JP2007223914A - 経口投与組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】少量の摂取で効果的かつ安全に血糖値の上昇を抑え糖尿病の発症や進行を予防するような、耐糖能異常改善作用を有する組成物を提供する。
【解決手段】有効成分として、クリプトキサンチン又はその脂肪酸エステルなどのカロテノイドと、ヘスペリジン、その誘導体又はヘスペレチンなどのフラボノイド及び/又はその誘導体を含有することを特徴とする抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物であり、カロテノイド及びフラボノイド及び/又はその誘導体が、好ましくはかんきつ類の果実の搾汁粕及び/又はその酵素処理物に由来するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食品、飼料、医薬品などに用い、摂取することにより糖の代謝異常を正常化するなどの効果が得られる抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物並びにそれを含有する飲食品、医薬品及び飼料に関するものである。
食生活の欧米化や生活環境の変化に伴い、生活習慣病の蔓延が非常に大きな問題となっている。中でも糖尿病、動脈硬化、脳卒中の三つは三大生活習慣病といわれ、国民のうち1200万人以上がこれらの病気で医療機関を受診している。
これらのうち糖尿病についてみてみると、患者数は約740万人、予備軍は880万人おり、40歳以上の方では6人中1人が何らかの耐糖能異常を訴えていることになる。厚生労働省は平成22年には、耐糖能異常を有する、いわゆる糖尿病予備軍が1080万人まで増えるとの推計を出しており、患者数の増加には歯止めがかからない状態が続いている。
糖尿病はインシュリンの分泌低下により血糖値が高くなる糖代謝異常疾患であり、様々な合併症を伴う疾患である。その代表的なものに糖尿病腎症があり、発症した場合には継続的な血液透析や食事制限が必要となる。このほかにも糖尿病神経障害や糖尿病網膜症などの重篤な合併症もあり、いずれも患者とその家族に多大な負担を強いることになる。また患者の増加に伴う医療費の増加はわが国の医療経済上の大きな問題となっている。
糖尿病はひとたび発症すると治癒するまでに多大な時間と労力を必要とする。そこで発症する前にリスクを下げる「予防医学」的な考え方と取り組みが重要視されている。例えば習慣的な適度の運動の実施や摂取する食事に注意する必要がある。中でも摂取カロリーの制限は特に重要であり、低カロリー甘味料や香辛料などによる食事の低カロリー化が推奨されている。また食物繊維は食後の急激な血糖値の上昇を抑えるなどの効果があり、キノコや海藻類などの積極的摂取が薦められている。更に最近では食物繊維や糖類の吸収を阻害するサプリメントが市販されており、健康管理に利用されている。
しかしながら、上述した健康食品やサプリメントは、通常の摂取量では十分な効果は期待することは困難である。大量に摂取すればある程度の効果は期待できるものの副作用の懸念が高まるといった欠点があった。
他方、カロテノイドを含む食事中の抗酸化物がII型糖尿病を予防するという疫学調査がある。これによるとクリプトキサンチンの摂取量とII型糖尿病の発症率には負の相関があることが示されている(例えば、非特許文献1参照)。しかしクリプトキサンチンの投与が糖尿病の発症を予防したり、症状を緩和することは知られてはいなかった。
またフラボノイドについては投与により血中の酸化ストレスを緩和しうることが動物実験(例えば、非特許文献2参照)やI型糖尿病患者への投与実験により示されている(例えば、非特許文献3参照)。しかし本発明の成分の1つであるヘスペリジンが糖尿病の症状を改善しうることは知られていなかった。
ジュッカ・モントネン(Jukka Montonen)著,「ディアベート・ケア(Diabetes Care)」,(米国),第27版,2004年,p.362−366 ミヤケ・ヨシアキ(Y. Miyake)著,「リピッド(Lipids)」,(米国),第33版,1998年,p.689−695 マニュエル・キーノイ(Manuel Y Keenoy)著,「ディアベート・ニュートリション・アンド・メタボリック(Diabetes Nutr. Metab)」,(米国),第12版,1999年,p.256−263
本発明は、少量の摂取で効果的かつ安全に血糖値の上昇を抑え糖尿病の発症や進行を予防するような、耐糖能異常改善作用を有する組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、このような課題を解決するために鋭意検討の結果、カロテノイドと、フラボノイド及び/又はその誘導体を有効成分として含有する組成物を摂取することで、糖尿病に対する効果が高く、非常に安全な組成物を見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、有効成分としてカロテノイドと、フラボノイド及び/又はその誘導体を含有することを特徴とする抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物を要旨とするものであり、好ましくは、カロテノイドが、クリプトキサンチン又はその脂肪酸エステルであるものであり、また好ましくは、フラボノイド及び/又はその誘導体が、ヘスペリジン、その誘導体及びヘスペレチンからなる群から選ばれる1又は2以上の物質であるものであり、さらに好ましくは、カロテノイドと、フラボノイド及び/又はその誘導体が、かんきつ類の果実の搾汁粕及び/又はその酵素処理物に由来するものである。
また、別の本発明は、前記の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物を含有する飲食品、医薬品又は飼料を要旨とするものである。
本発明によれば、少量の摂取で糖尿病に対する効果が高いため、大量摂取する必要がなく安全性が高いことに加え、飲食品に配合した場合に配合設計が容易となる。
以下の本発明を詳細に説明する。
本発明で用いられるカロテノイドは、その由来や種類が特に限定されるものではなく、例えば、α−カロテン、β−カロテン、γ−カロテン、クリプトキサンチン、アスタキサンチン、カンタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコペン、ツナキサンチンなど、及びこれらの脂肪酸エステルが挙げられる。脂肪酸エステルとしては、キサントフィルのパルミトイルエステル、ミリストイルエステル、ラウリルエステルなどが挙げられる。これらの中でクリプトキサンチン及びその脂肪酸エステルが抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用が高く望ましい。
また、本発明で用いられるフラボノイド及び/又はその誘導体は、その由来や種類が特に限定されるものではなく、例えば、ヘスペリジン、ナリンジン、ルチン及びこれらの誘導体であるα−グルコシル化ヘスペリジン、α−グルコシル化ナリンジン、α−グルコシル化ルチン及びヘスペリジン、ナリンジン、ルチンのアグリコンであるヘスペレジン、ナリンゲニン、ケルセチンなどが挙げられる。これらの中で、ヘスペリジン及びその誘導体およびヘスペレチンが抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用が高く望ましい。
本発明で用いられるカロテノイドと、フラボノイド及び/又はその誘導体は、試薬として市販されているものを使用することができるが、以下に説明するようにかんきつ類の果実の搾汁粕あるいはそれを酵素処理して得られる酵素処理物が取得することもできる。
本発明におけるかんきつ類の果実とは、温州みかん、伊予柑、夏みかん、八朔、ポンカン、ネーブルオレンジ、レモン、バレンシアオレンジ、グレープフルーツ(これらと同等又は類似の品種のものも含む)などの果実をいい、その中でも温州みかんがカロテノイドとフラボノイドの含有率が高く望ましい。またその搾汁粕とはこれらのかんきつ類の果実をインライン搾汁機、チョッパーヘルパー搾汁機、ブラウン搾汁機などにより搾汁した後、パドル型又はスクリュー型のフィニッシャーなどでろ過又は篩別、又は遠心分離により果汁を調製した搾汁残渣を集めることにより調製される。
本発明におけるかんきつ類の搾汁粕の酵素処理物とは、前記果実から得られる搾汁残渣に酵素を添加し、カロテノイド又はフラボノイドを強化したもの(濃度を高めたもの)である。その具体的な製造方法の一例は以下の通りである
酵素処理に使用する酵素は、搾汁粕に含まれる有機物、特に細胞壁などを構成する生体高分子などを分解することができるものであれば特に限定されず、アミラーゼ、グルコアミラーゼ、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペクチナーゼ、マンナナーゼ、キシラーゼ、プロテアーゼ、ペプチダーゼ、リパーゼ、マレーションエンザイム(細胞壁崩壊酵素)などが用いられる。これらの中でも、糖質加水分解酵素であるセルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペクチナーゼ、マンナナーゼ、キシラーゼ、マレーションエンザイムが、有効成分であるカロテノイドおよびフラボノイドを強化する効率が高く望ましい。
添加する酵素剤はこれらの精製酵素を用いても良いし、これらの活性を示す微生物菌体や培養物、これらの粗精製物を用いてもよい。また、市販酵素も用いることができ、例えば、ペクチナーゼには、スミチームPX(新日本化学工業株式会社製)、スミチームSPC(新日本化学工業株式会社製)、ペクチネックスSRL(ノボザイムズジャパン株式会社製)、スミチームPMAC(新日本化学工業株式会社製)などを用いることができ、ヘミセルラーゼには、セルロシンHC(エイチビィアイ株式会社製)などを用いることができ、セルラーゼには、セルラーゼY-NC(ヤクルト薬品工業株式会社製)、セルラーゼR10(ヤクルト薬品工業株式会社製)、スミチームCAP(新日本化学工業株式会社製)などを用いることができ、プロテアーゼには、プロテアーゼM(天野エンザイム株式会社製)などを用いることができる。
これらの酵素は単独で用いてもよいし、2種類以上の酵素を混合して用いてもよい。添加する酵素の量は特に限定されず、酵素の反応性に応じて添加すればよい。例えば、ペクチナーゼを用いる場合であれば、搾汁粕100gに対して1〜100,000ユニットであることが好ましく、更に10〜10,000ユニットであることが好ましい。
上記酵素を搾汁粕に添加した後、攪拌などにより酵素と搾汁粕を均一に混合して酵素反応を進行させる。このときの反応温度としては、酵素が失活せず、かつ腐敗の起こりにくい条件、またカロテノイド又はフラボノイド及びその誘導体が喪失しない条件下で行うことが望ましい。具体的には、温度は0〜90℃、好ましくは0〜80℃、更に好ましくは0〜70℃がよい。反応のpHとしては酵素の至適条件下で行うのが望ましいことは言うまでもなく、pH2〜12、好ましくはpH2.5〜8とするのがよい。反応時間は使用する搾汁粕と酵素の量に依存するが、通常1〜48時間に設定するのが作業上好ましい。反応の際、この反応物を撹拌しながら反応を行ってもよいし、静置反応でもよい。
本発明の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物は、上記のかんきつ類の果実の搾汁粕及び/又はその酵素処理物にカロテノイドと、フラボノイド及び/又はその誘導体が有効量含有している限り、そのまま本発明の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物とすることもできるし、あるいは何らかの加工を行って抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物としてもよい。加工の具体例としては、反応物を固液分離した残渣、固液分離した残渣を乾燥させたもの、固液分離せず反応物をそのまま乾燥させたものなどを用いてもよい。
さらに、溶剤や水、超臨界二酸化炭素などを用いて有効成分を抽出した抽出物を抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物としてもよい。溶剤を用いて抽出する場合には、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノールなどのアルコール類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル類、アセトニトリル、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、ペンタン、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素類、エーテル類、ピリジン類、ポリエーテル類などを用いて抽出すればよい。これらの中でも、安全性の観点から、アセトン、エタノール、ヘキサンを用いるのが特に好ましい。
有効成分の純度を上げるためには、引き続いて不純物類を取り除く操作を施してもよい。そのための方法としては、例えば水洗浄、有機溶媒洗浄、シリカゲルカラムや樹脂カラム、逆相カラムなどを通す方法、活性炭処理、極性の異なる溶媒による分配、再結晶法、真空蒸留法などが挙げられる。特に酵素処理物を固液分離した後、固形分に再度水を添加・撹拌した後に固液分離する水洗浄は、酵素処理で生成した糖などの反応生成物を容易に除去できるため好ましい方法である。
本発明の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物においては、カロテノイドと、フラボノイド及び/又はその誘導体の含有量としては、カロテノイドは、0.00001〜70質量%、好ましくは0.0001〜50質量%、更に好ましくは0.01〜30質量%含有されていればよく、フラボノイド及び/又はその誘導体は0.01〜90質量%、好ましくは0.1〜70質量%、更に好ましくは1〜30質量%含有されていればよい。カロテノイドと、フラボノイド及び/又はその誘導体の比率は、1:1〜1:10,000が好ましく、1:2〜1:1,000がより好ましく、1:10〜1:500が最も好ましい。
クリプトキサンチンとカロテン含量の測定は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により行った。すなわち、HPLC装置として、島津製作所製LC−10Aを用い、ウォーターズ社製ResolveC18(φ3.9×150mm)カラムを接続し、メタノールを等量加えた試料を導入した。移動相には、メタノール:酢酸エチル=7:3、カラム温度30℃、流速1.0ml/min、検出波長450nmで含有量を分析した。
フラボノイド含量の測定は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により行った。すなわち、HPLC装置として、島津製作所製LC−10Aを用い、旭化成工業社製AsahipakODP−50(φ4.6×150mm)カラムを接続し、0.1NNaOHに溶解させた試料を蒸留水で10倍に希釈し導入した。移動相には、水:アセトニトリル=8:2、カラム温度30℃、流速1.5ml/min、検出波長285nmで含有量を分析した。
本発明の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物においては、カロテノイドやフラボノイド類以外の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用のある物質を含有させてもよい。その場合の配合量は、カロテノイド及びフラボノイド類以外の物質の量として0.01〜90質量%で配合することが好ましい。カロテノイド及びフラボノイド類以外の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用のある物質としては、今まで公知の物質を用いることができる。例えば、マンナンや海藻多糖類(アルギン酸、フコイジン)、キチンなどの食物繊維類、EPA、DHAなどの不飽和脂肪酸、免疫力増強作用を有するプロポリスなどを単独又はそれらを組み合わせて配合させることが望ましい。
本発明の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物を摂取する方法としては、本発明の組成物を単独でそのまま摂取してもよいし、粉末、錠剤、顆粒、カプセル剤、ソフトカプセル剤、ゲル、ペースト、シロップ、懸濁液、乳化液、ドリンク剤などに加工して摂取してもよい。経口投与する場合の摂取量の目安は、1日あたりカロテノイドを0.01mg〜50mg、フラボノイド及び/又はその誘導体を0.1mg〜1g、好ましくはカロテノイドを0.1mg〜10mg、フラボノイド及び/又はその誘導体を1mg〜100mg摂取するようにすればよい。
本発明において、「抗糖尿病作用」とは、空腹時血糖の上昇(=糖尿病の主症状)を改善する作用のことである。また耐糖能異常改善作用とは、糖尿病と確定診断される前の症状の1つである食後の血糖の異常上昇を解消する作用を指す。
本発明の別の発明は、上記した本発明の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物を含有する飲食品、飼料及び医薬品である。医薬品としては、散剤、錠剤、顆粒剤、カプセル剤、懸濁剤、シロップ剤、内服液剤、トローチ剤などの形態で摂取することができる。本発明の医薬品に含まれる抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物の含有量は、0.1〜90質量%の範囲で適時決定すればよいが、上記した1日あたりの摂取量の目安を接種できるように製剤設計することが好ましい。
また、本発明の飲食品とは、一般食品に加えて、特定保健用食品、健康食品、機能性食品などすべての食品及び/又は飲料が含まれる。該食品及び/又は飲料は特に限定されるものではなく、例えば、上記の医薬品的な形態のものに加え、パン、うどん、そば、ご飯等主食となるもの、チーズ、ウインナー、ソーセージ、ハム、魚肉加工品等の食品類、アイスクリーム、クッキー、ゼリー、プリン、キャンディー、チューインガム、ヨーグルト、グミ、チョコレート、ビスケットなどの菓子類、ジャムなどの調味料類、果汁飲料、清涼飲料水、酒類、栄養ドリンク、茶、牛乳などの飲料が挙げられる。本発明の飲食品に含まれる抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物の含有量は、0.1〜70質量%の範囲で適時決定すればよいが、上記した1日あたりの摂取量の目安を接種できるように配合量を決定することが好ましい。
本発明の飼料は、本発明の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物に、例えばトウモロコシ、小麦、大麦、ライ麦などの穀類、ふすま、米ぬかなどのぬか類、コーングルテンミール、コーンジャムミールなどの粕類、脱脂粉乳、ホエー、魚粉、骨粉などの動物性飼料類、ビール酵母などの酵母類、リン酸カルシウム、炭酸カルシウムなどのカルシウム類、ビタミン類、油脂類、アミノ酸類、糖類などを配合することにより製造できる。飼料の用途としては、ペットフード、家畜飼料、養殖魚用飼料などに用いることができる。本発明の飼料に含まれる抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物の含有量は、0.01〜20質量%の範囲で適時決定すればよく、1日あたり、体重1kgあたりカロテノイドを0.001mg〜10mg、フラボノイド及び/又はその誘導体を0.01mg〜100mg摂取できるように、飼料原料などに添加することが好ましい。
以下に本発明の実施例を記す。例として、温州みかん搾汁粕の酵素処理物を使用した例(実施例1)と市販のβ−クリプトキサンチン及びα−グルコシルヘスペリジン混合物を使用した例(実施例2)について記す。本発明はこの実施例にその範囲を限定するものではない。なお、本実施例中で示すクリプトキサンチン、カロテン及びフラボノイドの含量は、上述した方法により測定された値である。
実施例1
温州みかんから果汁を絞った後の残渣(みかんジュース粕、水分率約90%)800gに食品加工用ペクチナーゼ酵素剤であるスミチームPX(新日本化学工業株式会社製、ペクチナーゼ5,000ユニット/g、アラバナーゼ90ユニット/g)1gとセルラーゼ/ヘミセルラーゼ酵素剤であるセルラーゼY-NC(ヤクルト薬品工業株式会社製、セルラーゼ30,000ユニット/g)1gを添加し、よくかき混ぜて室温で8時間静置反応を行った。この反応液を遠心分離して上清を除去した後、水を添加して撹拌し、再度遠心分離により上清を除去した。この沈殿物を凍結乾燥機により乾燥し、ミキサー型粉砕機で粉砕・粉末化したところ、4.5gの粉末が得られ、これを本発明の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物とした。本粉末中に、β−クリプトキサンチン(フリー体換算)が0.5質量%、β−カロテンが0.05質量%、ヘスペリジンが15質量%含まれていた。この組成物(以下、「試験食1」と呼ぶ)を2型糖尿病自然発生マウスに経口投与し、糖尿病に対する効果を確認した。
試験例1−1
2型糖尿病モデル動物として確立されているKK-Ay/TacJc1系の雄性マウス(8週齢:SPF、日本クレア株式会社)を1群6匹に群分けし、実施例1の試験食1をトウモロコシ油に懸濁し、0.2g/Kg体重で、毎日胃ゾンデを用いて強制投与した。飼料は固形飼料(CE-2、日本クレア株式会社)を用い、飲料水と共に自由摂取させた。対照群にはトウモロコシ油のみを投与し、その他の条件は投与群と同様であった。
投与は4週間実施し、投与前及び投与後1、8、15、22、28日に採血し血糖値を測定した。その結果を図1に示したが、投与後15日以降の投与群の血糖値は対照群に対し有意に低下していた(*:P<0.05有意)。
試験例1−2
試験例1−1の29日後のマウスに対しグルコース負荷試験を行った。すなわち、投与28日目の13時より絶食させ、絶食約24時間後に尾静脈より採血し、その後、2g/Kg体重のグルコースを経口投与し、投与後30、60、90、120分後に尾静脈より採血して血糖値を測定した。その結果を図2に示したが、投与群は対照群に比べグルコース負荷後の血糖値の上昇が鈍く、回復も早かった。両群に有意差が認められなかったのは60分後のみであった(*:P<0.05有意)。
実施例2
市販のβ-クリプトキサンチン(エクストラシンテース社製)とα-グルコシルヘスペリジン(ナカライ社製特級)をトウモロコシ油にそれぞれ0.5質量%と15質量%の濃度で懸濁した懸濁液を調製し、本発明の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物を作製した(以下「試験食2」と呼ぶ)。
試験例2−1
試験食2を用いて試験例1−1と同様の試験を行った。その結果を図3に示す。投与後15日以降の投与群の血糖値は対照群に対し有意に低下していた(*:P<0.05有意)。
試験例2−2
試験例2−1の29日後のマウスに対し、試験例1−2と同じグルコース負荷試験を行った。その結果を図4に示した。投与群は対照群に比べグルコース負荷後の血糖値の上昇が鈍く、回復も早かった。両群に有意差が認められなかったのは60分後のみであった(*:P<0.05有意)。
比較例1−1
市販のβ-クリプトキサンチン(エクストラシンテース社製)をトウモロコシ油に0.5質量%の濃度で懸濁した懸濁液を調製し、これを試験例1−1の試験食1の代わりに用いて同様の試験を行った。その結果を図5に示した。対照群に比べて投与群の血糖値は抑えられる傾向はあるものの、有意差が認められたのは投与22日目のみであった(*:P<0.05有意)。
比較例1−2
比較例1−1の29日後のマウスに対し、試験例1−2と同じグルコース負荷試験を行った。その結果を図6に示した。投与群は対照群に比べ血糖の上昇を抑える傾向が認められ、30分後と60分後には対照群に比べ有意差に低下していた(*:P<0.05有意)。
比較例2−1
市販のα-グルコシルヘスペリジン(ナカライ社製特級)をトウモロコシ油に15%の濃度で懸濁した懸濁液を調製し、これを実施例1−1の試験食1の代わりに用いて同様の試験を行った。その結果を図5に示した。対照群に比べて投与群の血糖値は抑えられる傾向はあるものの、有意差が認められたのは投与28日目のみであった(*:P<0.05有意)。
比較例2−2
比較例2−1の29日後のマウスに対し、試験例1−2と同じグルコース負荷試験を行った。その結果を図6に示した。投与群は対照群に比べ血糖の上昇を抑える傾向は認められたがその効果は低く、対照群に比べて有意差が認められたのは30分後のみであった(*:P<0.05有意)。
比較例3−1
糖の吸収を抑制する効果が知られている難消化性デキストリン(松谷化学社製ファイバーソル2)をトウモロコシ油に10質量%の濃度で懸濁した懸濁液を調製した。これを試験例1−1の試験食1の代わりに用いて同様の試験を行い(比較群)、試験食1を摂取させた場合(投与群)、トウモロコシ油のみ摂取させた場合(対照群)と比較した。その結果を図7に示した。対照群の血糖値が飼育期間に伴い上昇したのに対し、摂取群と比較群の血糖値は上昇が有意に抑制されたが、投与15日以降の血糖値抑制の程度は摂取群の方が強かった(*:P<0.05有意)。
比較例3−2
比較例3−1の29日後のマウスに対し、試験例1−2と同じグルコース負荷試験を行った。その結果を図8に示した。投与群と比較群は対照群に比べ血糖の上昇を有意に抑制し、投与群は直ちに回復し30分以後は対照群に比べ有意に低かった。また、投与群の方が比較群よりも血糖の上昇が少なく、上昇した血糖の降下も速やかであった。一方、対照群は30分後の血糖上昇は有意に抑制されていたものの、抑制度は投与群、比較群よりも低く、その回復も投与群よりも遅く、60分後血糖に有意差はなかった(*:P<0.05有意)。
実施例3〔ビスケット〕
実施例1で製造した粉末組成物を以下の原料と配合割合でよく混合した後に成型し、オーブンで焼き上げてみかんフレーバーを有するビスケットを製造した。(%は、質量%を示す。以下、同じ。)
原料 粉末組成物 5%
小麦粉 50%
砂糖 20%
液卵 5%
バター 18.5%
炭酸カルシウム 1%
食塩 0.5%
実施例4〔錠剤〕
実施例1で製造した粉末組成物を以下の原料と配合割合でよく混合した後、打錠し、錠剤を製造した。
原料 粉末組成物 40%
卵殻カルシウム 5%
結晶セルロース 10%
還元麦芽糖 43%
ショ糖脂肪酸エステル 2%
実施例5〔飼料〕
実施例1で製造した粉末組成物を以下の原料と配合割合でよく混合し、養豚用飼料を製造した。ただし、ビタミン・ミネラル混合物は1Kg中に硝酸チアミン1.5mg、リボフラビン10.5mg、塩酸ピリドキシン0.75mg、ニコチン酸アミド9mg、D−パントテン酸カルシウム16.4mg、塩酸コリン86.4mg、ビタミンA10,000IU、ビタミンD32,000IU、酢酸トコフェロール10mg、Mn50mg、Fe50mg、Cu10mg、Zn50mg、I1mgを含む。
原料 粉末組成物 2%
トウモロコシ 65%
ダイズ粕 16.5%
フスマ 15.2%
炭酸カルシウム 0.6%
リン酸二石灰 0.05%
塩化ナトリウム 0.3%
ビタミン・ミネラル混合物 0.35%
実施例6〔ドリンク剤〕
実施例1で製造した粉末組成物100gにエタノール1Lを加え、1時間撹拌した後にろ過してエタノール可溶成分(β―クリプトキサンチンなど)を抽出・分離した。この画分をエバポレーターでエタノールを留去・濃縮し、温州みかんエキス10mlを得た。このエキス中にはβ‐クリプトキサンチン(フリー体換算)が5質量%、β‐カロテンが0.5質量%含まれていた。
このエキスと以下の原料をよく混合して100mlとし、ドリンク剤を製造した。
原料 温州みかんエキス 10mg
ブドウ糖果糖液糖 500mg
ニコチン酸アミド 20mg
ビタミンB1硝酸塩 5mg
ビタミンB2リン酸エステル 5mg
ビタミンB6 5mg
無水カフェイン 50mg
実施例7〔ゼリー〕
実施例6で製造した温州みかんエキスと以下の材料をよく混合して100mlとし、みかん風味のゼリーを製造した。
原料 温州みかんエキス 20mg
グラニュー糖 20g
ゼラチン 4g
α−グルコシルヘスペリジン 10mg
実施例8〔アイスクリーム〕
実施例6で製造した温州みかんエキスと以下の材料をよく混合し、β−クリプトキサンチンを強化した低カロリーアイスクリームを製造した。
原料 温州みかんエキス 20mg
豆腐 80g
牛乳 30ml
卵黄 25g
コーンスターチ 20g
還元水あめ 10g
スクラロース 40mg
α−グルコシルヘスペリジン 20mg
β−クリプトキサンチン 2mg
バニラエッセンス 0.01mg
2型糖尿病自然発生マウスに強制投与した場合の血糖値の変動を示す図である。 グルコース負荷試験の結果を示す図である。 2型糖尿病自然発生マウスに強制投与した場合の血糖値の変動を示す図である。 グルコース負荷試験の結果を示す図である。 2型糖尿病自然発生マウスに強制投与した場合の血糖値の変動を示す図である。 グルコース負荷試験の結果を示す図である。 2型糖尿病自然発生マウスに強制投与した場合の血糖値の変動を示す図である。 グルコース負荷試験の結果を示す図である。

Claims (7)

  1. 有効成分としてカロテノイドと、フラボノイド及び/又はその誘導体を含有することを特徴とする抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物。
  2. カロテノイドが、クリプトキサンチン又はその脂肪酸エステルであることを特徴とする請求項1記載の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物。
  3. フラボノイド及び/又はその誘導体が、ヘスペリジン、その誘導体及びヘスペレチンからなる群から選ばれる1又は2以上の物質であることを特徴とする請求項1記載の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物。
  4. カロテノイドと、フラボノイド及び/又はその誘導体が、かんきつ類の果実の搾汁粕及び/又はその酵素処理物に由来するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物を含有することを特徴とする飲食品。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物を含有することを特徴とする医薬品。
  7. 請求項1ないし4のいずれかに記載の抗糖尿病作用及び/又は耐糖能異常改善作用を有する経口投与組成物を含有することを特徴とする飼料。
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