずれか
のマルチキャリア通信装置を具備する構成を採る。
【0029】本発明の通信端末装置は、上記いずれかの
マルチキャリア通信装置を具備する構成を採る。
【0030】これらの構成によれば、送信する信号を逐
次符号化して、サブキャリアに同じ位相のシンボルが重
複する数を減少させることにより、伝送特性を劣化させ
ることなく且つ装置の大型化を招くことなく、簡単な装
置構成で信号のピーク電圧を抑圧することができる。
【0031】本発明のマルチキャリア通信方法は、送信
する信号を同相成分及び直交成分の各々に出力振幅に0
を含む逐次符号化を行って、符号化信号を出力する逐次
符号化工程と、前記符号化信号をシリアルパラレル変換
して送信する第一シリアルパラレル変換工程と、送信さ
れた前記符号化信号を受信してパラレルシリアル変換す
る第二パラレルシリアル変換工程と、パラレルシリアル
変換された同相成分及び直交成分の各々に出力振幅に0
を含む逐次符号化が行われた信号を逐次復号化して復号
化信号を出力する逐次復号化工程と、を具備するように
した。
【0032】この方法によれば、送信する信号を逐次符
号化して、サブキャリアに同じ位相のシンボルが重複す
る数を減少させることにより、伝送特性を劣化させるこ
となく且つ装置の大型化を招くことなく、信号のピーク
電圧を抑圧することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】逐次符号化技術では、振幅に
「0」を含む信号が作成される。
【0034】また、マルチキャリア通信では、複数のサ
ブキャリアにそれぞれ信号を分配してサブキャリア周波
数を乗算し、得られた信号を合成して送信するので、同
じ位相の信号を複数のサブキャリアで送信する場合、送
信電力が大きくなる。
【0035】本発明者は、マルチキャリア通信において
送信する信号に逐次符号化処理を施すことにより、振幅
「0」を含む信号を生成して、送信しないサブキャリア
をつくる結果、信号全体のピーク振幅が減少することに
着目し、送信する信号に逐次符号化処理を行って周波数
領域で信号を分配して送信することにより、マルチキャ
リア通信における送信信号のピーク電圧を抑圧すること
を見出した。
【0036】すなわち、本発明の骨子は、サブキャリア
方向で信号に逐次符号化処理を行い、振幅が「0」を含
む信号を生成して、この信号を各サブキャリアに分配す
ることにより、各サブキャリアの信号の位相が重なる可
能性及び重なる数を減少させて送信信号のピーク電圧を
抑圧することである。
【0037】以下、本発明の実施の形態について、逐次
符号化処理にパーシャルレスポンス符号化方式クラス4
の符号化を用いた例で、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0038】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るマルチキャリア通信装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0039】図1において、デジタル変調部101は、
送信データをデジタル変調し、変調後のシリアルデータ
を逐次符号化処理部102に出力する。
【0040】逐次符号化処理部102は、遅延器103
と、遅延器104と、加算器105から構成される。
【0041】逐次符号化処理部102は、デジタル変調
部101から出力された「+1」と「0」の2値で表さ
れたシリアルデータにクラス4パーシャルレスポンス符
号化処理を行って、「+1」「0」「−1」の3値で表
されるシリアルデータに変換し、SP変換部106に出
力する。
【0042】クラス4パーシャルレスポンス符号化処理
では、入力信号から2周期遅延させた入力信号を減算す
ることにより実現する。具体例については後述する。
【0043】遅延器103は、デジタル変調部101か
ら出力されたシリアルデータを所定の時間、例えば1周
期分の時間を、遅延させて遅延器104に出力する。
【0044】遅延器104は、入力されたシリアルデー
タを所定の時間、例えば1周期分の時間を、遅延させて
加算器105に出力する。
【0045】加算器105は、デジタル変調部101か
ら出力されたシリアルデータで遅延器104から出力さ
れたシリアルデータを減算して、得られたシリアルデー
タをSP変換部106に出力する。
【0046】SP変換部106は、逐次符号化処理部1
02から出力されたシリアルデータをシリアルパラレル
変換して、それぞれのデータをサブキャリアに割り当
て、IFFT部107に出力する。
【0047】IFFT部107は、SP変換部から出力
された信号に逆高速フーリエ変換を行い、逆フーリエ変
換後の送信信号を無線送信部108に出力する。
【0048】無線送信部108は、送信信号をデジタル
アナログ変換してアップコンバートし、アンテナ109
を介して無線信号として送信する。
【0049】アンテナ109は、無線送信部108から
出力された送信信号を送信し、受信した無線信号を無線
受信部110に受信信号として出力する。
【0050】無線受信部110は、受信信号をダウンコ
ンバートしてアナログ変換し、FFT部111に出力す
る。
【0051】FFT部111は、受信信号を高速フーリ
エ変換して、PS変換部112に出力する。
【0052】PS変換部112は、受信信号をパラレル
シリアル変換し、各サブキャリアの信号をシリアルデー
タにまとめて、逐次復号化処理部113に出力する。
【0053】逐次復号化処理部113は、加算器114
と、遅延器115と、遅延器116から構成される。
【0054】逐次復号化処理部113は、PS変換部1
12から出力された「+1」「0」「−1」の3値情報
を乗せたシリアル信号にクラス4パーシャルレスポンス
復号化処理を行って、「+1」「0」の2値情報を乗せ
たシリアル信号に変換し、デジタル復調部117に出力
する。
【0055】クラス4パーシャルレスポンス復号化処理
は、過去に加算処理された信号を2周期遅延させて入力
信号に加算することにより実現する。具体例については
後述する。
【0056】加算器114は、SP変換部112から出
力されたシリアル信号に後述する遅延器116から出力
されたシリアル信号を加算して、得られたシリアル信号
をデジタル復調部117と遅延器115に出力する。
【0057】遅延器115は、入力されたシリアル信号
を所定の時間、例えば1周期分の時間を、遅延させて遅
延器116に出力する。
【0058】遅延器116は、入力されたシリアル信号
を所定の時間、例えば1周期分の時間を、遅延させて加
算器114に出力する。
【0059】デジタル復調部117は、逐次復号化処理
部113から出力されたシリアル信号を復調し、受信デ
ータを出力する。
【0060】次に、図2を用いて、逐次符号化処理部1
02において入力データにパーシャルレスポンスクラス
4符号化処理を行い、振幅「0」を生成する例を示す。
【0061】図2において、12ビットの入力データ
「1、1、1、1、1、1、1、1、0、0、0、0」
は、逐次符号化処理部102において2ビット分遅延し
た入力データを減算して振幅「0」を含む3値のデータ
「1、1、0、0、0、0、0、0、−1、−1」に変
換される。
【0062】従来の符号化処理では、この12ビットの
入力データは、「1、1、1、1、1、1、1、1、−
1、−1、−1、−1」に変換され、このデータが4つ
のサブキャリアに分配される。最初の4ビットのデータ
「1、1、1、1」が4つのサブキャリアに分配される
場合、各サブキャリアに同じ位相のシンボルが重複する
ため、送信電力が増大する。
【0063】以降のデータ「1、1、1、1」及び「−
1、−1、−1、−1」も4つのサブキャリアに同じ位
相のシンボルが重複するため送信電力が増大する。
【0064】しかしながら、本発明のマルチキャリア通
信装置では、逐次符号化処理が施された最初の4ビット
のデータ「1、1、0、0」が4つのサブキャリアに分
配される。
【0065】ここで「0」は、振幅が「0」のシンボル
であり、位相「1」のシンボルが4つのサブキャリア中
2つ重なるのみで、前述の同じシンボルが4つ重なる例
と比べると送信電力は半分となり、送信電力の増大を抑
えることができる。
【0066】以降のデータ「0、0、0、0」及び
「0、0、−1、−1」も4つのサブキャリアに重複す
る同じ位相のシンボルの数が従来装置に比べて減少する
ため、送信電力の増大を抑えることができる。
【0067】このデータには、振幅「0」のデータが含
まれており、振幅「0」のシンボルが分配されたサブキ
ャリアは、送信電力が「0」になる。クラス4パーシャ
ルレスポンス符号化では、統計的に1/2のシンボルが
「0」になるので、サブキャリアに分配されるシンボル
の1/2も振幅が「0」になり、サブキャリアのシンボ
ルを合成して出力する送信信号の電力も1/2になる。
【0068】このように、本実施の形態のマルチキャリ
ア通信装置によれば、送信する信号を逐次符号化して、
サブキャリアに同じ位相のシンボルが重複する数を減少
させることにより、伝送特性を劣化させることなく且つ
装置の大型化を招くことなく、簡単な装置構成で信号の
ピーク電圧を抑圧することができる。
【0069】また、本実施の形態のマルチキャリア通信
装置によれば、上記信号を受信して復号化することがで
きる。
【0070】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係るマルチキャリア通信装置の受信部分の構成
を示す図である。
【0071】図3において、逐次符号化処理にパーシャ
ルレスポンス符号化方式クラス4の符号化を用いた例を
示す。
【0072】乗算部301−1は、受信信号にサブキャ
リア周波数f1を乗算してLPF(Low Pass Filte
r)302−1に出力する。
【0073】同様に、乗算部301−2から301−4
は、受信信号にそれぞれサブキャリア周波数f2からf
4を乗算して、それぞれLPF302−2からLPF3
02−4に出力する。
【0074】LPF302−1は、1シンボル時間で受
信信号を積分して受信シンボルを求め、得られた受信シ
ンボルをPS変換部303に出力する。
【0075】同様に、LPF302−2、LPF302
−3、及びLPF302−4は、1シンボル時間で受信
信号を積分して受信シンボルを求め、得られた受信シン
ボルをPS変換部303に出力する。
【0076】PS変換部303は、受信シンボルをパラ
レルシリアル変換して、得られたシリアルデータを最尤
復号部304に出力する。
【0077】最尤復号部304は、データ列発生部31
1と、符号化部312と、加減算部313と、二乗部3
14と、パス選択部315から構成される。
【0078】データ列発生部311は、送信された可能
性のあるシンボル列(以下、「候補シンボル列」とい
う)を発生させて符号化部312及びパス選択部315
に出力する。
【0079】符号化部312は、候補シンボル列にパー
シャルレスポンス符号化を行い、得られたレプリカ信号
を加減算部313に出力する。
【0080】加減算部313は、受信信号にレプリカ信
号を減算して得られた誤差信号を二乗部314に出力す
る。
【0081】二乗部314は、誤差信号を二乗して、信
号間距離を表すブランチメトリックを算出し、パス選択
部315に出力する。
【0082】パス選択部315は、データ列発生部31
1から出力されたレプリカ信号からパスメトリックが最
も小さいレプリカ信号列に対応する候補シンボル列を硬
判定受信シンボル列として出力する。また、パス選択部
315は、パスメトリックが最も小さいレプリカ信号の
ブランチメトリック列を受信シンボル尤度情報として出
力する。
【0083】次に、本実施の形態のマルチキャリア通信
装置の受信動作について説明する。
【0084】入力された受信信号は、乗算部301−1
から乗算部301−4においてサブキャリア周波数を乗
算された後、LPF302−1からLPF302−4を
通して、各サブキャリアに受信シンボルとして分離され
る。
【0085】受信シンボルは、PS変換部303におい
てパラレルシリアル変換されて受信シンボル列として最
尤復号部の加減算部313に出力される。
【0086】候補シンボル列は、データ列発生部311
より発生して符号化部312に出力されてパーシャルレ
スポンス符号化が行われ、得られたレプリカ信号が加減
算部313に出力される。
【0087】受信シンボル列は、加減算部313におい
てレプリカ信号で減算され、得られた誤差信号が二乗部
314に出力される。
【0088】誤差信号は、二乗部314において信号を
二乗され、得られたブランチメトリックがパス選択部3
15に出力される。
【0089】ブランチメトリックは、パス選択部315
においてレプリカ信号の選択情報として用いられ、パス
メトリックが最も小さいレプリカ信号列に対応する候補
シンボル列が硬判定受信シンボルとして出力される。ま
た、パスメトリックが最も小さいレプリカ信号のブラン
チメトリック列が、受信シンボル尤度情報として出力さ
れる。
【0090】なお、最尤復号で選択されたデータ系列に
対するブランチメトリックは、各出力シンボルの尤度を
表し、後段の誤り訂正等に用いることもできる。
【0091】このように、本実施の形態のマルチキャリ
ア通信装置によれば、送信する信号を逐次符号化して、
サブキャリアに同じ位相のシンボルが重複する数を減少
させることにより、伝送特性を劣化させることなく且つ
装置の大型化を招くことなく、簡単な装置構成で信号の
ピーク電圧を抑圧した信号を受信して精度良く復号化す
ることができる。
【0092】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3に係るマルチキャリア通信装置の送信部分の構成
を示す図である。
【0093】以下、マルチキャリア通信装置が複数のユ
ーザーへの信号にそれぞれ異なる拡散符号を乗算して符
号多重化を行い、符号多重化した信号の逐次符号化処理
にパーシャルレスポンス符号化方式クラス4の符号化を
用いた例を示す。なお、ユーザ数は2の場合で示してい
る。
【0094】図4において、複製部411−1は、入力
された送信シンボルを複製して、逆拡散部412−11
〜逆拡散部412−14、にそれぞれ複製した送信シン
ボルを出力する。
【0095】複製部411−2は、入力された送信シン
ボルを複製して、逆拡散部412−21〜逆拡散部41
2−24にそれぞれ複製した送信シンボルを出力する。
【0096】逆拡散部412−11〜逆拡散部412−
14は、それぞれ後述する符号分配部413−1から出
力された符号を送信シンボルに乗算して、PS変換部4
14−1に出力する。
【0097】逆拡散部412−21〜逆拡散部412−
24は、それぞれ後述する符号分配部413−2から出
力された符号を送信シンボルに乗算して、PS変換部4
14−2に出力する。
【0098】符号分配部413−1は、拡散符号をチッ
プ単位で複製して逆拡散部412−11〜逆拡散部41
2−14に出力する。
【0099】符号分配部413−2は、拡散符号をチッ
プ単位で複製して逆拡散部412−21〜逆拡散部41
2−24に出力する
【0100】PS変換部414−1は、送信シンボルを
パラレルシリアル変換して得られたシリアルデータをオ
フセット付加部415−1に出力する。
【0101】PS変換部414−2は、送信シンボルを
パラレルシリアル変換して得られたシリアルデータをオ
フセット付加部415−2に出力する。
【0102】オフセット付加部415−1及びオフセッ
ト付加部415−2は、シリアルデータの「+1」、
「−1」の2つの値を「1」、「0」の2つの値に変換
して、それぞれの出力を加算器416に出力する。
【0103】加算器416は、オフセット付加部415
−1及びオフセット付加部415−2から出力されたシ
リアルデータを加算して、パーシャルレスポンス符号化
部417に出力する。
【0104】パーシャルレスポンス符号化部417は、
加算器416において合成されたシリアルデータを符号
化して、「+2」「+1」「0」の3値で表されるシリ
アルデータを「+2」「+1」「0」「−1」「−2」
の5値で表されるシリアルデータに変換してSP変換部
418に出力する。
【0105】SP変換部418は、シリアルデータをシ
リアルパラレル変換して各サブキャリアに送信シンボル
として分配して乗算部419−1〜乗算部419−4に
出力される。
【0106】乗算部419−1〜乗算部419−4は、
送信シンボルに各サブキャリア周波数f1〜f4を乗算
して合成部420に出力する。
【0107】合成部420は、乗算部419から出力さ
れた送信シンボルを加算して送信する。
【0108】次に、マルチキャリア通信装置の動作につ
いて説明する。
【0109】入力された送信シンボル列S1は、複製部
411−1において各サブキャリアの逆拡散部412−
11〜逆拡散部412−14に複製した送信シンボル列
を出力する。また、入力された送信シンボル列S2は、
複製部411−2において各サブキャリアの逆拡散部4
12−21〜逆拡散部412−24に複製した送信シン
ボル列を出力する。
【0110】複製部411−1から出力された送信シン
ボル列は、逆拡散部412−11、逆拡散部412−1
2、逆拡散部412−13、及び逆拡散部412−14
において符号分配部413−1より出力された符号を乗
算されてPS変換部414−1に出力され、PS変換部
414−1においてパラレルシリアル変換されてオフセ
ット付加部415−1に出力される。
【0111】複製部411−2から出力された送信シン
ボル列は、逆拡散部412−21、逆拡散部412−2
2、逆拡散部412−23、及び逆拡散部412−24
において符号分配部413−2より出力された符号を乗
算されてPS変換部414−2に出力され、PS変換部
414−2においてパラレルシリアル変換されてオフセ
ット付加部415−2に出力される。
【0112】送信シンボルは、それぞれオフセット付加
部415−1及びオフセット付加部415−2におい
て、「+1」、「−1」の2つの値を「1」、「0」の
2つの値に変換されする。
【0113】オフセット付加部415−1及びオフセッ
ト付加部415−2から出力された信号は、加算器41
6で合成されてパーシャルレスポンス符号化部417に
出力される。
【0114】パーシャルレスポンス符号化部417にお
いて「+2」「1」「0」の3値で表現される送信シン
ボルから「+2」「+1」「0」「−1」「−2」の5
値で表されるシリアルデータに符号化され、SP変換部
418に出力される。
【0115】シリアルデータは、SP変換部418にお
いてシリアルパラレル変換され、各サブキャリアに分配
される。
【0116】サブキャリアに分配されたシンボルは、乗
算部419−1〜乗算部419−4においてそれぞれサ
ブキャリア周波数をかけられ、合成部420においてシ
ンボルが加算され、得られた送信信号が送信される。
【0117】このシリアルデータには、振幅「0」のデ
ータが含まれており、振幅「0」のシンボルが分配され
たサブキャリアは、送信電力が「0」になり、振幅が
「0」のシンボルがサブキャリアに含まれる分、サブキ
ャリアのシンボルを合成して出力する送信信号のピーク
電圧も抑圧することができる。
【0118】図5は、本発明の実施の形態3に係るマル
チキャリア通信装置の受信部分の構成を示す図である。
但し、図3と同一の構成となるものについては同一番号
を付し、詳しい説明を省略する。
【0119】図5において、逐次符号化処理にパーシャ
ルレスポンス符号化方式クラス4の符号化を用いた例を
示す。なお、ユーザ数は2の場合で示している。
【0120】図5において、PS変換部303は、受信
シンボルをパラレルシリアル変換して、得られたシリア
ルデータをパーシャルレスポンス復号化部504に出力
する。
【0121】パーシャルレスポンス復号化部504は、
「+2」「+1」「0」「−1」「−2」の5値情報を
乗せたシリアル信号にクラス4パーシャルレスポンス復
号化処理を行って、「+2」「+1」「0」の3値情報
を乗せたシリアル信号に変換して、オフセット除去部5
05−1及びオフセット除去部505−2に出力する。
【0122】オフセット除去部505−1は「+2」
「+1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号を「+
2」「0」「−2」の3値情報を乗せたシリアル信号に
レベルシフトにより変換してSP変換部506−1に出
力する。また、オフセット除去部505−2は「+2」
「+1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号を「+
2」「0」「−2」の3値情報を乗せたシリアル信号に
レベルシフトにより変換してSP変換部506−2に出
力する。
【0123】SP変換部506−1は、シリアル信号を
シリアルパラレル変換して、各サブキャリア毎に受信シ
ンボルとして分配して逆拡散部507−11〜逆拡散部
507−14に出力する。また、SP変換部506−2
は、シリアル信号をシリアルパラレル変換して、各サブ
キャリア毎に受信シンボルとして分配して逆拡散部50
7−21〜逆拡散部507−24に出力する。
【0124】逆拡散部507−11〜逆拡散部507−
14は、受信シンボルを、後述する拡散符号分配部50
8−1から出力される拡散コードをそれぞれ1チップづ
つ乗算して、合成部509−1に出力する。また、逆拡
散部507−21〜逆拡散部507−24は、受信シン
ボルを、後述する拡散符号分配部508−2から出力さ
れる拡散コードをぞれぞれ1チップづつ乗算して、合成
部509−2に出力する。
【0125】拡散符号分配部508−1は、拡散符号を
各サブキャリアの逆拡散部507−11〜逆拡散部50
7−14にチップ単位で分配して出力する。また、拡散
符号分配部508−2は、拡散符号を各サブキャリアの
逆拡散部507−21〜逆拡散部507−24にチップ
単位で分配して出力する。
【0126】合成部509−1は、逆拡散部507−1
1〜逆拡散部507−14から出力された受信シンボル
を加算合成して、受信シンボル列として出力する。ま
た、合成部509−2は、逆拡散部507−21〜逆拡
散部507−24から出力された受信シンボルを加算合
成して、受信シンボル列として出力する。
【0127】次にマルチキャリア通信装置の動作につい
て説明する。受信信号は、乗算部301−1〜乗算部3
01−4において各サブキャリア周波数f1〜f4を乗
算され、LPF302−1〜LPF302−4を通して
各サブキャリアに受信シンボルとして分離されPS変換
部303に出力され、パラレルシリアル変換されて、得
られたシリアル信号がパーシャルレスポンス復号化部5
04に出力される。
【0128】シリアル信号は、パーシャルレスポンス復
号化部504において「+1」「−1」「0」の3値情
報を乗せたシリアル信号から「1」「0」の2値情報を
乗せたシリアル信号に変換され、オフセット除去部50
5−1において「1」、「0」の2情報を乗せたシリア
ル信号が「+1」、「−1」の情報を乗せたシリアル信
号に変換され、SP変換部506−1においてシリアル
パラレル変換されて、各サブキャリアに受信シンボルと
して逆拡散部507−11〜逆拡散部507−14に分
配される。
【0129】また、シリアル信号は、パーシャルレスポ
ンス復号化部504において「+2」「+1」「0」
「−1」「−2」の5値情報を乗せたシリアル信号から
「2」「1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号に
変換され、オフセット除去部505−2において「2」
「1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号が「+
2」「0」「−2」の3値情報を乗せたシリアル信号に
変換され、SP変換部506−2においてシリアルパラ
レル変換されて、各サブキャリアに受信シンボルとして
逆拡散部507−21〜逆拡散部507−24に分配さ
れる。
【0130】SP変換部506−1から出力された受信
シンボルは、逆拡散部507−11〜逆拡散部507−
14において拡散符号分配部508−1から出力された
符号を乗算された後、合成部509−1に出力され、合
成部509−1において各サブキャリアの受信シンボル
が加算合成されて、得られた受信シンボル列が出力され
る。
【0131】SP変換部506−2から出力された受信
シンボルは、逆拡散部507−21〜逆拡散部507−
24において拡散符号分配部508−2から出力された
符号を乗算された後、合成部509−2に出力され、合
成部509−2において各サブキャリアの受信シンボル
が加算合成されて、得られた受信シンボル列が出力され
る。
【0132】このように、本実施の形態のマルチキャリ
ア通信装置によれば、送信する信号を逐次符号化して、
サブキャリアに同じ位相のシンボルが重複する数を減少
させることにより、伝送特性を劣化させることなく且つ
装置の大型化を招くことなく、簡単な装置構成で信号の
ピーク電圧を抑圧することができる。
【0133】また、本実施の形態のマルチキャリア通信
装置によれば、上記信号を受信して復号化することがで
きる。
【0134】(実施の形態4)図6は、本発明の実施の
形態4に係るマルチキャリア通信装置の受信部分の構成
を示す図である。但し、図3又は図5と同一の構成とな
るものについては図3又は図5と同一番号を付し、詳し
い説明を省略する。図6において、逐次符号化処理にパ
ーシャルレスポンス符号化方式クラス4の符号化が用い
られた例を示す。なお、ユーザ数は2の場合で示してい
る。
【0135】図6において、PS変換部303は、受信
シンボルをパラレルシリアル変換して、得られたシリア
ル信号を多値最尤復号部604に出力する。
【0136】多値最尤復号部604は、入力された多重
ユーザー数に対応した候補シンボル列を生成して、この
候補シンボル列にパーシャルレスポンス符号化を行い、
得られたレプリカ信号と受信信号を比較して、得られた
信号間距離が最も小さいレプリカ候補シンボル列を硬判
定受信シンボル列として出力する。また、多値最尤復号
部604は、硬判定受信シンボル列として出力された候
補シンボル列に対応するブランチメトリック列を受信シ
ンボル尤度情報としてオフセット除去部505−1及び
オフセット除去部505−2に出力する。
【0137】図7は、多値最尤復号部604の詳細な構
成を示す要部ブロック図である。
【0138】図7において、多値最尤復号部604は、
データ列発生部605と、逐次符号化部606と、加減
算部607と、二乗部608と、パス選択部609から
構成される。
【0139】データ列発生部605は、入力されたユー
ザー数nに対応する送信された可能性のあるn値のシン
ボル列(以下、「候補シンボル列」という)を発生して
逐次符号化部606及びパス選択部609に出力する。
【0140】逐次符号化部606は、候補シンボル列に
パーシャルレスポンスフィルタリングを行い、得られた
レプリカ信号を加減算部607に出力する。
【0141】加減算部607は、受信信号にレプリカ信
号を減算して得られた誤差信号を二乗部608に出力す
る。
【0142】二乗部608は、誤差信号を二乗して、信
号間距離を表すブランチメトリックを算出し、パス選択
部609に出力する。
【0143】パス選択部609は、データ列発生部60
5から出力されたレプリカ信号からパスメトリックが最
も小さいレプリカ信号列に対応する候補シンボル列を硬
判定受信シンボル列として出力する。また、パス選択部
609は、パスメトリックが最も小さいレプリカ信号の
ブランチメトリック列を受信シンボル尤度情報として出
力する。
【0144】このように、本実施の形態のマルチキャリ
ア通信装置によれば、送信する信号を逐次符号化して、
サブキャリアに同じ位相のシンボルが重複する数を減少
させることにより、伝送特性を劣化させることなく且つ
装置の大型化を招くことなく、簡単な装置構成で信号の
ピーク電圧を抑圧した信号を受信して精度良く復号化す
ることができる。
【0145】なお、送信シンボル列S1と送信シンボル
列S2は、2つの通信相手の送信データを多重すること
もできる。
【0146】また、送信シンボル列S1と送信シンボル
列S2は、1つの通信相手の2つの送信データを多重す
ることもできる。
【0147】また、本実施の形態の説明では2つのシン
ボル列を多重して通信した例について説明しているが、
2つ以上の複数のシンボル列を拡散符号で拡散して多重
し、通信することもできる。
【0148】(実施の形態5)図8は、本発明の実施の
形態5に係るマルチキャリア通信装置の送信部分の構成
を示す図である。図8において、逐次符号化処理にパー
シャルレスポンス符号化方式クラス4の符号化を用いた
例を示す。なお、ユーザ数は2の場合で示している。
【0149】図8において、拡散部703−1は、拡散
符号P1を送信シンボル列S1に乗算して、オフセット
付加部704−1に出力する。
【0150】拡散部703−2は、拡散符号P2を送信
シンボル列S2に乗算して、オフセット付加部704−
2に出力する。
【0151】オフセット付加部704−1は、シリアル
データの「+1」、「−1」の2つの値を「1」、
「0」の2つの値に変換して加算器705に出力する。
【0152】オフセット付加部704−2は、シリアル
データの「+1」、「−1」の2つの値を「1」、
「0」の2つの値に変換して加算器705に出力する。
【0153】加算器705は、オフセット付加部704
−1及びオフセット付加部704−2から出力されたシ
リアルデータを加算して、パーシャルレスポンス符号化
部706に出力する。
【0154】パーシャルレスポンス符号化部706は、
シリアルデータを符号化して、「+1」「−1」「0」
の3値で表されるシリアルデータに変換してSP変換部
707に出力する。
【0155】SP変換部707は、シリアルデータをシ
リアルパラレル変換して各サブキャリアに送信シンボル
として分配して乗算部708−1〜乗算部708−4に
出力する。
【0156】乗算部708−1〜乗算部708−4は、
送信シンボルに各サブキャリア周波数を乗算して加算部
709に出力する。
【0157】加算部709は、乗算部から出力された送
信シンボルを加算して送信する。
【0158】次にマルチキャリア通信装置の動作につい
て説明する。入力された送信シンボル列S1は、拡散部
703−1において拡散符号P1を乗算されてオフセッ
ト付加部704−1に出力される。また、入力された送
信シンボル列S2は、拡散部703−2において拡散符
号P2を乗算されてオフセット付加部704−2に出力
される。
【0159】拡散部703−1及び拡散部703−2か
ら出力された送信シンボルは、オフセット付加部704
−1及びオフセット付加部704−2において、「+
1」、「−1」の2つの値を「1」、「0」の2つの値
に変換された後に加算器705において加算され、パー
シャルレスポンス符号化部706に出力され、パーシャ
ルレスポンス符号化部706において符号化され、
「2」「1」「0」の3値で表されるシリアルデータか
ら「+2」「+1」「0」「−1」「−2」の5値で表
されるシリアルデータに変換されてSP変換部707に
出力される。
【0160】シリアルデータは、SP変換部707にお
いてシリアルパラレル変換され、各サブキャリアに分配
される。
【0161】サブキャリアに分配されたシンボルは、乗
算部708−1〜乗算部708−4においてそれぞれサ
ブキャリア周波数をかけられ、加算部709においてシ
ンボルが加算され、得られた送信信号が送信される。
【0162】サブキャリアに分配された送信シンボルに
は、振幅「0」のデータが含まれており、振幅「0」の
シンボルが分配されたサブキャリアは、送信電力が
「0」になる。
【0163】クラス4パーシャルレスポンス符号化で
は、統計的に1/2のシンボルが「0」になるので、サ
ブキャリアに分配されるシンボルの1/2も振幅が
「0」になり、サブキャリアのシンボルを合成して出力
する送信信号の電力も1/2になる。
【0164】図9は、本発明の実施の形態5に係るマル
チキャリア通信装置の受信部分の構成を示す図である。
【0165】図9において、PS変換部303は、受信
シンボルをパラレルシリアル変換して、得られたシリア
ルデータをパーシャルレスポンス復号化部804に出力
する。
【0166】パーシャルレスポンス復号化部804は、
「+2」「+1」「0」「−1」「−2」の5値情報を
乗せたシリアル信号にクラス4パーシャルレスポンス復
号化処理を行って、「2」「1」「0」の3値情報を乗
せたシリアル信号に変換して、オフセット除去部805
−1及びオフセット除去部805−2に出力する。
【0167】オフセット除去部805−1は「2」
「1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号を「+
2」「0」「−2」の3値情報を乗せたシリアル信号に
変換してSP変換部806−1に出力する。
【0168】オフセット除去部805−2は「2」
「1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号を「+
2」「0」「−2」の3値情報を乗せたシリアル信号に
変換してSP変換部806−2に出力する。
【0169】SP変換部806−1は、シリアル信号を
シリアルパラレル変換して、各サブキャリア毎に受信シ
ンボルとして分配してマッチトフィルタ807−11〜
マッチトフィルタ807−14に出力する。
【0170】SP変換部806−2は、シリアル信号を
シリアルパラレル変換して、各サブキャリア毎に受信シ
ンボルとして分配してマッチトフィルタ807−21〜
マッチトフィルタ807−24に出力する。
【0171】マッチトフィルタ807−11は、受信シ
ンボルと拡散符号の相関を求めて、ピーク振幅を硬判定
して受信シンボルを逆拡散し、得られた受信シンボルを
PS変換部808−1に出力する。
【0172】同様にマッチトフィルタ807−12、マ
ッチトフィルタ807−13、及びマッチトフィルタ8
07−14は、受信シンボルと拡散符号の相関を求め
て、ピーク振幅を硬判定して受信シンボルを逆拡散し、
得られた受信シンボルをPS変換部808−1に出力す
る。
【0173】PS変換部808−1は、マッチトフィル
タ807−11〜マッチトフィルタ807−14から出
力された受信シンボルをパラレルシリアル変換してえら
れた受信シンボル列を出力する。
【0174】PS変換部808−2は、マッチトフィル
タ807−21〜マッチトフィルタ807−24から出
力された受信シンボルをパラレルシリアル変換してえら
れた受信シンボル列を出力する。
【0175】次にマルチキャリア通信装置の動作につい
て説明する。
【0176】受信信号は、乗算部301−1〜乗算部3
01−4において各サブキャリア周波数f1〜f4を乗
算され、LPF302−1〜LPF302−4を通して
各サブキャリアに受信シンボルとして分離されPS変換
部303に出力され、パラレルシリアル変換されて、得
られたシリアルデータがパーシャルレスポンス復号化部
804に出力される。
【0177】シリアルデータは、パーシャルレスポンス
復号化部804において「+2」「+1」「0」「−
1」「−2」の5値情報を乗せたシリアル信号から
「2」「1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号に
変換され、オフセット除去部805−1において「2」
「1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号が「+
2」「0」「−2」の3値情報を乗せたシリアル信号に
変換され、SP変換部806−1においてシリアルパラ
レル変換されて、各サブキャリアに受信シンボルとして
マッチトフィルタ807−11〜マッチトフィルタ80
7−14に分配される。
【0178】また、シリアルデータは、パーシャルレス
ポンス復号化部804において「+2」「+1」「0」
「−1」「−2」の5値情報を乗せたシリアル信号から
「2」「1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号に
変換され、オフセット除去部805−2において「2」
「1」「0」の3値情報を乗せたシリアル信号が「+
2」「0」「−2」の3値情報を乗せたシリアル信号に
変換され、SP変換部806−2においてシリアルパラ
レル変換されて、各サブキャリアに受信シンボルとして
マッチトフィルタ807−21〜マッチトフィルタ80
7−24分配される。
【0179】SP変換部806−1から出力された受信
シンボルは、マッチトフィルタ807−11〜マッチト
フィルタ807−14において拡散符号との相関のピー
ク振幅を硬判定することにより逆拡散されて、得られた
受信シンボルがPS変換部808−1に出力される。
【0180】SP変換部806−2から出力された受信
シンボルは、マッチトフィルタ807−21〜マッチト
フィルタ807−24において拡散符号との相関のピー
ク振幅を硬判定することにより逆拡散されて、得られた
受信シンボルがPS変換部808−2に出力される。
【0181】マッチトフィルタ807−11〜マッチト
フィルタ807−14において逆拡散された受信シンボ
ルは、PS変換部808−1においてパラレルシリアル
変換されて、得られた受信シンボル列が出力される。
【0182】マッチトフィルタ807−21〜マッチト
フィルタ807−24において逆拡散された受信シンボ
ルは、PS変換部808−2においてパラレルシリアル
変換されて、得られた受信シンボル列が出力される。
【0183】このように、本実施の形態のマルチキャリ
ア通信装置によれば、送信する信号を逐次符号化して、
サブキャリアに同じ位相のシンボルが重複する数を減少
させることにより、伝送特性を劣化させることなく且つ
装置の大型化を招くことなく、簡単な装置構成で信号の
ピーク電圧を抑圧することができる。
【0184】また、本実施の形態のマルチキャリア通信
装置によれば、上記信号を受信して復号化することがで
きる。
【0185】(実施の形態6)図10は、本発明の実施
の形態6に係るマルチキャリア通信装置の受信部分の構
成を示す図である。但し、図3又は図9と同一の構成と
なるものについては図3又は図9と同一番号を付し、詳
しい説明を省略する。
【0186】図10において、PS変換部303は、受
信シンボルをパラレルシリアル変換して、得られたシリ
アル信号を多値最尤復号部904に出力する。
【0187】多値最尤復号部904は、入力された多重
ユーザー数に対応した候補シンボル列を生成して、生成
した候補シンボル列にパーシャルレスポンス符号化を行
い、得られたレプリカ信号と受信信号を比較して、信号
間距離が最も小さいレプリカ候補シンボル列を硬判定受
信シンボル列として出力する。また、多値最尤復号部9
04は、硬判定受信シンボル列として出力された候補シ
ンボル列に対応するブランチメトリック列を受信シンボ
ル尤度情報としてオフセット除去部805−1及びオフ
セット除去部805−2に出力する。
【0188】このように、本実施の形態のマルチキャリ
ア通信装置によれば、送信する信号を逐次符号化して、
サブキャリアに同じ位相のシンボルが重複する数を減少
させることにより、伝送特性を劣化させることなく且つ
装置の大型化を招くことなく、簡単な装置構成で信号の
ピーク電圧を抑圧した信号を受信して精度良く復号化す
ることができる。
【0189】なお、本実施例では、信号をBPSK変調
する場合について説明したが、これに限らず、QPSK
等の多値変調に適用することもできる。この場合、装置
構成部品を複素数対応に置き換えることにより実現する
ことができる。
【0190】また、16QAM,64QAMなどのよう
な多値変調に対しても適用可能である。
【0191】また、逐次符号化に、擬似3進、デュオバ
イナリ、パーシャルレスポンス等の出力に振幅0を含む
符号化方法を用いることもできる。
【0192】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送特性を劣化させることなく且つ装置の大型化を招く
ことなく、簡単な装置構成で信号のピーク電圧を抑圧す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係るマルチキャリア通信装置の
構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1の逐次符号化処理部におけるパー
シャルレスポンスクラス4符号化処理の例を示す図
【図3】実施の形態2に係るマルチキャリア通信装置の
受信部分の構成を示す図
【図4】実施の形態3に係るマルチキャリア通信装置の
送信部分の構成を示す図
【図5】実施の形態3に係るマルチキャリア通信装置の
受信部分の構成を示す図
【図6】実施の形態4に係るマルチキャリア通信装置の
受信部分の構成を示す図
【図7】実施の形態4に係るマルチキャリア通信装置の
多値最尤復号部の詳細な構成を示す要部ブロック図
【図8】実施の形態5に係るマルチキャリア通信装置の
送信部分の構成を示す図
【図9】実施の形態5に係るマルチキャリア通信装置の
受信部分の構成を示す図
【図10】実施の形態6に係るマルチキャリア通信装置
の受信部分の構成を示す図
【図11】従来のマルチキャリア通信装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
101 デジタル変調部 102 逐次符号化処理部 103、104、115、116 遅延器 105、114、416、705 加算器 106 SP変換部 107 IFFT部 108 無線送信部 109 アンテナ 110 無線受信部 111 FFT部 112、303、414、808 PS変換部 113 逐次復号化処理部 117 デジタル復調部 301、419、708 乗算部 304 最尤復号部 311、605 データ列発生部 312 符号化部 313、607 加減算部 314、608 二乗部 315、609 パス選択部 411 複製部 412、507 逆拡散部 413 符号分配部 415、704 オフセット付加部 417、706 パーシャルレスポンス符号化部 418、506、707、806 SP変換部 420、509 合成部 504、804 パーシャルレスポンス復号化部 505、805 オフセット除去部 508 拡散符号分配部 606 逐次符号化部 604、904 多値最尤復号部 703 拡散部 709 加算部 807 マッチトフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上杉 充 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD23 DD33 EE02 EE21 EE31

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信する信号の同相成分及び直交成分の
    各々の出力振幅に0を含む逐次符号化を行い、符号化信
    号を出力する逐次符号化手段と、前記符号化信号をシリ
    アルパラレル変換して出力する第一シリアルパラレル変
    換手段と、を具備することを特徴とするマルチキャリア
    通信装置。
  2. 【請求項2】 逐次符号化手段は、擬似3進、デュオバ
    イナリ、パーシャルレスポンスのいずれか一つの方式を
    用いて送信する信号を逐次符号化することを特徴とする
    請求項1に記載のマルチキャリア通信装置。
  3. 【請求項3】 逐次符号化手段は、符号化する信号を所
    定の時間遅延させて、遅延した信号で符号化する信号を
    減算するパーシャルレスポンス符号化方式クラス4を用
    いて、送信する信号を逐次符号化することを特徴とする
    請求項1に記載のマルチキャリア通信装置。
  4. 【請求項4】 送信する信号をシリアルパラレル変換す
    る第二シリアルパラレル変換手段と、シリアルパラレル
    変換された信号に拡散符号を乗算する拡散手段と、拡散
    符号を乗算された信号にパラレルシリアル変換する第一
    パラレルシリアル変換手段と、を具備し、逐次符号化手
    段は、パラレルシリアル変換された信号を逐次符号化し
    て符号化信号を出力することを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれかに記載のマルチキャリア通信装置。
  5. 【請求項5】 拡散手段は、拡散符号を各サブキャリア
    にチップ単位で分配して、各サブキャリアの信号に乗算
    することを特徴とする請求項4に記載のマルチキャリア
    通信装置。
  6. 【請求項6】 同相成分及び直交成分の各々の出力振幅
    に0を含む逐次符号化が行われて送信された符号化信号
    をパラレルシリアル変換する第二パラレルシリアル変換
    手段と、パラレルシリアル変換された信号を逐次符号化
    の逆処理である逐次復号化を行って復号化信号を出力す
    る逐次復号化手段と、を具備することを特徴とするマル
    チキャリア通信装置。
  7. 【請求項7】 逐次復号化手段は、同相成分及び直交成
    分の各々の出力振幅に0を含む逐次符号化が行われた信
    号を復号化することを特徴とする請求項6に記載のマル
    チキャリア通信装置。
  8. 【請求項8】 逐次復号化手段は、符号化された信号を
    過去に復号化された信号に加算することを特徴とする請
    求項6または請求項7に記載のマルチキャリア通信装
    置。
  9. 【請求項9】 逐次復号化手段は、パーシャルレスポン
    ス符号化方式クラス4で符号化された信号を過去に復号
    化された信号に加算することを特徴とする請求項6から
    請求項8のいずれかに記載のマルチキャリア通信装置。
  10. 【請求項10】 最尤復号化手段は、送信された可能性
    のある候補信号を逐次符号化して得られたレプリカ信号
    で受信信号を減算し、得られた誤差信号を二乗し、得ら
    れた信号間距離情報が最も小さくなる候補信号を選択し
    て出力することを特徴とする請求項6または請求項7に
    記載のマルチキャリア通信装置。
  11. 【請求項11】 逐次復号化手段又は最尤復号化手段の
    いずれかから出力された信号をシリアルパラレル変換す
    る第三シリアルパラレル変換手段と、シリアルパラレル
    変換された信号に拡散符号を乗算する逆拡散手段と、拡
    散符号を乗算された信号をパラレルシリアル変換する第
    三パラレルシリアル変換手段と、を具備することを特徴
    とする請求項6から請求項10のいずれかに記載のマル
    チキャリア通信装置。
  12. 【請求項12】 逆拡散手段は、拡散符号を各サブキャ
    リアにチップ単位で分配して、各サブキャリアの信号に
    乗算することを特徴とする請求項11に記載のマルチキ
    ャリア通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれかの
    マルチキャリア通信装置を具備することを特徴とする基
    地局装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項12のいずれかの
    マルチキャリア通信装置を具備することを特徴とする通
    信端末装置。
  15. 【請求項15】 送信する信号を同相成分及び直交成分
    の各々の出力振幅に0を含む逐次符号化を行って、符号
    化信号を出力する逐次符号化工程と、前記符号化信号を
    シリアルパラレル変換して送信する第一シリアルパラレ
    ル変換工程と、送信された前記符号化信号を受信してパ
    ラレルシリアル変換する第二パラレルシリアル変換工程
    と、パラレルシリアル変換された同相成分及び直交成分
    の各々に出力振幅に0を含む逐次符号化が行われた信号
    を逐次復号化して復号化信号を出力する逐次復号化工程
    と、を具備することを特徴とするマルチキャリア通信方
    法。
JP2000216516A 2000-07-17 2000-07-17 マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法 Pending JP2002033715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000216516A JP2002033715A (ja) 2000-07-17 2000-07-17 マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000216516A JP2002033715A (ja) 2000-07-17 2000-07-17 マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002033715A true JP2002033715A (ja) 2002-01-31

Family

ID=18711771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000216516A Pending JP2002033715A (ja) 2000-07-17 2000-07-17 マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002033715A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003030423A1 (fr) * 2001-09-27 2003-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Emetteur ofdm et procede d'emission par modulation ofdm
JP2007221310A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Kenwood Corp デジタル放送受信装置、制御方法及びプログラム
US7570578B2 (en) 2004-11-30 2009-08-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Orthogonal frequency division demodulator, method and computer program product

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003030423A1 (fr) * 2001-09-27 2003-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Emetteur ofdm et procede d'emission par modulation ofdm
US7570578B2 (en) 2004-11-30 2009-08-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Orthogonal frequency division demodulator, method and computer program product
JP2007221310A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Kenwood Corp デジタル放送受信装置、制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2242819C2 (ru) Кодирование множественного доступа с использованием свернутых последовательностей для систем подвижной радиосвязи
CA2174344C (en) Variable rate signal transmission in a spread spectrum communication system using coset coding
US5956624A (en) Method and system for simultaneously broadcasting and receiving digital and analog signals
KR0181319B1 (ko) 합성 파형을 생성하기 위한 방법 및 장치
JP6092312B2 (ja) E−utranのための二次同期コードブック
CA2175488C (en) Method and apparatus for bifurcating signal transmission over in-phase and quadrature phase spread spectrum communication channels
KR0184990B1 (ko) 데이타 신호 전송 및 수신 장치 및 그 방법
US6333947B1 (en) Interference cancellation system and method and CDMA receiver including an interference cancellation circuit
US8189453B2 (en) Method of OFDM communication using superposition coding
CN101027849B (zh) 无线通信***中对通过空中的通信进行加密的方法和装置
US20060280229A1 (en) Space code block coding and spreading apparatus and method for transmission diversity and CDMA diversity transmitter and CDMA mobile station receiver using the same
JP2007124654A (ja) 通信方法、送信機及び受信機
KR20070045345A (ko) 무선 통신 시스템에서 오버-더-에어 통신의 암호화를 위한방법 및 장치
US6980539B2 (en) Mobile communication system in multi-carrier CDMA scheme using short code and long code
EP2146453B1 (en) System and method for communicating data using constant radius orthogonal walsh modulation
JP2008109690A (ja) キャリア干渉法符号化およびマルチキャリア処理
JP2734955B2 (ja) 無線データ通信装置
JPH10294712A (ja) マルチトーン分割多重アクセス通信のための方法
US6101213A (en) Method system and computer program product for spread spectrum communication using circular waveform shift-keying
JP3217948B2 (ja) 伝送方法及び装置
JP3004147B2 (ja) 周波数ダイバーシチ伝送装置
JP2003244092A (ja) マルチキャリア−cdma変調方式用送信装置およびマルチキャリア−cdma変調方式用受信装置
JP2002033715A (ja) マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法
TW201724765A (zh) 通訊接收裝置、其訊號接收方法、訊號處理方法及訊號傳送方法
US7072382B2 (en) Multiple bit complex bit modulation