JP2011040229A - 照明装置 - Google Patents

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尊史 山下
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Abstract

【課題】室内に均一な光を照射して使用者に快適な生活空間を提供することができ、且つ天井などの取付対象に確実に取り付けることができる照明装置を提供する。
【解決手段】筐体1の一面に設けた開口1aの略全面から光が照射され、照明装置を天井に取り付けた場合に、室内に均一な光が照射される構成とした。そのため不均一な光が照射されることによる不快感または違和感を使用者に与えることはない。また連結部材9は、開口1aから照射された光の光路を妨げないように筐体1に固定してあるので、連結部材9によって光の進行が妨害され、影が生じることを防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は筐体に収容された複数の光源から光を照射する照明装置に関する。
従来、室内又は屋外の照明用の光源として、白熱電球及び蛍光灯が主として用いられている。近年、環境意識の高まりを受け、これらの光源に代えて、白熱電球及び蛍光灯に比較して低消費電力かつ長寿命という特性を有する発光ダイオード(以下LEDという)を光源とした照明装置が用いられるようになっている(例えば特許文献1参照)。特に天井に取り付ける照明装置は長時間連続して使用することが多いため、LEDを用いた照明装置が急速に普及している。
天井に取り付ける照明装置は、天井内に設けられたアンカーボルトなどの取付部材を介して天井に取り付けることができるように構成されている。例えば、フレームに開口を設けて、該開口の両側にLEDパネルを装着して照明装置を構成することで、作業者は開口に手を差し入れて、取付部材にフレームを固定することができる。
特開2009−16093号公報
しかし開口にはLEDパネルを装着することができないため、室内などの照明対象全体に亘って均一な照明を行うことができず、使用者に違和感又は不快感を与えるおそれがある。均一な照明を行うべく、フレームを大型にして、開口の周囲に多数のLEDパネルを装着することが考えられるが、照明装置が大型化するという問題が生じる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、天井などの取付対象に取り付ける場合であっても、大型化することなく、室内などの照明対象全体に亘って均一な照明を行うことができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、取付対象に取り付けられる筐体と、該筐体に収容された光源とを備える照明装置において、前記筐体の外面と前記取付対象とを連結する連結部材を備えることを特徴とする。
本発明においては、連結部材は、筐体の外面と天井などの取付対象とを連結するので、照明装置を天井に取り付けるための開口を筐体に設ける必要がなく、筐体の内側にて所望の位置に光源を装着することができる。
本発明に係る照明装置は、前記筐体の一面に開口を設けてあり、前記開口に対向する前記筐体の内面に前記光源を装着してあることを特徴とする。
本発明においては、開口に対向する筐体の内面に光源が装着してあるので、開口から均一な光が確実に照射される。
本発明に係る照明装置は、前記連結部材は前記一面以外の前記筐体の箇所に固定されることを特徴とする。
本発明においては、開口を開設した筐体の一面以外の箇所に連結部材を固定しているので、開口から照射された光の進行を連結部材が妨害することを確実に回避することができる。
本発明に係る照明装置は、前記筐体の外側にて前記開口に対向しており、光を拡散して透過する透光性カバーと、前記開口の周縁部を覆い、前記透光性カバーを保持する保持枠とを備え、前記保持枠は、前記連結部材を収容する収容部を備えることを特徴とする。
本発明においては、連結部材は保持枠の収容部に収容されるので、連結部材が保持枠よりも外側に突出することを回避することができる。
本発明に係る照明装置は、前記収容部は凹部であることを特徴とする。
本発明においては、凹部内にて、前記連結部材が筐体に固定されるので、連結部材が保持枠よりも外側に突出することを防ぎ、照明装置の外観意匠性を向上させることができる。
本発明に係る照明装置は、前記開口の周縁部に設けてあり、前記透光性カバーの位置決めを行う位置決め部を備えることを特徴とする。
本発明においては、位置決め部によって、筐体に対する透光性カバーの位置決めを行うので、照明装置を迅速に組み立てることができる。
本発明に係る照明装置は、前記筐体と前記保持枠との位置を整合させるための指標を備えることを特徴とする。
本発明においては、例えば筐体が平面視正方形状をなす対称な形状であったとしても、筐体と保持枠との組立時において、組立作業者が指標を確認することで、筐体と保持枠との相対位置を容易に整合させることができる。
本発明に係る照明装置は、前記筐体は直方体をなし、前記収容部が対向する前記筐体の一側面及び該一側面に交差する前記筐体の他側面に固定部材を挿通する挿通孔がそれぞれ設けてあり、前記一側面及び他側面に設けた挿通孔の数は異なり、前記挿通孔が前記指標であることを特徴とする。
本発明においては、直方体をなす筐体の一側面及び他側面に設けた挿通孔の数を異ならせることによって、組立作業者は挿通孔を指標として筐体と保持枠との相対位置を容易に整合させることができる。筐体と保持枠とを固定するねじなどの固定部材を挿通する挿通孔を指標とすることで、別途指標を設けることなく簡素な構成にて、筐体と保持枠との相対位置を容易に整合させることができる。
本発明に係る照明装置は、前記挿通孔の位置に対応する貫通孔が前記保持枠に設けてあり、前記貫通孔及び挿通孔を挿通した前記固定部材は、前記保持枠と面一になるように前記貫通孔の内側に位置していることを特徴とする。
本発明においては、固定部材として、例えば皿子ねじを使用し、皿子ねじの頭部を保持枠と面一になるように貫通孔の内側に配置することで、照明装置の外観意匠性を向上させることができる。
本発明に係る照明装置は、前記挿通孔の位置に対応する貫通した取付孔が前記連結部材に設けてあり、前記挿通孔及び取付孔を挿通した前記固定部材は、前記連結部材と面一になるように前記取付孔の内側に位置していることを特徴とする。
本発明においては、固定部材として、例えば皿子ねじを使用し、皿子ねじの頭部を連結部材と面一になるように取付孔の内側に配置することで、照明装置の外観意匠性を向上させることができる。
本発明に係る照明装置は、前記筐体は板材を折曲げて一部を接合して形成してあり、前記板材同士の接合部分を溶接してあることを特徴とする。
本発明においては、板材同士の接合部分を溶接してあるので、接合部分から光が漏洩することを防止し、照明装置の品位を向上させることができる。
本発明に係る照明装置は、前記連結部材は前記筐体に仮止めするための仮止部を備えることを特徴とする。
本発明においては、連結部材の仮止部にて保持枠を筐体に仮止めするので、天井などの取付の困難な取付対象に照明装置を取り付ける場合であっても、短時間で取付作業を終了することができる。
本発明に係る照明装置は、前記筐体と前記連結部材との固定部分を補強する補強部材を備えることを特徴とする。
本発明においては、補強部材によって筐体と連結部材とを強固に固定することができ、安全性を向上させることができる。
本発明に係る照明装置は、前記光源はLEDであることを特徴とする。
本発明においては、光源としてLEDを使用することで、発熱量及び消費電力を蛍光管及び白熱電球に比較して抑制することができる。
連結部材は、筐体の外面と天井などの取付対象とを連結するので、照明装置を天井に取り付けるための開口を筐体に設ける必要がない。そのため筐体が小型であっても、筐体の内側にて所望の位置に光源を装着することで、室内などの照明対象全体に亘って均一な照明を行うことができる。
実施の形態1に係る照明装置を略示する外観図である。 照明装置を略示する分解斜視図である。 照明装置を略示する部分縦断面図である。 位置決め部を略示する部分拡大斜視図である。 筐体の製造工程を説明する説明図である。 照明装置、連結部材及び天井パネルを略示する分解斜視図である。 天井パネルに取り付けた照明装置を略示する縦断面図である。 実施の形態2に係る照明装置を略示する部分縦断面図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る照明装置を示す図面に基づいて詳述する。図1は照明装置を略示する外観図、図2は照明装置を略示する分解斜視図、図3は照明装置を略示する部分縦断面図、図4は位置決め部を略示する部分拡大斜視図、図5は筐体の製造工程を説明する説明図である。
図において1は光源を収容するアルミ製の筐体である。該筐体1は平面視正方形状をなす薄型の直方体であり、正方形状をなす筐体1の一面には開口1aが設けてある。該開口1aの縁部分を切り起こして、外向きに突出した位置決め部2が形成してあり(図4参照)、該位置決め部2は前記一面に対して略垂直になっている。位置決め部2は開口1aの各縁部分にそれぞれ二つずつ形成されている。
なお筐体1は正方形部10と、正方形部10の各辺から延出した矩形の四つのフラップ部11とからなる板材12を基に製造されており(図5(a)参照)、板材12のフラップ部11を内側に折り曲げて(図5(b)参照)、各フラップ部11の近接する縁部分を溶接することによって製造されている(図5(c)参照)。そのため光源の光が筐体1の縁部分から漏出することはない。
図2に示すように、筐体1の内側において、前記一面に対向する筐体1の他面1bの略全面に複数のLED基板3がボルト締めにて取り付けてある。LED基板3は、基板3aと、該基板3aの一面に対してマトリックス状に実装された複数のLED3bとを備えている。LED基板3は開口1aの略全面に対面している。基板3aの一縁部には基板3a同士を接続する接続コネクタ3cが設けてあり、前記一縁部に対向する基板3aの他縁部には、後述する電源ユニットに接続する電源コネクタ3dが設けてある。各LED基板3は接続コネクタ3cを互いに接続しており、電源コネクタ3dは筐体1の他面1bに開設された孔(図示せず)に挿通された導線(図示せず)に接続している。該導線は電源ユニットに接続されている。
LED基板3の周囲に断面L形の補強部材4が複数配してある。該補強部材4は、筐体1の他面1bの両側縁部にそれぞれ三つずつ並設されている。該補強部材4は前記他面1bに固定される固定板部4aと、該固定板部4aに略直角な直角板部4bとを備える。固定板部4aは筐体1の他面1bに対面しており、固定板部4aには貫通した孔4aaが設けてある(図3参照)。直角板部4bは固定板部4aの縁部分に連接しており、前記他面1bに直角な筐体1の第1側面1c又は該第1側面1cに対向する第2側面1dに対面している。また直角板部4bには貫通した孔4baが設けてある。
筐体1の他面1bには、固定板部4aの孔4aaに対応する位置において、貫通したリベット孔1baが設けてある。該リベット孔1ba及び前記孔4aaに、筐体1の外側からリベット5が挿入してあり、該リベット5によって補強部材4が筐体1の他面1bに固定してある。また第1側面1c及び第2側面1dには、前記孔4baに対応する位置に三つの挿通孔50、50、50が設けてあり、更に該三つの挿通孔50、50、50の間であって、三つの挿通孔50、50、50よりも開口1a側に、雌ねじを形成した二つの挿通孔51、51が設けてある。また第1側面1c及び第2側面1dに直角な筐体1の第3側面1e及び第4側面1fに、それぞれ二つの挿通孔51、51が設けてある。すなわち第1側面1c及び第2側面1dには五つの挿通孔が設けてあり、第3側面1e及び第4側面1fには二つの挿通孔が設けてある。
前記開口1aよりも若干大きな縦寸法及び横寸法を備える正方形状の透光性カバー6が開口1aを塞いでいる。縦方向及び横方向において、透光性カバー6の開口1aに対する位置は前記位置決め部2によって整合している。透光性カバー6は合成樹脂からなり、LED3bから照射された光を拡散して透過するように構成されている。
前記透光性カバー6は正方形状の保持枠7によって筐体1に保持されている。該保持枠7は鉄、アルミなどの金属からなり、幅狭の正方形状の額縁部7aと、該額縁部7aの各辺から透光性カバー6に向けてそれぞれ延出しており、前記額縁部7aの辺を長手方向の辺とした矩形状の四つの側面部7b、7b、・・・、7bとを備える。
額縁部7aの縦寸法及び横寸法は透光性カバー6よりも若干大きくなっており、額縁部7aは開口1aの縁部分との間で透光性カバー6の縁部分を挟持している。各側面部7bは前述した第1側面1c〜第4側面1fに密着した状態でそれぞれ対向している。各側面部7bには二つの貫通孔52、52がそれぞれ設けてあり、該貫通孔52、52は、第1側面1c〜第4側面1fに設けた挿通孔51、51に対応している。
また第1側面1c及び第2側面1dに対向する保持枠7の二つの側面部7b、7bには、長手方向に沿った細長い切欠状の凹部7c、7cがそれぞれ形成してある。
前記貫通孔52、52にはねじ61、61が挿入してあり、挿入したねじ61、61を、雌ねじを形成した挿通孔51、51に螺合させることによって、保持枠7を筐体1に固定している。
筐体1の他面1bの外側には、電源ユニット8aを収容する箱形の電源フレーム8が固定してある。電源ユニット8aは、交流電流を直流電流に整流する全波整流部、LED3bの順電流を一定にする定電流部、及びLED3bの調光を行う調光回路などを備えている。
電源フレーム8の側面には商用電源を接続する電源端子8bと、調光信号を生成する信号生成部(図示せず)と接続するための調光端子8cとが設けてある。電源端子8b及び調光端子8cは電源ユニット8aに接続してある。外部機器から調光指令が調光端子8cに入力され、入力された調光指令に基づいて信号生成部が調光信号を生成する。電源ユニット8aは生成した調光信号に基づいて、商用電源から入力された電圧を制御するように構成されている。
電源フレーム8の両側には、照明装置を天井に連結するための二つの連結部材9、9が配置される。連結部材9は、前記筐体1の第1側面1c又は第2側面1dに対向する第1板部9aと、該第1板部9aに対して直角であり、前記筐体1の他面1bに対向する第2板部9bと、該第2板部9bに対して直角であり、筐体1と反対側に延出した第3板部9cと、該第3板部9cに対して直角であり、電源フレーム8側に延出した第4板部9dとを備える。
第1板部9aの縦寸法及び横寸法は前記凹部7cと略同寸であり、第1板部9aの厚さ寸法と凹部7cの厚さ寸法とは略同じである。そのため第1板部9aは凹部7c内に収まり、凹部7c内に収まった第1板部9aと保持枠7の側面部7bとは面一になる。
第1板部9aには、第1側面1c又は第2側面1dに設けた三つの挿通孔50、50、50に対応する貫通した三つの取付孔9aa、9aa、9aaが設けてあり、該取付孔9aa、9aa、9aa、挿通孔50、50、50及び補強部材4の孔4baにボルト60、60、60を挿入してある。ボルト60、60、60はナットと協働して連結部材9を筐体1に固定する。
第2板部9bには、前記リベット5に対応する位置において、リベット5の頭部よりも大径の孔9baが設けてある。リベット5の頭部は第2板部9bに干渉することなく、孔9baの内側に位置している。なおリベット5の頭部の厚さ寸法は孔9baの軸方向寸法と同じかそれよりも小さくなるように設計されており、リベット5の頭部が孔9baから突出しないようにしてある。
第3板部9cは第2板部9bの縁部分に連接しており、筐体1と反対側へ適長延出している。第4板部9dは第3板部9cの延出端部に連接しており、第4板部9dには複数のボルト孔9daが設けてある。
本発明に係る照明装置は連結部材9を介して天井などの取付対象に取り付けられる。図6は照明装置、連結部材及び天井パネルを略示する分解斜視図、図7は天井パネルに取り付けた照明装置を略示する縦断面図である。
天井パネル20は、頂部を上側に位置させた角錐台状をなし、天井パネル20の頂部及び底部は開放されている。天井パネル20の頂部の周縁部には取付枠21がねじ止めにて設けてあり、該取付枠21には、前記第4板部9dに設けたボルト孔9daに対応する取付孔21aが設けてある。
照明装置の天井パネル20への取り付けは以下の手順で行われる。まず前記第4板部9dに設けたボルト孔9daが取付孔21aと重畳するように、連結部材9を取付枠21の下側に配置し、取付枠21の上側から取付ボルト22を取付孔21a及びボルト孔9daに挿通する。そして挿通した取付ボルト22に取付ナット23を螺合させて、連結部材9を取付枠21に固定する。
次に前記第1板部9aと凹部7cとの位置が整合するように、筐体1を連結部材9に近接させる。そして前述した第1板部9aに設けた三つの取付孔9aa、9aa、9aa、第1側面1c及び第2側面1dに設けた三つの挿通孔50、50、50並びに補強部材4の孔4baにボルト60、60、60を挿通し、ナットと協働して筐体1を連結部材9に固定する。
実施の形態1に係る照明装置にあっては、連結部材9は、筐体1の外面と天井などの取付対象とを連結するので、照明装置を天井に取り付けるための開口を筐体1に設ける必要がない。そのため筐体1が小型であっても、筐体1の内側にて所望の位置にLED3bを装着することで、室内などの照明対象全体に亘って均一な照明を行うことができる。
また開口1aに対向する筐体1の他面1b全体にLED3bが装着してあるので、筐体1の一面に設けた開口1aの略全面から光が照射され、照明装置を天井に取り付けた場合に、室内に均一な光が照射される。そのため不均一な光が照射されて使用者に不快感または違和感を与えることはない。
また開口1aを開設した筐体1の一面以外の箇所に連結部材9を固定しているので、連結部材9によって光の進行が妨害され、影が生じることを防止することができる。
また保持枠7に形成された凹部7c内にて、前記連結部材9が筐体1に固定されるので、連結部材9が保持枠7よりも外側に突出することを防ぎ、照明装置の外観意匠性を向上させることができる。また前記開口1aから照射された光が透光性カバー6にて拡散されるので、均一な光を確実に照射することができる。
また位置決め部2によって、筐体1に対する透光性カバー6の位置決めを行うので、照明装置を迅速に組み立てることができる。
また筐体1は平面視正方形状をなすが、第1側面1c及び第2側面1dには五つの挿通孔が設けてあり、第3側面1e及び第4側面1fには二つの挿通孔が設けてあるので、筐体1と保持枠7との組立時において、組立作業者が挿通孔の数を指標として、保持枠7の向きを確認することで、筐体1と保持枠7との相対位置を容易に整合させることができる。すなわち、挿通孔50、51を指標とすることで、別途指標を設けることなく、簡素な構成にて凹部7cの内側に三つの挿通孔50、50、50を位置させることができる。
また筐体1を構成する板材12同士の接合部分を溶接してあるので、接合部分から光が漏洩することを防止し、照明装置の品位を向上させることができる。また保持枠7によって開口1aの周縁部、すなわち開口1a周縁及び第1側面1c〜第4側面1f付近を覆うので、筐体1からの光漏れを確実に防止することができ、且つ昆虫などの異物の侵入を防止することができる。
また補強部材4によって筐体1と連結部材9とを強固に固定することができ、安全性を向上させることができる。
また光源としてLED3bを使用することで、蛍光管及び白熱電球を使用する場合と比較して発熱量及び消費電力を抑制することができる。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る照明装置を示す図面に基づいて詳述する。図8は照明装置を略示する部分縦断面図である。
図8に示すように、筐体1の第1側面1c及び第2側面1dにはスリット状の仮止孔1gがそれぞれ開設してある。該仮止孔1gは、前記保持枠7を筐体1に取り付けた場合に凹部7cの内側に位置する。また孔4baの内周には雌ねじが形成してある。
第1板部9aの下端部には、筐体1の第1側面1c(又は第2側面1d)に向けて延出した板状の仮止部9eが設けてある。該仮止部9eは前記仮止孔1gに対応する位置に配してあり、仮止孔1gに挿入してある。仮止部9eは照明装置を連結部材9に仮止めする場合に、仮止孔1gに挿入される。なお仮止部9eは仮止孔1gに挿入できるように設計されていることは言うまでもない。
第1板部9aの前記取付孔9aaと保持枠7の前記貫通孔52は、その内周面が第1側面1c(又は第2側面1d)に向かうに従って縮径するように傾斜している。前記取付孔9aaには皿子ねじ62が挿入してあり、挿通孔50を通って、前記孔4baに螺合している。該皿子ねじ62によって連結部材9と筐体1とを連結している。皿子ねじ62の頭部の軸方向の寸法、すなわち厚みは孔の9aa軸方向の寸法と略同じであり、第1板部9aと皿子ねじ62の頭部の頂面とは面一になっている。
また前記貫通孔52にも皿子ねじ63が挿入してあり、該皿子ねじ63は雌ねじを形成した前記挿通孔51に螺合して、保持枠7を筐体1に固定している。皿子ねじ63の頭部の軸方向の寸法、すなわち厚みは貫通孔52の軸方向の寸法と略同じであり、保持枠7の側面部7bと皿子ねじ63の頭部の頂面とは面一になっている。実施の形態1において述べたように、凹部7c内に収まった第1板部9aと保持枠7の側面部7bとは面一であるので、連結部材9に取り付けた照明装置の全ての側面は外観上面一になる。
実施の形態2に係る照明装置は、皿子ねじ62、63を使用して、連結部材9と筐体1とを連結し、保持枠7を筐体1に固定し、皿子ねじ62、63の頭部を保持枠7の側面部7b及び連結部材9の第1板部9aと面一になるように配置してあるので、照明装置の外観意匠性を向上させることができる。
また連結部材9の仮止部9eにて保持枠7を筐体1に仮止めするので、天井などの取付の困難な取付対象に照明装置を取り付ける場合であっても、短時間で取付作業を終了させることができる。
なお実施の形態1及び2に係る照明装置において、開口1aに対向する筐体1の他面1bにLED3bが装着してあるが、開口1aの略全面から光が照射される限り、筐体1の側面にLED3bを装着しても良く、また筐体1の他面1bに対して傾斜した傾斜部を筐体1内に形成し、該傾斜部にLED3bを装着しても良い。また実施の形態1及び2に係る照明装置は光源としてLEDを使用しているが、LEDに代えてLD(Laser Diode)、EL(Electro-Luminescence)などを光源として使用しても良い。
実施の形態1及び2は本発明の一例であって、本発明は特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において種々変更した形態にて実施することが可能であることは言うまでもない。
1 筐体
1g 仮止孔
2 位置決め部
3b LED(光源)
4 補強部材
6 透光性カバー
7 保持枠
7c 凹部
9 連結部材
9aa 取付孔
9e 仮止部
12 板材
50 挿通孔(指標)
51 挿通孔(指標)
52 貫通孔
60 ねじ(固定部材)
61 ボルト(固定部材)
62、63 皿子ねじ(固定部材)

Claims (14)

  1. 取付対象に取り付けられる筐体と、該筐体に収容された光源とを備える照明装置において、
    前記筐体の外面と前記取付対象とを連結する連結部材を備えること
    を特徴とする照明装置。
  2. 前記筐体の一面に開口を設けてあり、
    前記開口に対向する前記筐体の内面に前記光源を装着してあることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記連結部材は前記一面以外の前記筐体の箇所に固定されることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記筐体の外側にて前記開口に対向しており、光を拡散して透過する透光性カバーと、
    前記開口の周縁部を覆い、前記透光性カバーを保持する保持枠とを備え、
    前記保持枠は、前記連結部材を収容する収容部を備えること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の照明装置。
  5. 前記収容部は凹部であること
    を特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記開口の周縁部に設けてあり、前記透光性カバーの位置決めを行う位置決め部を備えること
    を特徴とする請求項4又は5に記載の照明装置。
  7. 前記筐体と前記保持枠との位置を整合させるための指標を備えること
    を特徴とする請求項4から6のいずれか一つに記載の照明装置。
  8. 前記筐体は直方体をなし、
    前記収容部が対向する前記筐体の一側面及び該一側面に交差する前記筐体の他側面に固定部材を挿通する挿通孔がそれぞれ設けてあり、
    前記一側面及び他側面に設けた挿通孔の数は異なり、
    前記挿通孔が前記指標であること
    を特徴とする請求項7に記載の照明装置。
  9. 前記挿通孔の位置に対応する貫通孔が前記保持枠に設けてあり、
    前記貫通孔及び挿通孔を挿通した前記固定部材は、前記保持枠と面一になるように前記貫通孔の内側に位置していること
    を特徴とする請求項8に記載の照明装置。
  10. 前記挿通孔の位置に対応する貫通した取付孔が前記連結部材に設けてあり、
    前記挿通孔及び取付孔を挿通した前記固定部材は、前記連結部材と面一になるように前記取付孔の内側に位置していること
    を特徴とする請求項8又は9に記載の照明装置。
  11. 前記筐体は板材を折曲げて一部を接合して形成してあり、
    前記板材同士の接合部分を溶接してあること
    を特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載の照明装置。
  12. 前記連結部材は前記筐体に仮止めするための仮止部を備えることを特徴とする請求項1から11のいずれか一つに記載の照明装置。
  13. 前記筐体と前記連結部材との固定部分を補強する補強部材を備えることを特徴とする請求項1から12のいずれか一つに記載の照明装置。
  14. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項1から13のいずれか一つに記載の照明装置。
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