JP2007225969A - ベルトユニット及びこれを有する画像形成装置 - Google Patents

ベルトユニット及びこれを有する画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電子写真方式の画像形成装置において、フルカラー画質に対して銀塩写真に近い高画質品位が望まれており、それを達成する手段として、トナーの小径化、球状化、ワックス等の離型剤を内包したものを使用することが提案されている。この様な場合、無端状ベルト上のクリーニングを効果的に、且つ長期にわたり維持することが難しかった。
【解決手段】画像形成装置1に備えられるベルトユニットとして、無端状ベルト22と、この無端状ベルト22に当接して無端状ベルト上の付着物を除去するクリーニングブレード24とを有し、無端状ベルト22の十点平均粗さRzを0.2μm以下とし、且つ前記無端状ベルトの鏡面度を100以上に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無端状ベルトを有するベルトユニットを備えた画像形成装置に関し、特に無端状ベルトの特性に関する。
従来、感光体ドラムへ記録媒体を搬送し、記録媒体へトナー画像を転写させるための転写搬送ベルトを備えた電子写真方式の画像形成装置において、感光体ドラムと記録媒体間でのトナー転写及び分離時に、剥離放電によるトナー画像乱れの問題を解消するために、転写搬送ベルト表面の十点平均粗さRzを、4μm以上に設定するものがあった(例えば、特許文献1参照)。またこの様な転写搬送ベルトにおいて、記録媒体上以外に、ベルト上にもトナーが飛散する場合もあり、このベルト上のトナーを除去するためにウレタンゴム等の弾性からなるクリーニングブレードを用いていた。
特開平8―146781号公報(第6頁、図1)
近年、電子写真方式の画像形成装置において、フルカラー画質に対して銀塩写真に近い高画質品位が望まれており、それを達成する手段として、トナーの小径化、球状化、ワックス等の離型剤を内包したものを使用することが提案されている。この様なトナーを使用して、十点平均粗さRzが4μm以上の無端状ベルトを使用した従来技術の構成装置では、無端状ベルト上のクリーニングを効果的に、且つ長期にわたり維持することは難しく、クリーニング性能の劣化は画像品質の劣化を招くため、高画質品位を安定して得ることができなかった。
本発明の目的は、以上の問題を解消し、無端状ベルト上のクリーニングを効果的に、且つ長期にわたり維持するこができるベルトユニット、及びこれを有する画像形成装置を提供することにある。
本発明のベルトユニットは、
無端状ベルトと、前記無端状ベルトに当接し、無端状ベルト上の付着物を除去するクリーニング部材とを備え、
前記無端状ベルトの十点平均粗さRzを0.2μm以下とし、且つ前記無端状ベルトの鏡面度を100以上としたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、
上記ベルトユニットと、現像剤像を形成する画像形成部と、前記ベルトユニットの無端状ベルト上に担持されて搬送される記録媒体上に前記現像剤像を転写する転写部とを有することを特徴とする。
本発明の他の画像形成装置は、
上記ベルトユニットと、前記ベルトユニットの無端状ベルト上に現像剤像を形成する画像形成部と、前記無端状ベルト上に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写部とを備えたことを特徴とする。
本発明のベルトユニットによれば、使用による経時変化や、温度変化、湿度変化といった使用条件が変化しても、ベルト上の付着物のクリーニング性能に優れ、これを画像形成装置に採用することによって、常に安定して高品質な画像を得ることが可能となる。
実施の形態1.
図1は、本発明に基づく実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す概略構成図である。
同図に示す画像形成装置1は、直接転写方式のタンデム型カラー電子写真プリンタとしての構成を備え、装置内部には、記録媒体としての記録用紙25を収納する給紙カセット23が装着され、記録用紙25を給紙カセット23から取り出す給紙ローラ33、記録用紙25を画像形成部まで搬送する搬送ローラ31が配置される。また、画像形成装置1内には、画像形成部として、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色の現像剤としてのトナーの画像を形成するトナー画像形成部11〜14が、記録用紙25の搬送経路に沿って、上流側から順に配置されている。これらのトナー画像形成部は、所定色のトナーを使用する外は同じ構成を有する。
例えばブラック(K)のトナーを使用するトナー画像形成部11に示すように、各トナー画像形成部は、静電潜像担持体としての感光体ドラム51、感光体ドラム51の表面に電荷を供給して帯電させる帯電部52、帯電された感光体ドラム51の表面に画像データをもとに選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光部53、感光体ドラム51に形成された静電潜像を前記トナーにより現像してトナー画像を形成する現像部54、及び感光体ドラム51の表面に残留したトナーを除去すべく、感光体ドラム51に接触して配置されるクリーニングブレード56を備える。
また、画像形成装置1内には、ベルトユニットとして、記録用紙25を搬送する無端状ベルト22、図示せぬ駆動部より回転されて無端状ベルト22を矢印方向に駆動するドライブローラ20、ドライブローラ20と対を成して無端状ベルト22を張架するテンションローラ21、及び無端状ベルト22上に付着したトナーを掻き取りクリーニングするクリーニング部材としてのクリーニングブレード24が配置され、更に転写部として、前記トナーにより静電潜像を可視化した像である、感光体ドラム51上に形成されたトナー画像を記録用紙25上に転写すべく、無端状ベルト22を挟むように各感光体ドラム51に対向して転写ローラ26が配置されている。
そして、前記記録用紙25上に形成されたトナー画像を、熱及び圧力を加えることによって定着させる定着装置30、定着装置30を通過した記録用紙25を搬送し、画像が定着された記録用紙25を貯留する排出部34に記録用紙25を排出する搬送ローラ32が配置される。
尚、ドライブローラ20及び、テンションローラ21の片方又は両方において、無端状ベルト42の側面部と係合して、その蛇行を矯正する為の蛇行防止ガイド20a,21aを必要に応じて設けることが好ましい。これらの蛇行防止ガイドは、ベルトの片側部に設けて蛇行を防止するようにしても良いし、両側部に設けるようにしても良い。また、ガイドは自ら回転駆動するように構成しても良いし、ベルトの回転に従動するように構成してもよい。そして、ドライブローラ20及びテンションローラ21以外の部分に設けてもよい。
以上の構成において、画像形成装置1の動作について、図1を参照しながら説明する。
尚、同図中の点線矢印は、搬送される記録用紙25の搬送方向を示す。
各トナー画像形成部11〜14の感光体ドラム51の表面は、図示しない電源装置により電圧が印加された帯電部52により帯電される。続いて、感光体ドラム51が矢印方向に回転することによって、帯電された感光体ドラム51表面が露光部53の付近に到達すると、露光部53によって露光され、感光体ドラム51表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像部54により現像され、感光体ドラム51の表面にトナー画像が形成される。
一方、給紙カセット23に収納された記録用紙25は、給紙ローラ33によって給紙カセット23から取り出され、搬送ローラ31及び無端状ベルト22により、転写ローラ26の付近に搬送される。そして、感光体ドラム51が回転することによって、現像によって得られた感光体ドラム51の表面上のトナー画像が転写ローラ26及び無端状ベルト22の付近に到達すると、図示しない電源装置により電圧が印加されている転写ローラ26と無端状ベルト22によって、感光体ドラム51表面上のトナー画像が記録用紙25上に転写される。以上のトナー画像の記録用紙25上への転写が、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色のトナー画像を形成するトナー画像形成部11〜14を通過する毎に順次重ねて行われ、記録用紙25上に各色のトナーによるカラー画像が形成される。
続いて、表面に各色のトナー画像が形成された記録用紙25は、無端状ベルト22の回転によって、定着装置30に搬送される。記録用紙25上のトナー画像は、定着装置30によって加圧しながら加熱することにより溶融し、記録用紙25上に固定される。更に、記録用紙25は、搬送ローラ32により、排出部34に排出され、画像形成の動作が終了する。この間、記録用紙25を分離した後の無端状ベルト22は、無端状ベルト22上に残留したトナーやその他の異物を除去するクリーニングブレード24により清掃される。
次に上記した画像形成装置1で使用される無端状ベルト22について詳しく説明する。
尚、無端状ベルトについて、本実施の形態の画像形成装置1で使用する無端状ベルトを特定する場合には符号22を付すが、特に特定するものでない場合には符号を付さない。
本実施の形態で用いる無端状ベルトの材料として、ポリアミドイミド(以下、PAIと称す)を使用し、導電性発現のために、カーボンブラックを適量配合し、N−メチルピロリドン(以下、NMPと称す)溶液中にて攪拌混合し、回転成型により、膜厚100μm、口径φ198mmの寸法に成型した無端状ベルトを得る。この時、金型内面の仕上げ加工具合を適宜調整することで、後述する十点平均粗さRz及び鏡面度の異なる無端状ベルトを得ることができる。
無端状ベルトの材料としては、本実施の形態で使用した上記PAIに限定されるわけでなく、耐久性や機械的特性の観点から、無端状ベルト駆動時の張力による変形が一定範囲である材料であれば、例えば本実施の形態で使用したPAIと同様に、ヤング率が2000MPa以上、好ましくは3000MPa以上である、ポリイミド(PI)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エチレン−四フッ化エチレン共重合体(ETFE)等の樹脂、或いはこれら各々を主体とした混合物を用いても構わない。
また、無端状ベルトを製造するにあたり、その溶媒は使用される材料により適宜決定されるが、有機極性溶媒が良く用いられ、特にN,N−ジメチルアセトアミド類が有用である。例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、先にあげたNMPや、ピリジン、テトラメチレンスルホン、ジメチルテトラメチレンスルホン等が挙げられる。これらは単独で用いても良いし、併せて使用しても差し支えない。
また、カーボンブラックは、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等が挙げられ、これらは単独使用することもでき、または複数種類のカーボンブラックを併用しても良い。これらのカーボンブラックの種類は、目的とする導電性により適宜選択することができるが、本願における画像形成装置に使用される無端状ベルトには、特にチャンネルブラック、ファーネスブラックが好適に用いられ、その用途によっては酸化処理、グラフト処理等の酸化劣化を防止したものや、溶媒への分散性を向上させたものを用いることが好ましい。カーボンブラックの含有量は、その目的に応じて添加するカーボンブラックの種類により適宜決定されるが、本願の画像形成装置に使用される無端状ベルトとしては、その機械的強度等から、ベルト組成樹脂固形分に対し、3〜40重量%、より好ましくは3〜30重量%である。
次に、以上のようにして形成した十点平均粗さRz及び鏡面度の異なる8種類(サンプルNo.1〜No.8)の無端状ベルトを試料として、画像形成装置1に装着して行なった、連続印刷試験とその印刷結果に基づくクリーニング性能評価について説明する。
ここでの十点平均粗さRz(μm)とは、無端状ベルト表面の凸凹に直角な平面で切断した時、その切り口に現れる輪郭(これを断面曲線という)から、所定の波長より長い表面うねり成分をカットオフした粗さ曲線より求められる十点平均粗さのことをいい、測定は、JIS B0601に準ずる方法で行なわれる。
鏡面度とは表面性状の写像性を数値化したものである。従来、表面の微細な形状を定量的に測定する方法として、面粗度、光沢度等があるが、これらは特性の一部を測定しているに過ぎず、写像性の測定は目視による評価が一般的であった。ここでの鏡面度は、後述するように、被測定物表面に写る基準パターン(反射像)の鮮明さを、輝度値(明るさ)分布のばらつきを元に、基準片と対象物との相対値で算出したものである。基準となる理想表面の鏡面度1000に対して、鏡面度の数値が大きいほど表面性状が良い、つまり鏡面性が高いことを示す。
鏡面度の測定方法について、図2を参照しながら更に説明する。
図2は、無端状ベルトの鏡面度を測定する鏡面度測定装置の要部構成を示す概略構成図である。同図に示すように、鏡面度測定装置200は、パターン投影装置201、光電変換素子202、及び信号処理装置203から構成される。
パターン投影装置201には、光源210とパターン投影板211が設けられている。図3はパターン投影板211の構成を示す図で、パターン投影板211は、同図に示すように、幅1mmの開口部211aを複数一列に配置した厚さ0.5mmのステンレス板で、表面は光を反射しないようにつや消しの塗装が施されている。パターン投影装置201は、被測定物表面215に対して角度θで光を照射するように保持されている。θは被測定物の種類や測定方法によって任意に変更できるが、ここでは、θ=45°とする。
光電変換素子202は、その光軸がパターン投影装置201の光軸と同一平面上で、且つ(180−2θ)度の角度になるように保持されている。光電変換素子202は、例えば直線状(一次元)或いは2次元に多数の受光部を配列したCCDアレイで構成され、被測定物表面215に投影されたパターンを撮像し、反射光の強度を電気信号に変換する。光電変換素子202の出力は、信号処理装置203に接続されており、変換した電気信号(強度信号)を信号処理装置203に送信する。
信号処理装置203は、光電変換素子12からの電気信号を受信する受信部205、受信した電気信号をA/D変換するA/D変換部206、このA/D変換部206で変換されたデジタル信号を波形処理し、極大値(Max)と極小値(Min)とを選択し、鏡面度を算出する鏡面度算出手段としてのデータ解析部207、及び解析結果を表示する表示部208を有する。
以上のように構成された鏡面度測定装置200の動作について説明する。
光源210からパターン投影板211に平行光線を照射し、被測定物表面215に光の明暗パターンを投影する。被測定物表面215に投影されたこの明暗パターンを、光電変換素子202によって撮像して反射光の強度を電気信号に変換して信号処理装置203に送信する。信号処理装置203に入力された強度信号は、信号処理装置203のA/D変換部206によりA/D変換される。図4は、このときA/D変換されたデータを表したグラフである。
データ解析部207は、この信号波形の各々の極大値Max(1)、Max(2)・・・Max(n)の平均Max(Ave.)、及び極小値Min(1)、Min(2)・・・Min(n)の平均Min(Ave.)を下式によって求める。
Max(Ave.)=ΣMax(n)/n
Min(Ave.)=ΣMin(n)/n
更に、こうして求められたMax(Ave.)、Min(Ave.)から、下式によって被測定物表面の鏡面度を求める。
鏡面度=[{Max(Ave.)-Min(Ave.)}/{Max(Ave.)十Min(Ave.)}]×1000 ・・・(1)
以上のようにして求めた鏡目度は、前記したように、基準となる理想表面の鏡面度1000に対して、鏡面度の数値が大きいほど表面性状が良い、つまり鏡面性が高いことを示す。
一方、連続印刷試験に用いるトナーは、主構成組成としてスチレン−アクリル共重合体を用い、乳化重合法によりパラフィンワックスを9重量部内包し、平均粒径7μmで真球度0.95のものを使用した。これは、転写効率向上、定着の離型剤レス、及びドット再現性や解像度に優れた現像を行なう事により、画像のシャープネス、高画像品位を得ることができることより選択した。
また、無端状ベルトのクリーニング手段としては、ゴム硬度JIS A 83°、厚さ1.5mmのウレタンゴムにより、線圧4.3g/mmになるように設定したクリーニング部材としてのクリーニングブレードを用いた。これは、ウレタンゴム等の弾性材からなるブレード方式、即ち感光体表面に弾性材ブレードを押し当て、トナーを機械的な力で除去する方式が、前記残留トナーや異物等を除去する機能に優れ、その構成が簡単かつコンパクトで低コストであることによる。また、ゴム材料としてウレタンゴムを用いたのは、高硬度でしかも弾性に富み、耐磨耗性、機械的強度、耐油性、耐オゾン性等に卓越しているウレタンゴムが最適であることによる。
無端状ベルトのクリーニング性能評価のための連続印刷試験は、記録用紙としてPPC(Plain Paper Copy)用紙を用い、試験環境として、温度10℃/湿度20%(試験環境L/L)、温度23℃/湿度50%(試験環境N/N)、及び温度28℃/湿度85%(試験環境H/H)の3種類の環境下を選択した。
印字パターンとしては、四辺に余白10mmを取ったA3縦送りの濃度100%のベタ画像の両面印刷を行なう。この両面印刷では、例えば片面印刷100枚後、印刷した各用紙を反転して裏面印刷する作業を繰り返す。その際に発生するスジ状の印刷汚れ(すりぬけ線)の数をカウントして評価した。このすりぬけ線は、ベルトのクリーニング不良により残ったトナーが後続する印刷媒体の印刷裏面に付着することで発生するものである。
以上のような試験条件のもとに、十点平均粗さRz(μm)及び鏡面度の異なる8種類(サンプルNo.1〜No.8まで)の無端状ベルトを試料にして、それぞれ30k枚までの連続印刷(耐刷)を行ない、各表中に示す各印刷枚数段階での印刷について行ったクリーニング性能評価結果を表1(試験環境N/N)、表2(試験環境L/L)、及び表3(試験環境H/H)に示す。
尚、無端状ベルトのクリーニング性能評価は、項目が対応する枠内に、下記の評価基準に基づいて判定した記号「○」、「△」、「×」を記入して表した。
「○」は、すり抜け線が無かったことを示す。
「△」は、すり抜け線が2本以下であったことを示す。
「×」は、すり抜けた線が3本以上あったことを示す。
Figure 2007225969
Figure 2007225969
Figure 2007225969
以上の結果から理解されるように、十点平均粗さRzが0.2μmを越えるか、或は鏡面度が100未満であると、クリーニング不良を引き起こしやすくなる。
鏡面度が低いと、下記の理由により、クリーニング不良を引き起こしやすくなる。
第1に、鏡面度が低いと、クリーニングブレードが無端状ベルトに対して均一な線圧を確保することが難しく、トナーがすり抜けやすい状態になる。特にトナーの真球度が上がるほどすり抜けやすくなる。
また、トナーの粒径が小さくなるにつれて、先にあげた理由で高画像品位を得やすくなるが、比表面積が大きくなるために、単位重量当りのトナーの無端状ベルトヘの付着力が大きくなり、無端状ベルトのクリーニング性が悪化する恐れがある。更にトナーの粒径が小さくなるにつれて流動性が悪化するため、より多くの添加剤を必要とするが、鏡面度が低いほど無端状ベルト表面にトナー及びトナー由来の残留物が残留しやすくなり、すり抜け易くなる。場合によっては、すり抜けにより、クリーニングブレードヘ局所的なせん断力がかかって局所的なエッジ欠け(チッピング欠け)が発生し、クリーニングブレードの破壊へつながる。
第2に、鏡面度が低いことは、無端状ベルトと記録媒体の印字面とのマイクロスリップにより(両面印刷時に無端状ベルトと記録媒体の印字面とが向き合う)、印字面表面近傍にあるワックスや外添剤を掻き落としやすく、これが無端状ベルト表面に付着する原因になる。この付着したワックスや外添剤は、クリーニングブレードエッジ部により多く滞留することになり、結果として、クリーニングブレードをすり抜け、クリーニング不良を引き起こす要因になる。
以上の試験結果から、無端状ベルトの、十点平均粗さRzを0.2μm以下且つ鏡面度を100以上とすることにより、温度10℃/湿度20%、温度23℃/湿度50%、及び温度28℃/湿度85%の各環境下において、クリーニング不良の発生を抑えることができることが判る。従って、本実施の形態の画像形成装置1では、その無端状ベルト22に、十点平均粗さRzを0.2μm以下且つ鏡面度を100以上とした無端状ベルトを用いる。
以上の本実施の形態のように、画像形成装置の無端状ベルトの、十点平均粗さRzを0.2μm以下且つ鏡面度を100以上とすることにより、使用による経時変化や、温度変化、湿度変化といった使用条件が変化しても、ベルト上のトナーのクリーニング性能が損なわれず、常に安定して高品質な画像を得ることが可能となる。
実施の形態2.
本実施の形態では、前記した実施の形態1で説明した画像形成装置1が、以下に説明するように、クリープ値が0.03%以下の無端状ベルトを採用することを特徴とするものである。先ず本実施の形態で採用する無端状ベルトについて説明する。
本実施の形態の無端状ベルトの材料として、PAIを使用し、導電性発現のために、ガーボンブラックを適量配合し、NMP溶液中にて攪拌混合し、不活性ガス雰囲気下における回転成型により、膜厚100μm、口径φ198mmの寸法に成型した無端状ベルトを得る。このとき、この不活性ガスと大気の混合比率を変更する事で、後に説明するクリープ値の異なる無端状ベルトを得ることができる。
ここでいうクリープ値とは、以下のようにして測定した値である。
無端状ベルトの試験片を幅30mmに切り出し、一方の端を重力方向の上側で固定する。もう一方の端(重力方向の下端)に200gの加重を懸け、40℃の雰囲気下に放置する。この時、上側の固定された箇所と、加重箇所の距離は50mmとする。経時とともに変化量を測定し、72時間後の変形率(加重方向における)を%で表した値をクリープ値として用いる。従ってクリープ値が小さい無端状ベルトほど、クリープ特性のよい(変形の少ない)無端状ベルトといえる。
尚、成型時の不活性ガスの混合比率を高くすることで、クリープ特性のよい(変形の少ない)無端状ベルトを成型でき、その混合比率を低くすることによりクリープ特性は劣化する。
次に、以上のようにして形成したクリープ値の異なる4種類(サンプルNo.11〜No.14)(表4)の無端状ベルトを試料として、画像形成装置1に装着して行なった、連続印刷試験とその印刷結果に基づく試験結果の評価について説明する。尚、十点平均粗さRz及び鏡面度の各測定方法、試験に使用したトナー、クリーニング手段等の試験条件は前記した実施の形態1で説明した通りであるので、ここでの説明は省略する。また、サンプルNo.11〜No.14の各無端状ベルトの十点平均粗さRz(μm)及び鏡面度は、十点平均粗さRzが0.2μm以下であり且つ鏡面度が100以上を満たすものである。
試験結果の評価は、無端状ベルトの端部のソリを目視で評価すると共に画像の色ずれについても評価した。そして、試験環境N/Nで20k枚、次に試験環境H/Hで20k枚、その後試験環境L/Lで20k枚の耐刷を行い、全部で60k枚通紙した。20k枚印刷時、40k枚印刷時、60k枚印刷時、そして印刷終了後、再び試験環境N/Nに戻した時点での評価結果を表4に示す。
尚、無端状ベルトの試験結果の評価は、項目が対応する枠内に、下記の評価基準に基づいて判定した記号「○」、「△」、「×」を記入して表した。
「○」は、外観に変化なく色ずれも発生していないことを示す。
「△」は、ベルト端部にソリが確認でき、色ずれも発生したことを示す。
「×」は、ベルトのワレが発生してしまったことを示している。
例えば、べルト端部のソリは、1mm以上あれば目視で確認でき、この時は色ずれも100μm以上あり、明らかに画質が低下していることがわかった。
Figure 2007225969
以上の結果から理解されるように、無端状ベルトのクリープ値を0.03%以下とすることにより、外観の変化、及び色ずれの発生も抑制することができることがわかる。
クリープ値は小さいほど好ましいが、以下にその理由を述べる。
第1に、クリープ特性が悪いと、無端状ベルトを張架している支持部材の形状のくせ、例えばドライブローラ20及びテンションローラ21(図1)のくせが付き、無端状ベルトの仮想平面から盛り上ってしまう現象が生じる。盛り上った部分は、そこだけベルト表面の周速が変化するため、これによって、色ずれの不具合が生じる。また、そこだけ盛り上っていることより、近接部材と干渉し、画像障害や故障等を引き起こす要因となりやすい。そしてクリープ特性が悪いと、前述の蛇行防止ガイドの応力だけでもベルトの変形が発生する可能性がある。
第2に、クリープ特性が悪いということは塑性変形しやすいことであり、無端状ベルトの組成が変化しやすいことを示す。一般に、無端状ベルトを成型する際、150℃〜250℃の高温で成型される。この時、無端状ベルトの金型表面近傍と空気面近傍では、温度上昇、温度分布等に差があって、空気による酸化、劣化の度合い等が異なるため、金型表面近傍と空気面近傍の組成に微妙に差異が生じる。これにより、無端状ベルトの金型面と空気面とで伸縮率に違いが生じ、温度湿度が変化することによる、無端状ベルト端部のいわゆる“反り"が発生しやすくなる。反りが発生すると、無端状ベルトが回転することにより発生する繰返しの屈曲疲労が増大することになり、結果として早期にワレが発生してしまう。
以上のように、無端状ベルトのベルト材のクリープ値を0.03%以下とすることにより、連続印刷時における外観の変化、及び印刷における色ずれの発生も抑制することができる。従って、本実施の形態では、画像形成装置1が使用する無端状ベルト22のクリープ値を0.03%以下とするものである。
以上の本実施の形態のように、画像形成装置の無端状ベルトのクリープ値を0.03%以下とすることにより、使用による経時変化や、温度変化、湿度変化といった使用条件が変化しても、長期にわたり本来の機能が維持でき、従って、高品質な画像を得ることが可能となる。
実施の形態3.
図5は、本発明に基づく実施の形態3の画像形成装置の要部構成を示す概略構成図である。
この画像形成装置41が、前記した図1に示す実施の形態1の画像形成装置1と主に異なる点は、実施の形態1の画像形成装置1が直接転写方式であるのに対して、この画像形成装置41が中間転写方式である点である。従って、この画像形成装置41が、前記した実施の形態1の画像形成装置1と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
図5に示す画像形成装置41は、中間転写方式のカラー電子写真プリンタとしての構成を備え、装置内部には、記録媒体としての記録用紙25を収納する給紙カセット23が装着され、記録用紙25を給紙カセット23から取り出す給紙ローラ33、記録用紙25を転写部まで搬送する搬送ローラ46,47が配置される。また、画像形成装置41内には、画像形成部として、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色のトナー画像を形成するトナー画像形成部11〜14が、無端状ベルト42の回転移動方向に沿って下流側から順に、トナー画像形成部の各感光体ドラム51が無端状ベルト42に当接するように配置されている。これらのトナー画像形成部は、所定色のトナーを使用する外は同じ構成を有し、その構成については、実施の形態1で説明した通りであるので、ここでの説明は省略する。
また、画像形成装置41内には、ベルトユニットとして、中間転写体(トナー画像担持体)としての無端状ベルト42、図示せぬ駆動部より回転されて無端状ベルト42を矢印方向に駆動する支持ローラ43〜45、及び無端状ベルト42上に付着したトナーを掻き取りクリーニングするクリーニング部材としてのクリーニングブレード24が配置され、更に転写部として、無端状ベルト42のトナー画像を記録用紙25上に転写すべく、無端状ベルト42を挟むように支持ローラ43に対向して配置される転写ローラ49が配置されている。
尚、支持ローラ43〜45には、無端状ベルト42の側面部と係合して、その蛇行を矯正する為の蛇行防止ガイド43a〜45aを必要に応じて設けることが好ましい。これらの蛇行防止ガイドは、ベルトの片側部に設けて蛇行を防止するようにしても良いし、両側部に設けるようにしても良い。また、ガイドは自ら回転駆動するように構成しても良いし、ベルトの回転に従動するように構成してもよい。そして、支持ローラ43〜45以外の部分に設けてもよい。
以上の構成において、画像形成装置41の動作について説明する。尚、図5中の点線矢印は、搬送される記録用紙25の搬送方向を示す。
各トナー画像形成部11〜14において、各感光体ドラム51の表面には、実施の形態1で述べたように静電潜像が形成され、更にこの静電潜像が各色トナーで現像されてトナー画像となる。各感光体ドラム51に形成されたトナー画像は、無端状ベルト42に接する位置を通過する際に、それぞれ無端状ベルト42上に順次重ねて転写される。この段階で、無端状ベルト42上には、重ねられた、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色のトナー画像によりカラー画像が形成される。
一方、上記した無端状ベルト42上へのカラー画像の形成と並行して、給紙カセット23にセットされた記録用紙25は、給紙ローラ33によって給紙カセット23から取り出され、搬送ローラ46,47により、転写位置である転写ローラ49と無端状ベルト42の接合部まで搬送される。そして、記録用紙25が、この転写位置を通過する際に、電源装置により電圧が印加されている転写ローラ49によって、無端状ベルト42上のカラー画像が記録用紙25上に転写される。
続いて、表面に各色のトナー画像によるカラー画像が形成された記録用紙25は、図示しない搬送手段によって定着装置30に搬送される。記録用紙25上のトナー画像は、定着装置30によって加圧しながら加熱することにより溶融し、記録用紙25上に固定される。更に、記録用紙25は、図示しない搬送手段によって排出部48に排出され、画像形成の動作が終了する。この間、記録用紙25を分離した後の無端状ベルト42は、無端状ベルト42上に残留したトナーやその他の異物を除去するクリーニングブレード24により清掃される。
上記した画像形成装置41で使用される無端状ベルト42の製造方法及び特性は、前記した実施の形態1の画像形成装置1に使用される無端状ベルト22と全く同様のものである。即ち無端状ベルト42は、十点平均粗さRzを0.2μm以下且つ鏡面度を100以上とした無端状ベルトである。
このように、中間転写方式のカラー電子写真プリンタとしての構成を備えた画像形成装置においても、その中間転写体(トナー画像担持体)としての無端状ベルト42の十点平均粗さRz、及び鏡面度を、上記したように限定することで、実施の形態1で説明したのと同様の理由により、使用による経時変化や、温度変化、湿度変化といった使用条件が変化しても、ベルト上のトナーのクリーニング性が損なわれず、常に安定して高品質な画像を得ることが可能となる。
更に、無端状ベルト42のベルト材として、前記した実施の形態2で説明したクリープ値が0.03%以下のベルト材を用いることによって、実施の形態2で説明したのと同様の理由により、連続印刷時における外観の変化、及び印刷における色ずれの発生も抑制することができ、使用による経時変化や、温度変化、湿度変化といった使用条件が変化しても、長期にわたり本来の機能が維持でき、従って、高品質な画像を得ることが可能となる。
尚、前記した実施の形態では、本願発明を電子写真プリンタに採用した例を示したが、これに限定されるものではなく、他にMFP(Multi Function Printer)やファクシミリ、複写機にも利用できる。また前記した実施の形態では、片面印刷タイプのプリンタを例にしたが、これに限定されるものではなく、本発明は、両面印刷タイプのプリンタにも適用できるなど、種々の態様を取り得るものである。
本発明に基づく実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す概略構成図である。 無端状ベルトの鏡面度を測定する鏡面度測定装置の要部構成を示す概略構成図である。 パターン投影装置のパターン投影板の構成を示す図である。 鏡面度測定装置の動作説明に供する図である。 本発明に基づく実施の形態3の画像形成装置の要部構成を示す概略構成図である。
符号の説明
1,41 画像形成装置、
11〜14 トナー画像形成部、
20 ドライブローラ、
20a,21a,43a,44a,45a 蛇行防止ガイド、
21 テンションローラ、
22,42 無端状ベルト、
23 給紙カセット、
24,56 クリーニングブレード、
25 記録用紙、
26,49 転写ローラ、
30 定着装置、
31,32,46,47 搬送ローラ、
33 給紙ローラ、
34,48 排出部、
43〜45 支持ローラ、
51 感光体ドラム、
52 帯電部、
53 露光部、
54 現像部、
200 鏡面度測定装置、
201 パターン投影装置、
202 光電変換素子、
203 信号処理装置、
205 受信部、
206 A/D変換部、
207 データ解析部、
208 表示部、
210 光源、
211 パターン投影板、
211a 開口部、
215 被測定物表面。

Claims (4)

  1. 無端状ベルトと、
    前記無端状ベルトに当接し、無端状ベルト上の付着物を除去するクリーニング部材と
    を備え、
    前記無端状ベルトの十点平均粗さRzを0.2μm以下とし、且つ前記無端状ベルトの鏡面度を100以上としたことを特徴とするベルトユニット。
  2. 前記無端状ベルトのクリープ値が0.03%以下であることを特徴とする請求項1記載のベルトユニット。
  3. 請求項1又は2のベルトユニットと、
    現像剤像を形成する画像形成部と、
    前記ベルトユニットの無端状ベルト上に担持されて搬送される記録媒体上に前記現像剤像を転写する転写部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2のベルトユニットと、
    前記ベルトユニットの無端状ベルト上に現像剤像を形成する画像形成部と、
    前記無端状ベルト上に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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