JP2007227183A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】付加機能部を取付アダプタと対向して設けた場合であっても、取付アダプタに対する施工作業を容易に行う。
【解決手段】アダプタカバー3の下カバー31が取付部312及び支持部313を備えている。また、器具本体2の樹脂カバー28が取付部287及びラッチ286を備えている。取付部287の挿通孔と取付部312の挿通孔にシャフト34を挿通し、シャフト止めで止めることによって、アダプタカバー3を器具本体2に取り付けられている。このような構成の照明器具を天井面7に取り付けた後、引掛シーリングアダプタ1に対する施工作業を行う場合、まず、キャップ5及びセード4をアダプタカバー3から取り外す。続いて、支持部313の嵌合孔319aをラッチ286から外す。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具に関するものである。
従来、この種の照明器具は、特許文献1のようなものであり、引掛シーリングアダプタなどの取付アダプタを引掛コンセントに取り付けたり、引掛コンセントから取り外したりするなど、照明器具を天井面などに取り付けたままで取付アダプタに対する施工作業を行うときに、上記取付アダプタが外部から見えるようにすることが必要である。このために、従来の照明器具は、図10に示すように、引掛シーリングアダプタ80をカバー81で覆う構造にした場合であっても、上記カバー81として着脱可能なものを用いている。
特開2001−216830号公報(第3〜7頁及び第1図)
上記従来の照明器具に、例えばリモコン受信部などの付加機能部を備えるものが要望されている。この要望を満たすものとして、設置スペースやデザイン性などを考慮すると、取付アダプタと対向して設けられた付加機能部を備えることが多い。
しかしながら、上記のようにして従来の照明器具に付加機能部を備えるものは、付加機能部によって取付アダプタが隠れてしまう。これにより、取付アダプタに対する施工作業を行う場合、付加機能部が邪魔になって、照明器具を天井面などに取り付けたままで上記施工作業を行うことができないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、付加機能部を取付アダプタと対向して設けた場合であっても、取付アダプタに対する施工作業を容易に行うことができる照明器具を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、建築物に配設された引掛コンセントに取り付けられて外部電源と電気的に接続する取付アダプタと、当該取付アダプタと一方で係合し、当該取付アダプタと対向する開口面が他方に形成され、当該取付アダプタと接続するための電源コネクタを有する器具本体と、前記外部電源からの電力に基づいて動作する付加機能部を内蔵するアダプタカバーとを備え、前記アダプタカバーが、前記開口面を開閉自在とし、当該開口面を閉じたときに前記電源コネクタが配置される凹所を形成することを特徴とする。
この構成によれば、通常、アダプタカバーを閉めた状態にして、取付アダプタを外部から見えないようにすることができるとともに、凹所によって電源コネクタとアダプタカバーを接触させることなく取付アダプタとアダプタカバーの距離を短くすることができ、照明器具をより薄型にすることができる。また、照明器具を建築物に取り付けた後、取付アダプタに対する施工作業を行う場合に、アダプタカバーを開けることによって、開口面を通じて外側から取付アダプタを見える状態にすることができるので、上記施工作業を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記アダプタカバーの一端側に設けられ、前記開口面と平行する一の軸の回りに前記器具本体に対して当該アダプタカバーを揺動自在にさせる揺動手段と、前記アダプタカバーの他端側に設けられ、当該アダプタカバーと前記器具本体とを嵌脱自在にさせる嵌脱手段とを備えることを特徴とする。この構成によれば、アダプタカバーを開けたときに、アダプタカバーが器具本体から完全に取り外されることを防止することができる。これにより、例えば取付アダプタが天井面に配設された引掛コンセントに取り付けられていた場合、アダプタカバーの落下を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記器具本体における前記揺動手段の近傍に、前記外部電源からの電力を前記付加機能部に供給するための電線が挿通される挿通孔が形成されることを特徴とする。この構成によれば、器具本体からアダプタカバーに電線を容易に配線することができる。
本発明によれば、通常、取付アダプタを外部から見えないようにし、照明器具をより薄型にすることができる一方、取付アダプタに対する施工作業を行う場合、上記施工作業を容易に行うことができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1について図1〜5を用いて説明する。図1〜5は、実施形態1の照明器具を示す図である。
まず、実施形態1の基本的な構成について説明する。実施形態1の照明器具は、図1に示すように、引掛シーリングアダプタ(取付アダプタ)1と、器具本体2と、アダプタカバー3と、セード4と、キャップ5と、2本のランプ6,6とを備えている。この照明器具は、例えば部屋などの建築物の天井面7に設置されている。この天井面7には、例えば商用電源などの外部電源(図示せず)と接続する引掛シーリング70が配設されている。
2本のランプ6,6は、互いに異なる直径の環状蛍光ランプであり、器具本体2に同心円状に取り付けられている。これらのランプ6,6は、後述の電子安定器25(図2参照)から電力が供給されると点灯する。
引掛シーリングアダプタ1は、ハウジング10と、1対の係合突起11,11と、1対の引掛栓刃12,12とを備えている。ハウジング10は、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、円状の上面100と、上面100と対向する円状の下面101と、上面100と下面101との間に設けられた円筒状の側面102とから構成されたものである。各係合突起11は、ばね付勢によって側面102から先端が外方に突出しているが、例えば押圧など外部からの力が働くと側面102の内方に移動する。各引掛栓刃12は、弧状の基片120と、基片120の先端から他の引掛栓刃12の方向に延設された延設片121とを備えている。この引掛栓刃12は、上面100から上方に突出して設けられている。引掛シーリングアダプタ1は、1対の引掛栓刃12,12が引掛シーリング70と引掛係止することによって、引掛シーリング70と電気的及び機械的に結合し、外部電源(図示せず)と電気的に接続する。
器具本体2は、図2に示すように、ベース20と、収納部材21と、ソケット22と、ソケット支持部材23と、電源コネクタ24(図1参照)と、電子安定器25と、安定器支持部材26と、金属カバー27と、樹脂カバー28と、2つのランプ支持具29,29とを備えている。
ベース20は、例えば金属板などによって形成されたものであり、円状の底面部200と、底面部200の外周縁から下方に延設された筒状の側面部201と、側面部201の下端から外方に延設された円環状の鍔部202とを備えている。また、ベース20には、外周縁の一部に切り欠き部203が形成されている。底面部200は、中心側が外周側より下方に位置するように段差部204を備えている。また、底面部200には、中心に円状の開口205が形成され、この開口205の周囲に4つのねじ孔206・・・が形成され、切り欠き部203の近傍に1対のねじ孔207が形成されている。鍔部202には、4つのねじ孔208・・・が形成されている。
収納部材21は、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、底面部210と、底面部210の外周縁から上方に延設された外周部211とを備えている。底面部210の中央には、引掛シーリングアダプタ1(図1参照)が挿入される開口212が形成されている。また、収納部材21は、図1に示すように、開口212の縁から上方及び下方に延設された筒部213と、筒部213の上端から内方に延設された突条部214と、突条部214の内周端から上方に延設された上方係止部215と、突条部214の内周端から下方に延設された下方係止部216とを備えている。この収納部材21は、ベース20の開口205の近傍に取り付けられる。このとき、外周部211は、上端がベース20の段差部204の近傍と当接する。また、上方係止部215は、ベース20の開口205の縁部と係止する。筒部213及び下方係止部216は、引掛シーリングアダプタ1の1対の係合突起11,11と係合する。これにより、収納部材21は、引掛シーリングアダプタ1にベース20を着脱自在に支持させることができる。
ソケット22は、図2に示すように、上面でソケット支持部材23に取り付けられるとともに、後述の樹脂カバー28のソケット収納部282に収納され、2本のランプ6,6の電極部60と接続装着する。ソケット支持部材23は、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、長方形状の底面部230と、底面部230の両端から上方に延設された1対の側面部231と、側面部231の上端の一部から外方に延設された1対の取付部232と、底面部230の一端から下方に延設された保護部233とを備えている。底面部230には、ソケット22からの電線を引き込むための貫通孔が形成されている。また、各取付部232には、ねじ孔234が形成されている。上記ソケット支持部材23は、ねじ孔207,234にねじ(図示せず)が挿入されることによって、ベース20にねじ止め固定される。
電源コネクタ24は、図1に示すように、電源線240の先端に設けられたものであり、引掛シーリングアダプタ1と接続するものである。電源線240は、引掛シーリングアダプタ1と電子安定器25(図2参照)とを電気的に接続するものである。電子安定器25は、図2に示すように、例えばインバータ式の点灯回路からなり、プリント基板250と、プリント基板250に設けられた複数の電子部品251・・・とを備え、安定器支持部材26に取り付けられるものである。この電子安定器25は、外部電源(図示せず)から電力が供給された状態で、後述のリモコン受信部33からの受信信号に基づいて、2本のランプ6,6及び後述の複数の発光ダイオード321・・・(図3参照)を点灯させる。また、安定器支持部材26は、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、開口260が形成された底面部261と、開口260の縁部から下方に延設された筒状の突条部262と、底面部261から下方に突出して設けられた複数の突出部263・・・とを備えている。この安定器支持部材26は、複数の突出部263・・・が電子安定器25の外周縁と係止することによって、電子安定器25を支持する。また、安定器支持部材26は、ベース20の底面部200に取り付けられる。
金属カバー27は、例えば金属板などによって形成されたものであり、円錐台形状の底面部270と、底面部270の外周縁から外方に延設された環状の鍔部271とを備えている。また、金属カバー27の外周縁の一部には、切り欠き部272が形成されている。底面部270には、中心に開口273が形成され、開口273の周囲に貫通孔274が形成されている。また、鍔部271には、4つのねじ孔275・・・が形成されている。上記金属カバー27は、鍔部271がベース20の鍔部202に当接し、ねじ孔208,275にねじ(図示せず)が挿入されることによって、ベース20にねじ止め固定される。
樹脂カバー28は、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、円錐台形状の底面部280と、底面部280の外周縁から上方に延設された側面部281と、底面部280の外周縁の一部に下方に傾いて設けられたソケット収納部282とを備えている。ソケット収納部282は、下方の一部、上方及び外方が開口している。また、底面部280には、中心に開口283が形成され、開口283の近傍に凹部284が形成され、外周縁の近傍に1対の挿通孔285,285が形成されている。開口283は、器具本体2が組み立てられて引掛シーリングアダプタ1と係合したときに、引掛シーリングアダプタ1と対向する。凹部284の底部には、図1に示すように、貫通孔284aが形成されている。貫通孔284a及び金属カバー27の貫通孔274には、ラッチ286(図1参照)が嵌合して設けられる。さらに、底面部280は、開口283の近傍であって貫通孔284aと対向して下方に突出して設けられた取付部287を備えている。この取付部287には、挿通孔288が形成されている。また、底面部280の取付部287と開口283の間には、挿通孔289(図4参照)が形成されている。この挿通孔289には、後述の発光ダイオードユニット32及びリモコン受信部33(図3参照)に電子安定器25からの電力を供給するための電線36(図4参照)が挿通される。
各ランプ支持具29は、例えば細長い金属板などによって、下端側がランプ6の管径に応じて凹状に形成され、上端が樹脂カバー28の挿通孔285を挿通し、金属カバー部材27にねじ止め固定されるものである。このランプ支持具29は、2本のランプ6,6を支持する。
アダプタカバー3は、図3に示すように、上カバー30と、下カバー31と、2つの発光ダイオードユニット32,32と、リモコン受信部33とを備えている。
上カバー30は、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、円状の底面部300と、底面部300の外周縁から下方に延設された側面部301と、側面部301から外方に延設された円環状の鍔部302とを備えている。底面部300の中央には、凹部303が形成されている。この凹部303には、アダプタカバー3が樹脂カバー28の開口283(図2参照)を閉じたときに、電源コネクタ24が配置される(図1参照)。また、底面部300は、下方に突出して設けられた2対の係止部304・・・を備えている。各係止部304には、対向する係止部304側に凹部305が形成されている。また、側面部301の下方の一部には、切り欠き部306が形成されている。上記上カバー30は、発光ダイオードユニット32,32及びリモコン受信部33を制御する制御部(図示せず)を凹部303の周囲に内蔵している。これにより、凹部303が形成されたとしても、上カバー30の高さを大きくする必要がない。
下カバー31は、透光性材料によって形成されたものであり、底面部310と、底面部310の外周縁から上方及び下方に延設された側面部311と、側面部311の上端の一部から外方に設けられた取付部312及び支持部313(図4参照)とを備えている。底面部310には、開口314が形成され、1対の係止孔315,315が中心に関して点対称に形成されている。側面部311の下端には、4つの係止溝部316・・・が形成されている。上記下カバー31は、取付部312を上カバー30の切り欠き部306に嵌合させた状態で上カバー30とねじ止め固定される。
また、取付部312には、側面部311の周方向に貫通する挿通孔312aが形成されている。この挿通孔312aには、樹脂カバー28の挿通孔288(図2参照)とともに、シャフト34が挿通される。このシャフト34は、一端に鍔部340が設けられ、他端にシャフト止め35と嵌合するものである。シャフト34及びシャフト止め35は、例えば樹脂成形などによって形成されている。上記下カバー31は、樹脂カバー28の取付部287(図2参照)が取付部312を挟持した状態で、シャフト34が挿通孔288,312aを挿通し、他端でシャフト止め35と嵌合固定するヒンジ構造とすることによって、樹脂カバー28に対して揺動自在に取り付けられる。つまり、取付部287,312及びシャフト34は、アダプタカバー3の一端側に設けられ、樹脂カバー28の開口283(図2参照)と平行する一の軸回りに器具本体2に対してアダプタカバー3を揺動自在にさせる揺動手段である(図4参照)。
さらに、支持部313は、図4に示すように、接合片317と、接合片317の先端から上方に延設された延設片318と、延設片318の上端から外方に延設された嵌合片319とを備え、取付部312と中心を挟んで略180°対向して配置されている。また、支持部313は、ランプ6,6の電極部60(図1参照)と中心を挟んで略180°対向して配置されている。これにより、電極部60から発生する熱の影響を低減することができる。嵌合片319の中央には、嵌合孔319aが形成されている。上記支持部313は、嵌合孔319aがラッチ286に引っ掛けられて固定されることによって、器具本体2に嵌合される。つまり、支持部313及びラッチ286は、アダプタカバー3の他端側に設けられ、アダプタカバー3と器具本体2とを嵌脱自在にさせる嵌脱手段である。
上記より、アダプタカバー3は、引掛シーリングアダプタ1の真下となる樹脂カバー28の開口283を開閉自在である。つまり、アダプタカバー3は、通常時に開口283を塞ぐことができ、引掛シーリングアダプタ1に対する施工作業を行う場合に開口283を開けることができる。
2つの発光ダイオードユニット32,32のそれぞれは、図3に示すように、プリント基板320と、4つの発光ダイオード321・・・とを備えている。これら2つの発光ダイオードユニット32,32は、上カバー30及び下カバー31に内蔵され、電線36(図4参照)を介して外部電源(図示せず)からの電力に基づいて動作する付加機能部である。この電線36は、電源線や信号線を含むものであり、器具本体2内と各発光ダイオードユニット32及びリモコン受信部33とを接続している。4つの発光ダイオード321・・・は、同じ方向に照射するようにプリント基板320に取り付けられている。2つの発光ダイオードユニット32,32は、それぞれのプリント基板320が対向し、それぞれの発光ダイオード321が反対方向に照射するように、上カバー30の2対の係止部304・・・と係止する。
リモコン受信部33は、ケース330と、ケース330に内蔵されている複数の受信用素子331・・・(図1参照)とを備えている。ケース330は、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、底面部332と、底面部332の外周縁から延設された4つの側面部333,334とを備えている。底面部332には、四角形状の凸部335と、略円状の凸部336とが形成されている。側面部333及び側面部333と対向する側面部は、上端の一部からさらに上方に延設された係止片337をそれぞれ備えている。2つの係止片337,337は、互いに向き合っている。また、4つの側面部333,334は、外方に突出して設けられた突条部338を備えている。さらに、側面部334は、外方に突出して設けられた突出部339を備えている。この突出部339には、上下方向に貫通した貫通孔339aが形成されている。上記リモコン受信部33は、係止片337,337を上カバー30に係止させ、突条部338を下カバー31の開口314の周囲と当接させることによって、上カバー30及び下カバー31に内蔵される(図1参照)。このリモコン受信部33も、電線36(図4参照)を介して2つの発光ダイオードユニット32,32とともに、外部電源(図示せず)からの電力に基づいて動作する付加機能部である。
セード4は、図2に示すように、乳白色の透過拡散性の例えばアクリル樹脂などの樹脂によって形成されたものであり、2本のランプ6,6を覆う環状のカバー部40と、カバー部40の内周縁から上方に延設された筒状の筒部41と、筒部41の上端の一部から内方に延設された4つの支持部42・・・と、4つの支持部42・・・の内端を結ぶ円筒状の筒部43と、筒部43の下端の一部から内方に突出して設けられた4つの係止部44とを備えている。4つの支持部42・・・のそれぞれは、隣接する他の支持部42と90°離れて四方に設けられ、カバー部40を支持している。係止部44は、支持部42と同じ個数であり、それぞれが支持部42と対応し、対応する支持部42の内方に配置されている。また、支持部42及び筒部43に囲まれた4つの位置に、開口45・・・がそれぞれ形成されている。さらに、セード4の中央には、開口46が形成されている。
このセード4は、各係止部44が開口46の周縁に沿って回動して2本のランプ6,6の内側で下カバー31の係止溝部316(図3参照)と係止することによって、器具本体2及び2本のランプ6,6を覆うようにアダプタカバー3に取り付けられる。これにより、セード4は、外周側の上方を開放させた状態でアダプタカバー3に保持されるので、天井面7への配光性能を高めることができる(図1参照)。また、ランプ6,6及び発光ダイオード321・・・(図3参照)からの光を直接又は樹脂カバー28に反射して間接的に4つの開口45・・・から外部に照射させることができ、下方への配光性能を高めることができる。さらに、係止部44によって、例えば人の操作などによる力(例えば、上方から下方への力)がセード4に加わった場合に支持部42の強度を向上させることができるとともに、セード4を製造するときの樹脂の流動性を向上させて不良品の個数を低減することができる。
また、図1に示すように、セード4がアダプタカバー3に取り付けられたとき、2つの支持部42がそれぞれアダプタカバー3の取付部312及び支持部313の真下になるように配置される。これにより、取付部312及び支持部313を外部(下方)から直接見えにくくすることができるので、デザイン的にも優れ、外観上のすっきり感を向上させることができる。
キャップ5は、透光性材料によって形成されたものであり、円状の底面部50と、底面部50の外周端から上方に延設された3つの突条部51,52,53と、底面部50から上方に突出して設けられた1対の係止部54とを備えている。このキャップ5は、各係止部54が下カバー31の係止孔315(図3参照)と係合することによって、アダプタカバー3に取り付けられる。
次に、実施形態1のアダプタカバー3の組立方法について図3を用いて説明する。まず、上カバー30の2対の係止部304・・・に2つの発光ダイオードユニット32,32を係止させる。続いて、1対の係止片337,337を上カバー30に係止させ、突条部338を下カバー31の開口314の周囲と当接させることによって、リモコン受信部33を上カバー30及び下カバー31に収納する。その後、取付部312を切り欠き部306に嵌合させて、上カバー30と下カバー31をねじ止め固定する。その後、樹脂カバー28の挿通孔288(図2参照)と挿通孔312aにシャフト34を挿通し、シャフト止め35で止めることによって、アダプタカバー3を樹脂カバー28に取り付ける。このようにして、アダプタカバー3を組み立てることができる。このとき、アダプタカバー3の一部を樹脂カバー28の開口283(図2参照)に落と込ませることができる。
続いて、実施形態1の照明器具の取付方法について図1を用いて説明する。なお、既にアダプタカバー3が器具本体2に取り付けられている。まず、引掛シーリングアダプタ1を天井面7の引掛シーリング70に引掛係止させて取り付ける。続いて、アダプタカバー3を取り付けた器具本体2を引掛シーリングアダプタ1に取り付ける。その後、2本のランプ6,6をソケット22及びランプ支持具29に取り付ける。その後、セード4をアダプタカバー3に取り付ける。セード4を取り付けた後、キャップ5をアダプタカバー3に取り付ける。
さらに、実施形態1の照明器具を天井面7に取り付けた後に、引掛シーリングアダプタ1に対する施工作業を行う場合について図5を用いて説明する。まず、キャップ5及びセード4(図1参照)をアダプタカバー3から取り外す。続いて、アダプタカバー3の支持部313の嵌合孔319aをラッチ286から外す。これにより、開口283を介して引掛シーリングアダプタ1を外側から見える状態になり、この引掛シーリングアダプタ1に対する施工作業を行うことができる。
以上、実施形態1によれば、図1に示すように、引掛シーリングアダプタ1と対向して発光ダイオードユニット32,32及びリモコン受信部33を設置した場合であっても、通常、アダプタカバー3を閉めた状態にして、引掛シーリングアダプタ1を外部から見えないようにすることができるとともに、アダプタカバー3の凹部303によって、電源コネクタ24とアダプタカバー3を接触させることなくアダプタカバー3の一部を開口283(図2参照)に落とし込ませて引掛シーリングアダプタ1とアダプタカバー3の距離を短くすることができ、照明器具をより薄型にすることができる。また、照明器具を天井面7に取り付けた後、引掛シーリングアダプタ1に対する施工作業を行う場合に、アダプタカバー3を開けることによって、開口283を通じて外側から引掛シーリングアダプタ1を見える状態にすることができるので、上記施工作業を容易に行うことができる。さらに、アダプタカバー3を電源コネクタ24や電線36(図4参照)に力を加えることなく開閉することができる。
上記に追加して、アダプタカバー3を開けたときに、アダプタカバー3が器具本体2から完全に取り外されることを防止することができるので、アダプタカバー3の落下を防止することができる。また、樹脂カバー28の開口283と取付部287の間に挿通孔289(図4参照)が形成されることによって、2つの発光ダイオードユニット32,32及びリモコン受信部33からの電線36(図4参照)を器具本体2からアダプタカバー3に容易に配線することができるとともに、電線36の露出やアダプタカバー3の開閉による電線36の移動を低減することができる。さらに、電線36がアダプタカバー3の開閉に対して悪影響を与えずに、アダプタカバー3の開閉をスムーズに行うことができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について図6〜9を用いて説明する。図6〜9は、実施形態2の照明器具を示す図である。
実施形態2の照明器具は、実施形態1の照明器具と構造が一部異なるものであり、図6に示すように、引掛シーリングアダプタ1aと、器具本体2aと、アダプタカバー3aと、セード4と、キャップ5と、2本のランプ6,6とを備えている。この照明器具は、実施形態1と同様に、引掛シーリング70が配設された天井面7に設置されている。なお、実施形態2のセード4、キャップ5及び2本のランプ6,6は、図7に示すように、実施形態1と同様のものである。
引掛シーリングアダプタ1aは、図6に示すように、ハウジング10aと、1対の係合突起11a,11aと、1対の引掛栓刃12,12とを備えている。ハウジング10aの側面102aには、1対の凹部103,103が形成されている。各係合突起11aは、ばね付勢によって凹部103から先端が外方に突出しているが、例えば押圧など外部からの力が働くと側面102aの内方に移動する。なお、引掛シーリングアダプタ1aは、上記以外の点において、実施形態1の引掛シーリングアダプタ1(図1参照)と同様である。
器具本体2aは、実施形態1の収納部材21(図2参照)に代えて、図6に示すような収納部材21aを備えている。収納部材21aは、例えば樹脂成形などによって形成されたものであり、底面部210aを備えている。底面部210aの中央には、引掛シーリングアダプタ1が挿入される開口212aが形成されている。また、収納部材21aは、開口212aの近傍から下方に延設された筒部213aを備えている。この収納部材21aは、ベース20の開口205の近傍に取り付けられる。このとき、筒部213aは、引掛シーリングアダプタ1aの1対の係合突起11a,11aと係合する。これにより、収納部材21aは、引掛シーリングアダプタ1aにベース20を着脱自在に支持させることができる。なお、器具本体2aは、上記以外の点において、実施形態1の器具本体2(図2参照)と同様である。
アダプタカバー3aは、上カバー30aと、下カバー31と、2つの発光ダイオードユニット32a,32aと、リモコン受信部33とを備えている。実施形態2の下カバー31は、実施形態1のものと同様であり、図9に示すように、取付部312と支持部313が中心を挟んで略180°対向して配置され、ランプ6,6の電極部60と支持部313も中心を挟んで略180°対向して配置されている。なお、リモコン受信部33は、実施形態1のものと同様である。
上カバー30aの底面部300aの中央には、図6に示すように、凹部303aが形成されている。この凹部303aには、アダプタカバー3aが樹脂カバー28の開口283(図2参照)を閉じたときに、電源コネクタ24が配置される。なお、上カバー30aは、上記以外の点において、実施形態1の上カバー30(図3参照)と同様である。
2つの発光ダイオードユニット32a,32aのそれぞれは、プリント基板320aと、2つの発光ダイオード321aとを備えている。2つの発光ダイオードユニット32a,32aは、それぞれのプリント基板320aが対向するように、上カバー30aの2対の係止部304a・・・と係止する。このとき、各発光ダイオード321aは、下カバー31の取付部312及び支持部313より下方のセード4の支持部42及び係止部44と略同じ高さに配置されている。また、各発光ダイオード321aは、図8に示すように、照射方向(図8の矢印)が、下カバー31の取付部312及び支持部313(図9参照)の方向と直交する方向(図8の上下方向)になるように配置されている。なお、2つの発光ダイオードユニット32a,32aは、上記以外の点において、実施形態1の2つの発光ダイオードユニット32,32(図3参照)と同様である。
以上、実施形態2によれば、図6に示すように、セード4の係止部44を発光ダイオード321aと略同じ高さに設けることによって、照明器具の高さを低くすることができる。また、図8に示すように、発光ダイオード321aの照射方向にセード4の支持部42及び係止部44が設けられていないので、発光ダイオード321aからの光が上記支持部42及び係止部44によって遮断されることを低減することができる。さらに、発光ダイオード321aの照射方向がアダプタカバー3の取付部312及び支持部313(図9参照)を避けているので、発光ダイオード321aの照射が遮断されることなく、アダプタカバー3の開閉をラッチ286に対する開閉操作によって容易に行うことができる。
なお、実施形態1,2の変形例として、引掛コンセントとして天井面に引掛ローゼットが配設された場合、取付アダプタとして、引掛シーリングアダプタに代えて引掛ローゼットアダプタを備えてもよい。このような構成にしても、実施形態1,2と同様の効果を得ることができる。
また、実施形態1,2の他の変形例として、発光ダイオードユニット及びリモコン受信部と器具本体内とを接続する電線が挿通される挿通孔が、樹脂カバーの底面部に代えて取付部に形成されてもよい。このようにしても、実施形態1,2と同様の効果を得ることができる。
本発明による実施形態1の照明器具の断面図である。 同上の照明器具の分解斜視図である。 同上のアダプタカバーの分解斜視図である。 同上の照明器具の要部を示す斜視図である。 同上の照明器具の要部を示す断面図である。 本発明による実施形態2の照明器具の断面図である。 同上の照明器具の要部を示す斜視図である。 同上の照明器具の要部を示す下面図である。 同上の照明器具の要部を示す下面図である。 従来の照明器具の断面図である。
符号の説明
1 引掛シーリングアダプタ
2 器具本体
28 樹脂カバー
286 ラッチ
287 取付部
3 アダプタカバー
31 下カバー
312 取付部
313 支持部
319a 嵌合孔
34 シャフト
4 セード
5 キャップ

Claims (3)

  1. 建築物に配設された引掛コンセントに取り付けられて外部電源と電気的に接続する取付アダプタと、
    当該取付アダプタと一方で係合し、当該取付アダプタと対向する開口面が他方に形成され、当該取付アダプタと接続するための電源コネクタを有する器具本体と、
    前記外部電源からの電力に基づいて動作する付加機能部を内蔵するアダプタカバーと
    を備え、
    前記アダプタカバーが、前記開口面を開閉自在とし、当該開口面を閉じたときに前記電源コネクタが配置される凹所を形成する
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記アダプタカバーの一端側に設けられ、前記開口面と平行する一の軸の回りに前記器具本体に対して当該アダプタカバーを揺動自在にさせる揺動手段と、
    前記アダプタカバーの他端側に設けられ、当該アダプタカバーと前記器具本体とを嵌脱自在にさせる嵌脱手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記器具本体における前記揺動手段の近傍に、前記外部電源からの電力を前記付加機能部に供給するための電線が挿通される挿通孔が形成されることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
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